JP2000181826A - ネットワークデバイス制御装置及び方法 - Google Patents

ネットワークデバイス制御装置及び方法

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JP2000181826A
JP2000181826A JP10356570A JP35657098A JP2000181826A JP 2000181826 A JP2000181826 A JP 2000181826A JP 10356570 A JP10356570 A JP 10356570A JP 35657098 A JP35657098 A JP 35657098A JP 2000181826 A JP2000181826 A JP 2000181826A
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Tadashi Hagyuda
忠 萩生田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エージェントにおけるエラー(tooBig)の発生を
防ぐ。 【解決手段】ユーザからの操作により要求されたSNM
Pメッセージが複数のオブジェクトを含むGetRequestで
あるかどうかを判断し(S102,S103)、送信を
要求されたGetRequestパケットに複数のオブジェクトに
関する情報が含まれていた場合、各オブジェクトのデー
タタイプを解析し、応答パケットのトータル長の最大値
を予測し(S105)、予測されたレングスの最大値が
所定長を超える場合、GetRequestパケットを分割し送信
する(S107,S108)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SNMPプロトコ
ルを用いたネットワーク管理ソフトウエアによるネット
ワークデバイス制御装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク上のデバイスを管理するた
めの方法として、これまでにいくつかの試みが数多くの
標準機関でなされている。国際標準化機構(ISO)は
開放型システム問相互接続(Open System Interconnect
ion,OSI)モデルと呼ばれる汎用基準フレームワー
クを提供した。ネットワーク管理プロトコルのOSIモ
デルは、共通管理情報プロトコル(Comon Management I
nformation Protocol,CMIP)と呼ばれる。CMI
Pはヨーロッパの共通ネットワーク管理プロトコルであ
る。
【0003】米国においては、より共通性の高いネット
ワーク管理プロトコルとして、簡易ネットワーク管理プ
ロトコル(Simple Network Managment Protocol,SN
MP)と呼ばれるCMIPに関連する一変種のプロトコ
ルがある。(「TCP/IPネットワーク管理入門実用
的な管理をめざして」M.T.ローズ=著/西田竹志=
訳(株)トッパン発行1992年8月20日初版を参照
のこと)。
【0004】SNMPネットワーク管理技術によれば、
ネットワーク管理システムには、少なくとも1つのネッ
トワーク管理ステーション(NMS)、各々がエージェ
ントを含むいくつかの管理対象ノード、及び管理ステー
ションやエージェントが管理情報を交換するために使用
するネットワーク管理プロトコルが含まれる。
【0005】ユーザは、NMS上でネットワーク管理ソ
フトウエア(以下、マネージャとも呼ぶ)を用いて管理
対象ノード上のエージェントソフトウエアと通信するこ
とにより、ネットワーク上のデータを取得および変更す
ることができる。
【0006】エージェントとは、各々のターゲット装置
についてのバックラウンドプロセスとして走るソフトウ
エアである。これに対しNMS及びNMS上で動作する
ネットワーク管理ソフトウエアを一般的にマネージャと
呼ぶ。
【0007】ユーザからの操作によりマネージャがネッ
トワーク上の装置に対して管理データを要求した場合、
マネージャはオブジェクト識別情報を管理パケットまた
はフレームに入れてターゲットエージェントへ送り出
す。エージェントは、そのオブジェクト識別情報を解釈
して、そのオブジェクト識別情報に対応するデータを取
り出し、そのデータをパケットに入れてマネージャに送
り返す。時には、データを取り出すために対応するプロ
セスが呼び出される場合もある。
【0008】エージェントは、自分の状態に関するデー
タをデータベースの形式で保持している。このデータベ
ースのことを、MIB(Management Information Base)
と呼ぶ。図6は、MIBの構造を示す概念図である。図
6に示すように、MIBは木構造のデータ構造をしてお
り、全てのノードが一意に番号付けされている。図6に
おいて、カッコ内に書かれている番号が、そのノードの
識別子である。
【0009】例えば、図6においてノード601の識別
子は1である。ノード602の識別子は、ノード601
の下の3なので、1・3と表記される。同様にして、ノ
ード603の識別子は、1・3・6・1・2と表記され
る。
【0010】このノードの識別子のことを、オブジェク
ト識別子(OBJECT IDENTIFIER)と呼ぶ。
【0011】このMIBの構造は、管理情報構造(SM
I:Structure of Management Informatilon)と呼ば
れ、RFC1155 Structure and Identificatlon of Manage
ment Information for TCP/IP-based Internetsで規定
されている。
【0012】図6には、標準として規定されているMI
Bのうち、一部のもののみを抜き出して記載してある。
【0013】604は、SNMPで管理される機器が標
準的に備えている標準MIBと呼ばれるオブジェクト群
の頂点になるノードであり、このノードの下のオブジェ
クトの詳細な構造については、RFC1213 Management Inf
ormation Base for NetworkManagement of TCP/IP-base
