JP2000175888A - 採血管ホルダー - Google Patents
採血管ホルダーInfo
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- JP2000175888A JP2000175888A JP10356195A JP35619598A JP2000175888A JP 2000175888 A JP2000175888 A JP 2000175888A JP 10356195 A JP10356195 A JP 10356195A JP 35619598 A JP35619598 A JP 35619598A JP 2000175888 A JP2000175888 A JP 2000175888A
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 採血針を素早く軽い力で装着でき、採血針の
保持が確実であり、取り外しに際し採血針に手を触れる
ことなく採血針のみを取り外すことができる採血管ホル
ダーを提供する。 【解決手段】 端面2aに採血針が挿通される孔が形成
され、該端面の外表面に少なくとも一方向側に斜面を有
する突起が形成されており、且つ該端面が軸方向に対し
て弾性変形可能とされている筒状本体2と、端面2aと
の間に所定の空間を有するように固定された蓋材3と、
前記空間中に配置されており、切り込みを有し、採血針
の着脱を可能とする円筒状の弾性保持部材4と、弾性保
持部材4の切り込みを挟んで対向している少なくとも一
方の側に形成され、該切り込みの幅を拡大するために用
いられるレバー5とからなり、前記レバーのうちの一つ
が、前記切り込みの幅を拡大させる際の支点とされてい
る採血管ホルダー1。
保持が確実であり、取り外しに際し採血針に手を触れる
ことなく採血針のみを取り外すことができる採血管ホル
ダーを提供する。 【解決手段】 端面2aに採血針が挿通される孔が形成
され、該端面の外表面に少なくとも一方向側に斜面を有
する突起が形成されており、且つ該端面が軸方向に対し
て弾性変形可能とされている筒状本体2と、端面2aと
の間に所定の空間を有するように固定された蓋材3と、
前記空間中に配置されており、切り込みを有し、採血針
の着脱を可能とする円筒状の弾性保持部材4と、弾性保
持部材4の切り込みを挟んで対向している少なくとも一
方の側に形成され、該切り込みの幅を拡大するために用
いられるレバー5とからなり、前記レバーのうちの一つ
が、前記切り込みの幅を拡大させる際の支点とされてい
る採血管ホルダー1。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空採血に際し用
いられる採血管ホルダーに関し、より詳細には、採血針
の脱着を容易に行うことを可能とする採血管ホルダーに
関する。
いられる採血管ホルダーに関し、より詳細には、採血針
の脱着を容易に行うことを可能とする採血管ホルダーに
関する。
【0002】
【従来の技術】真空採血管はその内部が減圧にされてお
り、血管の圧力と真空採血管内の圧力との差を利用して
採血が行われる。採血に際しては、一端に血管挿入用刃
先が、他端に真空採血管の栓体を刺通する栓体刺通用刃
先が設けられた採血針を、該栓体刺通用刃先側を採血管
ホルダー内に挿入するようにして採血管ホルダーに採血
針を取り付ける。次に、血管挿入用刃先を血管に挿入す
る。しかる後、採血管ホルダーに真空採血管を挿入し、
採血針の栓体刺通用刃先により真空採血管の栓体を貫通
し、採血を行う。採血が終了すると、真空採血管を採血
管ホルダーから取り外し、しかる後、採血管ホルダーか
ら採血針を取り外す。
り、血管の圧力と真空採血管内の圧力との差を利用して
採血が行われる。採血に際しては、一端に血管挿入用刃
先が、他端に真空採血管の栓体を刺通する栓体刺通用刃
先が設けられた採血針を、該栓体刺通用刃先側を採血管
ホルダー内に挿入するようにして採血管ホルダーに採血
針を取り付ける。次に、血管挿入用刃先を血管に挿入す
る。しかる後、採血管ホルダーに真空採血管を挿入し、
採血針の栓体刺通用刃先により真空採血管の栓体を貫通
し、採血を行う。採血が終了すると、真空採血管を採血
管ホルダーから取り外し、しかる後、採血管ホルダーか
ら採血針を取り外す。
【0003】採血後の真空採血管は血液検査に供される
が、採血管ホルダーは繰り返し使用される。また、採血
に使用された採血針は血液に接触しているので、衛生上
及び感染防止のため捨て去られている。
が、採血管ホルダーは繰り返し使用される。また、採血
に使用された採血針は血液に接触しているので、衛生上
及び感染防止のため捨て去られている。
【0004】ところで、従来の真空採血システムでは、
採血針には採血管ホルダーに取り付けるためのハブが設
けられており、該ハブの外周面に雄ねじが形成されてお
り、採血管ホルダーの採血針が挿入される部分の貫通孔
に上記雄ねじとかみ合う雌ねじが形成されていた。すな
わち、採血針は、上記雄ねじを採血管ホルダーの雌ねじ
にねじ込むことにより固定されていた。従って、採血針
の採血管ホルダーへの固定に際しては、上記ねじ込み作
業が必要であり、作業が煩雑であった。特に、団体の健
康診断などのように、短時間に多くの被採血者から採血
を行う必要がある場合には、採血時間が長くなるという
問題があった。また、ねじ込み作業が不十分であると採
血中に針がぐらついたり、最悪の場合には外れる恐れが
あった。このような点から、より簡便に採血針を採血管
ホルダーに取り付ける構造が望まれていた。
採血針には採血管ホルダーに取り付けるためのハブが設
けられており、該ハブの外周面に雄ねじが形成されてお
り、採血管ホルダーの採血針が挿入される部分の貫通孔
に上記雄ねじとかみ合う雌ねじが形成されていた。すな
わち、採血針は、上記雄ねじを採血管ホルダーの雌ねじ
にねじ込むことにより固定されていた。従って、採血針
の採血管ホルダーへの固定に際しては、上記ねじ込み作
業が必要であり、作業が煩雑であった。特に、団体の健
康診断などのように、短時間に多くの被採血者から採血
を行う必要がある場合には、採血時間が長くなるという
問題があった。また、ねじ込み作業が不十分であると採
血中に針がぐらついたり、最悪の場合には外れる恐れが
あった。このような点から、より簡便に採血針を採血管
ホルダーに取り付ける構造が望まれていた。
【0005】加えて、採血後には、通常、血液感染を防
止するために針先にキャップを装着した後、採血管ホル
ダーから採血針を取り外すが、キャップ装着時に誤って
採血針が指に突き刺さるおそれがあった。使用後の採血
針は血液に接触しているため、採血針が指に突き刺さる
と、検査従事者がウイルス等に感染するおそれがあり、
従って、このような事故を防止することが強く求められ
ている。
止するために針先にキャップを装着した後、採血管ホル
ダーから採血針を取り外すが、キャップ装着時に誤って
採血針が指に突き刺さるおそれがあった。使用後の採血
