JP2000174978A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2000174978A
JP2000174978A JP10343942A JP34394298A JP2000174978A JP 2000174978 A JP2000174978 A JP 2000174978A JP 10343942 A JP10343942 A JP 10343942A JP 34394298 A JP34394298 A JP 34394298A JP 2000174978 A JP2000174978 A JP 2000174978A
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Hajime Tsukahara
元 塚原
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一層の省エネ化を図りつつ、読取動作時には
ユーザに意識させることなく省エネ解除を行い得る画像
読取装置を提供する。 【解決手段】 読取動作を行なわない所定の待機条件下
では省エネ処理手段により電源供給手段44を制御して
読取動作に必要な所定部分46,47,48に対する電
力の供給を遮断してホスト装置1とのインタフェース制
御手段35等に対する必要最低限の電源供給とする省エ
ネモードに移行させることで、省エネ効果を発揮させ
る。また、ホスト装置1から読取命令を与えるだけで電
源供給制御手段が電源供給手段44を制御して読取動作
に必要な所定部分46,47,48に対して電力を供給
させることで動作可能となるので、ユーザに省エネ解除
を特に意識させることもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコン等のホス
ト装置とのインタフェースを有するイメージスキャナ、
デジタル複写機やファクシミリ装置におけるスキャナ部
等の画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の複写機やプリンタ
等の現像部を有して比較的大きな電力を消費する機器で
は、待機状態では電力消費を低減させる省エネモードを
一般に有している。
【0003】これに対して、イメージスキャナのような
現像部を持たない比較的消費電力の小さい画像読取装置
では、消費電力を低減させるため、画像読取時以外なる
待機時には、通常、露光用光源の電源を切る程度の処理
が行われているに過ぎない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、より一
層の省エネ化が要望されており、国際エネルギースター
プログラムによれば画像読取装置に関しても待機時10
W以下の機器のみにエナジスター適合性が認められるな
ど省エネ化が進んでいる。
【0005】このような傾向を考えると、比較的消費電
力の小さい画像読取装置といえども待機時に露光用光源
の電源を切る程度の現状の処理では省エネが不十分であ
るといえる。特に、2つのラインセンサを有して両面原
稿の表裏原稿画像を並行して同時に読取り得る機能を持
たせた画像読取装置では、現像部を有していないとはい
え、通常の片面読取りの画像読取装置と比較して電力消
費が大きいので、省エネ対策は重要である。また、片面
読取りの通常の画像読取装置にあっても、同一のライン
センサを共用し、原稿を位置固定させた状態で読取るブ
ック(Book)読取モードと原稿を搬送させながら読取
るADF(Automatic Document Feeder)読取モード
とを有する装置では、読取モードによって必要な駆動部
分が異なるので、モードに応じた有効な省エネ対策が望
まれる。
【0006】また、この種の画像読取装置に関しては、
一般に、操作パネルを持たずユーザによるホスト装置側
からの指令により動作するため、仮に効果的な省エネを
図った場合でも、読取動作に際してはユーザに特に意識
させることなく省エネ解除を行なえることが重要といえ
る。併せて、操作パネルを有しない画像読取装置におい
て省エネ状態にあることを低コストにてユーザに容易に
知らせ得る対策も必要といえる。
【0007】そこで、本発明は、より一層の省エネ化を
図りつつ、読取動作時にはユーザに意識させることなく
省エネ解除を行い得る画像読取装置を提供することを目
的とする。
【0008】加えて、本発明は、最大限の省エネ化を図
れる画像読取装置を提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、省エネモードへの移行や
省エネ解除をユーザの意図に基づいてより一層自由に行
なわせ得る画像読取装置を提供することを目的とする。
【0010】さらに、本発明は、省エネ状態への移行を
操作パネルを要せず容易にユーザに知らせ得る画像読取
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
原稿画像を1ライン毎に光電的に読取るラインセンサ
と、走査移動自在かつ位置固定自在に設けられて原稿画
像を前記ラインセンサに結像させる原稿走査ユニット
と、原稿搬送経路に従い原稿を移動させる原稿搬送手段
とを有し、固定された原稿に対して前記原稿走査ユニッ
トを走査移動させて前記ラインセンサにより原稿画像を
読取らせる固定原稿読取手段と、前記原稿搬送手段によ
