JP2000180735A - 電子内視鏡装置 - Google Patents

電子内視鏡装置

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JP2000180735A
JP2000180735A JP10358878A JP35887898A JP2000180735A JP 2000180735 A JP2000180735 A JP 2000180735A JP 10358878 A JP10358878 A JP 10358878A JP 35887898 A JP35887898 A JP 35887898A JP 2000180735 A JP2000180735 A JP 2000180735A
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motor
rotation
electronic endoscope
image sensor
optical system
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JP10358878A
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English (en)
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Takaomi Sekiya
尊臣 関谷
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Pentax Corp
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内視鏡挿入部に対して、観察画面の回転位置
を独立して調整することが可能な電子内視鏡装置を得
る。 【構成】 観察対象内へ挿入される筒状の挿入部と、こ
の挿入部の先端部に支持された対物光学系と、この対物
光学系の結像位置に配された撮像素子とを有する電子内
視鏡装置において、撮像素子を対物光学系の光軸回りに
回転操作可能な撮像素子回転手段を備えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、電子内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】内視鏡を使用する際には、
その挿入部を観察対象物内に挿入した状態で回転させる
という作業が一般的に行われている。例えば、挿入部先
端が上下方向にのみ屈曲操作可能に構成されている場
合、挿入後に左右方向への屈曲動作を与えたいときに
は、内視鏡挿入部を90度ひねる必要がある。また、挿
入部先端の偏心した位置から鉗子やその他の処置具が突
出している場合、これらを使用しやすい位置に移動させ
るために挿入部を回転させることがある。あるいは、挿
入部先端において照明用の配光レンズが偏心した位置に
あるときにも、配光調整を行うために挿入部を回転させ
る。
【0003】電子内視鏡では、挿入部先端の回転位置
と、撮像素子(CCD)を介して観察される画面の回転
位置とは連動関係にあり、以上のように挿入部を回転さ
せればモニタ上でも同方向に回転した画面が観察され
る。しかし、挿入部の回転動作を行ったときでも、モニ
タ上の画面が回転されない方が観察は行いやすい。
【0004】
【発明の目的】本発明は従って、内視鏡挿入部に対し
て、観察画面の回転位置を独立して調整することが可能
な電子内視鏡装置を得ることを目的とする。
【0005】
【発明の概要】本発明の電子内視鏡装置は、観察対象内
へ挿入される筒状の挿入部と、この挿入部の先端部に支
持された対物光学系と、この対物光学系の結像位置に配
された撮像素子とを有する電子内視鏡装置において、撮
像素子を対物光学系の光軸回りに回転操作可能な撮像素
子回転手段を備えたことを特徴としている。
【0006】この電子内視鏡装置では、撮像素子の特定
の回転位置をメモリし、このメモリされた回転位置に撮
像素子を保持させる保持手段を有していることが好まし
い。
【0007】上記の撮像素子回転手段は、挿入部内で対
物光学系の光軸を中心として周方向に回転可能に支持さ
れ、撮像素子と相対固定された支持環と;この支持環の
