JP2000173316A - 車両用灯具におけるコネクタ構造 - Google Patents

車両用灯具におけるコネクタ構造

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JP2000173316A
JP2000173316A JP10346819A JP34681998A JP2000173316A JP 2000173316 A JP2000173316 A JP 2000173316A JP 10346819 A JP10346819 A JP 10346819A JP 34681998 A JP34681998 A JP 34681998A JP 2000173316 A JP2000173316 A JP 2000173316A
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connector
cap
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light source
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JP10346819A
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Toshinori Suzuki
俊則 鈴木
Takahiro Kanamori
隆弘 金森
Yasuo Miyamoto
靖雄 宮本
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SANWA SHOKO KK
Ichikoh Industries Ltd
Sumiko Tec Co Ltd
Original Assignee
SANWA SHOKO KK
Ichikoh Industries Ltd
Sumiko Tec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防水性、防塵性、防護性、操作性に優れてい
る。 【解決手段】 灯具側コネクタ5Cのキャップ6の内面
側に、電源側コネクタ4Cが着脱可能に嵌合する空所6
7が、設けられている。この結果、キャップ6の内側の
空所67に電源側コネクタ4Cを着脱可能に嵌合して電
気的に接続することができ、キャップ6の内面側におい
て、灯具側コネクタ5Cと電源側コネクタ4Cとの着脱
接続が行われる。このために、キャップ6の外面に外側
に突出する部分を小さくすることができるので、水や塵
埃がキャップ6の外側において溜まり難くなり、水や塵
埃が灯具側コネクタ5Cと電源側コネクタ4Cとの接続
部分に侵入し難くなり、灯具側コネクタ5Cと電源側コ
ネクタ4Cとが他の車両用部品に当り難くって破損し難
くなる。灯具側コネクタ5Cと電源側コネクタ4Cとの
着脱は、キャップ6の空所67をガイドとして行われる
ので、簡単である。光源バルブ3の交換操作が簡単であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコード付き
の光源バルブ(H3バルブ)を使用したフォグランプ等
の車両用灯具において、この光源バルブ側と電源側とを
電気的に接続するコネクタ構造に係り、特に防水性や防
塵性や防護性に優れ、しかも、灯具側コネクタと電源側
コネクタとの着脱の操作性が良く、その上、光源バルブ
交換等の操作性が良い車両用灯具におけるコネクタ構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フォグランプ等の車両用灯具は、一般
に、ランプハウジング及びレンズにより灯室が画成形成
され、その灯室内に光源バルブが配置されており、その
光源バルブがコネクタ構造を介して電源側に電気的に接
続されているものであって、光源バルブを点灯すると、
その光源バルブからの光がレンズを経て外部に所定の配
光パターンで照射されるものである。
【0003】この車両用灯具におけるコネクタ構造とし
ては、光源バルブ側に接続された光源側のターミナル
と、電源側に接続された電源側のターミナルが内蔵され
た電源側コネクタと、ランプハウジングに着脱可能に取
り付けられる樹脂製のキャップと灯具側のターミナルと
が一体に形成された灯具側コネクタと、を備えたもので
あって、光源側のターミナルと灯具側のターミナルとを
接続し、かつ、その灯具側のターミナルと電源側のター
