JP2000176345A - 塗布方法および塗布装置 - Google Patents

塗布方法および塗布装置

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JP2000176345A
JP2000176345A JP10356204A JP35620498A JP2000176345A JP 2000176345 A JP2000176345 A JP 2000176345A JP 10356204 A JP10356204 A JP 10356204A JP 35620498 A JP35620498 A JP 35620498A JP 2000176345 A JP2000176345 A JP 2000176345A
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coating
web
decompression chamber
air
air blade
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Koji Ozaki
浩司 尾▲崎▼
Koji Fukazawa
孝二 深沢
Hitoshi Kunii
斉 國井
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Konica Minolta Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/007Slide-hopper coaters, i.e. apparatus in which the liquid or other fluent material flows freely on an inclined surface before contacting the work
    • B05C5/008Slide-hopper curtain coaters

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 減圧室を設けて同伴エアを吸引するタイプの
塗布装置において、カーテン膜の揺れを低減し、安定な
カーテン膜の形成を達成する。 【解決手段】 連続搬送するウェブをバックアップロー
ルで反転させる過程において、前記ウェブ上に、ダイコ
ータから吐出され薄膜状の自由落下液膜となった塗布液
を衝突させ、カーテン塗布を行う塗布方法において、前
記ウェブの前記自由落下液膜より上流に前記バックアッ
プロールと対向させて減圧室を設け、前記ダイコータと
前記減圧室の間隙の最も距離の短い部分における風速を
1m/sec以下とすることを特徴とするカーテン塗布
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーテン塗布方法
および塗布装置に関し、さらに詳しくは、高速塗布にお
けるカーテン膜の揺れを抑制し、均一な厚さの塗膜を形
成出来るカーテン塗布方法および塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カーテン塗布は、多層重層塗布を高速で
行うのに適しており、例えば一度に5層以上も同時に塗
布を行わねばならないハロゲン化銀写真感光材料の塗布
製造に用いられている。
【0003】図1は従来知られているカーテン塗布装置
である。カーテンダイコータ3から塗布液を吐出させ、
薄膜状の自由落下液膜4(以下、カーテン膜と称する)
を形成させ、連続搬送するウェブ2上に衝突させて塗布
を行う。カーテン膜をウェブに衝突させるのは、ウェブ
をバックアップロール1で反転させる途中である。通
常、カーテン塗布における塗布速度(ウェブ搬送速度)
は100m/min〜500m/min程度であるが、
高速になればなるほど、「同伴エア」と呼ばれるウェブ
と一緒に搬送されるウェブ近傍のエアがカーテン膜を揺
らし、結果として塗布膜厚の不均一という故障を発生さ
せることが知られている。
【0004】カーテン膜の揺れを防ぐ方法としては、特
公平4−15027号に、多孔板で塗布装置全体を覆
い、余分な風の流れを抑える発明が記載されているが、
高速塗布時のエア同伴に伴うカーテン揺れに関しては十
分な対策とは言えない。
【0005】エア同伴を低減するために、特開平4−2
12951号に記載の発明では、カーテン膜直前に剛毛
