JP2000183840A - データ多重化回路及びデータ分離回路 - Google Patents

データ多重化回路及びデータ分離回路

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JP2000183840A JP35517498A JP35517498A JP2000183840A JP 2000183840 A JP2000183840 A JP 2000183840A JP 35517498 A JP35517498 A JP 35517498A JP 35517498 A JP35517498 A JP 35517498A JP 2000183840 A JP2000183840 A JP 2000183840A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め指定することによってデータ長が変化自
在な可変長データを複数含む被伝送データを多重して伝
送するデータ多重化回路について、そのハードウェア量
をできるだけ小さくする。 【解決手段】 指定されたデータ長パラメータをパラメ
ータレジスタ55に保持し、この保持されたデータ長パ
ラメータによって指定されるデータ長に対応するカウン
ト値までデータ長カウンタ54でカウントを行う。この
カウント動作に応じてシフトレジスタ57がシフト動作
を行い、このシフト動作に応答して被伝送データに含ま
れている可変長データをマルチプレクサから順次出力
し、この順次出力される可変長データを多重して伝送す
る。 【効果】 データ長カウンタ等が単数で済み、ハードウ
ェア量が小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ多重化回路及
びデータ分離回路に関し、特にディジタル通信装置に用
いられるデータ多重化回路及びデータ分離回路における
タイミング生成に関する。
【0002】
【従来の技術】一定の規則をもって整数バイトずつデー
タ長が変化する可変長データを所定のフレームに多重し
て伝送する場合には、その可変長データのデータ長を定
義しておく必要がある。この場合、データ長を示すデー
タ長パラメータを、パラメータレジスタ内に予め設定し
ておく。そして、この設定したパラメータによってデー
タ長が決定された可変長データが多重化されて出力され
ることになる。
【0003】いま、ある特定の周期を持つフレーム内
に、フレームパルスを基準に整数バイト長の固定長デー
タA,Bと、一定の規則をもって整数バイトずつデータ
長が変化する可変長データC,Dとを多重する場合を考
える。この従来の回路について図4を参照して説明す
る。
【0004】同図において、可変長データDを除くデー
タは、A0 〜An+2 のアドレスを持つパラメータレジス
タ55内に格納されている。そして、パラメータレジス
タ55のアドレスA0 (1バイト)には固定長データ
A、アドレスA1 〜An (nバイト)には可変長データ
C、アドレスAn+1 〜An+2 (2バイト)には固定長デ
ータBの格納領域が夫々存在するものとする。なお、同
図中のアルファベットC,Dは、夫々データC,Dを多
重処理するための機能の一部であることを示すものとす
る。
【0005】パラメータレジスタ55からは、対応する
バス205、106−1〜106−n、207に固定長
データA、可変長データC、固定長データBが出力され
ているものとする。バス106−2〜106−nは、対
応するOR回路14−2〜14−nに入力されることに
よって論理和がとられ、この論理和出力113−2〜1
13−nが対応するAND回路15−2〜15−nに入
力されている。AND回路15−2〜15−nの出力1
17−2〜117−nによって、対応するセットリセッ
ト回路12−2〜12−nがセット状態になる。セット
リセット回路12−1〜12−nの各出力118−1〜
118−nは、後述するように多重タイミングゲート信
号214−1〜214−nとして出力される。
【0006】また、バス205、106−1〜106−
nの各内容は、対応するロード値変換回路62、10−
1〜10−nに入力されて対応するデータ長カウンタ5
3、4−1〜4−nへのロード値211,112−1〜
112−nに変換される。なお、バス207の内容によ
ってセレクタ59が制御され、アドレスカウンタ52の
出力204が選択されてセレクトデータバス208に出
力される。セットリセット回路61の出力であるイネー
