JP2000175292A - 車載用スピーカ装置 - Google Patents

車載用スピーカ装置

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JP2000175292A
JP2000175292A JP10350097A JP35009798A JP2000175292A JP 2000175292 A JP2000175292 A JP 2000175292A JP 10350097 A JP10350097 A JP 10350097A JP 35009798 A JP35009798 A JP 35009798A JP 2000175292 A JP2000175292 A JP 2000175292A
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JP
Japan
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tapping screw
frame
speaker unit
vehicle
tapping
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Application number
JP10350097A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Chuma
隆弘 中馬
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は車両用音響機器に使用される車載用
スピーカ装置に関するものであり、スピーカユニットの
車体への接地を別部品の装着なく効率的に行うものであ
る。 【解決手段】 本発明はスピーカユニットのフレーム1
1に第1のタッピングネジ孔部11aを設け、車体側の
非導電塗装された金属シャーシ部4の第2のタッピング
ネジ孔部4aとをタッピングネジ3でネジ止めすること
により、スピーカユニットの車両への装着とともに、タ
ッピングネジ3は第1、第2のタッピングネジ孔部11
a,4aの内面に食い込ませ両者を電気的に導通・接地
するものであり、アースラグ等を削除して両者の接地を
行えるので部品点数・作業工数の削減を図れるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車載用スピーカ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車載用オーディオシステムにおいて、車
体のリヤトレイに装着する車載用スピーカ装置は、その
ボイスコイルから漏れ出る微量の電装系電波ノイズが、
スピーカ装置の近傍に設置されたリヤガラスアンテナの
受信性能に影響するため、スピーカ装置の筐体を車体シ
ャーシに接地しシールド効果を得る必要があった。
【0003】ここで、従来の車載用スピーカ装置につい
て、図4(a),(b),(c)により説明する。
【0004】図4(a)は従来の車載用スピーカ装置の
要部の分解斜視図、図4(b)は同側断面図、図4
(c)は同要部の斜視図である。
【0005】同図によると、1はスピーカのフレームで
あり、2はその上面に装着された非導電素材のガスケッ
トであり、タッピングネジ3により非導電塗料7で塗装
された車体の金属シャーシ部4のビス締め付け用のバー
リング部4aに固定される。このときタッピングネジ3
はガスケット2により直接フレーム1に接触することな
くバーリング部4aに固定するため、フレーム1を接地
するためには別の部品であるアースラグ6をフレーム1
に組み込んで金属シャーシ部4にタッピングネジ3を介
して接地する構造となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
車載用スピーカ装置は、 1.フレーム1が金属シャーシ部4に面接触している
が、金属シャーシ部4とは非導電塗料7やフレーム1の
下面の非導電素材のスペーサ(図示せず)で電気的に遮
蔽されているため面接触での接地は不可となり、さらに
フレーム1の上面のネジ取付孔部1aは非導電素材のガ
スケット2で覆われているため、アークラグ6にてフレ
ーム1をタッピングネジ3経由で金属シャーシ部4に接
地し、金属シャーシ部4への電気的接続についてはタッ
ピングネジ3の山がバーリング部4aに咬み込むことに
より行っているので部品点数と組み付け生産工数が増加
するものであった。
【0007】2.フレーム1のスピーカ取付孔部1aへ
直接タッピングネジ3を締め付けられるようにするため
には、樹脂よりなるガスケット2よりフレーム1を図4
(c)のように外側に出さなくてはいけなくなり、フレ
ーム1の外周寸法が非常に大きくなってしまい、スペー
ス的に装着できない場合も出てくる等の課題を有してい
