JP2000184195A - パルス幅変調装置及び画像形成装置 - Google Patents

パルス幅変調装置及び画像形成装置

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JP2000184195A
JP2000184195A JP10356098A JP35609898A JP2000184195A JP 2000184195 A JP2000184195 A JP 2000184195A JP 10356098 A JP10356098 A JP 10356098A JP 35609898 A JP35609898 A JP 35609898A JP 2000184195 A JP2000184195 A JP 2000184195A
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pulse width
width modulation
signal
bias
reference pattern
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JP10356098A
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Mikihiro Mori
美樹博 森
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不必要なパルスの混入が少ないパルス幅変調
信号を形成することができるパルス幅変調装置を得ると
共に、該パルス幅変調装置を用いて高画質な画像を形成
することができる画像形成装置を得る。 【解決手段】 コンパレータ34A、34B及び34C
に入力する各参照波に印加するDC電圧を同一のDC成
分発生装置30により発生されたものとすると共に、デ
ジタルバイアス回路12によってデジタル画像データ
(ビデオデータ)に加えられるバイアス値を参照波のレ
ベルに応じて調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルス幅変調装置
及び画像形成装置に係り、より詳しくは、アナログ画像
信号と基準パターン信号とを比較し、該比較結果に基づ
いてパルス幅変調信号を形成するパルス幅変調装置、及
びパルス幅変調信号に基づいて生成した光ビームで画像
を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパルス幅変調装置によって中間調
の画像を形成する画像形成装置は、特開昭62−399
72号公報に示されるようにデジタル画像データをDA
コンバータにてアナログ画像信号に変換し、変換したア
ナログ画像信号と一つ以上の所定周期の基準パターン信
号とを比較し、比較結果に基づいてパルス幅変調信号を
得ている。
【0003】以下、図11を参照して、画像形成装置に
設けられた従来のパルス幅変調装置について説明する。
図11に示すパルス幅変調装置70には、デジタル画像
データ(ビデオデータ)とパルス幅変調の変調周期及び
記録媒体上での光ビームの照射位置情報を表すデータ
(以下タグデータと称する)とが入力され、デジタル画
像データはDAコンバータ(DAC)72によってアナ
ログ画像信号に変換され、オペアンプ74でインピーダ
ンス変換された後、コンパレータ90A(90B、90
C)の片チャンネルに入力される。
【0004】一方、発振器76によって生成されたビデ
オクロックは、クロック発生器78によってSOS(St
art of Scan )同期信号と同期が取られた後、参照波発
生回路84A(84B、84C)に入力され、参照波
(基準パターン信号)に変換される。参照波発生回路8
4A(84B、84C)から出力された参照波は、コン
デンサからなるACカップリング装置88A(88B、
88C)に入力され、該参照波のDC成分が除去され
る。これによってAC成分のみとなった参照波は、DC
成分発生装置86A(86B、86C)からのDC電圧
(DCバイアス)が加算され、コンパレータ90A(9
0B、90C)のアナログ画像信号が入力されているチ
ャンネルとは異なるチャンネルに入力される。
【0005】例えば、参照波は基準となるビデオクロッ
クを積分回路によって変換することによって三角波とし
て得ることができる。この場合の三角波は振幅が例えば
約1Vとなるように設定され、ACカップリング装置8
8A(88B、88C)に入力されてDC成分が除去さ
れる。
【0006】次に、AC成分のみとされた三角波は、D
C成分発生装置86A(86B、86C)からのDC電
圧が加算され、例えば上部頂点を約−0.5V、下部頂
点を約−1.5Vとする振幅約1Vとなるように設定さ
れてコンパレータ90A(90B、90C)に入力され
る。
【0007】コンパレータ90A(90B、90C)
は、入力されているアナログ画像信号と三角波(参照
波)とを比較し、三角波がアナログ画像信号よりも大き
い部分をハイレベルとしたパルス幅変調信号としてセレ
クタ92に出力する。このパルス幅変調信号におけるパ
ルス幅は、光ビームの照射時間に対応しており、このパ
ルス幅を変化させることにより、露光される画像の階調
を表現している。
【0008】すなわち、このパルス幅変調装置では、A
Cカップリング装置88A(88B、88C)及びDC
成分発生装置86A(86B、86C)によって、入力
されたデジタル画像データとの相対的なレベルを調整す