ミナルとを接続することにより、光源バルブが電源側に
電気的に接続されるものである。この種の車両用灯具に
おけるコネクタ構造としては、例えば、特開平9−17
207号公報に記載のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の車両用灯具におけるコネクタ構造は、導電端子(1
7)、(18)の一端部(17a)、(18a)が配置
される箱部(14)と、導電端子(17)、(18)の
他端部(17b)、(18b)が配置される筒状部(1
5)とが、バックカバー(9)の外面にそれぞれ外側に
突出されており、このバックカバー(9)の外側におい
て、外部電気接続部(21)と車体側コネクタ(28)
との着脱接続が行われるものである。このために、バッ
クカバー(9)の外側に外部電気接続部(21)と車体
側コネクタ(28)とが大きく突出して形成されている
ので、その大きく突出した外部電気接続部(21)と車
体側コネクタ(28)とに水や塵埃が溜まり易くなり、
その大きく突出した外部電気接続部(21)と車体側コ
ネクタ(28)とに溜まった水や塵埃が外部電気接続部
(21)と車体側コネクタ(28)との接続部分に侵入
し易い。かつ、このバックカバー(9)の外側に大きく
突出した外部電気接続部(21)と車体側コネクタ(2
8)とが他の車両用部品に当って破損し易い。また、外
部電気接続部(21)と車体側コネクタ(28)との着
脱は、何等ガイドがなく行うので、面倒である。このよ
うに、従来のコネクタ構造は、防水性や防塵性や防護
性、また、灯具側コネクタと電源側コネクタとの着脱の
操作性等に課題がある。
【0005】さらに、この従来のコネクタ構造は、バッ
クカバー(9)、すなわち板形状をなすので、灯具ボデ
ィー(1)のバルブ挿通穴(8)にバックカバー(9)
の本体(10)が位置することとなる。、その結果、灯
具の内蔵物(バルブ(5)及びリフレクタ(3)及び取
付金具(6)等)がこのバックカバー(9)の本体(1
90)に当らないように、灯具の内蔵物をバックカバー
(9)の本体(190)から離してレンズ(2)側に移
す必要がある。この灯具の内蔵物がレンズ(2)側に移
るとバルブ挿通穴(8)から離れることとなり、バルブ
(5)交換等の操作性に課題がある。
【0006】本発明の目的は、防水性や防塵性や防護性
に優れ、しかも、灯具側コネクタと電源側コネクタとの
着脱の操作性が良く、その上、光源バルブ交換等の操作
性が良い車両用灯具におけるコネクタ構造を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、灯具側コネクタの樹脂製部材がキャッ
プ形状をなし、そのキャップの内面側に、電源側コネク
タが着脱可能に嵌合する空所が、設けられていることを
特徴とする。
【0008】この結果、本発明の車両用灯具におけるコ
ネクタ構造は、樹脂製キャップ(以下、単にキャップと
称する)の内側の空所に電源側コネクタを着脱可能に嵌
合して電気的に接続することができるので、このキャッ
プの内面側において、灯具側コネクタと電源側コネクタ
との着脱接続が行われることとなる。このために、キャ
ップの外面に外側に突出する部分を、従来のコネクタ構
造と比較して、小さくすることができるので、水や塵埃
がキャップの外側において溜まり難くなり、その水や塵
埃が灯具側コネクタと電源側コネクタとの接続部分に侵
入し難くなる。かつ、キャップの外面に外側に突出する
部分を小さくすることができるので、他の車両用部品に
当り難くなり、灯具側コネクタと電源側コネクタとが他
の車両用部品に当って破損し難くなる。また、灯具側コ
ネクタと電源側コネクタとの着脱は、キャップの空所を
ガイドとして行われるので、簡単である。このように、
防水性や防塵性や防護性に優れ、しかも、灯具側コネク
タと電源側コネクタとの着脱の操作性が良い。
【0009】また、本発明のコネクタ構造は、灯具側コ
ネクタの樹脂製部材を、光源バルブ交換等の操作性を良
くするために、従来のバックカバーに代えてキャップと
し、そのキャップに灯具側のターミナルを一体に設けた
ものである。そして、灯具側コネクタの樹脂製部材をキ
ャップとすることにより、このキャップをランプハウジ
ングに着脱可能に取り付けた際に、このランプハウジン
グのキャップ取付箇所とキャップの底部との間には、空
間が存在し、ランプハウジングのキャップ取付箇所とキ
ャップの底部との間が離れている。このために、灯具の
内蔵物(リフレクタ及び光源バルブ等)をランプハウジ
