JP2000177898A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2000177898A
JP2000177898A JP35155398A JP35155398A JP2000177898A JP 2000177898 A JP2000177898 A JP 2000177898A JP 35155398 A JP35155398 A JP 35155398A JP 35155398 A JP35155398 A JP 35155398A JP 2000177898 A JP2000177898 A JP 2000177898A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業効率を低下させず、かつ装置を大型化さ
せることなく、画像記録動作および画像定着動作を行
う。 【解決手段】 記録装置は、表面に多孔質樹脂層が形成
された記録用紙2にインクを吐出して画像を記録する記
録ヘッド11および記録用紙2を搬送する主走査ローラ
12を備えた記録部1と、画像が記録された記録用紙2
を搬送しつつ、記録用紙2の多孔質樹脂層を加熱溶融し
て記録用紙2の表面に保護層を形成し、記録画像を記録
用紙2に定着させる定着ローラ31,32を備えた定着
器3とを有している。記録部1と定着器3との間におけ
る記録用紙2の搬送経路には、記録用紙2をたるみを持
たせた状態で支持する搬送ガイド7が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に塗布さ
れたインクを発色あるいは定着させるための定着器を備
えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録ヘッドのノズルからインクを吐出し
て記録媒体に画像記録を行うインクジェット記録装置
は、構造が簡単で小型かつ安価なことから、近年では多
方面で広く使われている。しかし、インクジェット記録
装置は、インク滴を紙等の記録媒体の表面に塗布するだ
けの構造であるので、水分による画像の流れや紫外線に
よる退色等によって記録後に画像が劣化してしまうた
め、インクジェット記録装置によって記録された記録媒
体は長期間の保存に適さないという欠点があった。
【0003】そこで、記録媒体の表面に多孔質樹脂層を
設け、記録時すなわちインク塗布時にはその多孔質樹脂
を通過させて吸収層にインクを吸収させ、その後に、定
着器を用いて多孔質樹脂を加熱溶融し、さらにその樹脂
を硬化させて記録用紙の表面に透明で空気を遮断するよ
うな被膜(ラミネート層)を形成し、記録画像の長期保
存を可能にする方法が実用化されている。
【0004】ところが、インクジェット記録装置におい
ては、画像記録精度は記録媒体の送り精度に大きく依存
しているため、画像記録動作中の記録媒体を記録動作と
同時に定着器に通すことは、記録媒体の送り精度の低
下、ひいては画像記録精度の低下を招くおそれがある。
【0005】同様に、インクシートから受像シートに染
料を転写して画像を記録した後に加熱し、キレート処理
を行う昇華型プリンタ、あるいはトナーを紙に塗布して
画像を記録した後に加熱定着する記録装置、あるいは記
録紙に感光材料もしくは発色物質を塗布し、レーザーや
発熱体等で化学変化を起こして画像を記録する記録装置
においても、画像記録精度は記録媒体の送り精度に大き
く依存する。
【0006】そこで、従来では、画像記録後に、記録媒
体に搬送力を加えつつ記録媒体を加熱する場合には、記
録媒体を記録装置から取り出し、外部の定着器を用いて
画像の定着動作を行ったり、あるいは、画像記録が終わ
るまで記録媒体を一時的に貯蔵する記録媒体貯蔵部を設
け、画像記録動作と画像定着動作とを分けて行ってい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像記
録動作と画像定着動作とを分けて行うと、画像記録動作
が終了するまで定着動作を開始できなくなるため、作業
効率が悪くなるという欠点があった。さらに、記録媒体
貯蔵部を設ける場合には、記録装置が大型化してしまう
という欠点があった。
【0008】そこで本発明は、作業効率を低下させず、
かつ装置を大型化させることなく、画像記録動作および
画像定着動作を行うことができる記録装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の記録装置は、記録媒体に画像を記録する記
