JP2000171021A - 蓄熱式燃焼脱臭装置 - Google Patents

蓄熱式燃焼脱臭装置

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JP2000171021A
JP2000171021A JP10343703A JP34370398A JP2000171021A JP 2000171021 A JP2000171021 A JP 2000171021A JP 10343703 A JP10343703 A JP 10343703A JP 34370398 A JP34370398 A JP 34370398A JP 2000171021 A JP2000171021 A JP 2000171021A
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智章 深谷
Shingo Hosoma
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミストを含む原ガスを、ミストによる臭気の
再付着なしに確実に脱臭することができる蓄熱式燃焼脱
臭装置を提供する。 【解決手段】 無臭化した高温ガス(燃焼室ガス又は処
理ガス)により被処理ガスAを予熱する予熱装置10
(混合器又は熱交換器)を備え、ミストを含む被処理ガ
スAをミストが蒸発する温度まで予熱する。また、被処
理ガスAが流出入する位置に加熱ジャケット19で囲ま
れた中空予熱室14を備え、加熱ジャケット内に無臭化
した高温ガスを通して加熱室内壁を加熱し、ミストを含
む被処理ガスAをミストが蒸発する温度まで予熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製鋼用アーク炉か
らのガスを脱臭して清浄化する蓄熱式燃焼脱臭装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】製鋼用アーク炉は、炉内に装入されたス
クラップ(原料)と電極との間にアークを発生させ、そ
の高熱を利用してスクラップを溶解する装置である。か
かるアーク炉では、溶鋼中にカーボンを吹き込んで一次
燃焼させて、C+0.5O2 →COの反応を行わせ、更
に、炉内に空気を供給して二次燃焼させ、CO+0.5
O2 →CO2 の反応を行わせる。このように、CをCO
2 まで燃焼させることにより発熱量を高め、かかる高い
発熱量の排ガスでスクラップを予熱するようになってい
る。
【0003】上述した製鋼用アーク炉からのガス(以
下、原ガスと呼ぶ)の主成分は、CO,CO2 ,N2 ,
O2 等の無臭ガスであるが、臭気性の強いアセトアルデ
ヒドやスチレン等も含まれている。このため、かかる原
ガスを大気中に放出する前に原ガスを脱臭して浄化する
必要がある。
【0004】図7は、原ガスを脱臭して浄化する従来の
蓄熱式燃焼脱臭装置の全体構成図であり、図8はその原
理図である。この図に示すように、この装置は、燃焼室
1、燃焼室に連通する3つの蓄熱室2(2a,2b,2
c)、それぞれの蓄熱室内の蓄熱体3(3a,3b,3
c)、吸引ファン4、及び複数の切換え弁を備えたもの
であり、以下の3つのサイクルを順次行うようになって
いる。
【0005】第1サイクル(A)では、原ガス等の被処
理ガスAを蓄熱室2aに供給し、燃焼室1で脱臭された
クリーンガスCを蓄熱室2bから排出し、同時に、吸引
ファン4の吐出側からクリーンガスCの一部をパージガ
スBとして蓄熱室2cに供給する。すなわち、このサイ
クルで、被処理ガスAは蓄熱体3aを通過することで予
熱され、更に高温雰囲気下(例えば800℃以上)の燃
焼室1で酸化分解されてクリーンガスCとなり、蓄熱体
3bを予熱しながら排気される。その間、蓄熱体3cで
はクリーンガスCの一部を導入し、前工程で蓄熱体3c
内に残留している被処理ガスをパージし、燃焼室1で酸
化分解し、蓄熱体3bを介して排気される。
【0006】第2サイクル(B)では、切換え弁の操作
により、被処理ガスAを蓄熱室2bに供給し、燃焼室1
で脱臭されたクリーンガスCを蓄熱室2cから排出し、
