JP2000173246A - 編集装置及び編集方法 - Google Patents

編集装置及び編集方法

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JP2000173246A
JP2000173246A JP10340783A JP34078398A JP2000173246A JP 2000173246 A JP2000173246 A JP 2000173246A JP 10340783 A JP10340783 A JP 10340783A JP 34078398 A JP34078398 A JP 34078398A JP 2000173246 A JP2000173246 A JP 2000173246A
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marker
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signal
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JP10340783A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Kondo
利春 近藤
Noboru Yanagida
昇 柳田
Tadashi Fujiwara
忠志 藤原
Masayuki Iwamoto
昌之 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】編集作業が一段と容易かつ正確な編集装置及び
編集方法を提案する。 【解決手段】テープ状記録媒体1を再生する際に識別デ
ータRSM、GSMを検出すると、当該検出に応じてテ
ープ状記録媒体1から再生中の素材データを保持し、当
該保持された素材データ及び識別データをファイルに登
録する。これによりファイル上の素材データ及び識別デ
ータは互いに一致することになり、編集リストの作成作
業を正確に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は編集装置に関し、編
集素材の必要部分を抜き出して編集を行う編集装置及び
編集方法に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラマンがビデオカメラ等によ
って素材映像を撮像することにより得られる素材データ
は磁気テープに記録され編集装置で編集される。この場
合、編集オペレータは編集装置の再生装置を用いて磁気
テープを再生しながら、当該磁気テープに記録された素
材映像を目視確認し、編集作業に必要な部分を抜き出し
て他の媒体に記録(ダウンロード)することにより、必
要な映像及び音声のみでなる編集済データを得るように
なされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カメラマン
がビデオカメラを用いて素材映像を撮像するとき、撮影
者は後の編集作業において必要であると判断したシーン
について、当該シーンが磁気テープ上に記録される際の
タイムコードをメモしておく。
【0004】編集オペレータは、編集作業において素材
データが記録された磁気テープを再生装置に装填し、カ
メラマンがメモしたタイムコードに基づいてカメラマン
が必要であると判断したシーンの頭出しを行い、当該シ
ーンの内容を確認した上でこれを必要な素材として他の
媒体に記録する。
【0005】ところが、カメラマンが必要であると判断
したシーンの記録位置をメモ書きによって編集オペレー
タに伝える方法では、編集オペレータはそのタイムコー
ドによって示されたシーン毎に再生装置を操作して頭出
しを行うといった煩雑な作業が必要となる問題があっ
た。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、編集作業が一段と容易かつ正確である編集装置及び
編集方法を提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、テープ状記録媒体を再生する際に
識別データを検出すると、当該検出に応じてテープ状記
録媒体から再生中の素材データを保持し、当該保持され
た素材データ及び識別データをファイルに登録する。こ
れによりファイル上の素材データ及び識別データは互い
に一致することになり、編集リストの作成作業を正確に
行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0009】(1)テープフォーマット 図1はビデオカメラによって撮像された素材映像を記録
してなる磁気テープ1の記録パターンを示し、磁気テー
プ1の中央には回転ヘッドによってディジタルの映像信
号及び音声信号が記録された傾斜トラックTDが生成さ
れる。なお傾斜トラックTDは、ディジタルの映像信号
が記録された領域TDVとディジタルの音声信号が記録
された領域TDAから構成されている。磁気テープ1の
一方の縁部には、固定ヘッドによってアナログの音声信
号が記録された音声トラック(長手方向トラック)TA
が生成される。磁気テープ1の他方の縁部には、固定ヘ
ッドによってコントロール信号が記録されたコントロー
ルトラック(長手方向トラック)TCが生成され、更に
コントロールトラックに隣接した位置には、固定ヘッド
によってタイムコード信号が記録されたタイムコードト
ラック(長手方向トラック)TTが生成される。
【0010】上記タイムコードトラックTTに記録され
るタイムコード信号(LTC)は、図2に示すように、
80ビットからなる1フレームエリアを1単位として構
成されている。この1フレームエリアは、同期信号を記
録するための同期信号エリア、タイムコード(HH:M
M:SS:FF)を記録するための8個のタイムコード
記録ビットエリア、ユーザーズビット(D1D2:C1
C2:B1B2:A1A2)を記録するための8個のユ
ーザーズビット記録エリアとから構成されている。
【0011】具体的には、タイムコードの「Hour」情報
は、ビット48〜51、56〜59で表される2つのビ
ットエリア(H、H)に記録され、タイムコードの「Mi
nute」情報は、ビット32〜35、40〜42で表され
る2のビットエリア(M、M)に記録され、タイムコー
ドの「Second」情報は、ビット16〜19、24〜26
で表される2つのビットエリア(S、S)に記録され、
タイムコードの「Frame 」情報は、ビット0〜3、8、
9で表される2つのビットエリア(F、F)に記録され
る。
【0012】また8個のユーザーズビット記録エリアに
は、スタートコードと、マーク識別コードと、データ通
し番号コードと、チェックサムコードとが記録されるよ
うになっている。スタートコードは、ビット60〜6
3、52〜55で表される2つのビットエリア(D1、
D2)に記録され、マーク識別コードは、ビット44〜
47、36〜39で表される2つのビット(C1、C
2)に記録れさ、データ通し番号はビット28〜31、
20〜23で表される2つのビットエリア(B1、B
2)に記録され、チェックサムコードは、ビット12〜
15、4〜7で表される2つのビットエリア(A1、A
2)に記録される。
【0013】スタートコードは、80ビットから成る1
フレームにおいて、タイムコード情報が記録されたエリ
ア及びユーザーズエリアが始まることを示すコードであ
って、常に「OFFh」のデータが記録される。
【0014】マーク識別コードは、マークデータの種類
を表すためのコードである。カメラマンによって(Re
cスタートマーク」がマーキングされた場合には、マー
ク識別データとして「20h」が記録され、カメラマン
によって「ショットマーク1」がマーキングされた場合
には、マーク識別データとして「21h」が記録され、
カメラマンによって「ショットマーク2」がマーキング
された場合には、マーク識別データとして「22h」が
記録される。また編集装置を操作する編集オペレータに
よって「エディットマーク1」がマーキングされた場合
には、マーク識別データとして「23h」が記録され、
編集オペレータによって「エディットマーク2」がマー
キングされた場合には、マーク識別データとして「24
h」が記録される。
【0015】尚、このマーク識別コードは、カメラマン
や編集オペレータによってマーキングが指定されたその
瞬間の1フレームのみ記録されるのではなく、マーキン
グが指定されたその時から20フレーム間連続して記録
される。例えば、タイムコードが「01:12:20:
05」で表されるタイミングでカメラマンによってショ
ットマーク1がマーキングされた場合を想定する。この
場合には、マーキングされた瞬間のタイムコード「0
1:12:20:05」からタイムコード「01:1
2:20:24」までの20フレーム間、「21h」の
データがマーク識別コードとしてこのタイムコードトラ
ックに記録され続ける。
【0016】このように、20フレームもの間連続して
同じマーク識別コードを記録する理由は、後述する編集
装置において確実にこのマーク識別コードを読み出すこ
とができるようにするためである。テープのデータ欠陥
やビットエラー等から、このタイミングトラックから情
報を再生しようとした時に、読みとりエラーが発生して
しまうことがある。このような場合に、もし、このタイ
ムコード「01:12:20:05」の部分のみにしか
このマーク識別コードが書かれていないと、テープ上か
らマーク情報を得ることが出来なくなってしまう可能性
がある。また、テープを高速で走行させた場合には、C
PU等のハードウェアの処理能力によって、全フレーム
のデータを検索することが出来ない場合がある。このよ
うな場合にも、このタイムコード「01:12:20:
05」の部分にしかこのマーク識別コードが書かれてい
ないと、テープ上からマーク情報を得ることができなく
なり、その結果、同じように重要なシーンを検索するこ
とができなくなってしまう可能性がある。
【0017】しかし、図2に示すフォーマットによる
と、マーキングしたタイミングから20フレームの間、
同じマーク識別コードを記録しているので、たとえ、最
初のフレームに記録されたマーク識別コードを読み出す
ことが出来なかったとしても、その後に続くフレームに
記録されたマーク識別コードを再生することによって、
確実にマーク識別コードを検索することができる。ま
た、タイムコードトラック上の全フレームのデータにア
クセス出来ない程度にテープを高速で走行させた場合に
も、20フレームのうち少なくとも1フレームのマーク
識別コードを読み出すことができれば良いので、確実に
マーク識別コードをテープ上から検索することができ
