JP2000175494A - ステッピングモータの制御方法 - Google Patents

ステッピングモータの制御方法

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JP2000175494A
JP2000175494A JP34984198A JP34984198A JP2000175494A JP 2000175494 A JP2000175494 A JP 2000175494A JP 34984198 A JP34984198 A JP 34984198A JP 34984198 A JP34984198 A JP 34984198A JP 2000175494 A JP2000175494 A JP 2000175494A
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torque
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acceleration
torque characteristic
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JP34984198A
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Futoshi Yoshida
太 吉田
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステッピングモータの出力特性を最大限に活
かし、ステッピングモータを効率的に加減速を行うこと
ができ、且つ、振動の発生を低減することができるステ
ッピングモータの制御方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 ステッピングモータのプルアウト特性か
らステッピングモータに負荷される少なくとも摩擦トル
ク及び負荷トルクを引いた最大加速トルク特性から使用
する負荷に対して必要とされる目標加速トルク特性を算
出し(200)、ステッピングモータに与える所定の初
速より初期起動パルス間隔を算出し(202)、該算出
の初期パルス間隔と目標加速トルク特性から続く駆動パ
ルスの間隔を算出する(210,212)。以降、算出
された駆動パルスと目標加速トルク特性とによって、順
次駆動パルスの間隔を算出(208〜214)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光面を往復移動
して走査露光する走査ヘッドなどの駆動源となるステッ
ピングモータの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、画像形成装置では、デジタル露光
系を搭載したものが多く使用されている。デジタル露光
系の露光部は、感光材料の搬送路上方に設けられた走査
ヘッドを主構成としたものがあり、この走査ヘッドは、
画像信号がメモリされたコントローラに接続されてお
り、画像信号に応じて、シャッター機構を備えた光源
部、LEDやレーザダイオードなどから光が投光する。
また、ハイブリッド型のステッピングモータを駆動させ
て走査ヘッドを感光材料の幅方向(主走査方向)に移動
させるものがある。
【0003】この走査ヘッドなどの駆動源となるステッ
ピングモータの駆動は、いわゆる台形駆動方式や加速時
に指数関数的加速(上に凸な曲線的速度パターン)で駆
動を行う方式などの駆動方式により行われている。図9
の(a)に示すように、台形駆動方式では、一定の加速
度の下で、所定の初速から定速まで直線的にスピードを
上げていく、あるいは定速から所定の初速と同一速度ま
たは速度0までスピードを下げていくことによってステ
ッピングモータを駆動させるものである。
【0004】また、指数関数的加速を行う駆動方式で
は、所定の初速から定速まで指数関数的に加速してスピ
ードを上げていく、あるいは定速から所定の初速と同一
速度または速度0まで指数関数的にスピードを下げてい
くことによってステッピングモータを駆動させるもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の台形駆
動方式では、ステッピングモータの加速度が終速付近の
最も駆動周波数の高い所のモータトルクから決定されて
いる。ステッピングモータは一般的に低周波数ほど高ト
ルクが得られるので、初速付近ではトルクが余ってい
る。すなわち、加速してから定速に至るまで、あるいは
定速から減速して停止するまでの時間的効率はあまり良
くなく、ステッピングモータによって駆動される走査ヘ
ッドが、定速走行するまで、及び、定速から停止するま