るために、参照波発生回路84A(84B、84C)か
ら出力された参照波に対してバイアスをかけているので
ある。
【0009】セレクタ92には、各コンパレータ90A
(90B、90C)からのパルス幅変調信号が入力さ
れ、タグデータに基づいて1つのパルス幅変調信号が選
択される。選択されたパルス幅変調信号はレーザドライ
バ96に送られ、該パルス幅変調信号に基づいて図示し
ない半導体レーザから光ビームが射出される。
【0010】一方、本発明者によって出願されたパルス
幅変調装置の技術として、特開平10−65914号公
報記載の技術がある。次に、図12を参照して、同公報
記載の技術について説明する。
【0011】図12に示すように、特開平10−659
14号公報記載の技術は、上述した図11に示す技術に
比較して、画像処理部とDAコンバータ72及びセレク
タ92との間にデジタルバイアス回路71が設けられて
いると共に、ACカップリング装置88A(88B、8
8C)及びDC成分発生装置86A(86B、86C)
が設けられていない点のみが相違している。
【0012】デジタルバイアス回路71は、参照波との
相対的なレベルを調整するために、参照波のレベルに応
じてデジタル画像データに対してバイアス演算を行うも
のであり、このデジタルバイアス回路71を適用するこ
とによって、ACカップリング装置88A(88B、8
8C)及びDC成分発生装置86A(86B、86C)
を不要としていた。
【0013】ところで、画像形成の高速化及び高解像度
化を目的として、半導体レーザを複数備え、該複数の半
導体レーザを同時に駆動することによって、複数ライン
分の画像を同時に形成する画像形成装置がある。
【0014】図13には、上記特開平10−65914
号公報記載の技術を、2つの半導体レーザを備えた画像
形成装置に適用した場合のパルス幅変調装置の概略構成
の一例が示されている。同図に示すように、このパルス
幅変調装置には、図12に示したパルス幅変調装置が半
導体レーザと同数の2組分設けられて構成されている
(但し、発振器76及びクロック発生器78は共用して
いる)。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
図11乃至図13を参照して説明したパルス幅変調装置
では、入力されたデジタル画像データが同一の場合であ
っても参照波の存在位置が参照波発生回路毎に異なる場
合が多く、この場合、出力されるパルス幅変調信号に不
必要なパルスが混入する場合がある、という問題点があ
った。このことを、具体的に示すと次のようになる。
【0016】例えば、図11に示すパルス幅変調装置7
0において、コンパレータ90Aに入力される参照波1
とコンパレータ90Bに入力される参照波2とが、図1
4に示す状態、すなわち、参照波1が上部頂点を約−
0.5V、下部頂点を約−1.5Vとする振幅約1Vの
三角波となっており、参照波2が上部頂点を約−0.2
V、下部頂点を約−1.2Vとする振幅約1Vの三角波
となっており、各参照波の上部頂点がデジタル画像デー
タの0(零)に対応する場合について説明する。なお、
図14に示すように各参照波の存在位置(電圧レベル)
が異なってしまうのは、参照波毎にDC成分を加えてい
るために、調整工程での調整精度差や部品差等が生じる
ためである。
【0017】図15に示すように、画素毎のデジタル画
像データ(ビデオデータ)が連続して0(零)であり、
タグデータに基づいて画素毎に参照波1及び参照波2を
切り換えて用いる場合、参照波の切り換え毎にDAコン
バータ72から出力されるアナログ画像信号には遅れが
生じてオーバーシュート又はアンダーシュートが発生す
る。
【0018】この際、コンパレータ90Aから出力され
るパルス幅変調信号(参照波1パルス幅変調信号)はア
ナログ画像信号が参照波1より小さくなる事がないため
各画素ともローレベルとなるが、コンパレータ90Bか
ら出力されるパルス幅変調信号(参照波2パルス幅変調
信号)はアナログ画像信号より電圧が低い場合にハイレ
ベルとなる。ここで、このハイレベルとなる期間には、
上記遅れの期間も含まれているため、最終的にセレクタ
92から出力されるパルス幅変調信号には、上記遅れの
期間に相当するパルスが含まれてしまうことになる。
【0019】一方、図16に示すように、参照波1の方
が参照波2に比較して相対的に電圧レベルが高い場合に
は、アナログ画像信号には上記同様に参照波の切り換え
毎にオーバーシュート又はアンダーシュートが発生し、
この際のアンダーシュートによりアナログ画像信号の電
圧値が参照波2以下となった場合にコンパレータ90B
から出力されるパルス幅変調信号に不必要なパルス(ハ
イレベル)が生じてしまう。この結果、最終的にセレク
タ92から出力されるパルス幅変調信号には、上記不必
要なパルスが含まれてしまうことになる。
【0020】図17には、入力されるデジタル画像デー
タ(ビデオデータ)に0(零)以外のデータ(図17で
は10進数の220)が含まれる場合のパルス幅変調信
号の状態が示されている。
【0021】同図に示すように、この場合は、デジタル
画像データが0から220(10進数)に変化する際に
アンダーシュートが発生し、アナログ画像信号の電圧は
一旦参照波1よりも低くなった後に再び参照波1よりも
高くなる。この場合には、コンパレータ90Aから出力
されるパルス幅変調信号には、上記アンダーシュートに
よってアナログ画像信号の電圧が参照波1より低くなっ
