JPH04263749A - 輻射冷暖房装置 - Google Patents
輻射冷暖房装置Info
- Publication number
- JPH04263749A JPH04263749A JP2319891A JP2319891A JPH04263749A JP H04263749 A JPH04263749 A JP H04263749A JP 2319891 A JP2319891 A JP 2319891A JP 2319891 A JP2319891 A JP 2319891A JP H04263749 A JPH04263749 A JP H04263749A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- heat exchanger
- refrigeration cycle
- cooling
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 50
- 238000001816 cooling Methods 0.000 title claims abstract description 47
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims abstract description 90
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 claims description 43
- 238000009835 boiling Methods 0.000 claims description 4
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 abstract description 6
- 238000007710 freezing Methods 0.000 abstract 4
- 230000008014 freezing Effects 0.000 abstract 4
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 7
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 7
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 7
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 6
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輻射を利用した冷暖房
する輻射冷暖房装置に関する。
する輻射冷暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、よりマイルドで快適な冷暖房がで
きる輻射冷暖房装置が求められている。
きる輻射冷暖房装置が求められている。
【0003】従来、この種の輻射冷暖房装置は、輻射冷
房は天井面に配管パイプを付設し、その内部に冷水を流
通させるもの、または冷媒配管を付設し冷凍サイクルの
蒸発器として作用させることにより、室内での冷気の自
然降下によりドラフト感のない冷房を実現していた。ま
た輻射暖房は、床面に温水を流通させるもの、または冷
媒配管を付設し、冷凍サイクルの凝縮器として動作させ
ることによりドラフト感のない暖房を実現していた。
房は天井面に配管パイプを付設し、その内部に冷水を流
通させるもの、または冷媒配管を付設し冷凍サイクルの
蒸発器として作用させることにより、室内での冷気の自
然降下によりドラフト感のない冷房を実現していた。ま
た輻射暖房は、床面に温水を流通させるもの、または冷
媒配管を付設し、冷凍サイクルの凝縮器として動作させ
ることによりドラフト感のない暖房を実現していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の輻射
冷暖房装置では、天井面での冷水や冷媒の流通は室内空
気の顕熱のみを除去させるものであり、潜熱まで奪って
しまうと天井面に結露してしまうため、特に冷房時にお
いて室内空気の潜熱を除去する別の冷房装置を必要とし
、装置として複雑で大がかりとなるという問題を有して