り原稿を前記原稿搬送経路に従い移動させながら前記原
稿走査ユニットを位置固定させて前記ラインセンサによ
り原稿画像を読取らせる移動原稿読取手段と、読取られ
た画像データを画像メモリに格納させるメモリ制御手段
と、インタフェースを介して接続された外部のホスト装
置との間のデータの入出力を制御するインタフェース制
御手段と、各部に対して電力を供給する電源供給手段と
を備えた画像読取装置において、所定の待機条件下で前
記電源供給手段を制御して読取動作に必要な所定部分に
対する電力の供給を遮断して省エネモードに移行させる
省エネ処理手段と、前記ホスト装置から前記インタフェ
ースを介して入力される読取命令を認識する読取命令認
識手段と、この読取命令認識手段による前記読取命令の
認識に基づき前記電源供給手段を制御して読取動作に必
要な所定部分に対して電力を供給させる電源供給制御手
段とを備える。
【0012】従って、基本的には、読取動作を行なわな
い所定の待機条件下では省エネ処理手段により電源供給
手段を制御して読取動作に必要な所定部分に対する電力
の供給を遮断してホスト装置とのインタフェース制御手
段等に対する必要最低限の電源供給とする省エネモード
に移行させることで、省エネ効果を発揮させることがで
きる。また、ホスト装置から読取命令を与えるだけで電
源供給制御手段が読取動作に必要な所定部分に対して電
力を供給させることで動作可能となるので、ユーザに省
エネ解除を特に意識させることもない。
【0013】請求項2記載の発明は、原稿画像を1ライ
ン毎に光電的に読取るラインセンサと、走査移動自在か
つ位置固定自在に設けられて原稿画像を前記ラインセン
サに結像させる原稿走査ユニットと、原稿搬送経路に従
い原稿を移動させる原稿搬送手段と、前記原稿搬送経路
を移動する原稿に対してその裏面画像を1ライン毎に光
電的に読取る位置固定的な密着型ラインセンサとを有
し、固定された原稿に対して前記原稿走査ユニットを走
査移動させて前記ラインセンサにより原稿画像を読取ら
せる固定原稿読取手段と、前記原稿搬送手段により原稿
を前記原稿搬送経路に従い移動させながら前記原稿走査
ユニットを位置固定させて前記ラインセンサにより原稿
片面画像を読取らせる移動原稿片面読取手段と、この移
動原稿片面読取手段と同時に動作して前記原稿搬送経路
に従い移動する原稿の裏面画像を前記密着型ラインセン
サにより読取らせる移動原稿裏面読取手段と、読取られ
た画像データを画像メモリに格納させるメモリ制御手段
と、インタフェースを介して接続された外部のホスト装
置との間のデータの入出力を制御するインタフェース制
御手段と、各部に対して電力を供給する電源供給手段と
を備えた画像読取装置において、所定の待機条件下で前
記電源供給手段を制御して読取動作に必要な所定部分に
対する電力の供給を遮断して省エネモードに移行させる
省エネ処理手段と、前記ホスト装置から前記インタフェ
ースを介して入力される読取命令を認識する読取命令認
識手段と、この読取命令認識手段による前記読取命令の
認識に基づき前記電源供給手段を制御して読取動作に必
要な所定部分に対して電力を供給させる電源供給制御手
段とを備える。
【0014】従って、基本的には、2つのラインセンサ
を有して両面原稿の表裏原稿画像を並行して同時に読取
り得る機能を持ち電力消費が比較的大きい画像読取装置
に関して、読取動作を行なわない所定の待機条件下では
省エネ処理手段により電源供給手段を制御して読取動作
に必要な所定部分に対する電力の供給を遮断してホスト
装置とのインタフェース制御手段等に対する必要最低限
の電源供給とする省エネモードに移行させることで、省
エネ効果を発揮させることができる。また、ホスト装置
から読取命令を与えるだけで電源供給制御手段が読取動
作に必要な所定部分に対して電力を供給させることで動
作可能となるので、ユーザに省エネ解除を特に意識させ
ることもない。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の画像読取装置において、前記読取命令認識手段は、
前記読取命令の種類を認識し、前記電源供給制御手段は
認識された前記読取命令の種類に応じてその種類の読取
動作に必要な特定部分に対してのみ電力を供給させる。
【0016】従って、ホスト装置側から読取命令があっ
た場合、その読取命令の種類、例えばブック読取モード
やADF読取モードに関してはそのモードの読取動作に
必要な特定部分に対してのみ電源が供給され、他方の読
取モードの読取動作にのみ必要な部分には電源が供給さ
れないので、最大限の省エネ化を図れる。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1又は2記
載の画像読取装置において、前記ホスト装置からの読取
命令受信以外の自身の事象であって前記電源供給制御手
段を動作させるために予め設定された特定の事象を認識
する特定事象認識手段を備える。
【0018】従って、ホスト装置からの読取命令の認識
に基づき省エネ状態を解除して電力を供給するだけの場
合には、実際の読取動作開始までに装置に対する初期設
定等の待ち時間が必要となるが、読取命令以外の自身の
特定の事象、例えば、原稿セット操作によっても省エネ
状態の解除が可能で即座に読取動作に必要な所定部分に
対して電力を供給させて動作可能となるので、待ち時間
