JP2000173095A - 相変化型光記録媒体 - Google Patents

相変化型光記録媒体

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JP2000173095A
JP2000173095A JP10368482A JP36848298A JP2000173095A JP 2000173095 A JP2000173095 A JP 2000173095A JP 10368482 A JP10368482 A JP 10368482A JP 36848298 A JP36848298 A JP 36848298A JP 2000173095 A JP2000173095 A JP 2000173095A
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JP10368482A
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Inventor
Kenji Oishi
健司 大石
Osamu Akutsu
収 圷
Katsunori Oshima
克則 大嶋
Itsuro Nakamura
逸郎 中村
Junji Kuroda
順治 黒田
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録層の高反射率と高い記録感度を達成し
て、DVD−ROMと互換性を有する相変化型光記録媒
体を提供する。 【解決手段】 基板1上に記録層3を有し、光の照射に
より原子の配列が変化して情報の記録及び消去が行われ
る相変化型光記録媒体において、再生光波長に対する前
記記録層の結晶化部の反射率Rcrが18%以上であ
り、記録光波長に対する前記記録層の結晶化部の反射率
Rcwと前記反射率Rcrとの関係がRcw≦ Rcr
で、かつ分光反射率の極小値を与える波長が650nm
以下にあるように構成する。これにより、記録層の高反
射率と高い記録感度を達成して、DVD−ROMと互換
性をもたせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光の照射により原
子の配列が変化して情報の記録および消去が行なわれる
相変化型光記録媒体であって、高密度記録に優れる上に
DVD−ROMとの再生互換性を有する相変化型光記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、レーザ光の照射による情報の記
録、再生及び消去可能な光メモリ媒体の一つとして、結
晶−非晶質間、或いは結晶1−結晶2の2つの結晶相間
の転移を利用する、いわゆる相変化型光記録媒体として
の光ディスクがよく知られている。この相変化型光記録
媒体は、テルル(Te)、セレン(Se)等のカルコゲ
ンを主成分とした記録層と、この記録層を両面から挟み
込む透光性誘電体層と、レーザ光の入射側とは反対に設
けた反射層と、保護層とから主に構成されている。代表
的な材料系に、GeSbTe系、AgInSbTe系材
料が良く知られていて、実用化されている。
【0003】記録原理は次の通りである。まず、成膜直
後の記録層は非晶質状態で反射率は低いので、はじめ
に、レーザ光を照射して記録層を加熱し、ディスク全面
を反射率の高い結晶状態にする。この操作を初期化とい
う。初期化した光ディスクにレーザ光を局所的に照射し
て記録膜を溶融、急冷し、アモルファス状態に相変化さ
せる。この相変化に伴い記録層の光学的性質(反射率、
透過率、複素屈折率等)が変化して、情報を記録する。
再生は、弱いレーザ光を照射して結晶とアモルファスと
の反射率差、または位相差を検出して行う。書き換え
は、結晶化を引き起こす低エネルギーの消去パワーの上
に重畳した記録ピークパワーを記録層に投入することに
より、消去過程を経ることなくすでに記録された記録マ
ーク上にオーバーライトする。
【0004】この種の光ディスクとしては、特開平9−
73667号公報等に開示されており、これには、基板
上に複数の薄膜層を有する光記録媒体を製造するに際
し、この基板上に少なくとも第1層および第2層の薄膜
層を形成した後、この基板の分光反射率を測定し、この
分光反射率または色相、彩度、明度からなる三刺激値に
基づいて後続の基板における、少なくとも第2層の膜厚
を制御する光記録媒体の製造方法が提案されている。こ
のように、分光反射率を測定し、管理することにより、
感度やC/N、消去率パワー依存性などの特性を改善
し、光記録媒体の製造ばらつきを大幅に低減し、生産性
を向上している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の相変化型光記録媒体は、DVD(Digita
l Versatile Disc)−ROMの再生光
波長である650nmにおける反射率が15%と低く、
