JP2000182225A - 複合ヘッドの製造方法、複合ヘッドおよびこれを具備する磁気記録再生装置 - Google Patents
複合ヘッドの製造方法、複合ヘッドおよびこれを具備する磁気記録再生装置Info
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- JP2000182225A JP2000182225A JP10353046A JP35304698A JP2000182225A JP 2000182225 A JP2000182225 A JP 2000182225A JP 10353046 A JP10353046 A JP 10353046A JP 35304698 A JP35304698 A JP 35304698A JP 2000182225 A JP2000182225 A JP 2000182225A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐摩耗性の向上及び記録再生信号の高品質化
を図る複合ヘッドの製造方法、複合ヘッドおよびこれを
具備する磁気記録再生装置の提供。 【解決手段】 第1の基板1a上に順次、各々絶縁層を
介して第1の磁性コアと第1の基板1aと導通する台座
10、MR素子、第2の磁性コア、コイルと第2の磁性
コアと閉磁路を構成する第3の磁性コア、台座10上の
GND端子15と導通する支柱16、支柱16上に絶縁
層を介して支柱16に導通するGNDパターン17の形
成工程と、GNDパターン17に一端を乗り上げGND
パターン17と導通する第2の基板1bを接着する工程
とを有し、第2の基板1bのGNDパターン17への乗
り上げにより形成される隙間18に接着剤を充填し、第
2の基板1bを強固に接着するとともに第1,2の基板
1a,1bの導通化を図る。
を図る複合ヘッドの製造方法、複合ヘッドおよびこれを
具備する磁気記録再生装置の提供。 【解決手段】 第1の基板1a上に順次、各々絶縁層を
介して第1の磁性コアと第1の基板1aと導通する台座
10、MR素子、第2の磁性コア、コイルと第2の磁性
コアと閉磁路を構成する第3の磁性コア、台座10上の
GND端子15と導通する支柱16、支柱16上に絶縁
層を介して支柱16に導通するGNDパターン17の形
成工程と、GNDパターン17に一端を乗り上げGND
パターン17と導通する第2の基板1bを接着する工程
とを有し、第2の基板1bのGNDパターン17への乗
り上げにより形成される隙間18に接着剤を充填し、第
2の基板1bを強固に接着するとともに第1,2の基板
1a,1bの導通化を図る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複合ヘッドの製造方
法、複合ヘッドおよびこれを具備する磁気記録再生装置
に関し、さらに詳しくは、磁気抵抗効果型ヘッドとイン
ダクティブヘッドとを有する複合ヘッドの製造方法、複
合ヘッドおよびこれを具備する磁気記録再生装置に関す
る。
法、複合ヘッドおよびこれを具備する磁気記録再生装置
に関し、さらに詳しくは、磁気抵抗効果型ヘッドとイン
ダクティブヘッドとを有する複合ヘッドの製造方法、複
合ヘッドおよびこれを具備する磁気記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より高密度なハードディスクドライ
ブ(HDD)装置においては、書き込み読み出しを行う
インダクティブヘッドと、保磁力が大であるコバルトア
ロイ系の磁性膜を有する磁気ディスクとの組み合わせに
よって、高記録密度化が図られてきた。しかしながら、
インダクティブヘッドを単独で用いる方式では、さらな
る高記録密度化に限界がある。すなわち、高記録密度化
に伴う高周波記録により、十分な再生信号レベルを得る
ためにはヘッドコイルのターン数を増大させることが必
要であるのに対し、同一ヘッドによる書き込み過程では
コイルのターン数の増大に伴うインダクタンス等の増加
が周波数特性向上の障害となるためである。高密度の記
録再生にとって、書き込みと再生に要求されるヘッド条
件は相反する条件である。したがって、書き込みと読み
出しの両方の機能を十分に満たすために、記録再生を分
離したヘッド、いわゆる記録再生分離型のヘッドが用い
られる傾向にある。このような記録再生分離型のヘッド
としては、書き込み機能を最適化したインダクティブヘ
ッドと、このインダクティブヘッド近傍に読み出し機能
を最適化したMR(磁気抵抗効果)ヘッドを配置した、
いわゆる複合ヘッドが一般的である。
ブ(HDD)装置においては、書き込み読み出しを行う
インダクティブヘッドと、保磁力が大であるコバルトア
ロイ系の磁性膜を有する磁気ディスクとの組み合わせに
よって、高記録密度化が図られてきた。しかしながら、
インダクティブヘッドを単独で用いる方式では、さらな