でに長いストロークを必要とし、装置の小型化が図れな
かった。
【0006】また、台形駆動方式では、ステッピングモ
ータの起動時における加速、及び加速してから定速に移
行する際のトルクのギャップによって、走査ヘッドに振
動が発生するため、画像の質に悪影響を及ぼしていた。
【0007】指数関数的加速を行う方式の駆動方法で
は、加速区間中数点の加速度とモータトルクカーブの数
点の値から加速パターンが決定されるため、台形駆動よ
りは効率的であるがまだ十分とはいえない。また、上述
の加速してから定速に移行する際のトルクのギャップは
緩和されるがその分、加速から定速に移行するまでの時
間が必要となる。
【0008】一方、ステッピングモータは、図9の
(b)に示すように、パルス周波数の上昇、すなわち、
ステッピングモータの回転速度の上昇に伴い、出力(ト
ルク)が減少する出力特性を持っている。
【0009】そこで、本発明は、ステッピングモータの
出力特性を最大限に活かし、ステッピングモータを効率
的に加減速を行うことができ、且つ、振動の発生を低減
することができるステッピングモータの制御方法を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ステッピングモータのプルアウトトルク特性から前
記ステッピングモータの駆動負荷となる少なくとも動作
時の摩擦トルクを加速時には一律に減算し、減速時には
一律加算して前記プルアウトトルク特性に対してシフト
した最大加速トルク特性を算出し、前記最大加速トルク
特性を越えない範囲でステッピングモータの実駆動時の
トルクとしての目標加速トルク特性を設定し、ステッピ
ングモータの少なくとも加速時又は減速時において、あ
る2パルス間の駆動パルスの周期とその周期に対応した
前記目標加速トルク特性に基づいて次の駆動パルスの周
期を算出することを特徴とする。
【0011】請求項1に記載の発明によれば、ステッピ
ングモータのプルアウト特性からステッピングモータの
駆動負荷となる少なくとも駆動負荷動作時の摩擦トルク
を一律に減算してプルアウト特性をシフトした最大加速
トルク特性を算出する。続いて、該算出の最大加速トル
ク特性より、ステッピングモータの実駆動時のトルクと
しての目標加速トルク特性を設定する。さらに、ステッ
ピングモータの少なくとも加速時又は減速時において、
ある2パルス間の駆動パルスの周期を算出し、該算出の
ある2パルス間の駆動パルスの周期とその周期に対応し
た目標加速トルク特性から次の駆動パルスの周期を算出
し、ステッピングモータへ入力する駆動パルス制御を行
う。このように、目標加速トルク特性と前回の駆動パル
スの周期から次回の駆動パルスの周期を算出することに
より、効率的に加減速を行うことができる。
【0012】例えば、低周波数、すなわち、ステッピン
グモータの回転速度が低いときには、高トルクを使った
大きな加速で定速域までの到達時間を短縮することがで
きる。また、減速時も同様に大きな加速度で減速するこ
とができるためステッピングモータを停止させるまでの
時間を短縮することができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、前記目標加速ト
ルク特性は、前記最大加速トルク特性に100%以下の
トルクマージンを乗じることによって算出することを特
徴とする。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、目標加速
トルク特性は、プルアウトトルク特性からステッピング
モータに負荷される摩擦トルクを引いて最大加速トルク
特性を算出し、最大加速トルク特性に100%以下のト
ルクマージンを乗じることにより算出される。トルクマ
ージンを乗じることによりステッピングモータの脱調を
防止することできる。
【0015】また、トルクマージンとしては、50%以
下のトルクマージンを乗じたものが好ましく、確実にス
テッピングモータの脱調を防止することができる。
【0016】請求項3に記載の発明は、前記ステッピン
グモータの減速時には、前記目標加速トルク特性は、前
記最大加速トルク特性に駆動周波数が大きくなるほどト
ルク減少比率が大きくなる関数を乗じることによって算
出することを特徴とする。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、目標加速
トルク特性は、プルアウトトルク特性からステッピング
モータに負荷される摩擦トルクを引いて最大加速トルク
特性を算出し、最大加速トルク特性に駆動周波数が大き
くなるほどトルク減少比率が大きくなる関数、例えば、
-f/k(f:駆動周波数、k:定数)を乗じることによ
って算出される。このように目標加速トルクを算出する
