JP2000171371A - 摩耗試験機及び摩耗試験方法 - Google Patents
摩耗試験機及び摩耗試験方法Info
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Abstract
ず、極めて簡易な操作手順で短時間に摩耗性を測定する
ことができ、測定誤差が小さくて再現性に秀れ、しか
も、装置を小型化し得ることもできる極めて画期的な摩
耗試験機及び摩耗試験方法を提供するものである。 【解決手段】 金属材やセラミックス材などの被験体1
の耐摩耗性を測定する摩耗試験機2であって、被験体1
を固定する固定機構3と、固定機構3に固定された被験
体1に液体に砥粒が混入された噴射材4を圧搾空気と共
に噴射して該被験体1を減量させる噴射機構5とを有し
ているものである。
Description
クス材などの耐摩耗性を測定する摩耗試験機及び摩耗試
験方法に関するものである。
ックスは極めて硬い材料であるため、ピンオンディスク
法やアブレーション試験法などの通常の摩耗試験方法で
耐摩耗性の評価を行なう場合、なかなか摩耗が進まない
為に測定が困難で時間がかかり、測定誤差も大きいとい
う問題がある。そして、この問題を解決できる摩耗試験
方法としてエロージョン摩耗試験法がある。
中に砥粒を混入した噴射材をセラミックス材などの試験
片に一定時間噴射し、この試験片の質量減少や摩耗体積
を測定して評価を行う方法で、使用する試験片の大きさ
はJISの曲げ強さ試験片程度で良いなど非常に簡便な
方法であり、しかもデータの再現性に秀れているなど通
常の摩耗試験方法に比して秀れた特徴を有している。
うな空気と砥粒とを混合した噴射材を用いる方法では、
砥粒や試験片の削り粒が空中に飛散して舞い易い為、該
砥粒などが噴射室の外に漏れないように該噴射室の気密
性を高めなければならないし、また、砥粒などを集める
為の集塵フィルタやサイクロンなどの装置を取り付ける
必要も生じ、装置全体が大型且つ複雑で高コストになっ
てしまうという問題点がある。
く舞い続ける為、試験終了後にすぐに噴射室を開放して
試験片を取り出そうとすると砥粒が外に飛散してしまう
おそれがある、従って、試験終了後の試験片を取り出す
場合、噴射室内に舞っている砥粒が完全に除去されるま
で待たなければならない為、一回の測定に長時間を要す
るという問題点もある。
では砥粒が試験片に衝突する衝撃力は湿度によって左右
され、しかも湿度が高いほど誤差が大きくなるから、測
定誤差を小さくするために噴射室内を毎回一定の湿度に
設定しなければならず、極めて試験操作が繁雑で厄介で
あるという問題点もある。
ので、試験片に噴射された噴射材が飛散したりせず、極
めて簡易な操作手順で短時間に摩耗性を測定することが
でき、測定誤差が小さくて再現性に秀れ、しかも、装置
を小型化し得ることもできる極めて画期的な摩耗試験機
及び摩耗試験方法を提供するものである。
明の要旨を説明する。
耐摩耗性を測定する摩耗試験機2であって、被験体1を
固定する固定機構3と、固定機構3に固定された被験体
1に液体に砥粒が混入された噴射材4を圧搾空気と共に
噴射して該被験体1を減量させる噴射機構5とを有して
いることを特徴とする摩耗試験機に係るものである。
て、噴射材4に混入されている砥粒は直径数μm〜数百
μmの樹脂粒,金属粒,セラミックス粒若しくはガラス
粒であり、液体は水,アルカリなどの水溶液若しくはア
ルコールなどの溶剤であることを特徴とする摩耗試験機
に係るものである。
摩耗試験機において、固定機構3には、該固定機構3に
固定された被験体1を回動して噴射材4と被験体1との
当接角度を調節できる回動機構6が設けられていること
を特徴とする摩耗試験機に係るものである。
摩耗試験機において、回動機構6は、被験体1を回動し
