JP2000169493A - 新規メタロセン化合物及びその製造方法 - Google Patents
新規メタロセン化合物及びその製造方法Info
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Abstract
子量が良好なポリオレフィン、ポリスチレン等の製造が
可能な、高選択性、高活性のメタロセン触媒を提供す
る。 【解決手段】 周期律表3(III )族から10(X)族
までの転移金属に主リガンドであるシクロアルカンジェ
ニル基と1個以上の補助リガンドが結合したものと、2
個以上の作用基を持つ化合物よりメタロセン触媒を合成
する。
Description
るものである。より具体的に本発明はシクロアルカンジ
エニル基を持つ周期表3族から10族までの金属化合物
と2個以上の作用基を持つ化合物とを反応させて製造さ
れる選択性及び活性の優れる新規メタロセン化合物に関
するものである。
より連結された化合物は以外に優れる性質を表す場合が
ある(J.Am.Chem.Soc 1998. 12
0.1329−1330.Angew.Chem.In
t.Ed.Engl. 1997. 36. 1179
−1181)。又、ヘック反応(Heck react
ion)で一般的に使われるパラジウムアセテート触媒
より二つのパラジウムが作用基によって連結されたダイ
メリク(dimeric)パラジウム触媒は優れる活性
を表す(J.Organomet.Chem. 199
8. 555.141−143)。
系二金属(bimetallic)触媒がアリールアル
コールのヒドロホルミレーション(hydroform
ylation)反応で優れる選択性を表すことを開示
している。米国特許弟5,567,847号は、2種類
のメタルをアルミナに沈漬させて使うことにより2次ア
ミンを効果的に生成させて非均一系での二金属(bim
etallic)触媒の優れさを表した。
基を持つ補助リガンドで連結すればシクロアルカンジエ
ニル基が2個以上になる新しい触媒が合成され、これら
は以外に既存の触媒より高い活性を表す(韓国特許出願
弟98−21032号)。
カンジエニル基を持つ周期表3族から10族までの金属
化合物に2個以上の作用基を持つ化合物を反応させて補
助リガンドを形成した二金属化合物(bimetall
ic complex)、三金属化合物(trimet
allic complex)、四金属化合物(tet
rametallic complex)などの新しい
タイプのメタロセン化合物を合成する方法とこの化合物
を製造して潜在的に優れる活性の触媒化合物を提供しよ
うとするのである。
ロアルカンジエニル基を持つ周期表3族から10族まで
の金属化合物に2個以上の作用基を持つ化合物を反応さ
せて金属化合物の二つ以上の分子を補助リガンドで結合
させたメタロセン化合物を提供することにある。
れるメタロセン化合物を提供することにある。
れ、高い溶融温度を有し、かつ分子量分布が良好なポリ
オレフィンまたはポリスチレンの製造できる高い活性の
メタロセン化合物を提供することにある。
用いても多量のポリオレフィンまたはポリスチレンを製
造することができる高活性のメタロセン化合物を提供す
ることにある。
化合物を製造する方法及び前記メタロセン化合物を用い
てポリオレフィンまたはポリスチレンを効率的に製造す
るための方法を提供することにある。
の目的は下記で説明される本発明によって全て達成され
ることができる。以下、本発明の内容を下記に詳細に説
明する。
ンジエニル基を持つ周期表3族から10族までの半メタ
ロセン化合物に2個以上の作用基を持つ化合物を反応さ
せて製造される。前記半メタロセン化合物は3族から1
0族までの転移金属に主リガンドであるシクロアルカン
ジエニル基と一つ以上の補助リガンド(ancilla
ry ligands)とが結合したのである。
用基としては、ヒドロキシ基(−OH)、チオル基(−
SH)、1次アミン基(−NH2 )、2次アミン基(−
NH−)、1次リン基(−PH2 )、2次リン基(−R
PH)、3次リン基(RR′R″P)、3次アミン基
(RR′R″N)、チイレン基
H)、チオル基(−SH)、1次アミン基(−N
H2 )、2次アミン基(−RNH)、1次リン基(−P
H2 )または2次リン基(RPH−)を持つ化合物とア
ルカリ金属化合物との反応で作られるジアニオン(di
anion)、トリアニオン(trianion)、テ
トラアニオン(tetraanion)などの化合物を
転移金属化合物(半メタロセン化合物)と反応させても
本発明の触媒を製造することができる。
合物(半メタロセン化合物)の補助リガンドと2個以上
の作用基を持つ化合物の作用基とがお互いに結合して連
結された構造を有する。本発明のメタロセン化合物は転