なしに読取動作を開始させることができる。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1,2又は
4記載の画像読取装置において、前記所定の待機条件以
外であって前記省エネ処理手段を動作させるための前記
ホスト装置からの省エネ命令を認識する省エネ命令認識
手段を備える。
【0020】従って、省エネ状態への移行は例えばタイ
マカウントにより制御される所定の待機条件に限らずこ
の所定の待機条件以外のホスト装置からの省エネ命令に
よっても即座に行なわせることができ、省エネ意識の強
いユーザの要求に応えることができる。
【0021】請求項6記載の発明は、請求項1,2又は
5記載の画像読取装置において、前記省エネ処理手段に
より省エネ状態に移行した旨を表示する表示素子を装置
外装に備える。
【0022】従って、操作パネルを有しない通常の構成
下に表示素子を装置外装に設けるだけで省エネ状態をユ
ーザに知らしめることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図4に基づいて説明する。本実施の形態の画像読
取装置は、ホスト装置1に接続されて使用されるイメー
ジスキャナ2に適用されている。
【0024】ここで例示するイメージスキャナ2は、図
1に示すように、読取原稿が載置されるコンタクトガラ
ス3を有しており、このコンタクトガラス3に下方から
対向する位置には、反射ミラー4と照明ランプ5とが搭
載された第1走行体6が副走査方向に移動自在に配置さ
れている。第1走行体6の反射光路には、2個の反射ミ
ラー7により光路を折り返す第2走行体8が、副走査方
向に移動自在に配置されている。これらの第1,2走行
体6,8により原稿走査ユニット9が構成されている。
第2走行体8の反射光路には、結像レンズ10を介して
SBU(Sensor Bord Unit)10a上に実装されて
ラインセンサとしてのCCD11が位置している。
【0025】第1,2走行体6,8にはステッピングモ
ータによる走行体モータ12がプーリ、ワイヤ等により
連結されており、第1,2走行体6,8が2:1の速度
で同一の副走査方向に移動自在とされている。このよう
に第1,2走行体6,8が移動することより、コンタク
トガラス3に載置された読取原稿の原稿画像がCCD1
1により副走査方向に読取走査されるので、ここに、ブ
ック読取モードの読取動作を行なう固定原稿読取手段1
3が構成されている。
【0026】また、本実施の形態のイメージスキャナ2
は、ブック読取モードの他に、ADF読取モードも切換
え選択自在な読取モードとして設定されている。このA
DF読取モードの設定下では、図1中、右端側に破線で
示すように、第1,2走行体6,8をホームポジション
なる停止読取位置に停止させた状態で、原稿搬送手段と
して機能するADF14により読取原稿を原稿搬送経路
15に従い副走査方向に順次搬送させながら原稿画像
(原稿片面画像)をCCD11により読取らせる。ここ
に、ADF読取モードの読取動作を行なう移動原稿読取
手段16が構成されている。ADF14は給紙トレイ1
7、ピックアップローラ18、一対のレジストローラ1
9、搬送ドラム20、複数の搬送ローラ21を有してお
り、読取原稿を副走査方向に順次搬送して排紙トレイ2
2に排紙させる。この排紙トレイ22は原稿圧板23の
上面に形成されており、この原稿圧板23はコンタクト
ガラス3上に開閉自在に設けられている。ADF14の
ピックアップローラ18とレジストローラ19とにはス
テッピングモータからなる給紙モータ24(図2参照)
がギヤ列などにより連結されており、搬送ドラム20と
搬送ローラ21とにはステッピングモータからなる搬送
モータ25がギヤ列などにより連結されている。
【0027】また、イメージスキャナ2内の内部下方に
は、以下に説明する電装系を搭載したユニット基板26
が設けられている。このようなユニット基板26に搭載
されたイメージスキャナ2の電装系のブロック構造を、
その作用とともに図2のブロック図を参照して説明す
る。まず、SBU10a上のCCD11に入射した読取
原稿の反射光は、このCCD11内で光の強度に応じた
電圧値を持つアナログの画像データに変換され、奇数ビ
ットと偶数ビットとに2分されて出力される。このアナ
ログ信号は、IOB(Input/Output Board)29上
でアナログ処理回路(図示せず)で暗電位部分が取り除
かれ、奇数ビットと偶数ビットとが合成され、所定の振
幅にゲイン調整された後で、A/Dコンバータ(図示せ
ず)に入力されてデジタル化される。
【0028】デジタル化された画像データは、SCU
(Scanner Control Unit)30上のNIPU31に
よりシェーディング補正、ガンマ補正、MTF補正、等
が行われてから2値化処理される。この2値化処理され
た画像データは、ページ同期信号、ライン同期信号、画
像クロックと共に、ビデオ信号として出力される。
【0029】そして、NIPU31から出力されるビデ
オ信号は、コネクタを介してオプションIPU32へ入
力される。オプションIPU32に入力されたビデオ信
号はオプションIPU32内で所定の画像処理が行わ
れ、再び、SCU30へ入力される。SCU30へ再び
入力されたビデオ信号はセレクタ(図示せず)に入力さ
れる。なお、このセレクタの他方の入力はNIPU31
