JP2000177925A - 出力装置および出力装置の制御方法 - Google Patents

出力装置および出力装置の制御方法

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JP2000177925A
JP2000177925A JP10356394A JP35639498A JP2000177925A JP 2000177925 A JP2000177925 A JP 2000177925A JP 10356394 A JP10356394 A JP 10356394A JP 35639498 A JP35639498 A JP 35639498A JP 2000177925 A JP2000177925 A JP 2000177925A
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discharge
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Yutaka Murakami
裕 村上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザは異なる複数の要素を考慮した満載率
を認識して、ビンの満載率をユーザにとって自然な感覚
で容易に認識,管理すること。 【解決手段】 スタッカの各ビンの用紙の高さ,用紙の
枚数,ステイプル排紙されている部数をセンサおよびC
PU12が取得し、該取得される用紙の高さ,用紙の枚
数,ステイプル排紙されている部数に基づいて、CPU
12が各ビンの満載率を算出し、CPU12,入出力部
18が該算出される各ビンの満載率をホストコンピュー
タ3000に送信する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介して情報処理装置から送信される印刷情報に基づいて
記録媒体に画像形成を行い、該画像形成された記録媒体
を排紙部に出力する出力装置および出力装置の制御方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の出力装置には、シート材等の記録
媒体を排紙積載する排紙ビンの積載状態(満載)を管理
可能なものがあった。この排紙ビンの満載は、一般に排
紙ビンに積載された「用紙の高さ」で管理されていた。
排紙ビンに積載された用紙の高さが一定の値になると、
その排紙ビンは満載と判定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、その排
紙ビンへの排紙が可能か否かを決定するには、「用紙の
高さ」以外に他の要因も考慮することが望ましい。例え
ば、ステイプル排紙はステイプル部が盛り上がるため、
排紙全体の高さのみにより満載検知を行ない排紙を続け
ると、排紙された用紙が崩れてしまう可能性があり、ス
テイプル排紙の部数により、排紙の制限を設けることが
望ましい。
【0004】また、従来のプリンタには、「満載率(ビ
ンの最大積載枚数に対する現在の積載枚数の割合)」を
ホストコンピュータに通知する機能を持つものがあっ
た。ホストコンピュータは、このようなプリンタに対し
てビンの満載率を問い合わせたり、あるいはプリンタか
ら一方的にホストコンピュータに満載率を通知し、ホス
トコンピュータがそれら満載率を画面に表示してユーザ
に通知することにより、ユーザは各ビンの満載率を認識
することができる。
【0005】しかしながら、排紙の高さで満載率を検知
していて、例えばそこにステイプル排紙が加わると、満
載率が「100%」に達しないのに排紙ができなくなっ
てしまう可能性があり、排紙ビンに積載された「用紙の
高さ」のみでは排紙ビンの満載を正確に認識,管理する
ことができないという問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第8の発明
の目的は、所定の通信媒体を介して情報処理装置から送
信される印刷情報に基づいて記録媒体に画像形成を行
い、該画像形成された記録媒体を排紙部に出力する出力
装置において、前記排紙部に対する異なる複数の所定要
素についての排紙状態をそれぞれ取得し、該それぞれ取
得される各所定要素についての排紙状態に基づいて排紙
部の満載率を算出し、該算出される排紙部の満載率を前
記情報処理装置に送信することにより、ユーザは異なる
複数の要素を考慮した満載率を認識して、ビンの満載率
をユーザにとって自然な感覚で容易に認識,管理するこ
とができる出力装置および出力装置の制御方法を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体(図2に示す所定の双方向性インタ
フェース21)を介して情報処理装置(図2に示すホス
トコンピュータ3000)から送信される印刷情報に基
づいて記録媒体に画像形成を行い、該画像形成された記
録媒体を排紙部(図3に示す上段ビン4001,中段ビ
ン4002,下段ビン4003)に出力する出力装置に
おいて、前記排紙部に対する異なる複数の所定要素(ビ