同時に、吸引ファン4の吐出側からパージガスBを蓄熱
室2aに供給する。すなわち、第1サイクルで一定時間
経過後、被処理ガスAとパージガスBを切り換えること
により、第1サイクルでは被処理ガス入側であった蓄熱
室2aがパージとなり、蓄熱体3aは降熱→徐冷状態
に、クリーンガス出側であった蓄熱室2bが被処理ガス
入側となり、蓄熱体3bは昇温→降温状態に、パージで
あった蓄熱室2cがクリーンガス出側となり、蓄熱体3
cは徐冷→昇温状態になる。
【0007】第3サイクル(C)では、被処理ガスAを
蓄熱室2cに供給し、燃焼室1で脱臭されたクリーンガ
スCを蓄熱室2aから排出し、同時に、吸引ファン4の
吐出側からパージガスBを蓄熱室2bに供給する。すな
わち、第2サイクルで一定時間経過後、再度切換え弁を
操作して、第2サイクルではパージであった蓄熱室2a
がクリーンガス出側となり、蓄熱体3aは徐冷→昇温状
態に、被処理ガス入側であった蓄熱室2bがパージとな
り、蓄熱体3bは降温→徐冷状態に、クリーンガス出側
であった蓄熱室2cが被処理ガス入側となり、蓄熱体3
cは昇温→降温状態になる。
【0008】上述した3つのサイクルを順次繰り返して
行うことにより、製鋼用アーク炉からの原ガスのような
被処理ガスAを燃焼室1で酸化分解して脱臭することが
でき、かつ蓄熱体を用いて予熱/熱回収して熱効率を高
めることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の蓄熱式
燃焼脱臭装置において、原ガス中にミスト状の油分や水
分が含まれる場合、入口側ダクトや蓄熱体下のチャンバ
内または蓄熱体の入側にミストが付着した状態となるこ
とがある。この場合に、燃焼室内で無臭化したガスが蓄
熱体を通過後にこのミストを蒸発させて内部に再び臭気
を含み、この臭気ガスがそのまま外部に放出されること
がある問題点があった。例えば、原ガスの温度が低温
(約20〜60℃)であり、そのガス中に臭気を含んだ
油分や水分のミストがある場合、ダクトや入口チャンバ
ー、蓄熱体にミストが付着し、燃焼して無臭となったガ
ス(約150〜200℃)がチャンバーを通るとき、ミ
ストを蒸発させ、臭気を含んでしまう。
【0010】本発明は、かかる問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、ミ
ストを含む原ガスを、ミストによる臭気の再付着なしに
確実に脱臭することができる蓄熱式燃焼脱臭装置を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、燃焼室
(1)、燃焼室に連通する複数の蓄熱室、それぞれの蓄
熱室内の設けられた複数の蓄熱体、吸引ファン、及び複
数の切換え弁を有し、被処理ガスAを酸化分解して脱臭
しかつ蓄熱体を用いて予熱/熱回収する蓄熱式排ガス脱
臭装置において、無臭化した高温ガスにより被処理ガス
Aを予熱する予熱装置(10)を備え、ミストを含む被
処理ガスAをミストが蒸発する温度まで予熱する、こと
を特徴とする蓄熱式燃焼脱臭装置が提供される。本発明
の構成によれば、予熱装置(10)を用いてミストを含
む被処理ガスAをミストが蒸発する温度まで予熱するの
で、ミストを予め蒸発させ入口側ダクトや蓄熱体下のチ
ャンバ内または蓄熱体の入側へのミスト付着を防止する
ことができる。
【0012】本発明の好ましい実施形態によれば、予熱
装置は、高温ガスの直接混合又は間接加熱による予熱で
ある。高温ガスをリサイクルさせて直接混合することに
より、予熱装置を簡単な構造にすることができる。ま
た、熱交換器を用いた間接加熱により、処理ガス量の増
大を防ぐことができる。
【0013】また、予熱装置による予熱後の被処理ガス
Aの温度を検出する温度検出器(11)と、前記高温ガ
スの流量を調節する流量調節弁(12)と、温度検出器
による検出温度がミストが蒸発する温度以上になるよう
に流量調節弁を制御する制御装置(13)とを備える。
この構成により、予熱後の被処理ガスAの温度をミスト
が蒸発する最適温度に設定することができる。
【0014】また本発明によれば、燃焼室(1)、燃焼
室に連通する複数の蓄熱室、それぞれの蓄熱室内の設け