ングのキャップ取付箇所に近づけても、その灯具の内蔵
物がキャップの底部に当るようなことがない。この灯具
の内蔵物をランプハウジングのキャップ取付箇所に近づ
けることにより、光源バルブ交換等の操作性が良くな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用灯具におけ
るコネクタ構造の一実施形態を添付図面を参照して説明
する。この例は、リフレクタ可動タイプのフォグランプ
の車両用灯具におけるコネクタ構造について説明する。
【0011】図2において、1はランプハウジングであ
る。このランプハウジング1は、前部及び後部に開口部
10及び円形の開口部11がそれぞれ設けられている。
このランプハウジング1の前部開口部10には、レンズ
12が配設されている。このランプハウジング1及びレ
ンズ12により灯室13が画成形成されている。
【0012】上述の灯室13内には、リフレクタ2が上
下方向(及び左右方向)に回動可能に配設されている。
このリフレクタ2は、図2に示すように、前部及び後部
が開口されている。この後部の前面側には、例えば回転
放物面の反射面20が設けられている。このリフレクタ
2の後部開口部の縁には、アース21及び取付スプリン
グ22が取り付けられており、またこのリフレクタ2の
反射面20側には、シェード23が配設されている。
【0013】上述のリフレクタ2には、上述の取付スプ
リング22により光源バルブ3が着脱可能に取り付けら
れており、この結果、この光源バルブ3は上述の灯室1
3内に配設されることとなる。この光源バルブ3側に
は、2本のコード30、31を介して2個の光源側のタ
ーミナル32がそれぞれ電気的に接続されている。すな
わち、+側コード30の一端は光源バルブ3に直接接続
されており、一方、−側コード31の一端はアース21
を介して光源バルブ3に間接接続されている。この+側
コード30及び−側コード31の他端には光源側のター
ミナル32が接続されている。この2個の光源側のター
ミナル32には、オスターミナル部33がそれぞれ設け
られている。なお、図1においては、+側コード30の
ターミナル32及びオスターミナル部33が図示されて
いる。一方、−側コード31のターミナル及びオスター
ミナル部は、この図示されている+側コード30のター
ミナル32及びオスターミナル部33とほぼ同一構造を
なすので、図示が省略されている。
【0014】図2において、二点鎖線にて示されている
符号4Cは、バッテリー等(図示せず)の電源側に接続
された2本の電源側のターミナル(図示せず)が内蔵さ
れた電源側コネクタである。この電源側コネクタ4Cの
2本のターミナルには、メスターミナル部(図示せず)
がそれぞれ設けられている。この電源側コネクタ4Cの
ターミナル(メスターミナル部)と上述の光源バルブ3
側のターミナル32(オスターミナル部33)とを後述
する灯具側コネクタ5Cを介して電気的に接続すること
により、光源バルブ3が電源に接続されることとなる。
【0015】上述の灯具側コネクタ5Cは、ランプハウ
ジング1の後部開口部11に着脱可能に取り付けられる
樹脂製(絶縁製)のキャップ6と2個の灯具側のターミ
ナル7、7とがインサート成形により一体に形成された
ものである。
【0016】前記キャップ6は、図1乃至図9に示すよ
うに、上部60が開口しかつ底部61が閉塞した中空状
の円筒形状をなす。このキャップ6の外周側面には円形
鍔部62が一体に設けられていると共に、このキャップ
6の開口部60の外周側面には複数個例えば4個の取付
爪63が一体に設けられている。このキャップ6の円形
鍔部62と取付爪63との間において、パッキン15を
介してランプハウジング1の後部開口部11の周縁部を
挟持することにより、キャップ6がランプハウジング1
の後部開口部11に着脱可能に取り付けられることとな
る。
【0017】上述のキャップ6の取り付け方は、キャッ
プ6の取付爪63をランプハウジング1の後部開口部1
1の周縁部に設けられた凹部(図示せず)に位置させて
挿入し、このキャップ6を後側から見て例えば時計方向
に回動させてキャップ6の取付爪63とランプハウジン
グ1の後部開口部11の周縁部とを係合させることによ
り、キャップ6がランプハウジング1に取り付けられ
る。なお、上述のキャップ6の4個の取付爪63の一端
(例えば時計方向側の端)がキャップ6の回動を容易に
するために傾斜している(図6乃至図9参照)。また、