いた。また、冷媒を用いたものでは、天井面を均一な温
度にするために複数の並列回路にすると、蒸発器入口で
の二相冷媒の分流が困難となり、均一な温度分布が得ら
れていないのが現状であった。さらに、輻射冷房と輻射
暖房を有機的に結合し、一つの簡単な熱源機で実現して
いるものはなく、これらの問題点が普及の妨げとなって
いた。
冷暖房装置では、天井面での冷水や冷媒の流通は室内空
気の顕熱のみを除去させるものであり、潜熱まで奪って
しまうと天井面に結露してしまうため、特に冷房時にお
いて室内空気の潜熱を除去する別の冷房装置を必要とし
、装置として複雑で大がかりとなるという問題を有して
いた。また、冷媒を用いたものでは、天井面を均一な温
度にするために複数の並列回路にすると、蒸発器入口で
の二相冷媒の分流が困難となり、均一な温度分布が得ら
れていないのが現状であった。さらに、輻射冷房と輻射
暖房を有機的に結合し、一つの簡単な熱源機で実現して
いるものはなく、これらの問題点が普及の妨げとなって
いた。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、冷媒
を用いた輻射冷房装置と潜熱を除去するための強制通風
冷房装置を有機的に結合し、合わせて輻射暖房と強制通
風暖房運転による快適な暖房をも可能とすることを目的
としている。
を用いた輻射冷房装置と潜熱を除去するための強制通風
冷房装置を有機的に結合し、合わせて輻射暖房と強制通
風暖房運転による快適な暖房をも可能とすることを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、圧縮機、第1四方弁、室外熱交換器、絞り
装置、並列または直列に配置した第1室内熱交換器、冷
媒対冷媒熱交換器などを順に接続して第1冷凍サイクル
を構成し、冷媒ポンプ、前記冷媒対冷媒熱交換器、第2
室内熱交換器などを順に接続して第2冷凍サイクルを構
成し、前記第1冷凍サイクル内を循環する冷媒と第2冷
凍サイクルを循環する冷媒を前記冷媒対冷媒熱交換器で
間接的に熱交換可能にしたことを課題解決手段としてい
る。
するために、圧縮機、第1四方弁、室外熱交換器、絞り
装置、並列または直列に配置した第1室内熱交換器、冷
媒対冷媒熱交換器などを順に接続して第1冷凍サイクル
を構成し、冷媒ポンプ、前記冷媒対冷媒熱交換器、第2
室内熱交換器などを順に接続して第2冷凍サイクルを構
成し、前記第1冷凍サイクル内を循環する冷媒と第2冷
凍サイクルを循環する冷媒を前記冷媒対冷媒熱交換器で
間接的に熱交換可能にしたことを課題解決手段としてい
る。
【0007】
【作用】本発明は上記した課題解決手段により、冷房運
転時には第1冷凍サイクルの第1室内熱交換器および冷
媒対冷媒熱交換器がともに蒸発器として作用し、第2冷
凍サイクルでは、冷媒ポンプで送られた液冷媒が第2室
内熱交換器で蒸発して冷房に寄与し、さらに冷媒対冷媒
熱交換器で第1冷凍サイクルの冷媒と間接的に熱交換し
液化凝縮する。ここにおいて、第2冷凍サイクルでの蒸
発、凝縮温度はほぼ同じとなり、冷媒対冷媒熱交換器に
おいて間接的に熱交換されることにより、第2室内熱交
換器の方が第1室内熱交換器よりも自動的に蒸発温度が
高くなる。これにより、第1室内熱交換器により室内空
気の潜熱を除去しながら、第2室内熱交換器により室内
空気の顕熱を除去して、マイルドな冷房を実現すること
ができ、たとえば第2室内熱交換器を天井面に付設した
配管パイプで構成すると、天井面に結露水の生じる危険
を防止できる。
転時には第1冷凍サイクルの第1室内熱交換器および冷
媒対冷媒熱交換器がともに蒸発器として作用し、第2冷
凍サイクルでは、冷媒ポンプで送られた液冷媒が第2室
内熱交換器で蒸発して冷房に寄与し、さらに冷媒対冷媒
熱交換器で第1冷凍サイクルの冷媒と間接的に熱交換し
液化凝縮する。ここにおいて、第2冷凍サイクルでの蒸
発、凝縮温度はほぼ同じとなり、冷媒対冷媒熱交換器に
おいて間接的に熱交換されることにより、第2室内熱交
換器の方が第1室内熱交換器よりも自動的に蒸発温度が
高くなる。これにより、第1室内熱交換器により室内空
気の潜熱を除去しながら、第2室内熱交換器により室内
空気の顕熱を除去して、マイルドな冷房を実現すること
ができ、たとえば第2室内熱交換器を天井面に付設した