移金属化合物(半メタロセン化合物)の種類、2個以上
の作用基を持つ化合物の種類、または各々の反応物のモ
ル比によってとても多様な形態で存在できる。
(A)で表示される転移金属化合物(半メタロセン化合
物)と下記構造式(B)、(C)、(D)で表示される
2、3または4個の作用基を持つ化合物とを反応させて
製造されるものとして、半メタロセン化合物のメタルと
2個以上の作用基を持つ化合物の作用基とがお互いに連
結された構造を有する:
(B)
族、4族、5族、6族、7族、8族、9族及び10族の
転移金属であり、少なくとも1個以上のシクロペンタジ
エニル基を含み、このシクロペンタジエニル基はxが
0、1、2、3または4であり;RはC1 〜C20の炭化
水素基またはハロゲン、アミン、ホスフィン、アルコキ
シ基などを含むC1 〜C20の炭化水素基であり、この時
二つの隣接したR基はC4 〜C20の炭素で連結されて多
環式シクロペンタジエニル基が形成でき;Jは(C5 H
4-x Rx )のようなまた他のシクロペンタジエニル基、
またはアルキルやアリールに置換されたアミン基または
ホスフィン基、または硫黄や酸素であり;Bは(C5 H
4-x Rx )とJk とを連結する共有結合の連結グループ
で、ジアルキル、アルキルアリール、ジアリールシリコ
ンまたはゲルマニウム、アルキルやアリールホスフィ
ン、アミノグループ、またはメチレンやエチレンのよう
な炭化水素連結体であり、kは0や1の定数で、kが0
の場合にJは存在しないで、Bは水素またはメチル基で
あり;XはF、Cl、Br、Iなどのハロゲンやトリフ
ラート、トリフロロアセテート、ヒドロキシ、アルキル
またはアリールに置換されたシロキシ、トリフェニルホ
スフィン、アルキル、アリールなどの離脱基であり;更
にa、b、c及びdは各々0または1の定数である。
いて、T1 、T2 、T3 及びT4 は各々独立的に水素原
子またはナトリウム(Na)、リチウム(Li)、カリ
ウム(K)などのアルカリ金属またはMgX(ハロゲン
化マグネシウム)であり;Y、Y1 、Y2 及びY3 は各
々独立的に酸素原子、硫黄原子、二重結合やヘテロ原子
が含まれたりまたはそうではないアルキルやアリール、
チイレン基
で、r1 及びr2 は水素原子;C1 〜C 10のアルキル
基、シクロアルキル基またはアルコキシ基;またはC6
〜C20のアリール基、アルキルアリール基またはアリー
ルアルキル基である);R2 はC1 〜C20の直鎖アルキ
ル基または分枝鎖アルキル基;C3 〜C20のシクロアル
キル基または置換されたシクロアルキル基;C6 〜C40
のアリール基;または二重結合やヘテロ原子が含まれた
りまたはそうではないアルキル、アリール、アルキルア
リール基またはアリールアルキル基であり;Qは窒素原
子またはC−r3 で表し(前記で、r3 は水素原子;C
1 〜C10のアルキル基、シクロアルキル基またはアルコ
キシ基;C6 〜C20のアリール基、アルキルアリール基
またはアリールアルキル基である);更に、Zは炭素原
子、ケイ素原子、ゲルマニウム原子または
に使われる半メタロセン化合物は、商業的に知られてい
る合成方法を用いて容易に合成できる。本発明のメタロ
セン化合物は、前記構造式(A)で表示される転移金属
化合物(半メタロセン化合物)と前記構造式(B)、
(C)または(D)で表示される2、3または4個の作
用基を持つ化合物とを反応させて製造する。前記構造式
(A)で表示される転移金属化合物(半メタロセン化合
物)を溶媒に溶解させ、この溶液に前記構造式(B)、
(C)または(D)で表示される2、3または4個の作
用基を持つ化合物を溶媒に溶解させた溶液を付加して本
発明のメタロセン化合物を製造する。ここで使える溶媒
としては、THF、トルエン、ジクロロメタン、ヘキサ
ン、ヘプタン、ベンゼン、エーテル、キシレン、クロロ
ホルム、メシチレンなどがあり、これらはこの技術分野
で通常の知識を持つ者により容易に実施されることがで
きる。前記混合溶液を一定時間攪拌した後、減圧下で溶
媒を除去することによって本発明のメタロセン化合物を
得る。メタロセン化合物(A)と2個以上の作用基を持
つ化合物(B)、(C)または(D)との反応温度は−
78℃から118℃の範囲が可能である。
の代表的な例は、下記構造式(I)〜(VI)で表示され
る:
M1 、M2 、及びM3 は各々独立的に周期表3族、4
族、5族、6族、7族、8族、9族及び10族の転移金
属であり、少なくとも1個以上のシクロペンタジエニル
基を含み、このシクロペンタジエニル基はxが0、1、
2、3または4であり;RはC1 〜C20の炭化水素基ま
たはハロゲン、アミン、ホスフィン、アルコキシ基など
を含むC1 〜C20の炭化水素基であり、この時二つの隣
