JP2000180976A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000180976A
JP2000180976A JP10362165A JP36216598A JP2000180976A JP 2000180976 A JP2000180976 A JP 2000180976A JP 10362165 A JP10362165 A JP 10362165A JP 36216598 A JP36216598 A JP 36216598A JP 2000180976 A JP2000180976 A JP 2000180976A
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Toshirou Akira
肇郎 明楽
Mitsuru Miyauchi
満 宮内
Shuji Miyashita
修治 宮下
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Noritsu Koki Co Ltd
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像の長辺が感光材料の搬送方向に平行となる
ように焼き付ける縦焼きモードと画像の短辺が感光材料
の搬送方向に平行となるように焼き付ける横焼きモード
とを有する露光部を備えた画像形成装置において画像焼
付時に感光材料に生じる余白を効果的に処理する技術を
提供する。 【解決手段】画像の焼付サイズを設定する焼付サイズ設
定部73と、印画紙サイズを検出する印画紙サイズ検出
部74と、前記焼付サイズと印画紙サイズとから焼付モ
ードを選択するモード選択部75と、画像を前記焼付モ
ードで印画紙2に焼き付けた際に生じる印画紙の幅方向
での余白に応じて画像の前記幅方向での焼付位置を変更
する焼付レイアウト変更部80とを備えている画像形成
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の長辺が感光
材料の搬送方向に平行となるように焼き付ける縦焼きモ
ードと画像の短辺が感光材料の搬送方向に平行となるよ
うに焼き付ける横焼きモードとを有する露光部を備えた
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】写真焼付装置などの画像形成装置では、
ペーパーマガジンにロール状に巻き付けらて収容されて
いる長尺の感光材料が用いられ、焼付画像のサイズに合
わせてカットさえることにより1枚の写真プリントとな
る。近年、写真の引き伸ばしサイズ(焼付サイズ又はプ
リントサイズとも呼ぶ)は多様化しており、135フィ
ルムでも、サービスサイズやLサイズ、さらにパノラマ
サイズなどがあり、さらにはインデックスプリントとし
ても大判や中版などといった異なるサイズが存在する。
このため、指定された焼付サイズに応じて、できるだけ
感光材料の無駄をなくすため、より適切な幅を有する感
光材料が選択される。
【0003】その際、特開平9−93421号公報に開
示されている、露光部が画像の長辺が感光材料の搬送方
向に平行となるように焼き付ける縦焼きモードと画像の
短辺が感光材料の搬送方向に平行となるように焼き付け
る横焼きモードとを有した画像焼付装置の場合、同じ幅
の感光材料に対して、2通りの画像レイアウトが可能な
ので、感光材料の無駄を抑制することができる。この装
置では、露光部として光ビーム走査式デジタル露光ヘッ
ドを採用しているので、2つの焼付モードは、デジタル
露光ヘッドに送り出す画像データを90度回転すること
により実現しているが、投影露光式露光部では、ネガキ
ャリアを回転させて方向転換する回転機構を設けるか、
露光光学系にイメージ回転プリズムを設けるか、などの
方法で実現できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、縦焼きモ
ード横焼きモードを有する露光部を備えることで、感光
材料の無駄は少なくなるが、ますます多様化してきてい
る焼付サイズでの焼付処理では、いずれにしても余白部
が生じることになる。上記実状に鑑み、本発明の目的