る高記録密度化に限界がある。すなわち、高記録密度化
に伴う高周波記録により、十分な再生信号レベルを得る
ためにはヘッドコイルのターン数を増大させることが必
要であるのに対し、同一ヘッドによる書き込み過程では
コイルのターン数の増大に伴うインダクタンス等の増加
が周波数特性向上の障害となるためである。高密度の記
録再生にとって、書き込みと再生に要求されるヘッド条
件は相反する条件である。したがって、書き込みと読み
出しの両方の機能を十分に満たすために、記録再生を分
離したヘッド、いわゆる記録再生分離型のヘッドが用い
られる傾向にある。このような記録再生分離型のヘッド
としては、書き込み機能を最適化したインダクティブヘ
ッドと、このインダクティブヘッド近傍に読み出し機能
を最適化したMR(磁気抵抗効果)ヘッドを配置した、
いわゆる複合ヘッドが一般的である。
【0003】MRヘッドの再生出力は、磁気記録媒体と
の相対速度依存性がないことや、低クロストーク等の特
徴を有し、特に近年におけるスピンバブル膜による巨大
磁気抵抗(GMR;Giant Magneto-Resistive )効果や新しい
素子構造の開発、あるいはPRML(Partial Response
Maximum Likelyhood )信号処理方式等の採用により、西
暦2000年には10Gbit/in2 、転送速度24
MB/sの記録面密度を有するHDD装置が可能になる
と予測されている。また、磁気テープを用いた磁気記録
装置の分野でも、1Gbit/in2 程度の記録面密度
を超えた時点から、MRヘッドが採用されると見られて
いる。
の相対速度依存性がないことや、低クロストーク等の特
徴を有し、特に近年におけるスピンバブル膜による巨大
磁気抵抗(GMR;Giant Magneto-Resistive )効果や新しい
素子構造の開発、あるいはPRML(Partial Response
Maximum Likelyhood )信号処理方式等の採用により、西
暦2000年には10Gbit/in2 、転送速度24
MB/sの記録面密度を有するHDD装置が可能になる
と予測されている。また、磁気テープを用いた磁気記録
装置の分野でも、1Gbit/in2 程度の記録面密度
を超えた時点から、MRヘッドが採用されると見られて
いる。
【0004】以下、MRヘッドを構成するMR素子に流
れるセンス電流がトラック幅方向と平行な方向に流れ
る、いわゆる横型のMRヘッドを有する複合ヘッドの一
例について、複合ヘッドの概略断面図である図8を参照
し、概略構成について説明する。たとえば浮上型スライ
ダ自体、あるいはこれに固着される第1の基板1a上
に、磁気記録媒体と対向する磁気記録媒体対向面2に臨
んで前方端部間に、MR素子3を挟んでMR素子3のシ
ールドを成す第1の磁性コア4と第2の磁性コア5とが
形成されている。この第2の磁性コア5上にはさらに記
録時の磁気ギャップを構成する非磁性の絶縁層6と第3
の磁性コア7が、同様に磁気記録媒体対向面2に臨んで
形成されている。また符号8は、第2および第3の磁性
コア5,7の、たとえば各後方部の互いの磁気的結合部
を巡るように渦巻状パターンに形成されたコイルを示
し、この第2および第3の磁性コア5,7によって、記
録ヘッドが構成されている。MR素子3の磁気記録媒体
移動方向両端には、図示を省略するが、MR素子3にセ
ンス電流を提供するためのリードが設けられ、磁気記録
媒体対向面2に対向する磁気記録媒体からの信号磁界を
検出するように構成されている。なお、符号9はMR素
子3にバイアス磁界を印加するバイアス導体である。
れるセンス電流がトラック幅方向と平行な方向に流れ
る、いわゆる横型のMRヘッドを有する複合ヘッドの一
例について、複合ヘッドの概略断面図である図8を参照
し、概略構成について説明する。たとえば浮上型スライ
ダ自体、あるいはこれに固着される第1の基板1a上
に、磁気記録媒体と対向する磁気記録媒体対向面2に臨
んで前方端部間に、MR素子3を挟んでMR素子3のシ
ールドを成す第1の磁性コア4と第2の磁性コア5とが
形成されている。この第2の磁性コア5上にはさらに記
録時の磁気ギャップを構成する非磁性の絶縁層6と第3
の磁性コア7が、同様に磁気記録媒体対向面2に臨んで
形成されている。また符号8は、第2および第3の磁性
コア5,7の、たとえば各後方部の互いの磁気的結合部
を巡るように渦巻状パターンに形成されたコイルを示
し、この第2および第3の磁性コア5,7によって、記
録ヘッドが構成されている。MR素子3の磁気記録媒体
移動方向両端には、図示を省略するが、MR素子3にセ
ンス電流を提供するためのリードが設けられ、磁気記録
媒体対向面2に対向する磁気記録媒体からの信号磁界を
検出するように構成されている。なお、符号9はMR素
子3にバイアス磁界を印加するバイアス導体である。