ている期間に対応して不必要なパルス(ハイレベル)が
生じてしまう。従ってこの場合も、最終的にセレクタ9
2から出力されるパルス幅変調信号には、上記不必要な
パルスが含まれてしまうことになる。
【0022】図12及び図13に示したパルス幅変調装
置においても各参照波の存在位置を一致させることは難
しく、以上のような不必要なパルスがパルス幅変調信号
に含まれてしまう現象は図12及び図13に示すパルス
幅変調装置であっても発生する可能性が高く、このよう
な不必要なパルスがパルス幅変調信号に含まれた場合、
結果的に画像形成装置によって形成される画像の階調特
性に悪影響を及ぼして画質を悪化させることになる。
【0023】本発明は上記問題点を解消するために成さ
れたものであり、不必要なパルスの混入が少ないパルス
幅変調信号を形成することができるパルス幅変調装置を
提供すると共に、該パルス幅変調装置を用いて高画質な
画像を形成することができる画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のパルス幅変調装置は、複数の基準パ
ターン信号を発生する基準パターン信号発生手段と、入
力されたデジタル画像データとの相対的なレベルを調整
するために、前記基準パターン信号発生手段によって発
生された複数の基準パターン信号に対して同一のバイア
スをかけるアナログバイアス手段と、前記基準パターン
信号との相対的なレベルを調整するために、基準パター
ン信号のレベルに応じて前記デジタル画像データに対し
てバイアス演算を行うデジタルバイアス演算手段と、前
記デジタルバイアス演算手段によってバイアス演算が行
われたデジタル画像データをアナログ画像信号に変換す
るアナログ変換手段と、前記アナログ変換手段によって
変換されたアナログ画像信号と前記アナログバイアス手
段によってバイアスがかけられた基準パターン信号とを
比較し、該比較結果に基づいてパルス幅変調信号を形成
する信号形成手段と、を備えている。
【0025】請求項1に記載のパルス幅変調装置によれ
ば、基準パターン信号発生手段によって複数の基準パタ
ーン信号が発生され、入力されたデジタル画像データと
の相対的なレベルを調整するために、アナログバイアス
手段によって上記複数の基準パターン信号に対して同一
のバイアスがかけられる。従って、このアナログバイア
ス手段の作用によって、上記複数の基準パターン信号の
レベルを略同一とすることができる。なお、上記基準パ
ターン信号としては、三角波、鋸状波、正弦波、方形波
等を適用することができる。
【0026】また、請求項1に記載のパルス幅変調装置
では、基準パターン信号との相対的なレベルを調整する
ために、デジタルバイアス演算手段によって基準パター
ン信号のレベルに応じて上記デジタル画像データに対し
てバイアス演算が行われ、該バイアス演算が行われたデ
ジタル画像データがアナログ変換手段によってアナログ
画像信号に変換され、信号形成手段によって、上記アナ
ログ画像信号と上記アナログバイアス手段によってバイ
アスがかけられた基準パターン信号とが比較され、該比
較結果に基づいてパルス幅変調信号が形成される。
【0027】このように、請求項1に記載のパルス幅変
調装置によれば、複数の基準パターン信号に対して同一
のバイアスをかけると共に基準パターン信号のレベルに
応じてデジタル画像データに対してバイアス演算を行っ
ているので、各基準パターン信号の存在位置を略同一と
することができ、不必要なパルスの混入が少ないパルス
幅変調信号を形成することができる。
【0028】なお、請求項2に記載の発明のように、請
求項1記載の発明において、前記アナログバイアス手段
によって前記複数の基準パターン信号に対して同一のバ
イアスをかける際に、前記基準パターン信号の高周波成
分が前記アナログバイアス手段に流入することを防止す
るための防止手段を更に備えることが好ましい。
【0029】また、請求項3記載の画像形成装置は、請
求項1又は請求項2記載のパルス幅変調装置を備えた画
像形成装置であって、前記信号形成手段により形成され
たパルス幅変調信号に基づいて光ビームを発生する光ビ
ーム発生手段と、前記光ビーム発生手段によって発生さ
れた光ビームを記録媒体に対して走査する光走査手段
と、を備えている。
【0030】請求項3に記載の画像形成装置は、請求項
1又は請求項2記載のパルス幅変調装置が備えられてお
り、光ビーム発生手段によって、信号形成手段により形
成されたパルス幅変調信号に基づいて光ビームが発生さ
れ、この光ビーム発生手段によって発生された光ビーム
が光走査手段によって記録媒体に対して走査される。こ
の光ビーム発生手段及び光走査手段の作用によって記録
媒体に上記デジタル画像データに対応する画像が形成さ
れる。
【0031】このように、請求項3に記載の画像形成装
置によれば、請求項1又は請求項2記載のパルス幅変調
装置が備えられており、備えられているパルス幅変調装
置によって形成されたパルス幅変調信号に基づいて画像
を形成しているので、請求項1又は請求項2記載の発明
と同様に、複数の基準パターン信号に対して同一のバイ
アスをかけると共に基準パターン信号のレベルに応じて
デジタル画像データに対してバイアス演算を行っている
ので、各基準パターン信号の存在位置を略同一とするこ
とができ、不必要なパルスの混入が少ないパルス幅変調
信号を形成することができ、形成される画像の画質を向
上させることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、本発明に