d internets:MIB-IIに規定されている。
【0014】605は、SNMPで管理されるプリンタ
が標準的に備えているプリンターMIBと呼ばれるオブ
ジェクト群の頂点になるノードであり、このノードの下
のオブジェクトの詳細な構造については、RFC 1759 Pri
nter MIBで規定されている。さらに、606はプライベ
ートMIBと呼ばれ、企業や団体などが独自のMIB定
義を行うための頂点となるノードである。607は企業
拡張MIBと呼ばれ、プライベートMIBの中で企業が
独自の拡張を行うための頂点となるノードである。キヤ
ノン株式会社には、独自の定義を行うために企業番号と
して1602が割り当てられており、キヤノン独自のM
IBであるキヤノンMIB(CanonMIB)を定義
するための頂点ノード608が、企業を意味するノード
であるノード607の下に位置している。キヤノンMI
Bの頂点ノードのオブジェクト識別子は、1・3・6・
1・4・1・1602である。
【0015】また、SNMPではエージェントのMIB
の変数を調べたり、設定したりするために、以下のメッ
セージを使用する。 ・GET REQUESTメッセージ(マネージャからエージェン
トへ) 指定されたMIB変数を読む ・GET NEXT REQUESTメッセージ(マネージャからエージ
ェントへ) MIBの順序に従い、指定されたMIB変数の次の値を
読む ・GET RESPONSEメッセージ(エージェントからマネージ
ャヘ) 要求(GET/GET NEXT/SET REQUEST)に対するエージェント
からの応答 ・SET REQUESTメッセージ(マネージャからエージェン
トヘ) MIB変数に指定された値を設定する ・TRAPメッセージ(エージェントからマネージャへ) 異常や事象の発生をエージェントからマネージャに知ら
せる SNMPメッセージは、バージョン番号・SNMPコミ
ュニティ名・PDU(Protocol Data Unit)より構成さ
れ、そのコーディング方法は、ASN.1(Abstract S
yntax Notation 1)のBER(Basic Encoding Rule)に従
っている。
【0016】各メッセージに対応して以下の5つのPD
Uを必須でサポートしなければならない。 ・GetRequest-PDU GET REQUESTメッセージのためのPDU ・GetNextRequest-PDU GET NEXT REQUESTメッセージのためのPDU ・GetResponse-PDU GET RESPONSEメッセージのためのPDU ・SetRequest-PDU SET REQUESTメッセージのためのPDU ・Trap-PDU TRAPメッセージのためのPDU なお、これらのPDUのデータフォーマット(Trap-PDU
以外)を図2に示す。
【0017】本図において201がSNMPメッセージ
であり、202がSNMPのバージョン情報が格納され
る領域であり、203がSNMPの管理対象となる1つ
のエージェントとそれを管理する1つ以上のマネージャ
をグループ化したコミュニティの名前(コミュニティ
名)を設定する領域である。エージェントは、自分の属
するコミュニティ名と比較し、一致する場合のみその要
求を受け付ける。204は各SNMPのPDUが格納さ
れる領域であり、205がPDUを示す。SNMPメッ
セージはPDUのヘッダにそのメッセージの種別(GET
REQUEST,GET NEXT REQUEST,SET REQUEST)に関する情
報を格納している。
【0018】206はGET REQUEST,GET NEXT REQUES
T,SET REQUESTの要求時にマネージャが設定するリクエ
ストIDが設定される。エージェントは、その応答のGE
T RESPONSEに同じ値を設定し、どの要求に対する応答か
をマネージャ側で判断できるようにする。207はエラ
ーステータスが格納される領域である。エラーステータ
スとはマネージャが要求したSNMPメッセージの中に
エラーがあったとき、エージェントからマネージャへの
通知(GET RESPONSE)に使用するものであり、要求時のP
DUではnoErrorを設定する。なお、エージェントとし
て通知可能なエラーとして以下のものがある。 ・noError : 正常(エラーなし)。 ・tooBig : 結果としての応答をSNMPメッセ
ージにする際、そのエージェントでの長さの制限を越え
てしまった。 ・noSuchName: 指定されたオブジェクト名が見つか
らない。
【0019】GET NEXT REQUESTの場合は、検索の最後に
なったとき、このエラーを返す。 ・badValue : SET REQUESTで指定されたオブジェ
クトの長さ、タイプ、値が正しくない。 ・readOnly : 読み出ししかできないオブジェクト
に対してSET REQUESTが要求された。 ・genErr : 上記以外のエラーがエージェント側
で発生した。
【0020】208は、要求されたSNMPメッセージ
上で何番目のオブジェクトにエラーのあったのかを示す
エラーインデックスが格納される領域である。
【0021】209はオブジェクト名(210,21
2)とその値(211,213)の対の配列(variable-
bindings)が格納される領域である。しがって、SNM
Pメッセージは複数のオブジェクトに対する要求を1つ
のメッセージに格納することができる。
【0022】図4はエージェントに対して1つのSNM
Pメッセージで複数のオブジェクト(ObjectA,Object
B,ObjectC)に設定された値(Value)を取得する場合の
シーケンス図である。
【0023】同図において、401ではマネージャから
複数のオブジェクト、ObjectA,ObjectB,ObjectCに値
に設定された値を取得するためのGetRequestパケットが
送出される。
【0024】これを受けて402ではエージェント側で
はそれぞれのオブジェクトに設定されている値X,Y,
Zを通知するためGetResponseパケットをマネージャに
送信する。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】図5は、マネージャが