変調振幅も0.5程度であった。JIS×6241(1
20mmDVD再生専用ディスク 日本工業規格)によ
ると、DVD−ROMの反射率の下限は2層ディスクタ
イプで18%であり、変調振幅は0.6以上が必要とさ
れている。例えば、従来のGeSbTe系相変化型光記
録媒体では、反射率と変調振幅の両方を規格内に入れる
ことは難しく、反射率を増大させると変調振幅が減少
し、変調振幅を増大させると反射率が減少するという相
反関係に拘束されていた。更に光記録媒体の反射率を高
めると、入射するレーザ光のパワーが減少するため、従
来の記録用レーザでは適切な記録ができないという問題
があった。本発明は、以上のような問題点に着目し、こ
れを有効に解決すべく創案されたものであり、その目的
は、記録層の高反射率と高い変調振幅を達成し、同時に
高い記録感度を有することによりDVD−ROMとの互
換を容易に取ることができる相変化型光記録媒体を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に規定するよう
に、基板上に記録層を有し、光の照射により原子の配列
が変化して情報の記録及び消去が行われる相変化型光記
録媒体において、再生光波長に対する前記記録層の結晶
化部の反射率Rcrが18%以上であり、記録光波長に
対する前記記録層の結晶化部の反射率Rcwと前記反射
率Rcrとの関係がRcw ≦ Rcrで、かつ分光反射
率の極小値を与える波長が650nm以下となるように
構成する。
【0007】これにより、光反射率及び変調振幅の双方
を高く維持して、DVD−ROMとの互換性を有するこ
とが可能となる。すなわち、DVD−ROM2層媒体の
規格に記載されている、反射率下限の18%を満たす光
記録媒体とすることにより、既存の再生装置のまま、或
いはこれを僅かに変更するだけで、再生互換を確保する
ことができ、しかも記録フォーマットを変えずに安価に
DVD−ROM互換の光記録媒体を提供する事が可能と
なる。この場合、請求項2に規定するように、前記基板
上に少なくとも第1誘電体層、前記記録層、第2誘電体
層、反射層を積層し、前記記録層がテルルとアンチモン
と、他に少なくとも2種類以上の金属元素を含み、前記
第1誘電体層の厚さが180〜220nm、前記記録層
の厚さが15〜30nm、前記第2誘電体層の厚さが5
〜20nm、前記反射層の厚さが50〜300nmの範
囲となるように設定するのがよい。
【0008】また、請求項3に規定するように、前記記
録層がAg、In、 Cu、Al、Gaから選ばれる少
なくとも2種類以上の金属元素を含むようにし、また、
請求項4に規定するように、前記第1誘電体層及び前記
第2誘電体層は、再生光波長に対する屈折率n1が1.
9≦ n1≦2.2であり、かつ前記記録層の再生光波
長に対する結晶化状態の屈折率n2が3.1≦n2≦
3.5、消衰係数k2が−3.0≧ k2≧ −4.0
となるように設定するのがよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る相変化型光
記録媒体の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。図
1は本発明の相変化型光記録媒体を示す部分拡大断面図
である。図1に示すように、本発明の相変化型光記録媒
体である光ディスクDの代表的な層構成は、透明基板1
と、第1誘電体層2と、記録層3と、第2誘電体層4
と、反射層5との積層体を主として有する。そして、更
にその上面に保護層6を積層している。但し、この構成
に限定されるものではない。また、ここでレーザ光は基
板1側から入射する。第1誘電体層2を積層して記録層
3の片側或いは両側に金属の酸化物、窒化物、硫化物、
炭化物からなる薄膜を設けたり、反射層5上に本発明の
効果を損なわない範囲で、SiO、SiO2、ZnO、
SnO2、Al23、TiO2、In23、MgO、Zr
2等の金属酸化物、Si34、AlN、TiN、B
N、ZrN、GeNなどの窒化物、ZnS、In23
TaS4等の硫化物、SiC、TaC、B4C、WC、T
iC、ZrCなどの炭化物などの保護層や紫外線硬化樹
脂などの樹脂層、他の基板と張り合わせるための接着剤
層などを設けてもよい。
【0010】上記光ディスクDの基板1の材料として
は、透明な各種の合成樹脂、透明ガラスなどが使用でき
る。埃、基板1の傷などの影響をさけるために、透明な
基板1を用い、集束したレーザ光で基板1側から記録を
行なうことが好ましく、この様な透明基板1の材料とし
ては、ガラス、ポリカーボネイト、ポリメチル・メタク
リレート、ポリオレフィン樹脂、エポキシ樹脂、ポリイ
ミド樹脂などがあげられる。特に、光学的複屈折が小さ
く、吸湿性が小さく、成形が容易であることからポリカ
ーボネイト樹脂が好ましい。
【0011】上記基板1の厚さは、特に限定するもので
はないが、DVD−ROMとの互換性を考慮すると0.