ブラシを設置し、同伴空気流を抑制している。しかし、
剛毛ブラシがウェブに接触しているため、ウェブを傷つ
けたり、ブラシの毛が抜けて塗布故障を起こす問題があ
る。
【0006】同様な解決方法として、特開平6−393
31号に記載の発明では、大型の湾曲エアブレードによ
る同伴エアのかき取りを提案している。しかし、効果を
得るためにはバックアップロールにかなり近づける必要
があるが、ブレード形状や設置精度を高くすることが難
しいという問題がある。
【0007】更に、カーテン膜の上流側、バックアップ
ロールに対向して、減圧室を設けて同伴エアを吸引する
発明が、特開昭62−289264号に開示されてい
る。これは図1の減圧室5のようなものである。減圧室
5上部のバックアップロール1よりの部分が開口してお
り、エアブレード6が前記開口部のウェブ近傍に位置
し、ウェブとの間にギャップを形成して配設おり、同伴
エアを掻き取るようになっている。この減圧室によりエ
ア同伴によるカーテン膜の揺れを低減することが出来
る。エアブレードの位置はカーテン膜に近ければ近いほ
ど、減圧室の減圧度が高ければ高いほど、同伴エア吸い
取りの効果が高いことは言うまでもない。当然、高速塗
布を行う場合は、減圧室をカーテン膜近くに設置し、減
圧度も高めることになる。減圧度を高め、且つ、塗布巾
方向の均一化を図るためには減圧室を大型化しなければ
ならないが、この大型化した減圧室をカーテン膜に近づ
けることになるので、減圧室5とカーテンダイコータ3
との距離は必然的に狭くなる。塗布速度が200m/m
inを越えるようになると、エアブレードの先端をカー
テン膜から10mm以下の位置に、減圧度はブレード長
さにもよるが、例えばブレードの長さを10mmとする
と、減圧度は5mmAq以上にしなければ同伴エアの吸
引は十分でなく、こうした装置配置では、カーテンダイ
コータ3の下部と、減圧室5の上部の距離はより狭くな
り、10mm以下となっているのが現状であった。
【0008】こうした装置配置で、減圧度を高くしてい
くと、同伴エアの吸引が十分されているにもかかわら
ず、カーテン膜の揺れがかえって顕著に起こり、安定な
カーテン膜の形成が難しくなるという問題が起こること
がわかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、減圧室
を設けたにもかかわらずカーテン膜の揺れがひどくなる
問題について鋭意研究した結果、減圧室を大型化し、カ
ーテン膜に近づけて設置すると、カーテンダイコータ、
カーテン膜、バックアップロール、減圧室で囲まれた空
間が負圧の雰囲気になり、カーテン膜がカーテンダイコ
ータの方へ引っ張られたり、唯一開口しているカーテン
ダイコータ下部と減圧室上部の隙間から風が吹き込むこ
とが原因で、カーテン膜を揺らしてしまうことを発見し
た(図1の太矢印)。今まで、カーテン膜の裏側(カー
テンダイコータ側)の状態、特にカーテンダイコータと
減圧室の間隙に注目した従来技術はなく、今回初めて、
この部分に着目し、改良したことでカーテン膜の揺れの
問題が解決出来たことは驚くべきことであった。本発明
の目的は、減圧室を設けて同伴エアを吸引するタイプの
塗布装置において、カーテン膜の揺れを低減し、安定な
カーテン膜の形成を達成することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的は以下
の構成によって解消された。
【0011】1.連続搬送するウェブをバックアップロ
ールで反転させる過程において、前記ウェブ上に、ダイ
コータから吐出され薄膜状の自由落下液膜となった塗布
液を衝突させ、カーテン塗布を行う塗布方法において、
前記ウェブの前記自由落下液膜より上流に前記バックア
ップロールと対向させて減圧室を設け、前記ダイコータ
と前記減圧室の間隙の最も距離の短い部分における風速
を1m/sec以下とすることを特徴とするカーテン塗
布方法。
【0012】2.前記連続搬送するウェブの速度が、2
00m/min以上であることを特徴とする上記1に記
載の塗布方法。
【0013】3.前記減圧室の減圧度を1mmAq以上
100mmAq以下とすることを特徴とする上記1また
は2に記載の塗布方法。
【0014】4.前記減圧室の前記ウェブ近傍のエアを
吸引するための開口部にエアブレードが設けられてお
り、前記自由落下液膜と前記ウェブが衝突する衝突点
と、前記エアブレード先端との距離が、前記ウェブ上で