1つのGetRequestパケットによって複数のオブジェクト
(ObjectA,ObjectB,ObjectC)に設定された値(Value)
を取得する場合のシーケンス図である。なお、同図にお
いてエージェントが送信可能なパケットの最大レングス
をRFC1157で保証が推奨されている484オクテ
ットであるものとし、エージェント側においてObject
A,ObjectB,ObjectCに設定される値は、X,Y,Zで
あり、これらの情報を含んだGetResponseパケットのト
ータルレングスは、484オクテット以上になると仮定
する。
【0026】501ではマネージャから複数のオブジェ
クト、ObjectA,ObjectB,ObjectCの値を取得するため
のGetRequestパケットが送出される。502ではエージ
ェントに設定されたObjectA,ObjectB,ObjectCの値を
マネージャに通知するためGetResponseパケットの生成
がおこなわれるが、符号化の結果、GetResponseパケッ
トのトータルレングスが484オクテットを超え、エー
ジェント処理能力を超えるため、GetResponseパケット
によってマネージャにエラー(tooBig)が通知される。
【0027】このように、GetRequestパケットによって
要求されるGetResponseパケットのデータレングスがエ
ージェントの処理能力を超えエラー(tooBig)を返すとい
ったことは、SNMPプロトコルを利用したネットワー
ク管理において非常に一般的な障害である。
【0028】上記従来のSNMPプロトコルを用いたネ
ットワークデバイス制御装置及び方法では、複数のオブ
ジェクトに対する情報の取得を1つのGetRequestパケッ
トで要求した場合、エージェント側で要求されたオブジ
ェクトの値を含むGetResponseパケットのトータルレン
グスがエージェントの処理能力を超え、エラー(tooBig)
を発生する可能性があり、SNMPプロトコルによるネ
ットワーク管理の大きな障害となっていた。
【0029】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、エージェントにおけるエラー(tooBig)の発生を防ぐ
ことを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は継ぎのような構成から成る。すなわち、ネッ
トワークで接続されたデバイスからデータを読み出すた
めのネットワーク管理方法であって、前記デバイスに含
まれる複数のオブジェクトに対して、データの要求が生
じたか判定する第1の判定工程と、要求が生じたと判定
された場合、該デバイスからの応答データ長が、前記デ
バイスの扱えるデータ長の上限を越えるか予測する第2
の判定工程と、応答データ長が上限を越えると予測され
る場合には、前記データの要求を、オブジェクト単位で
分割し、それぞれの要求を前記デバイスに送信する工程
とを備える。
【0031】また好ましくは、前記デバイスはプリンタ
装置である。
【0032】あるいは、ユーザからの操作により要求さ
れたSNMPメッセージがGetRequestであるかどうかを
判断し、要求されたSNMPメッセージがGetRequestで
ある場合に、パケット内に複数のオブジェクトに関する
情報が含まれているかどうかを解析し、送信を要求され
たGetRequestパケットに複数のオブジェクトに関する情
報が含まれていた場合、各オブジェクトに設定される値
のデータタイプを解析し、解析されたデータタイプから
エージェントにおいて生成されるGetResponseパケット
のトータルレングスの最大値を予測し、予測されたレン
グスの最大値がRFC1157で最低限保証される48
4オクテットを超える場合、GetRequestパケットを分割
し送信する
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明によるS
NMPプロトコルを用いたネットワーク管理ソフトウエ
アを含むネットワークデバイス制御装置及び方法につい
て説明する。
【0033】図9は、本実施の形態のプリンタをネット
ワークに接続するためのネットワークボード(NEB)
101を、開放型アーキテクチャを持つプリンタ102
へつなげた場合を示す図である。NEB101はローカ
ルエリアネットワーク(LAN)100へ、例えば、同
軸コネクタをもつイーサネット(登録商標)インターフ
ェース10Base−2や、RJ−45を持つ10Ba
se−T等のLANインターフェースを介して接続され
ている。
【0034】PC103やPC104等の複数のパーソ
ナルコンピュータ(PC)もまた、LAN100に接続
されており、ネットワークオペレーティングシステムの
制御の下、これらのPC103,104はNEB101
と通信することができる。この状態で、PCの一つ、例
えばPC103を、ネットワーク管理部として使用する
ように指定することができる。またPC103に、PC
104に接続されているプリンタ105のようなプリン
タを接続してもよい。
【0035】また、LAN100にファイルサーバ10
6が接続されており、これは大容量(例えば100億バ
イト)のネットワークディスク107に記憶されたファ
イルへのアクセスを管理する。プリントサーバ(PSERVE
R)108は、接続されたプリンタ109a,109b等
や、又は遠隔地にあるプリンタ105などのプリンタに
印刷を行わせる。
【0036】また他の図示しない周辺機器をLAN10
0に接続してもよい。
【0037】更に詳しくは、図9に示すネットワーク
は、様々なネットワークメンバ間で効率良く通信を行う
ために、ノベル社やUNIXのソフトウェアなどのネッ
トワークソフトウェアを使用することができる。どのネ
ットワークソフトウェアを使用することも可能である
が、例えば、ノベル社のNetWare(ノベル社の登録商
標)ソフトウェアを使用することができる。このソフト
ウェアパッケージに関する詳細な説明は、NetWareパッ
ケージに同梱されているオンラインドキュメンテーショ
ンに記載されている。
【0038】図9の構成について簡潔に説明すると、フ
