JP2000173384A - タッチパネル一体型の画像表示装置、および画像表示盤に対するタッチパネルの位置補正方法 - Google Patents

タッチパネル一体型の画像表示装置、および画像表示盤に対するタッチパネルの位置補正方法

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JP2000173384A
JP2000173384A JP34241798A JP34241798A JP2000173384A JP 2000173384 A JP2000173384 A JP 2000173384A JP 34241798 A JP34241798 A JP 34241798A JP 34241798 A JP34241798 A JP 34241798A JP 2000173384 A JP2000173384 A JP 2000173384A
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Masahiro Yanagi
雅宏 柳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスプレイとタッチパネルとの相対的な位
置関係を自動補正可能とし、そのためのイニシャライズ
作業を正確かつ瞬時に行うことができるとともに、高精
度な位置補正を行うことができるようにする。 【解決手段】 タッチパネルA2の複数箇所には、位置
決め用のマークM1〜M4が形成されているとともに、
マークM1〜M4の配列状況に合致して液晶ディスプレ
イA1には、複数のフォトセンサS1〜S4が形成され
ている。マイクロコンピュータは、各フォトセンサS1
〜S4から各マークM1〜M4の検出に応じて出力され
た信号に基づいて、液晶ディスプレイA1に面したタッ
チパネルA2の平面内位置を確定し、そうして確定した
タッチパネルA2の平面内位置に応じて、液晶ディスプ
レイA1にて表示される指標ポイントと、その指標ポイ
ントに対応すべきタッチパネルA2の触感ポイントとの
相対的な位置関係を補正している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、たとえば液晶デ
ィスプレイなどの画像表示盤にタッチパネルを貼着した
形態で、ポータブルコンピュータや携帯情報端末などに
組み込まれるタッチパネル一体型の画像表示装置、およ
びその画像表示盤に対するタッチパネルの位置補正方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえばポータブルコンピュータ
や携帯情報端末などには、軽量、薄型化に加え、操作性
を良くする観点から、液晶ディスプレイなどの画像表示
盤にタッチパネルを貼り合わせたタッチパネル一体型の
画像表示装置が組み込まれている。
【0003】この種のタッチパネル一体型の画像表示装
置の製造にあたっては、画像表示盤に面してタッチパネ
ルを貼着した後、その画像表示盤にて表示された指標ポ
イントと、その指標ポイントに対して指などで接触すべ
きタッチパネルの触感ポイントとの相対的な位置関係が
補正される。
【0004】図7は、従来におけるタッチパネル一体型
の画像表示装置の一例を示し、その画像表示盤に対する
タッチパネルの位置補正方法を説明するために示した説
明図である。この図に示すように、タッチパネル一体型
の画像表示装置Xは、2枚のガラス基板100,110
間に図に見えない液晶を封入した液晶ディスプレイ(画
像表示盤)X1を主要構成部品として備えている。液晶
ディスプレイX1には、その表示面X1aの真ん中付近
に面してタッチパネルX2が貼り合わされ、そうして最
終形態としての液晶表示装置Xが完成される。この段階
では、液晶ディスプレイX1に対するタッチパネルX2
の平面内位置が不確定状態にある。つまり、指などでタ
ッチパネルX2に接触したとしても、その接触箇所(触
感ポイント)にて表示されたコマンドボタン(指標ポイ
ント)などが機能しない。そこで、液晶ディスプレイX
1に対するタッチパネルX2の相対的位置関係を補正す
るために、以下に説明するイニシャライズ作業が行われ
る。
【0005】タッチパネルX2のイニシャライズ作業
は、手作業によって行われる。まず、図に示すように、
イニシャライズ作業の開始にあたって補正処理プログラ
ムを実行することにより、液晶ディスプレイX1の表示
面X1aには、たとえば5個の指標ポイントP1〜P5
が表示される。そして、作業者は、指標ポイントP1〜
P5を予め決められた順にタッチペンYの先で指定す
る。そうすると、タッチペンYの先がタッチパネルX2
に接触することで、各接触箇所が指標ポイントP1〜P
5に対応したタッチパネルX2の触感ポイントとして認
識される。触感ポイントを認識したあとは、触感ポイン
ト相互間の位置関係に基づいて、液晶ディスプレイX1
とタッチパネルX2の双方のポイントがマッピングされ
る。これにより、製品ユーザは、指などでタッチパネル