1mm以上15mm以下であることを特徴とする上記1
〜3のいずれか1つに記載の塗布方法。
【0015】5.前記風速を1m/sec以下とする方
法が、前記ダイコータと前記減圧室の間隙の最も距離の
短い部分を2cm以上とすることである上記1〜4のい
ずれか1つに記載の塗布方法。
【0016】6.前記風速を1m/sec以下とする方
法が、前記ダイコータと前記減圧室との間隙に多孔性物
質を挿入することである上記1〜4のいずれか1つに記
載の塗布方法。
【0017】7.前記風速を1m/sec以下とする方
法が、前記ダイコータと前記減圧室の間隙に、上端を解
放した仕切板と、下端を解放した仕切板とを互い違いに
複数設けることである上記1〜4のいずれか1つに記載
の塗布方法。
【0018】8.前記風速を1m/sec以下とする方
法が、前記ダイコータと前記減圧室の間隙から前記自由
落下液膜裏側に気圧を制御しながらエアを送り込むこと
である上記1〜4のいずれか1つに記載の塗布方法。
【0019】9.前記自由落下液膜裏側に送り込むエア
が、前記ウェブ表面の温度以下で、且つ、ウェブ表面の
摂氏温度の20%の温度以上の範囲にある露点を有する
エアであることを特徴とする上記8に記載の塗布方法。
【0020】10.前記減圧室の前記ウェブ近傍のエア
を吸引するための開口部にエアブレードが設けられてお
り、前記エアブレードは前記開口部に対して前記バック
アップロールの同心円上を摺動可能に取り付けられてお
り、前記自由落下液膜と前記ウェブが衝突する衝突点
と、前記エアブレード先端との距離を変更可能であっ
て、前記衝突点とエアブレード先端との距離を、塗布先
頭において前記自由落下液膜の形成が安定した後の塗布
中よりも離すことを特徴とする上記1〜9のいずれか1
つに記載の塗布方法。
【0021】11.前記減圧室の減圧度を、塗布先頭、
塗布中間および塗布後尾で変化させることを特徴とする
上記1〜10のいずれか1つに記載の塗布方法。
【0022】12.連続搬送するウェブをバックアップ
ロールで反転させる過程において、前記ウェブ上に、ダ
イコータから吐出され薄膜状の自由落下液膜となった塗
布液を衝突させ、カーテン塗布を行うための塗布装置に
おいて、前記ウェブの前記自由落下液膜より上流に前記
バックアップロールと対向させて減圧室を設け、前記ダ
イコータと前記減圧室の間隙の最も距離の短い部分を2
cm以上としたことを特徴とする塗布装置。
【0023】13.連続搬送するウェブをバックアップ
ロールで反転させる過程において、前記ウェブ上に、ダ
イコータから吐出され薄膜状の自由落下液膜となった塗
布液を衝突させ、カーテン塗布を行うための塗布装置に
おいて、前記ウェブの前記自由落下液膜より上流に前記
バックアップロールと対向させて減圧室を設け、前記ダ
イコータと前記減圧室との間隙に多孔性物質を挿入した
ことを特徴とする塗布装置。
【0024】14.連続搬送するウェブをバックアップ
ロールで反転させる過程において、前記ウェブ上に、ダ
イコータから吐出され薄膜状の自由落下液膜となった塗
布液を衝突させ、カーテン塗布を行うための塗布装置に
おいて、前記ウェブの前記自由落下液膜より上流に前記
バックアップロールと対向させて減圧室を設け、前記ダ
イコータと前記減圧室の間隙に、上端を解放した仕切板
と、下端を解放した仕切板とを互い違いに複数設けたこ
とを特徴とする塗布装置。
【0025】15.連続搬送するウェブをバックアップ
ロールで反転させる過程において、前記ウェブ上に、ダ
イコータから吐出され薄膜状の自由落下液膜となった塗
布液を衝突させ、カーテン塗布を行うための塗布装置に
おいて、前記ウェブの前記自由落下液膜より上流に前記
バックアップロールと対向させて減圧室を設け、前記ダ
イコータと前記減圧室の間隙から前記自由落下液膜裏側
に気圧を制御しつつエアを送り込むことが出来るブロワ
ーを設けたことを特徴とする塗布装置。
【0026】16.前記減圧室の前記ウェブ近傍のエア
を吸引するための開口部にエアブレードが設けられてお
り、前記エアブレードの先端を鋭角、または、丸みを帯
びた形状とすることを特徴とする上記12〜15のいず
れか1つに記載の塗布装置。
【0027】17.前記減圧室の上部に蓋状に回動可能
なエアブレードが取り付けられており、前記エアブレー
ドが第Iの位置では蓋を開けた状態となって前記自由落
下液膜を前記減圧室にて受けることが可能であり、第II