周面に形成した、対物光学系の光軸に対して傾斜するカ
ム溝と;対物光学系の光軸方向に直進案内され、かつ上
記支持環のカム溝に摺動可能に嵌まり、光軸方向に移動
したときに支持環に回転動作を行わせる操作ピンと;こ
の操作ピンを外部から移動操作するピン操作機構と;を
備えた構成とすることが好ましい。
【0008】ピン操作機構は、一端を操作ピンに接続さ
れ、他端をラック部材に接続されたワイヤと;ラック部
材の近傍に設けたモータと;このモータの出力軸の回転
をラック部材に伝達するピニオンを有するギヤ機構と;
モータを外部から駆動させることが可能なスイッチ部材
と;を備えた構成とすることができる。また、ピン操作
機構は、一端を操作ピンに接続され、他端をラック部材
に接続されたワイヤと;ラック部材に係合するピニオン
と;このピニオンを外部から回転操作可能なレバー部材
と;を備えた構成としてもよい。
【0009】撮像素子回転手段は、挿入部内で対物光学
系の光軸を中心として周方向に回転可能に支持され、撮
像素子を前面に固定した回転板と;この回転板の背後位
置に設けたモータと;このモータの出力軸の回転を回転
板に伝達するギヤ機構と;モータを外部から駆動させる
ことが可能なスイッチ部材と;を備えることもできる。
【0010】撮像素子回転手段として撮像素子をモータ
駆動で回転させる上記各態様では、メモリされた特定の
回転位置に撮像素子を保持させるための上記保持手段
は、モータの駆動パルス数を検出することにより撮像素
子の回転位置を制御し、かつ撮像素子の上記特定の回転
位置に対応するパルス値がメモリされた回転制御手段
と、撮像素子が元の回転位置に関わらず上記特定の回転
位置まで回転されるように、回転制御手段にメモリされ
たパルス値までモータを駆動させるモータ駆動信号を発
する復帰スイッチと、上記スイッチ部材を操作してもモ
ータが駆動されないようにするロックスイッチとを備え
た構成とすることができる。また、撮像素子をレバー部
材により回転させる上記態様では、保持手段は、撮像素
子の上記特定の回転位置に対応する操作位置でレバー部
材を係止するクリックストップ機構を備えた構成とする
ことができる。
【0011】以上の電子内視鏡装置では、さらに、撮像
素子上に結像された画像を表示する表示デバイスと;撮
像素子の回転位置を検知する手段と;撮像素子の回転位
置情報に基づき、撮像素子と挿入部との相対的な回転位
相を示す指標を上記表示デバイスに表示する指標表示手
段と;を有することが望ましい。このとき、表示デバイ
スに表示される指標は、撮像素子が上記特定の回転位置
にあるときの画面上方を示していることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、複数の実施形態により本発
明の電子内視鏡装置を説明するが、最初に、各実施形態
で共通する部分の説明をする。図1は電子内視鏡の概略
構成を示している。電子内視鏡10は、挿入部(スコー
プ)12と、この挿入部12が接続される本体部14を
有しており、挿入部12の先端部は、途中の操作部16
に設けた操作ダイヤル18を操作することにより上下左
右方向に屈曲されるように構成されている。
【0013】図2や図11に示すように、挿入部12の
先端に対物レンズ20を臨ませた対物光学系22が設け
られ、対物光学系22の後方にはCCD(撮像素子)2
4が設置されている。このCCD24から読み出された
電流は、挿入部12内に通されたケーブル26(2
6’)を通って本体部14内の画像表示回路28に送ら
れて電気的に処理され、外部モニタ30上に画像として
映される。電子内視鏡10はまた照明装置を有してお
り、本体部14内に配した光源ランプ32の光を、ライ
トガイド34を介して挿入部12先端の一対の配光レン
ズ36に導いて、観察対象を照明することができる。ま
た挿入部12において、操作部16の近傍には処置具挿
入口38が形成されており、この処置具挿入口38から
挿入した鉗子などの処置具を、挿入部12先端の処置具
進出口40(図15から図18)から出すことができ
る。
【0014】図15から図18に示すように、対物レン
ズ20、配光レンズ36及び処置具進出口40はいずれ
も挿入部12先端において偏心した位置に配置されてい
る。