録手段および前記記録媒体を搬送する搬送手段を備えた
記録部と、前記画像が記録された記録媒体を搬送しつ
つ、前記画像を前記記録媒体に定着させる定着器とを有
する記録装置であって、前記記録部と前記定着器との間
では、前記記録媒体がたるみを持った状態で搬送される
ように構成されていることを特徴とする。
【0010】上記のように構成された本発明の記録装置
によれば、記録媒体が定着器の搬送動作によって一時的
に引っ張られた場合でも、記録部と定着器との間で記録
媒体が突っ張ることはなく、定着器による引っ張り力に
よって記録部の搬送手段による記録媒体の搬送速度が乱
れることが防止される。そのため、画像記録動作と画像
定着動作とを一連の工程で行うことが可能となり、また
従来技術における記録媒体貯蔵部を設ける必要がなくな
ることから、作業効率を低下させず、かつ記録装置を大
型化させることなく、画像定着動作を行うことが可能と
なる。
【0011】さらに、前記記録部と前記定着器との間に
おける前記記録媒体の搬送経路には、前記記録媒体をた
るみを持たせた状態で支持する記録媒体支持部材が設け
られている構成としてもよい。
【0012】また、前記定着器における前記記録媒体の
定着速度を、前記画像が記録された記録媒体の長さに応
じて変更することができるように構成することにより、
画像定着動作の効率がさらに向上する。
【0013】さらに、前記画像が記録された記録媒体の
長さが前記搬送経路よりも短い場合には、前記定着速度
を前記記録部の搬送手段による前記記録媒体の搬送速度
よりも速い速度とすることができるように構成されてい
ることが好ましい。
【0014】また、前記画像が記録された記録媒体の長
さが前記記録部と前記定着器との間における前記記録媒
体の搬送経路よりも長い場合には、前記定着速度を前記
搬送手段による前記記録媒体の搬送速度以下の速度とす
ることができるように構成されていることが好ましい。
【0015】さらに、前記記録手段の画像記録速度が変
更されることに伴って前記搬送手段による前記記録媒体
の搬送速度が変更される場合に、前記定着速度を前記搬
送手段による前記記録媒体の変更後の搬送速度以下の速
度とすることができるように構成されていてもよい。
【0016】また、前記記録装置は前記記録手段がイン
クを吐出して画像を記録するインクジェット記録装置で
あり、前記記録手段の記録パス数が変更されることに伴
って前記搬送手段による前記記録媒体の搬送速度が変更
される場合に、前記定着速度を前記搬送手段による前記
記録媒体の変更後の搬送速度以下の速度とすることがで
きるように構成されていてもよい。
【0017】さらに、前記記録装置は前記記録手段がイ
ンクを吐出して画像を記録するインクジェット記録装置
であり、前記記録手段の駆動周波数が変更されることに
伴って前記搬送手段による前記記録媒体の搬送速度が変
更される場合に、前記定着速度を前記搬送手段による前
記記録媒体の変更後の搬送速度以下の速度とすることが
できるように構成されていてもよい。
【0018】また、前記定着器における前記記録媒体の
定着加熱温度を、前記定着速度の変更に応じて所望の温
度にすることができるように構成されていることが好ま
しい。
【0019】さらに、前記定着器における前記記録媒体
の定着加熱面積を、前記定着速度の変更に応じて所望の
面積にすることができるように構成されていることが好
ましい。
【0020】さらには、前記定着器は前記記録媒体を狭
持した状態で回転することにより前記記録媒体を搬送す
る少なくとも2つのローラ部材を有し、該ローラ部材に
よる前記記録媒体の狭持圧力を、前記定着速度の変更に
応じて所望の圧力にすることができるように構成されて
いることが好ましい。
【0021】また、前記記録媒体は表面に多孔質樹脂層
が形成され、前記定着器は前記記録媒体の多孔質樹脂層
を加熱溶融して前記記録媒体の表面に保護層を形成する
ように構成されていてもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0023】図1は、本発明の記録装置の一実施形態を
示す概略構成図である。
【0024】本実施形態の記録装置は、記録媒体である
記録用紙2に画像を記録する記録部1と、記録用紙2に
記録された画像を定着させる定着器3とを有している。
記録用紙2は、中心軸6にロール状に巻かれており、記
録部1と定着器3との間の搬送路に配置されたカッター
4によって所望の長さに切断される。また、記録部1と
定着器3との間の搬送路には、記録用紙2を図示下方に