このキャップ6の1個の取付爪63の他端にはストッパ
630が一体に設けられており(図6参照)、キャップ
6を回動させた際に、このストッパ630がランプハウ
ジング1の後部開口部11の周縁部に設けられた段部
(図示せず)に当接してキャップ6の取付爪63とラン
プハウジング1の後部開口部11の周縁部とが係合す
る。さらに、このキャップ6の1個の取付爪63とラン
プハウジング1の後部開口部11の周縁部とには、キャ
ップ6をランプハウジング1に取り付けた際の節度感を
付与する凸部631と凹部(図示せず)とがそれぞれ設
けられている(図7参照)。
【0018】また、上述のキャップ6の円形鍔部62よ
りも後方の部分(底部61側の後方部分)64には、撮
み部が形成されている。この撮み部を形成する後方部分
64は、ほぼ分銅形状をなす。すなわち、円柱形状の左
右両側(キャップ6がランプハウジング1に取り付けら
れた状態の時の左右両側)が、図5に示すように、円弧
凹部状に形成されている。しかも、その円弧凹部には、
ルーレット65が設けられている。
【0019】さらに、上述のキャップ6の後方部分64
の下方(キャップ6がランプハウジング1に取り付けら
れた状態の時の下方)には、図2及び図3及び図7に示
すように、電源側コネクタ4Cが挿入されるための挿入
口66及び空所67が設けられている。
【0020】さらにまた、上述のキャップ6の内部にお
いて、図1及び図4に示すように、底部61の上部中央
部には絶縁用兼振れ防止用の1個の立壁68が、また、
底部61の上部左右両側には4枚の振れ抜け防止用の立
壁69が、さらに、底部61の上部左右両側には2個の
小半円形の凸部の固定部600が、それぞれ一体に設け
られている。
【0021】そして、上述のキャップ6の底部61の内
面側には、2個の灯具側のターミナル7、7がインサー
ト成形により一体に形成されている。この灯具側のター
ミナル7は、図14に示すように、1枚の金属(導電
性)板を折り曲げてなるものである。この灯具側のター
ミナル7は、図10乃至図13に示すように、図11
(A)の正面から見て、逆L字形の板形状の本体部70
と、その本体部70の下端から同一板面上に延設された
細長いほぼ長方形のオスターミナル部71と、前記本体
部70の側部(右側部)からほぼ90°折り曲げて形成
されたほぼ長方形の立上板部72及び逆B字形のメスタ
ーミナル部73と、そのメスターミナル部73の上端か
ら折り曲げて形成され、かつ、高さがメスターミナル部
73の高さとがほぼ等しい逆コの字形の振れ防止壁部7
4と、前記本体部70の側部(左側部)からほぼ90°
折り曲げて形成された細長いほぼ長方形の樹脂流入防止
用板部75と、を有するものである。
【0022】前記オスターミナル部71は、左右両側が
中央側に折り重ねてなり、前記立上板部72の上端に
は、固定爪720が一体に設けられており、前記メスタ
ーミナル部73は、固定平板部730と、2個の弾性湾
曲部731、731とからなり、前記振れ防止壁部74
は、メスターミナル部73の上端から折り返してなる中
央部740と、その中央部740の上下端部が相互に対
向するようにほぼ90°に折り曲げられてなる上下部7
41、741と、からなり、その上下部741、741
の前端部にアンカーロック用の透孔742、742が設
けられている。なお、他方の灯具側のターミナル7は、
上述の灯具側のターミナル7と左右逆の形状となる。
【0023】この2個の灯具側のターミナル7、7が上
述のキャップ6の底部61の内面側にインサート成形に
より一体に形成されると、図1乃至図4及び図7に示す
ように、灯具側のターミナル7、7の本体部70、70
の一部(図4中の破線にて示す部分)がキャップ6の底
部61に埋設固定される。なお、この2個の灯具側のタ
ーミナル7、7がキャップ6にインサート成形により一
体に形成される際に、本体部70、70及び樹脂流入防
止用板部75、75の作用により、樹脂がメスターミナ
ル部73、73中に流入するのを防止している。
【0024】特に、この実施形態において、灯具側のタ
ーミナル7、7のオスターミナル部71、71は、キャ
ップ6の空所67側に延設され、かつ、灯具側のターミ
ナル7、7のメスターミナル部73、73は、キャップ
6の開口部60側に折り曲げられ、しかも灯具側のター
ミナル7、7の振れ防止壁部74、74は、キャップ6
の底部61に当接する。また、2個の灯具側のターミナ
ル7、7は、キャップ6の偏心した位置、この例では上