【0015】本電子内視鏡10は、挿入部12の枠体に
対し、CCD24を対物光学系22の光軸回りに任意に
回転させることが可能な点に特徴を有する。このCCD
24を回転操作するための具体的機構を説明する。
【0016】図2から図4は、CCD24を回転させる
機構の一形態を示している。対物光学系22を支持する
円筒状の対物系支持枠42は挿入部12に対して固定さ
れており、その周面には対物光学系22の光軸方向に長
いリード溝44が貫通形成されている。この対物系支持
枠42の内側には、該対物系支持枠42に対して回転軸
G(図3)を中心として回転自在な円筒状の回転支持環
46が支持されている。回転軸Gは、図2に示す対物光
学系22の光軸Oと略一致する。回転支持環46の周面
には、リード溝44に対して傾斜する有底の傾斜カム溝
48が形成されている。回転支持環46にはまた、CC
D24に突設した被動ピン50を挿入固定させるピン孔
52が形成されている。リード溝44と傾斜カム溝48
には、外側から操作ピン54が挿通されている。なお、
図4では、対物系支持枠42と回転支持環46は平面状
に展開した状態で示されている。
【0017】操作ピン54には操作ワイヤ56が固定さ
れ、この操作ワイヤ56を介して操作することにより、
操作ピン54は対物光学系22のリード溝44に沿う方
向へ移動操作される。操作ピン54がリード溝44に沿
って移動されると、操作ピン54と傾斜カム溝48の関
係によって、対物系支持枠42内で回転支持環46が回
転される。すると、この回転支持環46のピン孔52に
被動ピン50を支持されたCCD24も回転支持環46
と一体に、回転軸G(すなわち対物光学系22の光軸
O)を中心として回転する。なお、ワイヤ56には一定
の硬度があるため、操作ピン54を牽引する操作だけで
なく、前方へ押し込む操作も可能である。
【0018】図5及び図6に示すように、操作ワイヤ5
6は挿入部12内で操作部16付近まで延設され、その
一端をラック部材58に接続している。ラック部材58
は、操作ワイヤ56の延設方向に移動可能なように移動
案内されている。一方、挿入部12には、取付具60を
介してワイヤ駆動用の駆動モータ62が固定され、この
駆動モータ62の回転軸に設けたウォームギヤ64が、
これと回転軸を直交させたピニオン66に噛み合ってい
る。ピニオン66は、ラック部材58に形成したラック
に噛み合っている。よって、駆動モータ62を駆動する
と、ウォームギヤ64からピニオン66を介してラック
部材58に駆動力が伝達され、ラック部材58が進退動
される。これにより操作ワイヤ56を介して上記の操作
ピン54を前後動させ、カム機構によってCCD24を
左右方向に回転させることができる。
【0019】図7は、CCD24の回転操作機構に関す
る電気回路の概略を示しており、駆動モータ62からの
リード線は、モータドライバ67に接続し、操作部16
付近に設けた外部から操作可能なスイッチ機構を操作す
ると、このモータドライバ67から駆動モータ62に駆
動電流が供給される。スイッチ機構は、右回転スイッチ
68、左回転スイッチ70、定常位置復帰スイッチ72
を有していて、右回転スイッチ68または左回転スイッ
チ70を操作したときは、CCD24を右方向または左
方向へ回転させるように駆動モータ62へ駆動電流が送
られる。定常位置復帰スイッチ72とは、CCD24の
現在の回転位置に関わらず、CCD24を予め決定した
特定の回転位置(定常位置)まで復帰させるように駆動
モータ62を起動させるスイッチである。この定常位置
については後に説明する。スイッチ機構はさらに、スイ
ッチ68〜72に対する入力を受け付けないようにする
ロックスイッチ77を備えている。
【0020】駆動モータ62はステッピングモータであ
り、その駆動パルス数はパルス検出器74によって検出
される。この駆動パルス数に基づいて、回転制御回路7
6が、CCD24の回転位置(回転方向と回転量)を検
知することができる。そして回転制御回路76は、モー
タドライバ67に接続している。つまりCCD24の回
転はパルス制御される。回転制御回路76はまた、画像
表示回路28に接続されていて、後述するように、CC
D24の回転位置に関する情報を外部モニタ30上に表
示させることができる。
【0021】図8から図10は、駆動モータ62に代え