凸状にたるませた状態で支持する記録媒体支持部材であ
る搬送ガイド7と、記録用紙2の搬送機構(不図示)と
が備えられている。なお、記録用紙2の表面には多孔質
樹脂層が設けられており、後述する定着器3で加熱され
て溶融し、記録用紙2の表面に透明で空気を遮断する被
膜(ラミネート層)を形成する。
【0025】記録部1は、ノズルから記録用紙2にイン
クを吐出して画像を記録する記録手段であるインクジェ
ット記録ヘッド11と、記録用紙2を搬送する搬送手段
である主走査ローラ12とを備えている。また、定着器
3は、記録用紙2を狭持し、かつ記録用紙2の多孔質樹
脂を加熱溶融する2つの定着ローラ31,32を備えて
いる。
【0026】次に、本実施形態の記録装置による画像記
録および定着シーケンスについて説明する。
【0027】図2に示すように、中心軸6にロール状に
巻かれている記録用紙2は、記録部1に給紙される。記
録部1では、インクジェット記録ヘッド11が図1の紙
面に対して垂直な方向に往復走査しながら記録用紙2に
インクを吐出するとともに、記録用紙2が主走査ローラ
12によって間欠的に一定の送り幅で搬送される。この
ようにして、記録用紙2には、記録ヘッド11の1走査
分ごとに画像が記録されていく。
【0028】上記のようにして画像記録が行われていく
と、図3に示すように、記録用紙2の先端がカッター4
を通過する。なお、図3に示す状態のときにも、画像記
録動作が引き続き行われている。
【0029】ここで、まず、画像が記録された記録用紙
2の長さが、定着器3の両ローラ31,32による記録
用紙2の狭持位置(以下、「ニップ位置」という。)と
記録部1との距離L(図1参照)よりも短い場合につい
て説明する。
【0030】画像が記録された記録用紙2の長さが、記
録部1と定着器3との間の記録用紙2の搬送経路よりも
短く、記録用紙2の先端が定着器3に到達する前に画像
記録動作が終了し、さらに記録用紙2の切断位置がカッ
ター4に到達するまで記録用紙2を主走査ローラ12に
よって搬送しても記録用紙2の先端が定着器3に到達し
ない場合は、画像記録動作が終了した後、記録用紙2の
切断位置がカッター4に到達するまで主走査ローラ12
によって記録用紙2を連続送りする(図4参照)。この
状態で記録用紙2をカッター4によってカットする。な
お、「記録用紙2の切断位置がカッター4に到達するま
で記録用紙2を主走査ローラ12によって搬送する」の
は、画像記録終了時において、カッター4位置には記録
用紙2の画像が記録されている部分が位置しているた
め、記録用紙2の画像記録部の端部で記録用紙2を切断
するには記録用紙2を空送りする必要があるためであ
る。
【0031】図5に示すように、カットされた記録用紙
2aは不図示の搬送系によって定着器3に搬送され、同
時に、ロール側の記録用紙2は、主走査ローラ12およ
び中心軸6が逆回転することによって印刷準備位置まで
引き戻される。
【0032】定着器3に搬送された記録用紙2aは、2
つの定着ローラ31,32によって狭持された状態で、
多孔質樹脂を溶融するための加熱が行われつつ搬送さ
れ、記録用紙2に記録画像が定着される。定着ローラ3
1,32は、画像が十分定着される定着条件を満足する
範囲において、できるだけ速く回転して記録用紙2aを
搬送排出することが、スループット向上の面から好まし
い。上記のように、画像が記録された記録用紙2の長さ
が搬送経路長Lよりも短い場合には、定着器3における
定着速度を、主走査ローラ12による搬送速度よりも速
くすることができ、画像記録および定着の作業効率が向
上される。
【0033】次に、画像が記録された記録用紙2の長さ
が、定着器3のニップ位置と記録部1との距離L(図1
参照)よりも長い場合について説明する。
【0034】画像が記録された記録用紙2の長さが、記
録部1と定着器3との間の記録用紙2の搬送経路よりも
長く、画像記録動作が終了する前に記録用紙2の先端が
定着器3に到達する場合、あるいは画像記録動作が終了
した後に記録用紙2の切断位置がカッター4に到達する
まで主走査ローラ12によって記録用紙2をさらに搬送
すると記録用紙2の先端が定着器3に到達する場合は、
定着ローラ31,32による記録用紙2の搬送速度V1
が主走査ローラ12による記録用紙2の搬送速度の平均
値V2以下の速度となる速さで、定着器ローラ31,3
2を回転させる(図6参照)。なお、「主走査ローラ1
2による記録用紙2の搬送速度の平均値」とは、主走査
ローラ12による間欠送り速度を連続送り速度に換算し