X2に接触して入力操作を行うことで、その接触箇所に
て表示されたコマンドボタンなどを機能させることがで
きる。つまり、液晶ディスプレイX1とタッチパネルX
2との相対的な位置関係は、タッチペンYを用いた手作
業によるイニシャライズ作業によって補正されるのであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のタ
ッチパネル一体型の画像表示装置、および画像表示盤に
対するタッチパネルの位置補正方法では、液晶ディスプ
レイX1とタッチパネルX2との相対的な位置関係を補
正するために、タッチペンYを用いた手作業によるイニ
シャライズ作業が行われていた。このような手作業によ
る補正方法では、タッチペンYの先形状に応じて必然的
に指標ポイントP1〜P5を大きく表示しなければなら
ず、その結果、高精度な位置補正を行うことができない
という問題があった。
【0007】逆に、指標ポイントP1〜P5を小さく表
示した場合には、人為的ミスなどにより正確に指標ポイ
ントP1〜P5を指し示すことができず、また、複数箇
所の指標ポイントP1〜P5を指定する必要があること
から、イニシャライズ作業が煩わしく作業時間を要する
といった問題があった。たとえば指標ポイントP1〜P
5からはずれた箇所を指定して誤ったイニシャライズ作
業を行った場合、そうして完成された製品では、ユーザ
が指などでタッチパネルX2に接触しつつ入力操作を行
っても、その接触箇所にて表示されたコマンドボタンな
どを正常に機能させることができないという不具合を生
じた。
【0008】本願発明は、上記した事情のもとで考え出
されたものであって、画像表示盤とタッチパネルとの相
対的な位置関係を自動補正可能とし、そのためのイニシ
ャライズ作業を正確かつ瞬時に行うことができるととも
に、高精度な位置補正を行うことができるタッチパネル
一体型の画像表示装置、および画像表示盤に対するタッ
チパネルの位置補正方法を提供することをその課題とす
る。
【0009】
【発明の開示】上記課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0010】すなわち、本願発明の第1の側面により提
供されるタッチパネル一体型の画像表示装置は、画像表
示盤を有する画像表示装置に対し、その画像表示盤に面
してタッチパネルを貼着したタッチパネル一体型の画像
表示装置であって、上記タッチパネルの複数箇所に形成
された位置決め用のマークと、上記マークの配列状況に
合致して上記画像表示盤に形成された複数のフォトセン
サと、上記各フォトセンサから上記各マークの検出に応
じて出力された信号に基づいて、上記画像表示盤に面し
た上記タッチパネルの平面内位置を確定するパネル位置
確定手段と、上記パネル位置確定手段によって確定され
た上記タッチパネルの平面内位置に応じて、上記画像表
示盤にて表示される指標ポイントと、その指標ポイント
に対応すべき上記タッチパネルの触感ポイントとの相対
的な位置関係を補正するポイント位置補正手段とを備え
たことを特徴としている。
【0011】また、本願発明の第2の側面により提供さ
れる画像表示盤に対するタッチパネルの位置補正方法
は、画像表示盤に面してタッチパネルを貼着した際に位
置補正するための画像表示盤に対するタッチパネルの位
置補正方法であって、上記タッチパネルの複数箇所に
は、位置決め用のマークが形成されている一方、そうし
て形成された上記マークの配列状況に合致して、上記画
像表示盤には、複数のフォトセンサが形成されており、
上記画像表示盤に面して上記タッチパネルを貼着した
際、上記各フォトセンサから上記各マークの検出に応じ
て出力された信号を演算ユニットに取り込みつつ、その
演算ユニットを介して上記画像表示盤に面して貼着され
た上記タッチパネルの平面内位置を確定するとともに、
そうして確定した上記タッチパネルの平面内位置に応じ
て、上記演算ユニットに所定の補正処理を実行させるこ
とにより、上記画像表示盤にて表示される指標ポイント
と、その指標ポイントに対応すべき上記タッチパネルの
触感ポイントとの相対的な位置関係を補正することを特
徴としている。
【0012】上記技術的手段が講じられた第1の側面に
より提供されるタッチパネル一体型の画像表示装置、お
よび第2の側面により提供される画像表示盤に対するタ
ッチパネルの位置補正方法によれば、画像表示盤とタッ
チパネルとの相対的な位置関係を補正するためのイニシ
ャライズ作業は、人為的な手段を介することなくほぼ完
全に自動化される。つまり、イニシャライズ作業を行う
前にあらかじめ、タッチパネルには、位置決め用のマー
クを形成する一方、画像表示盤には、マーク検出用のフ
ォトセンサを形成しておく。そして、タッチパネルを画
像表示盤のあらかた決められた所定位置に貼り合わせた
後、イニシャライズ作業の開始とともに各フォトセンサ
から各マークに応じて検出された信号をパネル位置確定
手段となる演算ユニットに取り込む。次いで、その演算