の位置では蓋を閉じた状態となってエアブレードとして
機能すること特徴とした上記12〜15のいずれか1つ
に記載の塗布装置。
【0028】18.前記減圧室の前記ウェブ近傍のエア
を吸引するための開口部にエアブレードが設けられてお
り、前記エアブレードは円柱型であって前記減圧室の開
口部に、回転可能に取り付けられていることを特徴とす
る上記12〜15のいずれか1つに記載の塗布装置。
【0029】19.前記減圧室の前記ウェブ近傍のエア
を吸引するための開口部にエアブレードが設けられてお
り、前記エアブレードの先端部にスリットを有してい
て、前記スリットより前記ウェブに対しエア吹付が可能
であることを特徴とする上記12〜15のいずれか1つ
に記載の塗布装置。
【0030】20.前記減圧室は前記ウェブ近傍のエア
を吸引するための開口部にエアブレードが設けられてお
り、前記エアブレードは前記開口部に対して前記バック
アップロールの同心円上を摺動可能に取り付けられてお
り、前記自由落下液膜と前記ウェブが衝突する衝突点
と、前記エアブレード先端との距離を変更可能としたこ
とを特徴とする上記12〜15のいずれか1つに記載の
塗布装置。
【0031】21.前記エアブレードと、前記ウェブと
の間に形成されたギャップが1mm以下であることを特
徴とする上記16〜20のいずれか1つに記載の塗布装
置。
【0032】22.前記エアブレードと、前記ウェブと
の間に形成されたギャップが0.5mm以下であること
を特徴とする上記21に記載の塗布装置。
【0033】23.前記エアブレードと、前記ウェブと
の間に形成されたギャップが1mm以下の部分のエアブ
レード長さが、5mm以上であることを特徴とする上記
21または22に記載の塗布装置。
【0034】24.前記エアブレードと、前記ウェブと
の間に形成されたギャップが1mm以下の部分のエアブ
レード長さが、10mm以上であることを特徴とする上
記21〜23のいずれか1つに記載の塗布装置。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0036】図2は、本発明の一形態を示したものであ
る。減圧室5とカーテンダイコータ3の間隙を2cm以
上とすることで、該間隙から吹き込む風速を1m/se
c以下にすることが出来る塗布装置である。好ましくは
間隙を2.5cm以上、さらに好ましくは3cm以上と
することである。減圧室とカーテンダイコータの間を広
げるには、前述の減圧室の先端をなるべくカーテン膜に
近づけることと、塗布巾方向の減圧度を均一にするため
減圧室を大型化するという2つの要求を満たしつつ行う
必要がある。そのためには大型の減圧室の上部に長さの
長いエアブレードを取り付けることで、減圧室上部とカ
ーテンダイコータ底部の間を広げることが出来る。
【0037】カーテンダイコータ3の底部と減圧室5上
部の間隙を2cm以上とすることで、該間隙に吹き込む
風が分散され、風速を低く抑える事が出来、結果として
カーテン膜を揺らす問題を解決出来る。この2cm以上
の間隙とは、最も狭くなった部分での距離を指す。
【0038】エアブレード6の先端は、カーテン膜4の
ウェブとの衝突点から、ウェブ上で、1mm以上15m
m以下であると、塗布速度200m/min以上での同
伴エアを吸引するのに効果的である。
【0039】エアブレード6と、バックアップロール1
上のウェブ2の間隙は、狭ければ狭い程、また、この間
隙の狭い部分が長ければ長い程、同伴エアの吸い取り能
力が高くなり好ましい。エアブレードとウェブの間隙
は、好ましくは1mm以下、より好ましくは0.5mm
以下である。また、エアブレードとウェブの間隙が1m
m以下の部分の長さが、5mm以上、好ましくは10m
m以上である。
【0040】また、減圧室5の減圧度は1mmAq以上
100mmAq以下であることが好ましい。減圧室の減
圧度はサクションブロワー7によって所定の減圧度にな
るように減圧される。減圧度は、塗布製造の先頭(塗布
開始から数m〜20m程度)、塗布中および塗布後尾
(塗布終了までの数m〜20m程度)において変化させ
てもよい。特に、塗布開始直後の塗布先頭ではカーテン
膜が不安定なので、塗布中の減圧度よりも2〜3割高め
の減圧度とすることが好ましい。塗布後尾においても減
圧を止める、もしくは塗布中よりも減圧度を下げること
が好ましい。
【0041】エアブレード6の先端形状は、バックアッ
プロール1の接線に垂直な角度の切り口を持っていても