た場合の搬送速度であり、すなわち「単位時間あたりの
主走査ローラ12による記録用紙2の搬送量」である。
【0035】例えば、定着ローラ31,32による記録
用紙2の搬送速度V1が、主走査ローラ12による記録
用紙2の搬送速度の平均値V2よりも速い場合には、定
着ローラ31,32と主走査ローラ12との間で記録用
紙2が突っ張り、主走査ローラ12による搬送速度が変
動してしまうため、記録ヘッド11の走査タイミングと
主走査ローラ12による搬送タイミングとがずれてしま
い、画像形成に悪影響を与える。従って、定着ローラ3
1,32による記録用紙2の搬送速度V1が主走査ロー
ラ12による記録用紙2の搬送速度の平均値V2以下の
速度となる速さで定着ローラ31,32を回転させる必
要があり、記録が記録された記録用紙2の長さが短い場
合のように速く回転させることはできない。
【0036】画像記録動作中に記録用紙2の先端が定着
器3に到達すると、図7に示すように、記録用紙2の先
端が上側定着ローラ31と下側定着ローラ32とのニッ
プ位置において挟持される。このとき、記録用紙2は、
搬送ガイド7に添うようにして図示下方に凸形状のたる
みが形成されているので、記録用紙2の先端が定着ロー
ラ31,32に挟持されて記録用紙2が一時的に引っ張
られた場合でも、定着ローラ31,32と主走査ローラ
12との間で記録用紙2が突っ張ることはなく、定着ロ
ーラ31,32による引っ張り力で主走査ローラ12に
よる搬送速度が乱れることが防止される。そのため、画
像記録動作と画像定着動作とを一連の工程で行うことが
可能となり、また従来技術における記録媒体貯蔵部を設
ける必要がなくなることから、作業効率が低下せず、か
つ記録装置を大型化させることなく、画像定着動作を行
うことが可能となる。
【0037】画像記録動作が終了した後には、記録用紙
2の切断位置がカッター4に到達するまで、主走査ロー
ラ12によって記録用紙2が連続送りされる。この状態
で記録用紙2がカッター4によってカットされる。
【0038】図8に示すように、定着器3に搬送された
記録用紙2aは、2つの定着ローラ31,32によって
狭持された状態で、多孔質樹脂を溶融するための加熱が
行われつつ搬送される。これと同時に、ロール側の記録
用紙2は、主走査ローラ12および中心軸6が逆回転す
ることによって印刷準備位置まで引き戻される。
【0039】上述したように、画像が記録された記録用
紙2の長さが一定の長さよりも長い場合には、記録用紙
2は記録動作中に主走査ローラ12と定着ローラ31,
32とによって狭持される。そのため、記録パス数や記
録ヘッド11の駆動周波数が変わることによって記録速
度が変化し、それに伴って主走査ローラ12による搬送
速度が変化する場合には、定着ローラ31,32による
搬送速度すなわちローラ31,32の回転速度もそれに
応じて変化させる必要がある。
【0040】ここで、「記録パス数」について説明す
る。ここで、記録パス数とは、マルチパスプリントにお
ける分割数のことをいう。
【0041】モノクロプリンタとしてキャラクタのみプ
リントするものと異なり、カラーイメージ画像をプリン
トするに当たっては、発色性、階調性、一様性など様々
な要素が必要となる。特に、一様性に関しては、マルチ
ヘッド製作工程差に生じるわずかなノズル単位のインク
吐出量や吐出方向の向き等のばらつきが、プリント画像
に影響を及ぼし、最終的にはプリント画像の濃度むらと
して画像品位を劣化させる原因となる。
【0042】その具体例を、図9および図10を参照し
て説明する。図9は各ノズルのインク吐出量や吐出方向
の向きにばらつきがない状態のプリント動作を説明する
図、図10は各ノズルのインク吐出量や吐出方向の向き
にばらつきがある状態のプリント動作を説明する図であ
る。
【0043】図9(A)において、符号91はマルチヘ
ッドを示す。説明を簡略化するために、マルチヘッド9
1は8個のマルチノズル92を有する構成とする。符号
93はマルチノズル92から吐出されたインクドロップ
レットを示し、通常は、同図のように揃った吐出量で、
揃った方向にインク滴が吐出されるのが理想である。こ
のようにインク吐出が行われれば、図9(B)に示すよ
うに記録用紙上に大きさが揃ったドット(インク滴)が
着弾し、図9(C)に示すように、全体的にも濃度むら
が無い、一様な画像が得られる。
【0044】しかし、実際には、先にも述べたように各
ノズル毎に吐出量や吐出方向の向きにばらつきがあり、