針は血液に接触しているため、採血針が指に突き刺さる
と、検査従事者がウイルス等に感染するおそれがあり、
従って、このような事故を防止することが強く求められ
ている。
【0006】もっとも、使用済採血針を採血管ホルダー
と共に廃棄すれば上記のような問題は生じないが、コス
トが高くつき、医療費の高騰を招くことになる。また、
医療廃棄物の量が増加し、処理設備や投棄場所等の廃棄
物処理の問題を招くことになる。
と共に廃棄すれば上記のような問題は生じないが、コス
トが高くつき、医療費の高騰を招くことになる。また、
医療廃棄物の量が増加し、処理設備や投棄場所等の廃棄
物処理の問題を招くことになる。
【0007】また、特開平8−126630号公報に
は、採血管ホルダーに、弾性部を有する一対のハブ挟圧
部材を設け、採血針のハブを該一対のハブ挟圧部材によ
り弾力挟持する構成を備えた採血器具が開示されてい
る。ここでは、採血針のハブが上記の一対のハブ挟圧部
材により弾力挟持されて固定される。
は、採血管ホルダーに、弾性部を有する一対のハブ挟圧
部材を設け、採血針のハブを該一対のハブ挟圧部材によ
り弾力挟持する構成を備えた採血器具が開示されてい
る。ここでは、採血針のハブが上記の一対のハブ挟圧部
材により弾力挟持されて固定される。
【0008】特開平8−126630号公報に記載のも
のは、採血針を左右から挟み込むのでこれに直角方向に
対しての力に弱く、針がぐらつくことがある。さらに、
採血針を押し込むとき、採血針で針固定部を押し拡げる
構造であり、採血針固定部は左右に拡がる方向性がある
が、採血針はこれに垂直方向にセットされるので無駄な
方向に力が逃げ、セットする際に大きな力が必要である
という問題がある。
のは、採血針を左右から挟み込むのでこれに直角方向に
対しての力に弱く、針がぐらつくことがある。さらに、
採血針を押し込むとき、採血針で針固定部を押し拡げる
構造であり、採血針固定部は左右に拡がる方向性がある
が、採血針はこれに垂直方向にセットされるので無駄な
方向に力が逃げ、セットする際に大きな力が必要である
という問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みてなされたものであり、その目的は、採血針を素早
く軽い力で装着でき、採血針の保持が確実であり、取り
外しに際し採血針に手を触れることなく採血針のみを取
り外すことができる採血管ホルダーを提供することであ
る。
鑑みてなされたものであり、その目的は、採血針を素早
く軽い力で装着でき、採血針の保持が確実であり、取り
外しに際し採血針に手を触れることなく採血針のみを取
り外すことができる採血管ホルダーを提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
真空採血に際し採血針及び真空採血管と組み合わせて用
いられる採血管ホルダーであって、一端が開口されてお
り、他端が端面により閉塞され、該端面に採血針が挿通
される孔が形成されていると共に、該端面の外表面に少
なくとも一方向側に斜面を有する突起が形成されてお
り、且つ該端面が軸方向に対して弾性変形可能とされて
いる筒状本体と、前記筒状本体の端面との間に所定の空
間を有するように該端面に固定された蓋材と、前記空間
中に配置されており、軸方向に略平行に延びる切り込み
を有し、弾性により切り込みの幅が狭まることにより採
血針を保持し、切り込みの幅を拡大させることにより採
血針の着脱を可能とする円筒状の弾性保持部材と、前記
弾性保持部材の切り込みを挟んで対向している少なくと
も一方の側に形成され、該切り込みの幅を拡大するため
に用いられるレバーとからなり、前記レバーのうちの一
つ、又は弾性保持部材の一部が、蓋材の前記空間側の内
面、又は前記筒状本体の端面に固定されて、前記切り込
みの幅を拡大させる際の支点とされており、前記弾性保
持部材による採血針の保持に際しては、予め、レバーの
一部と該筒状本体の突起とが係止されることにより、弾
性保持部材の切り込みの幅が拡大された状態で保持され
ており、採血針が弾性保持部材の円筒状部に挿入される
ことにより採血針のハブの一部によって該突起が筒状本
体内部側に弾性的に押し込まれて上記係止が解除され、
該弾性保持部材の切り込みの幅が狭まって採血針が保持
されることを特徴とする採血管ホルダーである。
真空採血に際し採血針及び真空採血管と組み合わせて用
いられる採血管ホルダーであって、一端が開口されてお
り、他端が端面により閉塞され、該端面に採血針が挿通
される孔が形成されていると共に、該端面の外表面に少
なくとも一方向側に斜面を有する突起が形成されてお
り、且つ該端面が軸方向に対して弾性変形可能とされて
いる筒状本体と、前記筒状本体の端面との間に所定の空
間を有するように該端面に固定された蓋材と、前記空間
中に配置されており、軸方向に略平行に延びる切り込み
を有し、弾性により切り込みの幅が狭まることにより採
血針を保持し、切り込みの幅を拡大させることにより採
血針の着脱を可能とする円筒状の弾性保持部材と、前記
弾性保持部材の切り込みを挟んで対向している少なくと
も一方の側に形成され、該切り込みの幅を拡大するため
に用いられるレバーとからなり、前記レバーのうちの一
つ、又は弾性保持部材の一部が、蓋材の前記空間側の内
面、又は前記筒状本体の端面に固定されて、前記切り込
みの幅を拡大させる際の支点とされており、前記弾性保
持部材による採血針の保持に際しては、予め、レバーの
一部と該筒状本体の突起とが係止されることにより、弾
性保持部材の切り込みの幅が拡大された状態で保持され
ており、採血針が弾性保持部材の円筒状部に挿入される
ことにより採血針のハブの一部によって該突起が筒状本
体内部側に弾性的に押し込まれて上記係止が解除され、
該弾性保持部材の切り込みの幅が狭まって採血針が保持
されることを特徴とする採血管ホルダーである。
【0011】請求項2記載の発明は、前記蓋材の天板部
の端部に凸部が形成されており、前記レバーの一部に前
記凸部に係合し得る凹部が形成されており、採血針を弾
性保持部材で保持した際に前記天板部の凸部に対してレ
バーの凹部が係合されるように天板部の凸部の位置が定
められていることを特徴とする請求項1記載の採血管ホ
ルダーである。
の端部に凸部が形成されており、前記レバーの一部に前
記凸部に係合し得る凹部が形成されており、採血針を弾
性保持部材で保持した際に前記天板部の凸部に対してレ
バーの凹部が係合されるように天板部の凸部の位置が定
められていることを特徴とする請求項1記載の採血管ホ
ルダーである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
採血管ホルダーの構造を具体的に説明する。図1は、本
発明の採血管ホルダー1の構造例を説明するための外観
斜視図である。
採血管ホルダーの構造を具体的に説明する。図1は、本
発明の採血管ホルダー1の構造例を説明するための外観
斜視図である。
【0013】採血管ホルダー1は、筒状本体2と、筒状
本体2の端面2aとの間に所定の空間を有するように端