よいが、カーテン膜4にエアブレード6を近づけること
で、カーテン膜4とエアブレード6先端に囲まれた部分
の風速が早くなり、逆にカーテン膜を揺らしてしまう原
因になることを防ぐために、エアブレード6の先端形状
をバックアップロール1の接線に対して鋭角の切り口を
持った形状(図3)、または、エアブレード6の先端を
曲線(図4)とすることが好ましい。
【0042】また、エアブレード6は、図5(a)のよ
うに減圧室5の上辺部で蓋状に回動可能に配設されて、
塗布前は第Iの位置で蓋を開けた状態で待機して、カー
テン膜を減圧室5で受けられるようにし、その後、図5
(b)のようにバックアップロール1がカーテンダイコ
ータ3に近づいてきて、塗布が始まると、エアブレード
6を回動して第IIの位置にて蓋を閉じた状態でエアブレ
ードの機能を果たすようにすると好ましい。塗布液をカ
ーテンダイコータ3のスリットから吐出し始める前に流
す温水や、組成の安定していない先頭の塗布液を減圧室
5で受けることによって、塗布装置周辺が汚れる心配が
なくなる。
【0043】さらに、エアブレード6は図6のように、
形状を円柱型として、減圧室5の開口部にウェブ上の同
伴エアを掻き取り可能に回転するよう取り付けても良
い。減圧室5で同伴エアの吸引をしつつ、更に円柱型の
エアブレード6の回転によって同伴エアのかき取りをす
ることによって、効果的に同伴エアの除去が可能とな
る。
【0044】その他、エアブレード6を図7のように、
先端部にチャンバー6aを設け、エアを供給して、スリ
ット6bから前記エアを吹き出させ、ウェブ2上に吹き
付けるようにすることも好ましい。これは特に塗布速度
が300m/min以上の高速塗布領域で本発明の効果
が高い。高速塗布領域では、当然エア同伴の量が多くな
るが、あまり減圧室の減圧度を上げると減圧室上部とダ
イコータ底部の間の風速が早くなってしまう。そこでエ
アをブレード先端から吹き出させることによって減圧室
上部とカーテンダイコータ3の間を流れる空気量を減ら
し、その風速を抑えることが出来る。スリット6bの幅
は好ましくは500μm以下、更に好ましくは250μ
m以下とすると、風速を速めて同伴エアの掻き取りが効
果的に出来る。スリット6bから吹き出させるエアは特
に制限はないが、二酸化炭素やウェブ表面の温度以下
で、且つ、ウェブ表面の摂氏温度の20%の温度以上の
範囲に露点を有するエアとすることが好ましい。
【0045】さらに、エアブレード6は、図8のように
エアブレード6の先端をカーテン膜に対して近づけたり
遠ざけたり出来るように、バックアップロール1の同心
円上を減圧室5の開口部において摺動可能に取り付ける
ことも好ましい。塗布開始直後の塗布先頭では、カーテ
ン膜が不安定なため、エアブレード6をカーテン膜近傍
まで近づけることが困難である。エアブレード6が摺動
可能であると、カーテン膜が安定したところで、エアブ
レード6を摺動して延ばし、カーテン膜に近づけること
が出来る。エアブレード6の先端をカーテン膜に近づけ
た方が同伴エアの掻き取りに有効であることは上記述べ
た通りである。
【0046】図9は、本発明の別の形態を示したもの
で、減圧室5とカーテンダイコータ3の間に多孔性物質
8を挿入した塗布装置である。多孔性物質によって、カ
ーテン膜裏側に吹き込むエアの風速が緩衝され、風速を
低減することが出来、結果としてカーテン膜の揺れが防
止出来る。多孔性物質は、金属やプラスチックの多孔
板、金属線を編んだメッシュ、スポンジのような発泡プ
ラスチック、ナイロン繊維の織物または編み物等、空気
を通し、且つ、空気の流れを分散、減速する事が可能な
ものである。カーテン膜裏側が負圧にならないよう空隙
率が60%以上確保されているものなら特に制限はな
い。
【0047】図10は、本発明の別の形態を示したもの
で、減圧室5とカーテンダイコータ3の間に、上端を解
放した仕切板9と、下端を解放した仕切板9とを互い違
いに複数設け、ラビリンス状とした塗布装置である。仕
切板9によって、吹き込むエアの風速が緩衝され、カー
テン膜を安定に保持することが出来る。仕切板9の材質
は何でも良いが、厚さ1mm程度のプラスチック板等が
挙げられる。
【0048】図11は、本発明の更に別の形態を示した
もので、減圧室5とカーテンダイコータ3の間隙を封じ
てブロワー10を取り付け、適宜エアを吹き込めるよう
にし、カーテン膜裏側の圧力を調整しようというもので