上記と同じようにプリントをした場合には、図10
(A)に示すように、それぞれのノズル92から吐出さ
れるインクドロップ93の大きさおよび向きにばらつき
が生じ、記録用紙上には図10(B)に示すように着弾
される。同図(B)から分かるように、主走査方向(同
図(B)の上下方向)に関して100%のエリアファク
ターを満たせない白紙の部分が周期的に存在したり、ま
た逆に、必要以上にドットが重なり合ったり、あるいは
同図(B)の中央に見られる様な白筋が発生したりして
いる。このような状態で着弾されたドットの集まりは、
ノズル並び方向に関して図10(C)に示す濃度分布を
なし、結果的には、通常、人間の目で見た限りで、これ
らの現象が濃度むらとして認識される。
【0045】そこで、このような濃度むらを低減させる
ための対策として、以下に説明するような方法が考案さ
れている。図11を参照して、濃度むらを低減させるた
めの方法を説明する。
【0046】図11(A)に示すように、濃度むらを低
減させるための方法として、図9(B)および図10
(B)に示したプリント領域と同じ領域に画像形成を行
う際に、マルチヘッド91を3回スキャンさせる。マル
チヘッド91の8個のノズルは、図示上側の4つのノズ
ルのグループと、下側の4ノズルのグループとに分けら
れており、全プリント領域の半分である4画素(4ノズ
ル)分の領域は、2パスで完成させている。
【0047】1つのノズルから1回目のスキャンでプリ
ントされるドットは、規定の画像データを、ある所定の
画像データ配列に従い、約半分に間引いたものである。
そして、2回目のスキャン時に残りの半分のドットで画
像データを埋め込むことにより、4画素分の領域のプリ
ントが完成される。以上のようなプリント法を、以下に
おいて「分割プリント法」と称することとする。
【0048】このような分割プリント法を用いれば、図
10で用いたマルチヘッドと同じものを使用した場合で
あっても、各ノズル固有のインク吐出量や吐出方向の違
いによるプリント画像への影響が低減されるので、プリ
ントされた画像は図11(B)に示すようになり、図1
0(B)に見るような黒筋や白筋があまり目立たなくな
る。従って、濃度むらも、図11(C)に示すように、
図10に示した場合と比べてかなり緩和される。
【0049】以上には、同一領域内のプリントを2回の
スキャンで完成させる構成(すなわち2パス印刷)を説
明してきた。分割プリント法の効果は、分割数を多くす
ればするほど顕著に現れるものであるため、上記で説明
した記録装置においても、1回のスキャンでプリントす
る画素をさらに半分の2画素にし、間欠的な紙送り幅を
マルチヘッド91の長さの1/4である2画素分の幅と
する構成(すなわち4パス印刷)にすれば、同じ走査方
向に4つのノズルグループによって画像が完成されるこ
ととなるので、さらに滑らかで良好な画像を、さらに濃
度の高い状態で得ることが可能となる。しかしながら、
分割数を多くすると走査幅(紙送り幅)が狭くなるの
で、記録用紙の搬送速度は遅くなる。このような場合で
あっても、定着器3における定着ローラ31,32によ
る搬送速度(すなわち定着速度)は、上記のように変更
された主走査ローラ12による搬送速度以下の速度とな
るように変更される。
【0050】また、インクを吐出口から吐出する時間
は、記録ヘッド11の駆動周波数によって変化するた
め、インクジェット記録ヘッド11の走査速度は記録ヘ
ッドの駆動周波数によって制限される。よって、記録速
度は記録ヘッド11の駆動周波数によって変化し、それ
に伴って記録用紙2の搬送速度も変化する。このような
場合においても、定着器3の定着ローラ31,32によ
る搬送速度(すなわち定着速度)は、上記のように変化
された主走査ローラ12による搬送速度以下の速度とな
るように変更される。
【0051】以上に説明したように、本実施形態は、定
着ローラ31,32の搬送速度すなわち定着器3の定着
速度が、画像が記録された記録用紙2の長さが一定の長
さよりも短い場合と長い場合とで変更され、さらに、画
像の長さが一定の長さよりも長い場合において、記録パ
ス数および記録ヘッド11の駆動周波数に応じて変更さ
れるように構成されている。そして、いずれの場合にお
いても、変更された後の定着器3の定着速度は、主走査
ローラ12による搬送速度以下の速度とされる。
【0052】一般的に、記録画像を記録用紙に十分に定
着させるための定着条件を満足するには、記録用紙の特
性毎に、定着速度(定着器内で加熱される時間)、定着