ユニットをポイント位置補正手段として動作させること
により、画像表示盤にて表示される指標ポイントと、そ
の指標ポイントに対応すべきタッチパネルの触感ポイン
トとの相対的な位置関係を補正結果として得る。これに
より、画像表示盤とタッチパネルの双方のポイントが正
確にマッピングされ、そうして完成したタッチパネル一
体型の画像表示装置を利用するユーザは、指などでタッ
チパネルに接触して入力操作を行うことで、その接触箇
所(触感ポイント)にて表示されたコマンドボタン(指
標ポイント)などを正常に機能させることができる。し
たがって、結論として言えるのは、画像表示盤とタッチ
パネルとの相対的な位置関係がフォトセンサからの信号
に基づいて自動的に補正されるので、そのためのイニシ
ャライズ作業を手作業によることなく正確かつ瞬時に行
うことができるとともに、マークを検出するフォトセン
サの感度に応じて高精度な位置補正を行うことができる
ということである。
【0013】なお、パネル位置確定手段およびポイント
位置補正手段を構成する演算ユニットとしては、画像表
示装置に内蔵され、あるいは画像表示盤に対して外付け
接続されたマイクロコンピュータによって実現される。
【0014】好ましい実施の形態としては、上記各マー
クは、上記タッチパネルの外周付近に形成されていると
ともに、上記各フォトセンサは、上記画像表示盤の表示
エリア外に形成されている構成とすることができる。
【0015】このような構成によれば、製造時において
のみ必要なマークおよびフォトセンサは、ユーザが製品
を使用する際に支障のないタッチパネルの外周付近、画
像表示盤の表示エリア外に形成されているので、ユーザ
の視界を遮ることなく正常に画像を表示することがで
き、高品位な表示を実現することができる。
【0016】他の好ましい実施の形態としては、上記画
像表示盤は、2枚の透明基板間に液晶を封入した液晶デ
ィスプレイにより構成されているものとすることができ
る。
【0017】このような構成によれば、画像表示盤が液
晶ディスプレイにより構成されるので、薄型、軽量、省
電力、デジタル信号に対応などといった液晶ディスプレ
イのメリットを装置全体にわたって生かすことができ
る。
【0018】さらに、他の好ましい実施の形態として
は、上記各フォトセンサは、上記液晶ディスプレイの液
晶を封入した液晶層内に受光素子を形成することで構成
されているものとすることができる。
【0019】このような構成によれば、各フォトセンサ
が画像表示盤内に形成されるので、画像表示盤に対して
タッチパネルを貼り合わせることによっても、双方の間
にフォトセンサが挟まれてその分厚みが増すといったよ
うなことはなく、画像表示盤を単独で構成した場合とほ
ぼ同程度の厚みをもってタッチパネル一体型の画像表示
装置を提供することができ、そのような装置を使用する
際に支障なくタッチパネルを介して入力操作を行うこと
ができる。
【0020】さらに、他の好ましい実施の形態として
は、上記各フォトセンサは、複数個の受光素子を1セッ
トとして、これら受光素子を上記画像表示盤の平面内に
て回転対称状に位置させ、その回転中心部で各受光素子
の一部が上記マークの外周にさしかかる状態となるよう
に構成されているものとすることができる。
【0021】このような構成において、上記パネル位置
確定手段は、上記各フォトセンサにおける上記各受光素
子の受光量に応じて出力された受光信号に基づいて、上
記画像表示盤の平面内における所定の基準位置からずれ
た上記タッチパネルのベクトル変位量を算出し、そうし
て算出したベクトル変位量に基づいて、上記ポイント位
置補正手段は、上記指標ポイントと上記触感ポイントと
の相対的な位置関係を補正するものとすることができ
る。
【0022】上記と同様の好ましい実施の形態として
は、上記各フォトセンサは、複数個の受光素子を1セッ
トとして、これら受光素子を上記画像表示盤の平面内に
て回転対称状に位置させ、その回転中心部で各受光素子
の一部が上記マークの外周にさしかかる状態となるよう
に構成されており、上記タッチパネルの平面内位置を確
定する際、上記各フォトセンサにおける上記各受光素子
の受光量に応じて出力された受光信号を上記演算ユニッ
トに取り込みつつ、その演算ユニットを介して上記画像
表示盤の平面内における所定の基準位置からずれた上記
タッチパネルのベクトル変位量を算出するとともに、そ
うして算出したベクトル変位量に基づいて、上記演算ユ
ニットにより上記指標ポイントと上記触感ポイントとの
相対的な位置関係を補正するといった構成とすることも
できる。
【0023】このような構成によれば、各フォトセンサ
においては、検出対象となるマークの影が複数個の受光
素子によって捉えられる。その際、各受光素子からは、
マークの外周にさしかかることで部分的な影の検出量に
応じた信号が出力される。つまり、一つのフォトセンサ
における各受光素子からの信号に基づいて差分などを算
出することができるので、一つのフォトセンサでそのセ