係る第1実施形態について説明する。まず、図1を参照
して、本発明に係るパルス幅変調装置が設けられた画像
形成装置11の概略構成について説明する。
【0033】図1に示すように、画像形成装置11に
は、光源としての半導体レーザ114が設置されてお
り、この半導体レーザ114の光ビームの射出側近傍に
は、入射された光ビームを拡散光線から平行光線に変換
するコリメータレンズ、及び該光ビームをポリゴンミラ
ー118の側面に設けられた反射面118Cに集束させ
るシリンドリカルレンズで構成された第1の光学系11
6が配置されている。なお、上記シリンドリカルレンズ
は、各反射面118Cの面倒れを補正する役割も有す
る。
【0034】ポリゴンミラー118は、その側面に反射
面118Cを所定数(一例として6つ)有すると共に、
軸118Aを中心に矢印R方向に一定の角速度で高速回
転しており、各反射面118Cへの光ビームの入射角を
連続的に変化させ偏向する役割を有している。即ち、ポ
リゴンミラー118は、光ビームを偏向して矢印Mで示
す主走査方向に沿って走査させる。
【0035】ポリゴンミラー118によって偏向された
光ビームの進行方向には、後述する感光体ドラム124
上での該光ビームの結像点を矢印Mで示す主走査方向に
等速度移動させるためのfθレンズで構成された第2の
光学系120が配置されている。この第2の光学系12
0を透過した光ビームは、シリンドリカルミラー122
を介して感光体ドラム124の面上に結像する。
【0036】感光体ドラム124は、円筒状に成形され
ており、軸124Aを中心として矢印K方向に回転して
いる。即ち、感光体ドラム124の側面(ドラム面)
は、矢印Mで示す主走査方向に垂直な副走査方向にスク
ロールしている。
【0037】よって、上記第2の光学系120の作用に
よる感光体ドラム124上の結像点の主走査方向に沿っ
た等速度移動と、感光体ドラム124の副走査方向への
スクロールと、によって、感光体ドラム124は光ビー
ムにより走査される。
【0038】なお、光ビームの主走査方向の端部で感光
体ドラム124への画像の露光に影響しない部分にはミ
ラー126が配置されており、ミラー126による光ビ
ームの反射方向における、感光体ドラム124の表面と
光学的に等価な位置には、感光体ドラム124に照射さ
れる光ビームの光量を検出するための光量検出器128
が配置されている。
【0039】光量検出器128による光量の検出結果
は、画像形成装置11における画像形成処理の全体を制
御する制御装置100に送出される。この制御装置10
0は、図示しないマイクロコンピュータを含んで構成さ
れている。この制御装置100には、各種画像処理を行
う画像処理部101が接続されており、画像処理部10
1は画像処理したデジタル画像データを記憶装置102
へ記憶する。また、画像処理部101はデジタル画像デ
ータと前述したタグデータとをパルス幅変調装置10に
送信する。一方、制御装置100は、後述する参照波毎
にバイアス値を設定し、パルス幅変調装置10に送信す
る。パルス幅変調装置10には、半導体レーザ114に
よる光ビーム射出動作をパルス幅変調信号に基づいて制
御するレーザドライバ44が接続されている。
【0040】次に、図2乃至図5を参照して、パルス幅
変調装置10の構成について説明する。図2に示すパル
ス幅変調装置10には、画像処理部101からのデジタ
ル画像データ(ビデオデータ)に対して制御装置100
からのバイアス値に基づいてバイアス演算を行うデジタ
ルバイアス回路12、DAコンバータ(DAC)14、
オペアンプ16、及び3つのコンパレータ34A、34
B及び34Cが設けられている。
【0041】上記デジタルバイアス回路12には、図3
に示すように、加算器12A、セレクタ12B、及び後
述する参照波発生回路と同数のバッファ12X、12
Y、12Zが設けられている。加算器12Aの一方の入
力端(A入力端)は、画像処理部101のデジタル画像
データ(ビデオデータ)Vを出力する出力端に接続され
ており、他方の入力端(B入力端)はセレクタ12Bの
出力端に接続されており、更に出力端はDAコンバータ
14に接続されている。
【0042】一方、セレクタ12Bのセレクト端子は、
画像処理部101のタグデータT(デジタル画像データ
Vに対応するタグデータ)を出力する出力端に接続され
ており、残りの3つの入力端は、各々制御装置100か
らのバイアス値を示す3本の信号線に入力端が接続され
たバッファ12X、12Y及び12Zの出力端に各々接
続されている。
【0043】図2に示すように、DAコンバータ14の
出力端はオペアンプ16を介して3つに分岐されて各々
コンパレータ34A、34B及び34Cの一方の入力端
に接続されている。
【0044】一方、パルス幅変調装置10には発振器1
8が設けられており、発振器18の出力端は一方の入力
端にSOS同期信号が入力されたクロック発生器20の
他方の入力端に接続されている。
【0045】クロック発生器20の出力端は2つに分岐
しており、一方は参照波発生回路28Aの入力端に、他
方はDフリップフロップ(以下、単にフリップフロップ
という)22のクロック入力端に各々接続されており、
更にフリップフロップ22のQ端子は参照波発生回路2
8Bの入力端に、フリップフロップ22のQ’端子はフ
リップフロップ22のD端子及び参照波発生回路28C
の入力端に各々接続されている。
【0046】また、参照波発生回路28A、28B及び