る。
【0018】データ通し番号コードは、連続した20フ
レームにおいて先頭から何番目のフレームであるかを示
すデータである。例えば、上述した例では、タイムコー
ド「01:12:20:05」のフレームのデータ通し
番号として、最初のフレームであることを示す「01」
が記録され、タイムコード「01:12:20:24」
のフレームのデータ通し番号として、20番目のフレー
ムであることを示す「20」が記録される。
【0019】このようにデータ通し番号コードを記憶し
ておく理由は、最初のフレームのタイムコード、つま
り、マーキングされたときのタイムコードを得るためで
ある。例えば、高速再生によって、タイムコードトラッ
ク上に記録された20フレームのデータの中から、高速
テープ走行によって8番目のフレームのデータが読み出
すことができたとする。読み出された8番目のフレーム
のタイムコードは、01:12:20:12であって、
データ通し番号コードは「08」である。この2つのデ
ータから、最初のタイムコードは、容易に「01:1
2:20:05」であると判明する。
【0020】(2)編集装置の全体構成 図3において100は全体として編集装置を示し、素材
データが記録された磁気テープ1を再生するハイブリッ
ドレコーダ100A及びコンピュータ構成の編集コント
ローラ100BがRS−422シリアル通信を行う制御
用通信ケーブル111及びビデオ・オーディオ信号を伝
送する伝送ケーブル112によって接続されている。
【0021】ハイブリッドレコーダ100Aは、磁気テ
ープ1に対して素材データを記録又は再生するテープ記
録再生部50と、ハードディスクに対して磁気テープ1
から再生された素材データを記録すると共に当該記録さ
れた素材データをディスクファイル上でノンリニア編集
するディスク記録再生部70とを有する。
【0022】システムコントローラ60は、編集コント
ローラ100Bから制御用通信ケーブル111を介して
入力される制御信号に基づいて、テープ記録再生部50
に装填された磁気テープ1に記録されている素材データ
(映像及び音声データ)のうち、制御信号によって指定
された特定のシーン又は全体をディスク記録再生部70
へダウンロードする。この場合、テープ記録再生部50
は磁気テープ1から4倍速で素材データを高速再生し、
当該再生された素材データをスイッチ回路SW1を介し
てディスク記録再生部70に供給する。ディスク記録再
生部70はテープ記録再生部50から再生された素材デ
ータを記録することにより、4倍速での高速ダウンロー
ドが行われる。
【0023】ここで、図4はテープ記録再生部50の構
成を示し、動作制御部3はシステムコントローラ60で
設定された動作モード信号CTに基づきモータ制御信号
MC及びモード信号MSを生成する。
【0024】モータ制御信号MCはモータ制御部4に供
給され、モード信号MSはタイムコード信号記録部2
4、タイムコード信号再生部31、ディジタル信号記録
部41、ディジタル信号再生部42、アナログ信号記録
部43、アナログ信号再生部44及び単安定マルチバイ
ブレータ(以下、「モノマルチ」という。)17に供給
される。
【0025】モータ制御部4では、供給されたモータ制
御信号MCに基づきモータ駆動信号MDが生成される。
このモータ駆動信号MDがキャプスタンモータ5及びド
ラムモータ6に供給されることにより、磁気テープ1が
走行されると共に、複数のヘッドを有する回転ヘッド部
7が回転される。
【0026】ディジタル信号記録部41ではディジタル
の映像信号や音声信号が記録信号に変換される。またこ
の記録信号が動作制御部3から供給されたモード信号M
Sに基づき回転ヘッド部7に供給されて磁気テープ1に
対して信号の記録が行われる。磁気テープ1を再生して
回転ヘッド部7から得られた再生信号は、ディジタル信
号再生部42に供給されてディジタルの映像信号や音声
信号に変換される。
【0027】また、アナログ音声信号記録部43ではア
ナログの音声信号が記録信号に変換される。この記録信
号は動作制御部3から供給されたモード信号MSに基づ
き固定ヘッド8に供給された磁気テープ1に対して信号
の記録が行われる。磁気テープ1を再生して固定ヘッド
8から得られた再生信号は、アナログ音声信号再生部4
4に供給されてアナログの音声信号に変換される。また
データ信号発生部11は、システムコントローラ60に
おいて時間やユーザーズビット領域に記録するデータ
(テープリール番号等)の設定及びエディットマークデ
ータを記録するか否かの設定が行われた結果を設定信号
SSとして入力する。
【0028】データ信号発生部11では、システムコン
トローラ60からの設定信号SSに基づきタイムコード
データDT、ユーザデータDU、及び特定パターンのエ
ディットマークデータDMを生成する。ここで生成され
たタイムコードデータDTはタイムコードデータ保持部
12に保持されると共に信号変調部23に供給される。
またユーザデータDUは、ユーザデータ保持部13に保
持されると共に、信号切換スイッチ19の端子aに供給
される。エディットマークデータDMはエディットマー
クデータ保持部15に保持されると共に、信号切換スイ
ッチ19の端子bに供給される。
【0029】システムコントローラ60(図3)は、編
集コントローラ100Bから供給される制御信号に基づ
いて、上記エディットマークを磁気テープ1に記録し得
るようになされており、システムコントローラ60から
制御信号SGがモノマルチ21に供給されると、モノマ
ルチ21から所定時間ハイレベル「H」の信号GWが論
理和回路22に供給される。
【0030】モノマルチ17では、モード信号MSに基
づき動作モードが記録動作に移行したとき所定時間ハイ
レベル「H」のモードタイミング信号MTが生成され
る。このモードタイミング信号MTは、論理和回路22
に供給される。
【0031】論理和回路22では、GSM信号GWとモ
ードタイミング信号MTの論理和がとられ、論理和信号
MRが信号切換スイッチ19に供給される。信号切換ス
イッチ19では、この論理和信号MRによって可動端子
が制御される。
【0032】信号変調部23では、タイムコードデータ
保持部12から供給されたタイムコードデータDTの更
新が自動的に行われる。また更新されたタイムコードデ
ータは信号切換スイッチ19で選択されたデータと共に
変調されて上述したようなフォーマットの記録タイムコ
ード信号WTとされる。この記録タイムコード信号WT
はタイムコード信号記録部24に供給される。
【0033】タイムコード信号記録部24では、供給さ
れた記録タイムコード信号WTが記録信号WSに変換さ
れると共に、動作制御部3から供給されたモード信号M
Sに基づいて固定ヘッド25に供給される。このテープ
記録再生部50は、以下に説明するタイムコード信号再
生手段を備え、素材データ(映像及び音声データ)の4
倍速再生時にタイムコードと上記ショットマークGSM
1及びGSM2、並びに記録開始マークを再生すること
ができる。
【0034】信号再生手段を構成する固定ヘッド25に
はタイムコード信号再生部31が接続されており、磁気
テープ1のLTC(Longitudinal Time Code)トラック
から固定ヘッド25を介して読み出された再生信号RS
が再生タイムコード信号RTに変換される。この再生タ
イムコード信号RTはマーカ検出部55のパターン検出
手段を構成するデータ分離部32に供給される。なお、
タイムコード信号再生手段は固定ヘッド25とタイムコ
ード信号再生部31で構成されている。
【0035】データ分離部32はパターン検出手段を構
成すると共にタイムコード再生手段を構成しており、再
生タイムコード信号RTからタイムコードデータDTと
ユーザーズビット領域DEを分離する。なおタイムコー
ド再生手段は、データ分離部32とタイムコードデータ
保持部33で構成される。分離されたタイムコードデー
タDTはタイムコードデータ保持部33に供給されて、
次のタイムコードデータDTが供給されるまで一時保持
される。また保持されたタイムコードデータDTはデー
タ処理部(CPU)37に供給される。ユーザーズビッ
ト領域データDEはユーザーズビット保持部34に保持
される。ユーザーズビット保持部34に保持されたユー
ザーズビット領域データDEH、パターン比較部35と
CPU37に供給される。
【0036】パターン比較部35には比較パターン発生
部36が接続されており、比較パターン発生部36で生
成された記録開始マークデータDCやショットマークデ
ータDGとユーザーズビット保持部34から供給された
ユーザーズビット領域データDEが比較され、比較結果
を示す比較信号CCがCPU37に供給される。
【0037】CPU37では、パターン比較部35から
供給された比較信号CCに基づいて、記録開始マークデ
ータDCとユーザーズビット領域データDEが一致した
とき、及びショットマークデータDGとユーザーズビッ
ト領域データDEが一致したとき、タイムコードデータ
DTが対応する記録開始マークRSM又はショットマー
クGSM1及びGSM2と共にRAMに記憶される。こ
の記憶されたタイムコードデータDT、記録開始マーク
RSM及びショットマークGSM1及びGSM2はCP
U37からハイブリットレコーダ100A(図3)のシ
ステムコントローラ60に供給される。
【0038】(3)マーカサーチ/スキャンによるマー
カLog ファイルの作成及び編集 図3において編集オペレータがモニタの表示画面上に表
示されたGUI(Graphical User Interface)120の画
像を見ながらキーボード122又はマウス121を操作
して、ハイブリッドレコーダ100Aのテープ記録再生
部50の磁気テープ1上に記録されたマーカ(記録開始
マークRSM及びショットマークGSM1、GSM2)
をサーチする命令を入力すると、編集コントローラ10
0Bのシステムコントローラ114は、当該指定に応じ
た制御信号を制御用通信ケーブル111を介してハイブ
リッドレコーダ100Aのシステムコントローラ60に
送信し、テープ記録再生部50に対して磁気テープ1を
高速で送りながら、磁気テープ1のタイムコードトラッ
クTTを固定ヘッド25で走査すると共に傾斜トラック
TDを回転ヘッド部7で走査する。
【0039】タイムコードトラックTTを固定ヘッド2
5で走査することにより得られる再生信号は、タイムコ
ード再生信号再生部31で再生タイムコード信号RTに
変換され、さらにデータ分離部32でタイムコードデー
タDTとユーザーズビット領域データDEが分離され
る。この分離されたユーザーズビット領域データDEが
記録開始マークRSMを表す記録開始マークデータDC