て手動でCCD24を回転させる実施形態である。この
実施形態では、挿入部12の先端部におけるCCD24
の回転機構は図2から図4に示すものと同じであり、さ
らに図5及び図6の形態と同様に、操作ワイヤ56の一
端が操作部16付近の内部に設けたラック部材58に固
定されている。ラック部材58のラックにはピニオン6
6が噛み合っている。本実施形態では、ピニオン66の
回転軸に外部操作レバー78が固定されており、この外
部操作レバー78の端部が外部に突出して、ピニオン6
6を手動で回転操作することができるようになっている
点が特徴である。つまり、外部操作レバー78を図7中
の右方または左方に倒すと、ピニオン66、ラック部材
58を介して操作ワイヤ56に操作力が伝達され、上述
のカム機構を介してCCD24が回転操作される。
【0022】外部操作レバー78は、CCD24を予め
決定した特定の回転位置(定常位置)に保持させる操作
位置に、周知のクリックストップ機構で係止することが
でき、さらに、このクリックストップ位置からの外部操
作レバー78の操作方向及び操作量を電気的に検知する
レバー操作量検知器80(図10)が設けられている。
レバー操作量検知器80は、周知の回転角検知機構で構
成できる。そして先の実施形態と同じく、レバー操作量
検知器80で検知したレバー操作量に基づき、回転制御
回路76が、CCD24の回転位置(回転方向と回転
量)を検知する。回転制御回路76は、画像表示回路2
8に接続されていて、CCD24の回転位置に関する情
報が外部モニタ30上に表示される。
【0023】図11から図13は、CCD24を回転さ
せる機械的機構の異なる形態を示している。この形態
は、CCD24に隣接してその回転駆動機構を設けたも
のであり、対物系支持枠82の内周面の周方向に形成し
た前後一対のガイドリブ84の間に、光軸O回りに回転
可能に回転板86を支持し、該回転板86の前面にCC
D24が固定されている。この回転板86の後部には内
周ギヤ88が形成され、内周ギヤ88には光軸Oと平行
な回動軸の中継ギヤ90が噛合している。中継ギヤ90
はさらに、光軸Oと一致する回動軸のモータギヤ92と
噛み合っており、このモータギヤ92が駆動モータ94
の出力軸に固定されている。モータギヤ92は対物系支
持枠82に対して固定されている。従って、駆動モータ
94の出力軸を回転させると、中継ギヤ90を介して回
転板86が光軸O回りに回転され、CCD24の回転位
置が変化する。なお、回転板86はギヤの係止を受ける
ため、駆動モータ94で回転させない限り、挿入部12
をひねる動作などによって独立して回転してしまうこと
はない。
【0024】図14はこの内視鏡の電気回路の概略を示
しており、ケーブル26’は、CCD24からの読み出
し電流を画像表示回路28に送る他に、モータドライバ
67からのモータ駆動電流を駆動モータ94へ供給す
る。モータドライバ67は、操作部16付近に設けた上
述の(図7と同様の)スイッチ機構に接続していて、こ
のスイッチ機構のいずれかのスイッチ68、70、72
を操作することによってCCD24に所望の回転位置を
与えることができる。スイッチ68〜72に対する入力
は、ロックスイッチ77により予め遮断することができ
る。また、駆動モータ94の駆動パルス数は、パルス検
出器74で検出することができ、この駆動パルス数に基
づいて、回転制御回路76がCCD24の回転位置(回
転方向と回転量)を検知し、CCD24の回転位置のパ
ルス制御に利用する。回転制御回路76はまた、画像表
示回路28に接続している。
【0025】図15ないし図18は、CCD24の回転
操作の一例を説明するための図である。CCD24は、
挿入部12に対して特定の回転位置にあるときを定常位
置としており、本実施形態では図15がCCD24の定
常位置を示す。CCD24には物理的な上下左右があ
り、図15ないし図18ではその上辺を二重線で示して
いる。また上述の通り、挿入部12の先端は、操作ダイ
ヤル18の操作により屈曲させることができるが、挿入
部12の端面に付した挿入部側指標96の方向を上方向
とする。そして、挿入部12先端の屈曲操作における上
方向が、外部モニタ30上の画像の上方向と一致すると
きの回転位置が、CCD24の定常位置と定義される。