ァイルサーバ106は、LANメンバ間でデータのファ
イルの受信や、記憶、キューイング、キャッシング、及
び送信を行うファイル管理部としての役割を果たす。例
えば、PC103及びPC104のそれぞれによって作
られたデータファイルは、ファイルサーバ106へ送ら
れ、ファイルサーバ106はこれらのデータファイルを
順に並べ、そしてプリントサーバ108からのコマンド
に従って、並べられたデータファイルをプリンタ109
へ送信する。
【0039】またPC103とPC104はそれぞれ、
データファイルの生成や、生成したデータファイルのL
AN100への送信や、また、LAN100からのファ
イルの受信や、更にそのようなファイルの表示及び/又
は処理を行うことのできる通常のPCで構成される。
尚、図9ではパーソナルコンピュータ機器が示されてい
るが、ネットワークソフトウェアを実行するのに適切で
あるような、他のコンピュータ機器を含んでもよい。例
えば、UNIXのソフトウェアを使用している場合に、
UNIXワークステーションをネットワークに含んでも
よく、これらのワークステーションは、適切な状況下
で、図示されているPCと共に使用することができる。
【0040】通常、LAN100などのLANは、一つ
の建物内の一つの階又は連続した複数の階でのユーザグ
ループ等のローカルなユーザグループにサービスを提供
する。例えば、ユーザが他の建物や他県にいるなど、あ
るユーザが他のユーザから離れるに従って、ワイドエリ
アネットワーク(WAN)を作ってもよい。WANは、
基本的には、いくつかのLANを高速度サービス総合デ
ジタルネットワーク(ISDN)電話線等の高速度デジ
タルラインで接続して形成された集合体である。従っ
て、図1に示すように、LAN100とLAN110と
LAN120とを、変調/復調(MODEM)/トラン
スポンダ(MODEM/ROUTER)130及びバッ
クボーン140を介して接続されてWANを形成する。
これらの接続は、数本のバスによる単純な電気的接続で
ある。それぞれのLANは専用のPCを含み、また、必
ずしも必要なわけではないが、通常はファイルサーバ及
びプリントサーバを含む。
【0041】従って図9に示すように、LAN110
は、PC111と、PC112と、ファイルサーバ11
3と、ネットワークディスク114と、プリントサーバ
115と、プリンタ116及びプリンタ117とを含
む。対照的に、LAN120はPC121とPC122
のみを含む。LAN100と、LAN110と、LAN
120とに接続されている機器は、WAN接続を介し
て、他のLANの機器の機能にアクセスすることができ
る。
【0042】本実施の形態では、図9のネットワークシ
ステムには、それに接続されたデバイスを管理するため
の方法として、簡易ネットワーク管理プロトコル(Slmp
le Network Managment Protocol,SNMP)がインプ
リメントされる。
【0043】<<ネットワークボード上へのエージェン
トの実装>>エージェントの実装例として、プリンタを
ネットワークに接続するためのネットワークボード上に
エージェントを実装することが考えられる。これによ
り、プリンタをネットワーク管理ソフトウェアによる管
理の対象とすることができる。ユーザは、ネットワーク
管理ソフトウェアを用いて制御対象のプリンタの情報を
得、また状態を変更することができる。より具体的に
は、例えばプリンタの液晶ディスプレイに表示されてい
る文字列を取得したり、デフォルトの給紙カセットを変
更したりすることができる。以下、エージェントを実装
したネットワークボード(NEB)をプリンタに接続す
る例で説明する。
【0044】図10に示すように、好ましくは、NEB
101は、プリンタ102の内部拡張I/Oスロットに
内蔵されており、NEB101は、下に示す処理及びデ
ータ記憶機能を持つ「埋め込まれた」ネットワークノー
ドとなる。このNEB101の構成により、大きなマル
チエリアWANネットワークを統括及び管理するため
の、特徴的な補助機能を持つという利点をもたらす。こ
れらの補助機能は、例えば、ネットワーク上の遠隔地
(ネットワーク統括者の事務所など)からのプリンタ制
御及び状態観察や、各印刷ジョブ後の次のユーザのため
の保証初期環境を提供するためのプリンタ構成の自動管
理、及びプリンタの負荷量を特徴付け、あるいはトナー
カートリッジの交換スケジュールを組むためにネットワ
ークを通してアクセスできる、プリンタログ又は使用統
計を含む。
【0045】このNEB設計において重要な要因は、共
有メモリ200等の両方向インターフェースを介して、
NEB101からプリンタ制御状態にアクセスする機能
である。共有メモリ以外に、SCSIインターフェース
等のインターフェースを使用することもできる。これに
より、多数の便利な補助機能のプログラムができるよう
に、プリンタ操作情報をNEB101又は外部ネットワ
ークノードへ送出することができる。印刷画像データ及
び制御情報のブロックは、NEB101上にあるマイク
ロプロセッサ301によって構成され、共有メモリ20
0に記述され、そして、プリンタ102によって読み込
まれる。同様に、プリンタ状態情報は、プリンタ102
から共有メモリ200へ送られ、そこからNEB上のマ
イクロプロセッサ301によって読み込まれる。
【0046】図10は、NEB101をプリンタ102
にインストールした状態を示す一部破断図である。図1
0に示すように、NEB101はネットワーク接続の為
のフェースプレート101bを設置した印刷回路ボード
101aから構成されており、コネクタ170を介して
プリンタインターフェースカード150に接続されてい
る。プリンタインターフェースカード150は、プリン
タ102のプリンタエンジンを直接制御する。印刷デー
タ及びプリンタ状態コマンドは、NEB101からコネ
クタ170を介して、プリンタインターフェースカード
150へ入力され、また、プリンタ状態情報はプリンタ
インターフェースカード150からやはりコネクター1
70を介して得られる。NEB101はこの情報を、フ
ェースプレート101bのネットワークコネクタを介し
て、LAN100上で通信する。同時に、プリンタ10