面2aに固定された蓋材3と、蓋材3の上記空間中に配
置された円筒状の弾性保持部材4(図1において、弾性
保持部材4の大部分は蓋材3の下に存在しており、その
一部のみが僅かに見えている)と、弾性保持部材4に形
成されたレバー5とからなる。
本体2の端面2aとの間に所定の空間を有するように端
面2aに固定された蓋材3と、蓋材3の上記空間中に配
置された円筒状の弾性保持部材4(図1において、弾性
保持部材4の大部分は蓋材3の下に存在しており、その
一部のみが僅かに見えている)と、弾性保持部材4に形
成されたレバー5とからなる。
【0014】図2は、筒状本体2を示す図であり、
(a)はその正面図、(b)は拡大された平面図、
(c)はその左側面図、(d)は図2(b)のX−X線
断面図(但し、図2(b)のように拡大はされていな
い)である。筒状本体2は、例えば合成樹脂もしくはス
テンレスなどの金属により構成され得る。筒状本体2
は、全体が略円筒状の形状を有し、先端に径が若干小さ
くなった小径部2bを有し、小径部2bの先端が端面2
aで閉塞されている。もっとも、端面2aには、その中
央に設けられた孔2cをはじめとして、後述のように種
々の貫通孔が形成されている。
(a)はその正面図、(b)は拡大された平面図、
(c)はその左側面図、(d)は図2(b)のX−X線
断面図(但し、図2(b)のように拡大はされていな
い)である。筒状本体2は、例えば合成樹脂もしくはス
テンレスなどの金属により構成され得る。筒状本体2
は、全体が略円筒状の形状を有し、先端に径が若干小さ
くなった小径部2bを有し、小径部2bの先端が端面2
aで閉塞されている。もっとも、端面2aには、その中
央に設けられた孔2cをはじめとして、後述のように種
々の貫通孔が形成されている。
【0015】また、筒状本体2の他方端部には、フラン
ジ部2dが形成されている。フランジ部2dは、採血管
ホルダー1を図1に示すように立設した場合に、机上な
どに安定に配置することを可能とするため、並びに採血
管ホルダー1に真空採血管を挿入する際の作業を容易と
するために設けられている。もっとも、フランジ部2d
は、必ずしも設けられずともよく、かつフランジ部2d
の平面形状についても、図示のものに限定されるもので
はない。また、筒状本体2の内径は、使用する真空採血
管が挿入され得る限り、適宜の径とされ得る。通常は、
真空採血管の外径よりも若干大きな径を有するように構
成される。
ジ部2dが形成されている。フランジ部2dは、採血管
ホルダー1を図1に示すように立設した場合に、机上な
どに安定に配置することを可能とするため、並びに採血
管ホルダー1に真空採血管を挿入する際の作業を容易と
するために設けられている。もっとも、フランジ部2d
は、必ずしも設けられずともよく、かつフランジ部2d
の平面形状についても、図示のものに限定されるもので
はない。また、筒状本体2の内径は、使用する真空採血
管が挿入され得る限り、適宜の径とされ得る。通常は、
真空採血管の外径よりも若干大きな径を有するように構
成される。
【0016】図3は、筒状本体2の端面2aの詳細を示
すための図であり、(a)は筒状本体2の平面図、
(b)はその一部切欠正面図、(c)は図3(a)の一
部切欠Y−Y線断面図、(d)は図3(a)の一部切欠
Z−Z線断面図である。図3(a)に示すように、端面
2aの中央には孔2c;孔2cの左右に平行な2本の線
状孔2e,2e;線状孔2e,2eの外側に長方形状の
長孔2f,2fが形成されている。
すための図であり、(a)は筒状本体2の平面図、
(b)はその一部切欠正面図、(c)は図3(a)の一
部切欠Y−Y線断面図、(d)は図3(a)の一部切欠
Z−Z線断面図である。図3(a)に示すように、端面
2aの中央には孔2c;孔2cの左右に平行な2本の線
状孔2e,2e;線状孔2e,2eの外側に長方形状の
長孔2f,2fが形成されている。
【0017】また、上記孔2cに連接する端面2a上に
突起2kが形成されており、突起2kは図3(b)に示
すように一方向側に斜面を有すると共に、図3(d)に
示すように他の一方向側にも斜面を有している。すなわ
ち、突起2kは一つの頂点を有している。突起2kは、
これだけに限定されず、少なくとも一方向側に斜面を有
していればよい。
突起2kが形成されており、突起2kは図3(b)に示
すように一方向側に斜面を有すると共に、図3(d)に
示すように他の一方向側にも斜面を有している。すなわ
ち、突起2kは一つの頂点を有している。突起2kは、
これだけに限定されず、少なくとも一方向側に斜面を有
していればよい。
【0018】本例においては、突起2kが筒状本体2の
内側方向に押し込まれると、端面2aの線状孔2e,2
eに囲まれた部分が筒状本体2の内側方向に弾性的に変
形するように構成されている。すなわち、突起2kの筒
状本体2内側方向への押し込みを止めると、線状孔2
e,2eに囲まれた部分は元の形状に回復するようにさ
れている。
内側方向に押し込まれると、端面2aの線状孔2e,2
eに囲まれた部分が筒状本体2の内側方向に弾性的に変
形するように構成されている。すなわち、突起2kの筒
状本体2内側方向への押し込みを止めると、線状孔2
e,2eに囲まれた部分は元の形状に回復するようにさ
れている。
【0019】また、端面2aの端部にはガイド2hが左
右対称に立設されており、ガイド2hは立壁部2mと補
強リブ部2nとから形成されている。このガイド2h
は、蓋材3の一部を端面2aに、例えば、貫通させるな
どして固定させる際のガイドとなるものである。なお、
本発明において、このガイド2hが設けられることは必
須ではない。
右対称に立設されており、ガイド2hは立壁部2mと補
強リブ部2nとから形成されている。このガイド2h
は、蓋材3の一部を端面2aに、例えば、貫通させるな
どして固定させる際のガイドとなるものである。なお、
本発明において、このガイド2hが設けられることは必
須ではない。
【0020】図4は、筒状本体2の端面2aに固定され
る蓋材(キャップ)3を示す図であり、(a)はその平
面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は底面
斜視図である。キャップ3は、円板から周縁部2ケ所を
平行に切り落とした形状の天板部3a;天板部3aの平
行な辺の下面の一部から下方に延びる脚部3b,3b;
上記脚部3b,3bのうちの片方の脚部3bの一方の側
端部に延設され、天板部3aの円周部の下面の一部から
下方に延びる円周部脚部3cから構成されている。
る蓋材(キャップ)3を示す図であり、(a)はその平
面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は底面
斜視図である。キャップ3は、円板から周縁部2ケ所を
平行に切り落とした形状の天板部3a;天板部3aの平
行な辺の下面の一部から下方に延びる脚部3b,3b;
上記脚部3b,3bのうちの片方の脚部3bの一方の側
