JP2000184435A - 無線通信装置及び無線通信システム - Google Patents

無線通信装置及び無線通信システム

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JP2000184435A
JP2000184435A JP10357501A JP35750198A JP2000184435A JP 2000184435 A JP2000184435 A JP 2000184435A JP 10357501 A JP10357501 A JP 10357501A JP 35750198 A JP35750198 A JP 35750198A JP 2000184435 A JP2000184435 A JP 2000184435A
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邦江 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際の使用状態に適した装置設定及び送信電
力の制御を行って通信品質を高めること。 【解決手段】 相手機に対する送信電力を徐々に下げて
フレームエラーレートが所定レベルとなった時の電界強
度を圏外しきい値とする圏外しきい値決定手段と、この
圏外しきい値決定手段により決定した圏外しきい値を相
手機毎に保持する保持手段と、通信時の圏外検出の際に
前記保持手段に保持される圏外しきい値を用いる圏外検
出手段とを備える。これにより、相手機ごとに通信を行
った上で、正確な圏外しきい値を設定することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線音声あるいは
データ通信において、実際の使用状態に適した装置設定
及び電力制御を行う無線通信装置及び無線通信システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、無線による通話または通信の利用
が急増している。この種の無線通信装置では、装置出荷
時に予め定められた条件で個々の装置に対しての調整が
行われている。
【0003】以下、従来の技術について説明する。従
来、通信不可と判断される電波の基準値である圏外検出
しきい値や、エラーの発生による通信品質の悪化を判断
するエラー検出しきい値の設定、および送信時の電力値
などは、出荷時に工場にて装置単体の設定対標準機との
間で一律に行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来技
術では、工場設定にて圏外検出しきい値を設定するた
め、それ以外の装置間による受信特性や実際に使用する
場所での電波の伝搬特性のバラツキに対応出来ない。ま
た複数の子機があっても一律のしきい値になっていると
いう問題がある。
【0005】また、受信装置側からの受信状態の通知に
基づいて送信電力を制御する場合には、時間的な遅れと
受信レベルの変動に対応出来ないという問題があり、受
信装置側からの通知に基づいて制御しない場合には、常
に最大パワーで送信することになるため、送信電力の効
率的な制御がなされないという問題がある。
【0006】また、工場設定にてエラー検出しきい値を
設定するため、ユーザ一人一人の体感による通話品質に
基づいて設定することができないという問題がある。本
発明は、上述の課題に鑑みて為されたもので、実際の使
用状態に適した装置設定及び送信電力の制御を行って通
信品質の高い無線通信装置及び無線通信システムを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するため、以下の構成をとる。
【0008】請求項1記載の無線通信装置の発明は、相
手機に対する送信電力を徐々に下げてフレームエラーレ
ートが所定レベルとなった時の電界強度を圏外しきい値
とする圏外しきい値決定手段と、この圏外しきい値決定
手段により決定した圏外しきい値を相手機毎に保持する
保持手段と、通信時の圏外検出の際に前記保持手段に保
持される圏外しきい値を用いる圏外検出手段とを備える
構成とした。
【0009】この構成により、任意の親機または子機毎
に実使用に基づいた適正な圏外しきい値を設定すること
ができる。
【0010】請求項2記載の無線通信装置の発明は、送
信電力を徐々に上げて送信する第一送信手段と、この送
信に対し相手機が通知してくるエラーなし時の受信電力
値と所定の測定送信電力値とを記憶する記憶手段と、こ
の記憶手段に記憶された前記測定用送信電力にて送信を
行う第二送信手段とを備える構成とした。
【0011】この構成により、受信側から得た情報を元
に受信側が適性送信電力値を演算するために適した送信
を行うことができる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の無
線通信装置において、前記第一、第二送信手段からの受
信信号中から受信電力値を測定する測定手段と、前記第
一送信手段からの受信信号中のエラーを検出するエラー
検出手段と、このエラー検出手段によりエラーなしと判