或いはショットマークGSM1、GSM2を表すショッ
トマークデータDGと等しいことがパターン比較部35
で検出されたときには、このときのタイムコードデータ
DT、記録開始マークRSM及びショットマークGSM
1、GSM2がCPU37のRAM37Aに一旦記憶さ
れた後、ハイブリッドレコーダ100Aのシステムコン
トローラ60を介して編集コントローラ100Bのシス
テムコントローラ114に送出される。
【0040】またこのとき磁気テープ1の傾斜トラック
TDを回転ヘッド部7で走査することにより得られる再
生信号は、ディジタル信号再生部42でディジタルの映
像信号や音声信号とされて出力され、ハイブリッドレコ
ーダ100Aの信号デコーダ部80においてデコードさ
れ、編集コントローラ100Bのビデオ圧縮&キャプチ
ャ113に送信される。
【0041】編集コントローラ100Bのシステムコン
トローラ114は、記録開始マークRSMやショットマ
ークGSM1、GSM2がハイブリッドレコーダ100
Aから入力されると、これら記録開始マークRSMやシ
ョットマークGSM1、GSM2及び対応するタイムコ
ードをメモリ125のマーカ種別格納領域116及びタ
イムコード格納領域117に格納すると共に、このとき
ハイブリッドレコーダ100Aの信号デコーダ部80を
介して再生された映像信号をビデオ圧縮&キャプチャ1
13を介してメモリ125のスタンプ画格納領域118
に格納する。
【0042】ここで図5はハイブリッドレコーダ100
Aのテープ記録再生部50に装填された磁気テープ1か
らマーカ及びそのスタンプ画を読み出して編集コントロ
ーラ100Bのメモリ125に格納する手順を示し、テ
ープ記録再生部50に磁気テープ1を装填し、編集オペ
レータが編集コントローラ100Bのキーボード122
又はマウス121を操作してマーカのサーチを指定する
と、編集コントローラ100Bのシステムコントローラ
114は当該指定を表す制御信号CONT101をハイ
ブリッドレコーダ100Aのシステムコントローラ60
に送出する。
【0043】システムコントローラ60は当該制御信号
CONT101に基づいて、先ずマーカ検出部55にマ
ーカデータバッファとして設けられているRAM37A
(図4)のデータ(マーカデータ)をリセットする。ま
たこれと同時に、編集コントローラ100Bのシステム
コントローラ114は、制御信号CONT102をメモ
リ125に送出することにより、メモリ125内のデー
タをリセットする。
【0044】このようにしてサーチ準備が完了すると、
編集コントローラ100Bのシステムコントローラ11
4は、ハイブリッドレコーダ100Aに対してテープ記
録再生部50の磁気テープ1からのマーカのサーチ動作
を開始指定する。これによりテープ記録再生部50は磁
気テープ1を高速再生しながらその先頭位置からマーカ
のサーチ動作を開始し、検出されたマーカをマーカデー
タバッファであるRAM37Aに格納して行く。
【0045】そして、これと同時に編集コントローラ1
00Bのシステムコントローラ114は、ポーリング信
号CONT103をハイブリッドレコーダ100Aのシ
ステムコントローラ60に送出することにより、磁気テ
ープ1上からマーカが検出されたか否かを確認する。
【0046】ハイブリッドレコーダ100Aのシステム
コントローラ60は、編集コントローラ100Bからポ
ーリング信号CONT103を受け取ると、このときマ
ーカデータバッファ(RAM37A)に格納されている
マーカ数NMを確認し、その結果を応答信号CONT1
04として編集コントローラ100Bに戻す。
【0047】このときテープ記録再生部50において
は、未だマーカを検出していないことにより、RAM3
7A内のマーカ数NMは「0」である。これにより編集
コントローラ100Bのシステムコントローラ114
は、マーカの取り込み動作を行わず、再びポーリング信
号CONT105をハイブリッドレコーダ100Aのシ
ステムコントローラ60に送出する。
【0048】このとき、テープ記録再生部50では2つ
のマーカ(記録開始マークRSM及びショットマークG
SM1)が検出されており、これに応じてRAM37A
にはこれら2つ分のマーカデータが格納されている。従
つて、ポーリング信号CONT105を受けたシステム
コントローラ60はRAM37A内に格納されているマ
ーカ数NMが「2」であることを確認し、この結果を編
集コントローラ100Bのシステムコントローラ114
に応答信号CONT106として戻す。
【0049】システムコントローラ114は、当該応答
信号CONT106に応じてマーカデータ取得要求信号
CONT107をハイブリッドレコーダ100Aのシス
テムコントローラ60に送出することにより、システム
コントローラ60はRAM37A内に格納されている2
つのマーカのデータ(記録開始マークRSMを表す記録
開始マークデータDC及びショックマークGSM1を表
すショットマークデータDG)及びそれらのタイムコー
ドデータDTを応答信号CONT108としてシステム
コントローラ114に送出する。
【0050】システムコントローラ114は当該マーク
データDC、DG及びタイムコードデータDTをメモリ
125のマーカ種別格納領域116及びタイムコード格
納領域117に格納すると共に、このときハイブリッド
レコーダ100Aの信号デコーダ部80に保持されてい
る静止画をこのとき取得した各マーカに対応したスタン
プ画としてビデオ圧縮&キャプチャ113を介してメモ
リ125のスタンプ画格納領域118に格納する。
【0051】このようにして編集コントローラ100B
のメモリ125内にマーカデータが格納されると、ハイ
ブリッドレコーダ100Aのシステムコントローラ60
はRAM37A内のデータをリセットする。
【0052】以下同様にして、編集コントローラ100
Bのシステムコントローラ114はポーリング信号CO
NT109をハイブリッドレコーダ100Aのシステム
コントローラ60に送出し、これに対応する応答信号C
ONT110を受け、このときRAM37A内にマーカ
データが格納されていないことにより、メモリ125へ
のマーカデータの書込みは行わず、さらに続いてポーリ
ング信号CONT111をハイブリッドレコーダ100
Aのシステムコントローラ60に送出する。
【0053】このとき、ハイブリッドレコーダ100A
においては磁気テープ1からショットマークGSM2を
検出しており、このショットマークデータDGはRAM
37Aに格納されている。従って、システムコントロー
ラ60はポーリング信号CONT111に対する応答信
号CONT112によってRAM37A内に格納されて
いるマーカ数NMを編集コントローラ100Bのシステ
ムコントローラ114に返すことにより、システムコン
トローラ114は当該格納されているマーカデータを取
得するためのマーカデータ取得要求信号CONT113
をハイブリッドレコーダ100Aのシステムコントロー
ラ60に送出することにより、システムコントローラ6
0はRAM37A内に格納されているマーカのデータ
(ショットマークGSM2を表すショットマークデータ
DG)及びそのタイムコードデータDTを応答信号CO
NT114としてシステムコントローラ114に送出す
る。
【0054】システムコントローラ114は入力された
マーカのデータをメモリ125の対応する領域に追加書
込みする。かくして編集コントローラ100Bのメモリ
125には、磁気テープ1上に記録されている各マーカ
のデータ及びそのスタンプ画が格納され、これらは後述
するマーカLog ファイルのデータとして登録されたこと
になる。
【0055】このようにしてメモリ125にマーカのデ
ータが格納されると、編集コントローラ100Bのシス
テムコントローラ114は、GUI120を介してモニ
タ上に表示されるGUI画面に各マーカのデータをマー
カLog ファイルとして表示する。
【0056】すなわち、編集コントローラ100Bのシ
ステムコントローラ114は、モニタの表示画面上にG
UIを表示することにより、編集オペレータに対して編
集状態を表示すると共に、編集オペレータは当該表示画
面上のカーソルを所定の操作表示部に合わせて入力操作
することにより、種々の編集命令を入力し得るようにな
されている。
【0057】この場合、図6に示すように、モニタの表
示画面上に表示されるGUI画面は、大きく分けて3つ
の表示パネルから構成されている。第1の表示パネルで
あるViewerパネルPNL1は、現在選択されているデバ
イス(テープ記録再生部50又はディスク記録再生部7
0)の画像や、編集中の画像をビデオウィンドウ203
に表示するようになされている。
【0058】このViewerパネルPNL1において、ソー
スボタン群201は当該編集コントローラ100Bを含
む編集装置100における編集可能な素材ソースを選択
するボタン群であり、この実施の形態の場合、編集オペ
レータが当該ボタン群201の操作ボタンを画面上でク
リックすることによりテープ記録再生部50、ディスク
記録再生部70又は外部入力端を介して入力される外部
ソースを選択し得るようになされている。
【0059】また、動作状態表示部202はソースボタ
ン群201において選択された素材ソースの動作状態を
文字によって表示する。また、スクロールバー204は
当該スクロールバー204の左又は右ボタンをクリック
した後ビデオウィンドウ203に表示されている素材ソ
ースをフレーム単位でキューアップし得るようになされ
ている。ビデオウィンドウ203に表示されている画像
のタイムコードは、タイムコード表示部205に表示さ
れる。
【0060】さらにビデオウィンドウ203の下部に
は、このときビデオウィンドウ203に表示されている
画像を再生中のデバイス(テープ記録再生部50又はデ
ィスク記録再生部70)を制御する制御ボタン群206
が表示され、編集オペレータは当該制御ボタン群206
の操作ボタンをクリックすることにより、デバイスに対
して所望の制御命令を送出することができる。
【0061】この制御ボタン群206の一部には、マー
カサーチ送り/戻しボタン206A及び206Bが設け
られており、編集オペレータが当該マーカサーチ送りボ
タン206A又はマーカサーチ戻しボタン206Bをク
リックすることによりシステムコントローラ114は後
述するサーチ動作に入り、磁気テープ1を順方向又は逆
方向に早送り又は巻き戻ししながら当該磁気テープ1に
記録されているマーカ(記録開始マークRSM又はショ
ットマークGSM1、GSM2)のうちサーチしようと
するマーカの位置でキューアップするようになされてい
る。
【0062】GUI120を動作させるCPU114
(図3)は、このようにしてキューアップしたマーカ及