2は、一般的なシリアルポート102a及びパラレルポ
ート102bから、印刷データを受信することもでき
る。
【0047】図11は、NEB101とプリンタ102
とLAN100との電気的接続を示すブロック図であ
る。NEB101は、LAN100へはLANインター
フェースを介して、プリンタ102へはプリンタインタ
ーフェースカード150を介して直接接続されている。
NEB101上にはNEB101を制御するためのマイ
クロプロセッサ(MPU)301と、マイクロプロセッ
サ301の動作プログラムを格納するためのROM30
3と、マイクロプロセッサ301がプログラムを実行す
る上でワークとして用いるためのRAM302と、NE
B101とプリンタインタフェースカード150とが相
互にデータをやりとりするための共有メモリ200があ
り、これらは内部バスを通じて相互に接続されている。
NEB101がSNMPのエージェントとして動作する
ためのプログラムはROM303に格納されている。マ
イクロプロセッサ301は、ROM303に格納された
プログラムに従って動作し、ワークエリアとしてRAM
302を用いる。また、プリンタインターフェースカー
ド150と相互に通信するためのバッファ領域として共
有メモリ200を用いる。
【0048】プリンタインタフェースカード150上の
マイクロプロセッサ151はNEB101とのデータの
アクセスを、NEB101に設置されている共有メモリ
200を介して行う。プリンタインタフェースカード1
50上のマイクロプロセッサ151は、実際に印刷機構
を動かすプリンタエンジン160とも通信する。
【0049】<<ネットワーク管理プログラムを実行す
るPCの構成>>図7は、本発明によるネットワーク管
理ソフトウエアが稼動可能なPCの構成を示すブロック
図である。図7において、701は、ネットワーク管理
ソフトウエアが稼動するPCである。PC701は、R
OM703もしくはハードディスク(HD)712に記
憶された、あるいはフロッピー(登録商標)ディスクド
ライブ(FD)713より供給されるネットワーク管理
プログラムを実行するCPU702を備え、システムバ
ス705に接続される各デバイスを総括的に制御する。
【0050】704はRAMで、CPU702の主メモ
リ、ワークエリア等として機能する。706はキーボー
ドコントローラ(KBC)で、キーボード(KB)71
0や不図示のポインティングデバイス等からの指示入力
を制御する。707はCRTコントローラ(CRTC)
で、CRTディスプレイ(CRT)711の表示を制御
する。708はディスクコントローラ(DKC)で、ブ
ートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイ
ル、ユーザファイルそしてネットワーク管理プログラム
等を記憶するハードディスク(HD)712およびフロ
ッピーディスクコントローラ(FD)713とのアクセ
スを制御する。709はネットワークインタフェースカ
ード(NIC)で、LAN700を介して、エージェン
トあるいはネットワーク機器と双方向にデータをやりと
りする。
【0051】次に、本発明のネットワーク管理ソフトウ
エアの構成について説明する。
【0052】本発明のネットワーク管理装置は、図7に
示したような従来のネットワーク管理装置を実現可能な
PCと同様の構成のPC上に実現される。ハードディス
ク(HD)712には、後述のすべての説明で動作主体
となる本願に係るネットワーク管理ソフトウエアのプロ
グラムが格納される。後述のすべての説明において、特
に断りのない限り、実行の主体はハード上はCPU70
2である。
【0053】一方、ソフトウエア上の制御の主体は、ハ
ードディスク(HD)712に格納されたネットワーク
管理ソフトウエアである。本実施例においては、OSは
例えば、ウィンドウズ95(マイクロソフト社製)を想
定しているが、これに限るものではない。
【0054】なお本願に係るネットワーク管理プログラ
ムは、フロッピーディスクやCD−ROMなどの記憶媒
体に格納された形で供給されても良く、その場合には図
7に示すフロッピーディスクコントローラ(FD)71
3または不図示のCD−ROMドライブなどによって記
憶媒体からプログラムが読み取られ、ハードディスク
(HD)712にインストールされる。
【0055】図8は、本発明に係るネットワーク管理ソ
フトウエアのモジュール構成の一例を示すモジュール図
である。
【0056】本発明に係るネットワーク管理ソフトウエ
アは、図7におけるハードディスク712に格納されて
おり、CPU702によって実行される。その際、CP
U702はワークエリアとしてRAM704を使用す
る。
【0057】図8において、801はデバイスリストモ
ジュールと呼ばれ、ネットワークに接続されたデバイス
を一覧にして表示するモジュールである。802は全体
制御モジュールと呼ばれ、デバイスリストからの指示を
もとに、他のモジュールを統括するモジュールである。
803はコンフィグレータと呼ばれ、エージェントのネ
ットワーク設定に関する特別な処理を行うモジュールで
ある。804は、探索モジュールと呼ばれ、ネットワー
クに接続されているデバイスを探索するモジュールであ
る。探索モジュール804によって探索されたデバイス
が、デバイスリスト801によって一覧表示される。8
05は、プリントジョブの状況をNetWare API816を
用いてネットワークサーバから取得するNetWareジョブ
モジュールである。(なお、NetWare APIについては、
例えばNovell社から発行されている"NetWare Pro
grammer's Guide for C"等を参照のこと。この書籍はノ
ベル株式会社から購入可能である。)806および80
7はデバイスの種別に応じてそれぞれのより詳細な情報
を表示するデバイス詳細ウィンドウを表示するためのU
Iモジュールであり、詳細情報を表示する対象機種毎に
UIモジュールが存在する。808および809は制御
モジュールと呼ばれ、詳細情報を取得する対象機種に特
有の制御を受け持つモジュールである。UIモジュール
と同様に、制御モジュールも詳細情報を表示する対象機