断されたときの前記測定手段により測定された受信電力
値と予め記憶する測定用送信電力値とを送信装置に通知
する通知手段と、前記第二送信手段からの受信信号中か
ら測定された受信電力値と前記測定用送信電力値と前記
測定用送信電力にて求めた空間損失とを関係式に代入し
て演算を行う演算手段と、この演算手段により求められ
た値を自装置の適正送信電力値として設定する設定手段
とを備える構成とした。
【0013】この構成により、送信側との間で実際に通
信を行ったうえで最適な送信電力値を得ることができ
る。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項3記載の無
線通信装置において、前記エラー検出手段によるエラー
の検出は全チャネルについて行い、他チャネルと比べて
エラー発生の大きなチャネルを不良チャネルとして使用
しない構成とした。
【0015】この構成により、エラー検出時に不良チャ
ネルを使用不可として予め設定することができるため、
通信時のチャネル選定を迅速に行うことができる。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項3記載の無
線通信装置において、前記エラー検出手段により検出さ
れたエラー量を可視表示する表示手段を備える構成とし
た。
【0017】この構成により、ユーザはエラーの発生状
況を把握することができる。請求項6記載の無線通信装
置の発明は、所定ボタンの押下を監視する監視手段と、
受信信号中のエラーを検出するエラー検出手段と、前記
所定ボタンの押下があった場合に前記エラー検出手段に
より検出されたエラー量をエラー検出しきい値として設
定するエラー検出しきい値決定手段とを備える構成とし
た。
【0018】この構成により、ユーザ一人一人の体感に
よる通信品質に基づいて悪化したと判断する基準を設定
することができるので、どの程度の悪化であれば通信を
続行するか等をユーザ自身が決めることができる。
【0019】請求項7記載の無線通信システムの発明
は、送信電力を徐々に上げて送信する第一送信手段と、
この送信に対し相手機が通知してくる受信電力値と所定
の測定用送信電力値とを記憶する記憶手段と、この記憶
手段に記憶された前記測定用送信電力にて送信を行う第
二送信手段とを有する送信装置と、前記第一、第二送信
手段からの受信信号中から受信電力値を測定する測定手
段と、前記第一送信手段からの受信信号中のエラーを検
出するエラー検出手段と、このエラー検出手段によりエ
ラーなしと判断されたときの前記測定手段により測定さ
れた受信電力値と予め記憶する測定用送信電力値とを送
信装置に通知する通知手段と、前記第二送信手段からの
受信信号中から測定された受信電力値と前記測定用送信
電力値と前記測定用送信電力にて求めた空間損失とを関
係式に代入して演算を行う演算手段と、この演算手段に
より求められた値を自装置の初期送信電力値として設定
する初期設定手段とを有する受信装置とを備える構成と
した。
【0020】この構成により、送信装置と受信装置との
間で実際に通信を行ったうえで送信電力値の初期設定を
行うことができる。
【0021】請求項8記載の発明は、請求項7記載の無
線通信システムにおいて、前記初期設定手段により前記
受信装置において初期送信電力値が決定した後に、送信
装置は前記測定用送信電力により送信を行い、受信装置
は前記測定手段により受信信号中から受信電力値を測定
し、前記演算手段により前記測定された受信電力値と前
記測定用送信電力にて求めた空間損失と前記通知手段に
より通知したエラーなし時の受信電力値とを関係式に代
入して演算を行い、前記演算手段にて求められた値を自
装置の適正送信電力値として設定する設定手段を有する
構成とした。
【0022】この構成により、送信装置と受信装置との
間で実際に通信を行ったうえで、初期設定を踏まえて適
正送信電力値を設定するので、常に最適な送信電力によ
る送信を行うことができる。
【0023】請求項9記載の発明は、請求項7記載の無
線通信システムにおいて、前記初期設定手段により前記
受信装置において初期送信電力値が決定した後に、送信
装置は送信にあたって予め記憶する固定の送信電力値を
受信装置に通知する通知手段を有し、受信装置は前記測
定手段により受信信号中から受信電力値を測定し、前記
演算手段により前記測定された受信電力値と前記通知手
段により通知された固定の送信電力値と前記測定用送信
電力にて求めた空間損失とを関係式に代入して演算を行
い、前記演算手段にて求められた値を自装置の適正送信
電力値として設定する設定手段を有する構成とした。
【0024】この構成により、初期設定を踏まえて固定
の送信電力値を用いて適正送信電力値を設定するので、
短い間隔で適正送信電力値を得ることができる。
【0025】請求項10記載の発明は、請求項7記載の
無線通信システムにおいて、前記初期設定手段により前
記受信装置において初期送信電力値が決定した後に、送
信装置は送信にあたって予め記憶された固定の送信電力
値を受信装置に通知する固定値通知手段と、前記固定の
