JP2000179886A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

Info

Publication number
JP2000179886A
JP2000179886A JP10357791A JP35779198A JP2000179886A JP 2000179886 A JP2000179886 A JP 2000179886A JP 10357791 A JP10357791 A JP 10357791A JP 35779198 A JP35779198 A JP 35779198A JP 2000179886 A JP2000179886 A JP 2000179886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant pipe
dew
drain pan
indoor unit
tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10357791A
Other languages
English (en)
Inventor
Motomi Yamauchi
元美 山内
Jun Ishikawa
順 石川
Atsushi Yamauchi
淳 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP10357791A priority Critical patent/JP2000179886A/ja
Publication of JP2000179886A publication Critical patent/JP2000179886A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 露受皿17に設けた補強リブ19の作用が失
なわれないようにしながら効率的に水滴を受止めること
ができるようにする。 【解決手段】 室内機10の背面に沿って配管された冷
媒配管15から垂れる結露よる水滴を受止める露受皿1
7を設ける。この露受皿17の皿面には、井桁状の補強
リブ19を独立して複数設けて、当該露受皿17の強度
を増大させると共に、皿面を複数の露受部40に区画す
る。その際、隣接する補強リブ19は流動チャネル41
を介して全ての該露受部40が通じるようにする。これ
により冷媒配管15からの水滴が露受部40の1つにの
み滴下しても、この滴下した水滴が流動チャネル41を
介して露受皿17全体に広がるようにして効率的な露受
けを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒配管での結露
水を効率的に回収することができるようにした露受皿を
備えた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、普及が著しい空気調和機は、室外
に配設される室外機と室内に配設される室内機とに分離
され、これらを冷媒配管で接続した分離型空気調和機が
一般的である。
【0003】図4はかかる空気調和機における室内機の
構造を示す断面図であり、図5はその背面図である。室
内機110は、内部を流れる冷媒と室内空気とを熱交換
させる室内熱交換器111、室内空気を室内熱交換器1
11を介して循環させるクロスフローファン113等を
有している。
【0004】なお、室内熱交換器111には、冷媒配管
115が接続されていて、図示しない室外機に配管され
た冷媒配管とは室内機110の背面で接続部を介して接
続されるようになっている。
【0005】そして、例えば冷房を行うようなときに
は、室外機から凝縮した冷媒が減圧装置を介して室内熱
交換器111に供給され、この室内熱交換器111で蒸
発した後、再度室外機に戻るようになる。
【0006】このため、室内熱交換器111で蒸発しな
かった冷媒の一部が室内機110の背面に配設されてい
る冷媒配管115の中で蒸発し、その周の空気中の水分
が凝縮してこの冷媒配管111に結露する場合がある。
【0007】無論、冷媒配管115を断熱材により被覆
することが可能であるが、室外機からの冷媒配管115
と室内機110に予め接続されている冷媒配管との接続
部116は十分に断熱が行えないので、特にこの部分で
の結露が著しく、時には水滴が垂れるようになる場合が
ある。
【0008】この結露により垂れる水滴が室内に滴るよ
うなことがあってはならないので、図6に示すような露
受皿117が設けられている。
【0009】この露受皿117は、皿としての作用を行
わせるため周辺部に縁リブ118が設けられると共に、
強度を増すために皿面に補強リブ119が井桁状に設け
られることによりこの皿面が複数の露受部120に区画
されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、室内の
温度分布等により結露する場所が変化するため、特定の
露受部120に集中して水滴が垂れてくると以下の問題
が生じる。
【0011】即ち、前記特定の露受部120が露受皿1
17の中央部に位置するような場合には、露受部120
から溢れた水は隣接する露受部120に流動して露受皿
117全体に広がるようになる。
【0012】しかし、この特定の露受部120が露受皿
117の周辺部に位置するような場合には、この露受部
120から水が溢れ室内に滴ってしまう場合が生じる。
【0013】そこで、本発明は、補強リブが本来の作用
を失うことなく、結露して垂れた水滴が露受皿のどこに
垂れても効率的に受止めて室内に滴り落ちることがない
ようにした空気調和機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、圧縮機、凝縮器、減圧装
置、蒸発器を冷媒配管で環状に接続して冷凍サイクルを
構成すると共に、これら構成要素を室外に配置される室
外機と室内に配置される室内とに分割して搭載する空気
調和機において、室外機と室内機とにまたがる冷媒配管
の一部を室内機内で略水平に支持した際に、この冷媒配
管の一部から滴下する水滴を受け止める露受皿と、この
露受皿の皿面に成形され皿面を複数の区画に分割する補
強リブと、隣り合う区画間で滴下した水滴の流動を保つ
流動チャンネルとを備えて、冷媒配管からの水滴が1つ
の露受部にのみ滴下しても、この滴下した水滴が流動チ
ャネルを介して露受皿全体に広がるようにすることによ
り効率的に露受けができるようにしたことを特徴とす
る。
【0015】請求項2にかかる発明は、対向する補強リ
ブの端部が、流動チャネルを形成するように並設され
て、冷媒配管からの水滴が1つの露受部にのみ滴下して
も、この滴下した水滴が流動チャネルを介して露受皿全
体に広がるようにすることにより効率的に露受けができ
るようにしたことを特徴とする。
【0016】請求項3にかかる発明は、冷媒配管と室内
機との接続部が、露受皿の中心位置に対応するように設
けられていることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。空気調和機は、室外に配設される室外機、
室内に配設される室内機、温水を供給する熱源機等を有
して、室外機と室内機とは冷媒配管により接続されてい
る。
【0018】図1はかかる空気調和機の回路図で、熱源
機30はボイラ等により構成されて、温水配管により室
内機10と接続されている。
【0019】室外機20は、冷媒を圧縮する圧縮機2
1、冷媒と外気とを熱交換させる室外熱交換器22、冷
媒を減圧又は絞る減圧装置23等により構成されて、冷