ブル信号213はデータ長カウンタ53に与えられる。
【0007】また、パラメータレジスタ55は、1/8
クロックでカウントアップするアドレスカウンタ52に
よってアドレスA0 から順次アドレスを指示されるもの
とする。この指示されたアドレスに格納されている固定
長データA,Bと可変長データCとは順次読出され、ク
ロック201が入力されるパラレルシリアルレジスタ5
6によってシリアルデータ化されてパラメータ多重デー
タ222となる。なお、同図中のタイミング発生器51
は、クロック201及びフレームパルス202を基に、
クロック201を8分周した1/8クロック203を発
生させるものである。
【0008】このとき、可変長データCの格納されてい
る最終アドレスは、固定長データAの設定値からAk と
予めわかっている。このため、バス205に出力される
固定長データAとアドレスカウンタ52からの出力20
4を比較器58で比較する。この比較の結果、一致信号
209を得ると、OR回路64からロードイネーブル信
号210が出力され、ロード値変換回路68から出力さ
れるアドレスAn+1 がロード値223としてアドレスカ
ウンタ52にロードされる。これにより、アドレスカウ
ンタ52の指示するアドレスは固定長データBの格納さ
れているアドレスAn+1 にジャンプする。
【0009】アドレスAn+2 のデータを多重した後、デ
ータ長カウンタ53のキャリ212をセットリセット回
路12−1のセット側に入力し、データ長カウンタ4−
1のキャリ116−1をリセット側に入力することで可
変長データD1 用の多重タイミングゲート信号214−
1を生成する。一方で、データ長カウンタ4−1のキャ
リ116−1は次段のセットリセット回路12−2のセ
ット側に入力されて、可変長データD2 用の多重タイミ
ングゲート信号214−2を生成する。
【0010】ただし、可変長データC以降の設定は行わ
れない場合がある。この場合、設定値は「1」以上であ
るため、各可変長データCの設定値の有無はOR回路1
4−2〜14−nで判断できる。この判断の結果、設定
値が存在しない場合にはAND回路15−2〜15−n
によって前段のデータ長カウンタDk-1 (k=1〜n)
からのキャリ116−(k−1)のセットリセット回路
12−kへの入力を禁止して、データ長カウンタDk 以
降をディセーブル状態にする。
【0011】次に、データ多重化回路を含むデータ多重
化システムの構成例を示す図5を参照すると、図4の回
路100によって生成されるパラメータ多重データ22
2は、マルチプレクサ(MUX)500に入力される。
一方、回路100から出力される多重タイミングゲート
信号214−1〜214−nは、対応するAND回路5
01−1〜501−nに入力され、nビットのシリアル
データとの論理積がとられる。そして、この論理積出力
がAND回路501を介してデータDとしてマルチプレ
クサ500に入力され、多重データとして出力される。
なお、AND回路501及び501−1〜501−nに
よってマルチプレクサ回路が形成されることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
回路では、可変長データD1 〜Dk に対応するk個の多
重タイミングゲート信号214−1〜214−kは、主
にデータ長カウンタDkとセット−リセット回路Dk と
ロード値変換回路Dk で構成される回路によって個別に
生成されている。このため、同様の構成で同様の機能を
する回路が複数組必要となっていた。また、パラメータ
レジスタ内に格納されている可変長データCを格納領域
のビット数分のバス信号で引き出しているため、このデ
ータ格納領域の大きさに比例したバス信号線が必要であ
った。
【0013】このような従来の回路構成では、多重デー
タ(ここでは可変長データC1 〜Ck )の情報量に伴っ
て多重タイミング生成回路の構成要素を増減させる必要
があり、柔軟性を持ち合わせていないという欠点があ
る。
【0014】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的は多重データの
情報量に対して柔軟な回路構成を実現できるデータ多重
化回路及びデータ分離回路を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によるデータ多重
化回路は、予め指定することによってデータ長が変化自
