JP2000183500A - パターン形成装置およびパターン形成方法 - Google Patents

パターン形成装置およびパターン形成方法

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JP2000183500A
JP2000183500A JP10361263A JP36126398A JP2000183500A JP 2000183500 A JP2000183500 A JP 2000183500A JP 10361263 A JP10361263 A JP 10361263A JP 36126398 A JP36126398 A JP 36126398A JP 2000183500 A JP2000183500 A JP 2000183500A
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Japan
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pattern
support
forming
mask
roll
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JP10361263A
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English (en)
Inventor
Kazuto Shimoda
和人 下田
Masayasu Kakinuma
正康 柿沼
Toshitaka Kawashima
利孝 河嶋
Junichi Osako
純一 大迫
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレキシブルプリント配線板等の製造に用い
る量産性を有するパターン形成装置およびパターン形成
方法を提供する。 【解決手段】 支持体3を送りロール4からガイドロー
ル5a,5bおよび5cを経由して巻取りロール6に走
行移動させるようになし、この支持体3に対向してマス
ク10を配置して、この移動される支持体3に、減圧雰
囲気中においてパターン形成源9の動作によるスパッタ
或いはエッチングにより所要のパターンを連続的に形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高分子フィルム等
の支持体にパターンを形成する、例えば、高分子フィル
ムの支持体に電極パターンを形成するフレキシブルプリ
ント配線板の形成装置としてのパターン形成装置および
パターン形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フレキシブルプリント配線板にお
ける配線の形成や各種の支持板に対するパターン形成
は、エッチングといったパターン形成法が採用されてい
る。このパターン形成法には、通常、高真空中でのバッ
チプロセスが使用されている。
【0003】このフレキシブルプリント配線板は、先
ず、ポリエステル、ポリイミド、塩化ビニル樹脂、エポ
キシ樹脂・ガラス積層板などのプラスチックフィルムに
銅箔またはその他の金属箔を接着して金属箔張り積層板
を製造する。この積層板を適当なクリーニングやその他
の準備の後に、金属箔面に所要の回路図形をネガティブ
・レジストのパターンで印刷する。
【0004】つぎの段階で、レジストで保護されていな
い金属箔の部分を全てエッチング液によって取り除く。
このエッチングにつづいて、印刷板からのレジストの剥
離、すなわち、レジストの除去を行い、エッチング液が
残留しないようにクリーニングすることによりフレキシ
ブルプリント配線板が形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにバッチプロ
セスにより形成されるフレキシブルプリント配線板は、
1度に作製できる数量が限られ、結果として高価になっ
ていた。
【0006】本発明はかかる点に鑑み、フレキシブルプ
リント配線板等のパターン形成において量産性が可能と
なるパターン形成装置およびパターン形成方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明によるパターン形成装置は、少なくとも支持体
を巻着する送りロールと、送りロールから送り出される
支持体を巻取る巻取りロールと、送りロールと巻取りロ
ールとの間に配されるパターン形成用マスクを介して支
持体にパターンを形成する手段とを具備し、支持体を送
りロールから巻取りロールに送りつつ、減圧雰囲気中で
支持体上に前記手段によりパターンを形成するように構
成したものである。
【0008】また、本発明によるパターン形成方法は、
少なくとも、支持体を巻着する送りロールと、送りロー
ルから送り出される支持体を巻取る巻取りロールと、送
りロールと巻取りロールとの間に配されるパターン形成
用マスクを介して支持体にパターンを形成する手段とを
具備し、支持体を送りロールから巻取りロールに送りつ
つ、減圧雰囲気中で支持体上に前記手段によりパターン
を形成する工程を有して構成するものである。
【0009】以上のように構成される本発明によれば、
支持体を送りロールから巻取りロールへ走行移動させな
がらこの支持体上にパターンを形成するので、支持体に
対してパターンが連続的に形成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】この実施の形態は本発明に係るパターン形