6mm厚が望ましい。実用的には0.01mm〜5mm
の範囲内である。基板1の厚さが0.01mm未満で
は、基板1側から集束したレーザ光で記録する場合で
も、ごみの影響を受け易くなり、5mm以上では、対物
レンズの開口数を大きくすることが困難になり、照射レ
ーザ光のスポットサイズが大きくなるため、記録密度を
あげることが困難になる。基板1はフレキシブルなもの
であっても良いし、リジッドなものであっても良い。フ
レキシブルな基板1は、テープ状、シート状、カ−ド状
で使用する。リジッドな基板1は、カード状、或いはデ
ィスク状で使用する。また、これらの基板1は、記録層
3、誘電体層2、4、反射層5などを形成した後、2枚
の基板を背中合わせにして、エアーサンドイッチ構造、
エアーインシデント構造、密着貼り合せ構造としてもよ
い。DVDとしては、記録層3がなく反射層5だけが形
成された基板や積層膜が何も形成されていない基板を密
着貼り合わせのダミーとして用いることが好ましい。
【0012】本発明の第1誘電体層2及び前記第2誘電
体層4は、再生光波長において透明であって再生光波長
における屈折率n1が1.9≦ n1≦2.2の範囲に
ある。この第1誘電体層2と第2誘電体層4は、同一の
材料、組成でなくてもよく、異種の材料から構成されて
いてもかまわない。第1誘電体層2の厚さは、分光反射
率の極小値を示す波長を決める。ここで図2に第1誘電
体層2の厚さを変えた時の分光反射率曲線を示す。基板
1としてポリカーボネイト製の0.6mm厚の透明板を
用い、この上に以下の4層膜を積層した。まず、第1誘
電体層2としてZnS−SiO2(80:20mol
%。n1=2.15)、記録層3としてCu10Al10
25Sb55、第2誘電体層4としてZnS−SiO
2(80:20mol%。n1=2.15)、反射層5
としてAl−Crを用いた。第1誘電体層2以外の他の
3層の膜厚は固定であり、それぞれ記録層3の厚さを2
5nm、第2誘電体層4の厚さを10nm、反射層5の
厚さを150nmとした。図2に示すように第1誘電体
層2の厚さを150nmから順次240nmへ増加する
と極小値を示す波長が長波長側に移動している。
【0013】また、誘電体層2、4は、記録時に基板
1、記録層3などが熱によって変形して記録特性が劣化
することを防止する効果や、記録層3の結晶化を促進し
て、消去率を向上する効果もある。この第1及び第2誘
電体層2、4としては、ZnS,SiO2 、窒化シリコ
ン、酸化アルミニウムなどの無機薄膜がある。特に、S
i,Ge,Al,Ti,Zr,Taなどの金属、或いは
半導体の酸化物の薄膜、Si、Ge,Alなどの金属、
或いは半導体の窒化物の薄膜、Ti、Zr、Hf、Si
などの金属あるいは半導体の炭化物の薄膜、Zn、I
n、Ta、Ge等の金属、或いは半導体の硫化物の薄
膜、及びこれらの化合物の2種類以上の混合物の膜が、
耐熱性が高く、化学的に安定なことから好ましい。さら
に、記録層3への誘電体層2、4を構成する原子の拡散
がないものが好ましい。これらの酸化物、硫化物、窒化
物、炭化物は必ずしも化学量論的組成をとる必要はな
く、屈折率等の制御のために組成を制御したり、混合し
て用いることも有効である。酸素、硫黄、窒素、炭素含
有量を変えることにより屈折率n1を制御する。これら
の含有量が増加すると屈折率は低下する。また、上記第
1誘電体層2の厚さは、180〜220nmの範囲に設
定するのがよい。DVDの再生光波長である650nm
での反射率を18%以上確保し、記録波長である635
nmでの記録感度の低下を防ぐためには、この波長域で
分光反射率の変化が少ないか、或いは635nmの反射
率が650nmの反射率よりも低い必要がある。すなわ
ち、図2に示す通り650nm付近で極小値を持つか、
下に凸の分光反射率曲線の右傾斜部を利用する。
【0014】記録層3の材料は、結晶状態と非晶質状態
の少なくとも2つの状態をとることができ、テルル(T
e)とアンチモン(Sb)と、他に少なくとも2種類以
上の金属元素から構成される。上記他の金属元素として
は、Ag、In、 Cu、Al、Gaから2種類以上が
選択され、例えばAgInSbTe、CuAlTeS
b、AgAlSbTe、CuGaTeSb、CuInT
eSb等の組み合わせが適する。消去状態である結晶状