【0005】このようにして、第1および第2の磁性コ
ア4,5間にMR素子3が配置された、いわゆるシール
ド型構造を有するMRヘッドが構成されるとともに、第
2および第3の磁性コア5,7により構成される磁路に
コイル8が巻装されたインダクティブヘッドが構成され
る。この場合、第2の磁性コア5は、再生時にはMR素
子3のシールド体として機能し、記録時には誘導用コア
として機能する。このような構成による従来の複合ヘッ
ドは、図9に磁気記録媒体対向面2側からみた複合ヘッ
ドの概略平面図に示したように、MRヘッドのトラック
幅を規定するMR素子3の幅と、インダクティブヘッド
のトラック幅を規定する第3の磁性コア7の幅とを、そ
れぞれのトラック幅方向に関する中心位置が一致するよ
うに形成されている。
ア4,5間にMR素子3が配置された、いわゆるシール
ド型構造を有するMRヘッドが構成されるとともに、第
2および第3の磁性コア5,7により構成される磁路に
コイル8が巻装されたインダクティブヘッドが構成され
る。この場合、第2の磁性コア5は、再生時にはMR素
子3のシールド体として機能し、記録時には誘導用コア
として機能する。このような構成による従来の複合ヘッ
ドは、図9に磁気記録媒体対向面2側からみた複合ヘッ
ドの概略平面図に示したように、MRヘッドのトラック
幅を規定するMR素子3の幅と、インダクティブヘッド
のトラック幅を規定する第3の磁性コア7の幅とを、そ
れぞれのトラック幅方向に関する中心位置が一致するよ
うに形成されている。
【0006】ところで、上記した複合ヘッドをHDD装
置に用いた場合には、複合ヘッドと磁気記録媒体とは非
接触であるため摩耗に関する問題は発生しない。しかし
ながら、磁気テープを用いる磁気記録装置の場合、磁気
テープ走行時において磁気テープが常に複合ヘッドと接
触且つ摺動するため、複合ヘッドの磁気記録媒体対向面
2における摩耗が大きな問題となる。たとえば、磁気テ
ープが均等なテープテンションで走行しない場合では、
磁気記録媒体対向面2の磁気テープとの接触面全域にお
いて偏摩耗が発生し、高品質の記録再生信号を得ること
が困難となる虞がある。この偏摩耗を抑制する方法とし
ては、複合ヘッドの磁気記録媒体対向面2を臨むそれぞ
れの構成材の硬度をほぼ同一とする、たとえば図8に示
したようなMRヘッドとインダクティブヘッドとを第1
の基板1aと第2の基板1bで挟む構成が従来より考え
られていたが、専用の工程を有してリードタイムが大と
なるために行われていなかった。このため、図8に示し
たようなMRヘッドとインダクティブヘッドとを第1の
基板1aと第2の基板1bで挟む構成を採用し、この第
1,2の基板1a,1bを何れも導電性を有する材料で
構成して共通のGNDにおとす構成の高品質の記録再生
信号が得られる複合ヘッドを、多くの工数を要すること
なく製造する方法が求められていた。
置に用いた場合には、複合ヘッドと磁気記録媒体とは非
接触であるため摩耗に関する問題は発生しない。しかし
ながら、磁気テープを用いる磁気記録装置の場合、磁気
テープ走行時において磁気テープが常に複合ヘッドと接
触且つ摺動するため、複合ヘッドの磁気記録媒体対向面
2における摩耗が大きな問題となる。たとえば、磁気テ
ープが均等なテープテンションで走行しない場合では、
磁気記録媒体対向面2の磁気テープとの接触面全域にお
いて偏摩耗が発生し、高品質の記録再生信号を得ること
が困難となる虞がある。この偏摩耗を抑制する方法とし
ては、複合ヘッドの磁気記録媒体対向面2を臨むそれぞ
れの構成材の硬度をほぼ同一とする、たとえば図8に示
したようなMRヘッドとインダクティブヘッドとを第1
の基板1aと第2の基板1bで挟む構成が従来より考え
られていたが、専用の工程を有してリードタイムが大と
なるために行われていなかった。このため、図8に示し
たようなMRヘッドとインダクティブヘッドとを第1の
基板1aと第2の基板1bで挟む構成を採用し、この第
1,2の基板1a,1bを何れも導電性を有する材料で
構成して共通のGNDにおとす構成の高品質の記録再生
信号が得られる複合ヘッドを、多くの工数を要すること
なく製造する方法が求められていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、磁気
記録媒体、特に磁気テープに対する耐摩耗性の向上を図
るとともに、記録再生信号の高品質化を図る複合ヘッド
の製造方法、複合ヘッドおよびこれを具備する磁気記録
再生装置を提供することである。
記録媒体、特に磁気テープに対する耐摩耗性の向上を図
るとともに、記録再生信号の高品質化を図る複合ヘッド
の製造方法、複合ヘッドおよびこれを具備する磁気記録
再生装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の複合ヘッドの製造方法では、少なくとも、