ても該被験体1に噴射される噴射材4の噴射移動距離が
変わらないように設定されていることを特徴とする摩耗
試験機に係るものである。
摩耗試験機において、固定機構3に固定された被験体1
の下方には、噴射機構5から被験体1に噴射された噴射
材4を回収する回収機構7が設けられ、この回収機構7
と噴射機構5とは噴射材4を送流する送流機構8により
連結され、被験体1に噴射された噴射材4が、回収機構
7と送流機構8とを経由して再度噴射機構5から被験体
1に噴射されるように設定されていることを特徴とする
摩耗試験機に係るものである。
て、回収機構7には、回収機構7内の噴射材4の液体と
砥粒とを略一定の比率で且つ均一となるように混合する
撹拌機構9が設けられていることを特徴とする摩耗試験
機に係るものである。
体1の耐摩耗性を測定する摩耗試験機2であって、被験
体1を固定する固定機構3と、該固定機構3に固定され
た被験体1に噴射材4と圧搾空気とを一緒に噴射して該
被験体1を削る噴射機構5とを有し、噴射材4は、直径
数μm〜数百μmの樹脂粒,金属粒,セラミックス粒若
しくはガラス粒から成る砥粒が水,アルカリなどの水溶
液若しくはアルコールなどの溶剤に混入されてなるもの
であり、固定機構3には、該固定機構3に固定された被
験体1を回動して噴射材4と被験体1との当接角度を調
節できる回動機構6が設けられ、この回動機構6の回動
軸線に固定機構3に固定された被験体1が位置するよう
に設定して該被験体1を回動しても該被験体1に噴射さ
れる噴射材4の噴射移動距離が変わらないように構成
し、この固定機構3に固定された被験体1の下方には、
噴射機構5から被験体1に噴射された噴射材4を回収す
る回収機構7が設けられ、この回収機構7には、回収機
構7内の噴射材4の液体と砥粒とを略一定の比率で且つ
均一となるように混合する撹拌機構9が設けられ、この
回収機構7と噴射機構5とは噴射材4を送流する送流機
構8により連結され、被験体1に噴射された噴射材4
が、回収機構7と送流機構8とを経由して再度噴射機構
5から圧搾空気と共に被験体1に噴射されるように設定
され、この噴射材4と圧搾空気との噴射圧力を調節する
圧力調節機構16が設けられていることを特徴とする摩耗
試験機に係るものである。
摩耗試験機を使用して被験体1を減量し、この被験体1
の減量や削れ形状を測定して被験体1の耐摩耗性を測定
することを特徴とする摩耗試験方法に係るものである。
れる噴射材4が被験体1に衝突し、該被験体1は減量さ
れる。
液体に砥粒が混入されてなるものであるから、高速で噴
射された噴射材4は被験体1に衝突後、速やかに砥粒を
含んだ液滴となって落下する。従って、砥粒や被験体1
の削粉は前記液滴中に閉じ込められていて空中に散乱し
ないから、噴射材4の回収が容易で、極めて取り扱い容
易なこととなる。
圧搾空気とを一緒に被験体1に噴射すると、短時間で被
験体1を摩耗させることができ、湿気などの影響も受け
ないため制御し易く、測定誤差が少なくて再現性も良好
となる。
片に噴射された噴射材が飛散したりせず、極めて簡易な
操作手順で短時間に摩耗性を測定することができ、測定
誤差が小さくて再現性に秀れ、しかも、装置を小型化し
得ることもできる極めて画期的な摩耗試験機及び摩耗試
験方法となる。
たものであり、以下に説明する。
硬い素材から成る被験体1の耐摩耗性を測定する摩耗試
験機2であって、被験体1を固定する固定機構3と、固
定機構3に固定された被験体1に噴射材4を噴射して該
被験体1を削る噴射機構5とを有し、噴射材4は液体に
砥粒が混入されてなるものである。
m〜数百μmの樹脂,金属,セラミックス,ガラスなど
の微粒子で構成されており、この砥粒を水に分散させて
スラリーとし、噴射材4を構成している。また、水以外