ンに排紙されている用紙の高さの要素,ビンに排紙され
ている用紙の枚数の要素,ビンにステイプル排紙されて
いる部数の要素)についての排紙状態をそれぞれ取得す
る複数の取得手段(図3に示すセンサ4004,図2に
示すCPU12)と、前記各取得手段により取得される
各所定要素についての排紙状態に基づいて排紙部の満載
率を算出する算出手段(図2に示すCPU12)と、前
記算出手段により算出される排紙部の満載率を前記情報
処理装置に送信する送信手段(図2に示すCPU12,
入出力部18)とを有するものである。
【0008】本発明に係る第2の発明は、前記算出手段
(図2に示すCPU12)は、前記各取得手段により取
得される各所定要素についての排紙状態に基づいて各所
定要素についての満載率をそれぞれ算出し、該算出され
た各所定要素についての満載率のうち最大の満載率を排
紙部の満載率とするものである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、前記算出手段
(図2に示すCPU12)は、前記各取得手段により取
得される各所定要素についての排紙状態の各所定要素に
ついての満載となる所定値に対する割合(%)を前記各
所定要素についての満載率としてそれぞれ算出するもの
である。
【0010】本発明に係る第4の発明は、前記異なる複
数の所定要素についての排紙状態は、前記排紙部に排紙
積載された記録媒体の高さを含むものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、前記異なる複
数の所定要素についての排紙状態は、前記排紙部に排紙
された記録媒体数を含むものである。
【0012】本発明に係る第6の発明は、前記記録媒体
にステイプル処理を施すステイプル手段(図3に示すス
テイプル機構4012)を設けたものであり、前記異な
る複数の所定要素についての排紙状態は、前記排紙部に
ステイプルして排紙積載されたステイプル排紙部数を含
むものである。
【0013】本発明に係る第7の発明は、シート材を排
紙部(図3に示す上段ビン4001,中段ビン400
2,下段ビン4003)に出力する出力装置において、
前記排紙部の異なる複数の所定要素(ビンに排紙されて
いる用紙の高さの要素,ビンに排紙されている用紙の枚
数の要素,ビンにステイプル排紙されている部数の要
素)についての排紙状態をそれぞれ取得する複数の取得
手段(図3に示すセンサ4004,図2に示すCPU1
2)と、前記各取得手段により取得される各所定要素に
ついての排紙状態に基づいて排紙部の満載率を算出する
算出手段(図2に示すCPU12)と、前記算出手段に
より算出される排紙部の満載率を報知する報知手段(図
2に示すCRT10)とを有するものである。
【0014】本発明に係る第8の発明は、所定の通信媒
体を介して情報処理装置から送信される印刷情報に基づ
いて記録媒体に画像形成を行い、該画像形成された記録
媒体を排紙部に出力する出力装置の制御方法において、
前記排紙部に対する異なる複数の所定要素についての排
紙状態をそれぞれ取得する取得工程(図4のステップ
(1),(3),(5))と、該それぞれ取得される各
所定要素についての排紙状態に基づいて排紙部の満載率
を算出する算出工程(図4のステップ(2),(4),
(6)〜(9),(11)〜(13))と、該算出され
る排紙部の満載率を前記情報処理装置に送信する送信工
程(図4のステップ(10))とを有するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本実施形態の構成を説明する前
に、本実施形態を適用するに好適なレーザビームプリン
タの構成について図1を参照しながら説明する。なお、
本実施形態を適用するプリンタはレーザビームプリンタ
に限られるものではなく、インクジェットプリンタ等の
他のプリント方式のプリンタでもよいことは言うまでも
ない。
【0016】図1は、本発明の一実施形態を示す出力装
置を適用可能なレーザビームプリンタの構成を示す断面
図である。
【0017】図において、1000はレーザビームプリ
ンタ(LBP)本体であり、外部に接続されているホス
トコンピュータ3000から供給される印刷情報(文字
コード等)やフォーム情報あるいはマクロ命令等を入力
するとともに、それらの情報にしたがって対応する文字
パターンやフォームパターンなどを作成し、記録媒体で
ある記録紙(シート材)等に画像形成する。1012は
操作パネルで、操作のためのスイッチおよびLED表示
器などが配設されている。1001はプリンタ制御ユニ
ットで、LBP本体1000全体の制御およびホストコ
ンピュータから供給される文字情報などを解析する。こ
のプリンタ制御ユニット1001は、主に文字情報を対
応する文字パターンのビデオ信号に変換してレーザドラ
イバ1002に出力する。レーザドライバ1002は半
導体レーザ1003を駆動するための回路であり、入力
されたビデオ信号に応じて半導体レーザ1003から発
射されるレーザ光1004をオン・オフに切り換える。