28Cの各々の出力端はACカップリング装置32A、
32B及び32Cの一端に各々接続されており、ACカ
ップリング装置32A、32B及び32Cの他端は、各
々フェライトビーズ(FB)36A、36B及び36C
を介して同一のDC成分発生装置30の出力端に接続さ
れていると共に、コンパレータ34A、34B及び34
Cの各々の他方の入力端に接続されている。
【0047】更に、コンパレータ34A、34B及び3
4Cの各々の出力端はセレクタ40の入力端に接続され
ており、セレクタ40の出力端はレーザドライバ44の
入力端に接続されている。なお、セレクタ40のセレク
ト端子は、画像処理部101のタグデータTを出力する
端子にデジタルバイアス回路12内において接続されて
いる。
【0048】なお、本実施の形態における参照波発生回
路28A、28B及び28Cとしては、図4に示すよう
に、積分回路24及び増幅回路26等によって構成され
た三角波発生回路を適用している。また、本実施の形態
におけるDC成分発生装置30としては、図5に示すよ
うに、可変抵抗30Aを用いた回路を適用し、可変抵抗
30Aに加える電圧を分圧することによってDC電圧を
制御するものとされている。
【0049】上記デジタルバイアス回路12が本発明の
デジタルバイアス演算手段に、上記DAコンバータ14
及びオペアンプ16が本発明のアナログ変換手段に、上
記コンパレータ34A、34B及び34Cが本発明の信
号形成手段に、上記参照波発生回路28A、28B及び
28Cが本発明の基準パターン信号発生手段に、上記D
C成分発生装置30が本発明のアナログバイアス手段
に、上記レーザドライバ44と半導体レーザ114が本
発明の光ビーム発生手段に、上記ポリゴンミラー118
が本発明の光走査手段に、上記感光体ドラム124が本
発明の記録媒体に、各々相当する。
【0050】次に、パルス幅変調装置10の作用につい
て説明する。なお、各参照波発生回路に対応してデジタ
ルバイアス回路12に設けられているバッファ12X、
12Y及び12Zに対して制御装置100から各々入力
されるバイアス値は、各々コンパレータ34A、34B
及び34Cに入力される参照波のレベルの変動に対応し
て予め微調整されている。すなわち、各参照波には同一
のDC成分発生装置30によって発生されたDC電圧が
加えられて各参照波は略同一の存在位置(電圧レベル)
とされるが、各部品の定数の誤差等に起因して各参照波
には若干の存在位置のずれが生じるので、このずれに対
応してデジタル画像データに対するバイアス値を微調整
しておくのである。この微調整によって、各参照波の存
在位置のずれは見かけ上相殺することができる。
【0051】図3に示すように、制御装置100から出
力されたバイアス値は参照波発生回路毎に割り当てられ
たバッファ12X、12Y、12Zのうちの1つに格納
される。タグデータTに基づいてセレクタ12Bが1つ
のバッファを選択し、選択されたバッファに格納された
バイアス値は加算器12Aに入力される。また、加算器
12Aには、制御装置100からのデジタル画像データ
(ビデオデータ)Vも入力されており、加算器12Aに
よってデジタル画像データVにバイアス値が加算され
る。
【0052】バイアス値が加算された画像データは画像
データ(ビデオデータ)V2として出力され、図2に示
すDAコンバータ14によってアナログ画像信号に変換
されて、オペアンプ16でインピーダンス変換された
後、コンパレータ34A、34B、34Cの各々の一方
の入力端に入力される。
【0053】一方、発振器18によって生成されたビデ
オクロックは、クロック発生器20によってSOS同期
信号と同期が取られた後、参照波発生回路28A、28
B、28Cにそれぞれ入力されて参照波に変換される。
なお、参照波発生回路28B、28Cに入力されるビデ
オクロックは、フリップフロップ22によって周期が2
倍になるように変換される。上述したように参照波発生
回路28A、28B、28Cは積分回路を含んで構成さ
れており、入力されたビデオクロックを基に振幅が所定
値(本実施の形態では約1V)の三角波(参照波)を発
生する。
【0054】参照波発生回路28A、28B、28Cの
各々によって発生された参照波は、ACカップリング装
置32A、32B、32Cに各々入力されてDC成分が
除去される。次に、AC成分のみとされた各参照波には
同一のDC成分発生装置30からのDC電圧が各々フェ
ライトビーズ36A、36B、36Cを介して印加さ
れ、例えば上部頂点が約−0.5V、下部頂点が約−
1.5Vとする振幅約1Vとなるように設定されてコン
パレータ34A、34B、34Cに各々入力される。
【0055】なお、上記フェライトビーズ36A、36
B及び36Cは、参照波に含まれる高周波成分がDC成
分発生装置30に流入することを防止するために設けら
れたものであり、本発明の防止手段に相当する。
【0056】図6には参照波発生回路28A、28B、
28Cによって各々発生されてACカップリング装置3
2A、32B、32Cで各々DC成分が除去され、更に
DC成分発生装置30からの同一のDC電圧が各々印加
された参照波1、2、3の一例が示されている。同図に
示すように、参照波2及び3は周期が参照波1の2倍と
なっており、かつ参照波2と参照波3との位相が180
度ずれたものとなっている。参照波1、2、3が本発明
の基準パターン信号に相当する。
【0057】コンパレータ34A、34B、34Cは各
々、入力されているアナログ画像信号と参照波とを比較