加熱温度、定着ローラのニップ面積(定着加熱面積)お
よびニップ圧(狭持圧)の関係が、一定の条件を満たす
必要がある。本実施形態ではこれらの条件のうち「定着
速度」が変化し、さらに例えば複数種の記録用紙に画像
記録が行われる場合等には、他の条件(「定着加熱温
度」、「ニップ面積」あるいは「ニップ圧」)を定着速
度の変化に応じて適宜変化させ、定着条件を満足させる
必要がある。
【0053】以下に、図12を参照して定着条件の決定
工程について説明する。図12は、本実施形態の記録装
置の定着条件を決定するための構成を説明するブロック
図である。
【0054】定着条件を決定する際には、まず最初に、
オペレータが所望の記録部長さ、印刷パス数および駆動
周波数を決め、オペレータ操作部61を介して記録用紙
搬送速度決定回路62に画像記録条件を入力する。
【0055】記録用紙搬送速度決定回路62は、入力さ
れた記録部長さ情報に基づいて、定着ローラ31,32
の搬送速度を記録速度とリンクさせる必要があるか否か
を判断する。すなわち、記録部の長さが短い場合は定着
ローラ31,32をできるだけ速く回転させ、記録部の
長さが長い場合は、定着ローラ31,32による搬送速
度V1が主走査ローラ12による搬送速度の平均値V2以
下の速度となるように、定着ローラ31,32の搬送速
度を決定する。なお、定着ローラ31,32の搬送速度
を決定するにあたり、まず主走査ローラ12による搬送
速度を決定する必要がある。この決定は、オペレータが
入力した所望の印刷パス数および駆動周波数に基づいて
行われる。
【0056】決定された搬送速度情報はローラ回転モー
タ駆動回路63に入力され、ローラ回転モータ駆動回路
63は前記の情報に基づいてローラ回転モータ64を回
転し、所望の搬送速度を実現する。
【0057】搬送速度情報は、さらに、定着条件決定回
路65にも入力される。定着条件決定回路65には、さ
らに紙種検知部66から記録用紙2の紙種情報が入力さ
れる。定着条件決定回路65は、あらかじめ記憶された
定着テーブルから、搬送速度および記録用紙の紙種に応
じた定着温度およびニップ圧を決定する。
【0058】決定された定着温度情報は、それぞれヒー
ターランプ駆動回路67およびローラニップモータ駆動
回路69に入力され、ヒーターランプ68およびローラ
ニップモータ70が駆動されることにより、所望の定着
条件が実現される。ヒータランプ駆動回路67は、定着
ローラ31,32の表面に設けられた温度検知センサ7
1の出力信号を用いて、定着ローラの表面温度が所望の
温度になるように、定着ローラ31,32内に配置され
たヒータランプ68の点灯を制御する。
【0059】図13は、図1等に示した定着ローラのニ
ップ量を変化させるニップ量調整機構の一例を示す概略
構成図である。
【0060】図13において、符号31はシリコーンゴ
ム製の上側定着ローラ、符号32はスポンジゴム製の下
側定着ローラ、符号33は不図示の雌ねじを備えた下側
定着ローラ保持部材、符号34は雄ねじ、符号35,3
6,37はギヤ列、符号38はパルスモータを用いたロ
ーラニップモータをそれぞれ示している。
【0061】ローラニップモータ38は、ローラニップ
モータ駆動回路69(図12参照)の出力に応じて回転
し、ギヤ列37,36,35を介して雄ねじ34を回転
させ、下側定着ローラ保持部材33を昇降させて、上側
定着ローラ31に対する下側定着ローラ32の押圧(ニ
ップ)およびその解除を行う。したがって、本例のニッ
プ量調整機構では、ローラニップモータ38の回転量を
制御することにより、記録用紙2を加熱する幅(ニップ
幅)およびニップ圧を決定することができる。
【0062】図14は、図1等に示した定着ローラのニ
ップ量を変化させるニップ量調整機構の他の例を示す概
略構成図である。
【0063】図14において、符号31は上側定着ロー
ラ、符号32は下側定着ローラ、符号51は張力ロー
ラ、符号52は上側定着ローラ31と張力ローラ51と
によって張力が与えられたベルト、符号53は平歯車5
3aが形成され、上側定着ローラ32および張力ローラ
51を保持する保持部材、符号54はウォームギヤ、符
号55はパルスモータを用いたローラニップモータをそ
れぞれ示している。
【0064】ローラニップモータ55は、ローラニップ
モータ駆動回路69(図12参照)の出力に応じて回転
し、ウォームギヤ54および平歯車53aによって保持
部材53が回動され、下側定着ローラ32にベルト52
が巻きつけられる。したがって、本例のニップ量調整機