から出力されたビデオ信号となっており、オプションI
PU32で画像処理するかしないかを選択し得る。この
セレクタから出力されるビデオ信号は、画像メモリであ
るDRAM(Dynamic Random Access Memory)33
を管理するメモリ制御手段であるSiBC(Scanner i
mage Buffer Controller)34に入力され、DRAM
33に画像データとして蓄えられる。DRAM33に蓄
えられた画像データはインタフェース制御手段であるS
CSI(Small Computer Systems Interface)コン
トローラ35を介してホスト装置1に転送される。
【0030】ところで、SCU30上には、CPU3
6,ROM37,RAM38及びCPUバス39が実装
されており、CPU36はSCSIコントローラ35を
制御してホスト装置1との通信を行うように動作する。
CPU36は、走行体モータ12、給紙モータ24、搬
送モータ25等の駆動パルスを制御することにより、そ
の動作タイミングも制御する。また、ADU(ADF
Driving Unit) 40は、ADF14に用いる電装部
品の電力供給を中継する機能を持つ。このADU40に
は給紙トレイ17上の原稿の有無を検知する原稿有無セ
ンサ41や、ADF14(原稿圧板23)の開閉を検知
するADFリフトアップセンサ42も接続されており、
それらの検知信号を取り込み得るように構成されてい
る。
【0031】なお、イメージスキャナ2の装置外装には
数個のLED素子43が表示素子として設けられてい
る。
【0032】さらに、IOB29にはイメージスキャナ
2の各部に必要な+5V,±12V,+24Vなる電圧
の電力を供給するための電源供給手段としてのPSU
(Power Supply Unit)44が接続されている。
【0033】次に、電源系統を主体とした制御系の構成
例を図3を参照して説明する。SCSIプロトコルに従
うと、SCSIのバスフェーズとしてはバスフリーフェ
ーズ、アービトレーションフェーズ、セレクションフェ
ーズ、情報転送フェーズの4種類の状態を持っている。
ここに、イメージスキャナ2がこれらのフェーズを経て
SCSIバスの使用権を獲得後、情報転送フェーズに移
行することで、イメージスキャナ2とホスト装置1との
データ転送が可能な状態となる。このような情報転送フ
ェーズにおいて、CPU36は後述するような省エネ処
理手段、特定事象認識手段、読取命令認識手段、電源供
給制御手段、省エネ命令認識手段の機能を適宜実行する
ことにより、PSU44から各部に対する電力の供給状
態を制御する。このため、CPU36からPSU44に
対しては省エネモード用のPWDOWN信号が与えられてい
る。また、SCU36内には省エネモードに移行する所
定の待機条件になったかを判断するためのカウント部4
5が設けられている。PSU44はIOB29を介し
て、ホスト装置1との通信に必要なSCSIコントロー
ラ35やDRAM33に対するSiBC34に対して常
時+5Vの電力を供給する他、このPSU44からの電
源供給を受ける読取動作に必要な所定部分としては、C
CD11自身や照明ランプ5に対するCCD駆動部4
6、ブック読取モード専用の部分、例えば、走行体モー
タ12に対するブックモード駆動部47、ADF読取モ
ード専用の部分、例えば、給紙モータ24や搬送モータ
25に対するADFモード駆動部48とが設定されてい
る。
【0034】このような構成において、本実施の形態の
省エネモードを含む電源供給制御について図4に示すフ
ローチャートを参照して説明する。この処理は、イメー
ジスキャナ2の電源スイッチが投入されることにより開
始され、このスイッチ投入に基づきPSU44はイメー
ジスキャナ2の各部に電力を供給する一方、カウント部
45により省エネモード移行への時間の計数を開始する
(ステップS1)。その後、ADF14の給紙トレイ1
7に原稿がセットされたか(S2)、コンタクトガラス
3上に原稿がセットされたか(S3)を、各々、原稿有
無センサ41、ADFリフトアップセンサ42の出力を
監視することによりチェックする。併せて、ホスト装置
1から読取命令を受信したかをチェックする(S4)。
イメージスキャナ2の情報転送フェーズにおいてホスト
装置1から読取命令が転送されると、SCSIコントロ
ーラ35の内部FIFOに読取命令データが格納される
と同時にCPU36への割込みが発生し、CPU36は
このSCSIコントローラ35のレジスタをリードする
ことにより、ホスト装置1からの読取命令を認識する。
【0035】これらの事象の発生の有無のチェックを繰
返し、これらの事象の何れかが発生した場合には、カウ
ント部45の計数値をクリアし(S5)、最初から計数
をし直す(S1)。ホスト装置1からの読取命令があっ
た場合には、その命令に応じた読取動作を行なう。
【0036】これらの事象の発生がなく、或いは、読取
動作の実行がないまま、カウント部45による計数値が
省エネモード移行に必要な時間値に達すると(S6)、
所定の待機条件を満たすものとして、省エネモードに移
行させる(S7)。即ち、CPU36からPSU44に
対して省エネモード用のPWDOWN信号を出力し、IOB2
9及びADU40に対する電源供給を遮断し、SCSI
コントローラ35やSiBC34に対する電源のみの供
給状態とする。このステップS7の処理が省エネ処理手