接したR基はC4 〜C20の炭素で連結されて多環式シク
ロペンタジエニル基が形成でき;Jは(C5 H
4-x Rx )のようなまた他のシクロペンタジエニル基、
またはアルキルやアリールに置換されたアミン基または
ホスフィン基、または硫黄や酸素であり;Bは(C5 H
4-x Rx )とJk とを連結する共有結合の連結グループ
として、ジアルキル、アルキルアリール、ジアリールシ
リコン、またはゲルマニウム、アルキルやアリールホス
フィン、アミノグループ、またはメチレンやエチレンの
ような炭化水素連結体であり、kは0や1の定数で、k
が0の場合にJは存在しないで、Bは水素またはメチル
基であり;XはF、Cl、Br、Iなどのハロゲンやト
リフラート、トリフロロアセテート、ヒドロキシ、アル
キルまたはアリールに置換されたシロキシ、トリフェニ
ルホスフィン、アルキル、アリールなどの離脱基であ
り;a、b、c、d、e及びfは各々0または1の定数
であり;Gはある転移金属と他の転移金属とを連結する
ものとして、各々独立的に−YR2 Y1 −で表すことが
でき、ここでY、Y1 、Y2 及びY3 は各々独立的に酸
素原子、硫黄原子、二重結合やヘテロ原子が含まれたり
またはそうではないアルキルやアリール、チイレン基
で、r1 及びr2 は水素原子;C1 〜C10のアルキル
基、シクロアルキル基またはアルコキシ基;またはC6
〜C20のアリール基、アルキルアリール基またはアリー
ルアルキル基である)、更にR2 はC1 〜C20の直鎖ア
ルキル基または分枝鎖アルキル基;C3 〜C20のシクロ
アルキル基または置換されたシクロアルキル基;C6 〜
C40のアリール基;または二重結合やヘテロ原子が含ま
れたりまたはそうではないアルキル、アリール、アルキ
ルアリール基またはアリールアルキル基であり;Qは窒
素原子またはC−r3 であり(前記で、r3 は水素原
子;C1 〜C10のアルキル基、シクロアルキル基または
アルコキシ基;C6 〜C20のアリール基、アルキルアリ
ール基またはアリールアルキル基である);更に、Zは
炭素原子、ケイ素原子、ゲルマニウム原子または
合物(半メタロセン化合物)と前記構造式(B)で表示
される2個の作用基を持つ化合物とのモル比を2:1で
反応させた場合には、前記構造式(I)で表示されるメ
タロセン化合物が生成され、前記モル比を2:2で反応
させた場合には、前記構造式(II)で表示されるメタロ
セン化合物が生成され、前記モル比を2:3で反応させ
た場合には、前記構造式(III )で表示されるメタロセ
ン化合物が生成され、かつ前記モル比を2:4で反応さ
せた場合には、前記構造式(IV)で表示されるメタロセ
ン化合物が生成される。
属化合物と前記構造式(C)で表示される3個の作用基
を持つ化合物とのモル比を3:1で反応させた場合に
は、前記構造式(V)で表示されるメタロセン化合物が
生成され、前記構造式(A)で表示される転移金属化合
物と前記構造式(D)で表示される4個の作用基を持つ
化合物とのモル比を4:1で反応させた場合には、前記
構造式(VI)で表示されるメタロセン化合物が生成され
る。
チレン、エチレン、プロピレンなどを重合するための触
媒化合物としても使用することができる。
でき、下記の実施例は本発明の例示目的のためであり、
添付された特許請求範囲により限定される保護範囲を制
限しようとするのではない。
タロセン化合物)から本発明によるダイメリク(dim
eric)、トリメリク(trimeric)及びテト
ラメリク(tetrameric)メタロセン化合物を
製造した。即ち、実施例1−13に当該する各々の転移
金属化合物(半メタロセン触媒化合物)A1 −A13から
本発明によるダイメリク(dimeric)、トリメリ
ク(trimeric)及びテトラメリク(tetra
meric)メタロセン化合物P1 −P13を製造した。
ダイメリク(dimeric)、トリメリク(trim
eric)及びテトラメリク(tetrameric)
メタロセン化合物P1 −P13の製造による合成条件を表
4に表した。
溶けた後、この溶液に0.591gの1,6−ヘキサン
ジオールと1.11gのトリエチルアミンとを溶けた1
00mLのTHF溶液を−78℃で付加した。温度を常
温に上げた後、12時間常温で攪拌後、減圧下でTHF
を除去して78%の収率で表1のダイメリク(dime
ric)メタロセン化合物(P1 )を得た。その他の合
成条件を表2に表した。
に溶けた後、この溶液に1.743gの1,10−デカ
ンジオールと2.22gのトリエチルアミンとを溶けた
100mLのTHF溶液を−78℃で付加した。温度を
45℃に上げた後、12時間常温で攪拌後、減圧下でT
HFを除去して65%の収率で表1のダイメリク(di
meric)メタロセン化合物(P2 )を得た。その他
