JP2000175350A - 地絡検出装置 - Google Patents

地絡検出装置

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JP2000175350A
JP2000175350A JP10343948A JP34394898A JP2000175350A JP 2000175350 A JP2000175350 A JP 2000175350A JP 10343948 A JP10343948 A JP 10343948A JP 34394898 A JP34394898 A JP 34394898A JP 2000175350 A JP2000175350 A JP 2000175350A
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JP
Japan
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ground fault
relay
generator
switch
neutral point
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Pending
Application number
JP10343948A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Tanizaki
清志 谷崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数台の接地系発電機を並列で系統に接続し
た発電機設備に比率差動継電器を設けて各発電機の地絡
を検出するのでは、設計等に制約があるし、高価な装置
になる。 【解決手段】 各発電機1A,1Bには出力側及び中性
点側でそれぞれ地絡過電流を検出できる地絡過電流継電
器10A,10B,11A,11Bを設ける。シーケンス
回路20は、例えば、発電機1Aについては、開閉器3
Aが投入され、継電器10Aが動作かつ継電器10Bが
不動作のときに地絡検出してしゃ断器2Aのトリップ出
力を得る。また、発電機1Bの開閉器3Bが投入され、
継電器10Aが不動作かつ継電器10Bが動作のときに
地絡検出してしゃ断器2Aのトリップ出力を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台の接地系発
電機を系統に並列接続した発電機設備に係り、特に発電
機の地絡検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の発電機設備は、図5に2台並列
接続の場合を示すように、直接接地又は抵抗接地になる
接地系発電機1A、1Bがしゃ断器2A、2Bを介して
系統(3.3kV,6.6kV,11kV級)に接続さ
れ、中性点は開閉器3A、3Bを介して接地抵抗器4で
接地される。
【0003】この発電機設備の地絡検出回路は、発電機
1A、1Bの出力側と中性点側にそれぞれ3次巻線をも
つ変流器5A,5B,6A,6Bを設け、接地抵抗器4
に流れる中性点電流を検出する変流器7を設け、これら
変流器5A,5B,6A,6B,7の電流を動作電流と
抑制電流として地絡電力継電器(又は比率差動継電器)
8A,8Bに発電機1A、1Bの地絡検出を得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の地絡検出方式で
は、継電器8A,8Bが高価であるし、継電器と変流器
との組み合わせ試験を必要とする難しさがある。また、
対向する変流器を同一仕様とする必要があり、発電機側
変流器が盤側変流器と同一のメーカ製でない場合にはど
ちらかのメーカ製の変流器に合わせる必要がある。
【0005】本発明の目的は、設計・製作を容易にして
安価な装置にできる地絡検出装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、各発電機の出
力側と中性点側にそれぞれ地絡過電流継電器を設け、各
過電流継電器の動作、不動作の組み合わせシーケンスで
地絡検出するようにしたもので、以下の構成を特徴とす
る。
【0007】複数台の接地系発電機を並列で系統に接続
した発電機設備における各発電機の地絡を検出する装置
であって、各発電機にはそれぞれの出力側及び中性点側
で地絡過電流を検出できる地絡過電流継電器を設け、自
己発電機の中性点を接地する開閉器が投入され、出力側
の継電器が動作かつ中性点側の継電器が不動作のときに
地絡検出、または他の発電機の中性点を接地する開閉器
が投入され、出力側の継電器が不動作かつ中性点側の継
電器が動作のときに地絡検出するシーケンス回路を設け
たことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
地絡検出回路図である。発電機1A、1Bの出力側及び
中性点側に設ける変流器5A,5B,6A,6Bの出力
電流に対して、地絡過電流継電器10A,10B,11
A,11Bによりそれぞれの位置での過電流検出を行
う。
【0009】シーケンス回路20は、自己発電機の中性
点を接地する開閉器が投入され、出力側の継電器が動作
かつ中性点側の継電器が不動作のときに地絡検出、また
は他の発電機の中性点を接地する開閉器が投入され、出
力側の継電器が不動作かつ中性点側の継電器が動作のと
きに地絡検出するシーケンスとするもので、各継電器1
0A,10B,11A,11Bの動作入力を取り込み、
これらの継電器の動作状態で発電機1A又は1Bの地絡
検出を判定し、そのしゃ断器2A,2Bのトリップ出力
を得る。
【0010】図2は、シーケンス回路20のシーケンス
を示す。しゃ断器2Aのトリップ出力条件は、以下の