は、画像焼付時に感光材料に生じる余白を効果的に処理
する技術を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による、縦焼きモード横焼きモードとを有す
る露光部を備えた画像形成装置では、前記画像の焼付サ
イズを設定する焼付サイズ設定手段と、前記感光材料の
サイズを検出する感光材料サイズ検出手段と、前記焼付
サイズと感光材料サイズとから前記焼付モードを選択す
るモード選択部と、画像を前記焼付モードで感光材料に
焼き付けた際に生じる感光材料の幅方向での余白に応じ
て画像の前記幅方向での焼付位置を変更する焼付レイア
ウト変更手段とを備えている。
【0006】この構成では、焼付サイズと感光材料サイ
ズとから無駄の少ない焼付モードを選択するとともに、
それでも生じる余白を何らかの目的に利用するしても切
断除去するにしても感光材料に対する画像の焼付位置を
変更することにより、より便利な領域に移動させること
が可能となる。例えば、前記焼付レイアウト変更手段が
前記焼付位置を感光材料の一方側の縁に寄せ付け、他方
側に余白を集中させるならば、画像の両側に余白が分か
れるのに比べて、余白が一箇所になるとともに余白の面
積が倍になり、余白利用もしくは余白切断除去の際に好
都合となる。
【0007】一方側に片寄って生じた余白を切断するた
めには、感光材料の搬送方向に延びるとともに前記感光
材料の幅方向に移動可能な切断刃を備えたカッターが設
けられるならば、両側を切断するため2つのカッターを
備える構成に比べて、コスト的かつスペース的に利点が
得られる。
【0008】焼付レイアウト変更手段の機能により画像
に対する余白の位置をある程度自由に設定することがで
きるので、その余白に、適当な文字やイラスト、或いは
広告やロゴを付加的に形成するのに都合がよく、余白を
新たな情報付加エリアとして利用しやすくなる。本発明
のその他の特徴と利点は、以下の図面を用いた実施形態
の説明から明らかにされるだろう。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明による画像形成装置
の1つの実施形態としてのプリンタープロセッサーの概
略図が図1に示されている。図から明らかなように、こ
のプリンタープロセッサーには、写真用フィルム(以
下、単にフィルムと言う。)1のコマ画像をデジタル画
像データとして取得するフィルムスキャナー3と、感光
材料としての印画紙2に対して露光ポイント100にお
いて画像を所定の焼付サイズで焼き付ける露光部4と、
露光ポイント1で露光された印画紙2を現像する現像処
理部5、現像処理された印画紙2を焼付サイズ毎にカッ
トして1枚の仕上がりプリントにするペーパーカッター
6と、フィルム1をフィルムスキャナー3や露光部4へ
搬送するフィルム搬送機構8と、印画紙2をペーパーマ
ガジンマガジン10から露光ポイント100を経て現像
処理部5へ搬送する印画紙搬送機構9と、このプリンタ
ープロセッサーの各部の制御を行ったり各種機能を実現
するコントローラ7が備えられている。コントローラ7
には画像や文字を表示させるモニター7a及び各種の情
報入力を行うための操作卓7bが付帯している。
【0010】このプリンタープロセッサーの露光部4
は、同じ露光ポイント100に、フィルム1のコマ画像
を印画紙2に投影して印画紙2に画像を焼き付ける投影
露光部40と、フィルムスキャナー3で取得されたデジ
タル画像やその他のデバイスを通じて入力されたデジタ
ル画像データに基づいて制御された光ビームによって印
画紙2に画像を焼き付けるデジタル露光部50とを備え
ている。
【0011】以下、各構成要素について説明する:フィ
ルムスキャナー3は、発生させた光ビームの色分布や強
度分布を整えてフィルム1を照射する照明光学系30a
と、フィルム1からの透過光ビームを光学的に処理する
撮像光学系30bと、撮像光学系30bによって導かれ
た光ビームをスリット画像としての電荷画像に光電変換
する光電変換部30cから構成されている。
【0012】照明光学系30aは白色光源としてのハロ
ゲンランプ31、調光フィルタ32、ミラートンネル3