レーザ光1004は回転多面鏡1005で左右方向に振
られて静電ドラム1006上を走査露光する。これによ
り、静電ドラム1006上には文字パターンの静電潜像
が形成されることになる。この潜像は、静電ドラム10
06周囲に配給された現像ユニット1007により現像
された後、記録紙に転写される。
【0018】この記録紙にはカットシートを用い、カッ
トシート記録紙はLBP本体1000に装着した用紙カ
セット1008に収納され、給紙ローラ1009および
搬送ローラ1010と搬送ローラ1011とにより、装
置内に取り込まれて静電ドラム1006に供給される。
またLBP本体1000には、図示しないカードスロッ
トを少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオ
プションカード(エミュレーションカード)を接続でき
るように構成されている。
【0019】図2は、本発明の一実施形態を示す出力装
置を適用可能なプリンタシステムの構成を説明するブロ
ック図である。ここでは、レーザビームプリンタ(図
1)を例にして説明する。なお、本発明の機能が実行さ
れるのであれば、単体の機器であっても、複数の機器か
らなるシステムであっても、LAN等のネットワークを
介して処理が行われるシステムであっても本発明を適用
できることは言うまでもない。
【0020】図において、3000はホストコンピュー
タで、ROM3のプログラム用ROMに記憶された文書
処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文字,表
(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行するC
PU1を備え、システムバス4に接続される各デバイス
をCPU1が総括的に制御する。
【0021】また、このROM3のプログラム用ROM
には、CPU1の制御プログラム等を記憶し、ROM3
のフォント用ROMには、上記文書処理の際に使用する
フォントデータ等を記憶し、ROM3のデータ用ROM
には、上記文書処理等を行う際に使用する各種データを
記憶する。2はRAMで、CPU1の主メモリ,ワーク
エリア等として機能する。5はキーボードコントローラ
(KBC)で、キーボード(KB)9や不図示のポイン
ティングデバイスからのキー入力を制御する。6はCR
Tコントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ
(CRT)10の表示を制御する。7はメモリコントロ
ーラ(MC)で、ブートプログラム,種々のアプリケー
ション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイ
ル等を記憶するハードディスク(HD)、フロッピーデ
ィスク(FD)等の外部メモリ11とのアクセスを制御
する。
【0022】8はプリンタコントローラ(PRTC)
で、所定の双方向性インタフェース(インタフェース)
21を介してプリンタ(LBP本体)1000に接続さ
れて、プリンタ1000との通信制御処理を実行する。
なお、CPU1は、例えばRAM2上に設定された表示
情報RAMへのアウトラインフォントの展開(ラスタラ
イズ)処理を実行し、CRT10上でのWYSIWYG
を可能としている。また、CPU1は、CRT10上の
不図示のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づ
いて登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ
処理を実行する。
【0023】プリンタ1000において、12はプリン
タCPUで、ROM13のプログラム用ROMに記憶さ
れた制御プログラム等或いは外部メモリ14に記憶され
た制御プログラム等に基づいてシステムバス15に接続
される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、
印刷部インタフェース16を介して接続される印刷部
(プリンタエンジン)17に出力情報としての画像信号
を出力する。また、このROMl3のプログラム用RO
Mには、CPU12の制御プログラム等を記憶する。
【0024】さらに、ROM13のフォント用ROMに
は上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ
等を記憶し、ROM13のデータ用ROMにはハードデ
ィスク等の外部メモリ14が無いプリンタの場合には、
ホストコンピュータ上で利用される情報等を記憶してい
る。CPU12は入出力部18を介してホストコンピュ
ータとの通信処理が可能となっており、プリンタ100
0内の情報等をホストコンピュータ3000に通知可能
に構成されている。
【0025】19は前記CPU12の主メモリ、ワーク
エリア等として機能するRAMで、図示しない増設ポー
トに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡
張することができるように構成されている。なお、RA
M19は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、N
VRAM等に用いられる。前述したハードディスク(H
D)、ICカード等の外部メモリ14は、メモリコント
ローラ(MC)20によりアクセスを制御される。外部
メモリ14は、オプションとして接続され、フォントデ
ータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等
を記憶する。また、1012は前述した操作パネルで、
操作のためのスイッチおよびLED表示器等が配されて
いる。
【0026】また、前述した外部メモリは1個に限ら
ず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオ
プションフォントカード,言語系の異なるプリンタ制御
言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数
接続できるように構成されていても良い。さらに、図示
しないNVRAMを有し、操作パネル1012からのプ
リンタモード設定情報を記憶するようにしても良い。
【0027】なお、ROM13のデータ用ROMには、
用紙サイズ毎の満載となる高さ情報,用紙サイズ毎の満
載となる排紙枚数の情報,用紙サイズ毎の満載となるス
テイプル排紙の部数の情報が各ビン(後述する図3に示
す上段ビン4001,中段ビン4002,下段ビン40
03)毎に格納されている。
【0028】図3は、本発明の一実施形態を示す出力装
置を説明する断面図であり、図1と同一のものには同一
の符号を付してある。
【0029】図において、4000はスタッカで、スタ
ッカ接続部4010を介してプリンタ1000から送出
される記録媒体としての用紙(シート材)をステイプル
トレイ4011に排紙した後、ステイプル機構4012
によりステイプルし(ステイプルが設定されている場合
のみ)、上段ビン4001、または中段ビン4002、
または下段ビン4003の排紙部に排紙される。
【0030】4005は上下動部で、この上下動部40
05を介して継っている上段ビン4001,中段ビン4
002,下段ビン4003を共に上下に移動させる。4
004はセンサで、上段ビン4001,中段ビン400
2,下段ビン4003の各ビンの積載量を検知する。
【0031】以下、図4のフローチャートを参照して、
本発明に係る出力装置の制御動作について説明する。
【0032】図4は、本発明に係る出力装置の制御処理
手順を示すフローチャートであり、図2に示したCPU
12がROM13のプログラム用ROMまたは不図示の
記録媒体に格納されたプログラムに基づいて実行する。
なお、(1)〜(13)は各ステップを示す。
【0033】まず、ビンに排紙されている用紙の高さを
センサ4004により検知する(1)。
【0034】次に、高さの要素についての満載率(%)
を計算する(2)。この高さの要素についての満載率
は、ROM13のデータ用ROMに格納された満載とな
る高さ情報とステップ(1)により検出された高さに基
づいて算出される。また、高さによる最大積載数(満載
となる高さ)も、用紙の大きさなどにより変わり得るの
で、同じ高さでも満載率は異り得る。そこで、ビンに排
紙された用紙サイズ毎の枚数は、用紙が排紙されるたび
にカウントされ、用紙のサイズ毎にRAM19等に格納
されており、ビンに排紙されている用紙の大きさに対応
する最大積載量を用いて満載率を算出する。
【0035】次に、ビンに排紙されている用紙の枚数を
取得する(3)。ビンの排紙枚数は、ビンに排紙するた
びにカウントされ、RAM19等に格納されている。な
お、センサ4004によりビンに排紙積載されている用
紙が取り除かれたことが検知された場合は、RAM19
等に格納されているビンの排紙枚数はクリアされる。
【0036】次に、枚数の要素についての満載率(%)
を算出する(4)。この枚数の要素についての満載率
は、ROM13のデータ用ROMに格納された満載とな
る枚数情報とステップ(3)により取得された枚数に基
づいて算出される。枚数による最大積載数(満載となる
枚数)も、用紙の大きさなどにより異なるので、同じ枚
数でも満載率が異なり得る。そこで、RAM19等に格
納されているビンに排紙された用紙サイズに対応する最
大積載量を用いて満載率を算出する。
【0037】次に、ビンにステイプル排紙されている部
数を取得する(5)。ステイプル排紙の部数はステイプ
ル排紙を行なうたびにカウントされ、RAM19等に格
納されている。なお、センサ4004によりビンに排紙
積載されている用紙が取り除かれたことが検知された場
合は、RAM19等に格納されているビンにステイプル
排紙されている部数はクリアされる。
【0038】次に、ステイプル排紙の部数の要素につい
ての満載率(%)を算出する(6)。このステイプル排
紙の部数の要素についての満載率は、ROM13のデー
タ用ROMに格納された満載となるステイプル排紙の部