ことにより、ステッピングモータが停止する際の衝撃を
低減することができると共に脱調を防止することができ
る。
【0018】請求項4に記載の発明は、前記ステッピン
グモータの加速時には、前記目標加速トルク特性で設定
された目標加速トルクに、駆動周波数が大きくなるほど
トルク減少比率が小さくなる関数を乗じることによって
算出された加速トルクで前記ステッピングモータが駆動
されることを特徴とする。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、ステッピ
ングモータは、加速時に、目標加速トルク特性から算出
された目標加速トルクより小さい加速トルク、例えば、
目標加速トルクに関数として、e-f/k(f:駆動周波
数、k:定数、f≦k)を乗じた加速トルクで駆動され
るので、加速開始時の振動発生を低減することができ
る。
【0020】請求項5に記載の発明は、前記ステッピン
グモータは、走査ヘッドを往復移動させて露光面を走査
露光する際の駆動源として使用されることを特徴として
いる。
【0021】請求項5に記載の発明によれば、走査ヘッ
ドを往復移動させて露光面の走査露光を行う際の駆動源
としてステッピングモータを使用し、請求項1から請求
項4に記載のステッピングモータの制御方法を行うこと
によって、以下のような効果を得ることができる。
【0022】請求項1に記載のステッピングモータの制
御方法によって、走査ヘッドが加速して定速に移行する
までの時間、及び、定速から停止させるまでの時間を短
縮することができ、走査ヘッドのストロークを短くでき
るため、走査露光装置を小型化することができる。ま
た、請求項2によるステッピングモータの制御方法を行
うことによって、加減速時及び定速時のステッピングモ
ータの脱調を防止することができるため、走査ヘッドが
途中で停止することを防止することができ画像の乱れを
防ぐことができる。また、請求項3によるステッピング
モータの制御方法を行うことによって、ステッピングモ
ータの回転駆動が減速から停止に移行するときに、走査
ヘッドに与える衝撃を減少することができ、走査ヘッド
の振動を低減することができる。これによって、走査ヘ
ッドの破壊防止、あるいは騒音の低減ができる。また、
請求項4によるステッピングモータの制御方法を行うこ
とによって、ステッピングモータを脱調することなく確
実に駆動できるので、走査ヘッドが途中で停止すること
を防止することができると共に、加速開始時と加速終了
時に走査ヘッドに生じる振動の振幅を小さくすることが
できるため、振動減衰時間を短くすることができ、走査
ヘッドを短時間で安定させることができる。このため、
感光材料の露光面に生じる色ずれ等の画像の乱れを防止
することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施形態であるステッピングモータの制御方法につ
いて説明する。
【0024】まず、露光部のステッピングモータによっ
て駆動する走査ヘッドが設けられた画像形成装置の全体
構成について説明する。
【0025】図1に示すように、画像形成装置10のハ
ウジング12の下方に配置された感材マガジン14に
は、供給リール16が巻き取られた感光材料18がセッ
トされている。この供給リール16は、図示しない駆動
手段により回転して感光材料18を巻き出すようになっ
ている。
【0026】この感光材料18の先端部は、感材マガジ
ン14の取付口に設けられた引出しローラ20にニップ
される。この引出しローラ20は、所定の条件で感光材
料18を引き出してガイド板22へ送り出したり、或い
は所定の条件下においてバッファ(2点鎖線で表示)を
形成する。
【0027】ガイド板22を通過した感光材料18は、
露光ドラム24に巻き掛けられ、走査ヘッド26によっ
て、露光面に画像が露光される。このように、感光材料
18を走査ヘッド26に巻き掛けて露光することで、感
光材料18の幅方向に皺等が発生せず、露光面の平面性
を確保できる。
【0028】画像が露光された感光材料18は、支持台
28と圧着板30で挟持され、塗布タンク32に設けら
れた吸水性の塗布部材34(スポンジ等)で水が塗布さ
れる。
【0029】水が塗布された感光材料18は、ハロゲン
ランプが内蔵されたヒートドラム36に、テンションロ
ーラ38、40によって一定の圧力で巻き掛けられる。
巻き掛けられた感光材料18は加熱されながら、後述す
る受像紙42に上面から重ね合わせられ、画像を転写す
る。
【0030】次に、画像を転写した感光材料18は、廃
棄リール44に巻き取られる。このように、感光材料1
8をカットせずに、供給リール16から廃棄リール44
に受け渡すことで、感光材料18自体が受像紙42に一