配管パイプで構成すると、天井面に結露水の生じる危険
を防止できる。
【0008】また、暖房運転時には第1冷凍サイクルの
第1室内熱交換器および冷媒対冷媒熱交換器がともに凝
縮器として作用し、第2冷凍サイクルでは、液冷媒が冷
媒対冷媒熱交換器で第1冷凍サイクルの冷媒と間接的に
熱交換し、蒸発気化して第2室内熱交換器に送られ、そ
こで放熱して暖房に寄与する。ここでは、第1室内熱交
換器に付設したファンの強制通風のあり・なし、冷媒ポ
ンプの運転のあり・なしによって、輻射暖房と強制通風
暖房の併用運転またはそれぞれの単独運転を選択でき、
より快適な暖房を実現できる。
第1室内熱交換器および冷媒対冷媒熱交換器がともに凝
縮器として作用し、第2冷凍サイクルでは、液冷媒が冷
媒対冷媒熱交換器で第1冷凍サイクルの冷媒と間接的に
熱交換し、蒸発気化して第2室内熱交換器に送られ、そ
こで放熱して暖房に寄与する。ここでは、第1室内熱交
換器に付設したファンの強制通風のあり・なし、冷媒ポ
ンプの運転のあり・なしによって、輻射暖房と強制通風
暖房の併用運転またはそれぞれの単独運転を選択でき、
より快適な暖房を実現できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。
明する。
【0010】図に示すように、圧縮機1、第1四方弁2
、室外熱交換器3、膨張弁(絞り装置)4、室内熱交換
器(第1室内熱交換器)5および冷媒対冷媒熱交換器6
を順に接続して第1冷凍サイクルを構成している。冷媒
ポンプ7は第2四方弁8を介して冷媒対冷媒交換器6を
接続し、第2室内熱交換器を構成する輻射冷房用熱交換
器9と輻射暖房用熱交換器10を逆止弁11,12を図
示の方向に配置し、並列回路をなすように接続して第2
冷凍サイクルを構成している。冷媒対冷媒熱交換器6は
第1冷凍サイクルの冷媒と第2冷凍サイクルの冷媒が間
接的に熱交換するようにしている。また、第1四方弁2
と第2四方弁8は冷房時には図示実線の回路をとり、暖
房時には図示破線の回路をとるように両方が連動して同
時に動作するようにしている。第1冷凍サイクルには、
冷暖房用として一般的に用いられているフレオンガスの
R22などが封入されており、第2冷凍サイクルにはそ
れより高沸点な冷媒(たとえばR134aなど)が封入
されている。
、室外熱交換器3、膨張弁(絞り装置)4、室内熱交換
器(第1室内熱交換器)5および冷媒対冷媒熱交換器6
を順に接続して第1冷凍サイクルを構成している。冷媒
ポンプ7は第2四方弁8を介して冷媒対冷媒交換器6を
接続し、第2室内熱交換器を構成する輻射冷房用熱交換
器9と輻射暖房用熱交換器10を逆止弁11,12を図
示の方向に配置し、並列回路をなすように接続して第2
冷凍サイクルを構成している。冷媒対冷媒熱交換器6は
第1冷凍サイクルの冷媒と第2冷凍サイクルの冷媒が間
接的に熱交換するようにしている。また、第1四方弁2
と第2四方弁8は冷房時には図示実線の回路をとり、暖
房時には図示破線の回路をとるように両方が連動して同
時に動作するようにしている。第1冷凍サイクルには、
冷暖房用として一般的に用いられているフレオンガスの
R22などが封入されており、第2冷凍サイクルにはそ
れより高沸点な冷媒(たとえばR134aなど)が封入
されている。
【0011】上記構成において動作を説明すると、まず
、冷房運転時には、第1冷凍サイクルで第1四方弁2を
図示実線の回路にとると、室外熱交換器3が凝縮器、室
内熱交換器5および冷媒対冷媒熱交換器6が蒸発器とし
て動作する。圧縮機1より吐出された高温高圧の冷媒が
室外熱交換器3で外気と熱交換して凝縮液化し、膨張弁
4で低圧まで絞られて室内熱交換器5に流入する。ここ
で室内の空気より熱を奪って一部の冷媒が蒸発し、未蒸
発冷媒とともに冷媒対冷媒熱交換器6に流入し、ここで
第2冷凍サイクルの冷媒ガスと間接的に熱交換して吸熱
、気化し、再び第1四方弁2を通って圧縮機1に吸入さ
れる。ここにおいては室内熱交換器5と冷媒対冷媒熱交
換器6の蒸発温度はほぼ同じとなる。
、冷房運転時には、第1冷凍サイクルで第1四方弁2を
図示実線の回路にとると、室外熱交換器3が凝縮器、室
内熱交換器5および冷媒対冷媒熱交換器6が蒸発器とし
て動作する。圧縮機1より吐出された高温高圧の冷媒が
室外熱交換器3で外気と熱交換して凝縮液化し、膨張弁
