JP2000182447A - 電線矯正装置 - Google Patents

電線矯正装置

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JP2000182447A
JP2000182447A JP10356624A JP35662498A JP2000182447A JP 2000182447 A JP2000182447 A JP 2000182447A JP 10356624 A JP10356624 A JP 10356624A JP 35662498 A JP35662498 A JP 35662498A JP 2000182447 A JP2000182447 A JP 2000182447A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランプ機構を簡素化してコスト低減を図
り、省スペース化を図る。 【解決手段】 搬送クランプ20のスリットに挿入され
て保持された電線Wの端末側を両側から挾持して電線W
の曲がりを矯正する一対のクランプ28、29と、この
一対のクランプ28、29を支持する一対のクランプス
テー26、27と、この一対のクランプステー26、2
7を接離させて一対のクランプ28、29を接離させる
平行ハンドシリンダ22とを有する電線矯正装置であっ
て、一対のクランプ28、29が電線Wの端末側を挾持
する方向と、平行ハンドシリンダ22の一対の駆動軸2
4a、24bの駆動方向とを同一方向とし、この一対の
駆動軸24a、24bと一対のクランプ28、29とを
一対のクランプステー26、27で連結し上方のクラン
プ28には、クランプ閉位置で搬送クランプ20のスリ
ット内に挿入されて電線Wの曲がりを矯正するブレード
31を一体に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線に皮剥ぎ処理
や端子圧着処理等を施すために電線の端末側を一直線状
に矯正する電線矯正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の電線矯正装置としては、
特願昭60−74482号出願書類に開示されたものが
あり、図7にかかる電線矯正装置の側面図が示されてい
る。図7において、搬送クランプ1は図示しない搬送手
段によって移動され、この移動によって電線矯正装置に
電線Wを供給する。搬送クランプ1は一対の挾持片(図
示せず)間に形成されたスリット(図示せず)を有し、
このスリットに電線Wが挿入されて保持されている。
【0003】電線矯正装置の装置本体2にはクランプ進
退用シリンダ3が固定され、このクランプ進退用シリン
ダ3によってガイド板4が供給された電線Wの軸方向に
移動できるよう構成されている。このガイド板4には一
対の取付ヘッド5がそれぞれ上下移動自在に取付けら
れ、この一対の取付ヘッド5の先端には一対のクランプ
ステー5aが取付けられている。この一対のクランプス
テー5aの対向位置には一対のクランプ6がそれぞれ設
けられている。
【0004】一方、図示しないクランプ挾持用駆動源の
出力ロッドには共通リンク7が取付られており、この共
通リンク7には上下一対の連結リンク8a、8bの一端
が回転自在に取り付けられている。この一対の連結リン
ク8a、8bの他端はそれぞれリンクレバー9a、9b
の一端に回転自在に取り付けられており、この一対のリ
ンクレバー9a、9bの略中心は軸10a、10bを介
して装置本体2に支持されている。一対のリンクレバー
9a、9bの他端はそれぞれロールホロワー12a、1
2bを介して前記各取付ヘッド5に連結されている。
【0005】上記構成において、図7に示すように、一
対のクランプ6が離間した位置に位置し、この一対のク
ランプ6の間のスペースに搬送クランプ1の移動によっ
て電線Wが配置される。そして、クランプ挾持用駆動源
の出力ロッドが、図7のP矢印方向に移動すると、この
移動によって共通リンク7が共に前進移動し、この共通
リンク7の移動によって一対の連結リンク8a、8bを
介して一対のリンクレバー9a、9bが互いに逆方向に
回転する。つまり、上方のリンクレバー9aが反時計方
向に、下方のリンクレバー9bが時計方向にそれぞれ回
転する。この一対のリンクレバー9a、9bの回転によ
って一対の取付ヘッド5が互いに近付く方向に移動して
一対のクランプ6が電線Wをクランプする。
【0006】次に、一対のクランプ6が互いに遠ざかる
方向に移動され、この状態でクラプ進退用シリンダ3が
駆動して一対のクランプ6が少し後退移動する。そし