3などを備えている。撮像光学系30bは、副走査用の
揺動ミラー34、結像レンズユニット35、結像レンズ
ユニット35を通ってきた光ビームを3つの方向に分光
するプリズム36などを備えている。揺動ミラー34は
その反射面が傾動可能に支持されており、図示されてい
ない揺動モータによって反射面が傾動することによりフ
ィルム1のコマ画像を所定のスキャン速度で副走査方
向、つまりフィルムの長手方向にスキャニングする。光
電変換部30cは、CCDセンサーユニット37、及び
サンプルホールド(S/H)回路やA/D変換器やセン
サー駆動回路などからなるCCDインターフェース38
などを備えている。CCDセンサーユニット37は、プ
リズム36によって分光された3つの光ビームを別個に
受けるため、それぞれR、G、Bのフィルタを取り付け
た3つのCCDセンサーからなり、各CCDセンサーは
多数(例えば5000個)のCCD素子が主走査方向、
つまりフィルム1の幅方向に配列されたラインセンサー
であり、CCDインターフェース38により主走査時に
電荷蓄積動作や電荷蓄積時間の制御が行われる。スキャ
ニング時には、CCDインターフェース38は、各画素
信号を所定のビット数(例えば12ビット)のデジタル
信号に変換して得られたデジタル画像データをコントロ
ーラ7へ送る。
【0013】投影露光部40は照明光学系40aと露光
光学系40bから構成されており、照明光学系40a
は、露光用光源41、露光用光路に黄、マゼンタ、シア
ンの各フィルタが出退することにより露光用光源41か
らの照射光の色バランスを調整する調光フィルタ42
と、調光フィルタ42にて色バランスを調整した光を均
一に混色するミラートンネル43などを備え、露光光学
系40bは、焼付対象となるコマ画像からの透過像を印
画紙2上に結像する焼付用レンズユニット44と、必要
に応じて透過像を90度回転させるイメージ回転プリズ
ム45と、必要に応じて透過像を印画紙2の搬送方向に
直交する方向(つまり印画紙2の幅方向)に移動させる
偏位光学ユニット46と、シャッタ47などを備えてい
る。
【0014】デジタル露光部50は、ライン露光型光プ
リントヘッド50aとこのプリントヘッド50aを印画
紙2の搬送方向である副走査方向に移動させる副走査機
構50bから構成されている。この光プリントヘッド5
0aは、図2に示すように、ここでは蛍光体発光方式を
用いており、赤色露光を行う真空蛍光素子で構成された
赤色プリントヘッド51と緑色露光を行う真空蛍光素子
で構成された緑色プリントヘッド52と青色露光を行う
真空蛍光素子で構成された青色プリントヘッド53から
なる。真空蛍光素子は印画紙2の幅に対応する長さをも
つように主走査方向(印画紙2の幅方向)にリニアアレ
イ化されており、図3に示すように、各真空蛍光素子
は、真空蛍光体54aから放射された光ビームを90度
反射させるミラー54bと、結像光学系としてのセルフ
ォックレンズ54cと、色分解用フィルター54dとを
組み合わせて構成されている。赤色プリントヘッド51
と緑色プリントヘッド52と青色プリントヘッド53
を、平行に並べ、ハウジングにより一体化することで、
光プリントヘッド50aが作られている。
【0015】副走査機構50bは、図4に示すように、
四角形の枠体55と、この枠体の印画紙搬送方向に平行
な辺に設けられたガイドレール55a上に移動可能に設
置されるとともに光プリントヘッド50aを支持する移
動台車56と、この移動台車56を移動させる第1送り
ネジ機構57と、移動台車56上で光プリントヘッド5
0aを印画紙搬送ラインから外れた退避エリアに移動さ
せる第2送りネジ機構58などを備えている。
【0016】光プリントヘッド50aはコントローラ7
と接続されており、コントローラ7による各真空蛍光素
子の点灯制御及び副走査機構50bを介して光プリント
ヘッド50aを副走査方向に移動させることにより画像
データや文字データが印画紙2にカラー露光される。デ
ジタル露光が不要時には、投影露光の邪魔にならないよ
うに、光プリントヘッド50aは副走査機構50bによ
り退避エリアに移動させられる。もちろん、蛍光体発光
方式に代えてLED発光方式やCRT方式などを用いる
