JP2000184153A - スキャナシステムおよびスキャナ制御方法 - Google Patents

スキャナシステムおよびスキャナ制御方法

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JP2000184153A
JP2000184153A JP10359197A JP35919798A JP2000184153A JP 2000184153 A JP2000184153 A JP 2000184153A JP 10359197 A JP10359197 A JP 10359197A JP 35919798 A JP35919798 A JP 35919798A JP 2000184153 A JP2000184153 A JP 2000184153A
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spooling
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Akira Kishida
晃 岸田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量文書の入力処理に対して、より高速に且
つ効率的にスキャン処理を行うことができるスキャナシ
ステムおよびスキャナ制御方法を提供する。 【解決手段】 ハードディスクスプーリング機能を持っ
たスキャナドライバを備えることによって、そのスキャ
ナドライバがイメージをアプリケーションに転送するた
めに待たされている間、スキャンを中断せず、ハードデ
ィスク(HDD)112にスプールすることでデバイス
の最大パフォーマンスを発揮するように構成してある。
また、本システムのスキャナ200は最大スピードのス
キャンを待ち時間なしで行い、スキャン終了後は解放し
て他の作業に利用できるので、マルチファンクションと
して機能利用の面からも効率的である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナシステム
およびスキャナ制御方法に関するものである。
【0002】さらに詳述すると本発明は、パーソナルコ
ンピュータ・ワークステーション等の情報処理装置と、
その情報処理装置に入力するイメージデータを入力する
スキャナ(画像読取装置)から構成されるスキャナシス
テム、及び、その制御方法に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、スキャナやデジタルカメラなどの
用いた文書管理システムなどでは、スキャナにより文字
原稿をスキャンし、専用のOCR用アプリケーションを
介して文字データに変換することにより、データベース
などに保存する手法が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のスキャ
ナおよびOCRソフトを用いたドキュメント管理手法で
は、以下に列挙する課題がある。
【0005】第1:大量のドキュメントをスキャンし、
OCRなどによりソフト的に処理を施した後にデータベ
ースに保存・管理する作業を行おうとする場合には、す
べてのページについてスキャンして取り込み、アプリケ
ーションに転送するといった作業が一般的であり、大量
ページの取り込みに対してアプリケーションが膨大な時
間を必要とする。
【0006】第2:上記のアプリケーションがイメージ
を取り込み処理をしていくのに多くの時間を要すること
から、スキャナも次のページをスキャン出来ずに待たさ
れることがある。
【0007】第3:スキャンしたイメージはスキャンし
たページの順番に処理されていくが、例えばページを逆
順にスキャンした場合には、アプリケーション側でペー
ジの逆順処理を行われなければならないので、アプリケ
ーションが対応していない場合は、作業量が大きくなっ
てしまう。
【0008】よって本発明の目的は、上述の点に鑑み、
大量文書の入力処理に対して、より高速に且つ効率的に
スキャン処理を行うことができるスキャナシステムおよ
びスキャナ制御方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係るスキャナシステムは、入力されたイ
メージデータを処理する画像処理装置と、該画像処理装
置にイメージデータを転送するスキャナ装置とを備えた
スキャナシステムにおいて、前記スキャナ装置でスキャ
ンして得たイメージデータを所定のアプリケーションに
転送する際に待ち時間が生じる場合、前記画像処理装置
のハードディスクに一旦スプールするスプーリング処理
手段を具備し、前記スキャナ装置の拘束時間を短縮させ
ることによりスキャンパフォーマンスを向上させたもの
である。ここで、前記スプーリング処理手段は、前記ハ
ードディスクにイメージデータを書き込む時点でイメー
ジ情報を圧縮し、データ量を少なくした状態で一時保存
することが可能である。
【0010】また、上記のスキャナシステムにおいて、
さらに加えて、前記スプーリング処理手段を使用した結
果のパフォーマンスが低くなる設定状況の場合、スプー
リング処理を停止し、スキャンを実行させる手段を具備
することも可能である。あるいは、前記スキャナ装置に
より複数ぺージをスキャンしてスプーリング処理を行
い、ユーザが途中でキャンセルをした場合、あるいはス
キャナ装置側に途中でエラーが生じた場合、その段階ま