端部に延設され、天板部3aの円周部の下面の一部から
下方に延びる円周部脚部3cから構成されている。
【0021】また、上記円周部脚部3cの上記脚部3b
の側端部に延設された部分とは反対側の側端部近傍であ
って、上記円周部脚部3cより内側の位置において、天
板部3aの下面から下方に凸部3dが設けられている。
の側端部に延設された部分とは反対側の側端部近傍であ
って、上記円周部脚部3cより内側の位置において、天
板部3aの下面から下方に凸部3dが設けられている。
【0022】上記キャップ3の天板部3aには、貫通孔
3eが形成されている。貫通孔3eは、真空採血針を挿
入するために設けられている。
3eが形成されている。貫通孔3eは、真空採血針を挿
入するために設けられている。
【0023】本発明の採血管ホルダーに用いられる真空
採血針としては、例えば、図5に示す真空採血針7が挙
げられる。この真空採血針7は、従来より一般的に用い
られている採血針であり、針管8をハブ9に挿通し、固
定した構造を有する。針管8は、一端側に血管挿入用刃
先8aを有し、他端側に真空採血管の栓体を刺通するた
めの刃先が形成されている。この栓体刺通側の刃先及び
それに連なる部分が、弾性鞘体10により被覆されてい
る。また、ハブ9は、弾性鞘体10よりも径の大きな第
1のフランジ部9aと、第1のフランジ部9aと所定距
離を隔てて刃先8a側に配置された相対的に大きな径の
第2のフランジ部9bとを有する。また、第1,第2の
フランジ部9a,9b間の筒状部9cは、第1のフラン
ジ部9aよりも小さな径を有するが、弾性保持部材4の
初期状態における内径よりも大きくされている。
採血針としては、例えば、図5に示す真空採血針7が挙
げられる。この真空採血針7は、従来より一般的に用い
られている採血針であり、針管8をハブ9に挿通し、固
定した構造を有する。針管8は、一端側に血管挿入用刃
先8aを有し、他端側に真空採血管の栓体を刺通するた
めの刃先が形成されている。この栓体刺通側の刃先及び
それに連なる部分が、弾性鞘体10により被覆されてい
る。また、ハブ9は、弾性鞘体10よりも径の大きな第
1のフランジ部9aと、第1のフランジ部9aと所定距
離を隔てて刃先8a側に配置された相対的に大きな径の
第2のフランジ部9bとを有する。また、第1,第2の
フランジ部9a,9b間の筒状部9cは、第1のフラン
ジ部9aよりも小さな径を有するが、弾性保持部材4の
初期状態における内径よりも大きくされている。
【0024】前記キャップ3の天板部3aに形成されて
いる貫通孔3eは、前述のように真空採血針を挿入する
ために設けられているが、上記真空採血針7を用いる場
合を例に挙げて説明すると、貫通孔3eは、真空採血針
7のハブ9の第2のフランジ部9bより若干大きな径の
凹部3fの中央に形成されている。また、貫通孔3eの
径については、真空採血針7の第1のフランジ部9aの
外径よりも大きく、第2のフランジ部9bの径よりも小
さくされている。従って、キャップ3に真空採血針7を
挿入した場合、第2のフランジ部9bが凹部3fに嵌ま
り合うため、弾性保持部材4を用いてハブを弾力保持
し、固定した場合、キャップ3の上面における真空採血
針7のがたつきを抑制することができる。
いる貫通孔3eは、前述のように真空採血針を挿入する
ために設けられているが、上記真空採血針7を用いる場
合を例に挙げて説明すると、貫通孔3eは、真空採血針
7のハブ9の第2のフランジ部9bより若干大きな径の
凹部3fの中央に形成されている。また、貫通孔3eの
径については、真空採血針7の第1のフランジ部9aの
外径よりも大きく、第2のフランジ部9bの径よりも小
さくされている。従って、キャップ3に真空採血針7を
挿入した場合、第2のフランジ部9bが凹部3fに嵌ま
り合うため、弾性保持部材4を用いてハブを弾力保持
し、固定した場合、キャップ3の上面における真空採血
針7のがたつきを抑制することができる。
【0025】上記脚部3b,3bは、図4(b)に示す
ように、脚部3b,3bの先端部3h,3hが天板部3
aの外方に折り曲げられた形状となっている。この先端
部3h,3hは、ホルダーの筒状本体2の端面2aに形
成された長孔2f,2fに脚部3b,3bの端部の一部
が貫通されることにより、キャップ3が筒状本体2との
間に所定の空間を有するように端面2aに固定される際
に、抜け止め防止のために働く。
ように、脚部3b,3bの先端部3h,3hが天板部3
aの外方に折り曲げられた形状となっている。この先端
部3h,3hは、ホルダーの筒状本体2の端面2aに形
成された長孔2f,2fに脚部3b,3bの端部の一部
が貫通されることにより、キャップ3が筒状本体2との
間に所定の空間を有するように端面2aに固定される際
に、抜け止め防止のために働く。
【0026】上記円周部脚部3c及び凸部3dの、天板
部3a下面からの高さは、いずれも、キャップ3と筒状
本体2との間に設けようとする空間の高さとほぼ等しく
されている。
部3a下面からの高さは、いずれも、キャップ3と筒状
本体2との間に設けようとする空間の高さとほぼ等しく
されている。
【0027】後述のように、上記凸部3dは、弾性保持
部材4とキャップ3とが組み合わされて使用される際
に、弾性保持部材4と、後述のレバー6との間で形成さ
れる凹部6aに係合されるようにされており、弾性保持
部材4が拡径される際の支点となる。
部材4とキャップ3とが組み合わされて使用される際
に、弾性保持部材4と、後述のレバー6との間で形成さ
れる凹部6aに係合されるようにされており、弾性保持
部材4が拡径される際の支点となる。
【0028】キャップ3は、合成樹脂や金属等の適宜の
材料により構成することができる。
材料により構成することができる。
【0029】なお、キャップ3の端面2aへの固定は、
上記のような、脚部3b,3bの先端部を端面2aへ貫
通させて固定させる方法だけでなく、他の方法でもよ
く、例えば、脚部3b,3bと端面2aの上面とを接着
剤にて接着固定する方法が挙げられる。
上記のような、脚部3b,3bの先端部を端面2aへ貫
通させて固定させる方法だけでなく、他の方法でもよ
く、例えば、脚部3b,3bと端面2aの上面とを接着
剤にて接着固定する方法が挙げられる。
【0030】図6は、キャップ3の天板部3aと筒状本
体2の端面2aとの間に設けられた所定の空間中に配置
される弾性保持部材4と、弾性保持部材4に形成された
レバー5とを示す図であり、(a)はその平面図、
(b)は右側面図、(c)は底面図、(d)は図6
(a)の拡大されたS−S線断面図であり、(e)は斜
視図である。
体2の端面2aとの間に設けられた所定の空間中に配置
される弾性保持部材4と、弾性保持部材4に形成された
レバー5とを示す図であり、(a)はその平面図、
(b)は右側面図、(c)は底面図、(d)は図6
(a)の拡大されたS−S線断面図であり、(e)は斜
視図である。
【0031】弾性保持部材4は、図6(a)及び図6
(e)に示すように、軸方向に略平行に延びる切り込み