に目的に応じて、例えば、脱脂用としてアルカリなどの
水溶液を使用したり、アルコール類などの溶剤を使用し
たりしても良い。
ズル18と、該噴射ノズル18から噴射材4を圧搾空気と共
に噴射するためのミキシングチャンバ19とから構成され
ている。
該締具17で前記被験体1の両端部を締め付け固定するよ
うに構成されている。
れている。この回動機構6は、固定機構3の両端部に締
具17を回動せしめることができる回動軸10を設け、摩耗
試験機2の適所に設けた回動ノブ11を操作することによ
り該回動軸10を回動せしめた際、噴射機構5から噴射さ
れる噴射材4に対して該噴射材4に面する被験体1表面
の角度を変化させることができるように構成されてい
る。
動する回動軸10と、該固定機構3に固定される被験体1
の被験面とが略一直線上になるように構成され、被験体
1を回動させても該被験体1に噴射される噴射材4の噴
射移動距離が変わらないように設定されている。尚、図
中、符号3aは固定機構3の左右に設けられた突出部で
あり、該突出部3aにおいて固定機構3と回動軸10とが
連設されることで、前記被験体1を回動した際、該被験
体1に噴射される噴射材4の噴射移動距離が変わらない
位置関係となるように構成している。
は被験体1に当たって落下する噴射材4を回収する回収
機構7が設けられている。
され、噴射機構5から噴射され落下してきた噴射材4を
溜めて回収できるように設定されている。この回収機構
7の内部には噴射機構5に連通する送流機構8が連結さ
れ、噴射機構5から噴射される噴射材4は装置内で循環
されるように構成されている。
れた撹拌機構9が設けられており、回収機構7内に溜ま
った噴射材4を撹拌し、噴射材4を構成する水と砥粒と
を均一且つ一定の濃度配分となる分散状態に保つように
構成されている。
材4が研磨粉等によって汚れてきた際等に該噴射材4を
排出する為の排出部20が設けられている。
を防ぐ樹脂製の透明な蓋体(該蓋体12が透明であること
により、装置内の各部の様子が良く見える。)、13は噴
射材4を噴射するスタートボタン、14はタイマー、15は
圧力計、16は噴射材4を噴射ノズル18から噴射する圧搾
空気の圧力を調整する圧力調整操作部である。
て詳述する。
脱できる形状)に加工し、この被験体1の質量(W1)
を測定しておく。
収機構7である水槽内に噴射材4として所定量の水及び
砥粒を入れる。
な時間にセットし、スタートボタン13を操作して噴射機
構5から圧搾空気と共に噴射材4を噴射する。また、こ
の際、噴射材4は回収機構7において撹拌機構9により
撹拌されている。
待ち、圧力調整操作部16を操作して所定の噴射圧に調整
する。また、噴射されている噴射材4を回収して該噴射
材4の濃度を測定し、噴射ノズル18から噴射されている
噴射材4が所定の濃度(砥粒/水)か否かを確認してお
く。
を停止させる。
体1を固定する。
タイマー14をセットし、撹拌機構9により噴射材4の濃
度が一定化されていることを確認した後、スタートボタ
ン13を操作して試験を開始する。
1に向けて噴射材4と圧搾空気とが一緒に噴射され、所
定時間、被験体1の表面が水と砥粒と圧搾空気との相乗
効果によって高速で削られ、減量される。また、この
際、噴射材4は噴射機構5から噴射されて被験体1に衝
突し、被験体1の一部を削り取って回収機構7に落下す
る。噴射材4を構成する水と砥粒とは、回収機構7内の
撹拌機構9により撹拌されて砥粒が回収機構7下部に沈
殿しないように保たれ均一且つ所定の比率濃度に保たれ
る。また、この噴射材4は回収機構7に設けられた送流
機構8により再び噴射機構5に送流されて装置内を循環
する。
したら、蓋体12を開けて被験体1を取り出し、被験体1
に付着した噴射材4を洗い流し、該被験体1を乾燥す
る。