でのスプーリングされたイメージデータを前記アプリケ
ーションに転送すること選択可能とした手段を具備する
ことができる。あるいは、さらに加えて、前記スキャナ
装置により複数ページをスキャンしてスプーリング処理
を行う際に、一度すべてのページをスキャンし、最後に
スキャンしたページを最初のページとして、前記アプリ
ケーションに転送する手段を具備することも可能であ
る。
【0011】本発明に係るスキャナ制御方法は、入力さ
れたイメージデータを処理する画像処理装置と、該画像
処理装置にイメージデータを転送するスキャナ装置とを
備えたスキャナシステムを制御する方法であって、前記
スキャナ装置でスキャンして得たイメージデータを所定
のアプリケーションに転送する際に待ち時間が生じる場
合、前記画像処理装置のハードディスクに一旦スプール
するスプーリング処理を行い、前記スキャナ装置の拘束
時間を短縮させることによりスキャンパフォーマンスを
向上させるものである。ここで、前記スプーリング処理
は、前記ハードディスクにイメージデータを書き込む時
点でイメージ情報を圧縮し、データ量を少なくした状態
で一時保存することが可能である。
【0012】また、上記のスキャナ制御方法において、
前記スプーリング処理手段を使用した結果のパフォーマ
ンスが低くなる設定状況の場合、スプーリング処理を停
止し、スキャンを実行させることが可能である。さら
に、前記スキャナ装置により複数ぺージをスキャンして
スプーリング処理を行い、ユーザが途中でキャンセルを
した場合、あるいはスキャナ装置側に途中でエラーが生
じた場合、その段階までのスプーリングされたイメージ
データを前記アプリケーションに転送すること選択可能
にすることができる。あるいは、前記スキャナ装置によ
り複数ページをスキャンしてスプーリング処理を行う際
に、一度すべてのページをスキャンし、最後にスキャン
したページを最初のページとして、前記アプリケーショ
ンに転送することも可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を適用したスキャナシステ
ムでは、ハードディスクスプーリング機能を持ったスキ
ャナドライバを備えることによって、そのスキャナドラ
イバがイメージをアプリケーションに転送するために待
たされている間、スキャンを中断せず、ハードディスク
にスプールすることでデバイスの最大パフォーマンスを
発揮するように構成してある。また、本システムのスキ
ャナは最大スピードのスキャンを待ち時間なしで行い、
スキャン終了後は解放して他の作業に利用できるので、
マルチファンクションとして機能利用の面からも効率的
である。
【0014】上記の本発明を適用したスキャナシステム
は、スプーリング機能を使用してハードディスクにイメ
ージデータを書き込む際に、そのイメージデータを圧縮
することによりハードディスクに書き込むべきデータ容
量を軽減している。特に、ハードディスクに対する書き
込み・読み取りのパフォーマンスが悪い場合、このイメ
ージデータを圧縮する処理は全体的なパフォーマンスの
向上にも効果を発揮する。
【0015】また、本発明を適用したスキャナシステム
は、スプーリング機能を使用した際にハード側のパフォ
ーマンスの問題で逆にスキャン効率が悪くなる場合、そ
のスプーリング処理を途中でストップし、メモリ上から
直接アプリケーションに転送するよう構成してある。こ
のことは、アプリケーションヘの転送効率を上げるため
に有効である。
【0016】さらに、本発明を適用したスキャナシステ
ムは、複数ページスキャンを行った場合、スプーリング
機能を使用して最後にスキャンしたページから逆順にア
プリケーション側へ転送することも可能である。
【0017】上記の構成を有するスキャナシステムは、
ホストコンピュータ内のハードディスク内にスキャンし
たデータをスプールすることによって、アプリケーショ
ンのイメージ処理速度に影響を受けることなく、スキャ
ナ動作の中断なしにホストコンピュータにイメージデー
タを転送することができる。
【0018】また、上記スプール機能を使用する際に、
イメージデータを圧縮してハードディスクに書き込むこ
とによって、ハードディスクの書き込み効率を上げ、上
記スプール機能をさらに有効に使用できるようになる。
【0019】さらに、従来はアプリケーションソフトに
任せていたページ逆順変換処理を、上記スキャナドライ
ブによって達成することができる。
【0020】なお、従来のコンピュータシステムと従来
のイメージスキャナを使用した既存のスキャナシステム
にも、本発明を適用したスキャナドライバ(すなわち、
新たにスプール機能を付加したスキャナドライバ)の処
理機能をスキャナ装置内部のメモリ内で実行させること
により、本実施の形態により得られる各種の作用・効果
を実現させることが可能である。
【0021】以下、添付図面を参照して本スキャナシス
テムを詳細に説明していく。
【0022】図1は、本発明を適用したスキャナシステ
ムである、コンピュータ100とスキャナ200の概略
構成および接続態様を示すブロック図である。
【0023】図1において、100はホストコンピュー
タであり、スキャナ200から文字データまたはイメー
ジデータを受信する。109はネットワークヘ接続する
インターフェース部(ネットワークI/F)である。1
10はSCSIコントローラであり、スキャナ200側