半分側に配置されており、その2個の灯具側のターミナ
ル7、7のメスターミナル部73、73は、キャップ6
の上部中央部において近接対向しており、その2個のメ
スターミナル部73、73の間には、絶縁用兼振れ防止
用の立壁68が介在する。さらに、この2個の灯具側の
ターミナル7、7の振れ防止壁部74、74のアンカー
ロック用の透孔742、742、742、742中に
は、キャップ6の振れ抜け防止用の立壁69、69、6
9、69の一部690、690、690、690が食い
込んでおり、かつ、この2個の灯具側のターミナル7、
7の固定爪720、720がキャップ6の固定部60
0、600に食い込んでいる。
【0025】この実施形態における本発明のコネクタ構
造は、以上の如き構成からなり、以下、その使用例につ
いて説明する。まず、光源側のターミナル32、32の
オスターミナル部33、33と灯具側のターミナル7、
7のメスターミナル部73、73とを、図1に示すよう
に、接続すると共に、ランプハウジング1の後部開口部
11に灯具側コネクタ5Cを回転式に着脱可能に取り付
ける。また、図2に示すように、灯具側コネクタ5Cの
下部の挿入口66及び空所67中に電源側コネクタ4C
を嵌入して着脱可能に取り付けると共に、灯具側のター
ミナル7、7のオスターミナル部71、71と電源側の
ターミナルのメスターミナル部とを接続する。この結
果、光源バルブ3が本発明のコネクタ構造(光源側のタ
ーミナル32、32と、灯具側コネクタ5Cの灯具側の
ターミナル7、7と、電源側コネクタ4Cの電源側のタ
ーミナルから構成されたコネクタ構造)を介して電源側
に電気的に接続されることとなる。
【0026】このように、この実施形態における本発明
のコネクタ構造は、灯具側コネクタ5Cのキャップ6の
内面側に、電源側コネクタ4Cが着脱可能に嵌合する空
所67が、設けられている。この結果、キャップ6の内
側の空所67に電源側コネクタ4Cを着脱可能に嵌合し
て電気的に接続することができるので、このキャップ6
の内面側において、灯具側コネクタ5Cと電源側コネク
タ4Cとの着脱接続が行われることとなる。このため
に、キャップ6の外面に外側に突出する部分を、従来の
コネクタ構造と比較して、小さくすることができるの
で、水や塵埃がキャップ6の外側において溜まり難くな
り、その水や塵埃が灯具側コネクタ5Cと電源側コネク
タ4Cとの接続部分(電源側のターミナルのメスターミ
ナル部と灯具側のターミナル7のオスターミナル部71
との接続部分)に侵入し難くなる。かつ、キャップ6の
外面に外側に突出する部分を小さくすることができるの
で、他の車両用部品に当り難くなり、灯具側コネクタ5
Cと電源側コネクタ4Cとが他の車両用部品に当って破
損し難くなる。また、灯具側コネクタ5Cと電源側コネ
クタ4Cとの着脱は、キャップ6の空所67をガイドと
して行われるので、簡単である。従って、この実施形態
における本発明のコネクタ構造は、防水性や防塵性や防
護性に優れ、しかも、灯具側コネクタと電源側コネクタ
との着脱の操作性が良い。
【0027】また、本発明のコネクタ構造は、灯具側コ
ネクタ5Cの樹脂製部材を、光源バルブ3交換等の操作
性を良くするために、従来のバックカバー(9)に代え
てキャップ6とし、そのキャップ6に灯具側のターミナ
ル7を一体に設けたものである。そして、灯具側コネク
タ5Cの樹脂製部材をキャップ6とすることにより、こ
のキャップ6をランプハウジング1の後部開口部11に
着脱可能に取り付けた際に、このランプハウジング1の
後部開口部11とキャップ6の底部61との間には、空
間が存在し、ランプハウジング1の後部開口部11とキ
ャップ6の底部61との間が離れている。このために、
灯具の内蔵物(リフレクタ2及び光源バルブ3等)をラ
ンプハウジング1の後部開口部11に近づけても、その
灯具の内蔵物がキャップ6の底部61に当るようなこと
がない。この灯具の内蔵物をランプハウジング1の後部
開口部11に近づけることにより、光源バルブ3交換等
の操作性が良くなる。
【0028】特に、この実施形態における本発明のコネ
クタ構造(請求項2に係るコネクタ構造)は、図5に示
すように、灯具側コネクタ5Cのキャップ6の下部に、
電源側コネクタ4Cが嵌入する挿入口66が、設けられ
てるので、水や塵埃が挿入口66及び空所67に侵入す
るのをさらに確実に防止できる。上述の図5において、
挿入口66及び空所67は、キャップ6の真下に設けら
れていることとなるが、キャップ6のランプハウジング