ことも可能である。
【0017】投影露光時には、コントローラ7が決定し
た露光条件に応じて、調光フィルタ42の各フィルタの
位置やシャッタ47の開放時間つまり露光時間が、焼付
サイズと印画紙サイズにより選択される焼付モードに応
じてイメージ回転プリズム45が、場合によっては生じ
る余白の作り方に応じて偏位光学ユニット46が制御さ
れる。プリンタープロセッサーの操作者は、モニタ7a
の表示をみて、適正な焼付予想画像が得られていなけれ
ば、操作卓7bから決定した露光条件の修正指示を入力
でき、コントローラ7は、その修正指示に基づいて露光
条件を修正して最終的な露光条件を決定する。そしてそ
の決定した露光条件に基づいて、露光部4の各部材の動
作を制御して、印画紙2に画像を投影露光する。
【0018】デジタル露光時には、コントローラ7が決
定した露光条件、及び焼付サイズと印画紙サイズにより
選択される焼付モードに応じて、画像データが画像処理
し、最終的な画像データでもって、光プリントヘッド5
0aと副走査機構50bを制御して印画紙2に画像を投
影露光する。
【0019】マガジン装着部には、各ペーパーマガジン
10に付与されているIDコード10aを読み取る読取
センサー11が設けられており、この読取センサー11
による検出信号はコントローラ7に送られる。フィルム
搬送機構の搬送開始領域には、フィルム1に貼り付けら
れたバーコードシールを読み取るバーコードリーダ12
が設けられている。このバーコードにはオーダIDなど
の情報が記録されており、同様にコントローラ7に読み
取られた検出信号が送られる。
【0020】コントローラ7は、CPU、ROM、RA
M、I/F回路などからなるマイクロコンピュータシス
テムを中核部材として構成され、このプリンタープロセ
ッサーに必要な各種機能をハードウエア又はソフトウエ
ア或いはその両方で実現させている。なかでも、本発明
による、印画紙上への画像形成の動作にとって重要な機
能要素は、図5に示すように、フィルム搬送機構8と印
画紙搬送機構9を制御する搬送制御71、フィルムスキ
ャナー3を制御するスキャナー制御部72、焼付サイズ
決定部73、印画紙サイズ決定部74、縦焼きモードと
横焼きモードのいずれかを選択するモード選択部75、
投影露光部40における露光処理を制御する投影露光制
御部76、デジタル露光部50における露光処理を制御
するデジタル露光制御部77、取得したデジタル画像デ
ータを加工する画像処理部78、ペーパーカッター6の
動作を制御するペーパーカッター制御部79、そして印
画紙2に対する画像の焼付位置を変更する焼付レイアウ
ト変更部80である。
【0021】焼付サイズ決定部73は、バーコードリー
ダ12によって読み取られたオーダIDからプリント作
業に先立って行われる受付処理を通じてコントローラ7
に入力されたプリント情報を引き出してこれから行う露
光処理の焼付サイズを決定する機能を果たすものであ
る。もちろん、操作卓7bを用いて焼付サイズを直接入
力してもよい。つまり、本発明による焼付サイズ決定手
段は、この実施形態では、バーコードリーダ12、操作
卓7b、焼付サイズ決定部75によって構築されてい
る。
【0022】印画紙サイズ決定部73は、各ペーパーマ
ガジン10に設けられたマガジンID10aを読み取る
読取センサー11からの検出信号を受け取り、予め設定
されているマガジンIDと印画紙サイズに関するルック
アップテーブルから装着部に装着されたペーパーマガジ
ン10に収容されている印画紙の幅を決定する。従っ
て、本発明による感光材料サイズ決定手段は、この実施
形態では、読取センサー11と印画紙サイズ決定部73
によって構築されている。
【0023】フィルム1のコマ画像などの原稿画像の長
辺を印画紙2の搬送方向に平行となるように焼き付ける
縦焼きモード(図6(a))と、原稿画像の短辺が印画
紙2の搬送方向に平行となるように焼き付ける横焼きモ
ード(図6(b)のいずれかで露光処理することができ
るが、例えば、印画紙幅80mmの印画紙2が用いられて
いる場合、焼付サイズが80x 160mmであれば縦焼き
モードを、焼付サイズが50x 80mmであれば横焼きモ
ードを選択すると印画紙2の無駄がない。また、焼付サ