の合成条件を表2に表した。
リクロライド(A3 )2.85gを100mLのトルエ
ンに溶けた後、この溶液に6.849gのビスフェノー
ルAと3.33gのトリエチルアミンとを溶けた100
mLのトルエン溶液を−78℃で付加した。温度を常温
に上げて15時間常温で攪拌後、減圧下でトルエンを除
去して65%の収率で表1のダイメリク(dimeri
c)メタロセン化合物(P3 )を得た。その他の合成条
件を表2に表した。
ウムジクロライド(A4 )0.2gを100mLのトル
エンに溶けた後、この溶液に0.057gのビスフェノ
ールAと0.6mLのトリエチルアミンとを溶けた50
mLのトルエン溶液を常温で付加した。12時間常温で
攪拌後、減圧下でトルエンを除去して90%の収率で表
1のダイメリク(dimeric)メタロセン化合物
(P4 )を得た。その他の合成条件を表2に表した。
ライド(A5 )190mgを20mLのジクロロメタン
に溶けた後、この溶液に58mgのビスフェノールAと
0.11mLのトリエチルアミンとを溶けた5mLのメ
チレンクロライド溶液を2分間常温で付加した。12時
間常温で攪拌後、減圧下でメチレンクロライドを除去し
て80%の収率で表1のダイメリク(dimeric)
メタロセン化合物(P5 )を得た。その他の合成条件を
表2に表した。
ムテトラクロライド(A6 )229mgを20mLのジ
クロロメタンに溶けた後、この溶液に251mgのビス
フェノールAと0.44mLのトリエチルアミンとを溶
けたジクロロメタン溶液を−78℃で付加した。温度を
常温に上げて12時間常温で攪拌後、減圧下でジクロロ
メタンを除去して80%の収率で表1のダイメリク(d
imeric)メタロセン化合物(P6 )を得た。その
他の合成条件を表2に表した。
ロライド(A7 )618mgと420mgの1,3−ビ
ス(ジフェニルホスフィノ)プロパンとを枝付フラスコ
に入れた後、150mLのジクロロメタンに加えて常温
で約15時間反応させる。溶媒を真空下で除去し、収得
した個体を約50mLのヘキサンで精製してオレンジ色
の表1のダイメリク(dimeric)メタロセン化合
物(P7)を98%の収率で得た。その他の合成条件を
表2に表した。
クロライド(A8 )398.2mgと210mgの1,
3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパンとを枝付フ
ラスコに入れた後、100mLのジクロロメタンに加え
て常温で約15時間反応させる。溶媒を真空下で除去
し、収得した個体を約50mLのヘキサンで精製して赤
色の表1のダイメリク(dimeric)メタロセン化
合物(P8)を98%の収率で得た。その他の合成条件
を表2に表した。
フェニルホスフィノメタン(A9 )500mgを溶けた
100mLのトルエン溶液に242mgのビスフェノー
ルAを溶けた100mLのトルエン溶液を入れて70℃
で2日間攪拌した。表1のダイメリク(dimeri
c)メタロセン化合物(P9 )を50%の収率で得た。
その他の合成条件を表2に表した。
ル(t−ブチルアミド)チタニウムジクロライド
(A10)0.3gを100mLのジクロロメタンに溶け
た後、この溶液に0.185gのビスフェノールAと
0.8mLのトリエチルアミンとを溶けた50mLのジ
クロロメタン溶液を常温で付加した。24時間常温で攪
拌後、減圧下でジクロロメタンを除去して70%の収率
で表1のダイメリク(dimeric)メタロセン化合
物(P10)を得た。その他の合成条件を表2に表した。
ホスフィン)ルテニウム(A11)96mgを12mLの
ジクロロメタンに溶けた後、この溶液に35mgのシル
バートリフラートを溶けた20mLのジクロロメタンを
常温で付加する。2時間常温で攪拌後、析出されたシル
バークロライドを除去するためにジクロロメタン溶液を
濾過する。ここで得られたシルバークロライド(塩化
銀)の除去された溶液に常温で11.6mgの1,2,
7,8−ジチオエポキシオクタンを溶けた5mLのジク
ロロメタン溶液を付加して1時間攪拌後、溶媒を20m
Lに減らしてから20mLのペンタンを付加して個体を
析出し、濾過、乾燥の後に薄い黄色の表1のダイメリク
(dimeric)メタロセン化合物(P11)を85%
の収率で得た。その他の合成条件を表2に表した。
lcyclopentadienyl)zirconi
um dichloride)0.3mmolを重量を
量ってフラスコに入れた後、トルエン50mLを入れ
る。以後反応機を−78℃で維持した。トリオール
(α,α,α−Tris(4−hydroxyphen
yl)−1−ethyl−4−isopropyl b
enzene)0.1mmolをフラスコに入れてトル
エン50mLを加え、この容器にトリエチルアミン0.