定の圧力を付与するベルトとして機能する。
【0031】一方、ハウジング12の上方に配置された
受材マガジン46には、供給リール48に巻き取られた
受像紙42がセットされている。この受像紙42は、ニ
ップローラ50で引出され、所定の長さにカッタ52で
切断された後、搬送ローラ53及びガイド板54に案内
され、感光材料18と重ね合わせられながらヒートドラ
ム36に巻き掛けられる。
【0032】そして、感光材料18から画像が転写され
た受像紙42は、ヒートドラム36から図示しない剥離
爪で剥離され、搬送ローラ56及びガイド板58に案内
されて、受け皿60の上に至る。
【0033】次に、露光部62の構成について説明す
る。
【0034】図2に示すように、露光部62には、側板
に取り付けられた図示しないベアリングに露光ドラム2
4の回転軸64が支持されている。この露光ドラム24
は円筒形をしており、露光面は回転軸64を中心として
一定の曲率を有している。
【0035】また、露光ドラム24の斜め左上には、回
転軸64と平行に2本のシャフト66、68が配設され
ている。このシャフト66、68には、支持ブロック7
0、72(図1参照)を貫通する図示しない支持孔が挿
通され、シャフト66、68に沿ってスライドできるよ
うになっている。
【0036】この支持ブロック70、72には、走査ヘ
ッド26のケーシング74が固定されている。このケー
シング74の底板76の内側には、画像信号が記憶され
たコントローラ78からの信号によって点灯するRGB
の3色のLEDチップ80が配設されており、発光面
は、ケーシング74の内側に向けられている。
【0037】RGBの3色のLEDチップ80は、それ
ぞれ長手方向(感光材料18の搬送方向)に沿って31
素子が列配列されており、感光材料18の幅方向(主走
査方向)に沿って並べられている。LEDチップ80の
発光面側には、スリット板82が設けられており、光の
拡がりを制限している。
【0038】スリット板82の内側には、結像レンズ8
4が配置されている。この結像レンズ84は、複数枚の
レンズと絞りで構成されており、LEDチップ80から
の光を集光し、露光ドラム24に巻き掛けられた感光材
料18の露光面上に画像を結像させる役目を果たしてい
る。なお、ピントは、図示しないオートフォーカス機構
によって自動的に調整される。
【0039】一方、底板76外面には、連結板86が取
付けられている。この連結板86には、無端のタイミン
グベルト88が固定されている。タイミングベルト88
の両端は、それぞれシャフト66、68の両端近傍に設
けられたプーリー90、92に巻き掛けられている。
【0040】プーリー90には、変速機を介してステッ
ピングモータ94からの回転力が伝達され、ステッピン
グモータ94の正転逆転によって、走査ヘッド26をシ
ャフト66、68に沿って往復移動させる。
【0041】ステッピングモータ94の駆動は、コント
ローラ78によって制限され、感光材料18のステップ
駆動と同期が取られている。すなわち、感光材料18が
ステップ移動して停止した状態で、ステッピングモータ
94が正転し、走査ヘッド26がシャフト66、68に
沿って、感光材料18の幅方向(主走査方向)に移動す
る。
【0042】そして、所定パルスを確認した後、さら
に、感光材料18が1ステップ移動して停止した状態
で、ステッピングモータ94を逆転させることで、往復
の主走査が行われる。
【0043】次に、露光部62の走査ヘッド26の駆動
源となるステッピングモータ94の駆動を制御するコン
トローラ78について説明する。
【0044】図3に示すように、ステッピングモータ9
4は、コントローラ78により駆動制御される。
【0045】コントローラ78は、内部にマイコンを内
蔵しており、このマイコンはI/Oポート98、CPU
100、ROM102、RAM104を備えている。こ
れらI/Oポート98、CPU100、ROM102、
RAM104はそれぞれバス106により接続されてい
る。また、ステッピングモータ94は、ステッピングモ
ータ駆動信号を基づいてステッピングモータを駆動する
ためのモータドライバ108を介してI/Oポート98
の出力側に接続されている。
【0046】ROM102には、ステッピングモータ9
4のプルアウト特性に基づいて、走査ヘッド26とシャ
フト66、68との摩擦を引いた最大加速トルク特性が
設定される。
【0047】また、図5の(b)に示すように、最大加
速トルク特性に安全率0.5を乗じた目標加速トルク特
性が算出され、RAM104にトルクテーブルとして記
憶される。
【0048】なお、上述のトルクテーブルは予め算出し
てROM102に記憶しておくようにしてもよい。