イズが50x 120mmであれば縦焼きモードを選択し
て、余白を生じさせることになる。モード選択部75
は、このように印画紙サイズと焼付サイズから適切な焼
きモードを選択するものである。
【0024】印画紙幅80mmの印画紙2を用い50x 1
20mmの焼付サイズで画像を露光する場合、上述したよ
うに、縦焼きモードが選択されるが、従来の露光では、
露光中心と印画紙幅の中心が合わされるので、図7
(a)に示すように、印画紙の両端に余白が生じること
になる。ここで、余白をカットして、この画像を形成し
た印画紙2から仕上がりプリントを作る場合は、いずれ
にしても必要な印画紙幅方向のカットに加えて、上端と
下端の2つの余白をカットしなければならない。そのた
め、ペーパーカッター6にその機能を持たせるには、3
箇所をカットできる構造が必要となる。また、この余白
を利用して、ロゴマークなどの付加情報を形成する場
合、余白が両側に分かれているので、余白の利用が難し
い。このような問題は、例えば、図7(b)に示すよう
に、画像エリアを一方側に移動させ、余白を他方側に寄
せることで解決できる。このように、画像をいずれかの
焼付モードで印画紙2に焼き付けた際に生じる印画紙2
の幅方向での余白に応じて画像の幅方向での焼付位置を
変更するのが焼付レイアウト変更部80である。このた
め、焼付レイアウト変更部80には印画紙サイズ決定部
73から印画紙幅が、焼付サイズ決定部75からは焼付
サイズが、モード選択部75からは焼付モードが与えら
れる。決定した焼付レイアウトの情報は、投影露光制御
部76やデジタル露光制御部77に与えられる。この焼
付レイアウトの変更は、オペレータがモニター7aに表
示されるシミュレート図を見ながら操作卓7bを通じて
所望の焼付レイアウトを焼付レイアウト変更部80に指
令することも可能である。従って、本発明による焼付レ
イアウト変更手段は、この実施形態では焼付レイアウト
変更部80と操作卓7bによって構築されている。
【0025】モード選択部75によって選択された焼付
モードに応じて、そして場合によっては焼付レイアウト
変更部80によって決定された焼付レイアウトに応じ
て、露光部4は露光姿勢を変更しなければならないの
で、投影露光制御部76には、イメージ回転プリズム4
5を作用位置又は退避位置に切り換えるイメージ回転制
御部76aと、偏位光学ユニット46の偏向ミラー等の
位置を調整するイメージ偏位制御部76bが構築されて
いる。これに対して、デジタル露光制御部78では、画
像の回転や移動は、露光すべき画像データを記憶させて
いるワーキングメモリー有する画像処理部78に指令す
ることで処理対象となる画像データを、公知の画像処理
法で処理することで可能であり、この目的のために、イ
メージ回転処理部77aとイメージ偏位処理部77bが
構築されている。
【0026】場合によっては印画紙2に生じる余白にロ
ゴなどの付加情報を露光するために、画像処理部78に
は付加情報処理部78aが備えられている。このような
付加画像の露光はデジタル露光部50を用いるのが便利
なので、主画像が投影露光される場合には、その露光に
続いてデジタル画像制御部77が付加情報処理部78a
からの付加情報のデータに基づいて光プリントヘッド5
0aを駆動して、付加情報を焼付レイアウト変更部80
によって設定された印画紙領域に焼き付ける。主画像が
デジタル露光される場合には、主画像の画像データと付
加情報の画像データが画像処理部78で合成され、光プ
リントヘッド50aによってその合成画像が印画紙2に
焼き付けられる。もちろん、付加情報をマスキングなど
を用いて投影露光で行うことも可能である。
【0027】ペーパーカッター制御部79は、図8に示
すように、印画紙2を幅方向にカットする主切断刃6a
と印画紙2を搬送方向にカットする副切断刃6bとから
なるペーパーカッター6の動作を制御するものであり、
印画紙幅と焼付幅が一致している場合及び余白に付加情
報が焼き付けられている場合では主切断刃6aの動作の
みで仕上がりプリントが出来上がるが、余白を切断する
場合では、主切断刃6aと副切断刃6bの動作が必要と
なる。その場合、余白は、焼付レイアウト変更部80に