段の機能として実行される。従って、待機時にあっては
読取動作に必要な駆動系には電源が供給されず、必要最
低限の電力消費となるため、省エネ効果の大きいものと
なる。この時、併せてLED素子43を通じて省エネモ
ードにあることをユーザに知らせる。表示例としては、
例えば、1個のLED素子43を点滅させることより行
なわれる。これにより、操作パネルを有しないイメージ
スキャナ2においても、ユーザは容易に省エネモードに
あることを確認できる。
【0037】一方、省エネモード中においても、ADF
14の給紙トレイ17に原稿がセットされたか(S
7)、コンタクトガラス3上に原稿がセットされたか
(S8)を、各々、原稿有無センサ41、ADFリフト
アップセンサ42の出力を監視することによりチェック
する。併せて、ホスト装置1から読取命令を受信したか
をチェックする(S9)。イメージスキャナ2の情報転
送フェーズにおいてホスト装置1から読取命令が転送さ
れると、SCSIコントローラ35の内部FIFOに読
取命令データが格納されると同時にCPU36への割込
みが発生し、CPU36はこのSCSIコントローラ3
5のレジスタをリードすることにより、ホスト装置1か
らの読取命令を認識する。
【0038】省エネモード中、これらの事象の発生の有
無のチェックを繰返し、何れかの事象も発生しない場合
には省エネモードを維持するが、何れかの事象が発生し
た場合には、省エネモードを解除する(S11)。即
ち、CPU36からPSU44に対する省エネモード用
のPWDOWN信号を解除し、IOB29及びADU40のC
CD駆動部46、ブックモード駆動部47、ADFモー
ド駆動部48に対して+5V,±12V(CCD駆動部
46用),+24V(ブックモード駆動部47、ADF
モード駆動部48用)の電力を供給し、読取動作を可能
とする。このステップS11の処理が電源供給制御手段
の機能として実行される。従って、ホスト装置1から読
取命令を与えるだけで省エネモード解除を特に意識する
ことなく省エネモードを解除させて読取動作に移行させ
ることができる。この時、併せてLED素子43による
省エネモードの表示も解除され、これにより、操作パネ
ルを有しないイメージスキャナ2においても、ユーザは
容易に省エネモードが解除されたことを確認できる。さ
らに、カウント部45の計数値をクリアし(S12)、
最初から計数をし直す(S1)。
【0039】ところで、省エネモードにおいては、ホス
ト装置1からの読取命令によらずとも、給紙トレイ17
に原稿がセットされた場合(S8のY)、又は、コンタ
クトガラス3上に原稿がセットされた場合(S9のY)
にも、即座に省エネモードが解除される。これらのステ
ップS8,S9の処理が特定事象認識手段の機能として
実行される。即ち、原稿の読取動作を行なわせる場合に
は、イメージスキャナ2に対する原稿のセットが必須と
なるので、原稿がセットされた場合にはユーザがこれか
ら読取動作を行なおうとしているものと見倣すことがで
き、ホスト装置1からの命令ではなくイメージスキャナ
2自身における事象によるため、初期設定等の処理時間
を経ることなく即座に省エネモードを解除することがで
きる。
【0040】また、本実施の形態においては、カウント
部45の計数値が省エネモード移行に必要な時間値に達
していない状況下であっても、ホスト装置1から省エネ
命令があったことを認識した場合には(S13のY)、
即座に省エネモードに移行する(S7)。イメージスキ
ャナ2の情報転送フェーズにおいてホスト装置1から省
エネ命令が転送されると、SCSIコントローラ35の
内部FIFOに省エネ命令データが格納されると同時に
CPU36への割込みが発生し、CPU36はこのSC
SIコントローラ35のレジスタをリードすることによ
り、ホスト装置1からの省エネ命令を認識する。このス
テップS13の処理が省エネ命令認識手段の機能として
実行される。従って、省エネモードへの移行はカウント
部45の計数値により制御される所定の待機条件に限ら
ずこの所定の待機条件以外のホスト装置1からの省エネ
命令によっても即座に行なわせることができ、省エネ意
識の強いユーザの要求に応えることができる。
【0041】本発明の第二の実施の形態を図5に基づい
て説明する。第一の実施の形態で示した部分と同一部分
は同一符号を用いて示し、説明も省略する(以降の実施
の形態でも同様とする)。本実施の形態では、読取モー
ドに応じて電源供給を制御するもので、PSU44から
CCD駆動部46、ブックモード駆動部47、ADFモ
ード駆動部48に対する電源供給が個別的とされ、CP
U36から与えられるPWDOWN1,PWDOWN2信号に応じて制
御されるように構成されている。このため、本実施の形
態の読取命令認識手段は、ホスト装置1からの読取命令
による読取モードの種類を認識する機能を有する。
【0042】このような構成において、イメージスキャ
ナ2が情報転送フェーズに移行した段階でホスト装置1
はイメージスキャナ2に対してコマンド命令を転送可能
な状態となる。イメージスキャナ2の情報転送モードに
おいてホスト装置1からモードセレクト命令が転送され
ると、SCSIコントローラ35の内部FIFOにモー
ドセレクト命令が格納されると同時に、CPU36へ割
込みが発生し、CPU36はSCSIコントローラ35
のレジスタをリードすることによりホスト装置1からの