られた複数の蓄熱体、吸引ファン、及び複数の切換え弁
を有し、被処理ガスAを酸化分解して脱臭しかつ蓄熱体
を用いて予熱/熱回収する蓄熱式排ガス脱臭装置におい
て、 被処理ガスAが流出入する位置に加熱ジャケット
(19)で囲まれた中空の予熱室(14)を備え、該加
熱ジャケット内に無臭化した高温ガスを通して加熱室内
壁を加熱し、ミストを含む被処理ガスAをミストが蒸発
する温度まで予熱する、ことを特徴とする蓄熱式燃焼脱
臭装置が提供される。本発明の構成によれば、被処理ガ
スAが流出入する位置に中空の予熱室(14)が備えら
れているので、被処理ガスAはこの空間を素通りして蓄
熱体に流入し予熱される。また、予熱室は加熱ジャケッ
ト(19)で囲まれ、加熱室内壁がミストを含む被処理
ガスAをミストが蒸発する温度まで予熱されているの
で、被処理ガスA中のミストが加熱室内壁に付着して
も、蒸発してそのまま蓄熱体に流入する。従って、被処
理ガスAの温度が低温(約20〜60℃)であり、その
ガス中に臭気を含んだ油分や水分のミストがあっても、
中空チャンバにミストが付着せず、そのまま蓄熱体を通
って燃焼室に入り無臭化される。
【0015】本発明の好ましい実施形態によれば、加熱
室内壁の温度を検出する温度検出器(15)と、前記高
温ガスの流量を調節する流量調節弁(12)と、温度検
出器による検出温度がミストが蒸発する温度以上になる
ように流量調節弁を制御する制御装置(13)とを備え
る。この構成により、加熱室内壁の温度をミストが蒸発
する最適温度に設定することができる。
【0016】前記無臭化した高温ガスは、燃焼室内の高
温ガス又は大気放出前の処理ガスであるのがよい。例え
ば、燃焼室内の高温ガス(800〜900℃)又は大気
放出前の処理ガス(約200℃)を用いることにより、
予熱装置(10)で被処理ガスA(原ガス)を容易に効
率よく加熱することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通の
部材には同一の符号を付し重複した説明を省略する。図
1は、本発明の蓄熱式燃焼脱臭装置の第1実施形態を示
す構成図である。この図に示すように、本発明の蓄熱式
燃焼脱臭装置は、燃焼室1、燃焼室1に連通する複数
(この例で3つ)の蓄熱室2a,2b,2c、それぞれ
の蓄熱室内の設けられた複数(3つ)の蓄熱体3a,3
b,3c、吸引ファン4、及び複数の切換え弁を有し、
被処理ガスAを酸化分解して脱臭しかつ蓄熱体を用いて
予熱/熱回収するようになっている。かかる蓄熱式燃焼
脱臭装置の基本的な作動は、図7に示した従来の蓄熱式
燃焼脱臭装置と同様である。
【0018】図1において、本発明の蓄熱式燃焼脱臭装
置は、予熱装置10を備えている。この予熱装置10
は、この例では、吸引ファン4の吐出側からクリーンガ
スCの一部をパージガスBとして蓄熱室2cに供給する
パージガスライン6から分岐したホットガスライン16
と、被処理ガスAの供給ライン7に設けられた直接式の
混合器17からなる。ホットガスライン16は混合器1
7にパージガスライン6を介して大気放出前の処理ガス
(約200℃)を供給するようになっている。また、温
度検出器11が供給ライン7の混合器17の下流側に設
けられ、予熱装置10による予熱後の被処理ガスAの温
度を検出する。更に、ホットガスライン16には、高温
ガスの流量を調節する流量調節弁12が設けられ、更
に、流量調節弁12を制御する制御装置13を備え、温
度検出器11による検出温度がミストが蒸発する温度以
上(例えば100℃以上)になるように制御される。上
述した構成によれば、予熱装置10を用いてミストを含
む被処理ガスAをミストが蒸発する温度まで予熱するの
で、ミストを予め蒸発させ入口側ダクトや蓄熱体下のチ
ャンバ内または蓄熱体の入側へのミスト付着を防止する
ことができる。また、直接式混合器17で処理ガスと被
処理ガスAを直接混合するので、予熱装置を簡単な構造
にすることができる。
【0019】図2は、本発明の蓄熱式燃焼脱臭装置の第
2実施形態を示す構成図である。この図において、予熱
装置10は、この例では、第1実施形態の直接式混合器
17の代わりに間接熱交換器18を備え、この熱交換器