端的に言えば、挿入部側指標96がCCD24の上辺の
真上に位置するときが、CCD24の定常位置である。
【0026】図19は、挿入部12及びCCD24が図
15の位置関係にあるときの外部モニタ30上での表示
例を表している。外部モニタ30上の左半部には、CC
D24と画像表示回路28を介して得られる画像100
が表示されている。同図で外部モニタ30の上側に拡大
して示すのが画像100の具体例であり、この例では、
内壁面の一部から突起状の観察対象が突出している管状
の対象物に挿入部12を挿入している。なお、厳密に
は、対物光学系22による像は上下左右が逆転したもの
であり、このCCD24上の逆転画像が、画像表示回路
28で処理されて外部モニタ30上で上下左右が元通り
の画像100として表示されるという処理を経ている。
【0027】ここでCCD24を左右方向に回転させる
と、この外部モニタ30上の画像100での上下左右方
向と、挿入部12先端部の上下左右方向は一致しなくな
る。このときの観察者の方向感覚の混乱を防ぐため、画
像100の近傍には、CCD24を回転操作したとき
に、挿入部12の(屈曲方向の)物理的な上側を示す、
すなわち挿入部側指標96のマーキング方向を示す回転
位置指標102が表示されている。この回転位置指標1
02は、挿入部12先端とCCD24の相対的な回転位
置関係を、画像100の周囲におけるポイントとして示
すものであり、別言すれば、CCD24が定常位置にあ
るときの画面上方を表している。例えば回転位置指標1
02は、図19では画像100の上側に位置している。
これは画像100と挿入部12先端部の上方向が一致す
ること、すなわち、CCD24が定常位置にあるという
ことを示している。また、画像100の下側には、CC
D24を回転操作したときの定常位置からの回転方向を
示す、矢印状の回転方向指標104が表示される。図1
9では回転方向指標104は上を指しており、これもC
CD24が定常位置にあることを示している。なお、画
像100の右方の領域106には、患者名などのテキス
ト情報が表示される。なお、図19から図24に拡大し
て示す外部モニタ30上の画像100では、常にその上
方が、CCD24の物理的上方向(二重線で示す上辺
側)に対応している。
【0028】定常位置は、CCD24の回転駆動にモー
タを用いる形態では、例えばモータ駆動パルス値がゼロ
の状態として回転制御回路76に検出(記憶)させるこ
とができる。そして、定常位置復帰スイッチ72を押す
と、現在のCCD24の回転位置を示すモータパルス数
と定常位置を表すパルス値(ゼロ)の差が回転制御回路
76で判別され、この差をなくすようにするモータ駆動
信号がモータドライバ67に送られる。これに基づいて
モータが駆動され、CCD24は定常位置に復帰され
る。この定常位置でロックスイッチ77を操作して各ス
イッチの入力を受け付けないようにすれば、CCD24
の不要な回転操作を防ぎ、CCD24を定常位置に保持
することができる。また、外部操作レバー78でCCD
24を手動操作する形態では、該レバー78のクリック
位置として定常位置を検出(記憶)させることができ、
さらにこのクリック位置で軽くレバー78を係止させる
ことにより、CCD24を定常位置に保持し、該定常位
置から不用意に回転させてしまうことを防止できる。C
CD24を定常位置に保持させておくことが望ましい場
合としては、例えば内視鏡の挿入作業中などが挙げられ
る。
【0029】図20は、図19に示す定常位置から、挿
入部12を回転操作せずにCCD24のみを挿入部12
の正面から見て時計方向に90度回転させたときの外部
モニタ30上の表示である。CCD24の同方向への回
転に伴って、モニタ上での画像100は反時計方向に9
0度回転された画像となる。モータ駆動、レバーによる
手動のいずれの方法でも、挿入部12に対するCCD2
4の相対的な回転位置の変化は回転制御回路76に検知
されているので、この変化したCCD24の回転位置情
報に基づき、画像表示回路28を介して、回転位相指標
102が画像100の表示領域の左側に表示されてい
る。つまり、この状態で操作ダイヤル18を介して挿入
部12先端を上下に屈曲する操作を行うと、外部モニタ
30上における画像100は左右方向に変位するが、観