1への取付位置により、挿入口66及び空所67がキャ
ップ6のやや斜下となる場合も有り得るが、上述の防水
性や防塵性上に特に問題はない。
【0029】また、この実施形態における本発明のコネ
クタ構造(請求項3に係るコネクタ構造)は、キャップ
6の後方部分64をほぼ分銅形状の撮み部となしたの
で、キャップ6を撮み易くなり、灯具側コネクタ5Cの
着脱の操作性が向上され、かつ、キャップ6を小型化す
ることができ。
【0030】なお、この実施形態においては、キャップ
6の底部61に埋設固定されている本体部70と、本体
部70からキャップ6の底部61に沿って延設されたオ
スターミナル部71と、本体部70からキャップ6の底
部61に対して開口部60側に折り曲げて形成されたメ
スターミナル部73とからなるものであるから、キャッ
プ6の底部61から開口部60までの高さ寸法Tを小さ
くすることができる。
【0031】また、メスターミナル部73から形成され
た振れ防止壁部74がキャップ6の底部61に当接する
ので、灯具側のターミナル7の振れが防止される。さら
に、2個の灯具側のターミナル7、7が近接しているの
で、光源バルブ3側の2本のコード30、31が近付い
て整頓される。さらにまた、2個の灯具側のターミナル
7、7の間に1個の絶縁用兼振れ防止用の立壁68を介
在させるので、2個の灯具側のターミナル7、7の+側
と−側との間の絶縁が可能となり、灯具側のターミナル
7、7の振れを確実に防止できる。
【0032】しかも、光源側のターミナル32、32と
接続する灯具側のターミナル7、7のターミナル部は、
2個共メスターミナル部73、73であるから、そのメ
スターミナル部73、73の高さ寸法を統一でき、か
つ、光源側のターミナル32、32のターミナルを2個
共オスターミナル部33、33とすることができるの
で、光源バルブ3の+側と−側とを共通化することがで
きる。その上、灯具側のターミナル7の振れ防止壁部7
4のアンカーロック用の透孔742中にキャップ6の振
れ抜け防止用の立壁69の一部690が食い込んでいる
(かつ、灯具側のターミナル7の固定爪720がキャッ
プ6の固定部600に食い込んでいる)ので、灯具側の
ターミナル7の振れや抜けを防止できる。また、1枚の
金属(導電性)板を折り曲げて灯具側のターミナル7を
構成するものであるから、灯具側のターミナル7の製造
コストが安価である。
【0033】なお、上述の実施形態においては、車両用
灯具におけるコネクタ構造として、リフレクタ可動タイ
プのフォグランプの例について説明したが、本発明はそ
の他の車両用灯具におけるコネクタ構造にも使用するこ
とができる。
【0034】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の車両
用灯具におけるコネクタ構造は、キャップの外面に外側
に突出する部分がないので、水や塵埃がキャップの外側
において溜まり難くなり、その水や塵埃が灯具側コネク
タと電源側コネクタとの接続部分に侵入し難くなる。か
つ、キャップの外面に外側に突出する部分がないので、
他の車両用部品に当るようなことがないので、灯具側コ
ネクタと電源側コネクタとが他の車両用部品に当って破
損するようなことがない。また、灯具側コネクタと電源
側コネクタとの着脱は、キャップの空所をガイドとして
行われるので、簡単である。このように、本発明のコネ
クタ構造は、防水性や防塵性や防護性に優れ、しかも、
灯具側コネクタと電源側コネクタとの着脱の操作性が良
く、その上、光源バルブ交換等の操作性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用灯具におけるコネクタ構造の一
実施の形態を示し、灯具側のターミナルのメスターミナ
ル部と光源側のターミナルのオスターミナル部との嵌合
状態を示した灯具側コネクタの一部縦断面図である。
【図2】本発明のコネクタ構造を使用した車両用灯具、
すなわちフォグランプの縦断面図である。
【図3】灯具側コネクタの斜視図である。
【図4】灯具側コネクタの正面図である。
【図5】灯具側コネクタの背面図である。
【図6】灯具側コネクタの平面図である。
【図7】灯具側コネクタの底面図である。
【図8】灯具側コネクタの左側面図である。
【図9】灯具側コネクタの右側面図である。
【図10】灯具側のターミナルの斜視図である。
【図11】(A)は灯具側のターミナルの正面図、
(B)は灯具側のターミナルの左側面図である。