態において、テルル、アンチモンと他の2種類以上の金
属元素のうちの単体の結晶相、或いはこれらの元素間の
2元素以上の組み合わせで構成される結晶相を形成する
ものである。結晶状態が単一相であるとは限らず、2相
以上の結晶相が混在していてもよい。記録状態である非
晶質状態において、X線回折パターンは示さないが微視
的には短距離秩序を有していてもよく、規則的な電子線
回折パターンを示す場合もある。
【0015】記録層3の材料としてテルル、アンチモ
ン、他にAg、In、 Cu、Al、Gaから選ばれる
2種類以上の金属元素を主成分とし、添加元素としてB
a,Co,Cr,Ni,Pt,Si,Sr,Au,C
d,Li,Mo,Mn,Zn,Fe,Pb,Na,C
s,Pd,Bi,Sn,Ti、V、Ge、Se、S、A
s、Tl 、Pd、Pt、Niの群から選ばれる少なく
とも1種以上の元素を合計で0.01原子%以上10原
子%未満含有することもできる。記録層3の厚さは、反
射率の値を変化させる。ここで図3に記録層3の厚さを
変えた時の分光反射率曲線を示す。基板1としてポリカ
ーボネイト製の0.6mm厚の透明板を用い、この上に
以下の4層膜を積層した。第1誘電体層2としてZnS
−SiO2(80:20mol%。n1=2.15)、
記録層3としてCu10Al10Te25Sb55(n2=3.
38、k2=−3.07)、第2誘電体層4としてZn
S−SiO2(80:20mol%。n1=2.1
5)、反射層5としてAl−Crを用いた。記録層3以
外の他の3層の膜厚は固定であり、それぞれ第1誘電体
層2の厚さを200nm、第2誘電体層4の厚さを10
nm、反射層5の厚さを150nmとした。図3から明
らかなように、波長550nm以上の領域では、記録層
3の厚さが増加すると分光反射率が低下する。記録層3
の厚さは15〜30nmの範囲が好ましい。記録層3の
再生光波長における結晶化状態の屈折率n2が3.1≦
n2≦3.5、消衰係数k2が−3.0≧ k2≧−
4.0の範囲にある。記録層3としてAgInSbTe
(n2=3.46、k2=−3.36)を用いてもCu
AlTeSbと同等の分光反射率曲線が得られDVD−
ROMと再生互換を持たせる事が可能であった。記録層
3の厚さが15nmより薄いと反射率が増加し、記録感
度が低下するので好ましくない。また書き換え性能も劣
化し繰り返しオーバーライト回数が減少する。逆に、記
録層3の厚さが30nmより厚くなると記録層3を溶融
するのに大きなエネルギーが必要となり好ましくない。
【0016】第2誘電体層4の厚さは、反射率の値を変
化させる。ここで図4に第2誘電体層4の厚さを変えた
時の分光反射率曲線を示す。基板1としてポリカーボネ
イト製の0.6mm厚の透明板を用い、この上に以下の
4層膜を積層した。第1誘電体層2としてZnS−Si
2(80:20mol%。n1=2.15)、記録層
3としてCu10Al10Te25Sb55(n2=3.38、
k2=−3.07)、第2誘電体層4としてZnS−S
iO2(80:20mol%。n1=2.15)、反射
層5としてAl−Crを用いた。第2誘電体層4以外の
他の3層の膜厚は固定であり、それぞれ第1誘電体層2
の厚さを200nm、記録層3の厚さを25nm、反射
層5の厚さを150nmとした。図4から明らかなよう
に、波長450nm以上の領域では、第2誘電体層4の
厚さが増加すると分光反射率が低下し、第2誘電体層4
の厚さは、5〜20nmの範囲にあるのが好ましい。
【0017】第2誘電体層2の厚さが5nmより薄いと
反射率が増加し、記録感度が低下する。また、反射層5
との間隔が狭くなり急冷構造となってマークを形成する
のに大きな記録パワーを必要とする。逆に、第2誘電体
層4の厚さが20nmより厚くなると反射層5との間隔
が広くなり徐冷構造となって書き換え性能が劣化し、繰
り返しオーバーライト回数が減少する。反射層5の材質
としては、光反射性を有するAl、Au,Agなどの金
属、及びこれらを主成分とし、1種類以上の金属または
半導体からなる添加元素を含む合金及びAl,Au、A
gなどの金属にAl、Siなどの金属窒化物、金属酸化
物、金属カルコゲン化物などの金属化合物を混合したも
のなどがあげられる。Al、Au、Agなどの金属、及