在な可変長データを複数含む被伝送データを多重して伝
送するデータ多重化回路であって、指定された前記デー
タ長を示すデータ長パラメータを保持するパラメータレ
ジスタと、この保持されたデータ長パラメータによって
指定されるデータ長に対応するカウント値までカウント
を行う単一のデータ長カウンタと、このデータ長カウン
タのカウント動作に応じてシフト動作を行うシフトレジ
スタと、このシフト動作に応答して前記被伝送データに
含まれている可変長データを順次出力するマルチプレク
サとを含み、このマルチプレクサから順次出力される可
変長データを多重して伝送するようにしたことを特徴と
する。また、前記パラメータレジスタには複数のデータ
長パラメータが保持されており、これら複数のデータ長
パラメータを前記シフトレジスタの出力に応じて順次出
力するセレクタを更に含むことを特徴とする。前記シフ
トレジスタは、前記データ長カウンタのキャリ出力を入
力クロックとして動作することを特徴とする。前記デー
タ長カウンタは、そのキャリ出力に応答してカウント値
がロードされることを特徴とする。
【0016】また、本発明によるデータ分離回路は、予
め指定することによってデータ長が変化自在な可変長デ
ータが多重されて伝送された多重データを分離するデー
タ分離回路であって、前記多重データのヘッダの内容に
応じて前記データ長を示すデータ長パラメータが保持さ
れるパラメータレジスタと、この保持されたデータ長パ
ラメータによって指定されるデータ長に対応するカウン
ト値までカウントを行う単一のデータ長カウンタと、こ
のデータ長カウンタのカウント動作に応じてシフト動作
を行うシフトレジスタとを含み、前記シフトレジスタの
シフト動作に応答して前記多重データを分離することを
特徴とする。
【0017】要するに本回路は、従来複数組設けなけれ
ばならなかった回路を、シフトレジスタのシフト動作を
利用することで単数設けるだけで済み、多重データの情
報量に対して柔軟な回路構成を実現できるのである。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一形態につ
いて図面を参照して説明する。なお、以下の説明におい
て参照する各図においては、他の図と同等部分には同一
符号が付されている。
【0019】図1は本発明によるデータ多重化回路の実
施の一形態を示すブロック図である。同図において、図
4と同等部分は同一符号により示されており、その部分
の詳細な説明は省略する。本回路においては、情報量が
一定の固定長データA,Bと、情報量が固定長データA
によって変化する可変長データCと、情報量が可変長デ
ータCによって変化する可変長データDを、ある特定の
周期を持つフレーム内に多重する場合に用いる回路であ
る。この場合、本回路は、フレーム先頭を示すフレーム
パルスを基準に固定長データA、可変長データC、固定
長データB、可変長データDの順に多重する場合に、各
々のデータの多重タイミング信号を生成するのである。
なお、このように固定長データと可変長データとが混在
している場合に限らず、少なくとも可変長データを多重
する場合に本回路を用いることができる。
【0020】ここで、固定長データAで設定した値は、
可変長データCの情報量、また、可変長データCで設定
した値は可変長データDの情報量をそれぞれ決定してい
るデータである。いま仮に固定長データAでk(1≦k
≦n)を設定した場合には、可変長データCのデータ長
はkバイトとなる。更に可変長データCのアドレスA1
〜Ak にそれぞれm1 〜mk を設定した場合には、可変
長データDのデータ長は(m1 +m2 +…+mk )バイ
トとなる。
【0021】図1に示されているように、本発明回路は
以下に述べるブロック100Aとブロック100Bの2
回路で構成されている。
【0022】まず、ブロック100Aは、パラメータデ
ータ多重化回路としての機能を有している。すなわちブ
ロック100Aは、フレームパルス202を基準にクロ
ック201から1/8クロック203を発生させるタイ
ミング発生器51と、1/8クロック203によりパラ
メータレジスタの指示アドレスである出力204を出力
するアドレスカウンタ52と、パラメータレジスタの指
示アドレスを固定長データBの格納アドレスにジャンプ
させるための比較器58と、指示されたアドレスに格納
されている固定長データA,B,可変長データCを1/
8クロック203でパラレルロードしてクロック201