導電性を有する第1の基板上に、絶縁層を介して第1の
磁性コアと第1の基板と導通する台座とを形成する工程
と、第1の磁性コア上に、絶縁層を介してMR素子を形
成する工程と、MR素子上に、絶縁層を介して第2の磁
性コアを形成する工程と、第2の磁性コア上に、絶縁層
を介してコイルと第2の磁性コアと閉磁路を構成する第
3の磁性コアとを形成する工程と、第1の基板と導通す
る台座上に、台座と導通する支柱を形成する工程と、支
柱上に、絶縁層を介して支柱に導通するGNDパターン
を形成する工程と、GNDパターンに一端を乗り上げ、
GNDパターンと導通する第2の基板を接着する工程と
を有することを特徴とする。
に、本発明の複合ヘッドの製造方法では、少なくとも、
導電性を有する第1の基板上に、絶縁層を介して第1の
磁性コアと第1の基板と導通する台座とを形成する工程
と、第1の磁性コア上に、絶縁層を介してMR素子を形
成する工程と、MR素子上に、絶縁層を介して第2の磁
性コアを形成する工程と、第2の磁性コア上に、絶縁層
を介してコイルと第2の磁性コアと閉磁路を構成する第
3の磁性コアとを形成する工程と、第1の基板と導通す
る台座上に、台座と導通する支柱を形成する工程と、支
柱上に、絶縁層を介して支柱に導通するGNDパターン
を形成する工程と、GNDパターンに一端を乗り上げ、
GNDパターンと導通する第2の基板を接着する工程と
を有することを特徴とする。
【0009】本発明の複合ヘッドでは、少なくとも、導
電性を有する第1の基板と、第1の基板上に、絶縁層を
介して形成された第1の磁性コアと第1の基板と導通す
る台座と、第1の磁性コア上に、絶縁層を介して形成さ
れたMR素子と、MR素子上に、絶縁層を介して形成さ
れた第2の磁性コアと、第2の磁性コア上に、絶縁層を
介して形成されたコイルと第2の磁性コアと閉磁路を構
成する第3の磁性コアと、台座上に形成され、台座と導
通する支柱と、支柱上に絶縁層を介して形成され、支柱
に導通するGNDパターンと、GNDパターンに一端を
乗り上げ、GNDパターンと導通する第2の基板とを有
することを特徴とする。また、この複合ヘッドを具備す
る磁気記録再生装置を特徴とする。
電性を有する第1の基板と、第1の基板上に、絶縁層を
介して形成された第1の磁性コアと第1の基板と導通す
る台座と、第1の磁性コア上に、絶縁層を介して形成さ
れたMR素子と、MR素子上に、絶縁層を介して形成さ
れた第2の磁性コアと、第2の磁性コア上に、絶縁層を
介して形成されたコイルと第2の磁性コアと閉磁路を構
成する第3の磁性コアと、台座上に形成され、台座と導
通する支柱と、支柱上に絶縁層を介して形成され、支柱
に導通するGNDパターンと、GNDパターンに一端を
乗り上げ、GNDパターンと導通する第2の基板とを有
することを特徴とする。また、この複合ヘッドを具備す
る磁気記録再生装置を特徴とする。
【0010】上述した手段によれば、多くの工数を要す
ることなく第1の基板と第2の基板とが、台座、支柱お
よびGNDパターンを介して導通状態となる複合ヘッド
の提供が可能となる。また、第2の基板の一端をGND
パターンに乗り上げさせることにより、第2の基板が磁
気記録媒体対向面に対して必然的に高精度に位置決めさ
れるとともに第1の基板と絶縁層との間に隙間が形成さ
れ、この隙間に接着剤を充填することにより第2の基板
を強固に接着することができる。
ることなく第1の基板と第2の基板とが、台座、支柱お
よびGNDパターンを介して導通状態となる複合ヘッド
の提供が可能となる。また、第2の基板の一端をGND
パターンに乗り上げさせることにより、第2の基板が磁
気記録媒体対向面に対して必然的に高精度に位置決めさ
れるとともに第1の基板と絶縁層との間に隙間が形成さ
れ、この隙間に接着剤を充填することにより第2の基板
を強固に接着することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、MRヘッドとインダク
ティブヘッドとを有する複合ヘッドの製造方法、複合ヘ
ッドおよびこれを具備する磁気記録再生装置に適用する
ことができる。以下、本発明をMRヘッドを構成するM
R素子に流れるセンス電流がトラック幅方向と平行な方
向に流れる、いわゆる横型のMRヘッドを有する複合ヘ
ッドに適用した一例について、再生用のMRヘッドと記
録用のインダクティブヘッドとを積層した複合ヘッドの
概略工程説明図である図1〜図7を参照して説明する。
なお、図中の構成要素で従来の技術と同様の構造を成し
ているものについては、同一の参照符号を付すものとす
る。
ティブヘッドとを有する複合ヘッドの製造方法、複合ヘ
ッドおよびこれを具備する磁気記録再生装置に適用する
ことができる。以下、本発明をMRヘッドを構成するM
R素子に流れるセンス電流がトラック幅方向と平行な方