成装置をフレキシブルプリント配線板を製造する装置と
して構成したものである。
【0012】図1は、本発明に係るパターン形成装置の
第1の実施の形態例の概略断面図を示す。この図1にお
けるパターン形成装置1は、真空排気装置2を備えた装
置室1a内に、高分子フィルムあるいは薄ガラスおよび
鋼板である支持体3を送りロール4からガイドロール5
a,5bおよび5cを経由して巻取りロール6に一定速
度で走行させる走行移動機構7を配設してある。この走
行移動機構7のガイドロール5a〜5cのうち、中央の
ガイドロール5bは、大径で装置室1aのほぼ中央に位
置して配置され、この大径ガイドロール5bに支持体3
が送りロール4と巻取りロール6との間において逆Ω状
に巻回されて走行されるように構成されている。
【0013】この大径ガイドロール5bに対向、詳しく
は、大径ガイドロール5bの支持体巻回側に対向してパ
ターン形成機構8が配設されている。このパターン形成
機構8は、例えばスパッタリング装置等の蒸発源もしく
はエッチング源のパターン形成源9を大径ガイドロール
5bの支持体巻回側に対向して配設し、このパターン形
成源9と大径ガイドロール5bに巻回される支持体3と
の間に、例えば図2に示すように鋼板等から成る可撓性
基板に所要形状の透孔状部10aを形成したマスク10
を配して構成されている。このマスク10は、輪状に無
端連続して形成されて4個のガイドロール11a,11
b,11c,11dに巻回支持され、前記大径ガイドロ
ール5bに対向されるガイドロール11aと11bの間
において大径ガイドロール5bに支持体3を介して巻回
状に対応されるようになっている。
【0014】また、このマスク10が巻回支持されるガ
イドロール11a〜11dのうちの1個、例えば、大径
ガイドロール5bに対する近傍側の一方のガイドロール
11aは図示を省略するが、大径ガイドロール5bと同
期して運動することが可能な駆動機構が備えられてい
る。
【0015】また、マスク10は、図3に示すように、
大径ガイドロール5bに対して支持体3を介して巻回す
るように対応されるので、この巻回状態で透孔状部10
aの断面形状がストレートになるように、このマスク1
0は透孔状部10aの断面形状を図4に示すように、大
径ガイドロール5bに対面する側を幅広にしたテーパ状
に形成されている。
【0016】また、装置室1aには、ガス導入バルブ1
2を設けて、支持体3に対するエッチング動作において
は、CF4 等のエッチングガスを、また、スパッタ成膜
動作においては、Arガス等の反応ガスの導入流量を調
節できるようになされている。なお、大径ガイドロール
5bは、図示を省略するがエッチング時およびスパッタ
成膜時に支持体3の温度上昇を防止するために冷却され
る構造になっている。
【0017】以上のように構成されるパターン形成装置
1をフレキシブル配線板の電極形成に適用する事例を説
明する。
【0018】先ず、例えば、厚さ188μmのポリエチ
レンテレフタレートの支持体3を送りロール4にセット
して、この送りロール4から巻取りロール6の方向へ、
ガイドロール5a,5b,5cを経由して巻取りロール
に巻き取るようにする。一方、所要形状の透孔状部10
aを形成したマスク10も4個のガイドロール11a,
11b,11c,11dを経由し、前記大径ガイドロー
ル5bに対向する位置で支持体3と対応するように無端
輪状に配設する。
【0019】次に、装置室1a内にガス導入バルブ12
を通して、例えばArガスを流量を調節しつつ流入さ
せ、例えばAlターゲットの蒸発源9をスパッタさせA
lをマスク10の透孔状部10aを通して支持体3に付
着させて透孔状部10aに対応するパターンを成膜形成
する。この動作において支持体3とマスク10が同期し
て運動することにより、支持体3には図5に示すように
パターンPs を連続的に形成することが可能となる。
【0020】また、支持体3として例えば、銅箔等の金
属箔を積層した支持体の場合は、装置室1a内にガス導
入バルブ12を通して例えばCF4 等のエッチングガス
を流量を調節しつつ流入させ、パターン形成源9として
の蒸発源に替えてエッチング源を使用することで、支持
体3にマスク10の透孔状部10aに対応するパターン
をエッチング形成する。この動作の場合も支持体3とマ
スク10を同期して運動することにより、支持体3には
図6に示すようにエッチング後のパターンPeを連続的
に形成することが可能になる。
【0021】このように、支持体3には、スパッタ或い
はエッチングによりパターンPs 或いはPe が連続的に
形成されると共に、パターンPs ,Pe の形状を規定す
るマスク10は、支持体3のガイドロール5a,5b,
5cの大径ガイドロール5bに支持体3を介して巻回状
態で対応し、支持体3とは密接状態になり、また、マス
ク10の透孔状部10aは、前述のようにマスク10の
大径ガイドロール5bに対する巻回状態で断面形状がス
トレートになるため、支持体3にはマスク10の透孔状
部10aの形状に正確に対応したパターンPs 或いはP
e が形成される。
【0022】図7〜図10は、他の実施の形態を示し、
以下、この他の実施の形態を説明するに、前述した実施
の形態(以下、第1の実施の形態という)において説明
した部材と同種の部材には同一符号を付してその説明は
省略する。
【0023】先ず、図7に示す第2の実施の形態は、第
1の実施の形態とパターン形成機構が異なるものであ
る。すなわち、この第2の実施の形態のパターン形成装