ンサ位置からずれた一箇所のマークの変位量と変位方向
をあらわすベクトル変位量を正確に算出することができ
る。そして、そのようなフォトセンサを複数用いてタッ
チパネルの複数箇所にわたるマークが検出されるので、
タッチパネルの複数箇所から求められたベクトル変位量
を総括してタッチパネル全体の平面内位置を正確に確定
することができ、画像表示盤とタッチパネルとの相対的
な位置関係についてより精度の高い位置補正を行うこと
ができる。
【0024】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照して具体的に説明する。
【0026】図1は、本願発明にかかるタッチパネル一
体型の画像表示装置の一実施形態を分解して示した分解
斜視図である。この図に示すように、タッチパネル一体
型の画像表示装置Aは、2枚のガラス基板10,11間
に図に見えない液晶を封入した液晶ディスプレイ(画像
表示盤)A1を主要構成部品として備えたものである。
液晶ディスプレイA1には、その表示面A1aの全体に
面してタッチパネルA2が貼り合わされ、これら液晶デ
ィスプレイA1とタッチパネルA2が一体となって画像
表示装置Aが完成されている。さらに、タッチパネルA
2の外周コーナ付近4箇所には、位置決め用のマークM
1〜M4が形成されているとともに、液晶ディスプレイ
A1の液晶層LC内には、上記マークM1〜M4の配列
状況に合致した4個のフォトセンサS1〜S4が埋め込
まれている。なお、図1においては、画像表示装置Aの
ケースやバックライト光源、装置全体を制御するマイク
ロコンピュータなどは図示せず、マイクロコンピュータ
などの電子部品は、液晶ディスプレイA1およびタッチ
パネルA2と電気的に接続された状態でケース内に内蔵
されているものとする。
【0027】さらに、図2は、センサ部付近の断面構造
を示した断面図、図3は、液晶ディスプレイを表示面側
から見た状態を示した平面図であって、特に図2に示す
ように、液晶ディスプレイA1は、液晶層LCに接する
2枚のガラス基板10,11それぞれの内側面に、IT
O(Indium Tin Oxide)膜などによる透明電極10a,
11aを形成し、各ガラス基板10,11の外側表面に
貼着された偏光板(図示省略)を通じて、背面A1b側
のバックライト光源(図示省略)からの光を表示面A1
aへと導くものである。バックライト光源からの透過光
が液晶層LCを通過する際、上記透明電極10a,11
aの印加電圧によって液晶分子の配向性を駆動制御する
ことにより、液晶の駆動部分と非駆動部分とで光の明暗
パターンが形成され、表示面A1aの表示エリアA1c
内においては、明暗パターンに応じた画像が表示される
こととなる。この種の液晶としては、たとえばネマティ
ック液晶が用いられるが、その他にコレステリック液
晶、あるいはスメクティック液晶などを用いてもよい。
また、一方のガラス基板10は、他方のガラス基板11
よりも大きな面積を有するものとされ、両ガラス基板1
0,11を積層した状態では、一方のガラス基板10の
一側部10bが他方のガラス基板11より側方にはみ出
た形態とされている。このガラス基板10の一側部10
bには、透明電極10a,11aなどと外部のマイクロ
コンピュータとを電気的に接続するために、フレキシブ
ル配線板(図示省略)が接続される。なお、偏光板、バ
ックライト光源、フレキシブル配線板については、従来
より既知のものと同様の構成であることから、その詳細
な図示説明を省略する。
【0028】フォトセンサS1〜S4は、光応答性素子
であるフォトダイオード、フォトトランジスタ、あるい
は抵抗素子などで構成されたものであって、図2に示す
ように、液晶層LCに接する一方のガラス基板10の内
側面に透明電極10aと同様にして薄膜形成されたもの
である。また、図3に示すように、各フォトセンサS1
〜S4は、一例として4個の受光素子(a〜d)を1セ
ットとして、これら受光素子a〜dを液晶ディスプレイ
A1の平面内にて回転対称状に位置させて構成されてい
る。タッチパネルA2と液晶ディスプレイA1との貼り
合わせ精度の問題から、各受光素子a〜dの大きさは、
一辺略0.1mm以上の正方形状とされており、互いに隣
接する各受光素子a〜d間は、所定の間隔が空けられて
いる。各受光素子a〜dからの信号は、フレキシブル配
線板を通じて後述するマイクロコンピュータに通知され
るものとされている。さらに、各フォトセンサS1〜S
4は、液晶ディスプレイA1の表示エリアA1c外とな
る各外周コーナ付近に配置されている。つまり、各フォ
トセンサS1〜S4において回転対称状に位置された受
光素子a〜dは、その回転中心部にて後述するタッチパ
ネルA2の各マークM1〜M4からの反射光を捉えるも
のとされており、そのような反射光の受光量変化に応じ
た受光信号が各受光素子a〜dからマイクロコンピュー
タに出力される。
【0029】タッチパネルA2は、指で触れて生じる静
電容量の変化を検出する静電容量方式、あるいは抵抗の