向に流れる、いわゆる横型のMRヘッドを有する複合ヘ
ッドに適用した一例について、再生用のMRヘッドと記
録用のインダクティブヘッドとを積層した複合ヘッドの
概略工程説明図である図1〜図7を参照して説明する。
なお、図中の構成要素で従来の技術と同様の構造を成し
ているものについては、同一の参照符号を付すものとす
る。
【0012】まず、図1に示したように、非磁性且つ導
電性を有する第1の基板1a上の、後に台座10が形成
される部位に設けられる開口孔を除く全面に、たとえば
Al2 O3 で構成された第1の絶縁層6aを形成する。
電性を有する第1の基板1a上の、後に台座10が形成
される部位に設けられる開口孔を除く全面に、たとえば
Al2 O3 で構成された第1の絶縁層6aを形成する。
【0013】つぎに、第1の絶縁層6a上の磁気記録媒
体対向面2側に第1の磁性コア4と、上記した開口孔を
塞ぐとともに一部が第1の絶縁層6aにかぶる台座10
とを形成する。これらは、たとえばセンダスト(Fe−
Al−Si合金)により形成され、第1の基板1aと台
座10とは電気的に導通状態となっている。
体対向面2側に第1の磁性コア4と、上記した開口孔を
塞ぐとともに一部が第1の絶縁層6aにかぶる台座10
とを形成する。これらは、たとえばセンダスト(Fe−
Al−Si合金)により形成され、第1の基板1aと台
座10とは電気的に導通状態となっている。
【0014】つぎに、第1の磁性コア4、第1の絶縁層
6aおよび台座10を覆い、たとえばAl2 O3 で構成
された第2の絶縁層6bを形成する。
6aおよび台座10を覆い、たとえばAl2 O3 で構成
された第2の絶縁層6bを形成する。
【0015】つぎに、磁気記録媒体対向面2を臨む第2
の絶縁層6b上にMR素子3を形成する。
の絶縁層6b上にMR素子3を形成する。
【0016】つぎに、図1におけるA方向からみた概略
平面図である図2に示したように、MR素子3の磁気記
録媒体移動方向の両端に、MR素子3の磁化方向を安定
化する強磁性体で構成されたハード膜11を形成し、さ
らにこのハード膜11に接続するリード12を形成す
る。
平面図である図2に示したように、MR素子3の磁気記
録媒体移動方向の両端に、MR素子3の磁化方向を安定
化する強磁性体で構成されたハード膜11を形成し、さ
らにこのハード膜11に接続するリード12を形成す
る。
【0017】つぎに、MR素子3、ハード膜11、リー
ド12および第2の絶縁層6bを覆い、たとえばAl2
O3 で構成された第3の絶縁層6cを形成する。
ド12および第2の絶縁層6bを覆い、たとえばAl2
O3 で構成された第3の絶縁層6cを形成する。
【0018】つぎに、第3の絶縁層6cのMR素子3上
に、MR素子3に所定のバイアス磁界を印加するバイア
ス導体13を形成する。
に、MR素子3に所定のバイアス磁界を印加するバイア
ス導体13を形成する。
【0019】つぎに、バイアス導体13および第3の絶
縁層6cを覆い、たとえばAl2 O3 で構成された第4
の絶縁層6dを形成する。
縁層6cを覆い、たとえばAl2 O3 で構成された第4
の絶縁層6dを形成する。
【0020】つぎに、磁気記録媒体対向面2を臨む第4
の絶縁層6d上に第2の磁性コア5を形成することによ
り、再生用のMRヘッドが完成する。
の絶縁層6d上に第2の磁性コア5を形成することによ
り、再生用のMRヘッドが完成する。
【0021】つぎに、MRヘッド上にインダクティブヘ
ッドを形成する。ここで形成されるインダクティブヘッ
ドは、従来の技術において参照した図8と同様に、通常
の誘導型の薄膜磁気ヘッド構造を有するものであり、た
とえばAl2 O3 で構成された第5の絶縁層(図示せ
ず)を介して、コイル(図示せず)および第2の磁性コ
ア5と閉磁路を構成する第3の磁性コア(図示せず)を
形成する。この第2の磁性コア5と第3の磁性コアと
は、バック側で第5の絶縁層に設けた窓部を介して磁気
的に結合したバックギャップを構成するとともに、磁気
記録媒体対向面2側で所定の膜厚の第5の絶縁層(イン
ダクティブヘッドのギャップ)を挟んで対向配置するよ
うに形成される。
ッドを形成する。ここで形成されるインダクティブヘッ
ドは、従来の技術において参照した図8と同様に、通常
の誘導型の薄膜磁気ヘッド構造を有するものであり、た
とえばAl2 O3 で構成された第5の絶縁層(図示せ
ず)を介して、コイル(図示せず)および第2の磁性コ
ア5と閉磁路を構成する第3の磁性コア(図示せず)を
形成する。この第2の磁性コア5と第3の磁性コアと
は、バック側で第5の絶縁層に設けた窓部を介して磁気
的に結合したバックギャップを構成するとともに、磁気
記録媒体対向面2側で所定の膜厚の第5の絶縁層(イン
ダクティブヘッドのギャップ)を挟んで対向配置するよ
うに形成される。
【0022】つぎに、第1,2,3,4の絶縁層6a,