置21は、装置室21a内に配設された支持体3の走行
移動機構7に対向して配置されるパターン形成機構22
は、マスク10を送りロール23からガイドロール24
a,24bを経由して巻取りロール25に所要速度で走
行させるように構成し、マスク10は有端帯状に形成し
たもので、所要パターン形状の透孔状部が前述のように
連続して形成されている。
【0024】このマスク10は、ガイドロール24aと
24bとの間において、支持体3の走行移動機構7の大
径ガイドロール5bに支持体3を介して巻回状に対応さ
れる。そして、マスク10が巻取られる巻取りロール2
5には、大径ガイドロール5bと同期して運動すること
が可能なように駆動機構(図示せず)が備えられ、マス
ク10は支持体3と同期して走行されるようになってい
る。また、このマスク10に形成されるパターン形状の
透孔状部も、第1の実施の形態と同様に、マスク10が
大径ガイドロール5bに巻回状に対応されて支持体3と
重ね合わされるので、この状態で断面形状がストレート
になるように偏平状態では断面形状がテーパ状になって
いる。
【0025】以上のように構成される第2の実施の形態
のパターン形成装置においても、第1の実施の形態のパ
ターン形成装置と同様に支持体3には、スパッタ或いは
エッチングにより所要のパターンが連続的にマスク10
の透孔状部の形状に正確に対応して形成される。
【0026】次に、図8に示す第3の実施の形態のパタ
ーン形成装置は、支持体を直線状に走行させてマスクを
支持体の直線状走行部と平行に走行させるように構成し
たものである。
【0027】すなわち、この第3の実施の形態のパター
ン形成装置31は、装置室31a内に、支持体3を送り
ロール4からガイドロール32a,32bを経由して巻
取りロール6に一定速度で走行させる走行移動機構33
を配設してあり、この走行移動機構33のガイドロール
32aと32bの間において支持体3が直線状に走行移
動されるように構成されている。
【0028】この支持体3の直線状走行部に対応してパ
ターン形成機構34が配設されている。このパターン形
成機構34において輪状に無端連続して形成されたマス
ク10が4個のガイドロール35a,35b,35c,
35dに巻回支持され、このマスク10はガイドロール
35aと35bとの間において支持体3の直線状走行部
と平行に走行されるようになっている。この支持体3と
マスク10の平行走行部は、互いに接触した状態でも、
また、図示のように所要間隔で離れた状態でもよい。
【0029】このように、支持体3とマスク10が直線
状に平行走行されるパターン形成装置31においては、
マスク10のパターン形状の透孔状部は前述した第1、
第2の実施の形態の場合のように断面形状をテーパ状に
形成することなくストレート状に形成する。
【0030】以上のように構成される第3の実施の形態
のパターン形成装置31においても、第1の実施の形態
のパターン形成装置1と同様に走行される支持体3に
は、パターン形成源9によるスパッタ或いはエッチング
により所要のパターンが連続的に形成される。
【0031】また、図9に示す第4の実施の形態のパタ
ーン形成装置は、走行される支持体に対してマスクを固
定状に配設して構成したものである。
【0032】すなわち、この第4の実施の形態のパター
ン形成装置41は、装置室41a内に、第1、第2の実
施の形態のパターン形成装置1,21と同様に、支持体
3を送りロール4からガイドロール5a,5b,5cを
経由して巻取りロール6に一定速度で走行させるように
なし、中央部のガイドロール5bを大径に形成して構成
した走行移動機構42を配設してある。
【0033】そして、この走行移動機構42に対応して
配設されるパターン形成機構43のパターン形成用のマ
スク44は、鋼板等の薄板状体に前述したマスク10と
同様に所要パターン形状の透孔状部を形成して構成され
て、走行移動機構42の大径ガイドロール5bの支持体
巻回部に沿うように対向して湾曲状に配置されている。
このマスク44と大径ガイドロール5bとの間隔は、任
意に可変設定できるように構成されている。
【0034】このように構成される第4の実施の形態の
パターン形成装置41においては、支持体3の走行移動
とパターン形成源9の動作とを交互に繰り返す間欠駆動
させることにより、支持体3には、パターン形成源9の
動作によるスパッタ或いはエッチングにより所要のパタ
ーンが連続的に形成される。
【0035】さらに、図10に示す第5の実施の形態の
パターン形成装置は、走行される支持体に対してマスク
を直線状に平行に配設して構成したものである。
【0036】すなわち、この第5の実施の形態のパター
ン形成装置51は、装置室51a内に、第3の実施の形
態のパターン形成装置31と同様に、支持体3を送りロ
ール4からガイドロール32a,32bを経由して巻取
りロール6に一定速度で走行させる走行移動機構52を
配設してあり、この走行移動機構52のガイドロール3
2aと32bの間において支持体3が直線状に走行され
るように構成されている。
【0037】この支持体3の直線状走行部に対応してパ
ターン形成機構53が配設されている。このパターン形
成機構53のパターン形成用のマスク54は、鋼板等の
薄板状体に前述したマスク10と同様に所要パターン形
状の透孔状部を形成して構成されて、支持体3の直線状
走行部に対応して直線状に平行に配置されている。この
マスク54と支持体3との間隔は任意に可変設定できる
ように構成されている。
【0038】このように構成される第5の実施の形態の