察者はこれを回転位相指標102によって知ることがで
きる。さらに、回転制御回路76で検知されるCCD2
4の回転位置情報に基づき、画像表示回路28を介し
て、CCD24の時計方向回転(右回転)が行われたこ
とを示す右方向への矢印として回転方向指標104が表
示されている。
【0030】図21は、定常位置から、CCD24のみ
を挿入部12の正面から見て反時計方向に90度回転さ
せたときの外部モニタ30の表示を表していて、画像1
00は時計方向に90度回転され、回転位相指標102
は画像100の右方に表示されている。また回転方向指
標104は、CCD24の反時計方向回転(左回転)が
行われたことを示す左方向の矢印となっている。上述し
たように、これらの指標は、検知されたCCD24の回
転位置情報に基づいて得ることができる。
【0031】以上はCCD24を回転させたときの外部
モニタ30上での画像の変化を説明するための例であ
り、実用上は、CCD24の回転操作は、挿入部12の
回転操作と併用されることが多いものと想定される。図
16は、A位置にある突起物への照明を強くするため
(配光レンズ36を近くに位置させるため)、図15の
状態から、挿入部12を正面から見て反時計方向に約9
0度ひねった状態である。このとき、CCD24を回転
操作しなければ、CCD24は挿入部12と共に回転さ
れるため、外部モニタ30上の画像100も90度回転
されたものとなる。
【0032】一方、挿入部12の反時計方向への回転操
作と同時に、レバー操作やモータ駆動によって、挿入部
12の回転と反対方向、すなわち正面から見て時計方向
にCCD24を90度回転させれば、挿入部12を回転
させたにも関わらず、外部モニタ30に表れる画像10
0の回転位置は図19と変化せず、図22に示すように
なる。このときCCD24と挿入部12の相対的な回転
位置が変化するため、CCD24の回転位置の変化を示
す電気信号が検出され、その結果、挿入部12の物理的
上方向を表す回転位相指標102が画像100の左側に
表示され、回転方向指標104はCCD24が時計方向
に回転されたことを示す矢印として表示される。観察者
は、回転位相指標102が画面の左手に示されているこ
とによって、モニタ上の画像100の上下左右が挿入部
12の実際の屈曲操作方向と一致しないことを知ること
ができるので、方向感覚の混乱が生じにくい。よって、
挿入部12の屈曲操作や鉗子操作などに際してのミスを
防ぐことができる。
【0033】このCCD24の回転状態から定常位置へ
復帰させたい場合には、外部操作レバー78をクリック
ストップ位置まで移動させるか、定常位置復帰スイッチ
72を押してモータを駆動させればよい。CCD24が
定常位置に復帰すれば、当然ながら外部モニタ30上の
画像100は、挿入部12の回転位置に応じたものとな
る。
【0034】挿入部12の操作角度は90度に限られ
ず、図17や図18のように適当な位置までひねって止
めても良い。図17では、挿入部12先端の回転位置
は、図15の状態から反時計方向に約45度変位し、図
17では約135度変位されている。このときCCD2
4は、この挿入部12先端の回転方向とは反対に同角度
回転操作されており、外部モニタ30上における画像1
00、回転位相指標102及び回転方向指標104は、
それぞれ図23、図24のようになる。もちろん、挿入
部12を図16ないし図18とは反対の時計方向にひね
ったときも、同様の画像回転操作及びモニタ上での表示
制御が可能である。
【0035】以上のように、本電子内視鏡装置では、内
視鏡挿入部に対して撮像素子を回転操作可能にすること
で、内視鏡挿入部を回転させたときでも、観察される画
面の回転位置は変化しないようにすることができる。さ
らに、CCDを回転させたときの、CCDと挿入部先端
の相対回転位置を表示するように構成したので、観察者
の方向感覚の混乱を防ぐことができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば内
視鏡挿入部に対して、観察画面の回転位置を独立して調
整することが可能で、観察性に優れた電子内視鏡装置を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する電子内視鏡の概略を示す図で