びこれに対応する画像(スタンプ画)をGUI画面のFi
les パネルPNL2(図5)に表示されるマーカLog フ
ァイルに登録する。
【0063】また制御ボタン群206の一部には、マー
カスキャン送り/戻しボタン207A及び207Bが設
けられており、編集オペレータが当該マーカスキャン送
りボタン207A又はマーカスキャン戻しボタン206
Bをクリックすることによりシステムコントローラ11
4は後述するスキャン動作に入り、磁気テープ1を20
倍速以下のスタンプ画を取り込み得る高速度で順方向又
は逆方向に早送り又は巻き戻ししながら当該磁気テープ
1に記録されているマーカ(記録開始マークRSM及び
ショットマークGSM1、GSM2)を当該マーカが付
された画像(スタンプ画)と共に取り込むようになされ
ている。
【0064】このようにしてマーカスキャンされたマー
カ及びこれに対応する画像(スタンプ画)はGUI画面
のFiles パネルPNL2に表示されるマーカLog ファイ
ルに登録される。
【0065】またViewerパネルPNL1には、イン点画
像表示部209A及びアウト点画像表示部209Bが設
けられており、Files パネルPNL2のマーカLog ファ
イルに登録されたスタンプ画を編集オペレータが選択す
ることにより編集時におけるイン点及びアウト点を指定
すると、システムコントローラ114は当該指定された
イン点に対応したスタンプ画をそのタイムコードと共に
イン点画像表示部209Aに表示し、指定されたアウト
点に対応したスタンプ画をそのタイムコードと共にアウ
ト点画像表示部209Bに表示する。
【0066】GUI画面の第2の表示パネルであるFile
s パネルPNL2は、マーカLog ファイルに登録された
スタンプ画及びそのタイムコードを表示するパネルであ
り、システムコントローラ114は、図6に示すよう
に、スタンプ画像を並べたスタンプ画表示画面部220
によってマーカLog ファイルに登録されたマーカに関す
る情報を表示する方法、又は図7に示すように、マーカ
Log ファイルに登録されたマーカに関する情報としてマ
ーカの種類及びタイムコードをマーカ一覧表230によ
って表示する方法のいずれかを編集オペレータの指定に
応じて切り換え得るようになされている。
【0067】システムコントローラ114は、マーカサ
ーチ動作や後述するマーカスキャン動作によって磁気テ
ープ1上の各マーカ(記録開始マークRSM及びショッ
トマークGSM1、GSM2)を見つけると、当該マー
カに対応した磁気テープ1上の画像をスタンプ画及びタ
イムコードを取り込み、これらをマーカLog ファイルの
第1又は第2の表示方法であるスタンプ画表示画面部2
20(図6)又はマーカ一覧表230(図7)において
表示する。
【0068】例えば編集オペレータがキーボード122
又はマウス121を操作してFilesパネルPNL2の選
択ボタン229をクリックすることによりスタンプ画表
示画面部220による表示を選択すると、システムコン
トローラ114は取り込まれた各マーカごとにマーカ情
報表示部223A、223B、223C、……に各マー
カに対応するマーカ情報を表示する。
【0069】各マーカ情報表示部223A、223B、
223C、……には、図8に示すように、それぞれのマ
ーカが記録されている磁気テープ1の種別を表示するテ
ープ識別表示部224A、224B、224C、……
と、各マーカに対応したスタンプ画221A、221
B、221C、……を表示するスタンプ画表示部222
A、222B、222C、……と、各マーカの種別を表
示するマーカ種別表示部225A、225B、225
C、……と、マーカが付加された位置でのタイムコード
を表示するタイムコード表示部226A、226B、2
26C、……が設けられている。
【0070】例えば図8においてマーカ情報表示部22
3Aは、当該マーカ情報表示部223Aによって表され
るマーカがテープ番号「Reel 0001 」に記録されたもの
であり、当該マーカが付加された位置でのスタンプ画2
21Aがスタンプ画表示部222Aに表示された画像で
あり、当該マーカの種別が記録開始マークRSMであ
り、そのタイムコードが「2分30秒05」であること
をマーカ情報として表示している。
【0071】これに対して、編集オペレータがキーボー
ド122又はマウス121を操作してFiles パネルPN
L2の選択ボタン229をクリックすることによりマー
カ一覧表230による表示を選択すると、システムコン
トローラ114は取り込まれた各マーカごとに図7に示
すマーカ一覧表230の各マーカ情報表示欄231A、
231B、231C、……において各マーカに対応する
マーカ情報を表示する。
【0072】このマーカ一覧表230には、当該マーカ
一覧表230の各マーカ情報表示欄231A、231
B、231C、……に表示されるマーカが記録されてい
る磁気テープ1を識別表示するテープ識別表示部232
と、各マーカの付加順を番号によって表したマーカ番号
表示部233と、各マーカの種別を表示するマーカ種別
表示部234と、各マーカが付加された位置でのタイム
コードを表示するタイムコード表示部235と、各マー
カに対応したスタンプ画が取り込まれているか否かを表
示するスタンプ画フラグ表示部236と、各マーカにつ
いて編集オペレータがキーボード122等を操作するこ
とによって所望の情報を入力してなるメモ情報を表示す
るメモ表示部237が設けられている。
【0073】例えば図7においてマーカ情報表示欄23
1Aは、当該マーカ情報表示欄231Aによって表され
るマーカがテープ番号「Reel 0001 」に記録されたもの
であり、当該マーカの種別が記録開始マークRSMであ
り、当該マーカが付加された位置でのタイムコードが
「2分30秒05」であり、当該マーカに対応するスタ
ンプ画が取り込まれており、当該マーカに対応するメモ
情報が入力されていないことを表している。
【0074】因みに、磁気テープ1を高速再生や早送り
/巻き戻ししながらマーカをスキャンした場合、そのス
キャン速度が20倍速以上の場合にはスタンプ画を取り
込むことが困難であり、マーカ表示欄230のスタンプ
画フラグ表示部236にはスタンプ画が取り込まれてい
ないことを表す「無」が表示されるのに対して、スキャ
ン速度が20倍速以下である場合にはマーカ位置に近似
したスタンプ画が取り込まれることによりスタンプ画フ
ラグ表示部236にはマーカ位置に対して不正確な近似
位置のスタンプ画が取り込まれていることを表す「近
似」が表示される。
【0075】特に、記録済の磁気テープ1をテープ記録
再生部50に装填した際に、編集オペレータがGUI画
面のマーカスキャンボタン207A又は207Bをクリ
ック操作してマーカスキャン動作を指定すると、バイブ
リッドレコーダ100Aのテープ記録再生部50はクリ
ック操作されたマーカスキャンボタンで指定された方向
に磁気テープ1を20倍速以下の高速でスキャンし、マ
ーカをサーチするようになされている。
【0076】この場合、編集オペレータがマーカスキャ
ンボタン207A又は207Bをクリック操作すること
に応じてGUI120はGUI画面に図9に示すダイア
ログボックスを表示し、マーカスキャン又は定時サンプ
ルのいずれか若しくはその両方が指定されるのを待ち受
ける。このとき編集オペレータが例えばマーカスキャン
ボタン216及び定時サンプルボタン217の両方をク
リックすると、システムコントローラ114はこれに応
じて、図10に示すように、磁気テープ1に予め記録さ
れた各マーカを20倍速以下の高速でサーチしながら、
同時に時間Tごとにサンプル画CPS をタイムコードと
共にメモリ125に取り込む。このようにして各マーカ
に対応したスタンプ画CPM 及び定時サンプルによるサ
ンプル画CPS がメモリ125に取り込まれると、GU
I画面上のマーカ一覧表230には、図11に示すよう
にスタンプ画フラグ表示部236に「近似」が表示され
ると共に、定時サンプルによって取り込まれたサンプル
画に対応したマーカ種別表示部234には「SAM」が
表示される。
【0077】かくして図7及び図11に示すように、マ
ーカ一覧表230のスタンプ画フラグ表示部236に
「無」又は「近似」が表示されたマーカについては、編
集オペレータがGUI画面のマーカサーチ送り/戻しボ
タン206A又は206Bをクリックすることによって
必要なマーカのスタンプ画を正確な位置でキューアップ
して取り込むことができる。
【0078】この場合、編集オペレータがGUI画面の
マーカサーチ送り/戻しボタン206A又は206Bを
クリックすることに応じて、システムコントローラ11
4はモニタの表示画面上のGUI画面に図12に示すダ
イアログボックス210を表示し、編集オペレータは当
該ダイアログボックス210のサーチ対象指定ボタン2
11、212及び213の中からサーチしようとするマ
ーカを選択する。選択可能なマーカの種類は、1つであ
っても複数であっても良い。因みに図12に示す状態
は、ダイアログボックス210において編集オペレータ
がサーチ対象指定ボタン211及び213をクリックす
ることによりサーチ対象として記録開始マークRSM及
び第1のショットマークGSM1が選択された状態を示
す。
【0079】このようにして編集オペレータはGUI画
面上のダイアログボックス210においてサーチ対象で
あるマーカを指定した後、当該ダイアログボックス21
0の実行ボタン214をクリックすると、システムコン
トローラ114は図13に示すように、現在位置P1か
らこのとき編集オペレータによってクリック操作されて
いるマーカサーチ送り/戻しボタン206A又は206
Bに応じた方向に記録開始マークRSM及びショットマ
ークGSM1をサーチする。
【0080】従ってシステムコントローラ114は、図
13において現在位置P1から編集オペレータによって
クリック操作されたマーカサーチ送りボタン206Aに
応じた方向にマーカのサーチを開始し、このとき選択さ
れていないショットマークGSM2を通過してこのとき
選択されているショットマークGSM1にキューアップ
する。このときシステムコントローラ114は、Viewer
パネルPNL1のビデオウィンドウ203に、キューア
ップしたショットマークGSM1のスタンプ画とその一
部にショットマークGSM1を表す表示文字「GSM
1」を表示する。
【0081】システムコントローラ114は、このよう
にして選択されたマークについてキューアップを繰り返
すことにより、当該キューアップされたマーク位置の画
像をスタンプ画として編集コントローラ100Bのメモ
リ125のスタンプ画格納領域118に取り込み、スタ
ンプ画が取り込まれていないマーカ又は近似スタンプ画