ある。カーテン膜裏の適切な圧力保持のためには、カー
テン膜裏の任意の位置に圧力センサー12を設け、圧力
制御手段11によって、ブロワー10を制御する。カー
テン膜裏の気圧を0ないし−0.1mmAq以内、より
好ましくは0ないし−0.05mmAq以内を保持する
ようすることが好ましい。この構成により、減圧室5の
減圧度を上げても、減圧室5とカーテンダイコータ3の
間隙から速い風速のエアが吹き込んでカーテン膜4を揺
らしたり、減圧によりカーテン膜裏の雰囲気が負圧とな
り、膜引かれの現象が起こることもない。尚、ブロワー
10で吹き込むエアを、ウェブ表面の温度以下で、且
つ、ウェブ表面の摂氏温度の20%の温度以上の範囲に
露点を有するエアとすると、ウェブと塗布液の濡れ性が
高まり、より均一な厚さの塗膜を得ることが可能となっ
て好ましい。
【0049】上記図2〜10で説明した各態様は、組み
合わせて用いることにより、より本発明の効果を高める
ことになるので好ましいものであることは言うまでもな
い。
【0050】
【実施例】以下に本発明の実施例を示すが、これに限定
されるものではない。
【0051】(実施例1)図2のような塗布装置を用い
て、以下の条件で同時重層塗布を行った。
【0052】 塗布速度:400mm/min ウェブ:ポリエチレンテレフタレートフィルム 塗布液:ハロゲン化銀写真感光乳剤(5層) 塗布液の送液量:3.0cc/sec・cm カーテン高さ:8cm 減圧度:10mmAq 減圧室上部とカーテンダイコータ下部の距離:1cmお
よび2cmの2種 減圧室上部とカーテンダイコータ下部の距離が1cmの
ものは、カーテン膜裏側に吹き込むエアの風速が2m/
secであり、ウェブの進行方向に平行、またはやや平
行からずれた筋状のムラが弱く発生した。2cmのもの
は、エアの風速が1m/secであり、塗布ムラは全く
見られなかった。
【0053】
【発明の効果】減圧室を設けて同伴エアを吸引するタイ
プの塗布装置において、カーテン膜の揺れを低減し、安
定なカーテン膜の形成を達成することである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の減圧室を設けた塗布装置を示したもので
ある。
【図2】本発明の塗布装置を示したものである。
【図3】本発明の塗布装置においてエアブレードの別の
形態を示したものである。
【図4】本発明の塗布装置においてエアブレードの別の
形態を示したものである。
【図5】本発明の塗布装置においてエアブレードの別の
形態を示したものである。
【図6】本発明の塗布装置においてエアブレードの別の
形態を示したものである。
【図7】本発明の塗布装置においてエアブレードの別の
形態を示したものである。
【図8】本発明の塗布装置において減圧室の別の態様を
示したものである。
【図9】本発明の塗布装置の別の形態を示したものであ
る。
【図10】本発明の塗布装置の別の形態を示したもので
ある。
【図11】本発明の塗布装置の別の形態を示したもので
ある。
【符号の説明】
1 バックアップロール 2 ウェブ 3 カーテンダイコータ 4 カーテン膜 5 減圧室 6 エアブレード 7 サクションブロワー 8 多孔性物質 9 仕切板 10 ブロワー 11 圧力制御手段 12 圧力センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H023 EA00 EA01 EA04 4D075 AC14 AC84 AC86 AC93 AC95 BB56Z CA48 DA04 DB48 DC27 EA05 4F041 AA12 AB01 BA07 BA12 BA53 BA57 CA04 CA23 CA25

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続搬送するウェブをバックアップロー
    ルで反転させる過程において、前記ウェブ上に、ダイコ
    ータから吐出され薄膜状の自由落下液膜となった塗布液
    を衝突させ、カーテン塗布を行う塗布方法において、前
    記ウェブの前記自由落下液膜より上流に前記バックアッ
    プロールと対向させて減圧室を設け、前記ダイコータと
    前記減圧室の間隙の最も距離の短い部分における風速を
    1m/sec以下とすることを特徴とするカーテン塗布
    方法。
  2. 【請求項2】 前記連続搬送するウェブの速度が、20