ある。
【図2】撮像素子の回転操作機構の一実施形態を説明す
るために、内視鏡の挿入部の先端付近を断面で示した図
である。
【図3】図2の回転操作機構の要部を側方から示す図で
ある。
【図4】図3の回転操作機構における、撮像素子を支持
する外枠と内枠を展開して示す図である。
【図5】撮像素子をモータにより回転操作するための操
作部を一部透視して示す側面図である。
【図6】図5の一部を拡大して示す図である。
【図7】図2から図4の実施形態における内視鏡の制御
回路を示すブロック図である。
【図8】撮像素子を手動により回転操作する実施形態を
示す操作部の側面図である。
【図9】図8のIX矢視図である。
【図10】撮像素子を手動操作する形態の制御回路を示
すブロック図である。
【図11】撮像素子の回転操作機構の異なる実施形態を
説明するために、内視鏡の挿入部の先端付近を断面で示
した図である。
【図12】図11の回転操作機構の要部を側方から示す
図である。
【図13】図12の回転操作機構におけるギヤの噛合関
係を光軸方向から見て示す図である。
【図14】同実施形態の内視鏡の制御回路を示すブロッ
ク図である。
【図15】内視鏡挿入部の先端の正面図である。
【図16】図15の状態から回転操作した状態の、内視
鏡挿入部の先端の正面図である。
【図17】図15の状態から回転操作した状態の、内視
鏡挿入部の先端の正面図である。
【図18】図15の状態から回転操作した状態の、内視
鏡挿入部の先端の正面図である。
【図19】図15におけるモニタ上の画像及び表示を示
した図である。
【図20】図19の状態から撮像素子のみを回転させた
ときのモニタ上の画像及び表示を示した図である。
【図21】図19の状態から撮像素子のみを回転させた
ときのモニタ上の画像及び表示を示した図である。
【図22】図16の状態に対応するモニタ上の画像及び
表示を示した図である。
【図23】図17の状態に対応するモニタ上の画像及び
表示を示した図である。
【図24】図18の状態に対応するモニタ上の画像及び
表示を示した図である。
【符号の説明】
10 電子内視鏡 12 挿入部 14 本体部 16 操作部 22 対物光学系 24 CCD 28 画像表示回路 30 外部モニタ 42 82 対物系支持枠 44 リード溝 46 回転支持環 48 傾斜カム溝 50 被動ピン 52 ピン孔 54 操作ピン 56 操作ワイヤ 58 ラック部材 62 94 駆動モータ 64 ウォームギヤ 66 ピニオン 67 モータドライバ 68 右回転スイッチ 70 左回転スイッチ 72 定常位置復帰スイッチ 76 回転制御回路 77 ロックスイッチ 78 外部操作レバー 80 レバー操作量検知器 84 ガイドリブ 86 回転板 88 内周ギヤ 90 中継ギヤ 92 モータギヤ 96 挿入部側指標 100 画像 102 回転位置指標 104 回転方向指標

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観察対象内へ挿入される筒状の挿入部
    と、この挿入部の先端部に支持された対物光学系と、こ
    の対物光学系の結像位置に配された撮像素子とを有する
    電子内視鏡装置において、撮像素子を対物光学系の光軸
    回りに回転操作可能な撮像素子回転手段を備えたことを
    特徴とする電子内視鏡装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子内視鏡装置におい
    て、撮像素子の特定の回転位置をメモリし、このメモリ
    された回転位置に撮像素子を保持させる保持手段を有し
    ている電子内視鏡装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電子内視鏡装置
    において、撮像素子回転手段は、 上記挿入部内で対物光学系の光軸を中心として周方向に
    回転可能に支持され、撮像素子と相対固定された支持環
    と;この支持環の周面に形成した、対物光学系の光軸に
    対して傾斜するカム溝と;対物光学系の光軸方向に直進
    案内され、かつ上記支持環のカム溝に摺動可能に嵌ま
    り、光軸方向に移動したときに支持環に回転動作を行わ