が取り込まれているマーカのスタンプ画として更新登録
する。因みに、タイムコードはマーカを取り込む際に正
確に取り込まれている。従って、正確なスタンプ画の更
新登録によって、スタンプ画とタイムコードが一致した
状態となる。
【0082】かくしてマーカ一覧表230のスタンプ画
フラグ表示部236においてスタンプ画が取り込まれて
いないことを表す「無」及び近似スタンプ画が取り込ま
れていることを表す「近似」は、図12及び図13につ
いて上述した正確なサーチ動作によって各マーカ位置に
対して正確にキューアップされてそのスタンプ画が取り
込まれることにより、マーカのタイムコードに一致した
スタンプ画が登録され、その表示は順次「有」に切り換
わる。
【0083】編集オペレータは、Files パネルPNL2
に表示されたマーカLog ファイルに登録された各マーカ
の情報に基づき、磁気テープ1上に記録されているマー
カの確認及び編集作業におけるイン点及びアウト点の指
定等を行うことができる。
【0084】すなわち図6において、GUI画面の第3
の表示パネルであるProgram パネルPNL3は、磁気テ
ープ1に記録された素材データ(映像データ及びオーデ
ィオデータ)についてタイムラインと呼ばれる編集用ト
ラック241A〜241G上で編集に必要な素材のイン
点及びアウト点の情報を編集オペレータの指定によって
Files パネルPNL2のマーカLog ファイルに登録され
た各マーカの情報のいずれかを順次表示するようになさ
れている。
【0085】この場合、編集オペレータがFiles パネル
PNL2に表示されたマーカLog ファイルに登録された
各マーカの情報(スタンプ画又は一覧表示)をクリック
すると共にこれをViewerパネルPNL1のイン点画像表
示部209Aにドラッグすると、GUI120はイン点
画像表示部209Aにこのとき指定されたマーカのスタ
ンプ画を表示する。
【0086】またこれと同様にして、編集オペレータが
Files パネルPNL2に表示されたマーカLog ファイル
に登録された各マーカの情報(スタンプ画又は一覧表
示)をクリックすると共にこれをViewerパネルPNL1
のアウト点画像表示部209Bにドラッグすると、GU
I120はアウト点画像表示部209Bにこのとき指定
されたマーカのスタンプ画を表示する。
【0087】このようにしてViewerパネルPNL1のイ
ン点画像表示部209A及びアウト点画像表示部209
Bに編集オペレータがマーカLog ファイルから選択した
マーカのスタンプ画が表示されると、編集オペレータは
当該スタンプ画を確認した後、これをドラッグ操作によ
ってタイムライン上の所望の位置に移動する。
【0088】これにより、タイムラインには新たに編集
オペレータが指定したイン点及びアウト点に挟まれた素
材データが編集素材データファイルとして登録され、こ
れと同時に磁気テープ1から対応する素材データがこの
とき編集作成中であるディスク記録再生部70のハード
ディスクの領域に記録される。因みに、磁気テープ1か
らハードディスクへの記録は、編集オペレータが必要と
するファイル全てがタイムライン上に揃った後、編集オ
ペレータが所定の画面キーをクリック操作して一度に実
行させるようにしても良い。また、編集素材データファ
イルの指定はイン点及びその長さを指定するようにして
も良い。
【0089】また、GUI120はProgram パネルPN
L3において、タイムラインツールバー244を設け編
集オペレータによるクリック操作により、当該操作され
たタイムラインツールバー244に応じた動作を実行す
るようになされている。GUI120は、タイムライン
に沿ってタイムラインスケール245を表示することに
より、編集オペレータは各タイムライン上のタイムコー
ドを当該タイムラインスケール245によって確認し得
るようになされている。因みに、タイムラインスケール
245の左端でのタイムコードはタイムラインスケール
ポジションインジケータ245Aによって表示され、ま
た、タイムラインスケール245の右端でのタイムコー
ドはタイムラインスケールポジションインジケータ24
5Bによって表示される。
【0090】因みに、編集リストを作成する方法として
は、図6について上述したタイムライン上での作成方法
に代えて、レコードリストを作成するようにしても良
い。この場合、図14に示すように、GUI120は編
集オペレータの指定によってレコードリスト作成用の画
面をモニタに表示することができる。
【0091】すなわち、図14において、Viewerパネル
PNL11は図6について上述したViewerパネルPNL
1と同様にして、ビデオウィンドウ203及び制御ボタ
ン群206等が設けられており、テープ記録再生装置等
のデバイスに対して種々の命令を送出することができ
る。
【0092】また、Files パネルPNL14は、図6に
ついて上述したFiles パネルPNL2と同様にして、磁
気テープ1上に記録された素材データについて、サーチ
動作を実行することによりメモリ125に取り込まれた
マーカに関する情報(スタンプ画、ファイル名及びタイ
ムコード等の情報)がマーカLog ファイルとして表示さ
れるようになされており、編集オペレータは、これらの
スタンプ画から編集に必要な所望のマータ情報を選択
し、これをRecord SetupパネルPNL12のイン点画像
表示部209A又はアウト点画像表示部209Bにドラ
ッグする。
【0093】Record SetupパネルPNL12は、Files
パネルPNL14のマーカLog ファイルに登録されたマ
ーカ情報をRecord List パネルPNL13に登録するた
めの種々のセットアップを行う領域であり、編集オペレ
ータがイン点画像表示部209A及びアウト点画像表示
部209Bにスタンプ画を登録した状態において、さら
にAdd to List ボタン251をクリックすると、GUI
120はこれに応じてこのとき登録されているイン点画
像及びアウト点画像に挟まれた素材データ部分を編集素
材データファイルとしてRecord List パネルPNL13
のレコードリスト一覧表示部260に登録する。因み
に、編集素材データファイルの設定操作としては、イン
点及びその長さを指定するようにしても良い。
【0094】このようにして、GUI120は、マーカ
Log ファイルに登録されたマーカ情報を用いて、編集作
業に必要なシーンの編集素材データファイルを編集オペ
レータの操作に応じて選択し、当該選択されたマーカ情
報をその編集順にレコードリスト一覧表示部260に並
べる。
【0095】因みに、レコードリスト一覧表示部260
に表示された編集素材データファイルを並べ替える場合
には、編集オペレータがレコードリスト一覧表示部26
0において並べ替えるべきファイルを指定しておき、こ
の状態においてRecord SetupパネルPNL12のReplac
e itemボタン252をクリック操作することにより、G
UI120は指定されたファイルをレコードリスト一覧
表示部260において並べ替える。
【0096】かくしてレコードレスト一覧表示部260
に必要なファイルが揃えられると、編集オペレータがRe
cord List パネルPNL13のRec All ボタン261を
クリック操作することにより、システムコントローラ1
14はレコードリスト一覧表示部260に並べられたフ
ァイルに対応した磁気テープ1上の素材データを順次ハ
ードディスクに記録して行く。これによりレコードリス
ト一覧表示部260に登録された複数のファイルがハー
ドディスク上で一連の編集済データとして構築されて行
く。
【0097】因みに、磁気テープ1からハードディスク
への記録のタイミングは、レコードリスト一覧表示部2
60が完成した後に限らず、例えば図14において編集
オペレータがRecord SetupパネルPNL12のRecord N
owボタン253をクリック操作しておくことにより、シ
ステムコントローラ114はレコードリスト一覧表示部
260に編集素材データファイルが登録される毎に、こ
れに対応した磁気テープ1上の素材データをハードディ
スク上に記録することができる。
【0098】また、レコードリスト一覧表示部260に
編集素材データファイルを登録する方法としては、マー
カLog ファイルから登録すべきファイルを設定する方法
に代えて、図15に示すようにショットマークGSM1
又はGSM2を挟んだ2つの記録開始マークRSM間の
データを全て編集素材データファイルとして登録するよ
うにしても良い。このようにすれば、編集上必要となる
ショットマークGSM1又はGSM2を少なくとも含ん
だ編集素材データファイルがレコードリスト一覧表示部
260に登録されることになる。因みに、ショットマー
クGSM1又はGSM2を含んだ2つの記録開始マーク
RSM間のデータに限らず、ショットマークGSM1又
はGSM2を有しない記録開始マークRSM間のデータ
をレコードリスト一覧表示部260に登録するようにす
れば、記録開始マークRSM間に挟まれたすべてのデー
タを編集素材データファイルとして登録することもでき
る。
【0099】(4)ダウンロードによるマーカLog ファ
イルの作成及び編集 図3において編集オペレータがモニタの表示画面上に表
示されたGUI(Graphical User Interface)120を見
ながらキーボード122又はマウス121を操作して、
ハイブリッドレコーダ100Aのテープ記録再生部50
からディスク記録再生部70への素材データのダウンロ
ードを指定すると、編集コントローラ100Bのシステ
ムコントローラ114は、当該指定に応じた制御信号を
制御用通信ケーブル111を介してハイブリッドレコー
ダ100Aのシステムコントローラ60に送信する。
【0100】システムコントローラ60は制御信号を受
けると、当該制御信号に従ってテープ先頭位置から例え
ば4倍速での再生動作を開始し、テープ走行を開始する
と共に、回転ヘッド部7を回転させる。因に、再生速度
は4倍速に限らず、ダウンロード可能な速度であれば良
い。またこのときシステムコントローラ60は、テープ
記録再生部50の動作制御部3(図4)から再生動作を
示すモード信号MSを出力させるので、この結果磁気テ
ープ1の傾斜トラックTDを回転ヘッド部7で走査して
得られた再生信号は、ディジタル信号再生部42でディ
ジタルの映像信号や音声信号とされて出力され、ディス
ク記録再生部70(図3)においてディスクに記録され
る。また音声トラックTAを固定ヘッド8で走査して得
られた再生信号は、アナログ音声信号再生部44でアナ
ログの音声信号とされて出力され、ディスク記録再生部
70(図3)においてディスクに記録される。