によってシリアルデータ化するパラレルシリアルレジス
タ56とを含んで構成されている。このブロック100
Aは、図4の場合と同様な構成である。
【0023】次に、ブロック100Bは、多重タイミン
グゲート生成回路としての機能を有している。すなわち
ブロック100Bは、固定長データAの設定値から可変
長データDの先頭多重タイミングを発生させるデータ長
カウンタ53と、データ長カウンタ53のイネーブル信
号213をつくり出すセットリセット回路61と、可変
長データDの先頭多重タイミングから各多重タイミング
ゲートを生成するシフトレジスタ57と、シフトレジス
タ57が指示したアドレスの可変長データC(可変長デ
ータDの情報量を決定しているデータ)を読出すセレク
タ60とを含んで構成されている。このブロック100
Bは、図4の場合と異なり、シフトレジスタ57を設
け、そのシフト動作に応答して被伝送データに含まれて
いる可変長データを順次出力する構成なので、ロード値
変換回路63及びデータ長カウンタ54を1組だけ設け
れば足り、回路構成が簡単になる。これにより、ハード
ウェア量を図4の場合よりも削減できる。さらに、パラ
メータレジスタ55内に設定するパラメータを変更する
ことによって、多重データの情報量に対して柔軟な回路
構成を実現できるのである。
【0024】図1に示されているように、可変長データ
D1 〜Dk の多重タイミング信号214−1〜214−
nは連続している。このため、各多重タイミング信号の
生成を同時に行う必要がない。よって、次のような方式
で各多重タイミングを生成することができる。
【0025】すなわち、データ長カウンタ54から出力
されるキャリ218によって可変長データD1 の多重先
頭タイミングが与えられると、パラメータレジスタ55
のアドレスA1 に格納されている可変長データC1 が読
出され、データ長カウンタ54によって可変長データD
1 の多重タイミング信号の最後尾が出力される。このタ
イミングは、次の可変長データD2 の多重先頭タイミン
グでもある。このとき、パラメータレジスタ55では可
変長データC2 が読出される。以下同様に、順次多重タ
イミングの先頭と最後尾とを出力し、シフトレジスタ5
7でゲート信号を生成する。
【0026】本回路の動作について詳細に説明する。な
お、同図中のアルファベットC,Dは、夫々データC,
Dを多重処理するための構成要素の一部であることを示
している。
【0027】まず、多重される被伝送データは全てバイ
ト単位で扱うため、フレームパルス202を基準にタイ
ミング発生器51によって1/8クロック203を発生
させる。
【0028】アドレスカウンタ52は、1/8クロック
203でカウントアップするカウンタである。このアド
レスカウンタ52には、フレームパルス202の入力、
又はアドレスカウンタ出力バスへの出力204と固定長
データA出力バスへの出力205とが一致した時に比較
器58から出力される一致信号209の入力に応答して
ロード値変換回路68から出力されるロード値223が
ロードされる。このとき、ロード値変換回路68は、ロ
ード信号がフレームパルス202のときにはA0 を、ま
た一致信号209のときにはAn+1 をアドレスカウンタ
52にロードする。
【0029】固定長データAで設定されたkは、可変長
データCのデータ長k(バイト)に相当するので、一致
信号209の出力タイミングでAn+1 のロードを行うの
は、アドレスカウンタ52がアドレスAk を出力した
後、An+1 にアドレスをジャンプさせるためである。こ
のパラメータが保持されていない部分のアドレス(アド
レスAk+1 〜An )をジャンプさせることによって、パ
ラメータレジスタ55のアドレスAk+1 〜An によるデ
ータ長の指定を抑止する。これにより、データの空白部
分が多重されるのを防止し、データ伝送効率を低下させ
ることはないのである。
【0030】セレクタ59は、アドレスカウンタ出力バ
スへの出力204によって、アドレスA0 から指示され
たアドレスのパラメータを1バイト毎に読出す。読出さ
れたパラメータは、セレクトデータバス208に送出さ
れ、パラレルシリアルレジスタ56によって1/8クロ
ック203のタイミングでパラレルロードされる。そし
て、パラレルシリアルレジスタ56は、クロック201
のタイミングでパラメータ多重データ222としてシリ
アルデータに変換する。
【0031】データ長カウンタ53は、フレームパルス