数情報とステップ(5)により取得されたステイプル排
紙の部数に基づいて算出される。ステイプル排紙の部数
による最大積載部数(満載となるステイプル排紙の部
数)も、用紙の大きさなどにより異なるので、同じステ
イプル排紙の部数でも満載率が異なり得る。そこで、R
AM19等に格納されているビンに排紙された用紙サイ
ズに対応する最大積載量を用いて満載率を算出する。
【0039】次に、高さの要素についての満載率が枚数
の要素についての満載率より大きいか否かを判別し
(7)、高さの要素についての満載率が枚数の要素につ
いての満載率より大きいと判別された場合は、高さの要
素についての満載率がステイプル排紙の部数の要素につ
いての満載率より大きいか否かを判別し(8)、高さの
要素についての満載率がステイプル排紙の部数の要素に
ついての満載率より大きいと判別された場合は、高さの
要素についての満載率が全要素についての満載率の中で
最大であるので、高さ要素についての満載率をビンの満
載率としてRAM19に記憶する(9)。
【0040】一方、ステップ(8)で、高さの要素につ
いての満載率がステイプル排紙の部数の要素についての
満載率より大きくない(小さいもしくは等しい)と判別
された場合は、ステイプル排紙の部数の要素についての
満載率が全要素についての満載率の中で最大であるの
で、ステイプル排紙の部数の要素についての満載率をビ
ンの満載率としてRAM19に記憶する(12)。
【0041】一方、ステップ(7)で、高さの要素につ
いての満載率が枚数の要素についての満載率より大きく
ない(小さいもしくは等しい)と判別された場合は、枚
数の要素についての満載率がステイプル排紙の部数の要
素についての満載率より大きいか否かを判別し(1
1)、枚数の要素についての満載率がステイプル排紙の
部数の要素についての満載率より大きいと判別された場
合は、枚数の要素についての満載率が全要素についての
満載率の中で最大であるので、枚数の要素についての満
載率をビンの満載率としてRAM19に記憶する(1
3)。
【0042】一方、ステップ(11)で、枚数の要素に
ついての満載率がステイプル排紙の部数の要素について
の満載率より大きくない(小さいもしくは等しい)と判
別された場合は、ステイプル排紙の部数の要素について
の満載率が全要素についての満載率の中で最大であるの
で、ステイプル排紙の部数の要素についての満載率をビ
ンの満載率としてRAM19に記憶する(12)。
【0043】次に、ビンの満載率を入出力部18を介し
てホストコンピュータ3000に送信し(10)、処理
を終了する。
【0044】また、ホストコンピュータ3000は、プ
リンタ1000から受信した満載率をCRT10に表示
する。
【0045】なお、上記満載率の通知処理は、ホストコ
ンピュータ3000からの指示によって実行するように
構成しても、ユーザによる出力先指定時に、指定された
ビンに対しての満載率の取得を自動で実行するように構
成してもよい。
【0046】このように各要素の満載率のうち最大のも
のをホストコンピュータに送信してユーザに通知するこ
とにより、ユーザは異なる複数の要素を考慮した満載率
を認識することができる。よって、ユーザは、ビンの満
載率をユーザにとって自然な感覚で認識,管理すること
ができる。
【0047】上記ステップ(1)〜(13)の処理を、
各ビン(上段ビン4001,中断ビン4002,下段ビ
ン4003)について行うことにより、各ビン(上段ビ
ン4001,中断ビン4002,下段ビン4003)の
満載率をホストコンピュータ3000に送信することが
できる。
【0048】これにより、ユーザは異なる複数の要素を
考慮した各ビンの満載率をそれぞれ認識することができ
る。よって、ユーザは、各ビンの満載率をユーザにとっ
て自然な感覚でそれぞれ認識,管理することができる。
【0049】また、本実施形態では、各ビン(上段ビン
4001,中断ビン4002,下段ビン4003)毎に
センサ4004を設ける場合について説明したが、上下
動部4005により上下動される各ビン(上段ビン40
01,中断ビン4002,下段ビン4003)の積載量
(高さ)を排出口付近に設けられた1つのセンサにより
検知するように構成してもよい。
【0050】本実施形態では、ビンに排紙された用紙サ
イズ毎の枚数は、用紙が排紙されるたびにカウントさ
れ、用紙のサイズ毎にRAM19等に格納されており、
ビンに排紙されている用紙のサイズに対応する最大積載
量を用いて各満載率を算出する場合について説明した
が、各ビンに排紙された用紙サイズを検知するセンサを
設け、このセンサにより検知される排紙用紙のサイズに
対応する最大積載量を用いて各満載率を算出するように
構成してもよい。
【0051】なお、各ビンに排紙された用紙サイズを検
知するセンサは、各ビンごとに設けてもよいし、上下動
部4005により上下動される各ビンに排紙された用紙
サイズを検知可能に構成してもよい。
【0052】また、本実施形態では、本発明に係る出力
装置をプリンタに適用する場合について説明したが、フ