送信電力あるいは前記測定用送信電力により送信を行う
送信手段とを有し、受信装置は前記測定手段により受信
信号中から受信電力値を測定し、前記演算手段により前
記測定された受信電力値と前記通知手段により通知され
た固定の送信電力値と前記測定用送信電力にて求めた空
間損失とを関係式に代入して演算を行いあるいは前記測
定された受信電力値と前記測定用送信電力にて求めた空
間損失と前記通知手段により通知したエラーなし時の受
信電力値とを関係式に代入して演算を行い、前記演算手
段にて求められた値を自装置の適正送信電力値として設
定する設定手段を有する構成とした。
【0026】この構成により、初期設定を踏まえて固定
の送信電力値および測定用送信電力値を用いて適正送信
電力値を設定するので、測定用送信電力値により適正送
信電力を更新するのに比較的長い間隔での制御の間に、
固定の送信電力値による短い間隔で適正送信電力を得る
ことが可能となる。
【0027】請求項11記載の発明は、請求項10記載の
無線通信システムにおいて、前記受信装置は、第1所定
周期にて前記固定の送信電力値を用いた演算を行う一
方、前記第1所定周期よりも長い第2所定周期にて前記
測定用送信電力を用いた演算を行う構成とした。
【0028】この構成により、固定の送信電力値を用い
て迅速に得られた送信電力にて制御を行いつつ、測定用
送信電力を用いてより適正な送信電力を求めることがで
きる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
無線通信装置の構成を示すブロック図である。図1にお
いて、アンテナ101は電波の送受信を行う。送信部1
02は制御部111からの指示に従い送信動作を行う。
送信レベル設定部103は送信電力のレベル設定を行
う。受信部104は受信動作を行う。受信レベル測定部
105は受信電力のレベル測定を行う。エラー検出部1
06は受信エラーの検出を行う。演算部107は関係式
を用いて最適な送信電力値を得るための演算を行う。メ
モリ108は送信電力値等を記憶する。操作ボタン部1
09は外部からのボタン操作の監視を行う。表示部11
0はディスプレイやLEDへの表示処理を行う。制御部1
11は全体の動作の制御を行う。
【0030】図1の無線通信装置は、親機としても子機
としても使用可能である。以上のように構成された本発
明の一実施の形態に係る無線通信装置について、図2の
フロー図を参照して、圏外しきい値を決定する動作につ
いて説明する。
【0031】まず、本装置を親機、子機として使用した
場合の子機側圏外しきい値を決めるには、ステップ(以
下STと略す)201において、送信レベル設定部10
3にて親機から子機への送信パワーを最大値から一定の
レベル間隔、例えば10%ずつ下げて送信するように送
信パワーのレベル設定を行う。ここで設定された送信パ
ワーにてST202において、親機は送信部102より
アンテナ101を通して子機へ送信を行う。
【0032】ST203〜ST204において、子機は
アンテナ101を通し受信部104にて受信動作を行
い、エラー検出部106にてエラーレートを検出する。
ST205において、エラーレートをメモリ108に記
憶されている所定レベルAと比較し、レベルAよりエラ
ーレートが小さければST203に戻り、受信とエラー
レートの検出を行う。エラーレートのレベルAは工場設
定されたエラー状態の基準値である。ST205でエラ
ーレートがレベルA以上ならば、ST206において、
メモリ108へエラーレート検出時のRSSIをチャネル毎
に保存する。
【0033】ST207において、全チャネルの測定が
終了したか否かを判断し、終了していなければST20
8において親機へチャネル切替要求を送信する。ST2
07にて全チャネルの測定が終了していれば、ST20
9〜ST210において、親機へ終了通知を送信し、メ
モリ108に記憶された全チャネルRSSIより、演算部1
07にて中央値を求め、これを子機固有の適正な圏外検
出しきい値としてメモリ108に記憶する。
【0034】一方、親機は、ST207にて子機からチ
ャネル切替要求を受信した場合は、ST211〜ST2
13において、次の測定チャネルへチャネル切替を行い
送信動作を続行し、ST209にて子機から終了通知を
受信した場合は、送信を終了する。
【0035】以上の説明では、送信側を親機、受信側を
子機として子機側の圏外しきい値を決定する動作につい
て説明したが、送信側を子機、受信側を親機として、同
様に親機側の圏外しきい値を決定することもできる。
【0036】親機が複数の子機を有する場合、他の子機
に付いても同様の処理を行うことにより子機それぞれに
対する圏外しきい値をメモリ108に持つことができ
る。例えば、親機Aが接続する子機B、子機Cについて
それぞれの圏外しきい値B、しきい値Cをメモリに持つ
ことにより、親機Aは子機Bとの通信中には圏外しきい
値Bを、子機Cとの通信中には圏外しきい値Cを参照す
る。そして、電界強度がしきい値BあるいはCより小さ
くなった場合に子機Bあるいは子機Cが圏外に達したと