4で低圧まで絞られて室内熱交換器5に流入する。ここ
で室内の空気より熱を奪って一部の冷媒が蒸発し、未蒸
発冷媒とともに冷媒対冷媒熱交換器6に流入し、ここで
第2冷凍サイクルの冷媒ガスと間接的に熱交換して吸熱
、気化し、再び第1四方弁2を通って圧縮機1に吸入さ
れる。ここにおいては室内熱交換器5と冷媒対冷媒熱交
換器6の蒸発温度はほぼ同じとなる。
【0012】一方、第2冷凍サイクルでは、第2四方弁
8を第1四方弁2と連動して図示実線の回路にとると、
冷媒ポンプ7で送られた液冷媒が輻射冷房用熱交換器9
に流れ、ここで蒸発して室内の冷房に寄与し、逆止弁1
1を通って冷媒対冷媒熱交換器6に流入する。ここで第
1冷凍サイクルの冷媒と間接的に熱交換し、放熱、液化
して、再び第2四方弁8を通って冷媒ポンプ7へ戻る。 ここにおいては絞り機構がないため、輻射冷房用熱交換
器9での蒸発温度および冷媒対冷媒熱交換器6での凝縮
温度はほぼ同じとなっている。また、冷媒対冷媒熱交換
器6においては、間接的に熱交換されることにより、自
動的に第2冷凍サイクルの凝縮温度と第1冷凍サイクル
の蒸発温度とに差ができるため、輻射冷房用熱交換器9
の方が室内熱交換器5よりも蒸発温度が高くなる。これ
により、室内熱交換器5において室内空気の潜熱(水分
)を除去しながら、輻射冷房用熱交換器9において室内
空気の顕熱を除去して、マイルドな冷房を実現すること
ができ、たとえば輻射冷房用熱交換器9を付設した天井
面に結露水の生じる危険を防止できる。さらに、輻射冷
房用熱交換器9のパネル面温度をより均一にするために
、複数の並列回路で構成した場合にも、輻射冷房用熱交
換器9の入口では冷媒がほぼ液体の状態となっているた
め分流が容易にでき、パネル面温度を均一にすることが
できる。
8を第1四方弁2と連動して図示実線の回路にとると、
冷媒ポンプ7で送られた液冷媒が輻射冷房用熱交換器9
に流れ、ここで蒸発して室内の冷房に寄与し、逆止弁1
1を通って冷媒対冷媒熱交換器6に流入する。ここで第
1冷凍サイクルの冷媒と間接的に熱交換し、放熱、液化
して、再び第2四方弁8を通って冷媒ポンプ7へ戻る。 ここにおいては絞り機構がないため、輻射冷房用熱交換
器9での蒸発温度および冷媒対冷媒熱交換器6での凝縮
温度はほぼ同じとなっている。また、冷媒対冷媒熱交換
器6においては、間接的に熱交換されることにより、自
動的に第2冷凍サイクルの凝縮温度と第1冷凍サイクル
の蒸発温度とに差ができるため、輻射冷房用熱交換器9
の方が室内熱交換器5よりも蒸発温度が高くなる。これ
により、室内熱交換器5において室内空気の潜熱(水分
)を除去しながら、輻射冷房用熱交換器9において室内
空気の顕熱を除去して、マイルドな冷房を実現すること
ができ、たとえば輻射冷房用熱交換器9を付設した天井
面に結露水の生じる危険を防止できる。さらに、輻射冷
房用熱交換器9のパネル面温度をより均一にするために
、複数の並列回路で構成した場合にも、輻射冷房用熱交
換器9の入口では冷媒がほぼ液体の状態となっているた
め分流が容易にでき、パネル面温度を均一にすることが
できる。
【0013】つぎに、暖房運転時には、第1冷凍サイク
ルで第1四方弁2を図示破線の回路にとると、圧縮機1
より吐出された高温高圧の冷媒が冷媒対冷媒熱交換器6
に流入し、ここで第2冷凍サイクルの冷媒と間接的に熱
交換して一部の冷媒が凝縮し、さらに室内熱交換器5へ
と流入し、ここで完全に凝縮する。さらに膨張弁4で低
圧まで絞られて室外熱交換器3に流入し、外気より熱を
奪って蒸発して再び第1四方弁2を通って圧縮機1に吸
入される。一方、第2冷凍サイクルでは、第2四方弁8
を図示破線の回路にとると、冷媒ポンプ7で送られた液
冷媒が冷媒対冷媒熱交換器6に流入し、ここで第1冷凍
サイクルの冷媒より吸熱して気化し、輻射暖房用熱交換
器10に流入する。ここで室内の暖房に寄与して凝縮液
化し、逆止弁12、第2四方弁8を通って再び冷媒ポン
プ7へ戻る。
ルで第1四方弁2を図示破線の回路にとると、圧縮機1
より吐出された高温高圧の冷媒が冷媒対冷媒熱交換器6
に流入し、ここで第2冷凍サイクルの冷媒と間接的に熱
交換して一部の冷媒が凝縮し、さらに室内熱交換器5へ
と流入し、ここで完全に凝縮する。さらに膨張弁4で低
圧まで絞られて室外熱交換器3に流入し、外気より熱を
奪って蒸発して再び第1四方弁2を通って圧縮機1に吸