【0101】タイムコードトラックTTを固定ヘッド2
5で走査して得られた再生信号は、タイムコード再生信
号再生部31で再生タイムコード信号RTに変換され、
さらにデータ分離部32でタイムコードデータDTとユ
ーザーズビット領域データDEが分離される。この分離
されたユーザーズビット領域データDEが記録開始マー
クデータDC或いはショットマークデータDGと等しい
ことがパターン比較部35で検出されたときには、この
ときのタイムコードデータDT、記録開始マークRSM
及びショットマークGSM1、GSM2がCPU37の
RAM37Aに記憶される。
【0102】CPU37はRAMに記憶された記録開始
マークRSM及びショットマークGSM1、GSM2
(エデットマークEDMが磁気テープ1上に記録されて
いる場合には当該エデットマークEDMを含む)を表す
記録開始マークデータDC及びショットマークデータD
GをタイムコードデータDTと共にシステムコントロー
ラ60(図3)に供給する。システムコントローラ60
は、記録開始マークデータDC又はショットマークデー
タDGを受けると、これに応じて画像静止コントロール
信号CONT1を信号デコーダ部80に供給することに
より信号デコーダ部80においてデコード処理中の映像
を静止画として当該信号デコーダ部80内のメモリに保
存し、当該静止画をスタンプ画として編集コントローラ
100Bのビデオ圧縮&キャプチャ113に送信し得る
状態とする。そしてこのときシステムコントローラ60
はディスク記録再生部70から供給されるディスクのフ
ァイルタイムコードFTC(File Time Cord)及びファイ
ルのビデオ信号に埋め込まれているタイムデータTDに
基づいて信号デコーダ部80における静止画に対応した
ファイルタイムコードを算出し、これを当該静止画に対
応したマークデータ(記録開始マークデータDC又はシ
ョットマークデータDG)を表すマークコードと共に制
御用通信ケーブル111を介して編集コントローラ10
0Bのシステムコントローラ114に送信し得る状態と
する。
【0103】かくして磁気テープ1に記録されている記
録開始マークRSM及びショットマークGSM1、GS
M2は、そのタイムコード及びスタンプ画と共に必要に
応じて編集コントローラ100Bに送信され、メモリ1
25のマーカ種別格納領域116、タイムコード格納領
域117及びスタンプ画格納領域118にそれぞれ格納
され、マーカLog ファイルに登録される。
【0104】ここで、図16は磁気テープ1上に記録さ
れた素材データを磁気テープ1の先頭位置からハードデ
ィスク上にダウンロードする際のマーカの取り込み手順
を示し、テープ記録再生部50に磁気テープ1を装填
し、編集オペレータが編集コトローラ100Bのキーボ
ード122又はマウス121を操作してダウンロードを
指定すると、編集コントローラ100Bのシステムコン
トローラ114は当該指定を表す制御信号CONT20
1をバイブリッドレコーダ100Aのテープ記録再生部
50に送出する。
【0105】テープ記録再生部50は、当該制御信号C
ONT201に応じて磁気テープ1の再生動作を開始
し、再生信号(映像信号及び音声信号)SPBをディス
ク記録再生部70及びデコード部80に送出する。これ
により磁気テープ1上に記録された素材データ(映像信
号及び音声信号)が順次動画としてディスク記録再生部
70のハードディスクに記録されて行くと共に、当該記
録中の動画及び音声はデコーダ部80に供給されデコー
ドされる。
【0106】そして、これと同時に編集コントローラ1
00Bのシステムコントローラ114は、ポーリング信
号CONT205をハイブリッドレコーダ100Aのシ
ステムコントローラ60に送出することにより、磁気テ
ープ1上からマーカが検出されたか否かを確認する。
【0107】テープ記録再生部50は、磁気テープ1を
再生しながらマーカ検出部55においてマーカを検出す
ると、当該マーカをマーカデータバッファであるRAM
37Aに格納する。従って、システムコントローラ60
は編集コントローラ100Bからポーリング信号CON
T205を受け取ると、このときRAM37Aに格納さ
れているマーカ数を確認し、その結果を応答信号CON
T206として編集コントローラ100Bに戻す。
【0108】このときテープ記録再生部50において
は、未だマーカが検出されていないことにより、RAM
37A内のマーカ数は「0」である。これにより編集コ
ントローラ100Bのシステムコントローラ114は、
マーカの取り込み動作を行わず、再びポーリング信号C
ONT210をテープ記録再生部50に送出する。
【0109】ここで、テープ記録再生部50は磁気テー
プ1からマーカを検出すると、デコダ部80に対して静
止画制御信号CONT207を送出することにより、デ
コーダ部80においてこのときテープ記録再生部50か
ら入力されている再生映像を静止画PIC1として固定
すると共に、編集コントローラ100Bに返送するため
のタイムコード(ファイルタイムコード)DTを静止画
の値に合わせて停止させる。
【0110】かくしてポーリング信号CONT210に
よってマーカ検出状態が確認されると、ハイブリッドレ
コーダ100Aのシステムコントローラ60は、このと
きのマーカの種別をRAM37Aから読み出して、これ
をマーカ検出状態を示す応答信号CONT211に乗せ
て編集コントローラ100Bに戻す。
【0111】編集コントローラ100Bのシステムコン
トローラ114は当該応答信号CONT211によって
マーカ検出状態を確認し、そのマーカ種別をメモリ12
5のマーカ種別格納領域116に格納する。
【0112】そして、システムコントローラ114は、
ハイブリッドレコーダ100Aのシステムコントローラ
60に対して、このとき検出されているマーカに対応す
るファイルタイムコードの要求信号CONT212を送
出する。
【0113】システムコントローラ60は要求信号CO
NT212に応じてファイルタイムコードDTを応答信
号CONT213によって編集コントローラ100Bに
返送する。これにより編集コントローラ100Bのシス
テムコントローラ114は、ハイブリッドレコーダ10
0Aから返送されたファイルタイムコードDTを、メモ
リ125のタイムコード格納領域117に格納する。
【0114】また、これと同時にハイブリッドレコーダ
100Aのシステムコントローラ60は、このときデコ
ーダ部80において静止画PIC1として保存されてい
るマーカに対応したスタンプ画を編集コントローラ10
0Bに送出することにより、メモリ125のスタンプ画
格納領域118に格納する。かくして編集コントローラ
100Bのメモリ125には、磁気テープ1上に記録さ
れマーカの情報(マーカ種別、タイムコード及びスタン
プ画)がセットされる。
【0115】ここで、編集コントローラ100Bは磁気
テープ1からハードディスクに素材データ(映像信号及
び音声信号)をダウンロード中に、編集オペレータが自
らマーカをマーカLog ファイル(メモリ125)に設定
することができようになされている。この場合、編集オ
ペレータは編集コントローラ100Bのコンロール部1
15のマークインボタン115Aを操作することによ
り、編集コントローラ100Bのシステムコントローラ
114はマーカ種別をメモリ125のマーカ種別格納領
域116に格納する。この実施の形態の場合、コントロ
ール部115の操作によって設定されるマーカはショッ
トマークGSM1であるように予め設定されている。因
みに、コントロール部115のマークアウトボタン11
5Bを操作することによりショットマークGSM2を設
定することができる。
【0116】このようにしてマーカ種別格納領域116
にマーカ種別がセットされると、編集コントローラ10
0Bのシステムコントローラ114は、ハイブリッドレ
コーダ100Aに対して静止画制御信号CONT221
を送出する。
【0117】ハイブリッドレコーダ100Aのシステム
コントローラ60は静止画制御信号CONT221に基
づいて、このときデコーダ部80においてデコードされ
ている映像を静止画PIC2として保持すると共に、こ
のときの静止画PIC2に合わせたタイムコードDTを
ファイルタイムコードとして保持する。そして、編集コ
ントローラ100Bのシステムコントローラ114は、
確認信号CONT222をハイブリッドレコーダ100
Aのシステムコントローラ60に送出することにより、
デコーダ部80が静止画PIC2を保持しているか否か
を確認要求する。システムコントローラ60は確認要求
に対して、静止画PIC2を保持していることを表す応
答信号CONT223を編集コントローラ100Bに返
送することにより、編集コントローラ100Bのシステ
ムコントローラ114は静止画PIC2が保持されてい
ることを確認する。
【0118】かくして、編集コントローラ100Bのシ
ステムコントローラ114は、ハイブリッドレコーダ1
00Aのシステムコントローラ60に対して、ファイル
タイムコード要求信号CONT224を送出することに
より、応答信号CONT225によって返送されたファ
イルタイムコードをメモリ125のタイムコード格納領
域117に格納する。
【0119】また、これと同時にハイブリッドレコーダ
100Aのシステムコントローラ60は、このときデコ
ーダ部80において保持されている静止画PIC2をス
タンプ画として編集コントローラ100Bに送出するこ
とにより、これをメモリ125のスタンプ画格納領域1
18に格納する。かくして編集コントローラ100Bの
メモリ125には、編集オペレータがコントロール部1
15を操作することによって新たに設定したマーカの情
報(マーカ種別、タイムコード及びスタンプ画)がセッ
トされる。
【0120】かくして、マーカに対応してデコーダ部8
0において処理中の再生映像を静止画として保持すると
共に、当該静止画に対応したタイムコードをファイルタ
イムコードとして保持することにより、マーカに対応し
たスタンプ画及びそのファイルタイムコードを、ハイブ
リッドレコーダ100Aから編集コントローラ100B
に対してことなるタイミングで順次送出してもスタンプ
画及びタイムコードの間に差が生じることを回避し得
る。
【0121】なお、図16について上述したダウンロー
ド時のマーカ情報の検出方法においては、マーカを検出
したときデコーダ部80において処理中の再生映像を静
止画として保持するようにしたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば図17に示すように静止画を保持することな
く正確なマーカ情報(スタンプ画及びタイムコード)を
メモリ125に取り込むようにしても良い。