ァクシミリ,複写機等にも適用可能である。この場合、
満載率が所定の値、例えば「80%」を超えた時点で、
音声や警告音等の発生,警告灯等の点灯,点滅等により
離れた場所にいるユーザに報知するように構成してもよ
い。
【0053】これにより、大量のコピー処理を実行して
いる間に、装置から離れていってしまったユーザに対し
て、排紙ビンの満載状態を通知することができる。ま
た、大量のファクシミリが送信され、排紙ビンが満載に
なった場合等にも、ユーザに通知することができる。よ
って、コピーおよびファクシミリのユーザに対して、ビ
ンの満載率を自然な感覚で認識,管理することができ
る。
【0054】また、本実施形態では、プリンタ1000
にスタッカ4000が接続されている場合について説明
したが、プリンタ1000とスタッカ4000を1つの
装置として構成してもよい。
【0055】以上より、ビン上の排紙の高さ,ビン上の
排紙の枚数,ビン上のステイプル排紙の部数をのうちの
少なくとも2つを検知し、該検知ごとの満載となる値を
記憶し、満載となる値と現在値から満載率を求め、各手
段のうち最大のものをビンの満載率としてホストコンピ
ュータに送信することにより、ユーザは、ビンの満載率
をユーザにとって自然な感覚で認識,管理することがで
きる。
【0056】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記憶した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
て実行することによっても、本発明の目的が達成される
ことは言うまでもない。
【0057】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0058】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0059】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0060】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0061】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0062】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、所定の通信媒体を介して情報処理装置
から送信される印刷情報に基づいて記録媒体に画像形成
を行い、該画像形成された記録媒体を排紙部に出力する
出力装置において、前記排紙部に対して異なる複数の所
定要素についての排紙状態を複数の取得手段がそれぞれ
取得し、前記各取得手段により取得される各所定要素に
ついての排紙状態に基づいて、算出手段が排紙部の満載
率を算出し、送信手段が前記算出手段により算出される
排紙部の満載率を前記情報処理装置に送信するので、ユ
ーザは異なる複数の要素を考慮したプリント出力の満載
率を認識,管理することができる。
【0064】第2の発明によれば、前記算出手段は、前
記各取得手段により取得される各所定要素についての排
紙状態に基づいて各所定要素についての満載率をそれぞ
れ算出し、該算出された各所定要素についての満載率の
うち最大の満載率を排紙部の満載率とするので、ユーザ
は異なる複数の要素のうち最適な要素により満載率を認
識,管理することができる。
【0065】第3の発明によれば、前記算出手段は、前
記各取得手段により取得される各所定要素についての排
紙状態の各所定要素についての満載となる所定値に対す
る割合を前記各所定要素についての満載率としてそれぞ
れ算出するので、ユーザは異なる複数の要素を考慮した
プリント出力の満載率を最大積載量に対する割合により
容易に認識,管理することができる。
【0066】第4の発明によれば、前記異なる複数の所
定要素についての排紙状態は、前記排紙部に排紙積載さ
れた記録媒体の高さを含むので、排紙部に排紙積載され
た記録媒体の高さの要素を含む異なる複数の要素を考慮
した満載率を認識,管理することができる。
【0067】第5の発明によれば、前記異なる複数の所
定要素についての排紙状態は、前記排紙部に排紙された
記録媒体数を含むので、排紙部に排紙された記録媒体数
の要素を含む異なる複数の要素を考慮した満載率を認
識,管理することができる。
【0068】第6の発明によれば、前記記録媒体にステ
イプル処理を施すステイプル手段を設けたものであり、
前記異なる複数の所定要素についての排紙状態は、前記
排紙部にステイプルして排紙積載されたステイプル排紙
部数を含むので、排紙部にステイプルして排紙積載され
たステイプル排紙部数を含む異なる複数の要素を考慮し
た満載率を認識,管理することができる。
【0069】第7の発明によれば、シート材を排紙部に
出力する出力装置において、前記排紙部の異なる複数の
所定要素についての排紙状態を複数の取得手段がそれぞ
れ取得し、前記各取得手段により取得される各所定要素
についての排紙状態に基づいて、算出手段が満載率を算