読取モード命令を認識する。ステップS10等に対応す
るこの処理が読取命令認識手段の機能として実行され
る。
【0043】ここに、CPU36がブック読取モード命
令を認識した場合には、PWDOWN1信号を制御することで
PSU44はブック読取モードの読取動作に必要な特定
の部分、即ち、CCD駆動部46に対して+5VS,±
12Vの電力を供給しブックモード駆動部47に対して
+5VB,+24VBの電力を供給し、ブック読取モー
ドよる読取動作を可能とする。従って、ADFモード駆
動部48、具体的には給紙モータ24や搬送モータ25
に対しては電源が供給されない。
【0044】一方、CPU36がADF読取モード命令
を認識した場合には、PWDOWN2信号を制御することでP
SU44はADF読取モードの読取動作に必要な特定の
部分、即ち、CCD駆動部46に対して+5VS,±1
2Vの電力を供給しADFモード駆動部48に対して+
5VA,+24VAに対して電力を供給し、ADF読取
モードよる読取動作を可能とする。従って、ブックモー
ド駆動部47、具体的には走行体モータ12に対しては
電源が供給されない。
【0045】従って、ホスト装置1側から読取命令があ
った場合、その読取命令のモード、即ちブック読取モー
ドやADF読取モードに関してはそのモードの読取動作
に必要な特定部分に対してのみ電力を供給させ、他方の
読取モードの読取動作にのみ必要な部分には電力を供給
させないので、読取動作中にあっても、最大限の省エネ
化を図ることができる。
【0046】本発明の第三の実施の形態を図6ないし図
8に基づいて説明する。本実施の形態は、両面原稿読取
機能を有するイメージスキャナ51に適用されている。
このため、図1等に示したイメージスキャナ2の構成に
対して、密着型ラインセンサ52を利用した移動原稿裏
面読取手段53が付加されている。まず、密着型ライン
センサ52は、ADF14中の搬送ドラム20より原稿
搬送方向下流であって搬送ローラ21前段に設定された
読取位置に対して設けられている。密着型ラインセンサ
52に対向する位置には白色ローラ54が配設されてい
る。密着型ラインセン52は両面読取モード時にADF
14により搬送される原稿に対してCCD11側とは逆
側の原稿面(裏面)の読取りを行うもので、原稿搬送経
路15上方側に下向きに配設されており、原稿面を照明
するLED或いはランプや等倍結像レンズアレイやセン
サアレイを一体化してなる等倍型の光電変換素子であ
る。原稿搬送経路15を挾んで反対側に位置する白色ロ
ーラ54は密着型ラインセンサ52による読取時のシェ
ーディング補正用白色部材としても使用される。
【0047】密着型ラインセンサ52で光電変換された
アナログ画像信号は、ADF14内の裏面用RSBU5
5上でデジタル画像信号に変換される。デジタル化され
た画像信号は、このRSBU55上でシェーディング補
正された後、本体内のRCU(Riverse side Control
Unit)56側に送出される。RCU56はSCSIコ
ントローラ35やSiBC34に接続されており、画像
データを一旦DRAM33に蓄積したり、SCSIコン
トローラ35を介してホスト装置1側へ転送可能とされ
ている。密着型ラインセンサ52と裏面用RSBU55
とRCU56とにより密着センサ制御部57が構成され
ている。
【0048】また、移動原稿読取手段16は、本実施の
形態にあっては移動原稿片面読取手段として機能し、A
DF片面モードやADF両面モードにおける表面画像読
取りに用いられる。
【0049】このような両面読取機能に対応して、電源
制御系を示す図8のブロック図においては、PSU44
に対してCCD駆動部46、ブックモード駆動部47、
ADFモード駆動部48の他に、密着センサ制御部57
が付加されている。
【0050】本実施の形態による場合も、基本的には、
第一の実施の形態等で説明した場合と同様に、カウント
部45の計数値が省エネモード用の計数値に達するとC
PU36からPSU44へPWDOWN信号が与えられ、省エ
ネモードへの移行処理が実行されることにより、CCD
駆動部46、ブックモード駆動部47、ADFモード駆
動部48及び密着センサ制御部57への電源供給が遮断
され、SCSIコントローラ35等への必要最小限の電
源供給による待機状態となる。
【0051】一方、省エネモード中にあっても、ホスト
装置1からの読取命令を認識した場合や、給紙トレイ1
7への原稿セットが検知されたりコンタクトガラス3上
への原稿セットが検知された場合には、省エネモードが
解除され、PSU44からCCD駆動部46、ブックモ
ード駆動部47、ADFモード駆動部48及び密着セン
サ制御部57に対して+5V,±12V,+24Vの電
源供給がなされ、読取動作が可能となる。この場合、第
二の実施の形態の場合と同様に、読取モードに応じて電
力を供給する部分をその読取モードの読取動作に必要な
特定部分のみに限定してもよいことはもちろんである。
即ち、ブック読取モード時であればCCD駆動部46及
びブックモード駆動部47のみへの電源供給とし、AD
F片面読取モード時であれば、CCD駆動部46及びA
DFモード駆動部48のみへの電源供給とし、ADF両
面読取モード時であれば、CCD駆動部46、ADFモ
ード駆動部48及び密着センサ制御部57のみへの電源
供給とすればよい。
【0052】従って、本実施の形態によれば、基本的