18にパージガスライン6を介して大気放出前の処理ガ
ス(約200℃)を供給して、被処理ガスAを間接加熱
し、ミストを含む被処理ガスAをミストが蒸発する温度
(例えば100℃以上)まで予熱するようになってい
る。その他の構成は、図1の第1実施形態と同様であ
る。この構成により、予熱装置10を用いてミストを含
む被処理ガスAをミストが蒸発する温度まで予熱するの
で、ミストを予め蒸発させ入口側ダクトや蓄熱体下のチ
ャンバ内または蓄熱体の入側へのミスト付着を防止する
ことができ、かつ間接加熱で被処理ガスAを予熱するの
で、蓄熱式燃焼脱臭装置における処理ガス量の増大を防
ぐことができる。
【0020】図3は、本発明の蓄熱式燃焼脱臭装置の第
3実施形態を示す構成図である。本発明の蓄熱式燃焼脱
臭装置は、この例では、被処理ガスAが流出入する位置
に加熱ジャケット19で囲まれた中空の予熱室14を備
える。また、この加熱ジャケット19内には、パージラ
イン6から分岐したホットガスライン16に連結され、
更に加熱ジャケット19から排出ラインに通じる戻りガ
スライン16aが設けられている。この構成により、加
熱ジャケット19内に無臭化した高温ガスを通して加熱
室内壁14aを間接的に加熱することができる。また、
温度検出器15が加熱ジャケット19内に挿入されてお
り、加熱室内壁14aの温度を検出するようになってい
る。更に、高温ガスの流量を調節する流量調節弁12
と、温度検出器15による検出温度がミストが蒸発する
温度以上になるように流量調節弁を制御する制御装置1
3とを備えている。この構成により、制御装置13で加
熱室内壁の温度を制御し、ミストを含む被処理ガスAを
ミストが蒸発する最適温度まで予熱することができる。
【0021】上述した構成によれば、被処理ガスAが流
出入する位置に中空の予熱室14が備えられているの
で、被処理ガスAはこの空間を素通りして蓄熱体に流入
し予熱される。また、予熱室14は加熱ジャケット19
で囲まれ、加熱室内壁14aがミストを含む被処理ガス
Aをミストが蒸発する温度まで予熱されているので、被
処理ガスA中のミストが加熱室内壁に付着しても、蒸発
してそのまま蓄熱体に流入する。従って、被処理ガスA
の温度が低温(約20〜60℃)であり、そのガス中に
臭気を含んだ油分や水分のミストがあっても、中空チャ
ンバにミストが付着せず、そのまま蓄熱体を通って燃焼
室に入り無臭化される。
【0022】図4〜図6は、本発明の蓄熱式燃焼脱臭装
置の第4〜第6実施形態を示す構成図である。これらの
実施形態では、上述した実施形態における無臭化した高
温ガスとして燃焼室内の高温ガスを用いている。すなわ
ち、燃焼室1から高温の燃焼ガスを混合器17(図
4)、間接熱交換器18(図5)、加熱ジャケット19
(図6)にそれぞれ供給するホットガスライン20とホ
ットガスファン21を備えている。その他の構成はそれ
ぞれ図1〜図3と同一である。この構成により、高温の
燃焼室内の高温ガス(800〜900℃)を用いること
により、予熱装置(10)で被処理ガスA(原ガス)を
容易に効率よく加熱することができる。
【0023】なお本発明は、上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変更が可能である。
【0024】
【発明の効果】上述したように、本発明の蓄熱式燃焼脱
臭装置は、原ガスの温度が低温(約20〜60℃)であ
り、そのガス中に臭気を含んだ油分や水分のミストがあ
る場合でも、入口ダクト、入口チャンバー(中空予熱
室)を無臭化した高温ガスにより予熱することができ、
これにより、原ガス中のミストを蒸発・無臭化でき、ミ
ストによる臭気の再付着なしに確実に脱臭することがで
きる、等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蓄熱式燃焼脱臭装置の第1実施形態を
示す構成図である。
【図2】本発明の蓄熱式燃焼脱臭装置の第2実施形態を
示す構成図である。
【図3】本発明の蓄熱式燃焼脱臭装置の第3実施形態を
示す構成図である。
【図4】本発明の蓄熱式燃焼脱臭装置の第4実施形態を
示す構成図である。