判断して通信を切断する等の処理を行うものである。
【0037】次に、本発明の一実施の形態に係る無線通
信装置について、図3のフロー図を参照して、送信電力
の制御を行う動作について説明する。
【0038】図3、4は、本発明の一実施例による効率
の良い送信電力調整を行う為の初期設定の動作を示し、
図5、6、7は通話中の送信電力調整を示すフロー図で
ある。送信電力・受信電力は次の式1で考えることがで
きる。
【0039】 Pr[dBm]=Pt[dBm]+Gt[dBm]−L[dBm]+Gr[dBm] …… (式1) 上記式はPt:送信電力、Pr:受信電力、Gt:送信アンテナ利
得、Gr受信アンテナ利得 L:無線空間損失である。上記式1より以下の2式を求
めることができる。
【0040】 子機側に付いては Prps[dBm]=Ptcs[dBm]+Gtcs[dBm]−L[dBm]+Grps[dBm]…(式1−1) 親機側に付いては Prcs[dBm]=Ptps[dBm]+Gtps[dBm]−L[dBm]+Grcs[dBm]…(式1−2) 上記式はPrps:子機受信電力、Ptcs:親機送信電力、Gt
cs:親機送信アンテナ利得、Grps:子機受信アンテナ利
得、Prcs:親機受信電力、Ptps:子機送信電力、Gtps:
子機送信アンテナ利得、Grcs:親機受信アンテナ利得で
ある。
【0041】Gtcs,Gtps,Grcs,Grpsは設計値又は工場
で設定されることが可能なため、メモリ108にて予め
持っている値である。
【0042】式1−1と式1−2は演算部107で使用
する関係式である。以上を踏まえ、以下に実際に関係式
を用いた一つの例を示し、説明する。まず送信電力の調
整を行うには、図3のフロー図にて示す初期設定を行
う。初期設定は、ST301において、送信レベル設定
部103にて親機から子機への送信パワーを最小値から
一定のレベル間隔、例えば10%ずつ上げて送信するよ
うに送信パワーのレベル設定を行う。ここで設定された
送信パワーにてST302において、親機は送信部10
2よりアンテナ101を通して子機へ送信を行う。
【0043】ST303〜ST304において、子機は
アンテナ101を通し受信部104にて受信動作を行
い、エラー検出部106にてエラーレートを検出する。
ST305〜ST306において、エラーレートが0%
かどうかを判断し、エラーレートが0%となった時にエ
ラーレート=0%時の子機受信電力Prps値と、空間損失
を求める時に使用する測定用子機送信電力PtpsL値を親
機へ通知する。
【0044】親機はST307において、送信動作をし
つつ子機からの通知を待ち、子機より通知された前記2
値をST308においてメモリ108に記憶させる。
【0045】続いて、ST309において、同様に子機
側からも送信レベル設定部103にて子機から親機への
送信パワーを最小値から一定のレベル間隔、例えば10
%ずつ上げて送信するように送信パワーのレベル設定を
行う。ここで設定された送信パワーにてST310にお
いて、子機は送信部102よりアンテナ101を通して
親機へ送信を行う。
【0046】ST311〜ST312において、親機は
アンテナ101を通し受信部104にて受信動作を行
い、エラー検出部106にてエラーレートを検出する。
ST313〜ST314において、エラーレートが0%
かどうかを判断し、エラーレートが0%となった時にエ
ラーレート=0%時の親機受信電力Prcs値と、空間損失
を求める時に使用する測定用親機送信電力PtcsL値を子
機へ通知する。
【0047】子機はST315において、送信動作をし
つつ親機からの通知を待ち、親機より通知された前記2
値をST316においてメモリ108に記憶させる。
【0048】なお、上記受信電力の測定は全チャネルに
ついて行い、受信電力としてその中央値をとるものとす
る。また、子機に対し全チャネルの測定を行うので、各
子機の不良チャネルを検出することができる。
【0049】上記のST304のエラーレートの検出に
おいて、他チャネルと比較し極めて装置間の損失が大き
いチャネルを不良チャネルとしマスクし、以降未使用と
することにより、不良チャネルでのチャネル測定の手間
を省き、迅速なチャネル決定をすることが可能となる。
【0050】次に親機、子機各々に付いての初期空間損
失Lを求める初期送信電力を設定する動作について説明
する。図4のST401〜ST402において、親機は
メモリ108に記憶された測定用親機送信電力PtcsLに
て子機へ送信を行い、子機は測定用親機送信電力PtcsL
を受信して受信電力PrpsLを測定する。ST403にお
いて、受信電力PrpsLとメモリ108に記憶されている
親機の送信電力PtcsLとを演算部107が持つ式1−1
に代入する。式1−1により、PrpsLをPrpsに、PtcsLを
Ptcsに代入するとL=LPSが求められる。LPSは上記演算
によって求めた子機側が持つ空間損失Lの初期値であ
る。
【0051】次に、子機は、ST404において、メモ
リ108に記憶された測定用子機送信電力PtpsLにて親
機へ送信を行い、ST405において、親機は測定用子