媒配管15により室内機10と接続されている。
【0020】室内機10は、冷媒と室内空気とを熱交換
させる室内熱交換器である冷却用熱交換器11、温水と
室内空気とを熱交換させる加熱用熱交換器12、室内空
気を冷却用熱交換器11や加熱用熱交換器12を介して
循環させるクロスフローファン13等により構成され
て、室外機20からの冷媒配管15は冷却用熱交換器1
1に接続され、熱源機30からの温水配管16は加熱用
熱交換器12に接続されている。
【0021】図2は室内機10の断面図で、同図からわ
かるように、室内機10の背面には冷媒配管15及び温
水配管16が配管されている。そして、冷却用熱交換器
11につながる冷媒配管15は接続部16を介して室外
機20につながる冷媒配管に接続され、この接続部16
は室内機10内の側背面で接続されている。
【0022】また、これら冷媒配管15及び接続部16
は室内機10内では略水平になるように「L」型の支持
部で支持されている。
【0023】この冷媒配管15の接続部は、先に述べた
ように断熱が十分に行えないので、その下部には露受皿
17が設けられている。図3はこの露受皿17の構成を
示す上面図である。
【0024】この露受皿17は、皿としての作用を行わ
せるため周辺部に縁リブ18が設けられると共に、強度
を増すために井桁状の補強リブ19が複数独立して設け
られて、皿面を複数の露受部40に区画している。
【0025】なお、露受部40は流動チャネル41を介
して全て繋がるようになっている。従って、結露による
水が特定の露受部40に集中して垂れても、この水は流
動チャネル41を介して露受皿17全体に広がることが
できるようになり効率的な露受けが可能になる。
【0026】また、隣接する補強リブ19の端部(図3
においてAで示す領域)は、並設されて流動チャネル4
1を確保すると共に、露受皿17が強度的に弱い部分を
持たないようにしている。
【0027】このような構成で冷房運転を行うときは、
圧縮機21で圧縮されて高温高圧になった冷媒は、室外
熱交換器22に供給されて外気と熱交換する。このとき
室外熱交換器22は凝縮器として作用し、そのときの熱
交換により冷媒は凝縮する。
【0028】その後、冷媒は減圧装置23に供給されて
減圧されることにより液化され、冷却用熱交換器11に
供給されて室内空気と熱交換する。このとき冷却用熱交
換器11は蒸発器として作用し、冷媒は蒸発して空気か
ら蒸発熱を奪うので、室内空気が冷されて室内が冷房さ
れる。その後、冷媒は圧縮機21に戻る。
【0029】このとき、圧縮機21に戻る気化した冷媒
ガスの温度が温室より低く、また身性初の冷媒が蒸発す
る際の吸熱で冷媒配管15の接続部16で結露が生じ、
水滴が露受皿17に垂れるが、全ての露受部40は流動
チャネル41により通じているので、効率的に露を受止
めることができるようになっている。
【0030】一方、暖房運転時には、圧縮機21が停止
して熱源機30から加熱用熱交換器12に温水が供給さ
れる。これにより室内空気は温水と熱交換して温風とな
って室内に吹出されて暖房が行われる。
【0031】さらに除湿運転するときは、冷房運転及び
暖房運転が同時運転されて、冷却用熱交換器11を通過
することにより冷却されて湿度が下がった室内空気を加
熱用熱交換器12で暖めて、湿度が低く、かつ、略室温
の空気が室内に吹出されて除湿が行われる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように請求項1にかかる発
明によれば、露受皿の強度を増大させる井桁状の補強リ
ブを独立して複数設けて皿面を複数の露受部に区画する
と共に、全ての該露受部が流動チャネルで通じるように
したので、冷媒配管からの水滴が露受部の1つにのみ滴
下しても、この滴下した水滴が露受皿全体に広がるよう
になり効率的な露受けが可能になる。
【0033】請求項2にかかる発明によれば、対向する
補強リブの端部を流動チャネルが形成されるように並設
したので、露受皿に強度的に弱い部分が無くなると共に
冷媒配管からの水滴が1つの露受部にのみ滴下しても、
この滴下した水滴が流動チャネルを介して露受皿全体に
広がるようになり、効率的な露受けが可能になる。
【0034】請求項3にかかる発明によれば、冷媒配管
と室内機との接続部が、露受皿の中心位置に対応するよ
うに設けたので、冷媒配管からの水滴が露受部の1つに
のみ滴下しても、この滴下した水滴が露受皿全体に広が
るようになり効率的な露受けが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の説明に適用される冷凍回
路図である。
【図2】室内機の断面図である。
【図3】露受皿の上面図である。
【図4】従来の技術の説明に適用される室内機の断面図
である。
【図5】従来の技術の説明に適用される室内機の背面図
である。
【図6】従来の技術の説明に適用される露受皿の上面図
である。
【符号の説明】
11 冷却用熱交換器(室内熱交換器) 12 加熱用熱交換器 13 クロスフローファン 15 冷媒配管 16 温水配管 17 露受皿 18 縁リブ 19 補強リブ 20 室外機 30 熱源機 40 露受部 41 流動チャネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 淳 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L050 BE02 3L051 BJ03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を冷
    媒配管で環状に接続して冷凍サイクルを構成すると共
    に、これら構成要素を室外に配置される室外機と室内に
    配置される室内とに分割して搭載する空気調和機におい
    て、 前記室外機と前記室内機とにまたがる冷媒配管の一部を
    前記室内機内で略水平に支持した際に、この冷媒配管の
    一部から滴下する水滴を受け止める露受皿と、 この露受皿の皿面に成形され皿面を複数の区画に分割す
    る補強リブと、 隣り合う前記区画間で前記滴下した水滴の流動を保つ流
    動チャンネルとを備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 対向する前記補強リブの端部が、前記流
    動チャネルを形成するように並設されていることを特徴
    とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記冷媒配管と前記室内機との接続部
    が、前記露受皿の中心位置に対応するように設けられて
    いることを特徴とする請求項1又は2記載の空気調和
    機。
JP10357791A 1998-12-16 1998-12-16 空気調和機 Pending JP2000179886A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10357791A JP2000179886A (ja) 1998-12-16 1998-12-16 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10357791A JP2000179886A (ja) 1998-12-16 1998-12-16 空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000179886A true JP2000179886A (ja) 2000-06-27