4aを有する円筒状部材で構成されている。弾性保持部
材4では、切り込み4aが形成されているため、切り込
み4aの幅を押し広げた場合には、弾性により切り込み
4aの幅が元の幅となるように変形しようとする。後述
のように、弾性保持部材4は上記弾性による復元力を利
用して真空採血針のハブを保持させるために設けられて
いる。
(e)に示すように、軸方向に略平行に延びる切り込み
4aを有する円筒状部材で構成されている。弾性保持部
材4では、切り込み4aが形成されているため、切り込
み4aの幅を押し広げた場合には、弾性により切り込み
4aの幅が元の幅となるように変形しようとする。後述
のように、弾性保持部材4は上記弾性による復元力を利
用して真空採血針のハブを保持させるために設けられて
いる。
【0032】弾性保持部材4の切り込み4aを挟んで対
向する一方部分にレバー5が、他方部分に別のレバー6
が形成されており、レバー5は、弾性保持部材4の径方
向に延びる基部5aと、基部5aの先端で上下方向に延
びる把持部5bとからなる。把持部5bは、その横断面
の中央部が膨らんでおり指で簡単に押圧し易くされてい
る。上記弾性保持部材4の軸方向の厚み(図6(d)に
おけるB)、並びに、基部5a及びレバー6の軸方向の
厚みは、弾性保持部材4とキャップ3とが組み合わされ
て使用される際に、キャップ3と採血管ホルダーの筒状
本体2との間に設けようとする空間の高さとほぼ等しく
される。
向する一方部分にレバー5が、他方部分に別のレバー6
が形成されており、レバー5は、弾性保持部材4の径方
向に延びる基部5aと、基部5aの先端で上下方向に延
びる把持部5bとからなる。把持部5bは、その横断面
の中央部が膨らんでおり指で簡単に押圧し易くされてい
る。上記弾性保持部材4の軸方向の厚み(図6(d)に
おけるB)、並びに、基部5a及びレバー6の軸方向の
厚みは、弾性保持部材4とキャップ3とが組み合わされ
て使用される際に、キャップ3と採血管ホルダーの筒状
本体2との間に設けようとする空間の高さとほぼ等しく
される。
【0033】弾性保持部材4の径方向の厚み(図6
(c)におけるC)については、材質によっても異なる
が、0.7〜3.0mm程度とすることが好ましい。厚
みが0.7mm未満では、真空採血針のハブを確実に弾
力挟持することが困難となることがあり、3.0mmを
超えると、拡径作業が困難となることがある。
(c)におけるC)については、材質によっても異なる
が、0.7〜3.0mm程度とすることが好ましい。厚
みが0.7mm未満では、真空採血針のハブを確実に弾
力挟持することが困難となることがあり、3.0mmを
超えると、拡径作業が困難となることがある。
【0034】なお、図6(d)に示すように、弾性保持
部材4の内周面には、テーパーがつけられている。
部材4の内周面には、テーパーがつけられている。
【0035】また、弾性保持部材4の内径は、採血針の
ハブのうち弾性保持部材で保持されるべき部分の外径よ
りも小さくされている。なお、弾性保持部材4の軸方向
の厚みは、採血針のハブの第1,第2のフランジ部9
a,9b間の筒状部9cの長さから蓋材3の天板部の厚
みを減じた長さが好ましい。
ハブのうち弾性保持部材で保持されるべき部分の外径よ
りも小さくされている。なお、弾性保持部材4の軸方向
の厚みは、採血針のハブの第1,第2のフランジ部9
a,9b間の筒状部9cの長さから蓋材3の天板部の厚
みを減じた長さが好ましい。
【0036】弾性保持部材4、レバー5及びレバー6を
構成する材料としては、上記弾性保持力を発揮し得る限
り、特に限定されず、金属により構成されていてもよ
く、合成樹脂により構成されていてもよい。
構成する材料としては、上記弾性保持力を発揮し得る限
り、特に限定されず、金属により構成されていてもよ
く、合成樹脂により構成されていてもよい。
【0037】もっとも、最終的な焼却または廃棄を考慮
した場合、弾性保持部材4は合成樹脂からなることが好
ましく、特に、ポリアセタールやナイロンのような靱性
の大きな樹脂や、架橋ゴムもしくは熱可塑性エラストマ
ーのような弾性体を用いることが好ましい。上記弾性体
を用いる場合には、JIS Aの硬度が60程度のもの
が採血針を確実に保持し得るため好ましいが、前者の靱
性の大きな樹脂に弾性体を被覆して用いることもでき、
この場合には、弾性体の硬度は特に限定されるものでは
ない。
した場合、弾性保持部材4は合成樹脂からなることが好
ましく、特に、ポリアセタールやナイロンのような靱性
の大きな樹脂や、架橋ゴムもしくは熱可塑性エラストマ
ーのような弾性体を用いることが好ましい。上記弾性体
を用いる場合には、JIS Aの硬度が60程度のもの
が採血針を確実に保持し得るため好ましいが、前者の靱
性の大きな樹脂に弾性体を被覆して用いることもでき、
この場合には、弾性体の硬度は特に限定されるものでは
ない。
【0038】図7に、上記レバー5、レバー6、弾性保
持部材4及びキャップ3とが組み合わされた状態の平面
図を示す。この状態では、レバ−5の基部5aがキャッ
プ3の一方の脚部3bに当接することにより、弾性保持
部材4は略円筒部の拡径前の内径が一定にされている。
持部材4及びキャップ3とが組み合わされた状態の平面
図を示す。この状態では、レバ−5の基部5aがキャッ
プ3の一方の脚部3bに当接することにより、弾性保持
部材4は略円筒部の拡径前の内径が一定にされている。
【0039】この際、キャップ3の凸部3dは、弾性保
持部材4とレバー6との間で形成される凹部6aに係
合、固定されて、前記切り込みの幅を拡大させる際の支
点とされる(支点を1点だけで示すと、図7に示したD
点となる)。
持部材4とレバー6との間で形成される凹部6aに係
合、固定されて、前記切り込みの幅を拡大させる際の支
点とされる(支点を1点だけで示すと、図7に示したD
点となる)。
【0040】この組み合わされた状態で、キャップ3の
脚部3b,3bの端部の一部が、ホルダーの筒状本体2
の端面2aに形成された長方形状の長孔2f,2fに貫
通され、固定されることにより、キャップ3が筒状本体
2との間に所定の空間を有するように端面2aに固定さ
れて採血管ホルダー1が得られる。
脚部3b,3bの端部の一部が、ホルダーの筒状本体2
の端面2aに形成された長方形状の長孔2f,2fに貫
通され、固定されることにより、キャップ3が筒状本体
2との間に所定の空間を有するように端面2aに固定さ
れて採血管ホルダー1が得られる。
【0041】なお、この例では、一方のレバー6がキャ
ップ3の前記空間側の内面に係合、固定されて、前記切
り込みの幅を拡大させる際の支点とされていたが、上記
弾性保持部材4の一部が、例えば、接着剤等でキャップ
3の前記空間側の内面に固定されて、前記切り込みの幅
を拡大させる際の支点とされてもよい。また、前記レバ
ーのうちの一つ、又は弾性保持部材の一部は、上記のよ
うに、蓋材の前記空間側の内面に固定されるのではな
く、前記筒状本体の端面に固定されることにより、前記
切り込みの幅を拡大させる際の支点とされてもよい。筒