入される。一方、第2冷凍サイクルでは、第2四方弁8
を図示破線の回路にとると、冷媒ポンプ7で送られた液
冷媒が冷媒対冷媒熱交換器6に流入し、ここで第1冷凍
サイクルの冷媒より吸熱して気化し、輻射暖房用熱交換
器10に流入する。ここで室内の暖房に寄与して凝縮液
化し、逆止弁12、第2四方弁8を通って再び冷媒ポン
プ7へ戻る。
【0014】ここでは、室内熱交換器5に付設したファ
ン(図示せず)の強制通風のあり・なしによって強制通
風暖房運転のあり・なしを切り換えることができ、また
冷媒ポンプ7の運転のあり・なしによって輻射暖房のあ
り・なしを切り換えることができ、併用運転または単独
運転を選択でき、より快適な暖房が実現できる。
ン(図示せず)の強制通風のあり・なしによって強制通
風暖房運転のあり・なしを切り換えることができ、また
冷媒ポンプ7の運転のあり・なしによって輻射暖房のあ
り・なしを切り換えることができ、併用運転または単独
運転を選択でき、より快適な暖房が実現できる。
【0015】なお、第1四方弁2と第2四方弁8を連動
して切り換えるようにしたので、動作のための電気回路
(図示せず)やアクチュエータ(図示せず)を簡易に構
成することができる。また、第2冷凍サイクルの冷媒を
第1冷凍サイクルよりも高沸点な冷媒にすることにより
配管内圧力を低減でき、輻射冷房用熱交換器9や輻射暖
房用熱交換器10のパネルおよび冷媒ポンプ7の設計を
容易にすることができる。また、本実施例では室内熱交
換器5と冷媒対冷媒熱交換器6を直列に接続する構成と
したが、これらを並列に配置してもよい。また、輻射冷
房用熱交換器9は天井面に付設された配管パイプにより
構成されるものとして説明したが、これにこだわるもの
でなく、たとえば天井裏チャンバー内に配置された空気
熱交換器により構成し、熱伝導により天井面を冷却して
もよい。また、室内熱交換器3で適宜外気を導入して換
気を行なわせたりする構成にしてもよく、これらは本発
明に含まれるものである。
して切り換えるようにしたので、動作のための電気回路
(図示せず)やアクチュエータ(図示せず)を簡易に構
成することができる。また、第2冷凍サイクルの冷媒を
第1冷凍サイクルよりも高沸点な冷媒にすることにより
配管内圧力を低減でき、輻射冷房用熱交換器9や輻射暖
房用熱交換器10のパネルおよび冷媒ポンプ7の設計を
容易にすることができる。また、本実施例では室内熱交
換器5と冷媒対冷媒熱交換器6を直列に接続する構成と
したが、これらを並列に配置してもよい。また、輻射冷
房用熱交換器9は天井面に付設された配管パイプにより
構成されるものとして説明したが、これにこだわるもの
でなく、たとえば天井裏チャンバー内に配置された空気
熱交換器により構成し、熱伝導により天井面を冷却して
もよい。また、室内熱交換器3で適宜外気を導入して換
気を行なわせたりする構成にしてもよく、これらは本発
明に含まれるものである。
【0016】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、圧縮機、第1四方弁、室外熱交換器、絞り装
置、並列または直列に配置した第1室内熱交換器、冷媒
対冷媒熱交換器などを順に接続して第1冷凍サイクルを
構成し、冷媒ポンプ、前記冷媒対冷媒熱交換器、第2室
内熱交換器などを順に接続して第2冷凍サイクルを構成
し、前記第1冷凍サイクル内を循環する冷媒と第2冷凍
サイクルを循環する冷媒を前記冷媒対冷媒熱交換器で間
接的に熱交換可能にしたから、冷房運転時には、冷媒対
冷媒熱交換器において間接的に熱交換されることにより
、第2室内熱交換器、すなわち輻射冷房用熱交換器の方
が第1室内熱交換器よりも蒸発温度が高くなり、第1室
内熱交換器により室内空気の潜熱を除去しながら輻射冷
房用熱交換器により室内空気の顕熱を除去して、マイル
ドな冷房を実現することができ、たとえば輻射冷房用熱
交換器を天井面に付設した配管パイプで構成するときに
は、天井面に結露水の生じる危険を防止できる。また、
輻射冷房用熱交換器を複数の並列回路で構成した場合に
も、ほぼ液体の状態で分流できるので、容易にパネル面
温度を均一にすることができる。また、暖房運転時には
、第1室内熱交換器に付設したファンの強制通風のあり
・なし、冷媒ポンプの運転のあり・なしによって輻射暖
房と強制通風暖房の併用運転またはそれぞれの単独運転