【0049】次に、ステッピングモータ94に入力する
初速周波数からステッピングモータを駆動する駆動パル
スの1パルス目と2パルス目間の周期t(1)がCPU
100によって算出される。また、加速時においては、
終速周波数からステッピングモータ94が定速運転して
いるときの駆動パルス間の周期であるnパルス目とn+
1パルス目間の周期t(n)がCPU100によって算
出される。
【0050】また、ある時点での駆動パルスの周期t
(i)及びトルクテーブルから求めた周期t(i)にお
ける目標トルクT[t(i)]から、次の周期t(i+
1)を求める式として、式(1)で示される2次方程式
の解がROM102に記憶されている。
【0051】 (T[t(i)]t(i)/mdxR)t(i+1)2+[(T[t(i)2/mdxR)+1]t(i+1)-t(i)=0・・・(1 ) ここで、式(1)中、mは負荷質量[kg]、dxはステ
ッピングモータ94を1パルス駆動したときの走査ヘッ
ド26の移動距離[m]、Rはプーリー90の直径
[m]を示す。
【0052】一方、CPU100は、ROM102に記
憶されているt(1)の値と、そのときのトルクT
(1)をRAM104に記憶されたトルクテーブルから
求めて(読み取り)、式(1)の解として次の駆動パル
スの周期t(2)を算出する。
【0053】以後、算出した周期tを順次算出しなが
ら、算出した周期tで次の駆動パルスをステッピングモ
ータ94に出力する。
【0054】次に、CPU100で行われる計算の一例
について説明する。
【0055】まず、(i,i+1)パルス間[周期t(i)]及び
(i+1,i+2)パルス間[周期t(i+1)]の平均速度について
考える。
【0056】この区間では周期t(i),t(i+1)に対しdxだ
け負荷が移動するのでそれぞれの区間での平均速度はそ
れぞれ v(i)=dx/t(i) v(i+1)=dx/t(i+1) ここで、 v(i)、v(i+1):パルス区間平均速度 dx :ステッピングモータ94が1パルス移動したときの 走査ヘッド26の移動距離 t(i)、t(i+1):パルス周期 となる。
【0057】また、(i,i+2)パルス間の平均加速度は平
均速度v(i)からv(i+1)に変化する時間が近似的に(t(i)+
t(i+1))/2であると考え a(i)=(v(i+1)-v(i))/(t(i)+t(i+1))/2) =2dx(1/t(i)-1/t(i+1))/(t(i)+t(i+1)) ここで、 a(i) :平均加速度 である。
【0058】従って、モータシャフトに加わる加速トル
クT(i)と連続する2つの周期t(i),t(i+1)の関係は、 T(i)=m×a(i)×R/2=m×dx×R(1/t(i)-1/t(i+1))/(t(i)+t(i+1)) ここで、 T(i) :モータシャフトに加わる加速トルク R :Rはプーリー90の直径 である。この式をt(i+1)について2次式に展開すると (Tt(i)/m/dx/R)×t(i+1)2+(Tt(i)2/m/dx/R+1)×t(i+1)-t(i)=0・・・(2) ここで、 m :負荷の質量[kg] dx :ステッピングモータ1パルス当たりの負荷移動量[m] R :負荷駆動プーリー直径[m] である。
【0059】上記の式(2)において初期パルス間隔
[t(i)]、及びモータトルクT(i)をパルス間隔t(i)に対
して任意のテーブルとして与えることによりt(i+1)が算
出される。以降、t(i+1)をt(i)に代入し計算を繰り返す
ことにより駆動パルス間隔が算出される。
【0060】次に、コントローラ78によるステッピン
グモータ94の制御方法について、図4に示された加速
時におけるフローチャートに基づいて詳細に説明する。
【0061】先ず、ステップ200で、RAM104に
目標加速トルク特性が設定される。
【0062】次に、ステップ202で、初速から駆動パ
ルスの1パルス目と2パルス目間の周期t(1)がCP
U100によって算出されRAM104に設定される。
【0063】次に、ステップ204で、終速(定速へ移
行する速度)から駆動パルスのnパルス目とn+1パル
ス目間の周期t(n)がCPU100によって算出さ
れ、RAM104に設定される。
【0064】次に、ステップ206で、iの値が0にカ
ウントされ、ステップ208で、iの値(0)に1がカ
ウントされる。
【0065】次に、ステップ210で、RAM104に
記憶された駆動パルスの1パルス目と2パルス目間の周
期t(1)の値における目標トルクT[t(1)]の値
が、RAM104に記憶されているトルクテーブルから
求められる。
【0066】次に、ステップ212で、CPU100に
よって上記t(1)及びT[t(1)]を上述した式