202から固定長データBまでのデータ長をカウントす
るものである。そして、そのキャリ212は、シフトレ
ジスタ57には可変長データDの先頭多重タイミングと
して、さらにOR回路66を介して初回のクロックとし
て入力される。またキャリ212は、データ長カウンタ
54にはOR回路66を介してロード信号として入力さ
れる。
【0032】シフトレジスタ出力バスに出力される多重
タイミング信号214−1〜214−nは可変長データ
Cのセレクト信号となっており、アドレスAk に格納さ
れているパラメータ206はセレクタ60によって読出
される。ここで、読出された可変長データ出力バスへの
出力215は、ロード値変換回路63でロード値216
に変換されてデータ長カウンタ54に入力される。
【0033】データ長カウンタ54では、可変長データ
Ck に設定された値から可変長データDk のデータ長m
k をカウントし、自身にロード信号を与えると同時にシ
フトレジスタ57にクロックを与える。各多重タイミン
グゲート信号は、こうして与えられた多重タイミングの
先頭のタイミング及び最後尾のタイミングから順次生成
される。
【0034】ただし、先述したように、可変長データC
2 以降の設定は行われない場合があり、設定値は1以上
であるため、セレクタ60で読出された可変長データC
の設定値の有無はOR回路65の出力であるキャリ許可
信号217で判断できる。この判断の結果、設定値が存
在しない場合には、AND回路67によってキャリ21
8の出力を抑止する。これにより、シフトレジスタ57
へのクロックの入力とデータ長カウンタ54へのロード
信号の入力を抑止する。
【0035】ここで、図2のタイムチャートを参照して
図1の回路の動作について説明する。同図には、多重後
のフレーム構成に対応して、クロック201、1/8ク
ロック203、フレームパルス202、アドレスカウン
タ52の出力204、各多重タイミング信号212、2
14−1〜214−kが示されている。なお、図2にお
いては、図1中の信号と同一の信号には同じ符号が付さ
れている。
【0036】同図において、固定長データAで設定した
値は、可変長データCの情報量、また、可変長データC
で設定した値は可変長データDの情報量を夫々決定して
いる。仮に固定長データAでkを設定した場合には、可
変長データCのデータ長はkバイトとなる。更に可変長
データCのアドレスA1 〜Ak に夫々m1 〜mk を設定
した場合には、可変長データDのデータ長はt=1〜k
によるΣmt =m1 +m2 +…+mk バイトとなる。
【0037】クロック201とフレームパルス202と
を基に生成した1/8クロック203の遷移タイミング
でアドレスカウンタの出力204が順に変化する。そし
て、この出力204の送出後、先頭多重タイミング信号
212が送出され、この送出と同時に多重タイミング信
号214−1が送出される。そして、この多重タイミン
グ信号214−1はデータ長に対応する期間送出され
る。この多重タイミング信号214−1の送出が終了す
ると、次の多重タイミング信号214−2が送出され
る。同様に、多重タイミング信号214−3、…、21
4−kが順に送出される。この間、キャリ許可信号21
7はデータ長カウンタ54のキャリ218の出力を許可
し続けるが、多重タイミング信号214−kを送出した
直後、OR回路65はパラメータレジスタ55内のアド
レスAk+1 に設定値が無い旨の判断を下す。それと同時
に、データ長カウンタ54のキャリ218はAND回路
67によってインヒビットされる。その結果として、多
重タイミング信号214−(k+1)〜214−nは送
出されなくなり、データの空白部分が多重されなくな
る。これら多重タイミング信号214−1〜214−k
が送出されると、従来と同様に、マルチプレクサによっ
てデータの多重が行われて送出される。つまり、先述し
た図5中の回路100の代わりに、図1の回路100を
用いれば、データを多重することができるのである。し
かも、この場合、上述したようにデータ長カウンタ等が
単数で済み、ハードウェア量が小さくなるのである。
【0038】ところで本回路は、データ多重回路のみな
らず、データ分離回路にも適用することができる。つま
り、主局及び従局からなるデータ伝送システムにおい
て、主局側にデータ多重回路を設けた場合に、従局側に
設けられるデータ分離回路に本回路を適用することがで
きる。このことについて図3をも参照して説明する。図