を選択でき、より快適な暖房が実現できる。
によれば、圧縮機、第1四方弁、室外熱交換器、絞り装
置、並列または直列に配置した第1室内熱交換器、冷媒
対冷媒熱交換器などを順に接続して第1冷凍サイクルを
構成し、冷媒ポンプ、前記冷媒対冷媒熱交換器、第2室
内熱交換器などを順に接続して第2冷凍サイクルを構成
し、前記第1冷凍サイクル内を循環する冷媒と第2冷凍
サイクルを循環する冷媒を前記冷媒対冷媒熱交換器で間
接的に熱交換可能にしたから、冷房運転時には、冷媒対
冷媒熱交換器において間接的に熱交換されることにより
、第2室内熱交換器、すなわち輻射冷房用熱交換器の方
が第1室内熱交換器よりも蒸発温度が高くなり、第1室
内熱交換器により室内空気の潜熱を除去しながら輻射冷
房用熱交換器により室内空気の顕熱を除去して、マイル
ドな冷房を実現することができ、たとえば輻射冷房用熱
交換器を天井面に付設した配管パイプで構成するときに
は、天井面に結露水の生じる危険を防止できる。また、
輻射冷房用熱交換器を複数の並列回路で構成した場合に
も、ほぼ液体の状態で分流できるので、容易にパネル面
温度を均一にすることができる。また、暖房運転時には
、第1室内熱交換器に付設したファンの強制通風のあり
・なし、冷媒ポンプの運転のあり・なしによって輻射暖
房と強制通風暖房の併用運転またはそれぞれの単独運転
を選択でき、より快適な暖房が実現できる。
【0017】さらに、第1四方弁と第2四方弁を連動し
て切り換えるようにすることにより、簡易な構成で冷暖
房の切り換え動作を行うことができる。また、第2冷凍
サイクルの冷媒を高沸点な冷媒にすることにより、配管
内圧力を低減でき、第2室内熱交換器のパネルおよび冷
媒ポンプ7の設計を容易にすることができるなど実用上
多大な効果を発揮できる。
て切り換えるようにすることにより、簡易な構成で冷暖
房の切り換え動作を行うことができる。また、第2冷凍
サイクルの冷媒を高沸点な冷媒にすることにより、配管
内圧力を低減でき、第2室内熱交換器のパネルおよび冷
媒ポンプ7の設計を容易にすることができるなど実用上
多大な効果を発揮できる。
【図1】本発明の一実施例の輻射冷暖房装置の構成図
1 圧縮機
2 第1四方弁
3 室外熱交換器
4 膨張弁(絞り装置)
5 室内熱交換器(第1室内熱交換器)6 冷媒対
冷媒熱交換器 7 冷媒ポンプ 8 第2四方弁
冷媒熱交換器 7 冷媒ポンプ 8 第2四方弁
Claims (6)
- 【請求項1】 圧縮機、第1四方弁、室外熱交換器、
絞り装置、並列または直列に配置した第1室内熱交換器
、冷媒対冷媒熱交換器などを順に接続して第1冷凍サイ
クルを構成し、冷媒ポンプ、前記冷媒対冷媒熱交換器、
第2室内熱交換器などを順に接続して第2冷凍サイクル
を構成し、前記第1冷凍サイクル内を循環する冷媒と第
2冷凍サイクルを循環する冷媒を前記冷媒対冷媒熱交換
器で間接的に熱交換可能にしてなる輻射冷暖房装置。 - 【請求項2】 第2室内熱交換器は蒸発器として作用
する輻射冷房用熱交換器としてなる請求項1記載の輻射
冷暖房装置。 - 【請求項3】 第2室内熱交換器は凝縮器として作用
する輻射暖房用熱交換器としてなる請求項1記載の輻射
冷暖房装置。 - 【請求項4】 冷媒ポンプの出口に第2四方弁を設け
、第2室内熱交換器を並列に配置した輻射冷房用熱交換
器および輻射暖房用熱交換器で構成し、前記輻射冷房用
熱交換器と前記輻射暖房用熱交換器の出口にそれぞれ逆
止弁を設けてなる請求項1記載の輻射冷暖房装置。 - 【請求項5】 第1四方弁と第2四方弁は冷暖切り換
え時に同時に連動して動作するようにしてなる請求項4
記載の輻射冷暖房装置。 - 【請求項6】 第2冷凍サイクルを循環する冷媒は第
1冷凍サイクルを循環する冷媒よりも高沸点な冷媒とし
てなる請求項1記載の輻射冷暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2319891A JPH04263749A (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 輻射冷暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2319891A JPH04263749A (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 輻射冷暖房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04263749A true JPH04263749A (ja) | 1992-09-18 |