6b,6c,6dおよび第5の絶縁層を、たとえばイオ
ンミリングで部分的にエッチング除去し、コイルの両端
およびMR素子3の図2に示したリード12のそれぞれ
と接続して台座10に至る4本の導体パターンを形成す
るとともに、これらとは別に台座10上にGND端子を
形成する。
6b,6c,6dおよび第5の絶縁層を、たとえばイオ
ンミリングで部分的にエッチング除去し、コイルの両端
およびMR素子3の図2に示したリード12のそれぞれ
と接続して台座10に至る4本の導体パターンを形成す
るとともに、これらとは別に台座10上にGND端子を
形成する。
【0023】つぎに、図3に示したように、上記した台
座10上に形成されたGND端子15上を除く全面に、
たとえばAl2 O3 で構成された第6の絶縁層6eを形
成する。この第6の絶縁層6eを形成した後、たとえば
銅メッキにより、GND端子15上にGND端子15と
電気的に導通する支柱16を形成する。さらに、第6の
絶縁層6eと支柱16とが同一平面となるように、ポリ
ッシングする。
座10上に形成されたGND端子15上を除く全面に、
たとえばAl2 O3 で構成された第6の絶縁層6eを形
成する。この第6の絶縁層6eを形成した後、たとえば
銅メッキにより、GND端子15上にGND端子15と
電気的に導通する支柱16を形成する。さらに、第6の
絶縁層6eと支柱16とが同一平面となるように、ポリ
ッシングする。
【0024】つぎに、支柱16および第6の絶縁層6e
上に、支柱16と電気的に導通するGNDパターン17
を形成する。
上に、支柱16と電気的に導通するGNDパターン17
を形成する。
【0025】つぎに、図4に示したように、一端の稜を
第6の絶縁層6eの磁気記録媒体対向面2側稜に対し
て、たとえば0〜100μmの範囲で一致あるいは突出
させて当接し、且つ他端をGNDパターン17に乗り上
げた姿勢で、第2の基板1bを接着剤を用いて接着す
る。この第2の基板1bの材質は、第1の基板1aと同
様に、非磁性且つ導電性を有するもので構成されてい
る。すなわち、第1の基板1aと第2の基板1bとは、
台座10、GND端子15、支柱16およびGNDパタ
ーン17を介して電気的に導通状態となる。
第6の絶縁層6eの磁気記録媒体対向面2側稜に対し
て、たとえば0〜100μmの範囲で一致あるいは突出
させて当接し、且つ他端をGNDパターン17に乗り上
げた姿勢で、第2の基板1bを接着剤を用いて接着す
る。この第2の基板1bの材質は、第1の基板1aと同
様に、非磁性且つ導電性を有するもので構成されてい
る。すなわち、第1の基板1aと第2の基板1bとは、
台座10、GND端子15、支柱16およびGNDパタ
ーン17を介して電気的に導通状態となる。
【0026】また、第2の基板1bをGNDパターン1
7に乗り上げるように構成することにより、第6の絶縁
層6eと第2の基板1bとの間に隙間18が形成され
る。この隙間18に接着剤を充填することにより、第6
の絶縁層6eに対して第2の基板1bを強固に接着する
ことができる。
7に乗り上げるように構成することにより、第6の絶縁
層6eと第2の基板1bとの間に隙間18が形成され
る。この隙間18に接着剤を充填することにより、第6
の絶縁層6eに対して第2の基板1bを強固に接着する
ことができる。
【0027】つぎに、図5に示したように、磁気記録媒
体対向面2を機械的に研磨し、所定の円弧面に仕上げる
ことにより、導通する第1,2の基板1a,1bに挟ま
れ、再生用のMRヘッドと記録用のインダクティブヘッ
ドとを有する複合ヘッドが完成する。なお、この工程
は、磁気記録媒体が磁気テープの場合、磁気テープの走
行時のテープテンションを一定にするとともに、磁気記
録媒体対向面2の偏摩耗を抑制する上で必要不可欠な工
程である。
体対向面2を機械的に研磨し、所定の円弧面に仕上げる
ことにより、導通する第1,2の基板1a,1bに挟ま
れ、再生用のMRヘッドと記録用のインダクティブヘッ
ドとを有する複合ヘッドが完成する。なお、この工程
は、磁気記録媒体が磁気テープの場合、磁気テープの走
行時のテープテンションを一定にするとともに、磁気記
録媒体対向面2の偏摩耗を抑制する上で必要不可欠な工
程である。
【0028】この場合、第2の基板1bの一端の稜が、
第6の絶縁層6eの磁気記録媒体対向面2側稜よりも内
側に引っ込んだ状態で接着されると、図6に示したよう
に、研磨後の磁気記録媒体対向面2が連続した円弧面と
ならず、偏摩耗抑制効果が不十分となる。また、第2の
基板1bの一端の稜が、第6の絶縁層6eの磁気記録媒
体対向面2側稜よりも大きくせり出した状態で接着され
ると、図7に示したように、磁気記録媒体対向面2を満
足する円弧面にするまでに多くの工数を要するのみなら
ず、研磨後に得られる磁気記録媒体対向面2の形状がば