機送信電力PtpsLを受信して受信電力PrcsLを測定する。
ST406において、受信電力PrcsLとメモリ108に
記憶されている子機の送信電力PtpsLとを演算部107
が持つ式1−2に代入する。式1−2により、PrcsLをP
rcsに、PtpsLをPtpsに代入するとL=Lcsが求められる。
LCSは上記演算によって求めた親機側が持つ空間損失Lの
初期値である。
【0052】次に、ST407において、送信電力の算
出処理を行う。算出処理は演算部107にて式1−1へ
前記処理で求めた空間損失LCSをLに代入し、メモリ10
8に記憶されているGtcsとGrps、エラーレート=0%時
の子機受信電力PrpsをPrpsに代入することにより、初期
の適正なPtcsを求めるものである。求められた親機送信
電力Ptcsは、ST408において、初期親機送信電力と
して設定される。
【0053】一方、子機もST409において、送信電
力の算出処理を行う。算出処理は演算部107にて式1
−2へ前記処理で求めた空間損失LPSをLに代入し、メモ
リ108に記憶されているGtpsとGrcs、エラーレート=
0%時の親機受信電力PrcsをPrcsに代入することによ
り、初期の適正なPtpsを求めるものである。求められた
子機送信電力Ptpsは、ST410において、初期子機送
信電力として設定される。この初期設定は親機と子機を
普段使用する標準的な位置にて行うこととする。
【0054】次に、本発明の一実施の形態に係る無線通
信装置について、図5のフロー図を参照して、第1の通
話中の送信電力調整の動作について説明する。図5に示
す送信電力調整の動作は一定の時間間隔毎に空間損失を
求め、前記時間間隔の間の空間損失を固定とし、関係
式、式1−1、式1−2より送信電力の制御を行うもの
である。
【0055】ST501、ST508において、親機と
子機は通話開始時に特定通信のタイミングを以て所定の
間隔を刻むタイマを起動させる。親機は通常動作を行い
つつ、ST502において、タイマの終了を監視する。
タイマが終了すると、ST503において、測定用送信
電力PtcsLにて子機へ送信を行う。
【0056】一方、ST504において、測定用子機送
信電力Ptpsでの子機からの送信を受信すると、PrcsLを
測定する。次に、ST505において、式1−2より新
空間損失LCSを導く。すなわち、演算部107にて式1
−2へメモリ108に記憶しているGtps、GrcsとPtpsL
をPtpsへ、ST504で測定したPrcsLをPr親機へ代入
し空間損失Lを導き、新LCSを決定してメモリ108に
記憶する。新LCSが決定されると、ST506におい
て、送信電力の設定が式1−1を用いて行われる。
【0057】演算部107にて上記式1−1へメモリ1
08に記憶しているGtcs、Grpsとエラーレート=0%時
子機受信電力PrpsをPrpsへ、ST505で決定された新
LcsをLへ代入し適正Ptcsが導かれ、ST507におい
て、送信電力を更新する。以上の処理を一定時間ごとに
繰り返すことで適正な送信電力の制御を行う。
【0058】一方、子機も同様に通常動作を行いつつ、
ST509において、タイマの終了を監視する。タイマ
が終了すると、ST510において、親機からの測定用
親機送信電力Ptcsでの送信を受信すると、PrpsLを測定
する。次に、ST511において、式1−1より新空間
損失Lpsを導く。すなわち、演算部107にて式1−1
へメモリ108に記憶しているGtcs、GrpsとPtcsLをPtc
sへ、ST510で測定したPrpsLをPrpsへ代入し空間損
失Lを導き、新Lpsを決定しメモリ108へ記憶する。
【0059】次にST512において、測定用送信電力
PtpsLにて親機へ送信を行う一方、ST513におい
て、新Lpsの決定に基づき、送信電力の設定が式1−2
を用いて行われる。
【0060】演算部107にて上記式1−2へ108メ
モリへ記憶しているGtps、Grcsとエラーレート=0%時
親機受信電力PrcsをPrcsへ、ST511で決定された新
LpsをLへ代入し適正Ptpsが導かれ、ST514におい
て、送信電力を更新する。以上の処理を一定時間ごとに
繰り返すことで適正な送信電力の制御を行う。次に、本
発明の一実施の形態に係る無線通信装置について、図6
のフロー図を参照して、固定送信電力を用いた第2の通
話中の送信電力調整の動作について説明する。図6に示
す送信電力制御動作は親機の送信電力を固定とし、子機
にて関係式、式1−1、式1−2より送信電力の制御を
行うものである。
【0061】親機は、ST601〜ST603におい
て、メモリ108より使用送信電力を読み出して子機へ
通知し、以降は通常の送信動作を行う。子機は、ST6
04〜ST605において、親機固定送信電力Ptcsを受
け取り、メモリ108へ記憶する。
【0062】ST606において、子機は親機からの送
信を受信して受信電力Prpsを測定し、ST607におい
て適正子機送信電力Ptpsを算出する。すなわち、演算部
107にて式1−1へメモリ108に記憶されているGt