変化を検出する抵抗膜方式のものが用いられ、その大き
さは、上記液晶ディスプレイA1の表示面A1aとほぼ
同程度とされている。このタッチパネルA2からの信号
も、上記フレキシブル配線板を通じてマイクロコンピュ
ータに通知されるものとされている。一方、各マークM
1〜M4は、タッチパネルA2の表示エリアA2c外と
なる各外周コーナ付近に形成され、印刷処理などによっ
て遮光性を有する黒色の円形状とされている。これら各
マークM1〜M4は、上記各受光素子a〜dに匹敵する
程度の大きさをもって形成されている。つまり、各マー
クM1〜M4は、上記各フォトセンサS1〜S4の回転
対称状に位置された受光素子a〜dの回転中心部に位置
するように形成され、タッチパネルA2が液晶ディスプ
レイA1に貼り合わされた状態では、図3によく示され
るように、1セットとされた受光素子a〜dの一部が各
マークM1〜M4の外周にさしかかるような状態とされ
る。なお、タッチパネルA2の内部構造などについて
は、従来より既知のものと同様の構成であることから、
その詳細な図示説明を省略する。
【0030】次に、図4は、液晶駆動用の電極およびフ
ォトセンサと接続されたマイクロコンピュータの構成を
示した回路ブロック図である。この図に示すように、マ
イクロコンピュータA3は、CPU20、ROM21、
RAM22、EEPROM23、およびI/F24など
を具備して構成されたものであって、上記透明電極1
0,11およびフォトセンサS1〜S4との間で入出力
される信号を制御、演算するものである。CPU20、
ROM21、RAM22、EEPROM23、およびI
/F(インターフェース)24は、バス線25により相
互に接続されている。バス線25には、アドレスバス、
データバス、および制御信号線が含まれる。I/F24
には、上記透明電極10,11がそれぞれ信号電極、走
査電極として接続されているとともに、上記各フォトセ
ンサS1〜S4が接続されている。なお、マイクロコン
ピュータA3は、ポータブルコンピュータや携帯情報端
末などに画像表示装置Aが組み込まれた状態で、画像表
示を制御するユニットとしての機能も有している。
【0031】CPU20は、上記透明電極10,11を
それぞれ信号電極、走査電極として、両電極間の電圧を
制御する機能を有するとともに、各フォトセンサS1〜
S4から出力された信号に基づいて、後述するタッチパ
ネルA2の位置補正を行う機能を有している。ROM2
1は、CPU20が実行すべき制御プログラムなどを記
憶している。RAM22は、CPU20の作業領域や各
種データの格納領域を提供する。EEPROM23は、
各種のフラグや設定データなどを記憶する。I/F24
は、信号電極および走査電極のそれぞれを駆動制御する
駆動回路を備えるとともに、各フォトセンサS1〜S4
からの出力信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバ
ータなどを備えている。
【0032】要点について説明すると、画像表示装置A
を製造する際、液晶ディスプレイA1とタッチパネルA
2との相対的な位置関係は、イニシャライズ作業によっ
て補正する必要がある。イニシャライズ作業を行う前に
あらかじめ、タッチパネルA2には、位置決め用のマー
クM1〜M4を形成する一方、液晶ディスプレイA1に
は、マークM1〜M4検出用のフォトセンサS1〜S4
を形成しておく。これらマークM1〜M4とフォトセン
サS1〜S4とは、互いの平面内位置が正確に合致する
ように形成される。そして、タッチパネルA2を液晶デ
ィスプレイA1のあらかた決められた所定位置に貼り合
わせた後、透明電極10,11およびフォトセンサS1
〜S4がフレキシブル配線板などを通じてマイクロコン
ピュータA3に接続された状態とされる。その後、イニ
シャライズ作業を開始した際、タッチパネルA2から液
晶ディスプレイA1の方向に向けて、バックライト光源
とは別の光源、たとえば外光などを用いて光が照射され
る。そうすると、各フォトセンサS1〜S4から各マー
クM1〜M4に応じて検出された信号がマイクロコンピ
ュータA3に取り込まれる。マイクロコンピュータA3
のCPU20は、各フォトセンサS1〜S4からの信号
に基づいて、液晶ディスプレイA1にて表示される指標
ポイントと、その指標ポイントに対応すべきタッチパネ
ルA2の触感ポイントとの相対的な位置関係を補正す
る。
【0033】ここで、指標ポイントとは、液晶ディスプ
レイA1にて入力操作時に表示されるコマンドボタンな
どの平面内位置情報を示したものであり、一方、触感ポ
イントとは、上記コマンドボタンなどに応じて指で接触
されるタッチパネルA2の接触箇所の平面内位置情報を
示したものである。つまり、マイクロコンピュータA3
のCPU20は、タッチパネルA2における触感ポイン
トの絶対的な平面内位置を、各フォトセンサS1〜S4
から各マークM1〜M4の検出に応じて出力された信号
に基づいて確定する。そして、CPU20は、フォトセ