3においては、他の図と同等部分は同一符号により示さ
れており、その部分の詳細な説明は省略する。
【0039】まず、フレーム内に多重されるデータA,
B,Cを、そのフレーム内のデータDの多重情報を持つ
ヘッダと考える。図1の回路を通信装置の主局側に、図
3の回路を従局側に設け、主局側のパラメータレジスタ
にヘッダの設定をしておけば、従局側は受信データ中か
らヘッダの内容を分離できる。そして、セレクタ85を
制御してその出力307をパラメータレジスタ55内に
設定することができる。このパラメータレジスタ55に
格納されたヘッダ情報とシリアルデータ303とを対応
するAND回路88−1〜88−kに入力し、これらA
ND回路から多重タイミングゲート信号311−1〜3
11−kを再生すれば、フレーム内の目的のタイムスロ
ットに多重されているデータD1 〜Dk を抽出すること
ができるのである。
【0040】以下、図3を参照してデータ分離回路とし
ての動作について説明する。入力されたシリアルデータ
303は、1/8クロック203のタイミングで、シリ
アルパラレルレジスタ56においてシリアル−パラレル
変換され、アドレスカウンタ52によって指示されたパ
ラメータレジスタ55のアドレスに書込まれる。
【0041】パラメータレジスタ55内にデータA,
B,Cが設定されると、図1中のブロック100Bに相
当するブロック100Bによって、多重時と同様にデー
タDkのタイミングゲート信号が順次生成される。
【0042】このように、ある特定のタイムスロットの
データDk を取出すときに、そのタイムスロットに相当
するタイミングゲート信号を使って分離する回路にも本
回路を適用できるのである。
【0043】要するに、本データ分離回路は、予め指定
することによってデータ長が変化自在な可変長データが
多重されて伝送された多重データを分離するデータ分離
回路であり、多重データのヘッダの内容に応じてデータ
長を示すデータ長パラメータが保持されるパラメータレ
ジスタと、この保持されたデータ長パラメータによって
指定されるデータ長に対応するカウント値までカウント
を行う単一のデータ長カウンタと、このデータ長カウン
タのカウント動作に応じてシフト動作を行うシフトレジ
スタとを含み、シフトレジスタのシフト動作に応答して
多重データを分離しているのである。この場合、ブロッ
ク100Bの内部構成は、図1の場合と同様であるの
で、多重データの情報量に対して柔軟な回路構成を実現
できるのである。
【0044】以上のように、データ長カウンタ回路と、
シフトレジスタと、セレクタとを主な構成要素に持つ1
組の多重タイミング生成回路によって複数の多重タイミ
ングゲートを生成するので、パラメータレジスタ内のデ
ータの格納領域の大きさに関わらず回路構成を変更する
必要はないのである。また、不必要な多重タイミングゲ
ートを生成する回路を持たないので、回路の小規模化や
簡略化が図れるのである。
【0045】本回路によって多重化されたデータは、そ
のフレーム内のデータの多重情報なので、この情報を元
に多重あるいは分離したいデータのタイムスロットに多
重タイミングゲート信号を再生すれば、フレーム内の目
的のデータを容易に多重分離することができるのであ
る。このように、通信装置の主局及び従局に本回路を用
いた場合、従局側のパラメータ設定がなされていなくて
も、主局側で設定したパラメータを元にデータを引込む
ことができるのである。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、データ長
カウンタ回路やシフトレジスタ等を主な構成要素に持つ
1組の多重タイミング生成回路によって複数の多重タイ
ミングゲート信号を生成することにより、パラメータレ
ジスタ内のデータの格納領域の大きさに関わらず回路構
成を変更する必要はなく、多重データの情報量に対して
柔軟な回路構成を実現できるという効果がある。また、
不必要な多重タイミングゲートを生成する回路を持たな
いので、回路の小規模化や簡略化が図れるという効果が
ある。
【0047】という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態によるデータ多重化回路
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の各部の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図3】図1の回路を主局としたデータ伝送システムの