4mmol(0.4mL)を注射器で更に加えた後、こ
れを(n−BuCp)2 ZrCl2 がトルエンに溶けて
いる溶液に徐々に添加した。添加が終わってから徐々に
反応容器の温度を常温に上げる。以後12時間常温で反
応後濾過して無色の溶液を得り、減圧下でトルエンを除
去してトリオールで連結された三金属化合物(P12)を
88%の収率で得た。
ラオールを使い、1当量のCp* Ti(OCH3 )2 に
1/4当量のテトラオールを使うことの以外には実施例
1と同じ方法で合成した。テトラオールはtetrap
henylolethane glycidyl et
herを4当量のmethylmagnesiumbr
omideと反応させて製造した。収率は40%で得
た。
の重合 本発明で製造されたメタロセン化合物の活性を試すため
にスチレン及びエチレンを実施例14−26のように実
施した。重合条件及び活性を表5に表した。
の*印)は次の構造式で表示される:
(表5中の**印)は次の構造式で表示される:
リスチレンを製造したもので、活性はkg・PS/[T
i]・[St]・hで表示され、実施例18−26はポ
リエチレンを製造したもので、活性はkg・PE/(m
molZr)・hで表示される。
レン重合では実施例17の二金属触媒化合物(P3 )が
実施例14のモノメタリク触媒化合物(*)対比170
%程度の向上された活性を表す。又、実施例18−26
から分かるように、エチレン重合では実施例21−26
の二金属触媒化合物が実施例18−20のモノメタリク
触媒化合物(A4 )対比108〜139%の向上された
活性を表す。
つ周期表3族から10族までの金属化合物に2個の作用
基を持つ化合物を反応させて金属化合物2分子を補助リ
ガンドで結合させたメタロセン化合物として、選択性、
活性及び立体規則性が優れ、高い溶融温度を有し、分子
量分布の良好なポリオレフィンまたはポリスチレンの製
造できる高い活性を有するメタロセン化合物を提供し、
少量の助触媒を使っても多量のポリオレフィンまたはポ
リスチレンを製造することのできる高活性のメタロセン
化合物を提供し得る発明の効果を有する。
の通常の知識を有する者により容易に実施されることが
でき、かかる変形や変更はすべて本発明の領域に含まれ
る。
Claims (18)
- 【請求項1】 下記構造式(A)で表示される転移金属
化合物(半メタロセン化合物)と下記構造式(B)、
(C)または(D)で表示される2個以上の作用基を持
つ化合物とを反応させて製造され、半メタロセン化合物
のメタルと2個以上の作用基を持つ化合物の作用基がお
互いに連結された構造を有することを特徴とする多金属
分子構造のメタロセン化合物: 【化1】 T1 ―Y―R2 ―Y1 ―T2 (B) 【化2】 【化3】 前記化学式(A)において、Mは周期表3族、4族、5
族、6族、7族、8族、9族及び10族の転移金属であ
り、少なくとも1個以上のシクロペンタジエニル基を含
み、このシクロペンタジエニル基はxが0、1、2、3
または4であり;RはC1 〜C20の炭化水素基またはハ
ロゲン、アミン、ホスフィン、アルコキシ基などを含む
C1 〜C20の炭化水素基であり、この時の二つの隣接し
たR基はC4 〜C20の炭素で連結されて多環式シクロペ
ンタジエニル基を形成することができ;Jは(C5 H
4-x Rx )のようなまた他のシクロペンタジエニル基、
またはアルキルやアリールに置換されたアミン基または
ホスフィン基、または硫黄や酸素であり;Bは(C5 H
4-x Rx )とJk とを連結する共有結合の連結グループ
でジアルキル、アルキルアリール、ジアリールシリコン
またはゲルマニウム、アルキルやアリールホスフィン、
アミノグループ、またはメチレンやエチレンのような炭
化水素連結体であり、kは0や1の定数で、kが0の場
合にJは存在しないで、Bは水素またはメチル基であ
り;XはF、Cl、Br、Iなどのハロゲンやトリフラ
ート、トリフロロアセテート、ヒドロキシ、アルキルま
たはアリールに置換されたシロキシ、トリフェニルホス
フィン、アルキル、アリールなどの離脱基であり;更に
a、b、c及びdは各々0または1の定数であり;そし
て前記化学式(B)において、T1 、T2 、T3 及びT
4 は水素原子またはナトリウム(Na)、リチウム(L
i)、カリウム(K)などのアルカリ金属またはMgX
(ハロゲン化マグネシウム)であり;Y、Y1 、Y2 及
びY3 は各々独立的に酸素原子、硫黄原子、二重結合や
ヘテロ原子が含まれたりまたはそうではないアルキルや
アリール、チイレン基 【化4】 、−Nr1 または−Pr2 であり(前記で、r1 及びr
2 は水素原子;C1 〜C10のアルキル基、シクロアルキ
ル基またはアルコキシ基;またはC6 〜C20のアリール
基、アルキルアリール基またはアリールアルキル基であ
る);R2 はC1 〜C20の直鎖アルキル基または分枝鎖
アルキル基;C3 〜C20のシクロアルキル基または置換