のSCSIコントローラ205を介して、スキャナ20
0とホストコンピュータ100との間のデータ転送を制
御している。また、104はCPU、106はRAM、
105はROM、112はハードディスク装置(HD
D)、116はキーボードコントローラ(KBC)、1
07はCRTコントローラ(CRTC)、108はマウ
スコントローラ(MC)である。
【0024】スキャナ200において、202はCP
U、203はRAM、204はROM、205はSCS
Iコントローラ、206はスキャンニングI/F、20
7はコントローラ、208は原稿のイメージを光学的に
読み取るスキャン部である。ここで、CPU202は、
ROM204に記憶されている制御プログラム・データ
に従って各種制御を行いスキャナ全体の動作を制街す
る。
【0025】図2は本スキャナシステムの動作模式図で
ある。スキャナ200から取り込んだイメージをホスト
コンピュータ100上のCPU104によってHDD1
12に書き込み、スプールする。また、別スレッドで
は、CPU104によってHDD112から読み出した
イメージをアプリケーションに転送する。
【0026】図3は、スプール処理を管理するリンクリ
スト(Link List)の内容を例示したものであ
る。本図に示すように、各ページとそれに対するステー
タス(Status)を対応させて保存してある。ステ
ータスとして格納するパラメータは「Scanne
d」、「Scanning」、「End of Doc
ument」の3つである。このリンクリストはそれぞ
れのスプーリングスレッドから参照可能である。
【0027】図4および図5は、はホストコンピュータ
100内のRAM106にロードされているソフトウェ
アのスプール処理を示すメインフローチャートである。
また、スキャナの制御ソフトウェアはHDD112から
読み出し、RAM203内に格納する。
【0028】まず、スプーリング初期化処理のフローチ
ャートについて、図4を参照しながら説明する。まず、
ステップS1からスタートする。ドライバの起動、初期
化などの基本的なドライバの処理はメインルーチンが行
う。メインルーチンから呼び出された場合、ステップS
1からの処理と同じ処理を行う。
【0029】ステップS2では、スプール処理が設定さ
れているかどうかを判断し、NoであればステップS3
でADF(Auto Documen Feeder)
のステータスを確認し、メインルーチンに戻る。ステッ
プS2でスプール処理が設定されている場合、ステップ
S4で現在スプール処理のスキャンスレッドが実行され
ているか否かを判断する。Noであれば、ステップS5
でスプール処理のスキャンスレッドを新しく作成し、起
動し、ステップS7に移る。起動したスキャンスレッド
は、ステップS6に関して後で図6,図7において説明
する。
【0030】ステップS4でYesの場合もステップS
7に移り、エラーが発生していないかどうかを確認す
る。Yesでエラーが発生している場合は−1を返し、
メインルーチンのエラー処理へ移る。ステップS7でN
oの場合はステップS8に移り、図3で説明したリンク
リストの現在のページのステータスが「Scannin
g」になるまで待機する。
【0031】ステップS9でリンクリストの現在のペー
ジのステータスが「Scanned」になったかどうか
を確認し、Noまたはその他の状態であれば、−1を返
し、メインルーチンのエラー処理へ移る。Yesであれ
ばステップS10に移り、現行両面のスキャンかどうか
を確認する。
【0032】ステップS10でNoであれば片面である
ため、1を返し、メインルーチンに戻る。ステップS1
0でYesである場合は、リンクリストの裏のページで
ある2番目のステータスが「Scanning」になる
まで待機する。そのあと、ステップS12でステータス
が「Scanned」になればYesで1を返し、メイ
ンルーチンに戻る。ステップS12でNoであれば、−
1を返し、メインルーチンのエラー処理へ移る。
【0033】次に、図5に示す転送処理のフローチャー
トについて説明する。メインルーチンから呼び出された
転送処理の始めに、ステップS20でスプーリング処理
のスキャンスレッドが実行されているかどうかを確認す
る。ステップS20でスキャンスレッドが実行されてい
る場合、NoでステップS21のスキャンを実行し、メ
モリ上のイメージを読み出し、その結果を返しメインル
ーチンに戻る。Yesでスキャンスレッドが実行されて
いる場合、目的のページをHDD112からメモリ上に
読み出し、読み出した後にHDD112から削除する。
【0034】その後、ステップS23で読み出しに成功
したか否かを確認し、Yesであればリンクリストの更
新を行い、1を返し、メインルーチンヘ戻る。
【0035】次に、図6および図7を参照して、スプー
リング処理のスキャンスレッドについて説明する。図4
のステップS5で作成されたスキャンスレッドの処理は
ステップS41からスタートし、ステップS42でリン
クリストの初期化を行い、ページ数のカウントを0に初
期化する。
【0036】ステップS43では1番目のページを登録
し、ステータスを「Scanning」にする。ステッ
プS44では、すべてのページについてスキャンするか
の設定がされてるかどうかを確認し、Noであればステ
ップS54でページ数のカウントが設定されたページ数
を超えているかどうかを確認する。ページ数のカウント