Family
ID=12103976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2319891A Pending JPH04263749A (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 輻射冷暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04263749A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009079828A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-16 | Aisin Seiki Co Ltd | 空気調和機 |
CN102706034A (zh) * | 2012-01-05 | 2012-10-03 | 王全龄 | 一种单双级互补式一托多风能热泵空调 |
-
1991
- 1991-02-18 JP JP2319891A patent/JPH04263749A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009079828A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-16 | Aisin Seiki Co Ltd | 空気調和機 |
CN102706034A (zh) * | 2012-01-05 | 2012-10-03 | 王全龄 | 一种单双级互补式一托多风能热泵空调 |
CN102706034B (zh) * | 2012-01-05 | 2015-03-25 | 王全龄 | 一种单双级互补式一托多风能热泵空调 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4997004B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2006258343A (ja) | 空気調和装置 | |
CN110050162B (zh) | 空调机 | |
JPH07208821A (ja) | 空気調和装置 | |
CN110319721A (zh) | 一种机房热管空调系统 | |
JP2004156806A (ja) | 温冷熱システム | |
KR101653567B1 (ko) | 열회수가 가능한 이원냉동사이클 히트펌프 시스템 | |
JPH04332350A (ja) | 空気調和機及びその運転方法 | |
JP2760500B2 (ja) | 多室型冷暖房装置 | |
JPH01247966A (ja) | 空気調和装置 | |
KR100533006B1 (ko) | 가정용 냉난방 동시형 멀티 에어컨 | |
JPH04263749A (ja) | 輻射冷暖房装置 | |
JP7498589B2 (ja) | 空調システム | |
JPH04190052A (ja) | 空気調和機及びその運転方法 | |
KR100612092B1 (ko) | 공기조화기 | |
JPH01277144A (ja) | 空気調和設備 | |
JP4398687B2 (ja) | ヒートポンプ式の冷暖房システム | |
JPH11248290A (ja) | 空気調和機 | |
JP2002286309A (ja) | 冷凍装置 | |
JP2685230B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP3701408B2 (ja) | 空気調和装置 | |
KR100419479B1 (ko) | 보조냉동기가 부착된 히트펌프시스템 | |
KR20230066727A (ko) | 차량용 히트펌프 시스템 | |
JPH0674589A (ja) | 多室冷暖房装置 | |
JPH0794936B2 (ja) | 空気調和装置 |