されたシクロアルキル基;C6 〜C40のアリール基;ま
たは二重結合やヘテロ原子の含まれたりまたはそうでは
ないアルキル、アリール、アルキルアリール基またはア
リールアルキル基であり;Qは窒素原子または−Cr3
で表し(前記で、r3 は水素原子;C1 〜C10のアルキ
ル基、シクロアルキル基またはアルコキシ基;C6 〜C
20のアリール基、アルキルアリール基またはアリールア
ルキル基である):更にZは炭素原子、ケイ素原子、ゲ
ルマニウム原子または 【化5】 である。 - 【請求項2】 前記転移金属化合物(半メタロセン化合
物)と前記2個の作用基を持つ化合物とを2:1のモル
比で反応させて製造されることを特徴とする請求項1記
載の下記構造式(I)で表示されるメタロセン化合物: 【化6】 前記化学式(I)において、MとM1 は各々独立的に周
期表3族、4族、5族、6族、7族、8族、9族及び1
0族の転移金属であり、少なくとも1個以上のシクロペ
ンタジエニル基を含み、このシクロペンタジエニル基は
xが0、1、2、3または4であり;RはC1 〜C20の
炭化水素基またはハロゲン、アミン、ホスフィン、アル
コキシ基などを含むC1 〜C20の炭化水素基であり、こ
の時の二つの隣接したR基はC4 〜C20の炭素で連結さ
れて多環式シクロペンタジエニル基が形成でき;Jは
(C5 H4-x Rx )のようなまた他のシクロペンタジエ
ニル基、またはアルキルやアリールに置換されたアミン
基またはホスフィン基、または硫黄や酸素であり;Bは
(C5 H4-x Rx )とJk とを連結する共有結合の連結
グループで、ジアルキル、アルキルアリール、ジアリー
ルシリコンまたはゲルマニウム、アルキルやアリールホ
スフィン、アミノグループ、またはメチレンやエチレン
のような炭化水素連結体であり、kは0や1の定数で、
kが0の場合にJは存在しないで、Bは水素またはメチ
ル基であり;XはF、Cl、Br、Iなどのハロゲンや
トリフラート、トリフロロアセテート、ヒドロキシ、ア
ルキルまたはアリールに置換されたシロキシ、トリフェ
ニルホスフィン、アルキル、アリールなどの離脱基であ
り;a、b、c、d、e及びfは各々0または1の定数
であり;更にGはある転移金属と他の転移金属とを連結
するものとして、各々独立的に−YR2 Y1 −に表すこ
とができ、ここでYとY1 は各々独立的に酸素原子、硫
黄原子、二重結合やヘテロ原子が含まれたりまたはそう
ではないアルキルやアリール、チイレン基 【化4】 、−Nr1 または−Pr2 であり(前記で、r1 及びr
2 は水素原子;C1 〜C10のアルキル基、シクロアルキ
ル基またはアルコキシ基;またはC6 〜C20のアリール
基、アルキルアリール基またはアリールアルキル基であ
る)、そしてR2はC1 〜C20の直鎖アルキル基または
分枝鎖アルキル基;C3 〜C20のシクロアルキル基また
は置換されたシクロアルキル基;C6 〜C40のアリール
基;または二重結合やヘテロ原子が含まれたりまたはそ
うではないアルキル、アリール、アルキルアリール基ま
たはアリールアルキル基である。 - 【請求項3】 前記転移金属化合物(半メタロセン化合
物)と前記2個の作用基を持つ化合物とを2:2のモル
比で反応させて製造されることを特徴とする請求項1記
載の下記構造式(II)で表示されるメタロセン化合物: 【化7】 前記化学式(II)において、M、M1 、x、R、J、
B、k、X、a、b、e、f及びGは請求項2で定義し
た通りである。 - 【請求項4】 前記転移金属化合物(半メタロセン化合
物)と前記2個の作用基を持つ化合物とを2:3のモル
比で反応させて製造されることを特徴とする請求項1記
載の下記構造式(III )で表示されるメタロセン化合
物: 【化8】 前記化学式(III )において、M、M1 、x、R、J、
B、k、X、a、f及びGは請求項2で定義した通りで
ある。 - 【請求項5】 前記転移金属化合物(半メタロセン化合
物)と前記2個の作用基を持つ化合物とを2:4のモル
比で反応させて製造されることを特徴とする請求項1記
載の下記構造式(IV)で表示されるメタロセン化合物: 【化9】 前記化学式(IV)において、M、M1 、x、R、J、
B、k、X、及びGは請求項2で定義した通りである。 - 【請求項6】 前記転移金属化合物(半メタロセン化合
物)(A)と前記3個の作用基を持つ化合物(C)とを
3:1のモル比で反応させて製造されることを特徴とす
る請求項1記載の下記構造式(V)で表示されるメタロ
セン化合物: 【化10】 前記化学式(V)において、M、M1 、x、R、J、
B、X、k、a、b、c及びGは請求項2で定義した通
りであり;M2 はMまたはM1 と同じであり;そしてQ
は窒素原子または−Cr3 で表す(前記で、r3 は水素
原子;C1 〜C10のアルキル基、シクロアルキル基また
はアルコキシ基;C6 〜C20のアリール基、アルキルア