びこれらを主成分とする合金は、光反射性が高く、かつ
熱伝導率を高くできることから好ましい。前述の合金の
例として、AlにSi、Mg、Cu,Pd、Ti、C
r,Hf,Ta,Nb、Mn,Pd,Zrなどの少なく
とも1種の元素を合計で5原子%以下、1原子%以上加
えたもの、あるいは、AuにCr,Ag、Cu,Pd、
Pt、Niなどの少なくとも1種の元素を合計で20原
子%以下1原子%以上加えたものなどがある。
【0018】とりわけ、耐腐食性が良好でかつ繰り返し
性能がのびることから、反射層5を、添加元素を合計で
0.5原子%以上3原子%未満含む、Al−Cr合金、
Al−Ti合金、Al−Ta合金、Al−Zr合金、A
l−Ti−Cr合金、Al−Si−Mn合金のいずれか
のAlを主成分とする合金で構成することが好ましい。
この反射層5の厚さとしては、50nm〜300nmで
あるのが好ましい。反射層5を形成する金属あるは合金
の熱伝導率の大きさによって反射層5の膜厚は変化す
る。例えばAl−Cr合金の場合には、Crの含有量が
増加するにつれて熱伝導率が低下するため、反射層5の
膜厚を厚くしなければ記録ストラテジに適合しなくな
る。Cr含有量が多い場合には、記録層3は加熱され易
く、冷却し難くなり、いわゆる徐冷構造をとることにな
る。記録ストラテジで記録マークの形成を制御するため
には、後述する先頭パルスを短縮したり、マルチパルス
を短縮したり、冷却パルスを延長したりの工夫が必要と
なる。反射層5は50nm以上となると光学的には変化
せず、反射率の値に影響を与えないが、冷却速度への影
響が大きくなる。300nm以上の厚さを形成するのは
製造する上で時間を要するため、熱伝導率の高い材質の
反射層5を用いることにより膜厚をなるべく抑制する。
【0019】以上のように構成された光記録媒体に対す
る記録再生のレーザ光の特性は、以下のように設定する
のが好ましい。本発明の光記録媒体Dの記録に用いる光
源としては、レーザ光を用いることが好ましく、主に近
赤外域の波長830nmから紫外域の300nmの範囲
にあるものを用いる。また、1次光を2次高調波発生素
子(SHG素子)を用いて短波長化した光源を利用する
こともできる。DVDのフォーマットを使用する場合に
は、記録波長は635nm、再生光波長は650nmと
するのが好ましい。また、記録は結晶状態の記録層3に
レーザ光パルスなどを照射してアモルファスの記録マー
クを形成して行う。また、反対に非晶状態の記録層3に
結晶状態の記録マークを形成してもよい。消去はレーザ
光の照射によって、アモルファスの記録マークを結晶化
するか、もしくは、結晶状態の記録マークをアモルファ
ス化して行うことができる。
【0020】実用的には、結晶化を引き起こす低エネル
ギーの消去パワーの上に重畳した記録ピークパワーを記
録層3に投入することにより消去過程を経ることなくす
でに記録された記録マーク上にオーバーライトする。こ
のとき、記録レーザパルスは、記録マーク長より短い複
数のパルスに分割される。分割パルスパターンの例を図
5に示す。図5に示すように8―16変調方式の3Tと
6Tマークを記録する場合、分割パルスパターンは例え
ば図5に示すような波形とすることが好ましい。ここで
Tは基準クロック長さを示す。記録レーザパルスは、主
に先頭パルスTf、マルチパルスT1ならびに冷却パル
スTcの3つのパルスから構成される。3T信号の場合
には、複数のパルスではなく1つのパルスにする場合も
ある。レーザパワーは、記録ピークパワーP1と消去パ
ワーP2の少なくとも2値で変調される。さらに分割さ
れた記録パルス間のレーザパワーP3や最終パルス後の
冷却パワーP4を追加して4値で変調されることもあ
る。
【0021】P1は、記録層3を溶融して非晶質マーク
を形成するパワーレベルであり、通常8〜15mW程度
に設定する。P2は、ダイレクトオーバーライトを行っ
たときに記録層3を結晶化温度以上に昇温させて非晶質
マークを消去するパワーレベルであり、通常P1の1/
2以上、例えば4〜9mW程度に設定する。P3は消去
パワーP2よりも小さく、ゼロでないレーザパワー と
すると良い。通常、レーザパワーP3は0〜1.0mW
の範囲にある。このようにすると消去率が向上し、溶融
後の記録マークの再結晶化を防ぐこともでき、記録パワ