ps、Grcsと親機固定送信電力PtcsとST606にて測定
したPrpsを各々代入し、空間損失Lを算出する。次に、
式1−2へGtps、Grcs、式1−1より算出したLとエラ
ーレート=0%時のPrcsを各々代入し、適正子機送信電
力Ptpsを求める。
【0063】ST608において、子機送信電力Ptpsを
適正な送信電力として更新設定する。上記ST606〜
ST608の処理を繰り返すことで子機の送信電力の制
御を行うことができる。次に、本発明の一実施の形態に
係る無線通信装置について、図7のフロー図を参照し
て、第3の通話中の送信電力調整の動作を説明する。図
7に示す送信電力制御動作は図5と図6に示した制御処
理を組み合わせることによりより良い送信電力の制御を
行うものである。
【0064】図7のST701、ST704において、
親機と子機は通話開始時に特定通信のタイミングを以て
所定の間隔を刻むタイマを起動させる。親機は、ST7
02において、メモリ108から送信電力Ptcsを読み出
して子機へ通知し、以降はタイムアウトするまでST7
03において通常の送信動作を行う。
【0065】子機は、ST705〜ST706におい
て、親機送信電力Ptcsを受け取り、タイマによる所定期
間においての固定送信電力Ptcsとしてメモリ108に記
憶する。
【0066】ST707において、子機は親機からの送
信を受信し、受信電力Prpsを測定し、ST708におい
て適正子機送信電力Ptpsを算出する。すなわち、演算部
107にて式1−1へメモリ108に記憶されているGt
ps、GrcsとST706にて記憶した親機固定送信電力Pt
csとST707にて測定したPrpsを各々代入し、空間損
失Lを算出する。次に、式1−2へGtps、Grcs、式1−
1より算出したLとエラーレート=0%時の親機受信電
力Prcsを各々代入し、適正子機送信電力Ptpsを求める。
求めた子機送信電力PtpsをST709において、適正な
送信電力として更新設定する。
【0067】上記ST707〜ST709の処理をタイ
マによる所定期間ごとに繰り返すことで子機の送信電力
の制御を行うことができる。
【0068】続いて、親機と子機は上記子機送信電力制
御処理を行うと共にST710、ST711において、
タイマの監視を行う。親機は、タイマが終了すると、S
T712において、測定用送信電力PtcsLにて子機へ送
信を行う一方、ST713において、測定用子機送信電
力Ptpsでの子機からの送信を受信し、ST714におい
て、式1−2より新空間損失Lcsを導く。すなわち、演
算部107にて式1−2へメモリ108に記憶している
Gtps、GrcsとPtpsLをPtpsへ、ST713で測定したPrc
sLをPrcsへ代入して空間損失Lを導き、新Lcsを決定し
メモリ108へ記憶する。
【0069】ST714により新Lcsが決定されると、
ST715において、送信電力の設定が式1−1を用い
て行われる。演算部107にて式1−1へメモリ108
に記憶しているGtcs、Grpsとエラーレート=0%時子機
受信電力PrpsをPrpsへ、ST714で決定された新Lcs
をLへ代入し適正Ptcsが導かれる。次にST716にお
いて、送信電力の更新を行う。以上の処理を一定時間ご
とに繰り返すことで適正な送信電力の制御を行うことが
できる。
【0070】子機も同様にST711においてタイマが
終了すると、ST717において、測定用親機送信電力
Ptcsでの親機からの送信を受信する一方、ST718に
おいて、測定用送信電力PtpsLにて親機へ送信を行う。
次に、ST719において、式1−1より新空間損失Lp
sを導く。すなわち、演算部107にて式1−1へメモ
リ108に記憶しているGtcs、GrpsとPtcsLをPtcsへ、
ST717で測定したPrpsLをPrpsへ代入して空間損失
Lを導き、新Lpsを決定しメモリ108へ記憶する。
【0071】ST719により新Lpsが決定されると、
ST720において、送信電力の設定が式1−2を用い
て行われる。演算部107にて式1−2へメモリ108
に記憶しているGtps、Grcsとエラーレート=0%時親機
受信電力PrcsをPrcsへ、ST719で決定された新Lps
をLへ代入し適正Pt子機が導かれる。次に、ST721
において、送信電力を更新する。以上の処理を一定時間
ごとに繰り返すことで適正な送信電力の制御を行うこと
ができる。
【0072】次に、本発明の一実施の形態に係る無線通
信装置について、図8のフロー図を参照して、エラーレ
ートしきい値を更新する動作について説明する。通話中
にユーザーが通話状態において雑音・音飛び等によって
不快を感じた時点で所定のボタンを押すことにより本動
作は開始される。
【0073】図8のST801において、操作ボタン部
109にて所定のボタンのONの監視を行い、ボタンが押
されない場合は何もしないが、ボタンONを検知すると、
ST802において、装置は制御部111へ知らせ、通
話中にエラー検出部106にて測定されたエラーレート
をメモリ108に保存する。
【0074】また、ST803〜ST804において、