(2)に代入し、その解として次の駆動パルスの周期t
(2)が求められる。
【0067】ここで、周期t(2)の値は、上式の2つ
の実数解として求められる。この2実数解のうち正の解
が加速時の駆動パルスの周期である。
【0068】次に、ステップ214で、t(2)の値と
t(n)の値とが比較されて、加速時においてはt
(2)の値がt(n)の値よりも大きいと判断された場
合に、ステップ208に戻り、iの値に1がさらに加算
される。
【0069】その後、ステップ210で、t(2)にお
ける目標トルクT[t(2)]が読み取られる。
【0070】そして、ステップ212で、同様に、t
(2)及びT[t(2)]の値を上式に代入して、次の
駆動パルスの周期t(3)が求められる。
【0071】以後、図5の(a)に示すように、t
(n)の値と同じか、あるいは大きい場合は、次の駆動
パルスの周期tが繰り返し計算されていく。
【0072】なお、周期tの値がt(n)の値よりも小
さい場合は、計算を終了する。
【0073】一方、減速時は加速時と同様で、ステップ
200で目標トルク特性が設定され、ステップ202で
減速開始時の速度から減速開始駆動パルスの1パルス目
と2パルス目間の周期t(1´)が設定され、ステップ20
4で、終速(停止又は所定の速度)から駆動パルスのn
´パルス目とn´+1パルス目間の周期t(n´)が設定
される。ステップ206で、iの値が0にカウントさ
れ、ステップ208で、iの値(0)に1がカウントさ
れる。
【0074】そして、ステップ210で、例えば、t
(n´−3)の値がt(n´)の値よりも小さいと判断
されると、ステップ208に戻り、iの値に1が加算さ
れた後、ステップ210で、t(n´−3)における目
標トルクT[t(n´−3)]が求められる。
【0075】そして、ステップ212で、t(n´−
3)及びT[t(n´−3)]の値を上述した式(2)
に代入して、次の駆動パルスの周期t(n´−2)が求
められる。
【0076】ステップ214で、加速時とは逆に、周期
tの値がt(n´)の値と同じか、あるいは小さい場合
は、次の駆動パルスの周期tが繰り返し計算されてい
く。
【0077】なお、周期tの値がt(n´)の値よりも
大きい場合は、計算を終了する。
【0078】上記のようにして算出された周期t(1〜
n)又はt(1´〜n´)の値は、数値として、RAM
104に記憶される。
【0079】また、CPU100で計算された周期t
(1〜n)又はt(1´〜n´)に基づいて、駆動命令
がI/Oポート98に供給され、図5の(c)に示すよ
うに、I/Oポート98からモータドライバ108に駆
動パルスが供給(出力)される。モータドライバ108
に駆動パルスが供給されると、ステッピングモータ94
は回転駆動する。
【0080】次に、以上の計算過程を経て算出された駆
動パルスの周期t(1〜n)又はt(1´〜n´)で駆
動されるステッピングモータ94の出力特性を図6及び
図7に示す。
【0081】図6の(a)は、縦軸にステッピングモー
タ94の目標加速トルク特性[g・cm]を示し、横軸
にステッピングモータ94の駆動周波数[pps]を示
して、加速時における加速度と駆動周波数の関係を表わ
したグラフである。
【0082】なお、図中に示す白丸がステッピングモー
タ94に出力される駆動パルスに対応している。
【0083】同図に示すように、駆動周波数が高くなる
につれて、駆動パルスの間隔が狭くなり、加速度が減少
するように制御されることを示している。
【0084】図6の(b)は、縦軸にステッピングモー
タ94の駆動周波数[pps]を示し、横軸に時間[s
ec]を示して、加速時における駆動周波数と時間の関
係を表わしたグラフである。
【0085】なお、図中に示す白丸がステッピングモー
タ94に出力される駆動パルスに対応している。
【0086】また、図7の(a)は、縦軸にステッピン
グモータ94の周波数fを示し、横軸に時間tを示し
て、周波数fと時間tの関係を表わしたグラフである。
【0087】図7の(b)は、縦軸にステッピングモー
タ94が出力するトルクTを示し、横軸に時間tを示し
て、トルクTと時間tの関係を表わしたグラフである。
【0088】これらの図に示すように、ステッピングモ
ータ94の加速領域及び減速領域におけるトルクを最適
化することができ、ステッピングモータ94の所定の初
速から定速に至るまでの所要時間を短くすることができ
ると共に、定速から所定の初速と同一速度又は速度0
(停止)に至るまでの時間を短縮することができる。
【0089】以上のように、ステッピングモータ94
は、設定された目標加速トルク特性から算出される目標
加速度が発生するように、ステッピングモータ94に出
力するの駆動パルスの周期を順次変化させて、駆動制御