に、2つのラインセンサ11,52を有して両面原稿の
表裏原稿画像を並行して同時に読取り得る機能を持ち電
力消費が比較的大きいイメージスキャナ51に関して、
読取動作を行なわない所定の待機条件下では読取動作に
必要なCCD駆動部46、ブックモード駆動部47、A
DFモード駆動部48及び密着センサ制御部57部分に
対する電力の供給を遮断してホスト装置1とのインタフ
ェースに必要なSCSIコントローラ35等に対する必
要最低限の電源供給とする省エネモードに移行させるこ
とで、省エネ効果を発揮させることができる。また、ホ
スト装置1から読取命令を与えるだけで読取動作に必要
なCCD駆動部46、ブックモード駆動部47、ADF
モード駆動部48及び密着センサ制御部57部分に対し
て電力を供給させることで動作可能となるので、ユーザ
に省エネ解除を特に意識させることもない。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、読取動作
を行なわない所定の待機条件下では省エネ処理手段によ
り電源供給手段を制御して読取動作に必要な所定部分に
対する電力の供給を遮断してホスト装置とのインタフェ
ース制御手段等に対する必要最低限の電源供給とする省
エネモードに移行させることで、省エネ効果を発揮させ
ることができ、また、ホスト装置から読取命令を与える
だけで電源供給制御手段が読取動作に必要な所定部分に
対して電力を供給させることで動作可能となるので、ユ
ーザに省エネ解除を特に意識させることもない。
【0054】請求項2記載の発明によれば、2つのライ
ンセンサを有して両面原稿の表裏原稿画像を並行して同
時に読取り得る機能を持ち電力消費が比較的大きい画像
読取装置に関して、読取動作を行なわない所定の待機条
件下では省エネ処理手段により電源供給手段を制御して
読取動作に必要な所定部分に対する電力の供給を遮断し
てホスト装置とのインタフェース制御手段等に対する必
要最低限の電源供給とする省エネモードに移行させるこ
とで、省エネ効果を発揮させることができ、また、ホス
ト装置から読取命令を与えるだけで電源供給制御手段が
読取動作に必要な所定部分に対して電力を供給させるこ
とで動作可能となるので、ユーザに省エネ解除を特に意
識させることもない。
【0055】請求項3記載の発明によれば、ホスト装置
側から読取命令があった場合、その読取命令の種類、例
えばブック読取モードやADF読取モードに関してはそ
のモードの読取動作に必要な特定部分に対してのみ電力
を供給し、他方の読取モードの読取動作にのみ必要な部
分には電力を供給しないので、最大限の省エネ化を図る
ことができる。
【0056】請求項4記載の発明によれば、ホスト装置
からの読取命令受信以外の自身の特定の事象、例えば、
原稿セット操作によっても省エネ状態の解除が可能で即
座に読取動作に必要な所定部分に対して電源が供給され
て動作可能となるので、待ち時間なしに読取動作を開始
させることができる。
【0057】請求項5記載の発明によれば、省エネ状態
への移行を例えばタイマカウントにより制御される所定
の待機条件に限らずこの所定の待機条件以外のホスト装
置からの省エネ命令によっても即座に行なわせることが
でき、省エネ意識の強いユーザの要求に応えることがで
きる。
【0058】請求項6記載の発明によれば、操作パネル
を有しない通常の構成下に表示素子を装置外装に設ける
だけで省エネ状態をユーザに知らしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のイメージスキャナ
の構造例を示す概略正面図である。
【図2】そのハードウェア構成の概略を示すブロック図
である。
【図3】電源系統の制御系を示すブロック図である。
【図4】電源制御例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第二の実施の形態の電源系統の制御系
を示すブロック図である。
【図6】本発明の第三の実施の形態のイメージスキャナ
の構造例を示す概略正面図である。
【図7】そのハードウェア構成の概略を示すブロック図
である。
【図8】電源系統の制御系を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ホスト装置 9 原稿走査ユニット 11 ラインセンサ 13 固定原稿読取手段 14 原稿搬送手段 15 原稿搬送経路 16 移動原稿読取手段、移動原稿片面読取手段 33 画像メモリ 34 メモリ制御手段 35 インタフェース制御手段 43 表示素子 44 電源供給手段 52 密着型ラインセンサ 53 移動原稿裏面読取手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を1ライン毎に光電的に読取る
    ラインセンサと、走査移動自在かつ位置固定自在に設け
    られて原稿画像を前記ラインセンサに結像させる原稿走
    査ユニットと、原稿搬送経路に従い原稿を移動させる原
    稿搬送手段とを有し、固定された原稿に対して前記原稿
    走査ユニットを走査移動させて前記ラインセンサにより
    原稿画像を読取らせる固定原稿読取手段と、前記原稿搬
    送手段により原稿を前記原稿搬送経路に従い移動させな
    がら前記原稿走査ユニットを位置固定させて前記ライン