し、参照波がアナログ画像信号よりも大きな部分をパル
ス幅変調信号としてセレクタ40に出力する。すなわ
ち、例えばコンパレータ34Aでは、図6に示すよう
に、参照波1がアナログ画像信号よりも大きな部分のみ
をハイレベルとしたパルス幅変調信号を出力する。この
パルス幅変調信号におけるパルス幅は、光ビームの照射
時間に対応しており、このパルス幅を変化させることに
より、露光される画像の階調を表現している。
【0058】図7には、画像処理部101から入力され
たデジタル画像データとコンパレータ34Aから出力さ
れたパルス幅変調信号のパルス幅との関係(以下、パル
ス幅変調信号の出力特性という)の一例を示すグラフが
示されている。同図に示すように、デジタル画像データ
の値が大きくなるに従ってパルス幅変調信号のパルス幅
は大きくなる。
【0059】セレクタ40には、コンパレータ34A、
34B、34Cの各々からのパルス幅変調信号が入力さ
れ、タグデータT(パルス幅変調の変調周期及び位置情
報データ)に基づいて1つのパルス幅変調信号が選択さ
れる。選択されたパルス幅変調信号はレーザドライバ4
4に送られて、該パルス幅変調信号に基づいて半導体レ
ーザ114(図1も参照)からデジタル画像データVに
応じた光ビームが射出される。
【0060】図8には本実施の形態に係るパルス幅変調
装置10の作動時における各信号の状態が示されてい
る。同図に示すように、パルス幅変調装置10では、参
照波1及び参照波2の各々の上部頂点及び下部頂点の電
圧レベルを略同一とすることができ(参照波3も同
様)、画素毎に参照波を切り換えた場合においても最終
的に得られるパルス幅変調信号には不必要なパルスが発
生することがない。
【0061】以上詳細に説明したように、本第1実施形
態に係るパルス幅変調装置及び画像形成装置では、複数
の参照波に加えるDC電圧として同一のDC成分発生装
置によって発生されたDC電圧を用いると共に、デジタ
ルバイアス回路によって構成部品の定数誤差等に起因す
る参照波のレベルの変動に応じてデジタル画像データに
加えるバイアス値を微調整しているので、参照波の存在
位置を略同一とすることができ、不必要なパルスの混入
が少ないパルス幅変調信号を形成することができ、この
パルス幅変調信号を用いた画像形成装置によって形成さ
れる画像の画質を向上させることができる。
【0062】また、本第1実施形態に係るパルス幅変調
装置及び画像形成装置では、デジタルバイアス回路によ
って構成部品の定数誤差等に起因する参照波のレベルの
変動に応じてデジタル画像データに加えるバイアス値を
微調整しているので、DC成分発生装置の高精度化や調
整を行う必要がなく、DC成分発生装置を抵抗分圧等に
よる簡易な構成とすることができ、装置のコストを低減
することができる。
【0063】[第2実施形態]本第2実施形態では、画
像形成の高速化及び高解像度化を目的として、2つの半
導体レーザを備えた画像形成装置の各半導体レーザを同
時に駆動させるためのパルス幅変調装置の実施形態につ
いて説明する。
【0064】図9には、本第2実施形態に係るパルス幅
変調装置10’の概略構成が示されている。なお、図9
の図2と同様の部分については同一の符号を付して、そ
の説明を省略する。
【0065】図9に示すように、本第2実施形態に係る
パルス幅変調装置10’は、図示しない2つ目の半導体
レーザに対応して、図2に示したパルス幅変調装置10
を構成する各部が概ね2組分設けられたものである。但
し、パルス幅変調装置10’では、デジタルバイアス回
路12、発振器18、クロック発生器20、及びDC成
分発生装置30は共用して用いている。
【0066】すなわち、本第2実施形態に係るパルス幅
変調装置10’は、上記第1実施形態に係るパルス幅変
調装置10に対して、図示しない2つ目の半導体レーザ
に対応する、DAコンバータ14’、オペアンプ1
6’、フリップフロップ22’、参照波発生回路28
A’、28B’、28C’、ACカップリング装置32
A’、32B’、32C’、フェライトビーズ36
A’、36B’、36C’、コンパレータ34A’、3
4B’、34C、セレクタ40’、及びレーザドライバ
44’が追加されたものである。
【0067】この場合も、上記第1実施形態に係るパル
ス幅変調装置10と同様に、制御装置100から入力さ
れてデジタルバイアス回路12においてデジタル画像デ
ータV及びV’に加えられるバイアス値は、各々コンパ
レータ34A、34B、34C、及び34A’、34
B’、34C’に入力される参照波のレベルの変動に対
応して予め微調整しておくと共に、同一のDC成分発生
装置30から各参照波に対して同一のDC電圧を印加す
る。
【0068】従って、本第2実施形態に係るパルス幅変
調装置及び画像形成装置においても、上記第1実施形態
に係るパルス幅変調装置及び画像形成装置と同様に、複
数の参照波に加えるDC電圧として同一のDC成分発生
装置によって発生されたDC電圧を用いると共に、デジ
タルバイアス回路によって構成部品の定数誤差等に起因
する参照波のレベルの変動に応じてデジタル画像データ
に加えるバイアス値を微調整しているので、参照波の存
在位置を略同一とすることができ、不必要なパルスの混
入が少ないパルス幅変調信号を形成することができ、こ
のパルス幅変調信号を用いた画像形成装置によって形成
される画像の画質を向上させることができる。
【0069】また、本第2実施形態に係るパルス幅変調
装置及び画像形成装置においても、デジタルバイアス回