ンサS1〜S4を基準に確定した触感ポイントの絶対的
な平面内位置に応じて、液晶ディスプレイA1にて表示
される指標ポイントと、その指標ポイントに対応すべき
タッチパネルA2の触感ポイントとの相対的な位置関係
を補正するのである。これにより、液晶ディスプレイA
1とタッチパネルA2の双方における指標ポイントおよ
び触感ポイントが正確にマッピングされる。そうしてイ
ニシャライズ作業により両ポイントのマッピングを終え
た後、液晶ディスプレイA1およびタッチパネルA2の
表示エリアA1c,A2c外の部分は、装置全体を収め
るケースなどに包囲されて外部から見えない状態とされ
る。
【0034】さらに具体的に説明するために、図5は、
一つのマークとフォトセンサとの相対的位置関係を説明
するために示した説明図であって、この図の(a)に示
すように、タッチパネルA2が液晶ディスプレイA1に
対して適正に貼り合わされた状態では、一つのマークM
1は、一つのフォトセンサS1内における各受光素子S
1a〜S1dが集中した回転中心部の真ん中に位置する
状態となる。この状態をマークM1の基準位置とする。
一方、タッチパネルA2が平面方向にわずかにずれて貼
り合わされると、同図の(b)に一例として示すよう
に、一つのマークM1は、基準位置から左上方向にずれ
た状態となる。このような場合、フォトセンサS1の左
上に位置する受光素子S1aは、右下に位置する受光素
子S1cよりもマークM1の外周に大幅にさしかかった
状態となり、両受光素子S1a,S1cの間でマークM
1の影として受光した信号にかなりのレベル差が生じる
こととなる。このような受光素子S1a〜S1dレベル
での信号格差は、他のフォトセンサS2〜S4において
も生じている。
【0035】そして、CPU20は、各フォトセンサS
1〜S4における各受光素子a〜dからの受光信号をま
とめ、各信号レベルの差分などを算出することにより、
各フォトセンサS1〜S4の基準位置からずれた各マー
クM1〜M4の変位量と変位方向をあらわすベクトル変
位量を算出する。さらに、CPU20は、タッチパネル
A2の4箇所にわたるマークM1〜M4のベクトル変位
量を算出して総括することにより、タッチパネルA2全
体の液晶ディスプレイA1に対する平面内位置を正確に
確定する。最終的に、CPU20は、確定したタッチパ
ネルA2の平面内位置に基づいて、液晶ディスプレイA
1とタッチパネルA2の双方における指標ポイントおよ
び触感ポイントをマッピングし、そうしてマッピングに
より決定された指標ポイントと触感ポイントとの相対的
な位置関係を示す位置情報をEEPROM23に記憶さ
せる。これにより、完成した画像表示装置Aを利用する
ユーザは、指などでタッチパネルA2に接触して入力操
作を行うことで、その接触箇所(触感ポイント)にて表
示されたコマンドボタン(指標ポイント)などを正常に
機能させることができる。
【0036】次に、液晶ディスプレイA1に対するタッ
チパネルA2の位置補正を行う場合の動作について、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0037】図6は、タッチパネルA2の位置補正処理
を行う場合におけるCPU20の動作手順を示したフロ
ーチャートである。この図に示すように、位置補正処理
が開始されると、CPU20は、まず、各フォトセンサ
S1〜S4の受光素子a〜dから出力された受光信号を
別々に取得する(S11)。この際、たとえば受光信号
としては、マークM1〜M4の影、つまりマークM1〜
M4の外周にさしかかる各受光素子a〜dの部分が大き
いと低い電流値レベルで示され、逆に小さいと高い電流
値レベルで示されるような信号が検出される。
【0038】そして、CPU20は、取得した受光信号
に基づいて、各フォトセンサS1〜S4における受光素
子a〜dの回転中心部を基準位置とした状態で、各マー
クM1〜M4がどの方向にどれだけの量をもって各基準
位置からずれているかを示すベクトル変位量を算出する
(S12)。たとえば、図5の(b)に示すような状態
では、マークM1のベクトル変位量は、基準位置から左
上の方向に所定量だけずれているとして算出される。
【0039】各マークM1〜M4のベクトル変位量を算
出したCPU20は、そうして算出した全結果に基づい
て、各マークM1〜M4のベクトル変位量を平均化する
(S13)。この平均化されたベクトル変位量では、液
晶ディスプレイA1に対してタッチパネルA2の全体が
どの方向にどれだけの量をもってずれているかが示さ
れ、そのずれた位置においてタッチパネルA2の平面内
位置がCPU20によって確定された状態となる。
【0040】続いて、CPU20は、平均化したベクト
ル変位量に基づいて、液晶ディスプレイA1の指標ポイ
ントに対してタッチパネルA2の触感ポイントを割り当
てることにより、両ポイントの割り当て対応テーブルを
作成する(S14)。この指標ポイントに対する触感ポ
イントの割り当てとは、両ポイントの平面内位置座標を