    0m/min以上であることを特徴とする請求項1に記
    載の塗布方法。
  3. 【請求項3】 前記減圧室の減圧度を1mmAq以上1
    00mmAq以下とすることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の塗布方法。
  4. 【請求項4】 前記減圧室の前記ウェブ近傍のエアを吸
    引するための開口部にエアブレードが設けられており、
    前記自由落下液膜と前記ウェブが衝突する衝突点と、前
    記エアブレード先端との距離が、前記ウェブ上で1mm
    以上15mm以下であることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の塗布方法。
  5. 【請求項5】 前記風速を1m/sec以下とする方法
    が、前記ダイコータと前記減圧室の間隙の最も距離の短
    い部分を2cm以上とすることである請求項1〜4のい
    ずれか1項に記載の塗布方法。
  6. 【請求項6】 前記風速を1m/sec以下とする方法
    が、前記ダイコータと前記減圧室との間隙に多孔性物質
    を挿入することである請求項1〜4のいずれか1項に記
    載の塗布方法。
  7. 【請求項7】 前記風速を1m/sec以下とする方法
    が、前記ダイコータと前記減圧室の間隙に、上端を解放
    した仕切板と、下端を解放した仕切板とを互い違いに複
    数設けることである請求項1〜4のいずれか1項に記載
    の塗布方法。
  8. 【請求項8】 前記風速を1m/sec以下とする方法
    が、前記ダイコータと前記減圧室の間隙から前記自由落
    下液膜裏側に気圧を制御しながらエアを送り込むことで
    ある請求項1〜4のいずれか1項に記載の塗布方法。
  9. 【請求項9】 前記自由落下液膜裏側に送り込むエア
    が、前記ウェブ表面の温度以下で、且つ、ウェブ表面の
    摂氏温度の20%の温度以上の範囲にある露点を有する
    エアであることを特徴とする請求項8に記載の塗布方
    法。
  10. 【請求項10】 前記減圧室の前記ウェブ近傍のエアを
    吸引するための開口部にエアブレードが設けられてお
    り、前記エアブレードは前記開口部に対して前記バック
    アップロールの同心円上を摺動可能に取り付けられてお
    り、前記自由落下液膜と前記ウェブが衝突する衝突点
    と、前記エアブレード先端との距離を変更可能であっ
    て、前記衝突点とエアブレード先端との距離を、塗布先
    頭において前記自由落下液膜の形成が安定した後の塗布
    中よりも離すことを特徴とする請求項1〜9のいずれか
    1項に記載の塗布方法。
  11. 【請求項11】 前記減圧室の減圧度を、塗布先頭、塗
    布中間および塗布後尾で変化させることを特徴とする請
    求項1〜10のいずれか1項に記載の塗布方法。
  12. 【請求項12】 連続搬送するウェブをバックアップロ
    ールで反転させる過程において、前記ウェブ上に、ダイ
    コータから吐出され薄膜状の自由落下液膜となった塗布
    液を衝突させ、カーテン塗布を行うための塗布装置にお
    いて、前記ウェブの前記自由落下液膜より上流に前記バ
    ックアップロールと対向させて減圧室を設け、前記ダイ
    コータと前記減圧室の間隙の最も距離の短い部分を2c
    m以上としたことを特徴とする塗布装置。
  13. 【請求項13】 連続搬送するウェブをバックアップロ
    ールで反転させる過程において、前記ウェブ上に、ダイ
    コータから吐出され薄膜状の自由落下液膜となった塗布
    液を衝突させ、カーテン塗布を行うための塗布装置にお
    いて、前記ウェブの前記自由落下液膜より上流に前記バ
    ックアップロールと対向させて減圧室を設け、前記ダイ
    コータと前記減圧室との間隙に多孔性物質を挿入したこ
    とを特徴とする塗布装置。
  14. 【請求項14】 連続搬送するウェブをバックアップロ
    ールで反転させる過程において、前記ウェブ上に、ダイ
    コータから吐出され薄膜状の自由落下液膜となった塗布
    液を衝突させ、カーテン塗布を行うための塗布装置にお
    いて、前記ウェブの前記自由落下液膜より上流に前記バ