パターン形成装置51においても、第4の実施の形態の
パターン形成装置41と同様に支持体3の走行移動とパ
ターン形成源9の動作とを交互に繰り返す間欠駆動させ
ることにより、支持体3には、パターン形成源9の動作
によるスパッタ或いはエッチングによる所要のパターン
が連続的に形成される。
【0039】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明はこれ等の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更てきるも
のである。
【0040】例えば、マスクは鋼板に限ることなく、他
の材質の板材により形成でき、また、各部材の具体的構
成は任意に選定できるものである。
【0041】そして、本発明によるパターン形成装置お
よびパターン形成方法は、フレキシブルプリント配線板
の電極パターン等の配線パターン形成のみに適用される
ものではなく、他物品の図形パターンの形成にも適用て
きるものである。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によるパターン形成
装置およびパターン形成方法によれば、支持体を送りロ
ールから巻取りロールへ走行移動させながら、この支持
体上にパターンを形成するので、支持体に対してパター
ンを連続的に形成できて、量産が可能になり、パターン
形成体を安価に提供できる。
【0043】特に、本発明は配線電極パターンを形成す
るプリントフレキシブル配線板の製造に適用してその効
果が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパターン形成装置の第1例を示す
概略断面図である。
【図2】図1に示すパターン形成装置に用いるマスクの
一例を示す一部分の平面図である。
【図3】図1に示すパターン形成装置における支持体と
マスクの重ね合わせ部分の拡大断面図である。
【図4】図3に示すマスクの偏平状の断面図である。
【図5】パターン成膜形成後の支持体の一例の平面図で
ある。
【図6】パターンエッチング形成後の支持体の一例の平
面図である。
【図7】本発明によるパターン形成装置の第2例を示す
概略断面図である。
【図8】本発明によるパターン形成装置の第3例を示す
概略断面図である。
【図9】本発明によるパターン形成装置の第4例を示す
概略断面図である。
【図10】本発明によるパターン形成装置の第5例を示
す概略断面図である。
【符号の説明】
1,21,31,41,51‥‥パターン形成装置、2
‥‥真空排気装置、3‥‥支持体、4‥‥送りロール、
5a,5b,5c‥‥ガイドロール、6‥‥巻取りロー
ル、7‥‥走行移動機構、8‥‥パターン形成機構、9
‥‥パターン形成源、10‥‥マスク、10a‥‥透孔
状部、11a,11b,11c,11d‥‥ガイドロー
ル、12‥‥ガス導入バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河嶋 利孝 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 大迫 純一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 4K057 DB04 DE08 DM35 DM36 DN01 5E343 AA33 DD22 DD23 DD24 DD25 DD26 EE46 GG20

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、支持体を巻着する送りロー
    ルと、前記送りロールから送り出される前記支持体を巻
    取る巻取りロールと、前記送りロールと前記巻取りロー
    ルとの間に配されるパターン形成用マスクを介して前記
    支持体にパターンを形成する手段とを具備し、 前記支持体を前記送りロールから前記巻取りロールに送
    りつつ、減圧雰囲気中で前記支持体上に前記手段により
    パターンを形成することを特徴とするパターン形成装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパターン形成装置にお
    いて、 前記パターンを形成する手段は、前記支持体をパターン
    エッチングする手段と、前記支持体と同期して運動する
    パターン形成用マスクを具備していることを特徴とする
    パターン形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のパターン形成装置にお
    いて、 前記パターンを形成する手段は、前記支持体をエッチン
    グする手段と、前記支持体に対応して配されるパターン
    形成用マスクを具備し、前記支持体は前記パターン形成
    用マスクに対して間欠運動されるようにしたことを特徴
    とするパターン形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のパターン形成装置にお
    いて、 前記パターンを形成する手段は、前記支持体に対しパタ
    ーン膜形成用原材料を蒸発させる手段と、前記支持体と
    同期して運動するパターン形成用マスクを具備している
    ことを特徴とするパターン形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のパターン形成装置にお
    いて、 前記パターンを形成する手段は、前記支持体に対しパタ