た。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、部品
点数を削減し生産性に優れた車載用スピーカ装置を提供
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の車載用スピーカ装置は、フレームを有するス
ピーカユニットと、このスピーカユニットが上面に装着
される車体側の非導電塗装された金属シャーシ部と、上
記スピーカユニットの上面に装着されたガスケットと、
上記フレームと上記金属シャーシ部に対応して夫々設け
られたタッピングネジ孔部と、これらタッピングネジ孔
部に対応して上記ガスケットに設けられたネジ孔部と、
このネジ孔部に挿入され上記タッピングネジ孔部で上記
金属シャーシ部に上記フレームを接地・固定するタッピ
ングネジとで構成し、上記タッピングネジをスピーカユ
ニットのフレームと車体側の非導電塗装された金属シャ
ーシ部を夫々のタッピングネジ孔部内で食い込ませ両者
の接地を部品点数・作業工数の削減を図って行えるもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、フレームを有するスピーカユニットと、このスピー
カユニットが上面に装着される車体側の非導電塗装され
た金属シャーシ部と、上記スピーカユニットの上面に装
着されたガスケットと、上記フレームと上記金属シャー
シ部に対応して夫々設けられたタッピングネジ孔部と、
これらタッピングネジ孔部に対応して上記ガスケットに
設けられたネジ孔部と、このネジ孔部に挿入され上記タ
ッピングネジ孔部で上記金属シャーシ部に上記フレーム
を接地・固定するタッピングネジとで構成し、上記タッ
ピングネジによって上記車体側の金属シャーシ部とフレ
ームを介してスピーカユニットの接地を部品・作業工数
の削減を図って行えるものである。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1のフレームのタッピングネジ孔部を平板に切り込みを
設けた構成とすることにより、バーリング加工などを必
要としない極めて簡単な構成で車体側の金属シャーシ部
とスピーカユニットの接地が行えるものである。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または請求項2のフレームのタッピングネジ孔部の端
部をタッピングネジの螺旋状のネジ山形状に略合致する
傾斜形状としたことにより、タッピングネジによる締結
時にフレームのタッピングネジ孔部を変形させる抵抗を
低減し、スムーズに上記タッピングネジをねじ込むこと
が可能で組込作業効率の向上を図れるものである。
【0013】以下、本発明の車載用スピーカ装置の一実
施の形態について図1(a)から図3(c)により説明
する。なお、従来技術と同一部分は同一番号を付与して
説明する。
【0014】(実施の形態1)図1(a)は本発明の車
載用スピーカ装置の要部であるスピーカユニットのフレ
ームの車体側の非導電塗装された金属シャーシ部への装
着を説明するための要部分解斜視図であり、図1(b)
は同側断面図である。
【0015】同図によると、11はスピーカユニットの
フレームであり、バーリング加工を施した第1のタッピ
ングネジ孔部11aを有している。2は上記フレーム1
1の上面に接着された非導電素材からなるガスケットで
あり、3はタッピングネジ、4は第1のタッピングネジ
孔部11aに対応して設けられたバーリング加工を施し
た第2のタッピングネジ孔部4aを有する非導電塗料で
塗装された車体の金属シャーシ部である。
【0016】以上のように構成された車載用スピーカ装
置は、タッピングネジ3をガスケット2の穴部2aに挿
入し、第1、第2のタッピングネジ孔部11a,4aに
順次ねじ込んでスピーカユニットを車体の金属シャーシ
部4に装着したとき、タッピングネジ3は第1、第2の
タッピングネジ孔部11a,4aの孔内面に食い込んで
いるので、金属シャーシ部4の非導電塗料の塗膜も破壊
し、フレーム11と金属シャーシ部4を電気的に導通さ
せ、スピーカユニットの接地を行うものである。
【0017】(実施の形態2)図2(a)は本発明の車
載用スピーカ装置の他の実施の形態の要部であるスピー
カユニットのフレームの部分斜視図であり、図2(b)
は同側断面図である。
【0018】同図により実施の形態1との相違点のみ説
明すると、11bはフレーム11に設けられた第1のタ
ッピングネジ孔部であり、タッピングネジ3の先端を挿
通する小孔部11cと放射状の切込み11dから形成さ
れている。
【0019】以上のように第1のタッピングネジ孔部1
1bにタッピングネジ3の先端を挿通する小孔部11c
と放射状の切込み11dを設け弁状としたことにより、
タッピングネジ3をねじ込んだとき、タッピングネジ3