構では、ローラニップモータ38の回転量を制御するこ
とにより、記録用紙2を加熱する幅(ニップ幅)を決定
することができる。
【0065】以上の説明では、インクジェット記録ヘッ
ドを備えたインクジェット記録装置を例に挙げて説明し
たが、本発明はこれに限定されるものでなく、インクシ
ートから受像シートに染料を転写して画像を記録した後
に加熱し、キレート処理を行う昇華型プリンタや、トナ
ーを紙に塗布した後に加熱定着する記録装置等において
も有効である。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録装置
は、記録部と定着器との間では、記録媒体がたるみを持
った状態で搬送されるように構成されているので、画像
記録動作と画像定着動作とを一連の工程で行うことが可
能となり、また従来技術における記録媒体貯蔵部を設け
る必要がなくなることから、作業効率が低下せず、かつ
記録装置を大型化させることなく、画像定着動作を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の一実施形態を示す概略構成
図である。
【図2】図1に示した記録装置の画像記録および定着シ
ーケンスを説明するための図であって、画像記録動作中
の状態を示す図である。
【図3】図1に示した記録装置の画像記録および定着シ
ーケンスを説明するための図であって、画像記録動作が
さらに進行した状態を示す図である。
【図4】図1に示した記録装置の画像記録および定着シ
ーケンスを説明するための図であって、画像記録部の長
さが短い記録用紙がカットされる前の状態を示す図であ
る。
【図5】図1に示した記録装置の画像記録および定着シ
ーケンスを説明するための図であって、画像記録部の長
さが短い記録用紙がカットされた後の状態を示す図であ
る。
【図6】図1に示した記録装置の画像記録および定着シ
ーケンスを説明するための図であって、画像記録部の長
さが長い記録用紙に画像記録が行われている状態を示す
図である。
【図7】図1に示した記録装置の画像記録および定着シ
ーケンスを説明するための図であって、画像記録部の長
さが長い記録用紙がカットされる前の状態を示す図であ
る。
【図8】図1に示した記録装置の画像記録および定着シ
ーケンスを説明するための図であって、画像記録部の長
さが長い記録用紙がカットされた後の状態を示す図であ
る。
【図9】各ノズルのインク吐出量や吐出方向の向きにば
らつきが無い状態のプリント動作を説明する図である。
【図10】各ノズルのインク吐出量や吐出方向の向きに
ばらつきがある状態のプリント動作を説明する図であ
る。
【図11】濃度むらを低減させる方法を説明するための
図である。
【図12】図1等に示した記録装置の定着条件を決定す
るための構成を示すブロック図である。
【図13】図1等に示した定着ローラのニップ量を変化
させるニップ量調整機構の一例を示す概略構成図であ
る。
【図14】図1等に示した定着ローラのニップ量を変化
させるニップ量調整機構の他の例を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 記録部 2,2a 記録用紙 3 定着器 4 カッター 6 中心軸 7 搬送ガイド 11 インクジェット記録ヘッド 12 主走査ローラ 31 上側定着ローラ 32 下側定着ローラ 33 下側定着ローラ保持部材 34 雄ねじ 35,36,37 ギヤ列 38,55,70 ローラニップモータ 51 張力ローラ 52 ベルト 53 保持部材 53a 平歯車 54 ウォームギヤ 61 オペレータ操作部 62 記録用紙搬送速度決定回路 63 ローラ回転モータ駆動回路 64 ローラ回転モータ 65 定着条件決定回路 66 紙種検知部 67 ヒーターランプ駆動回路 68 ヒーターランプ 69 ローラニップモータ駆動回路 71 温度検知センサ 91 マルチヘッド 92 マルチノズル 93 インクドロップレット

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に画像を記録する記録手段およ
    び前記記録媒体を搬送する搬送手段を備えた記録部と、
    前記画像が記録された記録媒体を搬送しつつ、前記画像
    を前記記録媒体に定着させる定着器とを有する記録装置
    であって、 前記記録部と前記定着器との間では、前記記録媒体がた
    るみを持った状態で搬送されるように構成されているこ