ーマージンも広がる。マークの先端部は温度が上がりに
くいため、先頭の分割パルスTfを他の分割パルスより
2〜4倍長くすると良い場合もある。通常0.5Tから
1T程度に設定する。
【0022】図5において、分割パルスのパルス長T1
と分割パルス間の間隔T2は、T1+T2=Tとするの
が良い。また、T1はT2より短いほうがより効果的に
記録マークの再結晶化を防ぐことが出来る。すなわち、
T1≦T2とすると良い場合がある。記録層3の材料の
結晶化速度が速く、且つ反射層5の厚さが薄く、投入さ
れたレーザパワーの冷却が徐冷的である場合には、T1
を0.2T〜0.3Tにするとジッタ値が低下して良好
な記録ができる。但し、T1は0.1Tより大きいこと
が必要である。T1が0.1T以下では先に記録された
非晶質マークの消去が出来なくなる。冷却パルスTc
は、後続のマークの形成に大きく影響を与え、前述した
ような徐冷的な場合には、Tcをのばすとジッタ値が低
下して信号品質が改善される。通常冷却パルスのパワー
レベルは、P3≧P4の関係であり、その長さは、0.
5T〜1Tの範囲に設定される。また、本発明の光記録
媒体Dは、再生レーザの波長に対する記録層3の結晶化
部の反射率Rcrが18%以上であり、また、記録レー
ザの波長に対する記録層3の結晶化部の反射率Rcwと
反射率Rcrとの関係はRcw≦Rcrで、且つ分光反
射率の極小値を与える波長が650nm以下とする相変
化型光記録媒体である。因みに、分光反射率は例えば図
2に示すように、各波長(300〜1000nm)に対
する反射率のことである。そして、分光反射率の極小値
を与える波長が650nm以下とは、例えば図2に示す
ように300〜650nmの波長の範囲にある分光反射
率の極小値S1〜S10のことである。このように、6
50nm以下の波長範囲における極小値をとることによ
って、変調振幅の最大値をとることができるから、結晶
状態の反射率と非晶質(アモルファス)状態とをコント
ラスト良く確実に分離再生できる。同様に、図3、図4
に示す波長650nm以下の分光反射率の極小値は、そ
れぞれS11〜S24、S31〜S46である。
【0023】次に、本発明の光記録媒体Dの製造方法に
ついて述べる。まず、反射層5、記録層3、誘電体層
2、4などを基板1上に形成する方法としては、公知の
真空中での薄膜形成法、例えば真空蒸着法(抵抗加熱型
や電子ビーム型)、イオンプレーティング法、スパッタ
リング法(直流や交流スパッタリング、反応性スパッタ
リング)などがあげられる。特に組成、膜厚のコントロ
ールが容易であることから、スパッタリング法が好まし
い。スパッタ法では、例えば、記録層3の材料と添加材
料を各々のターゲットを同時にスパッタすることにより
容易に混合状態の記録層3を形成することができる。
【0024】また、真空槽内で複数の基板1を同時に成
膜するバッチ式や基板1を1枚ずつ処理する枚葉式成膜
装置を使うことが好ましい。形成する反射層5、記録層
3、誘電体層2、4などの厚さの制御は、スパッタ電源
の投入パワーと時間を制御したり、水晶振動型膜厚計な
どで、堆積状態をモニタリングすることで、容易に行え
る。また、反射層5、記録層3、誘電体層2、4などの
形成は、基板1を固定したまま、或いは移動、回転した
状態のどちらでもよい。膜厚の面内の均一性に優れるこ
とから、基板1を自転させることが好ましく、さらに公
転を組合わせることが、より好ましい。必要に応じて基
板1の冷却を行うと、この反り量を減少することができ
る。
【0025】<実施例1>以下に本発明の実施例を示す
が、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
この実施例では、波長が635nmのレーザダイオー
ド、NA=0.60の光学レンズを搭載したパルステッ
ク社製光ディスクドライブテスタ(DDU1000)を
用いて記録(1ビーム・オーバーライト)を行った。再
生は、前記ディスクドライブテスタならびに波長650
nmのレーザダイオードとNA=0.60の光学レンズ
を搭載した自作のDVD−ROMドライブを用いた。再
生パワーPrは0.7mWで線速度によらず一定とし
た。線速度が3.5m/sで8−16変調ランダムパタ
ーンによる評価を行なった。クロック周期Tは、38.