路によって構成部品の定数誤差等に起因する参照波のレ
ベルの変動に応じてデジタル画像データに加えるバイア
ス値を微調整しているので、DC成分発生装置の高精度
化や調整を行う必要がなく、DC成分発生装置を抵抗分
圧等による簡易な構成とすることができ、装置のコスト
を低減することができる。
【0070】[第3実施形態]本第3実施形態では、2
つの半導体レーザを備えた画像形成装置の各半導体レー
ザを同時に駆動させるためのパルス幅変調装置の上記第
2実施形態とは異なる実施形態について説明する。
【0071】図10には、本第3実施形態に係るパルス
幅変調装置10’’の概略構成が示されている。なお、
図10の図9と同様の部分については同一の符号を付し
て、その説明を省略する。
【0072】図10に示すように、本第3実施形態に係
るパルス幅変調装置10’’は、図9に示したパルス幅
変調装置10’において、コンパレータ34A’、34
B’、34C’の各々に入力する参照波を、コンパレー
タ34A、34B、34Cの各々に入力する参照波と共
用したものである。従って、パルス幅変調装置10’’
はパルス幅変調装置10’に対して、フリップフロップ
22’、参照波発生回路28A’、28B’、28
C’、ACカップリング装置32A’、32B’、32
C’、及びフェライトビーズ36A’、36B’、36
C’を除いた構成とされている。
【0073】従って、本第3実施形態に係るパルス幅変
調装置及び画像形成装置においても、上記第2実施形態
に係るパルス幅変調装置及び画像形成装置と同様に、複
数の参照波に加えるDC電圧として同一のDC成分発生
装置によって発生されたDC電圧を用いると共に、デジ
タルバイアス回路によって構成部品の定数誤差等に起因
する参照波のレベルの変動に応じてデジタル画像データ
に加えるバイアス値を微調整しているので、参照波の存
在位置を略同一とすることができ、不必要なパルスの混
入が少ないパルス幅変調信号を形成することができ、こ
のパルス幅変調信号を用いた画像形成装置によって形成
される画像の画質を向上させることができる。
【0074】また、本第3実施形態に係るパルス幅変調
装置及び画像形成装置においても、デジタルバイアス回
路によって構成部品の定数誤差等に起因する参照波のレ
ベルの変動に応じてデジタル画像データに加えるバイア
ス値を微調整しているので、DC成分発生装置の高精度
化や調整を行う必要がなく、DC成分発生装置を抵抗分
圧等による簡易な構成とすることができ、装置のコスト
を低減することができる。
【0075】なお、上記各実施形態では、参照波を三角
波とした場合について説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、例えば鋸状波、正弦波、方形波等
とする形態としてもよい。
【0076】また、上記各実施形態では、参照波の種類
を図6に示す3種類とした場合について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、4種類以上もし
くは3種類未満とする形態としてもよいことはいうまで
もない。
【0077】また、上記各実施形態では、図6に示す参
照波2及び参照波3を、参照波1の2倍周期とした場合
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、2倍周期以外の例えば3倍周期等であってもよ
い。
【0078】また、上記各実施形態では、本発明の防止
手段としてフェライトビーズを適用した場合について説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、参
照波からの高周波成分のDC成分発生装置への流入を防
止することができるものであれば如何なるものでも適用
することができ、例えば抵抗等を適用する形態としても
よい。
【0079】また、上記各実施形態では、DC成分発生
装置30として、図5に示した抵抗分圧による回路を適
用した場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、DC電圧を発生することができるも
のであれば如何なるものでも適用することができ、例え
ば、可変出力レギュレータを用いた回路、DAコンバー
タを用いた回路、安定化電源等を適用する形態としても
よい。
【0080】また、上記各実施形態では、本発明の光走
査手段としてポリゴンミラー118を適用した場合につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えばガルバノメータミラー等を適用する形態とし
てもよい。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、複数の基準パターン信
号に対して同一のバイアスをかけると共に基準パターン
信号のレベルに応じてデジタル画像データに対してバイ
アス演算を行っているので、各基準パターン信号の存在
位置を略同一とすることができ、不必要なパルスの混入
が少ないパルス幅変調信号を形成することができる、と
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態に係るパルス幅変調装置を含ん
で構成された画像形成装置の構成を示す概略構成図であ
る。
【図2】 第1実施形態におけるパルス幅変調装置の構
成を示す概略構成図である。
【図3】 図2のパルス幅変調装置におけるデジタルバ
イアス回路の構成を示す概略構成図である。