状本体の端面に固定する方法としては、機械的に係合さ
せる方法や接着剤を用いて接着させる方法が挙げられ
る。
ップ3の前記空間側の内面に係合、固定されて、前記切
り込みの幅を拡大させる際の支点とされていたが、上記
弾性保持部材4の一部が、例えば、接着剤等でキャップ
3の前記空間側の内面に固定されて、前記切り込みの幅
を拡大させる際の支点とされてもよい。また、前記レバ
ーのうちの一つ、又は弾性保持部材の一部は、上記のよ
うに、蓋材の前記空間側の内面に固定されるのではな
く、前記筒状本体の端面に固定されることにより、前記
切り込みの幅を拡大させる際の支点とされてもよい。筒
状本体の端面に固定する方法としては、機械的に係合さ
せる方法や接着剤を用いて接着させる方法が挙げられ
る。
【0042】このように、接着剤等で弾性保持部材4の
一部が、キャップ3の前記空間側の内面に固定される場
合や、筒状本体2の端面2aに固定される場合は、弾性
保持部材4の一部でのみ固定される必要がある。弾性保
持部材4の全領域で固定されると、弾性保持部材3の内
径を拡大するように切り込み4aの幅を拡げることがで
きなくなるからである。
一部が、キャップ3の前記空間側の内面に固定される場
合や、筒状本体2の端面2aに固定される場合は、弾性
保持部材4の一部でのみ固定される必要がある。弾性保
持部材4の全領域で固定されると、弾性保持部材3の内
径を拡大するように切り込み4aの幅を拡げることがで
きなくなるからである。
【0043】また、上記固定部分は、弾性保持部材4を
拡径又は縮径した場合の応力が加わる部分であるため、
その面積は、このような操作に際して破損しない程度の
大きさとされる。
拡径又は縮径した場合の応力が加わる部分であるため、
その面積は、このような操作に際して破損しない程度の
大きさとされる。
【0044】また、筒状本体2に、弾性保持部材4の一
部が固定された構成とする場合は、これらを別々に製作
して固定するものだけに限らず、筒状本体2及び弾性保
持部材4は合成樹脂等により一体的に構成してもよい。
部が固定された構成とする場合は、これらを別々に製作
して固定するものだけに限らず、筒状本体2及び弾性保
持部材4は合成樹脂等により一体的に構成してもよい。
【0045】次に、上記採血管ホルダー1の使用方法を
図8に基づいて説明する。図8は、採血管ホルダー1
を、弾性保持部材4及びレバー5については切断せずに
図7に示したA側から見た図を模式的に示し、筒状本体
2についてはを図2(b)図の一部切欠VIII−VIII線断
面図で示し、キャップ3については図4(a)図のVIII
−VIII線断面図で示した図である。
図8に基づいて説明する。図8は、採血管ホルダー1
を、弾性保持部材4及びレバー5については切断せずに
図7に示したA側から見た図を模式的に示し、筒状本体
2についてはを図2(b)図の一部切欠VIII−VIII線断
面図で示し、キャップ3については図4(a)図のVIII
−VIII線断面図で示した図である。
【0046】キャップ3、弾性保持部材4及び筒状本体
2が組み合わされた初期段階では、図8(a)に示すよ
うに、弾性保持部材4は内径が小さい状態(以下、基底
状態という)にある。この状態からレバー5を矢印方向
に動かすと、弾性保持部材4は筒状本体2の端面2aに
設けられた突起2kの傾斜部に当たり、更にレバー5を
矢印方向に動かすと弾性保持部材4は傾斜部にそって動
いてゆく。この時、突起2kは弾性があるので、図8
(b)に示すように内部方向に押し下げられる。弾性保
持部材4が突起2kの傾斜部の頂点を過ぎると、突起2
kはその弾性によって元の状態に戻る。一方、弾性保持
部材4はその弾性により基底状態に戻ろうとするが、図
8(c)のように、突起2kの傾斜部に引っ掛かって、
内径が拡大された状態に保持される。
2が組み合わされた初期段階では、図8(a)に示すよ
うに、弾性保持部材4は内径が小さい状態(以下、基底
状態という)にある。この状態からレバー5を矢印方向
に動かすと、弾性保持部材4は筒状本体2の端面2aに
設けられた突起2kの傾斜部に当たり、更にレバー5を
矢印方向に動かすと弾性保持部材4は傾斜部にそって動
いてゆく。この時、突起2kは弾性があるので、図8
(b)に示すように内部方向に押し下げられる。弾性保
持部材4が突起2kの傾斜部の頂点を過ぎると、突起2
kはその弾性によって元の状態に戻る。一方、弾性保持
部材4はその弾性により基底状態に戻ろうとするが、図
8(c)のように、突起2kの傾斜部に引っ掛かって、
内径が拡大された状態に保持される。
【0047】この状態で、図8(d)に示すように採血
針7を押し込む。すると、採血針7のハブ9の第1のフ
ランジ部9aが、突起2kの頂点部を下方に押す。それ
により突起2kの傾斜部が筒状本体2の内部方向に押し
込まれるので、傾斜部による弾性保持部材4の保持が解
除され、弾性保持部材4は弾性力によりその内径が小さ
くなり、図8(e)に示すように、採血針7の筒状部9
cが弾性保持部材4により把持される。また、この時、
真空採血針7のハブ9の第2のフランジ部9bが、キャ
ップ3に設けられている凹部3fに嵌まり合うため、キ
ャップ3の上面における真空採血針7のがたつきが抑制
される。
針7を押し込む。すると、採血針7のハブ9の第1のフ
ランジ部9aが、突起2kの頂点部を下方に押す。それ
により突起2kの傾斜部が筒状本体2の内部方向に押し
込まれるので、傾斜部による弾性保持部材4の保持が解
除され、弾性保持部材4は弾性力によりその内径が小さ
くなり、図8(e)に示すように、採血針7の筒状部9
cが弾性保持部材4により把持される。また、この時、
真空採血針7のハブ9の第2のフランジ部9bが、キャ
ップ3に設けられている凹部3fに嵌まり合うため、キ
ャップ3の上面における真空採血針7のがたつきが抑制
される。
【0048】このように、採血針7の把持のための操作
において、突起2kは採血針7が押し込まれる方向と同
方向に作動するので力の無駄がなく、かつ、弾性保持部
材4の作動のきっかけを与えるだけなので軽い力で操作
できる。
において、突起2kは採血針7が押し込まれる方向と同
方向に作動するので力の無駄がなく、かつ、弾性保持部
材4の作動のきっかけを与えるだけなので軽い力で操作
できる。
【0049】この状態で採血に使用された後、採血針7
を捨てる際は、レバー5を図8(e)の矢印方向に動か
す。すると、弾性保持部材4の内径が大きくなり、採血
針7の取り外しが可能となる(図8(c)の状態)。こ
の時の動作は、上述の基底状態から図8(c)の状態に
するための動作と同じであるため、次回からは採血針7
を押し込むだけで採血針7の把持が可能となる。
を捨てる際は、レバー5を図8(e)の矢印方向に動か
す。すると、弾性保持部材4の内径が大きくなり、採血
針7の取り外しが可能となる(図8(c)の状態)。こ
の時の動作は、上述の基底状態から図8(c)の状態に
するための動作と同じであるため、次回からは採血針7
を押し込むだけで採血針7の把持が可能となる。