    ックアップロールと対向させて減圧室を設け、前記ダイ
    コータと前記減圧室の間隙に、上端を解放した仕切板
    と、下端を解放した仕切板とを互い違いに複数設けたこ
    とを特徴とする塗布装置。
  15. 【請求項15】 連続搬送するウェブをバックアップロ
    ールで反転させる過程において、前記ウェブ上に、ダイ
    コータから吐出され薄膜状の自由落下液膜となった塗布
    液を衝突させ、カーテン塗布を行うための塗布装置にお
    いて、前記ウェブの前記自由落下液膜より上流に前記バ
    ックアップロールと対向させて減圧室を設け、前記ダイ
    コータと前記減圧室の間隙から前記自由落下液膜裏側に
    気圧を制御しつつエアを送り込むことが出来るブロワー
    を設けたことを特徴とする塗布装置。
  16. 【請求項16】 前記減圧室の前記ウェブ近傍のエアを
    吸引するための開口部にエアブレードが設けられてお
    り、前記エアブレードの先端を鋭角、または、丸みを帯
    びた形状とすることを特徴とする請求項12〜15のい
    ずれか1項に記載の塗布装置。
  17. 【請求項17】 前記減圧室の上部に蓋状に回動可能な
    エアブレードが取り付けられており、前記エアブレード
    が第Iの位置では蓋を開けた状態となって前記自由落下
    液膜を前記減圧室にて受けることが可能であり、第IIの
    位置では蓋を閉じた状態となってエアブレードとして機
    能すること特徴とした請求項12〜15のいずれか1項
    に記載の塗布装置。
  18. 【請求項18】 前記減圧室の前記ウェブ近傍のエアを
    吸引するための開口部にエアブレードが設けられてお
    り、前記エアブレードは円柱型であって前記減圧室の開
    口部に、回転可能に取り付けられていることを特徴とす
    る請求項12〜15のいずれか1項に記載の塗布装置。
  19. 【請求項19】 前記減圧室の前記ウェブ近傍のエアを
    吸引するための開口部にエアブレードが設けられてお
    り、前記エアブレードの先端部にスリットを有してい
    て、前記スリットより前記ウェブに対しエア吹付が可能
    であることを特徴とする請求項12〜15のいずれか1
    項に記載の塗布装置。
  20. 【請求項20】 前記減圧室は前記ウェブ近傍のエアを
    吸引するための開口部にエアブレードが設けられてお
    り、前記エアブレードは前記開口部に対して前記バック
    アップロールの同心円上を摺動可能に取り付けられてお
    り、前記自由落下液膜と前記ウェブが衝突する衝突点
    と、前記エアブレード先端との距離を変更可能としたこ
    とを特徴とする請求項12〜15のいずれか1項に記載
    の塗布装置。
  21. 【請求項21】 前記エアブレードと、前記ウェブとの
    間に形成されたギャップが1mm以下であることを特徴
    とする請求項16〜20のいずれか1項に記載の塗布装
    置。
  22. 【請求項22】 前記エアブレードと、前記ウェブとの
    間に形成されたギャップが0.5mm以下であることを
    特徴とする請求項21に記載の塗布装置。
  23. 【請求項23】 前記エアブレードと、前記ウェブとの
    間に形成されたギャップが1mm以下の部分のエアブレ
    ード長さが、5mm以上であることを特徴とする請求項
    21または22に記載の塗布装置。
  24. 【請求項24】 前記エアブレードと、前記ウェブとの
    間に形成されたギャップが1mm以下の部分のエアブレ
    ード長さが、10mm以上であることを特徴とする請求
    項21〜23のいずれか1項に記載の塗布装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006263617A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Fuji Photo Film Co Ltd 塗布液の塗布方法、塗布液の塗布装置、および光学フィルム
CN112469508A (zh) * 2018-08-15 2021-03-09 富士胶片株式会社 层叠体的制造方法及制造装置

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