種毎に存在する。制御Aモジュール808および制御B
モジュール809は、MIBハンドリングモジュール8
10を用いて管理対象デバイスからMIBデータを取得
し、必要に応じてデータの変換を行い、各々対応するU
IAモジュール806またはUIBモジュール807に
データを渡す。
【0058】MIBハンドリングモジュール810は、
全体制御モジュール802、制御Aモジュール、制御B
モジュールからの要求に応じてSNMPメッセージを生
成するために必要な情報(コミュニティ名、オブジェク
ト識別子など)をSNMPプロトコルモジュール811
に通知する。
【0059】811はSNMPプロトコルモジュールと
呼ばれ、SNMPパケットの送信と受信を行う。
【0060】812は共通トランスポートモジュールと
呼ばれ、SNMPデータを運搬するための下位プロトコ
ルの差を吸収するモジュールである。実際には、動作時
にユーザが選択したプロトコルによって、IPXハンド
ラ813かUDPハンドラ814のいずれかがデータを
転送する役割を担う。なお、UDPハンドラは、実装と
してWinSock817を用いている。(WinSockについて
は、例えばWindows Socket APIvl.1の仕様書を参照のこ
と。このドキュメントは、複数箇所から入手可能である
が、例えばマイクロソフト社製のコンパイラであるVisu
al C++に同梱されている。)コンフィグレータ803が
用いる現在のプロトコル815というのは、動作時にユ
ーザが選択しているIPXプロトコルかUDPプロトコ
ルのいずれかのことを示す。
【0061】図1は、本発明によるネットワーク管理ソ
フトウエアが1つのSNMPメッセージ(GetRequest)に
よってエージェントに対し複数のオブジェクトの設定値
の取得を要求した場合のフローチャートである。
【0062】同図において、ステップS101ではユー
ザがPC701でキーボード(KB)710、もしく
は、マウス等を使用してハードディスク(HD)712
に記憶された本発明によるネットワーク管理ソフトウエ
アを起動し、管理対象のネットワークデバイスに関する
情報を取得するよう操作する、この操作によりデバイス
リストモジュール801、UIAモジュール806、U
IBモジュール807のいずれかのモジュールからSN
MPメッセージの送信要求が発生し、それに応じて全体
制御モジュール802、制御Aモジュール808、制御
Bモジュール809のいずれかの制御モジュールからM
IBハンドリングモジュール810のAPIがコールさ
れる。
【0063】ステップS102では、ステップS101
においてコールされたMIBハンドリングモジュール8
10のAPIから要求されたSNMPメッセージの種別
を解析する。このステップS102において、要求され
たSNMPメッセージの種別がGetRequestパケットであ
る場合には、ステップS103に移行し、それ以外の場
合は、ステップS108に移行する。
【0064】ステップS103では、ステップS102
においてコールされたMIBハンドリングモジュール8
10のAPIのパラメータより、GetRequestにより情報
の取得を要求されたオブジェクトの数を解析し、単一の
オブジェクトに関する要求である場合には、ステップS
108に移行し、複数のオブジェクトへの要求である場
合には、ステップS104に移行する。
【0065】ステップS104では、ステップS103
で解析した要求されたGetRequestに含まれるオブジェク
トの数が複数であった場合、MIBハンドリングモジュ
ール810が内部に持つデータベースから情報の取得を
要求された複数のオブジェクトのデータタイプを解析
し、最大データサイズとともにSNMPモジュールに通
知する。なお、RFC1155では、MIBオブジェク
トのデータタイプとして定義可能な型を次のように定義
している。
【0066】 INTEGER 整数(SNMPでは通常32ビット) OCTET STRING 可変長バイト列 NULL 空 OBJECT IDENTIFIER オブジェクト識別子 SEQUENCE/SEQUENCE OF 構造体のように、いく
つかのデータタイプを組み合わせたもの NetworkAddress/IpAddress ネットワーク層のアド
レス(現在はIPのみ) Counter 0〜223−1の間の整
数で、増加のみ可能 Gauge 0〜223−1の間の整
数で、増減が可能 TimeTIcks 0〜223−1の間の整
数で、ある時点からの経過時間を1/100秒で表す (10)Opaque 任意のデータタイプの
バイト列(SNMPでは使われていない) 本発明によるネットワーク管理ソフトウエアでは、これ
らのデータタイプのうち、データサイズの最大値を特定
できないものに関しては、十分に大きなデフォルトサイ
ズを割り当てるものとする。
【0067】ステップS105では、ステップS104
からMIBハンドリングモジュール810から通知され
たデータタイプ、および、最大データサイズをもとに、
エージェントによって送出されるGetResponseパケット
の最大データサイズを算出し、ステップS106に移行
する。
【0068】ステップS106では、ステップS105
でSNMPモジュール811において算出したGetReque
stパケットの最大サイズが484オクテットであるかど
うかの判断がおこなわれ、484オクテットを超える場
合にはステップS107に移行し、それ以外の場合はス
テップS108に移行する。
【0069】ステップS107では、ステップS106
において予測されるGetResponseパケットの最大サイズ
が484オクテットを超える場合、ステップ101にお
いて送信の要求がおこなわれたGetRequestパケットのva
rlable-bindings209に含まれる複数のオブジェクト
から予測したGetRequestパケットの最大データレングス
が484オクテット以下になるようパケットを分割し、
ステップS108に移行する。
【0070】ステップS108では、ステップS107
におてい分割され、適当なオブジェクトを含むGetReque
stパケットの送信をSNMPプロトコルモジュール81