【0050】なお、図9に、採血針7が弾性保持部材4
により保持されている状態を示す斜視図を示した。図9
においては、理解を容易とするために、筒状本体2、キ
ャップ3、レバー5、レバー6などは図示を省略してあ
る。
により保持されている状態を示す斜視図を示した。図9
においては、理解を容易とするために、筒状本体2、キ
ャップ3、レバー5、レバー6などは図示を省略してあ
る。
【0051】また、採血管ホルダー1においては、好ま
しくは、図4(a)に示すように、キャップ3の天板部
3aの円周部から外側に向かって、係合凸部3kを設
け、図6(a)に示すように、上記レバ−5の把持部5
bの基部5a側に、上記係合凸部3kと係合する係合凹
部5cを設け、図7に示すように上記レバーが形成され
た弾性保持部材4とキャップ3とが組み合わされた状態
において、上記係合凸部3kと係合凹部5cとが嵌合す
るように構成してもよい。このように、係合凸部3kと
係合凹部5cの位置を、両者が係合した際に、採血針を
強固に保持し得るように設定することにより、真空採血
針を弾性保持部材4により強固に固定することができ
る。
しくは、図4(a)に示すように、キャップ3の天板部
3aの円周部から外側に向かって、係合凸部3kを設
け、図6(a)に示すように、上記レバ−5の把持部5
bの基部5a側に、上記係合凸部3kと係合する係合凹
部5cを設け、図7に示すように上記レバーが形成され
た弾性保持部材4とキャップ3とが組み合わされた状態
において、上記係合凸部3kと係合凹部5cとが嵌合す
るように構成してもよい。このように、係合凸部3kと
係合凹部5cの位置を、両者が係合した際に、採血針を
強固に保持し得るように設定することにより、真空採血
針を弾性保持部材4により強固に固定することができ
る。
【0052】なお、上記の実施例の採血管ホルダー1で
は、突起2kは、筒状本体2の端面2aに連結されてい
るが、同様の効果を持たせるため、別部品にしてもよい
し、図10(a)に示すように、筒状本体2の端面2a
の弾性変形のための支点Tとして2ケ所を有するものの
他に、図10(b)に示すように、上記支点Tとして1
ケ所を有するものでもよい。
は、突起2kは、筒状本体2の端面2aに連結されてい
るが、同様の効果を持たせるため、別部品にしてもよい
し、図10(a)に示すように、筒状本体2の端面2a
の弾性変形のための支点Tとして2ケ所を有するものの
他に、図10(b)に示すように、上記支点Tとして1
ケ所を有するものでもよい。
【0053】
【実施例】以下に本発明の実施例を示す。 (実施例1)特開平8−126630号公報記載と同様
にして作製した採血管ホルダーを用い、採血針を把持さ
せたところ、把持操作に約1kgfの力が必要であった
が、図1に示した採血管ホルダー1の場合には、把持操
作に約0.4kgfの力を要するのみであった。また、
採血管ホルダー1では針のぐらつきも少なかった。
にして作製した採血管ホルダーを用い、採血針を把持さ
せたところ、把持操作に約1kgfの力が必要であった
が、図1に示した採血管ホルダー1の場合には、把持操
作に約0.4kgfの力を要するのみであった。また、
採血管ホルダー1では針のぐらつきも少なかった。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の発明の構成は上記の通り
であり、本発明の採血管ホルダーは採血針の把持のため
の操作において、採血針が押し込まれる方向と把持のた
めの操作とが同方向に作動するので、力の無駄がなく、
軽い力で装着できるため、数多くの採血作業をするとき
作業の負担が減少する。また、切り込みを有し、弾性に
より切り込みの幅が狭まることにより採血針を保持し、
切り込みの幅を拡大させることにより採血針の着脱を可
能とする円筒状の弾性保持部材を用いているので、採血
針が中途半端にセットされることなく、採血針の保持が
確実である。また、取り外しに際しては、レバーをスラ
イドさせればよいだけなので、採血針に手を触れること
なく採血針のみを取り外すことができる。
であり、本発明の採血管ホルダーは採血針の把持のため
の操作において、採血針が押し込まれる方向と把持のた
めの操作とが同方向に作動するので、力の無駄がなく、
軽い力で装着できるため、数多くの採血作業をするとき
作業の負担が減少する。また、切り込みを有し、弾性に
より切り込みの幅が狭まることにより採血針を保持し、
切り込みの幅を拡大させることにより採血針の着脱を可
能とする円筒状の弾性保持部材を用いているので、採血
針が中途半端にセットされることなく、採血針の保持が
確実である。また、取り外しに際しては、レバーをスラ
イドさせればよいだけなので、採血針に手を触れること
なく採血針のみを取り外すことができる。
【0055】請求項2記載の発明の構成は上記の通りで
あり、上記請求項1記載の発明の効果の全てを奏すると
共に、蓋材の天板部の端部に凸部が形成されており、前
記レバーの一部に前記凸部に係合し得る凹部が形成され
ており、採血針を弾性保持部材で保持した際に前記天板
部の凸部に対してレバーの凹部が係合されるように天板
部の凸部の位置が定められているので、採血針の保持が
より一層確実である。
あり、上記請求項1記載の発明の効果の全てを奏すると
共に、蓋材の天板部の端部に凸部が形成されており、前
記レバーの一部に前記凸部に係合し得る凹部が形成され
ており、採血針を弾性保持部材で保持した際に前記天板
部の凸部に対してレバーの凹部が係合されるように天板
部の凸部の位置が定められているので、採血針の保持が
より一層確実である。
【図1】本発明の採血管ホルダーの構造例を説明するた
めの外観斜視図。
めの外観斜視図。
【図2】筒状本体を示す図であり、(a)はその正面
図、(b)は拡大された平面図、(c)はその左側面
図、(d)は図2(b)のX−X線断面図(但し、図2
(b)のように拡大はされていない)。
図、(b)は拡大された平面図、(c)はその左側面
図、(d)は図2(b)のX−X線断面図(但し、図2
(b)のように拡大はされていない)。
【図3】筒状本体の端面の詳細を示すための図であり、
(a)は筒状本体の平面図、(b)はその一部切欠正面
図、(c)は図3(a)の一部切欠Y−Y線断面図、
(d)は図3(a)の一部切欠Z−Z線断面図。
(a)は筒状本体の平面図、(b)はその一部切欠正面
図、(c)は図3(a)の一部切欠Y−Y線断面図、
(d)は図3(a)の一部切欠Z−Z線断面図。
【図4】蓋材(キャップ)を示す図であり、(a)はそ
の平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は
底面斜視図。
の平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は
底面斜視図。
【図5】真空採血針を示す図。
【図6】弾性保持部材と、弾性保持部材に形成されたレ
バーとを示す図であり、(a)はその平面図、(b)は
右側面図、(c)は底面図、(d)は図6(a)の拡大