のスクリュウ部にこの弁状部分が変形接触することで接
地が行えるので平板状のバーリング加工なしのフレーム
11でも接触の信頼性が確保され、バーリング加工の加
工工数の削減、生産性の向上が図れるものである。
【0020】(実施の形態3)図3(a)は本発明の車
載用スピーカ装置の他の実施の形態の要部であるスピー
カユニットのフレームとタッピングネジの部分斜視図で
あり、図3(b)は同要部であるスピーカユニットのフ
レームとタッピングネジの係合関係を説明するための側
断面図であり、図3(c)は図3(b)の上面図であ
る。
【0021】同図により実施の形態1との相違点のみ説
明すると、11はフレームであり、タッピングネジ3の
スクリュウ形状に合せた螺旋状の傾斜をバーリング加工
時に設けた第1のタッピングネジ孔部11eを有してい
るものである。第1のタッピングネジ孔部11eの上方
から開口形状は流線形の楕円形状とし、短径方向の開口
径はタッピングネジ3の先端が挿通する程度の寸法に設
定されている。
【0022】以上のように構成したので、タッピングネ
ジ3をねじ込んだとき第1のタッピングネジ孔部11e
を変形させる抵抗を下げることができ、孔変形を少なく
してタッピングネジ3の挿通をスムーズに行うことがで
き、スピーカユニットの車体の金属シャーシ部4への組
込作業の作業効率の向上を図るとともに、第1のタッピ
ングネジ孔部11eの変形を少なくすることによってス
ピーカユニットの再取り付け作業も可能とするものであ
る。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明の車載用スピーカ装
置は、アースラグを用いることなく、スピーカユニット
のフレームを車体に接地でき、部品点数・作業工数の削
減も図れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の車載用スピーカ装置の要部であ
るスピーカユニットのフレームの車体側の非導電塗装さ
れた金属シャーシ部への装着を説明するための要部の分
解斜視図 (b)同側断面図
【図2】(a)同他の実施の形態の要部であるスピーカ
ユニットのフレームの要部の斜視図 (b)同側断面図
【図3】(a)同他の実施の形態の要部であるスピーカ
ユニットのフレームとタッピングネジの要部の斜視図 (b)同要部であるスピーカユニットのフレームとタッ
ピングネジの係合関係を説明するための側断面図 (c)図3(b)の上面図
【図4】(a)従来の車載用スピーカ装置の要部である
スピーカユニットのフレームの車体側の非導電塗装され
た金属シャーシ部への装着を説明するための要部の分解
斜視図 (b)同側断面図 (c)同要部の斜視図
【符号の説明】
2 ガスケット 3 タッピングネジ 4 金属シャーシ部 4a 第2のタッピングネジ孔部 11 フレーム 11a,11b,11e 第1のタッピングネジ孔部 11c 小孔部 11d 切込み

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームを有するスピーカユニットと、
    このスピーカユニットが上面に装着される車体側の非導
    電塗装された金属シャーシ部と、上記スピーカユニット
    の上面に装着されたガスケットと、上記フレームと上記
    金属シャーシ部に対応して夫々設けられたタッピングネ
    ジ孔部と、これらタッピングネジ孔部に対応して上記ガ
    スケットに設けられたネジ孔部と、このネジ孔部に挿入
    され上記タッピングネジ孔部で上記金属シャーシ部に上
    記フレームを接地・固定するタッピングネジとで構成さ
    れる車載用スピーカ装置。
  2. 【請求項2】 フレームのタッヒングネジ孔部が平板に
    切り込みを設けた構成である請求項1に記載の車載用ス
    ピーカ装置。
  3. 【請求項3】 フレームのタッピングネジ孔部の端部が
    タッピングネジの螺旋状のネジ山形状に略合致する傾斜
    を設けた請求項1または請求項2に記載の車載用スピー
    カ装置。
JP10350097A 1998-12-09 1998-12-09 車載用スピーカ装置 Pending JP2000175292A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1445980A1 (en) * 2001-11-14 2004-08-11 Sony Corporation Speaker
JP2015060042A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 リコーイメージング株式会社 導電材料部材の締結構造

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