1に対して要求する。これを受けてSNMPプロトコル
モジュール811では、要求に応じたSNMPメッセー
ジを生成し、共通トランスポートモジュール812に通
知する。共通トランスポートモジュール812では、動
作時にユーザが選択したプロトコルによって、IPXハ
ンドラ813かUDPハンドラ814のいずれかにデー
タを転送する。以上の様な動作の後、SNMPメッセー
ジがネットワークインタフェースカード(NIC)70
9を経由してLAN700送出される。
【0071】以上説明したように、ステップS101に
おいて発生したSNMPメッセージをステップS102
で解析し、GetRequestに関する要求であった場合には、
ステップS103において複数のオブジェクトに対する
GetRequestであるかどうかの判断がなされ、複数のオブ
ジェクトに対する要求である場合には、ステップS10
4で各オブジェクトのデータタイプを解析し、ステップ
S105において、エージェントで生成されるGetRespo
nseパケットの最大パケットサイズを予測し、最大パケ
ットサイズが484オクテットを超える場合には、ステ
ップS107において送信パケットを分割し、ステップ
S108においてパケットを送信することにより、GetR
equestパケット送信時にエージェントにおけるGetRespo
nseでのエラー(tooBig)の発生を完全に防止することが
できる。
【0072】また、上記で説明した本発明に係るネット
ワーク管理ソフトウエアは、外部からインストールされ
るプログラムによって、ネットワーク管理ソフトウエア
が稼動可能なPCの構成を示すブロック図である図7に
おけるPC701によって遂行されても良い。その場
合、そのプログラムはCD−ROMやフラッシュメモリ
やフロッピーディスクなどの記憶媒体により、あるいは
電子メールやパソコン通信などのネットワークを介し
て、外部の記憶媒体からプログラムを含む情報群をPC
701上にロードすることにより、PC701に供給さ
れる場合でも本発明は適用されるものである。
【0073】図3は、記憶媒体の一例であるCD−RO
Mのメモリマップを示す図である。303はディレクト
リ情報を記憶してある領域で、以降のインストールプロ
グラムを記憶してある領域302およびネットワーク管
理ソフトウエアを記憶してある領域301の位置を示し
ている。302は、インストールプログラムを記憶して
ある領域である。301は、ネットワーク管理ソフトウ
エアを記憶してある領域である。本発明のネットワーク
管理ソフトウエアがPC701にインストールされる際
には、まずインストールプログラムを記憶してある領域
302に記憶されているインストールプログラムがシス
テムにロードされ、CPU702によって実行される。
次に、CPU702によって実行されるインストールプ
ログラムが、ネットワーク管理ソフトウエアを記憶して
ある領域301からネットワーク管理ソフトウエアを読
み出して、ハードディスク712に格納する。
【0074】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェース機器、リーダなど)か
ら構成されるシステムあるいは統合装置に適用しても、
ひとつの機器からなる装置に適用してもよい。
【0075】また、前述した実施形態の機能を実現する
ソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行す
ることによっても、本発明の目的が達成されることは言
うまでもない。
【0076】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0077】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
などを用いることができる。
【0078】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することによって、前述した実施形態の
機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基
づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の
処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述
した実施形態の機能が実現され得る。
【0079】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現
され得る。
【0080】なお、本発明は、前述した実施形態の機能
を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した
記憶媒体から、そのプログラムをパソコン通信など通信
ラインを介して要求者にそのプログラムを配信する場合
にも適用できることは言うまでもない。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データ要求されたデバイスで発生するエラーの発生を防
ぎ、ネットワーク管理ソフトウエアのデータの取得効率
を飛躍的に向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるネットワーク管理ソフトウエアが
1つのSNMPメッセージにより複数のオブジェクトに
対するデータの取得及び設定を要求した場合のフローチ
ャートである。
【図2】SNMPメッセージのPDUデータフォーマッ
ト(Trap-PDU以外)である。
【図3】記憶媒体の一例であるCD−ROMのメモリマ
ップを示す図である。
【図4】マネージャが1つのSNMPメッセージによっ
て複数のオブジェクトに対するデータの設定を要求した
場合のシーケンス図である。
【図5】マネージャが1つのSNMPメッセージによっ
て複数のオブジェクトに対するデータの設定を要求した
場合のシーケンス図(エージェントが一部のオブジェク
トへの情報の設定を受け付けない場合)である。
【図6】MIBの構造を示す概念図である。
【図7】本発明によるネットワーク管理ソフトウエアが
稼動可能なPCの構成を示すブロック図である。