互いに対応付ける処理であって、つまり、タッチパネル
A2を貼り合わせる前にあらかじめ定められていた触感
ポイントの平面内位置座標は、ベクトル変位量の分だけ
シフト補正されることとなる。これにより、液晶ディス
プレイA1に対するタッチパネルA2の相対的な位置関
係が補正された状態となる。
【0041】最終的に、CPU20は、指標ポイントお
よび触感ポイントの割り当て対応テーブルをEEPRO
M23などに記憶させ(S15)、その後この位置補正
処理にかかるプログラムの実行を終了する。こうしてE
EPROM23に記憶された、両ポイントの割り当て対
応テーブルは、実際にユーザが画像表示装置Aを使用し
てタッチパネルA2を指で触った場合に用いられること
となる。
【0042】したがって、上記構成、動作を有する画像
表示装置AおよびタッチパネルA2の位置合わせ方法に
よれば、液晶ディスプレイA1とタッチパネルA2との
相対的な位置関係がフォトセンサS1〜S4からの受光
信号に基づいて自動的に補正されるので、そのためのイ
ニシャライズ作業を手作業によることなく正確かつ瞬時
に行うことができるとともに、各マークM1〜M4を検
出する各フォトセンサS1〜S4の複数の受光素子a〜
dによって高精度な位置補正を行うことができる。
【0043】また、各フォトセンサS1〜S4において
は、検出対象となるマークM1〜M4の影が4個の受光
素子a〜dによって捉えられる。その際、各受光素子a
〜dからは、マークM1〜M4の外周にさしかかること
で部分的な影の検出量に応じた信号が出力される。つま
り、一つのフォトセンサにおける各受光素子a〜dから
の信号に基づいて差分などを算出することができるの
で、一つのフォトセンサでそのセンサの基準位置からず
れた一箇所のマークの変位量と変位方向をあらわすベク
トル変位量を正確に算出することができる。そして、そ
のようなフォトセンサS1〜S4を4個用いてタッチパ
ネルA2の4箇所にわたるマークM1〜M4が検出され
るので、タッチパネルA2の4箇所から求められたベク
トル変位量を総括してタッチパネルA2全体の平面内位
置を正確に確定することができ、液晶ディスプレイA1
とタッチパネルA2との相対的な位置関係についてより
精度の高い位置補正を行うことができる。
【0044】なお、上記一例として示した実施形態で
は、液晶ディスプレイA1において4個のフォトセンサ
S1〜S4、タッチパネルA2において4個のマークM
1〜M4を形成したが、このような数に限定する特段の
意味はなく、最低でも2組のフォトセンサとマークが互
いに合致する状態で設けられていればよい。
【0045】また、一つのフォトセンサは、4個の受光
素子a〜dを1セットとして構成されているが、そのよ
うな1セットの個数に限定する特段の意味はなく、液晶
ディスプレイA1の複数箇所にわたって複数の受光素子
が2セット以上、最低でも対角位置の2箇所に配列され
た状態であればよい。
【0046】さらに、フォトセンサS1〜S4は、ガラ
ス基板11の表示面A1a側に形成されているものであ
っても良い。
【0047】さらにまた、液晶ディスプレイA1を画像
表示盤として採用したが、このような画像表示盤として
は、その他にCRT、プラズマ方式などの画像表示デバ
イスを採用することもできる。
【0048】さらにまた、上記実施形態においては、画
像表示装置Aを製造する際にタッチパネルA2の位置合
わせが行われるとして説明したが、そのような位置合わ
せは、ユーザが使用する際にワンタッチで行うようにC
PU20に動作させても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明にかかるタッチパネル一体型の画像表
示装置の一実施形態を分解して示した分解斜視図であ
る。
【図2】センサ部付近の断面構造を示した断面図であ
る。
【図3】液晶ディスプレイを表示面側から見た状態を示
した平面図である。
【図4】液晶駆動用の電極およびフォトセンサと接続さ
れたマイクロコンピュータの構成を示した回路ブロック
図である。
【図5】一つのマークとフォトセンサとの相対的位置関
係を説明するために示した説明図である。
【図6】タッチパネルの位置補正処理を行う場合におけ
るCPUの動作手順を示したフローチャートである。
【図7】従来におけるタッチパネル一体型の画像表示装
置の一例を示し、その画像表示盤に対するタッチパネル
の位置補正方法を説明するために示した説明図である。
【符号の説明】
A 画像表示装置 A1 液晶ディスプレイ(画像表示盤) A1c,A2c 表示エリア A2 タッチパネル A3 マイクロコンピュータ M1〜M4 マーク S1〜S4 フォトセンサ a〜d 受光素子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示盤を有する画像表示装置に対
    し、その画像表示盤に面してタッチパネルを貼着したタ
    ッチパネル一体型の画像表示装置であって、 上記タッチパネルの複数箇所に形成された位置決め用の