が越えているYesの場合、ステップS58に移り、ス
テップS70からステップS72までの処理を行い、ス
レッドを終了する。Noであれば、ステップS45に移
る。
【0037】ステップS44でYesであるかステップ
S54でNoの場合、フィーダに原稿があるかどうかを
確認する。原稿がない場合はNoでステップS55に移
り、ステップS80以降の処理を行う。Yesの場合は
ステップS46でADFのモードを設定する。
【0038】次に、ステップS47でスキャンしイメー
ジをメモリ106上に取り込む。ステップS48でエラ
ーが発生したかどうかを確認し、Yesであればステッ
プS59に移り、ステップS80以降の処理を行う。ス
テップS48でNoの場合にはステップS49に移り、
HDD112の書き込み失敗カウントを0にする。ステ
ップS50では、イメージデータをHDD112に書き
き込む。
【0039】ステップS51では、エラーが発生したか
どうかを確認し、YesであればステップS62に移
り、書き込み失敗カウントが0かどうかを確認する。Y
esの場合はステップS65でスレッドを終了する。N
oの場合は書き込み失敗カウントを加算し、ステップS
64で現在HDD112に書き込まれているすべてのペ
ージのイメージ転送が終わるまで待機する。そのあと、
ステップS50に戻る。
【0040】ステップS51でNoの場合は、ステップ
S52でページ数のカウントを加算し、ステップS53
でリンクリストのステータスを「Scanned」に変
更し、ステップS43の処理に戻る。
【0041】ステップS55とステップS59に処理が
きた場合、ステップS80に移り、ステップS81でユ
ーザに3つの選択をさせる。そして、ステップS82で
選択を返し、ステップS56またはステップS60に戻
る。ステップS57でその選択を確認し、「Retry
(リトライ、再試行)」が選択された場合は、Yesで
ステップS45の処理に戻る。Noの場合はステップS
58に移り、ステップS70からステップS72までの
処理を行い、スレッドを終了する。
【0042】ステップS61では選択を確認し、「Re
try」が選択された場合は、YesでステップS47
の処理に戻る。Noの場合はステップS58に移り、ス
テップS70からステップS72までの処理を行い、ス
レッドを終了する。
【0043】ここで、ステップS70以降の処理を説明
する。ステップS71では、リンクリストの現在のペー
ジのステータスを、「End of Documen
t」にし、ステップS72でスレッドを終了する。
【0044】以上に示した本実施の形態によれば、アプ
リケーションのイメージ処理速度に影響を受けず、スキ
ャナから中断することなしにホストコンピュータにイメ
ージデータを転送することができる。また、スプール機
能を使用する場合にはイメージデータを圧縮し、HDD
112に書き込むことによって、ハードディスク書き込
み効率を上げ、ホストコンピュータ100のHDD11
2を有効に使用することができる。
【0045】なお、従来のコンピュータシステムと従来
のイメージスキャナを使用した既存のシステムにも、本
実施の形態によるスプール機能を付加したスキャナドラ
イバを持たせ、スキャナ装置内部のメモリ内で実行する
ことにより本発明を実施することが可能になる。
【0046】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、大
量文書の入力処理に対して、より高速に且つ効率的にス
キャン処理を行うスキャナシステムおよびスキャナ制御
方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のを適用したスキャナシステムの概略構
成を示すブロック図である。
【図2】本スキャナシステムにおけるスキャン処理の概
要を示す説明図である。
【図3】本スキャナシステムのスキャン処理に使用する
リンクリストを例示した図である。
【図4】本スキャナシステムにおけるスプーリング初期
化処理を示すフローチャートである。
【図5】本スキャナシステムにおける転送処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】本スキャナシステムにおけるスキャンスレッド
処理を示すフローチャート(図7に続く)である。
【図7】本スキャナシステムにおけるスキャンスレッド
処理を示すフローチャート(図6の続き)である。
【符号の説明】
100 ホストコンピュータ 104 CPU 105 ROM(プログラムROM、データROM) 106 RAM 107 CRTコントローラ(CRTC) 108 マウスコントローラ(MC) 109 ネットワークI/F 110 SCSIコントローラ 112 ハードディスク装置(HDD) 116 キーボードコントローラ(KBC) 200 スキャナ 202 CPU 203 RAM 204 ROM(プログラムROM、データROM) 205 SCSIコントローラ 206 スキャンニングI/F 207 コントローラ 208 スキャン部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたイメージデータを処理する画
    像処理装置と、該画像処理装置にイメージデータを転送
    するスキャナ装置とを備えたスキャナシステムにおい