されるので、ステッピングモータ94の出力特性を活か
した効率的な加減速を行うことができる。
【0090】すなわち、低速では高いトルクを使った高
い加速度を、高速では低いトルクで脱調しない緩やかな
加速度を発生させる加速度パターンを構成することがで
きるので、初速から定速に至るまでの時間を短くするこ
とができる。
【0091】この結果、ステッピングモータ94によっ
て駆動される走査ヘッド26の移動ストロークを短くす
ることができ、装置を小型化することができる。
【0092】なお、上記トルクテーブルは、目標加速ト
ルク特性として、プルアウトトルク特性から算出された
最大加速トルク特性に安全率0.5(ステッピングモー
タ94の脱調などを防止するための安全率)を乗じたも
のがRAM104に記憶されているが、これに限られ
ず、最大トルク曲線を上限とするならば、目標加速トル
ク特性は、任意の曲線であってもよい。
【0093】任意の曲線として、例えば、高速域(所定
の高周波数)でトルクを急速に落ちてくるような目標加
速トルク特性を設定すれば(加速終了に近づくに従って
トルク減少比率が大きくなる関数を乗じる)、ステッピ
ングモータ94の回転によるオーバーシュートを防止す
ることができる。この結果、このステッピングモータ9
4によって駆動される走査ヘッド26の振動を防止する
ことができる。
【0094】また、ステッピングモータ94の制御方法
の実施例としては、図8に示すように、ステッピングモ
ータ94の起動時には低トルクで、その後次第に高トル
クに移行するような目標加速トルク特性をRAM104
に設定することにより、加速開始時の振動を低減でき
る。
【0095】ここで、図8の(a)は、縦軸に目標トル
ク特性T、横軸に時間tをとり、加速時のトルクTと時
間tの関係を表わした概形図である。
【0096】図8の(b)は、縦軸に速度V、横軸に時
間tをとり、加速時の速度Vと時間tの関係を表わした
概形図である。
【0097】図8の(c)は、縦軸に目標位置からの偏
差A、横軸に時間tをとって表わした振動波形のグラフ
である。
【0098】これにより、ステッピングモータ94は、
図8の(c)に示すように、加速の開始時と加速の終了
時に走査ヘッド26に生じる振動の振幅(目標位置から
の偏差)を小さくすることができるため、減衰時間Wを
短くすることができ、走査ヘッド26を短時間で安定さ
せることができる。この結果、感光材料18の露光面に
生じる色ズレ等の画像の乱れを防止できる。
【0099】同様に、図示しないが、ステッピングモー
タ94の減速時に、停止直前のトルクが0に近くなるよ
う加速トルク特性を設定することにより脱調することな
く滑らかにステッピングモータ94を停止させることが
できる。
【0100】この領域を付加することにより、走査ヘッ
ド26に大きな衝撃を与えることなく、ステッピングモ
ータ94をなめらかに停止させることができる。このよ
うに、走査ヘッド26に生じる振動を抑制できるので、
感光材料18の露光面に生じる色ズレ等の画像の乱れを
防止できる。
【0101】なお、本実施の形態では、ステッピングモ
ータ94のプルアウト特性からステッピングモータ94
にかかる摩擦等の負荷を引いた最大加速トルク特性を求
め、最大トルク特性に安全率を乗じて目標加速トルク特
性を求める構成としたが、予め目標加速トルク特性を求
めROM102に記憶しておく構成としてもよいし、更
に加減速パターンを予め計算し、ROM102に記憶し
ておく構成としてもよい。
【0102】また、目標加速トルク特性はその絶対値を
比較した時、加速時と減速時で異なる目標加速トルク特
性を用いるようにしてもよい。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
テッピングモータの出力特性を最大限に活かし、ステッ
ピングモータを効率的に加減速を行うことができ、且
つ、振動の発生を低減することができるステッピングモ
ータの制御方法を提供することができる。
【0104】また、ステッピングモータの出力特性を活
かし、低速では高トルクを使った高い加速度を、高速で
は低いトルクで脱調しない緩やかな加速度を発生させる
加減速パターンを構成することができる。このため、初
速から定速、及び、定速から所定の速度又は速度0にな
るまでの時間を短くすることができ、走査ヘッドが定速
走行するまでの移動ストロークを短くできる。
【0105】また、ステッピングモータの起動時に、徐
々に加速トルクが増加するように目標加速トルク特性を
設定することにより、加速開始時に走査ヘッドに生じる
振動の振幅を低減できると共に、振動の減衰(収束)時