て、前記と同様に一対のクランプ6が互いに近付く方向
に移動して電線Wをクランプする。
【0007】この2回に亘る電線Wのクランプによって
電線Wの端末側の曲がりを矯正するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電線矯正装置では、小さなシリンダで大きな力を得
る必要から、クランプ3の動作方向に対して垂直方向に
クランプ挾持用駆動源(図示せず)を取り付け、又、多
数のリンク部品、具体的には、共通リンク7、一対の連
結リンク8a、8b、一対のリンクレバー9a、9bの
5部品を使用していた。従って、電線Wの軸方向にクラ
ンプ機構のための広いスペースが必要であるという問題
があった。又、このようにリンク部品を多く使用し、且
つ、複雑な構成であるため、コスト高になるという問題
があった。
【0009】また、前記従来の電線矯正装置では、搬送
クランプ1より突出している電線Wの部分の矯正はでき
るが、搬送クランプ1内の電線Wの部分の矯正ができ
ず、これがエラーの原因になるという問題があった。つ
まり、後の加工処理工程において電線Wに引っ張り力が
作用したり、搬送時に電線Wにモーメントが作用したり
するが、この際に、搬送クランプ1内の電線Wの部分に
曲がりがあると、搬送クランプ1からの電線Wの出寸法
にバラツキが発生し、エラーの原因になるためである。
【0010】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、クランプ機構を簡素化して省
スペース化を図ると共にコスト低減を図ることができる
電線矯正装置を提供することを目的とする。また、他の
本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであ
り、クランプ機構を簡素化して省スペース化を図ると共
にコスト低減を図り、且つ、搬送クランプ内の電線の矯
正を行うことができる電線矯正装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、搬送
クランプのスリットに挿入されて保持された電線の端末
側を両側から挾持して電線の曲がりを矯正する一対のク
ランプと、この一対のクランプを支持する一対のクラン
プステーと、この一対のクランプステーを接離させて前
記一対のクランプを接離させる駆動源とを有する電線矯
正装置であって、前記一対のクランプが前記電線の端末
側を挾持する方向と、前記駆動源の駆動軸の駆動方向と
を同一方向とし、この駆動軸と前記クランプとを前記ク
ランプステーで連結したことを特徴とする。
【0012】この電線矯正装置では、駆動源を駆動する
と、駆動軸の移動によってクランプステーが移動し、こ
の移動により一対のクランプが接近又は離間するもの
で、リンク部品を使用することなくクランプ動作を行う
ことができる。
【0013】請求項2の発明は、請求項1に記載の電線
矯正装置であって、前記一対のクランプの一方には、前
記一対のクランプの閉位置で前記搬送クランプの前記ス
リット内に挿入されて前記電線の曲がりを矯正するブレ
ードを一体に設けたことを特徴とする。
【0014】この電線矯正装置では、請求項1の発明の
作用に加え、一対のクランプ動作と共にブレードが搬送
クランプのスリット内に挿入して電線を押圧する。
【0015】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の電線矯正装置であって、前記各クランプは、ク
ランプ本体と、このクランプ本体の先端側に設けられ、
所定の間隔で配列された複数枚の挾持片とからなり、前
記一対のクランプの閉位置では前記一対のクランプの一
方の挾持片間に他方の挾持片が挿入される状態となるよ
う配置したことを特徴とする。
【0016】この電線矯正装置では、請求項1又は請求
項2の発明の作用に加え、一方のクランプの挾持片間に
他方のクランプの挾持片が互いに挿入されると、これら
一対の挾持片の互いの挿入過程で各挾持片の先端面に案
内されて電線が一直線状に矯正される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】図1は本発明の実施形態に係る電線矯正装
置の側面図、図2は上記電線矯正装置の一部拡大正面
図、図3は上記電線矯正装置の要部斜視図、図4は一対
のクランプ28、29及びブレード31箇所の拡大正面
図、図5は一対のクランプ28、29が電線Wをクラン
プする前の状態を示す要部側面図、図6は一対のクラン
プが28、29電線Wをクランプした状態を示す要部側
面図である。
【0019】図1〜図6において、搬送体(図示せず)