よって副切断刃6b側の側へりに寄せられているので、
その余白分だけ、図示されていない移動機構によって印
画紙幅方向に副切断刃6bを移動させて、1回の切断動
作をさせることで、仕上がりプリントが出来上がる。
【0028】上述した実施の形態では、露光部4が投影
露光部40とデジタル露光部50の両方を備えているも
のを取りあげたが、もちろん、投影露光部40だけでも
よいし、デジタル露光部50だけでもよい。本発明の重
要な点は、焼付サイズによっては印画紙2に生じうる余
白の配置を要求に応じて変更できることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明よる画像形成装置を採用したプリンター
プロセッサーのブロック図
【図2】光プリントヘッドの斜視図
【図3】真空蛍光素子の概略構成図
【図4】デジタル露光部の斜視図
【図5】プリンタープロセッサーのコントローラにより
構築される主な機能を示す機能ブロック図
【図6】焼付モードを説明する説明図
【図7】焼付レイアウト変更を説明する説明図
【図8】ペーパーカッターの模式図
【符号の説明】
1 フィルム 2 印画紙(感光材料) 3 露光部 6 ペーパーカッター 30 投影露光部 40 デジタル露光部 45 イメージ回転プリズム 46 イメージ偏位光学ユニット 73 焼付サイズ設定部 74 印画紙サイズ決定部 75 モード選択部 76 投影露光制御部 76a イメージ回転制御部 76b イメージ偏位制御部 77 デジタル露光制御部 77a イメージ回転処理部 77b イメージ偏位処理部 80 焼付レイアウト変更部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮下 修治 和歌山県和歌山市梅原579番地の1 ノー リツ鋼機株式会社内 Fターム(参考) 2H106 AA02 AA13 AA22 AA33 AA82 AB04 AB12 AB33 AB65 AB92 AB95 BA38 BA55 BA64 BA72 BA91

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像の長辺が感光材料の搬送方向に平行と
    なるように焼き付ける縦焼きモードと画像の短辺が感光
    材料の搬送方向に平行となるように焼き付ける横焼きモ
    ードとを有する露光部を備えた画像形成装置において、 前記画像の焼付サイズを設定する焼付サイズ設定手段
    と、前記感光材料のサイズを検出する感光材料サイズ検
    出手段と、前記焼付サイズと感光材料サイズとから前記
    焼付モードを選択するモード選択部と、画像を前記焼付
    モードで感光材料に焼き付けた際に生じる感光材料の幅
    方向での余白に応じて画像の前記幅方向での焼付位置を
    変更する焼付レイアウト変更手段とを備えていることを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記焼付レイアウト変更手段は前記焼付位
    置を感光材料の一方側の縁に寄せ付け、他方側に余白を
    集中させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】前記余白を切断するため、前記感光材料の
    搬送方向に延びるとともに前記感光材料の幅方向に移動
    可能な切断刃を備えたカッターが設けられていることを
    特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記余白に付加的画像が焼き付けられるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002040579A (ja) * 2000-07-21 2002-02-06 Photo Wave:Kk 写真プリント
JP2004508604A (ja) * 2000-09-11 2004-03-18 マサニス、アート、フード、アンド、ファッション、リミテッド 広告方法

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