【図4】 図2のパルス幅変調装置における参照波発生
回路の回路構成例を示す回路図である。
【図5】 図2のパルス幅変調装置におけるDC成分発
生装置の回路構成例を示す回路図である。
【図6】 図2のパルス幅変調装置の参照波発生回路に
よって発生される参照波の一例を示すと共に、参照波及
びアナログ画像信号とパルス幅変調信号との関係を示す
タイムチャートである。
【図7】 コンパレータから出力されるパルス幅変調信
号のデジタル画像データに対する特性を示すグラフであ
る。
【図8】 図2のパルス幅変調装置に対して入力される
デジタル画像データ(ビデオデータ)及びタグデータ
と、パルス幅変調装置によって生成されるアナログ画像
信号、参照波、及びパルス幅変調信号の状態の一例を示
すタイムチャートである。
【図9】 第2実施形態におけるパルス幅変調装置の構
成を示す概略構成図である。
【図10】 第3実施形態におけるパルス幅変調装置の
構成を示す概略構成図である。
【図11】 従来のパルス幅変調装置の構成の一例を示
す概略構成図である。
【図12】 従来のパルス幅変調装置の構成の別の例を
示す概略構成図である。
【図13】 従来のパルス幅変調装置の構成の別の例を
示す概略構成図である。
【図14】 従来のパルス幅変調装置における問題点の
説明に供する図であり、参照波の状態の一例を示すタイ
ムチャートである。
【図15】 従来のパルス幅変調装置における問題点の
説明に供する図であり、従来のパルス幅変調装置に対し
て入力されるデジタル画像データ(ビデオデータ)及び
タグデータと、パルス幅変調装置によって生成されるア
ナログ画像信号、参照波、及びパルス幅変調信号の状態
の一例を示すタイムチャートである。
【図16】 従来のパルス幅変調装置における問題点の
説明に供する図であり、参照波の状態が図15と逆の場
合のタイムチャートである。
【図17】 従来のパルス幅変調装置における問題点の
説明に供する図であり、デジタル画像データ(ビデオデ
ータ)に0(零)以外の値がある場合の、従来のパルス
幅変調装置に対して入力されるデジタル画像データ及び
タグデータと、パルス幅変調装置によって生成されるア
ナログ画像信号、参照波、及びパルス幅変調信号の状態
の一例を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
10、10’、10’’ パルス幅変調装置 11 画像形成装置 12 デジタルバイアス回路(デジタルバイアス演算
手段) 14、14’ デジタルアナログコンバータ(アナロ
グ変換手段) 28A、28B、28C参照波発生回路(基準パターン
信号発生手段) 28A’、28B’、28C’参照波発生回路(基準パ
ターン信号発生手段) 30 DC成分発生装置(アナログバイアス手段) 32A、32B、32C ACカップリング装置 34A、34B、34C コンパレータ(信号形成手
段) 34A’、34B’、34C’ コンパレータ(信号
形成手段) 36A、36B、36C フェライトビーズ(防止手
段) 36A’、36B’、36C’ フェライトビーズ
(防止手段) 44、44’ レーザドライバ(光ビーム発生手段) 100 制御装置 101 画像処理部 114 半導体レーザ(光ビーム発生手段) 118 ポリゴンミラー(光走査手段) 124 感光体ドラム(記録媒体)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基準パターン信号を発生する基準
    パターン信号発生手段と、 入力されたデジタル画像データとの相対的なレベルを調
    整するために、前記基準パターン信号発生手段によって
    発生された複数の基準パターン信号に対して同一のバイ
    アスをかけるアナログバイアス手段と、 前記基準パターン信号との相対的なレベルを調整するた
    めに、基準パターン信号のレベルに応じて前記デジタル
    画像データに対してバイアス演算を行うデジタルバイア
    ス演算手段と、 前記デジタルバイアス演算手段によってバイアス演算が
    行われたデジタル画像データをアナログ画像信号に変換
    するアナログ変換手段と、 前記アナログ変換手段によって変換されたアナログ画像
    信号と前記アナログバイアス手段によってバイアスがか
    けられた基準パターン信号とを比較し、該比較結果に基
    づいてパルス幅変調信号を形成する信号形成手段と、 を備えたパルス幅変調装置。
  2. 【請求項2】 前記アナログバイアス手段によって前記
    複数の基準パターン信号に対して同一のバイアスをかけ
    る際に、前記基準パターン信号の高周波成分が前記アナ
    ログバイアス手段に流入することを防止するための防止
    手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載のパル
    ス幅変調装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のパルス幅変
    調装置を備えた画像形成装置であって、 前記信号形成手段により形成されたパルス幅変調信号に
    基づいて光ビームを発生する光ビーム発生手段と、 前記光ビーム発生手段によって発生された光ビームを記
    録媒体に対して走査する光走査手段と、 を備えた画像形成装置。
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