Family

ID=18455947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10357791A Pending JP2000179886A (ja) 1998-12-16 1998-12-16 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000179886A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1813877A3 (en) * 2006-01-26 2009-03-18 Lg Electronics Inc. Indoor unit of air conditioner
CN103363647A (zh) * 2012-03-27 2013-10-23 薛怒涛 一种中央空调水盘
CN103375901A (zh) * 2012-04-28 2013-10-30 苏州三星电子有限公司 空调器室外机顶盖板

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1813877A3 (en) * 2006-01-26 2009-03-18 Lg Electronics Inc. Indoor unit of air conditioner
CN103363647A (zh) * 2012-03-27 2013-10-23 薛怒涛 一种中央空调水盘
CN103375901A (zh) * 2012-04-28 2013-10-30 苏州三星电子有限公司 空调器室外机顶盖板
CN103375901B (zh) * 2012-04-28 2016-12-14 苏州三星电子有限公司 空调器室外机顶盖板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11499762B2 (en) Heat exchanger and air conditioner
US20080173438A1 (en) Dehunidifer/cooler and method
JP6987227B2 (ja) 熱交換器及び冷凍サイクル装置
JP2000179886A (ja) 空気調和機
JP2006317012A (ja) エアコン
WO2023184989A1 (zh) 用于除湿的装置
US6345514B1 (en) Device for disposing of condensate from small sized air conditioner
WO2021258819A1 (zh) 冰箱
JPH0225060Y2 (ja)
TW202033917A (zh) 空調機
JP4399926B2 (ja) 空気調和機
CN212869980U (zh) 加湿装置以及空调系统
JPH09210508A (ja) プレートフィンチューブ形熱交換器
JPH09318285A (ja) 熱交換器
JPH06185751A (ja) 空気調和機
JP2006162225A (ja) 空調装置
JP2003148834A (ja) 冷媒蒸発器
JPH07234039A (ja) 空気調和機
KR100531089B1 (ko) 공기조화기
KR100517626B1 (ko) 창문형 에어콘의 실외열교환기 냉각 장치
JP2000179932A (ja) 空気調和機
JPH05322203A (ja) 熱交換装置の凝縮水処理構造
KR20030037042A (ko) 응축수를 이용한 성능향상 에어컨
JPS6053822B2 (ja) 空気調和装置
JPH04263749A (ja) 輻射冷暖房装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061114

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070320