従局側のデータ分離回路の構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】従来のデータ多重化回路の構成を示すブロック
図である。
【図5】データ多重化回路を含むデータ多重化システム
の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】 51 タイミング発生器 52 アドレスカウンタ 53,54 データ長カウンタ 55 パラメータレジスタ 56 パラレルシリアルレジスタ 57 シフトレジスタ 58 比較器 59,60 セレクタ 61 セットリセット回路 62,63 ロード値変換回路 64〜66 OR回路 67 AND回路 68 ロード値変換回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め指定することによってデータ長が変
    化自在な可変長データを複数含む被伝送データを多重し
    て伝送するデータ多重化回路であって、指定された前記
    データ長を示すデータ長パラメータを保持するパラメー
    タレジスタと、この保持されたデータ長パラメータによ
    って指定されるデータ長に対応するカウント値までカウ
    ントを行う単一のデータ長カウンタと、このデータ長カ
    ウンタのカウント動作に応じてシフト動作を行うシフト
    レジスタと、このシフト動作に応答して前記被伝送デー
    タに含まれている可変長データを順次出力するマルチプ
    レクサとを含み、このマルチプレクサから順次出力され
    る可変長データを多重して伝送するようにしたことを特
    徴とするデータ多重化回路。
  2. 【請求項2】 前記パラメータレジスタには複数のデー
    タ長パラメータが保持されており、これら複数のデータ
    長パラメータを前記シフトレジスタの出力に応じて順次
    出力するセレクタを更に含むことを特徴とする請求項1
    記載のデータ多重化回路。
  3. 【請求項3】 前記シフトレジスタは、前記データ長カ
    ウンタのキャリ出力を入力クロックとして動作すること
    を特徴とする請求項1又は2記載のデータ多重化回路。
  4. 【請求項4】 前記データ長カウンタは、そのキャリ出
    力に応答してカウント値がロードされることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載のデータ多重化回路。
  5. 【請求項5】 前記被伝送データは、前記可変長データ
    の他に、データ長が固定されている固定長データをも含
    むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のデ
    ータ多重化回路。
  6. 【請求項6】 前記固定長データは、前記可変長データ
    夫々の情報量を示していることを特徴とする請求項5記
    載のデータ多重化回路。
  7. 【請求項7】 前記パラメータレジスタに保持されるデ
    ータ長パラメータの情報量が該パラメータレジスタのデ
    ータ保持容量よりも小であるとき該データ長パラメータ
    が保持されていない前記パラメータレジスタの部分によ
    るデータ長の指定を抑止する手段を更に含むことを特徴
    とする請求項1〜6のいずれかに記載のデータ多重化回
    路。
  8. 【請求項8】 予め指定することによってデータ長が変
    化自在な可変長データが多重されて伝送された多重デー
    タを分離するデータ分離回路であって、前記多重データ
    のヘッダの内容に応じて前記データ長を示すデータ長パ
    ラメータが保持されるパラメータレジスタと、この保持
    されたデータ長パラメータによって指定されるデータ長
    に対応するカウント値までカウントを行う単一のデータ
    長カウンタと、このデータ長カウンタのカウント動作に
    応じてシフト動作を行うシフトレジスタとを含み、前記
    シフトレジスタのシフト動作に応答して前記多重データ
    を分離することを特徴とするデータ分離回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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