    て、 前記スキャナ装置でスキャンして得たイメージデータを
    所定のアプリケーションに転送する際に待ち時間が生じ
    る場合、前記画像処理装置のハードディスクに一旦スプ
    ールするスプーリング処理手段を具備し、 前記スキャナ装置の拘束時間を短縮させることによりス
    キャンパフォーマンスを向上させることを特徴とするス
    キャナシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスキャナシステムにお
    いて、 前記スプーリング処理手段は、前記ハードディスクにイ
    メージデータを書き込む時点でイメージ情報を圧縮し、
    データ量を少なくした状態で一時保存することを特徴と
    するスキャナシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のスキャナシステムにお
    いて、さらに加えて、 前記スプーリング処理手段を使用した結果のパフォーマ
    ンスが低くなる設定状況の場合、スプーリング処理を停
    止し、スキャンを実行させる手段を具備したことを特徴
    とするスキャナシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のスキャナシステムにお
    いて、さらに加えて、 前記スキャナ装置により複数ぺージをスキャンしてスプ
    ーリング処理を行い、ユーザが途中でキャンセルをした
    場合、あるいはスキャナ装置側に途中でエラーが生じた
    場合、その段階までのスプーリングされたイメージデー
    タを前記アプリケーションに転送すること選択可能とし
    た手段を具備したことを特徴とするスキャナシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のスキャナシステムにお
    いて、さらに加えて、 前記スキャナ装置により複数ページをスキャンしてスプ
    ーリング処理を行う際に、一度すべてのページをスキャ
    ンし、最後にスキャンしたページを最初のページとし
    て、前記アプリケーションに転送する手段を具備したこ
    とを特徴とするスキャナシステム。
  6. 【請求項6】 入力されたイメージデータを処理する画
    像処理装置と、該画像処理装置にイメージデータを転送
    するスキャナ装置とを備えたスキャナシステムを制御す
    る方法であって、 前記スキャナ装置でスキャンして得たイメージデータを
    所定のアプリケーションに転送する際に待ち時間が生じ
    る場合、前記画像処理装置のハードディスクに一旦スプ
    ールするスプーリング処理を行い、 前記スキャナ装置の拘束時間を短縮させることによりス
    キャンパフォーマンスを向上させることを特徴とするス
    キャナ制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のスキャナ制御方法にお
    いて、 前記スプーリング処理は、前記ハードディスクにイメー
    ジデータを書き込む時点でイメージ情報を圧縮し、デー
    タ量を少なくした状態で一時保存することを特徴とする
    スキャナ制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のスキャナ制御方法にお
    いて、 前記スプーリング処理手段を使用した結果のパフォーマ
    ンスが低くなる設定状況の場合、スプーリング処理を停
    止し、スキャンを実行させることを特徴とするスキャナ
    制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載のスキャナ制御方法にお
    いて、 前記スキャナ装置により複数ぺージをスキャンしてスプ
    ーリング処理を行い、ユーザが途中でキャンセルをした
    場合、あるいはスキャナ装置側に途中でエラーが生じた
    場合、その段階までのスプーリングされたイメージデー
    タを前記アプリケーションに転送すること選択可能とし
    たことを特徴とするスキャナ制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載のスキャナ制御方法に
    おいて、 前記スキャナ装置により複数ページをスキャンしてスプ
    ーリング処理を行う際に、一度すべてのページをスキャ
    ンし、最後にスキャンしたページを最初のページとし
    て、前記アプリケーションに転送することを特徴とする
    スキャナ制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007048170A (ja) * 2005-08-12 2007-02-22 Fujitsu Ltd データ処理装置、データ処理実行制御方法及びデータ処理実行制御プログラム

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JP2007048170A (ja) * 2005-08-12 2007-02-22 Fujitsu Ltd データ処理装置、データ処理実行制御方法及びデータ処理実行制御プログラム

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