    ーン膜形成用原材料を蒸発させる手段と、前記支持体に
    対応して配されるパターン形成用マスクを具備し、前記
    支持体は前記パターン形成用マスクに対して間欠運動さ
    れるようにしたことを特徴とするパターン形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のパターン形成装置にお
    いて、 前記支持体が高分子フィルムあるいは薄ガラスおよび鋼
    板のいずれかであることを特徴とするパターン形成装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のパターン形成装置にお
    いて、 前記パターン形成用マスクはパターン開口部の断面形状
    が前記支持体に対面する側に広がるテーパー状であるこ
    とを特徴とするパターン形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項4又は請求項5に記載のパターン
    形成装置において、 前記パターン膜形成用原材料を蒸発させる手段は、真空
    蒸着装置、電子ビーム蒸着装置、スパッタリング装置、
    イオンプレーティング装置および化学的気相成長装置の
    うちのいずれかの装置であることを特徴とするパターン
    形成装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも、支持体を巻着する送りロー
    ルと、前記送りロールから送り出される前記支持体を巻
    取る巻取りロールと、前記送りロールと前記巻取りロー
    ルとの間に配されるパターン形成用マスクを介して前記
    支持体にパターンを形成する手段とを具備し、 前記支持体を前記送りロールから前記巻取りロールに送
    りつつ、減圧雰囲気中で前記支持体上に前記手段により
    パターンを形成する工程を有することを特徴とするパタ
    ーン形成方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のパターン形成方法に
    おいて、 前記パターンを形成する手段は、前記支持体をパターン
    エッチングする手段と、前記支持体と同期して運動する
    パターン形成用マスクを具備し、前記支持体を前記送り
    ロールから前記巻取りロールに送りつつ、減圧雰囲気中
    で前記手段により、前記パターン形成用マスクを前記支
    持体と同期して運動することで前記支持体上にパターン
    を形成する工程を有することを特徴とするパターン形成
    方法。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載のパターン形成方法に
    おいて、 前記パターンを形成する手段は、前記支持体をエッチン
    グする手段と、前記送りロールと前記巻取りロール間に
    おいて支持体に対応して配されるパターン形成用マスク
    を具備し、前記支持体を前記送りロールから前記巻取り
    ロールに送りつつ、減圧雰囲気中で前記手段により、間
    欠運動することで前記支持体上にパターンを形成する工
    程を有することを特徴とするパターン形成方法。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載のパターン形成方法に
    おいて、 前記パターンを形成する手段は、前記支持体に対しパタ
    ーン膜形成用原材料を蒸発させる手段と、前記支持体と
    同期して運動するパターン形成用マスクを具備し、前記
    支持体を前記送りロールから前記巻取りロールに送りつ
    つ、減圧雰囲気中で、前記手段によりパターン形成用マ
    スクを前記支持体と同期して運動することで前記支持体
    上にパターンを形成する工程を有することを特徴とする
    パターン形成方法。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載のパターン形成方法に
    おいて、 前記パターンを形成する手段は、前記支持体に対しパタ
    ーン膜形成用原材料を蒸発させる手段と、前記支持体に
    対応して配されるパターン形成用マスクを具備し、前記
    支持体は前記パターン形成用マスクに対して間欠運動す
    ることで前記支持体上にパターンを形成する工程を有す
    ることを特徴とするパターン形成方法。
  14. 【請求項14】 請求項9に記載のパターン形成方法に
    おいて、 前記支持体が高分子フィルムあるいは薄ガラスおよび鋼
    板であることを特徴とするパターン形成方法。
  15. 【請求項15】 請求項9に記載のパターン形成方法に
    おいて、 前記パターン形成用マスクはパターン開口部の断面形状
    が前記支持体に対面する側に広がるテーパー状であるこ
    とを特徴とするパターン形成方法。
  16. 【請求項16】 請求項12又は請求項13に記載のパ
    ターン形成方法において、 前記パターン膜形成用原材料を蒸発させる手段は、真空
    蒸着装置、電子ビーム蒸着装置、スパッタリング装置、
    イオンプレーティング装置および化学的気相成長装置の
    うちのいずれかの装置であることを特徴とするパターン
    形成方法。
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