出し、報知手段が前記算出手段により算出される満載率
を報知するので、ユーザは異なる複数の要素を考慮した
シート材の満載率を認識,管理することができる。
【0070】第8の発明によれば、所定の通信媒体を介
して情報処理装置から送信される印刷情報に基づいて記
録媒体に画像形成を行い、該画像形成された記録媒体を
排紙部に出する出力装置の制御方法において、前記排紙
部に対して異なる複数の所定要素についての排紙状態を
それぞれ取得し、該それぞれ取得される各所定要素につ
いての排紙状態に基づいて排紙部の満載率を算出し、該
算出される排紙部の満載率を前記情報処理装置に送信す
るので、ユーザは異なる複数の要素を考慮したプリント
出力の満載率を認識,管理することができる。
【0071】従って、ユーザは異なる複数の要素を考慮
した満載率を認識して、ビンの満載率をユーザにとって
自然な感覚で容易に認識,管理することができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な出力装置の構成を示す断面
図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す出力装置を適用可能
なプリンタシステムの構成を説明するブロック図であ
る。
【図3】本発明の一実施形態を示す出力装置を説明する
断面図である。
【図4】本発明に係る出力装置の制御処理手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
l2 CPU 13 ROM 18 入出力部 19 RAM 3000 ホストコンピュータ 1000 プリンタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して情報処理装置か
    ら送信される印刷情報に基づいて記録媒体に画像形成を
    行い、該画像形成された記録媒体を排紙部に出力する出
    力装置において、 前記排紙部に対する異なる複数の所定要素についての排
    紙状態をそれぞれ取得する複数の取得手段と、 前記各取得手段により取得される各所定要素についての
    排紙状態に基づいて排紙部の満載率を算出する算出手段
    と、 前記算出手段により算出される排紙部の満載率を前記情
    報処理装置に送信する送信手段と、を有することを特徴
    とする出力装置。
  2. 【請求項2】 前記算出手段は、前記各取得手段により
    取得される各所定要素についての排紙状態に基づいて各
    所定要素についての満載率をそれぞれ算出し、該算出さ
    れた各所定要素についての満載率のうち最大の満載率を
    排紙部の満載率とすることを特徴とする請求項1記載の
    出力装置。
  3. 【請求項3】 前記算出手段は、前記各取得手段により
    取得される各所定要素についての排紙状態の各所定要素
    についての満載となる所定値に対する割合を前記各所定
    要素についての満載率としてそれぞれ算出することを特
    徴とする請求項1記載の出力装置。
  4. 【請求項4】 前記異なる複数の所定要素についての排
    紙状態は、前記排紙部に排紙積載された記録媒体の高さ
    を含むことを特徴とする請求項1記載の出力装置。
  5. 【請求項5】 前記異なる複数の所定要素についての排
    紙状態は、前記排紙部に排紙された記録媒体数を含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の出力装置。
  6. 【請求項6】 前記記録媒体にステイプル処理を施すス
    テイプル手段を設けたものであり、 前記異なる複数の所定要素についての排紙状態は、前記
    排紙部にステイプルして排紙積載されたステイプル排紙
    部数を含むことを特徴とする請求項1記載の出力装置。
  7. 【請求項7】 シート材を排紙部に出力する出力装置に
    おいて、 前記排紙部の異なる複数の所定要素についての排紙状態
    をそれぞれ取得する複数の取得手段と、 前記各取得手段により取得される各所定要素についての
    排紙状態に基づいて満載率を算出する算出手段と、 前記算出手段により算出される満載率を報知する報知手
    段と、を有することを特徴とする出力装置。
  8. 【請求項8】 所定の通信媒体を介して情報処理装置か
    ら送信される印刷情報に基づいて記録媒体に画像形成を
    行い、該画像形成された記録媒体を排紙部に出力する出
    力装置の制御方法において、 前記排紙部に対する異なる複数の所定要素についての排
    紙状態をそれぞれ取得する複数の取得工程と、 該それぞれ取得される各所定要素についての排紙状態に
    基づいて排紙部の満載率を算出する算出工程と、 該算出される排紙部の満載率を前記情報処理装置に送信
    する送信工程と、を有することを特徴とする出力装置の
    制御方法。
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