【図12】(A)は灯具側のターミナルの右側面図、
(B)は灯具側のターミナルの背面図である。
【図13】(A)は灯具側のターミナルの平面図、
(B)は灯具側のターミナルの底面図である。
【図14】灯具側のターミナルの展開図である。
【符号の説明】
1…ランプハウジング、10…前部開口部、11…後部
開口部、12…レンズ、13…灯室、15…パッキン、
2…リフレクタ、20…反射面、21…アース、22…
取付スプリング、23…シェード、3…光源バルブ、3
0、31…コード32…光源側のターミナル、33…オ
スターミナル部、4C…電源側コネクタ、5C…灯具側
コネクタ、6…樹脂製のキャップ、60…開口部、61
…底部、62…円形鍔部、63…取付爪、64…後方部
分、65…ルーレット、66…挿入口、67…空所、6
8…絶縁用兼振れ防止用の立壁、69…振れ抜け防止用
の立壁、7…灯具側のターミナル、70…本体部、71
…オスターミナル部、72…立上板部、73…メスター
ミナル部、74…振れ防止壁部、742…アンカーロッ
ク用の透孔、75…樹脂流入防止用板部、T…キャップ
の底部から開口部までの高さ寸法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 俊則 神奈川県伊勢原市板戸80番地 市光工業 株式会社伊勢原製造所内 (72)発明者 金森 隆弘 神奈川県横浜市瀬谷区五貫目町4−1 住 鉱テック 株式会社内 (72)発明者 宮本 靖雄 埼玉県蓮田市黒浜1145 三和商工 株式会 社内 Fターム(参考) 3K042 AA11 AA12 BA02 BA04 BB01 BC01 CA03 5E024 AA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプハウジング及びレンズにより灯室
    が画成形成され、前記灯室内には光源バルブが配置され
    ており、前記光源バルブがコネクタ構造を介して電源側
    に電気的に接続されている車両用灯具において、 前記コネクタ構造は、 前記光源バルブ側に接続された光源側のターミナルと、 前記電源側に接続された電源側のターミナルが内蔵され
    た電源側コネクタと、 前記ランプハウジングに着脱可能に取り付けられる樹脂
    製部材と灯具側のターミナルとが一体に形成された灯具
    側コネクタと、 を備え、 前記光源側のターミナルと前記灯具側のターミナルとを
    接続すると共に、前記ランプハウジングに前記灯具側コ
    ネクタを着脱可能に取り付け、かつ、前記灯具側コネク
    タに前記電源側コネクタを着脱可能に取り付けると共
    に、前記灯具側のターミナルと前記電源側のターミナル
    とを接続することにより、前記光源バルブが前記電源側
    に電気的に接続される、コネクタ構造であって、 前記灯具側コネクタの樹脂製部材は、キャップ形状をな
    し、前記キャップの内面側には、前記電源側コネクタが
    着脱可能に嵌合する空所が設けられている、 ことを特徴とする車両用灯具におけるコネクタ構造。
  2. 【請求項2】 前記灯具側コネクタのキャップの下部側
    には、前記電源側コネクタが嵌入する挿入口が設けられ
    てる、ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具に
    おけるコネクタ構造。
  3. 【請求項3】 前記ランプハウジングと前記灯具側コネ
    クタのキャップとの取付構造は、回転式であり、前記灯
    具側コネクタのキャップの後方部分には、撮み部が形成
    されており、前記撮み部の両側の中間部が凹円弧の形状
    をなす、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両
    用灯具におけるコネクタ構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008277008A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Koito Mfg Co Ltd 車輌用前照灯
JP2011065817A (ja) * 2009-09-16 2011-03-31 Koito Mfg Co Ltd 車輌用灯具及びバックカバー

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