制御部111は、その時点のエラーレートと、その前後
のエラーレートをメモリ108より読み出し、演算部1
07にて読み出されたエラーレートから新しいしきい値
を求め、メモリ108へ再保存することによりしきい値
を更新する。
【0075】通話状態のエラーは、エラーレートしきい
値によって検出され、しきい値がゆるければ多少通話状
態が悪くてもそのまま通話は続行可能となり、しきい値
がきつければ、少しの通話状態の悪化にも対応して改善
措置を行ったり、または切断してしまうこともあるの
で、ユーザ一人一人の好みに合わせた通話品質を提供す
ることができる。
【0076】また、エラーレートは、受信時にエラー検
出部106にてエラーレートを測定し、図9に表示例を
示すように、制御部111を通して表示部110にてエ
ラーレートを、液晶又はLED表示を行うようにすれば、
ユーザがエラー状態を確認して送信の見極め等を行うこ
とができる。
【0077】図9(a)では、エラーレートを液晶にて
パーセント表示を行う例を示す。また、メモリ108に
エラーレート表示をする上での表示しきい値を持つこと
により、図9(b)のような液晶によるイラスト表示
や、図9(c)のように伝送の悪化の程度によエラーレ
ート0%時はLED緑にて表示、テ゛ータ伝送不可能な状態の
エラーレート値以上を赤、両者間を黄のLEDで表すよう
にしても良い。
【0078】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、実際に使用する空間と相手機によってもエラー状態
は変わってくるので、相手機ごとに通信を行った上で、
正確な圏外しきい値を設定することにより、スムーズな
エラー回避を行うことができる。
【0079】また、本発明は、親機と子機の送受信電力
の関係を演算により導いて、効率よく送信電力の制御を
行って、エラーレート0%を保つようにすることができ
る。
【0080】また、本発明は、ユーザー自身が通話状態
のエラーを判断するエラー検出しきい値を設定可能とす
ることにより、ユーザーにとって快適な通話品質を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による無線通信装置の構
成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施の形態による無線装置の圏外し
きい値を決定する動作を示すフロー図
【図3】本発明の一実施の形態による無線装置の送信電
力の調整を行うための初期設定動作を示すフロー図
【図4】本発明の一実施の形態による無線装置の送信電
力の調整を行うための初期設定動作を示すフロー図
【図5】本発明の一実施の形態による無線装置の第1の
通話中の送信電力調整の動作を示すフロー図
【図6】本発明の一実施の形態による無線装置の第2の
通話中の送信電力調整の動作を示すフロー図
【図7】本発明の一実施の形態による無線装置の第3の
通話中の送信電力調整の動作を示すフロー図
【図8】本発明の一実施の形態による無線装置のエラー
レートしきい値を決定する動作を示すフロー図
【図9】本発明の一実施の形態による無線装置のエラー
レートの表示例を示す図
【符号の説明】
101 アンテナ 102 送信部 103 送信レベル設定部 104 受信部 105 受信レベル測定部 106 エラー検出部 107 演算部部 108 メモリ 109 操作ボタン部 110 表示部 111 制御部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手機に対する送信電力を徐々に下げて
    フレームエラーレートが所定レベルとなった時の電界強
    度を圏外しきい値とする圏外しきい値決定手段と、この
    圏外しきい値決定手段により決定した圏外しきい値を相
    手機毎に保持する保持手段と、通信時の圏外検出の際に
    前記保持手段に保持される圏外しきい値を用いる圏外検
    出手段とを備えた無線通信装置。
  2. 【請求項2】 送信電力を徐々に上げて送信する第一送
    信手段と、この送信に対し相手機が通知してくるエラー
    なし時の受信電力値と所定の測定送信電力値とを記憶す
    る記憶手段と、この記憶手段に記憶された前記測定用送
    信電力にて送信を行う第二送信手段とを備えた無線通信
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第一、第二送信手段からの受信信号
    中から受信電力値を測定する測定手段と、前記第一送信
    手段からの受信信号中のエラーを検出するエラー検出手
    段と、このエラー検出手段によりエラーなしと判断され
    たときの前記測定手段により測定された受信電力値と予
    め記憶する測定用送信電力値とを送信装置に通知する通
    知手段と、前記第二送信手段からの受信信号中から測定
    された受信電力値と前記測定用送信電力値と前記測定用
    送信電力にて求めた空間損失とを関係式に代入して演算
    を行う演算手段と、この演算手段により求められた値を