には一定の間隔を置いて多数の搬送クランプ20が立設
され、各搬送クランプ20は図示しない搬送手段によっ
て移動されることによって順番に電線矯正装置に電線W
を供給する。搬送クランプ20は一対の挾持片20aを
有し、この一対の挾持片20a間に上方に開口するスリ
ット20b(図4に示す)が形成されている。電線Wを
スリット20bの上方から挿入すると、一対の挾持片2
0aが互いに外方に弾性変形して電線Wの挿入が許容さ
れ、この一対の挾持片20aの弾性復帰力によって電線
Wが保持される。
【0020】電線矯正装置の装置本体21には駆動源で
ある平行ハンドシリンダ22が固定され、この平行ハン
ドシリンダ22は大駆動力のものが使用されている。こ
の平行ハンドシリンダ22は、シリンダ本体23の上面
と下面からそれぞれ突出する上下一対の駆動軸24a、
24bを有する。この各駆動軸24a、24bは2本で
一組であり、この一対の駆動軸24a、24bの先端に
は一対のハンド部25a、25bがそれぞれ固定されて
いる。
【0021】そして、この平行ハンドシリンダ22は一
対の駆動軸24a、24bの各突出ストロークが常に同
一寸法となるよう伸縮駆動する。つまり、上方の駆動軸
24aが上方に移動(伸長)すると、下方の駆動軸24
bが下方に同じストロークだけ移動(伸長)し、又、上
方の駆動軸24aが下方に移動(収縮)すると、下方の
駆動軸24bが上方に同じストロークだけ移動(収縮)
する。
【0022】一対のハンド部25a、25bの先端には
一対のクランプステー26、27が設けられており、こ
の一対のクランプステー26、27の互いの対向位置に
は一対のクランプ28、29が固定されている。この一
対のクランプ28、29は前記平行ハンドシリンダ22
の駆動によって互いに離間するクランプ開位置(図5の
位置)と互いに近接し、電線Wの端末側を挾持するクラ
ンプ閉位置(図6の位置)との間で変位する。
【0023】つまり、一対のクランプ28、29が電線
Wの端末側を挾持する挾持方向と、平行ハンドシリンダ
22の一対の駆動軸24a、24bの駆動方向とが同一
方向とされ、一対の駆動軸24a、24bと一対のクラ
ンプ28、29とが一対のクランプステー26、27を
介して連結されている。
【0024】前記各クランプ28、29は、クランプ本
体28a、29aと、このクランプ本体28a、29a
の先端側に設けられ、所定の間隔で配列された複数枚の
挾持片28b、29bとから構成されている。この一対
のクランプ28、29の対向する複数の挾持片28b、
29bは、互いにシフトした位置に配置され、クランプ
閉位置では一方の挾持片28b、29b間に他方の挾持
片29b、28bが挿入されるよう構成されている。こ
の各挾持片28b、29bの先端面は両端から中央に向
かうに従って内側に窪むV字溝30に形成されている。
又、複数の挾持片28b、29bの全体幅Dは、電線W
の端末側における曲げを矯正すべき部分の幅よりも少な
くとも広く設定されている。
【0025】また、上方のクランプ28の先端面にはブ
レード31が一体に設けられており、このブレード31
は搬送されてくる電線Wの軸方向に延びるスリット挿入
片31aを有し、このスリット挿入片31aは搬送クラ
ンプ20のスリット20bの真上位置に配置されてい
る。そして、スリット挿入片31aの下端面31bは同
一水平面として構成され、この下端面31bがクランプ
閉位置ではスリット20bの上方から寸法Tだけ挿入さ
れるよう設定されている。この寸法Tの値は、搬送クラ
ンプ20内の電線Wの適正挿入位置(打ち込み位置)に
対応させて設定される。
【0026】次に、上記構成の作用を説明する。図1及
び図2に示すように、一対のクランプ28、29が離間
したクランプ開位置に位置し、搬送手段により搬送クラ
ンプ20に保持された電線Wが搬送され、この電線Wの
端末側がこの一対のクランプ28、29の間のスペース
に配置される。
【0027】次に、平行ハンドシリンダ22が駆動して
この上方の駆動軸24aが下方向に、下方の駆動軸24
bが上方向にそれぞれ移動する。すると、この一対の駆
動軸24a、24bの移動によって直接上方のクランプ
ステー26及びクランプ28が下方に、下方のクランプ
ステー27及びクランプ29が上方に移動する。つま
り、一対のクランプステー26、27が互いに近接方向
に同期して移動し、この一対のクランプステー26、2
7の移動によって一対のクランプ28、29がクランプ
閉位置に変位する。
【0028】ここで、このクランプ閉位置への移動に際
し、電線Wの端末側は上下の挾持片28b、29bのV