し、質量損失(W1−W2)を求めてこの質量損失より
摩耗量及び耐摩耗性の評価を行う。また、被験体1の削
れ形状なども評価すると良い。
各被験体1に対して3分間摩耗試験を行った結果を示し
たものである。被験体1(サンプル)は、アルミナ(A
l203:表1中符号A、窒化ケイ素(Si3N4:表1中
符号B、炭素工具鋼(SK5(H):表1中符号C)を使
用した。また、噴射材4は、砥粒としてアルミナ(粒
径:63〜125μm)、液体として水、砥粒:液体=
20:80(体積比)、噴射圧力2kg/cm2のもの
を使用した。
スク法による試験に比し、極めて短時間のわずか3分間
の試験によって各被験体1が良好に減量され、セラミッ
クスの1種であるアルミナのような極めて硬い素材でも
短時間での試験によって良好な被験体1の耐摩耗評価が
行えることが確認された。
に対する噴射材4の投射角度を変化させて試験を行うこ
とにより、各被験体1の素材ごとの特徴的な摩耗特性
(角度依存性)も簡単且つ明確に判断できることが確認
された。即ち、このようなサンプルデータを多数集める
ことにより、素材ごとの摩耗特性の判定を摩耗試験デー
タの比較によって簡単に行えたり、また、素材不明の被
験体1でも摩耗特性を調べることによって素材を特定し
たりできることになる。
試験を行ったところ、予想減量に対して数値誤差が少な
く、また、被験体1の削れ状態も同様であったため、本
実施例によれば、極めて再現性に秀れた摩耗試験を行え
ることが確認された。
験体1から良好に除去されるため、噴射機構5から噴射
された噴射材4が被験体1に常に良好に当接されること
になり、被験体1の減量が安定的且つ良好に進むことに
なる。
時に発生する熱が良好に除去されるため、被験体1が一
定条件の温度で削られ、減量されることになる。
されるため、該砥粒の表面積が大きくなり、噴射圧が損
失しにくい。
張により粒子状になって被験体1に当接するため、従来
のエロージョン摩耗試験法と比較した場合、低い噴射力
で高い削り力を発揮することができる。
ラミックスのような極めて硬い素材でも短時間に減量さ
せ、しかも、測定誤差が小さくて再現性良く摩耗試験を
行うことができるのである。
めて簡易な操作手順でセラミックスのような極めて硬い
素材でも短時間に摩耗性を測定することができ、また、
測定誤差が小さくて再現性にも秀れた極めて実用性に秀
れた摩耗試験機となる。
突した後速やかに落下するため微粒子の砥粒や削粉が空
中に長時間散乱したりせず、従来の摩耗試験機のように
噴射する噴射室内の密閉性を高めたり、砥粒を回収する
集塵フィルタやサイクロンなどの装置を取り付ける必要
がなく、装置の小型化が容易となる実用性に秀れた摩耗
試験機となる。
定された被験体1の下方に設けられた回収機構7に溜ま
り、更に、この噴射材4は回収機構7と噴射機構5とを
連結する送流機構8により再び噴射機構5から噴射し得
るように構成したから、噴射材容器や回収容器が不要で
装置を小型化できるし、噴射材4はそのまま再利用する
ことができるより一層実用性に秀れた摩耗試験機とな
る。
れているから、噴射材4中の砥粒は均一に分散され、常
に一定の砥粒濃度で噴射機構5に噴射材4が送流されて
砥粒濃度のむらによる誤差がなく、しかも噴射機構5の
ノズルや送流機構8を詰まらせにくいより一層実用性に
秀れた摩耗試験機となる。
れているから、噴射する噴射材3に対する被験体1の表
面の角度を色々と変えて試験を行うことにより被験体1
の摩耗性をより一層正確に把握することができるより一
層実用性に秀れた摩耗試験機となる。
ても該被験体1に噴射される噴射材3の噴射移動距離が
変わらないように設定されているから、様々な角度で測
定を行っても評価の比較を簡単に行うことができるより
一層実用性に秀れた摩耗試験機となる。
Claims (8)