    マークと、 上記マークの配列状況に合致して上記画像表示盤に形成
    された複数のフォトセンサと、 上記各フォトセンサから上記各マークの検出に応じて出
    力された信号に基づいて、上記画像表示盤に面した上記
    タッチパネルの平面内位置を確定するパネル位置確定手
    段と、 上記パネル位置確定手段によって確定された上記タッチ
    パネルの平面内位置に応じて、上記画像表示盤にて表示
    される指標ポイントと、その指標ポイントに対応すべき
    上記タッチパネルの触感ポイントとの相対的な位置関係
    を補正するポイント位置補正手段と、 を備えたことを特徴とする、タッチパネル一体型の画像
    表示装置。
  2. 【請求項2】 上記各マークは、上記タッチパネルの外
    周付近に形成されているとともに、上記各フォトセンサ
    は、上記画像表示盤の表示エリア外に形成されている、
    請求項1に記載のタッチパネル一体型の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 上記画像表示盤は、2枚の透明基板間に
    液晶を封入した液晶ディスプレイにより構成されてい
    る、請求項1または請求項2に記載のタッチパネル一体
    型の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 上記各フォトセンサは、上記液晶ディス
    プレイの液晶を封入した液晶層内に受光素子を形成する
    ことで構成されている、請求項3に記載のタッチパネル
    一体型の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 上記各フォトセンサは、複数個の受光素
    子を1セットとして、これら受光素子を上記画像表示盤
    の平面内にて回転対称状に位置させ、その回転中心部で
    各受光素子の一部が上記マークの外周にさしかかる状態
    となるように構成されている、請求項1ないし請求項4
    のいずれかに記載のタッチパネル一体型の画像表示装
    置。
  6. 【請求項6】 上記パネル位置確定手段は、上記各フォ
    トセンサにおける上記各受光素子の受光量に応じて出力
    された受光信号に基づいて、上記画像表示盤の平面内に
    おける所定の基準位置からずれた上記タッチパネルのベ
    クトル変位量を算出し、そうして算出したベクトル変位
    量に基づいて、上記ポイント位置補正手段は、上記指標
    ポイントと上記触感ポイントとの相対的な位置関係を補
    正する、請求項5に記載のタッチパネル一体型の画像表
    示装置。
  7. 【請求項7】 画像表示盤に面してタッチパネルを貼着
    した際に位置補正するための画像表示盤に対するタッチ
    パネルの位置補正方法であって、 上記タッチパネルの複数箇所には、位置決め用のマーク
    が形成されている一方、そうして形成された上記マーク
    の配列状況に合致して、上記画像表示盤には、複数のフ
    ォトセンサが形成されており、上記画像表示盤に面して
    上記タッチパネルを貼着した際、上記各フォトセンサか
    ら上記各マークの検出に応じて出力された信号を演算ユ
    ニットに取り込みつつ、その演算ユニットを介して上記
    画像表示盤に面して貼着された上記タッチパネルの平面
    内位置を確定するとともに、そうして確定した上記タッ
    チパネルの平面内位置に応じて、上記演算ユニットに所
    定の補正処理を実行させることにより、上記画像表示盤
    にて表示される指標ポイントと、その指標ポイントに対
    応すべき上記タッチパネルの触感ポイントとの相対的な
    位置関係を補正することを特徴とする、画像表示盤に対
    するタッチパネルの位置補正方法。
  8. 【請求項8】 上記各フォトセンサは、複数個の受光素
    子を1セットとして、これら受光素子を上記画像表示盤
    の平面内にて回転対称状に位置させ、その回転中心部で
    各受光素子の一部が上記マークの外周にさしかかる状態
    となるように構成されており、上記タッチパネルの平面
    内位置を確定する際、上記各フォトセンサにおける上記
    各受光素子の受光量に応じて出力された受光信号を上記
    演算ユニットに取り込みつつ、その演算ユニットを介し
    て上記画像表示盤の平面内における所定の基準位置から
    ずれた上記タッチパネルのベクトル変位量を算出すると
    ともに、そうして算出したベクトル変位量に基づいて、
    上記演算ユニットにより上記指標ポイントと上記触感ポ
    イントとの相対的な位置関係を補正する、請求項7に記
    載の画像表示盤に対するタッチパネルの位置補正方法。
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