字溝30にガイドされて一対のV字溝30によって構成
される穴(図示せず)に位置することになる。従って、
図5に示すように、電線Wの端末側に曲げ部分を有する
場合にはこの曲げ部分が上下の挾持片28b、29bの
V字溝30にガイドされて、図6に示すように一直線状
に矯正される。
【0029】また、上方のクランプステー26の下方移
動と共にブレード31も下方に移動し、ブレード31の
スリット挿入片31aが搬送クランプ20のスリット2
0b内に挿入される。そして、図5に示すように、搬送
スリット20内の電線Wに曲げ部分がある場合や電線W
が所定の挿入位置(打ち込み位置)まで不完全挿入状態
である場合には、挿入されたスリット挿入片31aの下
端面31bが電線Wを上方から押圧するため、図6に示
すように、搬送スリット20内の電線Wの曲げが矯正さ
れて一直線にされ、又、電線Wが所定の挿入位置(打ち
込み位置)まで強制挿入される。
【0030】つまり、一対のクランプ28、29によっ
て搬送クランプ20から突出している電線Wの部分を矯
正できると共にブレード31によって搬送クランプ20
内の電線Wの部分をも矯正できることから、搬送クラン
プ20の出寸法l+Δh(図6に示す)のバラツキを最
小にすることができる。又、搬送クランプ20の電線W
の挿入位置(打ち込み位置)も適正な位置とされること
も相俟って次工程(皮剥き工程、端子圧着工程等)へ確
実につなげることができ、生産性の向上と品質の向上が
可能となる。
【0031】また、上記クランプ動作が所定時間なされ
ると、平行ハンドシリンダ22が駆動して上方の駆動軸
24aが上方向に、下方の駆動軸24bが下方向にそれ
ぞれ移動し、上記と逆の動作によって一対のクランプ2
8、29はクランプ開位置に戻される。そして、搬送手
段が駆動して搬送クランプ20が移動し、処理が完了し
た電線Wが次の工程方向に移動され、未処理の電線Wが
搬送クランプ20によって電線矯正装置に供給される。
このような動作を繰り返すことによって順に電線Wの端
末側の曲げが矯正される。
【0032】ここで、本実施形態の電線矯正装置では、
駆動源である平行ハンドシリンダ22を駆動すると、駆
動軸24a、24bの移動によってクランプステー2
6、27が移動し、この移動により一対のクランプ2
8、29が接近又は離間するもので、リンク部品を使用
することなくクランプ動作を行うことができる。従っ
て、クランプ機構が簡素化でき、コスト低減を図ること
ができる。
【0033】又、一対のクランプ28、29が電線Wの
端末側を挾持する挾持方向と、平行ハンドシリンダ22
の一対の駆動軸24a、24bの駆動方向とが同一方向
とされ、一対の駆動軸24a、24bと一対のクランプ
28、29とが一対のクランプステー26、27を介し
て連結されているので、電線Wの軸方向にクランプ用部
品を配置するための広いスペースが必要なく、上述のク
ランプ機構が簡素化できることとも相俟って省スペース
化を図ることができる。
【0034】又、この実施形態では、複数の挾持片28
b、29bの全体幅Dは、電線Wの端末側における曲げ
を矯正すべき部分の幅よりも少なくとも広く設定されて
いるため、1度のクランプ動作によって矯正できるた
め、タクトタイムが短くて済み、生産性の向上となる。
【0035】尚、この実施形態では、駆動源が平行ハン
ドシリンダ22にて構成されているが、一対のクランプ
28、29が電線Wの端末側を挾持する方向と、駆動源
の一対の駆動軸の駆動方向とを同一方向に設定できるも
のであれば良い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、搬送クランプのスリットに挿入されて保持され
た電線の端末側を両側から挾持する一対のクランプと、
この一対のクランプを支持する一対のクランプステー
と、この一対のクランプステーを接離させて前記一対の
クランプを接離させる駆動源とを有する電線矯正装置で
あって、前記一対のクランプが前記電線の端末側を挾持
する方向と、前記駆動源の駆動軸の駆動方向とを同一方
向とし、この駆動軸と前記クランプとを前記クランプス
テーで連結したので、駆動源を駆動すると、駆動軸の移
動によってクランプステーが移動し、この移動により一
対のクランプが接近又は離間するもので、リンク部品を
使用することなくクランプ動作を行うことができるた
め、クランプ機構を簡素化して省スペース化を図ると共
にコスト低減を図ることができる。
【0037】請求項2の発明によれば、請求項1に記載
の電線矯正装置であって、前記一対のクランプの一方に
は、前記一対のクランプの閉位置で前記搬送クランプの