2ナノ秒(ns)で、ビット長は0.267μm/bi
tである。DVD−ROMと同密度の記録を行い、容量
は4.7GBに相当する。再生信号の振幅の中心でスラ
イスし、クロック・トゥー・データ・ジッタclock to d
ata jitterを測定した。マークの検出にはタイムインタ
ーバルアナライザー(横河電気社製、TA320)を用
いた。各層は、直径が120mm、板厚が0.6mmのポ
リカーボネイト樹脂製の基板1上に形成した。基板1に
はトラックピッチが0.74μmで空溝が形成されてい
る。この溝深さは30nmであり、グルーブ幅とランド
幅の比は、およそ40:60であった。
【0026】基板1を毎分60回転で遊星回転させなが
ら、スパッタ法により、第1誘電体層2、記録層3、第
2誘電体層4、反射層5の順に真空成膜を行った。ま
ず、真空チャンバー内を6×10-5Paまで排気した
後、1.6×10-1PaのArガスを導入した。SiO
2 を20mol%添加したZnSを高周波マグネトロン
スパッタ法により基板1上に膜厚215nmの第1誘電
体層2を形成した。続いて、Cu、Al、Te、Sbか
らなる4元素単一ターゲットを直流電源でスパッタして
記録層3を成膜した。これにより、組成Cu7Al10
26Sb57の膜厚25nmの記録層3を形成した。この
組成分析は同様の記録層を別に100nmの厚さでシリ
コン基板上に形成し、これをICP発光分析法により分
析した。さらに第1誘電体層2と同様の材質の第2誘電
体層4を10nmの厚さで形成し、この上にAl−Cr
からなる2元素単一ターゲットを直流スパッタ法にて、
組成Al97.5Cr2.5 の厚さ300nmの反射層5を形
成した。
【0027】この基板1を真空槽より取り出した後、こ
の反射層5上にアクリル系紫外線硬化樹脂(住友化学製
XR11)をスピンコートし、紫外線照射により硬化さ
せて膜厚が10μmの保護膜6を形成し、本発明の光記
録媒体Dを得た。さらにスクリーン印刷法を用いて遅効
性紫外線硬化樹脂を保護膜6上に塗布し、同様に形成し
たディスクを貼り合わせ加圧、硬化して両面ディスクを
作製した。こうして作製した光ディスクにトラック方向
のビーム幅が半径方向よりも広い形をしているワイドビ
ームのレーザ光を照射して、記録層3を結晶化温度以上
に加熱し、初期化処理を行った。そして、基板1側から
相変化記録層3の案内溝であるグルーブ部に記録を行っ
た。グルーブは、レーザ光の入射方向からみて凸状にな
っている。記録の条件は、図5に示した記録ストラテジ
を使った。各パルスの幅は、Tf=0.5T、T1=
0.3T、T2=0.7T、Tc=0.6Tとした。ま
た、各パワーレベルは、P1=15.0mW,P2=
8.0mW、P3=0.5mW、P4=0.5mWとし
た。
【0028】再生信号のクロック・トゥー・データ・ジ
ッタ、反射率と変調振幅を測定した。ここで変調振幅
は、最長マーク信号である14Tの振幅I14を14Tス
ペース側のRFレベルI14Hで除した値である。この光
ディスクの特性を測定したところ、再生光波長650n
mにおいて、ジッタは8.0%、相変化記録層3の結晶
化部の反射率Rcrは19.4%、変調振幅は0.61
であった。こうして、反射率Rcrを18%以上に確保
することができ、DVD−ROMフォーマットの反射率
の下限以上の反射率を得ることができた。このディスク
にDVDフォーマットの映像を記録し、市販のDVDプ
レーヤ(パイオニア社製DV7)で再生したところ、動
画像を再生することが可能であった。
【0029】<実施例2,3>また、記録層3の組成を
Ag8In11Sb33Te48とし、反射層5の組成をAl
97.5Ti2.5とした。さらに膜厚の構成を、記録層3が
23nm、第2誘電体層4が10nm、反射層5が15
0nmとし、第1誘電体層2の膜厚を180nmと22
0nmに変化させた。これ以外は実施例1と同様にし
て、これらの光ディスクをそれぞれ実施例2,3とし、
記録再生を行った。また、比較例1〜3として、第1誘
電体層2を、150nm、160nm、170nmと変
化させ、それ以外は実施例2と同様にして光ディスクを
作製した。これらの実施例1〜3及び比較例1〜3の記
録再生特性を表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】表1から明らかなように、実施例1〜3
で、DVD−ROMの再生波長である再生光波長650
nmにおいて、第1誘電体層2の膜厚が180〜220
nmの範囲で記録層3の反射率を、19.4%、20.