【図5】本発明の蓄熱式燃焼脱臭装置の第5実施形態を
示す構成図である。
【図6】本発明の蓄熱式燃焼脱臭装置の第6実施形態を
示す構成図である。
【図7】原ガスを脱臭して浄化する従来の蓄熱式燃焼脱
臭装置の全体構成図である。
【図8】従来の蓄熱式排ガス脱臭装置の原理図である。
【符号の説明】
A 被処理ガス B パージガス C クリーンガス 1 燃焼室 1a バーナ 2a,2b,2c 蓄熱室 3a,3b,3c 蓄熱体 4 吸引ファン 5 空気供給ライン 6 パージガスライン 7 供給ライン 10 予熱装置 11 温度検出器 12 流量調節弁 13 制御装置 14 予熱室 15 温度検出器 16 ホットガスライン 17 直接式混合器 18 間接熱交換器 19 加熱ジャケット 20 ホットガスライン 21 ホットガスファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K078 AA08 BA19 BA21 BA22 CA01 4D002 AA32 AA40 AB02 BA05 CA07 CA20 DA66 EA01 EA02 GA02 GA03 GB01 GB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼室(1)、燃焼室に連通する複数の
    蓄熱室、それぞれの蓄熱室内の設けられた複数の蓄熱
    体、吸引ファン、及び複数の切換え弁を有し、被処理ガ
    スAを酸化分解して脱臭しかつ蓄熱体を用いて予熱/熱
    回収する蓄熱式排ガス脱臭装置において、 無臭化した高温ガスにより被処理ガスAを予熱する予熱
    装置(10)を備え、ミストを含む被処理ガスAをミス
    トが蒸発する温度まで予熱する、ことを特徴とする蓄熱
    式燃焼脱臭装置。
  2. 【請求項2】 予熱装置は、高温ガスの直接混合又は間
    接加熱による予熱である、ことを特徴とする請求項1に
    記載の蓄熱式燃焼脱臭装置。
  3. 【請求項3】 予熱装置による予熱後の被処理ガスAの
    温度を検出する温度検出器(11)と、前記高温ガスの
    流量を調節する流量調節弁(12)と、温度検出器によ
    る検出温度がミストが蒸発する温度以上になるように流
    量調節弁を制御する制御装置(13)とを備える、こと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の蓄熱式燃焼脱臭装
    置。
  4. 【請求項4】 燃焼室(1)、燃焼室に連通する複数の
    蓄熱室、それぞれの蓄熱室内の設けられた複数の蓄熱
    体、吸引ファン、及び複数の切換え弁を有し、被処理ガ
    スAを酸化分解して脱臭しかつ蓄熱体を用いて予熱/熱
    回収する蓄熱式排ガス脱臭装置(11)において、 被処理ガスAが流出入する位置に加熱ジャケット(1
    9)で囲まれた中空の予熱室(14)を備え、該加熱ジ
    ャケット内に無臭化した高温ガスを通して加熱室内壁を
    加熱し、ミストを含む被処理ガスAをミストが蒸発する
    温度まで予熱する、ことを特徴とする蓄熱式燃焼脱臭装
    置。
  5. 【請求項5】 加熱室内壁の温度を検出する温度検出器
    (15)と、前記高温ガスの流量を調節する流量調節弁
    (12)と、温度検出器による検出温度がミストが蒸発
    する温度以上になるように流量調節弁を制御する制御装
    置(13)とを備える、ことを特徴とする請求項4に記
    載の蓄熱式燃焼脱臭装置。
  6. 【請求項6】 前記無臭化した高温ガスは、燃焼室内の
    高温ガス又は大気放出前の処理ガスである、ことを特徴
    とする請求項1乃至5に記載の蓄熱式燃焼脱臭装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100986594B1 (ko) * 2010-05-04 2010-10-08 금호환경 주식회사 다중 디스크 축열식 연소산화 시스템
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