前スリット内に挿入されて前記電線の曲がりを矯正する
ブレードを一体に設けたので、請求項1の発明の効果に
加え、一対のクランプ動作と共にブレードが搬送クラン
プのスリット内に挿入して電線を押圧するため、搬送ク
ランプ内の電線の矯正を行うことができる。
【0038】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2に記載の電線矯正装置であって、前記各クランプ
は、クランプ本体と、このクランプ本体の先端側に設け
られ、所定の間隔で配列された複数枚の挾持片とからな
り、前記一対のクランプの閉位置では前記一対のクラン
プの一方の挾持片間に他方の挾持片が挿入される状態と
なるよう配置したので、請求項1又は請求項2の発明の
効果に加え、一方のクランプの挾持片間に他方のクラン
プの挾持片が互いに挿入されると、これら一対の挾持片
の互いの挿入過程で各挾持片の先端面に案内されて電線
が一直線状に矯正されるため、複数の挾持片の全体の幅
を電線Wの端末側における曲げを矯正すべき部分の幅よ
りも少なくとも広く設定することにより、1度のクラン
プ動作によって電線の端末側を矯正できるため、タクト
タイムの向上を図ることができ、ひいては生産性の向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電線矯正装置の側面図
である。
【図2】本発明の実施形態に係る電線矯正装置の一部拡
大正面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る電線矯正装置の要部斜
視図である。
【図4】本発明の実施形態に係る一対のクランプ及びブ
レード箇所の拡大正面図である。
【図5】本発明の実施形態に係る一対のクランプが電線
をクランプする前の状態を示す要部側面図である。
【図6】本発明の実施形態に係る一対のクランプが電線
をクランプした状態を示す要部側面図である。
【図7】従来例の電線矯正装置の側面図である。
【符号の説明】
20 搬送クランプ 20b スリット 22 平行ハンドシリンダ(駆動源) 24a、24b 駆動軸 26、27 クランプステー 28 クランプ 28a クランプ本体 28b 挾持片 29 クランプ 29a クランプ本体 29b 挾持片 31 ブレード W 電線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送クランプのスリットに挿入されて保
    持された電線の端末側を両側から挾持して電線Wの曲が
    りを矯正する一対のクランプと、 この一対のクランプを支持する一対のクランプステー
    と、 この一対のクランプステーを接離させて前記一対のクラ
    ンプを接離させる駆動源とを有する電線矯正装置であっ
    て、 前記一対のクランプが前記電線の端末側を挾持する方向
    と、前記駆動源の駆動軸の駆動方向とを同一方向とし、
    この駆動軸と前記クランプとを前記クランプステーで連
    結したことを特徴とする電線矯正装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電線矯正装置であっ
    て、 前記一対のクランプの一方には、前記一対のクランプの
    閉位置で前記搬送クランプの前記スリット内に挿入され
    て前記電線の曲がりを矯正するブレードを一体に設けた
    ことを特徴とする電線矯正装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の電線矯正
    装置であって、 前記各クランプは、クランプ本体と、このクランプ本体
    の先端側に設けられ、所定の間隔で配列された複数枚の
    挾持片とからなり、前記一対のクランプの閉位置では前
    記一対のクランプの一方の挾持片間に他方の挾持片が挿
    入される状態となるよう配置したことを特徴とする電線
    矯正装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108714661A (zh) * 2018-06-15 2018-10-30 东莞市龙顺智能科技有限公司 芯线矫正机构

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CN108714661A (zh) * 2018-06-15 2018-10-30 东莞市龙顺智能科技有限公司 芯线矫正机构

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