らつくという問題が生じる。したがって、第2の基板1
bを接着する工程において、第2の基板1bを高精度に
位置決めすることが重要であり、GNDパターン17の
磁気記録媒体対向面2の近傍側形成位置を制御し、第2
の基板1bの一端がGNDパターン17に僅かに乗り上
げる状態で接着すれば、第2の基板1bは磁気記録媒体
対向面2に対して必然的に高精度に位置決めすることが
できる。このようにして完成した複合ヘッドを具備する
磁気記録再生装置、特に磁気テープを用いる磁気記録再
生装置では、磁気テープに対する耐摩耗性の向上が図る
ことができるとともに、高品質の記録再生信号を得るこ
とが可能となる。
第6の絶縁層6eの磁気記録媒体対向面2側稜よりも内
側に引っ込んだ状態で接着されると、図6に示したよう
に、研磨後の磁気記録媒体対向面2が連続した円弧面と
ならず、偏摩耗抑制効果が不十分となる。また、第2の
基板1bの一端の稜が、第6の絶縁層6eの磁気記録媒
体対向面2側稜よりも大きくせり出した状態で接着され
ると、図7に示したように、磁気記録媒体対向面2を満
足する円弧面にするまでに多くの工数を要するのみなら
ず、研磨後に得られる磁気記録媒体対向面2の形状がば
らつくという問題が生じる。したがって、第2の基板1
bを接着する工程において、第2の基板1bを高精度に
位置決めすることが重要であり、GNDパターン17の
磁気記録媒体対向面2の近傍側形成位置を制御し、第2
の基板1bの一端がGNDパターン17に僅かに乗り上
げる状態で接着すれば、第2の基板1bは磁気記録媒体
対向面2に対して必然的に高精度に位置決めすることが
できる。このようにして完成した複合ヘッドを具備する
磁気記録再生装置、特に磁気テープを用いる磁気記録再
生装置では、磁気テープに対する耐摩耗性の向上が図る
ことができるとともに、高品質の記録再生信号を得るこ
とが可能となる。
【0029】本発明は、上記のMRヘッドを構成するM
R素子に流れるセンス電流がトラック幅方向と平行な方
向に流れる、いわゆる横型のMRヘッドを有する複合ヘ
ッドに適用した事例に限定されるものではなく、たとえ
ば、MRヘッドを構成するMR素子に流れるセンス電流
がトラック幅方向と垂直な方向に流れる、いわゆる縦型
のMRヘッドを有する複合ヘッドにも適用することがで
きる。
R素子に流れるセンス電流がトラック幅方向と平行な方
向に流れる、いわゆる横型のMRヘッドを有する複合ヘ
ッドに適用した事例に限定されるものではなく、たとえ
ば、MRヘッドを構成するMR素子に流れるセンス電流
がトラック幅方向と垂直な方向に流れる、いわゆる縦型
のMRヘッドを有する複合ヘッドにも適用することがで
きる。
【0030】
【発明の効果】本発明の複合ヘッドの製造方法によれ
ば、多くの工数を要することなく、MRヘッドとインダ
クティブヘッドとを第1の基板と第2の基板で挟む構成
の複合ヘッドを作製することが可能であるとともに、特
に磁気テープに対して耐摩耗性を有する複合ヘッドの提
供が可能となる。そして、この複合ヘッドを具備する磁
気記録再生装置では、高品質の記録再生信号を長期間維
持することが可能となる。
ば、多くの工数を要することなく、MRヘッドとインダ
クティブヘッドとを第1の基板と第2の基板で挟む構成
の複合ヘッドを作製することが可能であるとともに、特
に磁気テープに対して耐摩耗性を有する複合ヘッドの提
供が可能となる。そして、この複合ヘッドを具備する磁
気記録再生装置では、高品質の記録再生信号を長期間維
持することが可能となる。
【図1】 本発明の複合ヘッドの製造方法を説明する概
略工程説明図である。
略工程説明図である。
【図2】 図1に続く本発明の複合ヘッドの製造方法を
説明し、図1におけるA方向からMR素子をみた概略平
面図である。
説明し、図1におけるA方向からMR素子をみた概略平
面図である。
【図3】 図2に続く、本発明の複合ヘッドの製造方法
を説明する概略工程説明図である。
を説明する概略工程説明図である。
【図4】 図3に続く、本発明の複合ヘッドの製造方法
を説明する概略工程説明図である。
を説明する概略工程説明図である。
【図5】 図4に続く、本発明の複合ヘッドの製造方法
を説明する概略工程説明図である。
を説明する概略工程説明図である。
【図6】 第2の基板の一端の稜が、磁気記録媒体対向
面よりも内側に引っ込んだ状態で研磨した後の、磁気記
録媒体対向面の概略状態図である。
面よりも内側に引っ込んだ状態で研磨した後の、磁気記
録媒体対向面の概略状態図である。
【図7】 第2の基板の一端の稜が、磁気記録媒体対向
面から大きくせり出した状態で研磨した後の、磁気記録
媒体対向面の概略状態図である。
面から大きくせり出した状態で研磨した後の、磁気記録
媒体対向面の概略状態図である。
【図8】 従来の複合ヘッドの概略断面図である。
【図9】 従来の複合ヘッドの磁気記録媒体対向面側か