リール基またはアリールアルキル基である)。 - 【請求項7】 前記転移金属化合物(半メタロセン化合
物)(A)と前記4個の作用基を持つ化合物(D)とを
4:1のモル比で反応させて製造されることを特徴とす
る請求項1記載の下記構造式(VI)で表示されるメタロ
セン化合物: 【化11】 前記化学式(VI)において、M、M1 、x、R、J、
B、X、k、a、b、c及びGは請求項2で定義した通
りであり;M2 及びM3 はMまたはM1 と同一であり;
そして、Zは炭素原子、ケイ素原子、ゲルマニウム原子
または 【化5】 である。 - 【請求項8】 下記構造式(A)で表示される転移金属
化合物(半メタロセン化合物)と下記構造式(B)、
(C)または(D)で表示される2、3または4個の作
用基を持つ化合物とを溶媒の中で反応させることを特徴
とする半メタロセン化合物のメタルと2、3または4個
の作用基を持つ化合物の作用基とがお互いに連結された
構造を有する多金属分子構造のメタロセン化合物の製造
方法: 【化1】 T1 ―Y―R2 ―Y1 ―T2 (B) 【化2】 【化3】 前記化学式(A)において、Mは周期表3族、4族、5
族、6族、7族、8族、9族及び10族の転移金属であ
り、少なくとも1個以上のシクロペンタジエニル基を含
み、このシクロペンタジエニル基は、xが0、1、2、
3または4であり;RはC1 〜C20の炭化水素基または
ハロゲン、アミン、ホスフィン、アルコキシ基などを含
むC1 〜C20の炭化水素基であり、この時二つの隣接し
たR基はC4 〜C20の炭素で連結されて多環式シクロペ
ンタジエニル基が形成でき;Jは(C5 H4-x Rx )の
ようなまた他のシクロペンタジエニル基、またはアルキ
ルやアリールに置換されたアミン基またはホスフィン
基、または硫黄や酸素であり;Bは(C5 H4-x Rx )
とJk とを連結する共有結合の連結グループで、ジアル
キル、アルキルアリール、ジアリールまたはシリコン、
ゲルマニウム、アルキルやアリールホスフィン、アミノ
グループ、またはメチレンやエチレンのような炭化水素
連結体であり、kは0や1の定数で、kが0の場合にJ
は存在しないで、Bは水素またはメチル基であり;Xは
F、Cl、Br、Iなどのハロゲンやトリフラート、ト
リフロロアセテート、ヒドロキシ、アルキルまたはアリ
ールに置換されたシロキシ、トリフェニルホスフィン、
アルキル、アリールなどの離脱基であり;更にa、b、
c及びdは各々0または1の定数であり;そして前記化
学式(B)において、T1 、T2 、T3 及びT4 は各々
独立的に水素原子またはナトリウム(Na)、リチウム
(Li)、カリウム(K)などのアルカリ金属またはM
gX(ハロゲン化マグネシウム)であり;Y、Y1 、Y
2 及びY3 は各々独立的に酸素原子、硫黄原子、二重結
合やヘテロ原子が含まれたりまたはそうではないアルキ
ルやアリール、チイレン基 【化4】 、−Nr1 または−Pr2 であり(前記で、r1 及びr
2 は水素原子;C1 〜C10のアルキル基、シクロアルキ
ル基またはアルコキシ基;またはC6 〜C20のアリール
基、アルキルアリール基またはアリールアルキル基であ
る);R2 はC1 〜C20の直鎖アルキル基または分枝鎖
アルキル基;C3 〜C20のシクロアルキル基または置換
されたシクロアルキル基;C6 〜C40のアリール基;ま
たは二重結合やヘテロ原子が含まれたりまたはそうでは
ないアルキル、アリール、アルキルアリール基またはア
リールアルキル基であり;Qは質素原子または−Cr3
で表し(前記で、r3 は水素原子;C1 〜C10のアルキ
ル基、シクロアルキル基またはアルコキシ基;C6 〜C
20のアリール基、アルキルアリール基またはアリールア
ルキル基である);更にZは炭素原子、ケイ素原子、ゲ
ルマニウム原子または 【化5】 である。 - 【請求項9】 前記転移金属化合物(半メタロセン化合
物)と前記2個の作用基を持つ化合物とを2:1のモル
比で反応させることを特徴とする請求項8記載の下記構
造式(I)で表示されるメタロセン化合物の製造方法: 【化6】 前記化学式(I)において、MとM1 は各々独立的に周
期表3族、4族、5族、6族、7族、8族、9族及び1
0族の転移金属であり、少なくとも1個以上のシクロペ
ンタジエニル基を含み、このシクロペンタジエニル基
は、xが0、1、2、3または4であり;RはC1 〜C
20の炭化水素基またはハロゲン、アミン、ホスフィン、
アルコキシ基などを含むC1 〜C20の炭化水素基であ
り、この時二つの隣接したR基はC4 〜C20の炭素で連
結されて多環式シクロペンタジエニル基が形成でき;J
は(C5 H4-x Rx )のようなまた他のシクロペンタジ
エニル基、またはアルキルやアリールに置換されたアミ
ン基またはホスフィン基、または硫黄や酸素であり;B
は(C5 H4-x Rx )とJk とを連結する共有結合の連
結グループで、ジアルキル、アルキルアリール、ジアリ