【0122】すなわち図17は磁気テープ1上に記録さ
れた素材データを磁気テープ1の先頭位置からハードデ
ィスク上にダウンロードする際のマーカの取り込み手順
を示し、テープ記録再生部50に磁気テープ1を装填
し、編集オペレータが編集コトローラ100Bのキーボ
ード122又はマウス121を操作してダウンロードを
指定すると、編集コントローラ100Bのシステムコン
トローラ114は当該指定を表す制御信号CONT30
1をバイブリッドレコーダ100Aのテープ記録再生部
50に送出する。
【0123】テープ記録再生部50は、当該制御信号C
ONT301に応じて磁気テープ1の再生動作を開始
し、再生信号(映像信号及び音声信号)SPBをディス
ク記録再生部70及びデコード部80に送出する。これ
により磁気テープ1上に記録された素材データ(映像信
号及び音声信号)が動画として順次ディスク記録再生部
70のハードディスクに記録されて行くと共に、当該記
録中の動画及び音声はデコーダ部80に供給されデコー
ドされる。
【0124】そして、これと同時に編集コントローラ1
00Bのシステムコントローラ114は、ポーリング信
号CONT305をハイブリッドレコーダ100Aのシ
ステムコントローラ60に送出することにより、磁気テ
ープ1上からマーカが検出されたか否かを確認する。
【0125】テープ記録再生部50は、磁気テープ1を
再生しながらマーカ検出部55においてマーカを検出す
ると、当該マーカをマーカデータバッファであるRAM
37Aに格納する。従って、システムコントローラ60
は編集コントローラ100Bからポーリング信号CON
T305を受け取ると、このときRAM37Aに格納さ
れているマーカ数を確認し、その結果を応答信号CON
T306として編集コントローラ100Bに戻す。
【0126】このときテープ記録再生部50において
は、未だマーカが検出されていないことにより、RAM
37A内のマーカ数は「0」である。これにより編集コ
ントローラ100Bのシステムコントローラ114は、
マーカの取り込み動作を行わず、再びポーリング信号C
ONT310をテープ記録再生部50に送出する。
【0127】ポーリング信号CONT310によってマ
ーカ検出状態が確認されると、ハイブリッドレコーダ1
00Aのシステムコントローラ60は、このときのマー
カの種別をRAM37Aから読み出して、これをマーカ
検出状態を示す応答信号CONT311に乗せて編集コ
ントローラ100Bに戻す。
【0128】編集コントローラ100Bのシステムコン
トローラ114は当該応答信号CONT311によって
マーカ検出状態を確認し、そのマーカ種別をメモリ12
5のマーカ種別格納領域116に格納する。
【0129】そして、システムコントローラ114は、
ハイブリッドレコーダ100Aのシステムコントローラ
60に対して、ファイルタイムコードの要求信号CON
T312を送出する。
【0130】システムコントローラ60は要求信号CO
NT312に応じてタイムコードデータ保持部33に保
持されているマーカに対応したタイムコードDTを応答
信号CONT313に乗せて編集コントローラ100B
に返送する。編集コントローラ100Bのシステムコン
トローラ114は、ハイブリッドレコーダ100Aから
返送されたタイムコードDTに対して、その後ハイブリ
ッドレコーダ100Aから取り込むスタンプ画の取り込
みタイミングに合わせて予め設定されている補正値「+
α」を加え、これをファイルタイムコードとしてメモリ
125のタイムコード格納領域117に格納する。
【0131】そして、これに続いてハイブリッドレコー
ダ100Aのシステムコントローラ60は、このときテ
ープ記録再生部50から再生された映像をスタンプ画と
して編集コントローラ100Bに送出することにより、
メモリ125のスタンプ画格納領域118に格納する。
このようにスタンプ画格納領域118に格納されたスタ
ンプ画は、タイムコード格納領域117に格納されたタ
イムコードDTとはハイブリッドレコーダ100Aから
の取得タイミングが異なるが、システムコントローラ1
14はタイムコードDTを予め補正していることによ
り、タイムコード格納領域117に格納された当該補正
済のタイムコード(ファイルタイムコード)DTはスタ
ンプ画格納領域118に格納されたスタンプ画のタイム
コードと一致することになる。
【0132】因みに、スタンプ画格納領域118に取り
込まれたスタンプ画は、マーカRSMが検出されたタイ
ミングからスタンプ画の取り込み処理に要する時間だけ
遅れたタイミングでのスタンプ画であり、GUI120
はGUI画面(図11)のスタンプ画フラグ236とし
て「近似」の文字を表示することにより、当該スタンプ
画がマーカに対して僅かに異なるタイミングでのスタン
プ画であることを編集オペレータに知らせるようになさ
れている。
【0133】従って編集オペレータは当該表示を確認す
ることにより、例えば図13について上述したマーカサ
ーチ動作や特定のマーカへのアクセスを行うことによ
り、正確なスタンプ画の取り込みを行うことができる。
【0134】かくして編集コントローラ100Bのメモ
リ125には、磁気テープ1上に記録されマーカの情報
(マーカ種別、タイムコード及びスタンプ画)がセット
される。
【0135】ここで、編集コントローラ100Bは磁気
テープ1からハードディスクに素材データ(映像信号及
び音声信号)をダウンロード中に、編集オペレータが自
らマーカをマーカLog ファイル(メモリ125)に設定
することができようになされている。この場合、編集オ
ペレータは編集コントローラ100Bのコンロール部1
15のマークインボタン115Aを操作することによ
り、編集コントローラ100Bのシステムコントローラ
114はマーカ種別をメモリ125のマーカ種別格納領
域116に格納する。この実施の形態の場合、コントロ
ール部115のマークインボタン115Aを操作によっ
て設定されるマーカはショットマークGSM1であるよ
うに予め設定されている。因みに、コントロール部11
5のマークアウトボタン115Bを操作することにより
ショットマークGSM2が設定される。
【0136】このようにしてマーカ種別格納領域116
にマーカ種別がセットされると、編集コントローラ10
0Bのシステムコントローラ114は、ハイブリッドレ
コーダ100Aに対してファイルタイムコードの要求信
号CONT321を送出する。
【0137】ハイブリッドレコーダ100Aのシステム
コントローラ60は要求信号CONT321に応じてタ
イムコードデータ保持部33に保持されているタイムコ
ードDTを応答信号CONT322に乗せて編集コント
ローラ100Bに返送する。編集コントローラ100B
のシステムコントローラ114は、ハイブリッドレコー
ダ100Aから返送されたタイムコードDTに対して、
その後ハイブリッドレコーダ100Aから取り込むスタ
ンプ画の取り込みタイミングに合わせて予め設定されて
いる補正値「+α」を加え、これをファイルタイムコー
ドとしてメモリ125のタイムコード格納領域117に
格納する。
【0138】そして、これに続いてハイブリッドレコー
ダ100Aのシステムコントローラ60は、このときテ
ープ記録再生部50から再生された映像をスタンプ画と
して編集コントローラ100Bに送出することにより、
メモリ125のスタンプ画格納領域118に格納する。
このようにスタンプ画格納領域118に格納されたスタ
ンプ画は、タイムコード格納領域117に格納されたタ
イムコードDTとはハイブリッドレコーダ100Aから
の取得タイミングが異なるが、システムコントローラ1
14はタイムコードDTを予め補正していることによ
り、タイムコード格納領域117に格納された当該補正
済のタイムコード(ファイルタイムコード)DTはスタ
ンプ画格納領域118に格納されたスタンプ画のタイム
コードと一致することになる。
【0139】このようにして、ハイブリッドレコーダ1
00Aにおいてマーカが検出される毎にデコーダ部80
において処理中の映像を静止画として保持していない場
合でも、システムコントローラ114はマーカに近似し
たスタンプ画及び当該スタンプ画に正確に一致するよう
に補正されたタイムコードをメモリ125に格納し、マ
ーカLog ファイルへの登録を行うことができる。
【0140】かくしてマーカLog ファイル(メモリ12
5)への各マーカについての情報(マーカ種別、タイム
コード及びスタンプ画)の登録が完了すると、GUI1
20は図18に示すようなGUI画面をモニタに表示す
る。
【0141】この場合、GUI120はGUI画面のス
タンプ画表示画面部220に各マーカのスタンプ画を表
示する。GUI120はGUI画面にマーカ表示選択ボ
タン301、302及び303を表示し、編集オペレー
タがこれらのなかからいずれかのボタンをクリックする
ことにより、GUI120は当該クリックされたボタン
に対応したマーカのスタンプ画(マーカ情報表示部)の
みを表示する。例えば編集オペレータが記録開始マーク
RSMを指定するマーカ表示選択ボタン301をクリッ
クすることにより、GUI120はスタンプ画表示画面
部220に記録開始マークRSMのスタンプ画(マーカ
情報表示部)のみを表示し、これに対して編集オペレー
タがショットマークGSM1を指定するマーカ表示選択
ボタン302をクリックすることにより、GUI120
はスタンプ画表示画面部220にショットマークGSM
1のスタンプ画(マーカ情報表示部)のみを表示し、こ
れに対して編集オペレータがショットマークGSM2を
指定するマーカ表示選択ボタン303をクリックするこ
とにより、GUI120はスタンプ画表示画面部220
にショットマークGSM2のスタンプ画(マーカ情報表
示部)のみを表示する。
【0142】このようにスタンプ画表示画面部220に
スタンプ画(マーカ情報表示部)が表示された状態にお
いて、編集オペレータがそのいずれかをクリックするこ
とにより、システムコントローラ114は当該クリック
されたスタンプ画の位置に磁気テープ1又はハードディ
スクをキューアップすることができる。この場合、当該
キューアップされた画像はViewerパネルPNL1のビデ
オウィンドウ203に表示される。
【0143】また、編集オペレータがスタンプ画表示画
面部220のなかから2つのスタンプ画をクリックして
選択すると、システムコントローラ114はこれら選択
された2つのスタンプ画に対応したマーカ間の素材デー
タをタイムライン上に編集素材データとして設定するこ
とができる。例えば、図18において編集オペレータが
マーカ情報表示部223B及び223Cを選択すると共
にタイムライン上の所望の位置を指定すると、システム