らみた概略平面図である。
らみた概略平面図である。
1a…第1の基板、1b…第2の基板、2…磁気記録媒
体対向面、3…MR素子、4…第1の磁性コア、5…第
2の磁性コア、6…絶縁層、6a…第1の絶縁層、6b
…第2の絶縁層、6c…第3の絶縁層、6d…第4の絶
縁層、6e…第6の絶縁層、7…第3の磁性コア、8…
コイル、9,13…バイアス導体、10…台座、11…
ハード膜、12…リード、14…複合ヘッド、15…G
ND端子、16…支柱、17…GNDパターン、18…
隙間
体対向面、3…MR素子、4…第1の磁性コア、5…第
2の磁性コア、6…絶縁層、6a…第1の絶縁層、6b
…第2の絶縁層、6c…第3の絶縁層、6d…第4の絶
縁層、6e…第6の絶縁層、7…第3の磁性コア、8…
コイル、9,13…バイアス導体、10…台座、11…
ハード膜、12…リード、14…複合ヘッド、15…G
ND端子、16…支柱、17…GNDパターン、18…
隙間
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも、 導電性を有する第1の基板上に、絶縁層を介して第1の
磁性コアと前記第1の基板と導通する台座とを形成する
工程と、 前記第1の磁性コア上に、絶縁層を介して磁気抵抗効果
素子を形成する工程と、 前記磁気抵抗効果素子上に、絶縁層を介して第2の磁性
コアを形成する工程と、 前記第2の磁性コア上に、絶縁層を介してコイルと前記
第2の磁性コアと閉磁路を構成する第3の磁性コアとを
形成する工程と、 前記台座上に、前記台座と導通する支柱を形成する工程
と、 前記支柱上に、絶縁層を介して前記支柱に導通するGN
Dパターンを形成する工程と、 前記GNDパターンに一端を乗り上げ、前記GNDパタ
ーンと導通する第2の基板を接着する工程とを有するこ
とを特徴とする複合ヘッドの製造方法。 - 【請求項2】 少なくとも、 導電性を有する第1の基板と、 前記第1の基板上に、絶縁層を介して形成された第1の
磁性コアと前記第1の基板と導通する台座と、 前記第1の磁性コア上に、絶縁層を介して形成された磁
気抵抗効果素子と、 前記磁気抵抗効果素子上に、絶縁層を介して形成された
第2の磁性コアと、 前記第2の磁性コア上に、絶縁層を介して形成されたコ
イルと前記第2の磁性コアと閉磁路を構成する第3の磁
性コアと、 前記台座上に形成され、前記台座と導通する支柱と、 前記支柱上に絶縁層を介して形成され、前記支柱に導通
するGNDパターンと、 前記GNDパターンに一端を乗り上げ、前記GNDパタ
ーンと導通する第2の基板とを有することを特徴とする
複合ヘッド。 - 【請求項3】 請求項2に記載の複合ヘッドを具備する
ことを特徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10353046A JP2000182225A (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | 複合ヘッドの製造方法、複合ヘッドおよびこれを具備する磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10353046A JP2000182225A (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | 複合ヘッドの製造方法、複合ヘッドおよびこれを具備する磁気記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000182225A true JP2000182225A (ja) | 2000-06-30 |
Family
ID=18428211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10353046A Abandoned JP2000182225A (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | 複合ヘッドの製造方法、複合ヘッドおよびこれを具備する磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000182225A (ja) |
-
1998
- 1998-12-11 JP JP10353046A patent/JP2000182225A/ja not_active Abandoned
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20050404 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050909 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20070629 |