ールシリコンまたはゲルマニウム、アルキルやアリール
ホスフィン、アミノグループ、またはメチレンやエチレ
ンのような炭化水素連結体であり、kは0や1の定数
で、kが0の場合にJは存在しないで、Bは水素または
メチル基であり;XはF、Cl、Br、Iなどのハロゲ
ンやトリフラート、トリフロロアセテート、ヒドロキ
シ、アルキルまたはアリールに置換されたシロキシ、ト
リフェニルホスフィン、アルキル、アリールなどの離脱
基であり;a、b、c、d、e及びfは各々0または1
の定数であり;更にGはある転移金属と他の転移金属と
を連結するものとして、各々独立的に−YR2 Y′−で
表すことができ、ここでYとY1 は各々独立的に酸素原
子、硫黄原子、二重結合やヘテロ原子が含まれたりまた
はそうではないアルキルやアリール、チイレン基 【化4】 、−Nr1 または−Pr2 であり(前記で、r1 及びr
2 は水素原子;C1 〜C10のアルキル基、シクロアルキ
ル基またはアルコキシ基;またはC6 〜C20のアリール
基、アルキルアリール基またはアリールアルキル基であ
る)、更にR2 はC1 〜C20の直鎖アルキル基または分
枝鎖アルキル基;C3 〜C20のシクロアルキル基または
置換されたシクロアルキル基;C6 〜C40のアリール
基;または二重結合やヘテロ原子が含まれたりまたはそ
うではないアルキル、アリール、アルキルアリール基ま
たはアリールアルキル基である。 - 【請求項10】 前記転移金属化合物(半メタロセン化
合物)と前記2個の作用基を持つ化合物とを2:2のモ
ル比で反応させて製造することを特徴とする請求項8記
載の下記構造式(II)で表示されるメタロセン化合物の
製造方法: 【化7】 前記化学式(II)において、M、M1 、x、R、J、
B、k、X、a、b、e、f及びGは請求項2で定義し
た通りである。 - 【請求項11】 前記転移金属化合物(半メタロセン化
合物)と前記2個の作用基を持つ化合物とを2:3のモ
ル比で反応させて製造されることを特徴とする請求項8
記載の下記構造式(III )で表示されるメタロセン化合
物の製造方法: 【化8】 前記化学式(III )において、M、M1 、x、R、J、
B、k、X、a、f及びGは請求項4で定義した通りで
ある。 - 【請求項12】 前記転移金属化合物(半メタロセン化
合物)と前記2個の作用基を持つ化合物とを2:4のモ
ル比で反応させて製造されることを特徴とする請求項8
記載の下記構造式(IV)で表示されるメタロセン化合物
の製造方法: 【化9】 前記化学式(IV)において、M、M1 、x、R、J、
B、k、X、及びGは請求項5で定義した通りである。 - 【請求項13】 前記転移金属化合物(半メタロセン化
合物)(A)と前記3個の作用基を持つ化合物(C)と
を3:1のモル比で反応させて製造されることを特徴と
する請求項8記載の下記構造式(V)で表示されるメタ
ロセン化合物の製造方法: 【化10】 前記化学式(V)において、M、M1 、M2 、x、R、
J、B、X、k、a、b、c、G及びQは請求項6で定
義した通りである。 - 【請求項14】 前記転移金属化合物(半メタロセン化
合物)(A)と前記4個の作用基を持つ化合物(D)と
を4:1のモル比で反応させて製造されることを特徴と
する請求項8記載の下記構造式(VI)で表示されるメタ
ロセン化合物の製造方法: 【化11】 前記化学式(VI)において、M、M1 、M2 、M3 、
x、R、J、B、X、k、a、b、c、G及びZは請求
項7で定義した通りである。 - 【請求項15】 一般式(A)で表れる転移金属化合物
の補助リガンドがジアニオン、トリアニオンまたはテト
ラアニオン化合物と連結される構造を有することを特徴
とするメタロセン化合物の製造方法: 【化1】 前記式において、M、R、x、B、J、k、X、a、
b、c及びdは請求項8で定義した通りである。 - 【請求項16】 前記ジアニオン、トリアニオンまたは
テトラアニオン化合物は、アルカリ金属化合物とヒドロ
キシ基(−OH)、チオル基(−SH)、1次アミン基
(−NH2 )、2次アミン基(−NH−)、1次リン基
(−PH2 )または2次リン基(−RPH)とを反応さ
せることによって製造されることを特徴とする請求項1
5記載のメタロセン化合物の製造方法。 - 【請求項17】 前記反応温度は−78℃から118℃
までの範囲であることを特徴とする請求項8記載の多金
属分子構造のメタロセン化合物の製造方法。 - 【請求項18】 前記溶媒はトルエン、ジクロロメタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、THF、ベンゼン、エーテ
ル、キシレン、クロロホルム及びメシチレンよりなる群
から選択されることを特徴とする請求項8記載の多金属
分子構造のメタロセン化合物の製造方法。
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