    せる操作ピンと;この操作ピンを外部から移動操作する
    ピン操作機構と;を備えている電子内視鏡装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電子内視鏡装置におい
    て、ピン操作機構は、 一端を操作ピンに接続され、他端をラック部材に接続さ
    れたワイヤと;ラック部材の近傍に設けたモータと;こ
    のモータの出力軸の回転をラック部材に伝達するピニオ
    ンを有するギヤ機構と;モータを外部から駆動させるこ
    とが可能なスイッチ部材と;を備えている電子内視鏡装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の電子内視鏡装置におい
    て、上記保持手段は、 上記モータの駆動パルス数を検出することにより撮像素
    子の回転位置を制御し、かつ撮像素子の上記特定の回転
    位置に対応するパルス値がメモリされた回転制御手段
    と;撮像素子が元の回転位置に関わらず上記特定の回転
    位置まで回転されるように、上記回転制御手段にメモリ
    されたパルス値までモータを駆動させるモータ駆動信号
    を発する復帰スイッチと;上記スイッチ部材を操作して
    もモータが駆動されないようにするロックスイッチと;
    を備えた電子内視鏡装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の電子内視鏡装置におい
    て、ピン操作機構は、 一端を操作ピンに接続され、他端をラック部材に接続さ
    れたワイヤと;ラック部材に係合するピニオンと;この
    ピニオンを外部から回転操作可能なレバー部材と;を備
    えている電子内視鏡装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の電子内視鏡装置におい
    て、上記保持手段は、撮像素子の上記特定の回転位置に
    対応する操作位置でレバー部材を係止するクリックスト
    ップ機構を備えた電子内視鏡装置。
  8. 【請求項8】 請求項1または2記載の電子内視鏡装置
    において、撮像素子回転手段は、 上記挿入部内で対物光学系の光軸を中心として周方向に
    回転可能に支持され、撮像素子を前面に固定した回転板
    と;この回転板の背後位置に設けたモータと;このモー
    タの出力軸の回転を回転板に伝達するギヤ機構と;モー
    タを外部から駆動させることが可能なスイッチ部材と;
    を備えている電子内視鏡装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の電子内視鏡装置におい
    て、上記保持手段は、 上記モータの駆動パルス数を検出することにより撮像素
    子の回転位置を制御し、かつ撮像素子の上記特定の回転
    位置に対応するパルス値がメモリされた回転制御手段
    と;撮像素子が元の回転位置に関わらず上記特定の回転
    位置まで回転されるように、上記回転制御手段にメモリ
    されたパルス値までモータを駆動させるモータ駆動信号
    を発する復帰スイッチと;上記スイッチ部材を操作して
    もモータが駆動されないようにするロックスイッチと;
    を備えた電子内視鏡装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9いずれか1項記載の
    電子内視鏡装置において、さらに、 撮像素子上に結像された画像を表示する表示デバイス
    と;撮像素子の回転位置を検知する手段と;撮像素子の
    回転位置情報に基づき、撮像素子と挿入部との相対的な
    回転位相を示す指標を上記表示デバイスに表示する指標
    表示手段と;を有する電子内視鏡装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の電子内視鏡装置にお
    いて、表示デバイスに表示される指標は、撮像素子が上
    記特定の回転位置にあるときの画面上方を示している電
    子内視鏡装置。
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