    自装置の適正送信電力値として設定する設定手段とを備
    えた請求項2記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記エラー検出手段によるエラーの検出
    は全チャネルについて行い、他チャネルと比べてエラー
    発生の大きなチャネルを不良チャネルとして使用しない
    ことを特徴とする請求項3記載の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記エラー検出手段により検出されたエ
    ラー量を可視表示する表示手段を備えた請求項3記載の
    無線通信装置。
  6. 【請求項6】 所定ボタンの押下を監視する監視手段
    と、受信信号中のエラーを検出するエラー検出手段と、
    前記所定ボタンの押下があった場合に前記エラー検出手
    段により検出されたエラー量をエラー検出しきい値とし
    て設定するエラー検出しきい値決定手段とを備えた無線
    通信装置。
  7. 【請求項7】 送信電力を徐々に上げて送信する第一送
    信手段と、この送信に対し相手機が通知してくる受信電
    力値と所定の測定用送信電力値とを記憶する記憶手段
    と、この記憶手段に記憶された前記測定用送信電力にて
    送信を行う第二送信手段とを有する送信装置と、前記第
    一、第二送信手段からの受信信号中から受信電力値を測
    定する測定手段と、前記第一送信手段からの受信信号中
    のエラーを検出するエラー検出手段と、このエラー検出
    手段によりエラーなしと判断されたときの前記測定手段
    により測定された受信電力値と予め記憶する測定用送信
    電力値とを送信装置に通知する通知手段と、前記第二送
    信手段からの受信信号中から測定された受信電力値と前
    記測定用送信電力値と前記測定用送信電力にて求めた空
    間損失とを関係式に代入して演算を行う演算手段と、こ
    の演算手段により求められた値を自装置の初期送信電力
    値として設定する初期設定手段とを有する受信装置とを
    備えた無線通信システム。
  8. 【請求項8】 前記初期設定手段により前記受信装置に
    おいて初期送信電力値が決定した後に、送信装置は前記
    測定用送信電力により送信を行い、受信装置は前記測定
    手段により受信信号中から受信電力値を測定し、前記演
    算手段により前記測定された受信電力値と前記測定用送
    信電力にて求めた空間損失と前記通知手段により通知し
    たエラーなし時の受信電力値とを関係式に代入して演算
    を行い、前記演算手段にて求められた値を自装置の適正
    送信電力値として設定する設定手段を有することを特徴
    とする請求項7記載の無線通信システム。
  9. 【請求項9】 前記初期設定手段により前記受信装置に
    おいて初期送信電力値が決定した後に、送信装置は送信
    にあたって予め記憶する固定の送信電力値を受信装置に
    通知する通知手段を有し、受信装置は前記測定手段によ
    り受信信号中から受信電力値を測定し、前記演算手段に
    より前記測定された受信電力値と前記通知手段により通
    知された固定の送信電力値と前記測定用送信電力にて求
    めた空間損失とを関係式に代入して演算を行い、前記演
    算手段にて求められた値を自装置の適正送信電力値とし
    て設定する設定手段を有することを特徴とする請求項7
    記載の無線通信システム。
  10. 【請求項10】 前記初期設定手段により前記受信装置
    において初期送信電力値が決定した後に、送信装置は送
    信にあたって予め記憶された固定の送信電力値を受信装
    置に通知する固定値通知手段と、前記固定の送信電力あ
    るいは前記測定用送信電力により送信を行う送信手段と
    を有し、受信装置は前記測定手段により受信信号中から
    受信電力値を測定し、前記演算手段により前記測定され
    た受信電力値と前記通知手段により通知された固定の送
    信電力値と前記測定用送信電力にて求めた空間損失とを
    関係式に代入して演算を行いあるいは前記測定された受
    信電力値と前記測定用送信電力にて求めた空間損失と前
    記通知手段により通知したエラーなし時の受信電力値と
    を関係式に代入して演算を行い、前記演算手段にて求め
    られた値を自装置の適正送信電力値として設定する設定
    手段を有することを特徴とする請求項7記載の無線通信
    システム。
  11. 【請求項11】 前記受信装置は、第1所定周期にて前
    記固定の送信電力値を用いた演算を行う一方、前記第1
    所定周期よりも長い第2所定周期にて前記測定用送信電
    力を用いた演算を行うことを特徴とする請求項10記載
    の無線通信システム。
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