    センサにより原稿画像を読取らせる移動原稿読取手段
    と、読取られた画像データを画像メモリに格納させるメ
    モリ制御手段と、インタフェースを介して接続された外
    部のホスト装置との間のデータの入出力を制御するイン
    タフェース制御手段と、各部に対して電力を供給する電
    源供給手段とを備えた画像読取装置において、 所定の待機条件下で前記電源供給手段を制御して読取動
    作に必要な所定部分に対する電力の供給を遮断して省エ
    ネモードに移行させる省エネ処理手段と、 前記ホスト装置から前記インタフェースを介して入力さ
    れる読取命令を認識する読取命令認識手段と、 この読取命令認識手段による前記読取命令の認識に基づ
    き前記電源供給手段を制御して読取動作に必要な所定部
    分に対して電力を供給させる電源供給制御手段とを備え
    ることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 原稿画像を1ライン毎に光電的に読取る
    ラインセンサと、走査移動自在かつ位置固定自在に設け
    られて原稿画像を前記ラインセンサに結像させる原稿走
    査ユニットと、原稿搬送経路に従い原稿を移動させる原
    稿搬送手段と、前記原稿搬送経路を移動する原稿に対し
    てその裏面画像を1ライン毎に光電的に読取る位置固定
    的な密着型ラインセンサとを有し、固定された原稿に対
    して前記原稿走査ユニットを走査移動させて前記ライン
    センサにより原稿画像を読取らせる固定原稿読取手段
    と、前記原稿搬送手段により原稿を前記原稿搬送経路に
    従い移動させながら前記原稿走査ユニットを位置固定さ
    せて前記ラインセンサにより原稿片面画像を読取らせる
    移動原稿片面読取手段と、この移動原稿片面読取手段と
    同時に動作して前記原稿搬送経路に従い移動する原稿の
    裏面画像を前記密着型ラインセンサにより読取らせる移
    動原稿裏面読取手段と、読取られた画像データを画像メ
    モリに格納させるメモリ制御手段と、インタフェースを
    介して接続された外部のホスト装置との間のデータの入
    出力を制御するインタフェース制御手段と、各部に対し
    て電力を供給する電源供給手段とを備えた画像読取装置
    において、 所定の待機条件下で前記電源供給手段を制御して読取動
    作に必要な所定部分に対する電力の供給を遮断して省エ
    ネモードに移行させる省エネ処理手段と、 前記ホスト装置から前記インタフェースを介して入力さ
    れる読取命令を認識する読取命令認識手段と、 この読取命令認識手段による前記読取命令の認識に基づ
    き前記電源供給手段を制御して読取動作に必要な所定部
    分に対して電力を供給させる電源供給制御手段とを備え
    ることを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記読取命令認識手段は、前記読取命令
    の種類を認識し、前記電源供給制御手段は認識された前
    記読取命令の種類に応じてその種類の読取動作に必要な
    特定部分に対してのみ電力を供給させることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記ホスト装置からの読取命令受信以外
    の自身の事象であって前記電源供給制御手段を動作させ
    るために予め設定された特定の事象を認識する特定事象
    認識手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載
    の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の待機条件以外であって前記省
    エネ処理手段を動作させるための前記ホスト装置からの
    省エネ命令を認識する省エネ命令認識手段を備えること
    を特徴とする請求項1,2又は4記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記省エネ処理手段により省エネ状態に
    移行した旨を表示する表示素子を装置外装に備えること
    を特徴とする請求項1,2又は5記載の画像読取装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011199437A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Ricoh Co Ltd 画像読取り装置および画像読取り装置の制御方法、ならびに、画像形成装置
US8577242B2 (en) 2010-02-22 2013-11-05 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus with fuser unit
US8743431B2 (en) 2012-02-16 2014-06-03 Ricoh Company, Limited Sheet conveying device, image reading device, and image forming device

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