コントローラ114はこれら2つのマーカ間の素材デー
タを編集素材データとして当該タイムライン上に設定す
ることができる。
【0144】また図19に示すように、GUI画面上の
スタンプ画表示画面部220に複数種類のマーカのスタ
ンプ画が表示された状態においては、システムコントロ
ーラ114はスタンプ画表示画面部220の隣接したシ
ョットマークGSM1及びGSM2を1つのグループと
して表示し、編集オペレータの操作によってこれらのグ
ループをそれぞれ1つの編集素材データとしてタイムラ
イン上の所望の位置に設定することができる。
【0145】また図20に示すように、GUI画面上の
スタンプ画表示画面部220に複数種類のマーカのスタ
ンプ画が表示された状態においては、システムコントロ
ーラ114はスタンプ画表示画面部220のショットマ
ークGSM1又はGSM2を挟む2つの記録開始マーク
RSMを1つのグループとして表示し、編集オペレータ
の操作によってこれらのグループをそれぞれ1つの編集
素材データとしてタイムライン上の所望の位置に設定す
ることができる。これにより、ショットマークGSM1
又はGSM2が打たれた記録開始マークRSM間を編集
素材データ(イベント)として設定することができる。
【0146】(5)実施の形態の動作及び効果 以上の構成において、編集オペレータがモニタの表示画
面上に表示されたGUI画面を見ながらキーボード12
2又はマウス121を操作して、ハイブリッドレコーダ
100Aのテープ記録再生部50の磁気テープ1上に記
録されたマーカをサーチ又はスキャンする命令を入力す
ると、編集コントローラ100Bのシステムコントロー
ラ114はハイブリッドレコーダ100Aに対して当該
サーチ又はスキャンの命令を送出する。
【0147】ハイブリッドレコーダ100Aのシステム
コントローラ60は当該命令に応じてテープ記録再生部
50に装填されている磁気テープ1を先頭から高速サー
チする。
【0148】この高速サーチにおいて、テープ記録再生
部50は磁気テープ1に予め記録されているマーカを順
次サーチしながらこれをマーカ検出部55において検出
し、RAM37Aに取り込んで行く。そして、システム
コントローラ60は当該取り込まれたマーカを所定のタ
イミングで編集コントローラ100Bに送出し、メモリ
125に格納する。このメモリ125に格納されたマー
カの情報はマーカLogファイルに登録されることにな
る。
【0149】この場合、システムコントローラ60は、
マーカの情報として当該マーカが検出されたときのタイ
ムコードを読み出すと共に、マーカの検出に応じてデコ
ーダ部80での処理中画像を静止画として保持する。
【0150】そして、システムコントローラ60はマー
カに対応して読み出されたタイムコードを編集コントロ
ーラ100Bに送出してメモリ125のタイムコード格
納領域117に格納すると共に、このときデコーダ部8
0において保持されたマーカに対応した静止画を編集コ
ントローラ100Bに送出してこれをメモリ125のス
タンプ画格納領域118に格納する。
【0151】これにより、メモリ125(すなわちマー
カLog ファイル)には、磁気テープ1上から検出された
マーカ(RSM、GSM1又はGSM2)に対応したタ
イムコード及び当該タイムコードに一致したスタンプ画
が格納される。
【0152】従って、マーカLog ファイルに登録された
マーカのタイムコード及びスタンプ画は一致することに
なり、編集作業を正確に行うことができる。
【0153】以上の構成によれば、磁気テープ1上にお
いてマーカを検出したとき当該マーカに対応したタイム
コードを読み出すと共に、デコーダ部80において処理
中(すなわち磁気テープ1から再生中)の画像を静止画
として保持することにより、マーカに対応したスタンプ
画をマーカに対応した読み出されたタイムコードと一致
させることができる。
【0154】かくして編集リストの作成作業を正確かつ
容易にすることができる。
【0155】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、テープ状
記録媒体を再生することによりテープ状記録媒体に記録
されている識別データを検出し、識別データが検出され
たときテープ状記録媒体から再生される素材データを保
持し、検出された識別データ及び当該識別データに対応
して保持された素材データを所定のファイルに登録し、
ファイルに登録された識別データ及び素材データを用い
てテープ状記録媒体上の素材データの編集リストを作成
するようにしたことにより、ファイル上の素材データ及
び識別データを互いに一致させることができる。
【0156】かくするにつき編集リストの作成作業を一
段と正確かつ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気テープの記録パターンを示す略線図であ
る。
【図2】タイムコード信号のフォーマットを示す略線図
である。
【図3】本発明による編集装置の全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】テープ記録再生部の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】マーカサーチによるマーカ検出の説明に供する
略線図である。
【図6】GUI画面を示す略線図である。
【図7】GUI画面を示す略線図である。
【図8】マーカ情報表示部を示す略線図である。
【図9】マーカスキャン及び定時サンプルを設定するダ
イアログボックスを示す略線図である。
【図10】マーカスキャン動作の説明に供する略線図で
ある。
【図11】GUI画面を示す略線図である。
【図12】サーチ対象のマーカを設定するダイアログボ
ックスを示す略線図である。
【図13】正確なマーカサーチ動作の説明に供する略線
図である。
【図14】GUI画面を示す略線図である。
【図15】編集素材データのレコードリストへの登録動
作の説明に供する略線図である。
【図16】ダウンロード時のマーカ検出動作の説明に供
する略線図である。
【図17】ダウンロード時のマーカ検出動作の説明に供
する略線図である。
【図18】GUI画面を示す略線図である。
【図19】GUI画面を示す略線図である。
【図20】GUI画面を示す略線図である。
【符号の説明】
1……磁気テープ、50……テープ記録再生部、55…
…マーカ検出部、60、114……システムコントロー
ラ、70……ディスク記録再生部、80……デコーダ
部、100A……ハイブリッドレコーダ、100B……
編集コントローラ、115……コントロール部、116
……マーカ種別格納領域、117……タイムコード格納
領域、118……スタンプ画格納領域、120……GU
I、121……マウス、122……キーボード、125
……メモリ、220……スタンプ画表示画面部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 忠志 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 岩本 昌之 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 5C018 AA00 AB01 AB05 AB06 AB09 AC08 AC10 JA02 JA07 JC04 5C053 FA14 FA22 FA23 HA24 HA29 JA07 JA21 JA22 JA24 KA24 LA11 5D110 AA04 AA27 AA29 BB16 BB20 CA05 CA06 CA17 CA18 CB06 CC02 CD02 CD05 CF13 CJ14 CK18 DA15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ状記録媒体に記録された素材データ
    を編集する編集装置において、 上記テープ状記録媒体を再生することにより上記テープ
    状記録媒体に記録されている識別データを検出する識別
    データ検出手段と、 上記識別データが検出されたとき上記テープ状記録媒体
    から再生される上記素材データを保持する素材データ保
    持手段と、 上記識別データ検出手段によって検出された上記識別デ
    ータ及び当該識別データに対応して上記保持手段に保持
    された上記素材データを所定のファイルに登録する登録
    手段と、 を具え、上記ファイルに登録された上記識別データ及び
    上記素材データを用いて上記素材データの編集リストを
    作成するようにしたことを特徴とする編集装置。
  2. 【請求項2】上記素材データは画像データであると共に
    上記識別データは上記テープ状記録媒体に記録されたマ
    ーカ及びタイムコードであり、 上記素材データ保持手段は、上記検出されたマーカ及び
    タイムコードに対応した上記画像データを静止画像デー
    タとして保持することにより、上記ファイルに登録され
    る上記画像データを上記ファイルに登録されるタイムコ
    ードと一致させるようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載の編集装置。
  3. 【請求項3】テープ状記録媒体に記録された素材データ
    を編集する編集方法において、 上記テープ状記録媒体を再生することにより上記テープ
    状記録媒体に記録されている識別データを検出する識別
    データ検出ステップと、 上記識別データが検出されたとき上記テープ状記録媒体
    から再生される上記素材データを保持する素材データ保
    持ステップと、 上記識別データ検出ステップによって検出された上記識
    別データ及び当該識別データに対応して上記保持された
    上記素材データを所定のファイルに登録する登録ステッ
    プと、 を具え、上記ファイルに登録された上記識別データ及び
    上記素材データを用いて上記素材データの編集リストを
    作成するようにしたことを特徴とする編集方法。
  4. 【請求項4】上記素材データは画像データであると共に
    上記識別データは上記テープ状記録媒体に記録されたマ
    ーカ及びタイムコードであり、 上記素材データ保持手段は、上記検出されたマーカ及び
    タイムコードに対応した上記画像データを静止画像デー
    タとして保持することにより、上記ファイルに登録され
    る上記画像データを上記ファイルに登録されるタイムコ
    ードと一致させるようにしたことを特徴とする請求項3
    に記載の編集方法。
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