    とを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録部と前記定着器との間における
    前記記録媒体の搬送経路には、前記記録媒体をたるみを
    持たせた状態で支持する記録媒体支持部材が設けられて
    いる請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記定着器における前記記録媒体の定着
    速度を、前記画像が記録された記録媒体の長さに応じて
    変更することができるように構成されている請求項1ま
    たは2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記画像が記録された記録媒体の長さが
    前記搬送経路よりも短い場合には、前記定着速度を前記
    記録部の搬送手段による前記記録媒体の搬送速度よりも
    速い速度とすることができるように構成されている請求
    項3に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記画像が記録された記録媒体の長さが
    前記記録部と前記定着器との間における前記記録媒体の
    搬送経路よりも長いときには、前記定着速度を前記搬送
    手段による前記記録媒体の搬送速度以下の速度とするこ
    とができるように構成されている請求項3に記載の記録
    装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段の画像記録速度が変更され
    ることに伴って前記搬送手段による前記記録媒体の搬送
    速度が変更される場合に、前記定着速度を前記搬送手段
    による前記記録媒体の変更後の搬送速度以下の速度とす
    ることができるように構成されている請求項5に記載の
    記録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録装置は前記記録手段がインクを
    吐出して画像を記録するインクジェット記録装置であ
    り、前記記録手段の記録パス数が変更されることに伴っ
    て前記搬送手段による前記記録媒体の搬送速度が変更さ
    れる場合に、前記定着速度を前記搬送手段による前記記
    録媒体の変更後の搬送速度以下の速度とすることができ
    るように構成されている請求項5または6に記載の記録
    装置。
  8. 【請求項8】 前記記録装置は前記記録手段がインクを
    吐出して画像を記録するインクジェット記録装置であ
    り、前記記録手段の駆動周波数が変更されることに伴っ
    て前記搬送手段による前記記録媒体の搬送速度が変更さ
    れる場合に、前記定着速度を前記搬送手段による前記記
    録媒体の変更後の搬送速度以下の速度とすることができ
    るように構成されている請求項5から7のいずれか1項
    に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記定着器における前記記録媒体の定着
    加熱温度を、前記定着速度の変更に応じて所望の温度に
    することができるように構成されている請求項3から8
    のいずれか1項に記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記定着器における前記記録媒体の定
    着加熱面積を、前記定着速度の変更に応じて所望の面積
    にすることができるように構成されている請求項3から
    9のいずれか1項に記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 前記定着器は前記記録媒体を狭持した
    状態で回転することにより前記記録媒体を搬送する少な
    くとも2つのローラ部材を有し、該ローラ部材による前
    記記録媒体の狭持圧力を、前記定着速度の変更に応じて
    所望の圧力にすることができるように構成されている請
    求項3から10のいずれか1項に記載の記録装置。
  12. 【請求項12】 前記記録媒体は表面に多孔質樹脂層が
    形成され、前記定着器は前記記録媒体の多孔質樹脂層を
    加熱溶融して前記記録媒体の表面に保護層を形成するよ
    うに構成されている請求項1から11のいずれか1項に
    記載の記録装置。
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