間を極力短くでき、短時間で安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ステッピングモータを駆動源とする走査ヘッド
を搭載した画像形成装置の全体構成図である。
【図2】ステッピングモータで駆動される走査ヘッドの
構成図である。
【図3】ステッピングモータを駆動制御するコントロー
ラの構成図である。
【図4】本発明に係るステッピングモータの制御方法を
示したフローチャートである。
【図5】(a)は、本発明に係るステッピングモータの
制御方法によって、駆動制御されたステッピングモータ
の駆動周波数fと時間tの関係を表わした概形図であ
り、(b)は、コントローラ内部のRAMに記憶された
目標加速トルク特性であり、(c)は、ステッピングモ
ータに出力される駆動パルスとその周期を示した概形図
である。
【図6】(a)は、本発明に係るステッピングモータの
制御方法によって、駆動制御されたステッピングモータ
の加速時における加速度と駆動周波数の関係を表わした
グラフであり、(b)は、本発明に係るステッピングモ
ータの制御方法によって、駆動制御されたステッピング
モータの回転速度と時間の関係を表わしたグラフであ
る。
【図7】(a)は、本発明に係るステッピングモータの
制御方法によって、駆動制御されたステッピングモータ
の駆動周波数fと時間tの関係を表わしたグラフであ
り、(b)は、本発明に係るステッピングモータの制御
方法によって、駆動制御されたステッピングモータのト
ルクTと時間tの関係を表わしたグラフである。
【図8】(a)は、ステッピングモータの起動時に、目
標加速トルク特性から算出された目標加速トルクよりも
小さい加速トルクで駆動される領域が付加された場合の
トルクTと時間tの関係を表わした概形図であり、
(b)は、ステッピングモータの起動時に、目標加速ト
ルク特性から算出された目標加速トルクよりも小さい加
速トルクで駆動される領域が付加された場合の速度Vと
時間tの関係を表わした概形図であり、(c)は、走査
ヘッドに生じる振動波形を示したグラフである。
【図9】(a)は、従来のステッピングモータの台形駆
動方式を示したグラフであり、(b)は、ステッピング
モータの出力特性を示したグラフである。
【符号の説明】
10 画像形成装置 26 走査ヘッド 94 ステッピングモータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステッピングモータのプルアウトトルク
    特性から前記ステッピングモータの駆動負荷となる少な
    くとも動作時の摩擦トルクを加速時には一律に減算し、
    減速時には一律加算して前記プルアウトトルク特性に対
    してシフトした最大加速トルク特性を算出し、 前記最大加速トルク特性を越えない範囲でステッピング
    モータの実駆動時のトルクとしての目標加速トルク特性
    を設定し、 ステッピングモータの少なくとも加速時又は減速時にお
    いて、ある2パルス間の駆動パルスの周期とその周期に
    対応した前記目標加速トルク特性に基づいて次の駆動パ
    ルス周期を算出することを特徴とするステッピングモー
    タの制御方法。
  2. 【請求項2】 前記目標加速トルク特性は、前記最大加
    速トルク特性に100%以下のトルクマージンを乗じる
    ことによって算出することを特徴とする請求項1に記載
    のステッピングモータの制御方法。
  3. 【請求項3】 前記ステッピングモータの減速時には、
    前記目標加速トルク特性は、前記最大加速トルク特性に
    駆動周波数が大きくなるほどトルク減少比率が大きくな
    る関数を乗じることによって算出することを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載のステッピングモータの制
    御方法。
  4. 【請求項4】 前記ステッピングモータの加速時には、
    前記目標加速トルク特性で設定された目標加速トルク
    に、駆動周波数が大きくなるほどトルク減少比率が小さ
    くなる関数を乗じることによって算出された加速トルク
    で前記ステッピングモータが駆動されることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のステッピ
    ングモータの制御方法。
  5. 【請求項5】 前記ステッピングモータは、走査ヘッド
    を往復移動させて露光面を走査露光する際の駆動源とし
    て使用されることを特徴とする請求項1乃至請求項4の
    何れか1項に記載のステッピングモータの制御方法。
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