【図8】本発明よるネットワーク管理ソフトウエアのモ
ジュール構成図である。
【図9】ネットワークボード(NEB)を開放型アーキ
テクチャを持つプリンタへつなげた図である。
【図10】NEBをプリンタにインストールした状態を
示す一部破断図である。
【図11】NEBとプリンタとLANとの電気的接続を
示すブロック図である。
【符号の説明】
201 SNMPメッセージ(Trap以外) 202 バージョン情報 203 コミュニティ名 704 データ 705 PDU 706 リクエストID 707 エラーステータス 708 エラーインデックス 709 Vriable-bindings 710 オブジェクト名 711 オブジェクト名710によって示されるオブジ
ェクトへの設定値 712 オブジェクト名 713 オブジェクト名712によって示されるオブジ
ェクトヘの設定値 601 MIBのノードiso(1) 602 MIBのノードorg(3) 603 MIBのノードmgmt(2) 604 MIBのノードmib−2(1) 605 MIBのノードprintmib(43) 606 MIBのノードprivate(4) 607 MIBのノードenterprises(1) 608 MIBのノードcanon(1602) 700 ローカルエリアネットワーク(LAN) 701 ネットワーク管理ソフトウエアが稼動するPC 702 FD713より供給されるネットワーク管理プ
ログラムを実行するCPU 703 PC701のROM 704 PC701のRAM 705 PC701のシステムバス 706 PC701のキーボードコントローラ(KB
C) 707 PC701のCRTコントローラ(CRTC) 708 PC701のディスクコントローラ(DKC) 709 PC701のネットワークインタフェースカー
ド(NIC) 710 PC701のキーボード(KB) 711 PC701のCRTディスプレイ(CRT) 712 PC701のハードディスク(HD) 713 フロッピーディスクドライブ(FD) 801 デバイスリストモジュール 802 全体制御モジュール 803 コンフィグレータ 804 探索モジュール 805 NetWareジョブモジュール 806 UIモジュールA 807 UIモジュールB 808 制御モジュールA 809 制御モジュールB 810 MIBハンドリングモジュール 811 SNMPプロトコルモジュール 812 共通トランスポートモジュール 813 IPXハンドラ 814 UDPハンドラ 815 コンフィグレータ603が用いる現在のプロト
コル 816 NetWare API 817 WinSock

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークで接続されたデバイスから
    データを読み出すためのネットワーク管理方法であっ
    て、 前記デバイスに含まれる複数のオブジェクトに対して、
    データの要求が生じたか判定する第1の判定工程と、 要求が生じたと判定された場合、該デバイスからの応答
    データ長が、前記デバイスの扱えるデータ長の上限を越
    えるか予測する第2の判定工程と、 応答データ長が上限を越えると予測される場合には、前
    記データの要求を、オブジェクト単位で分割し、それぞ
    れの要求を前記デバイスに送信する工程とを備えること
    を特徴とするネットワーク管理方法。
  2. 【請求項2】 前記デバイスはプリンタ装置であること
    を特徴とする請求項1に記載のネットワーク管理方法。
  3. 【請求項3】 ネットワークで接続されたデバイスから
    データを読み出すためのネットワーク管理装置であっ
    て、 前記デバイスに含まれる複数のオブジェクトに対して、
    データの要求が生じたか判定する第1の判定手段と、 要求が生じたと判定された場合、該デバイスからの応答
    データ長が、前記デバイスの扱えるデータ長の上限を越
    えるか予測する第2の判定手段と、 応答データ長が上限を越えると予測される場合には、前
    記データの要求を、オブジェクト単位で分割し、それぞ
    れの要求を前記デバイスに送信する手段とを備えること
    を特徴とするネットワーク管理装置。
  4. 【請求項4】 前記デバイスはプリンタ装置であること
    を特徴とする請求項3に記載のネットワーク管理装置。
  5. 【請求項5】 ネットワークで接続されたデバイスから
    データを読み出すためのコンピュータプログラムを格納
    するコンピュータ可読の記憶媒体であって、前記プログ
    ラムによりコンピュータは、 前記デバイスに含まれる複数のオブジェクトに対して、
    データの要求が生じたか判定する第1の判定手段と、 要求が生じたと判定された場合、該デバイスからの応答
    データ長が、前記デバイスの扱えるデータ長の上限を越
    えるか予測する第2の判定手段と、 応答データ長が上限を越えると予測される場合には、前
    記データの要求を、オブジェクト単位で分割し、それぞ
    れの要求を前記デバイスに送信する手段として機能する
    ことを特徴とする記憶媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100452504B1 (ko) * 2000-12-23 2004-10-08 엘지전자 주식회사 이엠에스 에이전트에서 에스엔엠피 프로토콜처리방법
US7395325B2 (en) 2002-03-22 2008-07-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Network management system, apparatus to be managed, management apparatus and program
JP2018164225A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 カシオ計算機株式会社 通信装置、通信方法、及びプログラム

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