- 【請求項1】 金属材やセラミックス材などの被験体の
耐摩耗性を測定する摩耗試験機であって、被験体を固定
する固定機構と、固定機構に固定された被験体に液体に
砥粒が混入された噴射材を圧搾空気と共に噴射して該被
験体を減量させる噴射機構とを有していることを特徴と
する摩耗試験機。 - 【請求項2】 請求項1記載の摩耗試験機において、噴
射材に混入されている砥粒は直径数μm〜数百μmの樹
脂粒,金属粒,セラミックス粒若しくはガラス粒であ
り、液体は水,アルカリなどの水溶液若しくはアルコー
ルなどの溶剤であることを特徴とする摩耗試験機。 - 【請求項3】 請求項1,2いずれか1項に記載の摩耗
試験機において、固定機構には、該固定機構に固定され
た被験体を回動して噴射材と被験体との当接角度を調節
できる回動機構が設けられていることを特徴とする摩耗
試験機。 - 【請求項4】 請求項1〜3いずれか1項に記載の摩耗
試験機において、回動機構は、被験体を回動しても該被
験体に噴射される噴射材の噴射移動距離が変わらないよ
うに設定されていることを特徴とする摩耗試験機。 - 【請求項5】 請求項1〜4いずれか1項に記載の摩耗
試験機において、固定機構に固定された被験体の下方に
は、噴射機構から被験体に噴射された噴射材を回収する
回収機構が設けられ、この回収機構と噴射機構とは噴射
材を送流する送流機構により連結され、被験体に噴射さ
れた噴射材が、回収機構と送流機構とを経由して再度噴
射機構から被験体に噴射されるように設定されているこ
とを特徴とする摩耗試験機。 - 【請求項6】 請求項5記載の摩耗試験機において、回
収機構には、回収機構内の噴射材の液体と砥粒とを略一
定の比率で且つ均一となるように混合する撹拌機構が設
けられていることを特徴とする摩耗試験機。 - 【請求項7】 金属材やセラミックス材などの被験体の
耐摩耗性を測定する摩耗試験機であって、被験体を固定
する固定機構と、該固定機構に固定された被験体に噴射
材と圧搾空気とを一緒に噴射して該被験体を削る噴射機
構とを有し、噴射材は、直径数μm〜数百μmの樹脂
粒,金属粒,セラミックス粒若しくはガラス粒から成る
砥粒が水,アルカリなどの水溶液若しくはアルコールな
どの溶剤に混入されてなるものであり、固定機構には、
該固定機構に固定された被験体を回動して噴射材と被験
体との当接角度を調節できる回動機構が設けられ、この
回動機構の回動軸線に固定機構に固定された被験体が位
置するように設定して該被験体を回動しても該被験体に
噴射される噴射材の噴射移動距離が変わらないように構
成し、この固定機構に固定された被験体の下方には、噴
射機構から被験体に噴射された噴射材を回収する回収機
構が設けられ、この回収機構には、回収機構内の噴射材
の液体と砥粒とを略一定の比率で且つ均一となるように
混合する撹拌機構が設けられ、この回収機構と噴射機構
とは噴射材を送流する送流機構により連結され、被験体
に噴射された噴射材が、回収機構と送流機構とを経由し
て再度噴射機構から圧搾空気と共に被験体に噴射される
ように設定され、この噴射材と圧搾空気との噴射圧力を
調節する圧力調節機構が設けられていることを特徴とす
る摩耗試験機。 - 【請求項8】 請求項1〜7いずれか1項に記載の摩耗
試験機を使用して被験体を減量し、この被験体の減量や
削れ形状を測定して被験体の耐摩耗性を測定することを
特徴とする摩耗試験方法。
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JP10-277423 | 1998-09-30 | ||
JP10-95963 | 1998-09-30 | ||
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