2%、18.0%と反射率Rcrを18%以上にするこ
とができ、変調振幅も0.6以上を確保することがで
き、良好な結果を示すことが判明した。また、記録光波
長に対する記録層3の結晶化部の反射率Rcwと前反射
率Rcrとの関係がRcw≦Rcrで、且つ分光反射率
の極小値を与える波長が650nm以下にあった。そし
て、これらのディスクにDVDフォーマットの映像を記
録し、市販のDVDプレーヤ(パイオニア社製DV7)
で再生したところ、動画像を再生することが可能であっ
た。これに対して、第1誘電体層2の膜厚を150〜1
70nmの範囲内に設定して膜厚を薄くした比較例1〜
3は、反射率は18%以上を示して良好であったが、変
調振幅が低く、DVDの規格値である0.6を下回っ
て、特性上は好ましくなかった。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の相変化型
光記録媒体によれば、次のように優れた作用効果を発揮
することができる。高い反射率と変調振幅と高い記録感
度とを確立して、DVD−ROMプレーヤでも再生可能
で、しかも、DVD相当の高密度記録ができる相変化型
光記録媒体を提供することができる。また、この光記録
媒体はスパッタ法により容易に作製できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の相変化型光記録媒体を示す部分拡大断
面図である。
【図2】第1誘電体層の厚さを変えた時の分光反射率曲
線を示す図である。
【図3】記録層の厚さを変えた時の分光反射率曲線を示
す図である。
【図4】記録層の厚さを変えた時の分光反射率曲線を示
す図である。
【図5】記録ストラテジのパルスパターンを示す図であ
る。
【符号の説明】
1…基板、2…第1誘電体層、3…記録層、4…第2誘
電体層、5…反射層、6…保護膜、D…光ディスク(光
記録媒体)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大嶋 克則 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 中村 逸郎 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 黒田 順治 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 Fターム(参考) 5D029 JA01 JB35 JC02 JC06 LB01 LB02 LB03 LB07 LC06 MA14 MA15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に記録層を有し、光の照射により
    原子の配列が変化して情報の記録及び消去が行われる相
    変化型光記録媒体において、 再生光波長に対する前記記録層の結晶化部の反射率Rc
    rが18%以上であり、 記録光波長に対する前記記録層の結晶化部の反射率Rc
    wと前記反射率Rcrとの関係がRcw ≦ Rcrで、
    かつ分光反射率の極小値を与える波長が650nm以下
    にあることを特徴とする相変化型光記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記基板上に少なくとも第1誘電体層、
    前記記録層、第2誘電体層、反射層を積層し、 前記記録層がテルルとアンチモンと、他に少なくとも2
    種類以上の金属元素を含み、前記第1誘電体層の厚さが
    180〜220nm、前記記録層の厚さが15〜30n
    m、前記第2誘電体層の厚さが5〜20nm、前記反射
    層の厚さが50〜300nmの範囲であることを特徴と
    する請求項1に記載の相変化型光記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記記録層がAg、In、 Cu、A
    l、Gaから選ばれる少なくとも2種類以上の金属元素
    を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の相変
    化型光記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記第1誘電体層及び前記第2誘電体層
    は、再生光波長に対する屈折率n1が1.9≦ n1≦
    2.2であり、かつ前記記録層の再生光波長に対する結
    晶化状態の屈折率n2が3.1≦n2≦3.5、消衰係
    数k2が−3.0≧ k2≧ −4.0であることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の相変化型光
    記録媒体。
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