されたS−S線断面図、(e)は斜視図。
バーとを示す図であり、(a)はその平面図、(b)は
右側面図、(c)は底面図、(d)は図6(a)の拡大
されたS−S線断面図、(e)は斜視図。
【図7】レバー、弾性保持部材及びキャップとが組み合
わされた状態の平面図。
わされた状態の平面図。
【図8】(a)〜(e)は採血管ホルダーの使用方法を
説明するための図であり、採血管ホルダーを、弾性保持
部材及びレバーについては切断せずに図7に示したA側
から見た図を模式的に示し、筒状本体については図2
(b)図の一部切欠VIII−VIII線断面図で示し、キャッ
プについては図4(a)図のVIII−VIII線断面図で示し
た図。
説明するための図であり、採血管ホルダーを、弾性保持
部材及びレバーについては切断せずに図7に示したA側
から見た図を模式的に示し、筒状本体については図2
(b)図の一部切欠VIII−VIII線断面図で示し、キャッ
プについては図4(a)図のVIII−VIII線断面図で示し
た図。
【図9】採血針が弾性保持部材により保持されている状
態を示す斜視図。
態を示す斜視図。
【図10】筒状本体の端面付近を示す斜視図。
1 採血管ホルダー 2 筒状本体 2a 端面 2c 孔 2e 線状孔 2f 長孔 2k 突起 3 蓋材 3a 天板部 3b 脚部 3c 円周部脚部 3d 凸部 3e 貫通孔 3f 凹部 3h 先端部 3k 係合凸部 4 弾性保持部材 4a 切り込み 5 レバー 5a 基部 5b 把持部 5c 係合凹部 6 レバー 6a 凹部 7 真空採血針 9 ハブ 9a 第1のフランジ部 9b 第2のフランジ部 9c 筒状部
Claims (2)
- 【請求項1】 真空採血に際し採血針及び真空採血管と
組み合わせて用いられる採血管ホルダーであって、 一端が開口されており、他端が端面により閉塞され、該
端面に採血針が挿通される孔が形成されていると共に、
該端面の外表面に少なくとも一方向側に斜面を有する突
起が形成されており、且つ該端面が軸方向に対して弾性
変形可能とされている筒状本体と、 前記筒状本体の端面との間に所定の空間を有するように
該端面に固定された蓋材と、 前記空間中に配置されており、軸方向に略平行に延びる
切り込みを有し、弾性により切り込みの幅が狭まること
により採血針を保持し、切り込みの幅を拡大させること
により採血針の着脱を可能とする円筒状の弾性保持部材
と、 前記弾性保持部材の切り込みを挟んで対向している少な
くとも一方の側に形成され、該切り込みの幅を拡大する
ために用いられるレバーとからなり、 前記レバーのうちの一つ、又は弾性保持部材の一部が、
蓋材の前記空間側の内面、又は前記筒状本体の端面に固
定されて、前記切り込みの幅を拡大させる際の支点とさ
れており、 前記弾性保持部材による採血針の保持に際しては、予
め、レバーの一部と該筒状本体の突起とが係止されるこ
とにより、弾性保持部材の切り込みの幅が拡大された状
態で保持されており、採血針が弾性保持部材の円筒状部
に挿入されることにより採血針のハブの一部によって該
突起が筒状本体内部側に弾性的に押し込まれて上記係止
が解除され、該弾性保持部材の切り込みの幅が狭まって
採血針が保持されることを特徴とする採血管ホルダー。 - 【請求項2】 前記蓋材の天板部の端部に凸部が形成さ
れており、前記レバーの一部に前記凸部に係合し得る凹
部が形成されており、採血針を弾性保持部材で保持した
際に前記天板部の凸部に対してレバーの凹部が係合され
るように天板部の凸部の位置が定められていることを特
徴とする請求項1記載の採血管ホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10356195A JP2000175888A (ja) | 1998-12-15 | 1998-12-15 | 採血管ホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10356195A JP2000175888A (ja) | 1998-12-15 | 1998-12-15 | 採血管ホルダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000175888A true JP2000175888A (ja) | 2000-06-27 |
Family
ID=18447817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10356195A Ceased JP2000175888A (ja) | 1998-12-15 | 1998-12-15 | 採血管ホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000175888A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007111214A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Sekisui Chem Co Ltd | 採血ホルダー |
JP2008307193A (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-25 | Sekisui Chem Co Ltd | 採血ホルダー |
CN113993457A (zh) * | 2019-06-13 | 2022-01-28 | 株式会社托普 | 采血管保持架及采血套件 |
-
1998
- 1998-12-15 JP JP10356195A patent/JP2000175888A/ja not_active Ceased
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007111214A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Sekisui Chem Co Ltd | 採血ホルダー |
JP4723972B2 (ja) * | 2005-10-20 | 2011-07-13 | 積水化学工業株式会社 | 採血ホルダー |
JP2008307193A (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-25 | Sekisui Chem Co Ltd | 採血ホルダー |
CN113993457A (zh) * | 2019-06-13 | 2022-01-28 | 株式会社托普 | 采血管保持架及采血套件 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050818 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070914 |
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