(A)又は(B)の成立の場合である。
【0011】(A)開閉器3Aが投入されており、継電
器10Bが動作し、かつ継電器10Aが不動作の場合。
【0012】(B)開閉器3Bが投入されており、継電
器10Aが動作し、かつ継電器10Bが不動作の場合。
【0013】また、しゃ断器2Bのトリップ出力条件
は、以下の(A)又は(B)の成立の場合である。
【0014】(A)開閉器3Aが投入されており、継電
器11Aが動作し、かつ継電器11Bが不動作の場合。
【0015】(B)開閉器3Bが投入されており、継電
器11Bが動作し、かつ継電器11Aが不動作の場合。
【0016】以上のシーケンスにより、例えば、発電機
1Aの地絡は、開閉器3Aの投入状態で、発電機1Aの
中性点電流が過電流になり、かつ発電機1Aの出力電流
に過電流が発生していない状態で判定する。
【0017】なお、シーケンス回路における各継電器の
動作出力は、そのバラツキを避けるため、タイマを設け
て一定時限だけ保持させる。
【0018】本実施形態によれば、従来の比率差動継電
器に代えて、構成がシンプルで安価な地絡過電流継電器
を使用することができ、継電器と変流器との組み合わせ
試験を不要にするし、対向する変流器を同一仕様とする
ことも不要になる。
【0019】図3は、本発明の他の実施形態を示す回路
図である。本実施形態は、3台の発電機1A,1B,1
Cを並列接続した設備に適用する場合であり、図1と同
等の部分は同一符号で示す。
【0020】3台目の発電機1Cには、出力側に変流器
5Cを設け、中性点側に変流器6Cを設け、地絡過電流
継電器12A,12Bによってそれぞれの過電流を検出
する。この動作信号はシーケンス回路20に取り込まれ
る。
【0021】シーケンス回路20は、図4に示すシーケ
ンスにされる。同図は、図2に継電器12A,12Bの
動作、不動作を組み合わせたものであり、しゃ断器2
A,2Bの追加シーケンスは、以下の(A)、(B)の
成立の場合である。
【0022】(A)しゃ断器2Aのトリップ出力追加条
件…開閉器3Cが投入されており、継電器10Aが動作
し、かつ継電器10Bが不動作の場合。
【0023】(B)しゃ断器2Bのトリップ出力追加条
件…開閉器3Cが投入されており、継電器11Aが動作
し、かつ継電器11Bが不動作の場合。
【0024】また、しゃ断器2Cのシーケンスは、以下
の(A),(B),(C)の成立の場合である。
【0025】(A)開閉器3Aが投入されており、継電
器12Aが動作し、かつ継電器12Bが不動作の場合。
【0026】(B)開閉器3Bが投入されており、継電
器12Aが動作し、かつ継電器12Bが不動作の場合。
【0027】(C)開閉器3Cが投入されており、継電
器12Bが動作し、かつ継電器12Aが不動作の場合。
【0028】本実施形態によれば、3台の発電機を並列
接続した設備、又は既存の2台の発電機設備に1台の発
電機を追加する場合に適用して、シーケンス回路に少し
のシーケンスを追加し、構成がシンプルで安価な地絡過
電流継電器を使用して実現され、継電器と変流器との組
み合わせ試験を不要にするし、対向する変流器を同一仕
様とすることも不要になる。
【0029】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、各発電
機の出力側と中性点側にそれぞれ地絡過電流継電器を設
け、各過電流継電器の動作、不動作の組み合わせシーケ
ンスで地絡検出するようにしたため、高価な比率差動継
電器等を不要にして、設計・製作を容易にして安価な地
絡検出ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す回路図(その1)。
【図2】図1のシーケンス回路図(その1)。
【図3】本発明の他の実施形態を示す回路図(その
2)。
【図4】図3のシーケンス回路図(その2)。
【図5】従来の地絡検出回路図。
【符号の説明】
1A,1B,1C…発電機 2A,2B,2C…しゃ断器 3A,3B,3C…開閉器 4…接地抵抗器 5A,5B,5C,6A,6B,6C…変流器 10A,10B,11A,11B,12A,12C…地
絡過電流継電器 20…シーケンス回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の接地系発電機を並列で系統に接
    続した発電機設備における各発電機の地絡を検出する装
    置であって、 各発電機にはそれぞれの出力側及び中性点側で地絡過電
    流を検出できる地絡過電流継電器を設け、 自己発電機の中性点を接地する開閉器が投入され、出力
    側の継電器が動作かつ中性点側の継電器が不動作のとき
    に地絡検出、または他の発電機の中性点を接地する開閉
    器が投入され、出力側の継電器が不動作かつ中性点側の
    継電器が動作のときに地絡検出するシーケンス回路を設
    けたことを特徴とする地絡検出装置。
JP10343948A 1998-12-03 1998-12-03 地絡検出装置 Pending JP2000175350A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100759986B1 (ko) * 2001-06-28 2007-09-19 주식회사 효성 오부동작 및 오작동을 예방하는 계전기의 결선 구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100759986B1 (ko) * 2001-06-28 2007-09-19 주식회사 효성 오부동작 및 오작동을 예방하는 계전기의 결선 구조

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