JP2000169055A5 - - Google Patents

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JP2000169055A5
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Description

【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明のエレベータの乗客救出方法は、乗りかごと釣合重りとを懸架する吊りロープをシーブに巻きかけ、このシーブを駆動装置によって駆動することにより前記乗りかごを昇降させるエレベータにあって、前記駆動装置の運転ができない、前記乗りかごの天井に重りを載置して乗りかごを最寄りの救出階まで降下させるものである。
請求項2の発明のエレベータの乗客救出方法は、請求項1において、乗りかごの天井と当該乗りかごの上方に位置するエレベータ出入口との距離が離れている、ロープ状の用品を用いて前記重りを前記乗りかごの天井に載置するものである。
請求項3の発明のエレベータの乗客救出方法は、請求項1又は請求項2において、前記重りは、砂袋、水タンクまたは鎖を用いるものである。
請求項4の発明のエレベータの乗客救出方法は、請求項2において、前記ロープ状の用品をかける部分に段差を設けた重りを用いるものである。
請求項5の発明のエレベータの乗客救出方法は、乗りかごと釣合重りとを懸架する吊りロープをシーブに巻きかけ、このシーブを駆動装置によって駆動することにより前記乗りかごを昇降させるエレベータにあって、前記駆動装置の運転ができない時、前記乗りかごの底部に重りを吊り下げて乗りかごを最寄りの救出階まで降下させるものである。
請求項6の発明のエレベータの乗客救出方法は、乗りかごと釣合重りとを懸架する吊りロープをシーブに巻きかけ、このシーブを駆動装置によって駆動することにより前記乗りかごを昇降させるエレベータにあって、前記駆動装置の運転ができない時、前記乗りかごの底部と前記釣合重りの底部との間にロープを懸架し、このロープの前記乗りかご側に荷重が加わる位置に重りを吊り下げて当該乗りかごを最寄りの救出階まで降下させるものである。


請求項7の発明のエレベータの乗客救出方法は、請求項6において、前記ロープの前記乗りかご側に荷重が加わる位置の複数箇所にフックを設け、これらフックのうちいずれかに前記重りを引っかけるものである。
請求項8の発明のエレベータの乗客救出方法は、乗りかごと釣合重りとを懸架する吊りロープをシーブに巻きかけ、このシーブを駆動装置によって駆動することにより前記乗りかごを昇降させるエレベータにあって、前記駆動装置の運転ができない、前記乗りかごの底部と前記釣合重りの底部との間に鎖を懸架し、この鎖の前記乗りかご側に荷重が加わる位置に重りを吊り下げて当該乗りかごを最寄りの救出階まで降下させるものである。
請求項9の発明のエレベータの乗客救出方法は、請求項1、5、6、8において、前記駆動装置は、昇降路の空きスペースに配置されているものである。
請求項10の発明のエレベータの乗客救出方法は、請求項1、5、6、8において、前記駆動装置は、昇降路の頂部の昇降路壁と乗りかごの投影面との隙間に配置されているものである。
請求項11の発明のエレベータの乗客救出方法は、請求項1、5、6、8において、最寄りの救出階まで前記乗りかごを降下させる時、前記駆動装置に設けられているブレーキを断続的に開放することで動作させるものである。
請求項の発明によれば、重り設置の際に作業者の支えなければならない荷重が小さいため、より安全に救出作業を行うことができる。また、重りを誤って落下させても乗りかごや他の部材に損傷を与える恐れがない。
請求項の発明によれば、重り設置の際に使用するロープを使い回すことができ、回収作業を容易に、かつ安全に行うことができる。
請求項5〜8の発明によれば、駆動装置が停電あるいは故障により運転できなくなり、しかも乗りかご側の重量と釣合重り側の重量とが等しくなっている場合においても、ブレーキを断続的に開放し、乗りかごを最寄り階出入口まで下降させることにより、確実に乗客を救出することができる。また、重りを設置する際に重りを落下させても、重りがかご上にぶつかることがないために、安全に乗客を救出することができる。
請求項9及び10の発明によれば、機械室を不要にしたエレベータにおいて、駆動装置が停電あるいは故障により運転できなくなり、しかも乗りかご側の重量と釣合重り側の重量が等しくなっている場合においても、ブレーキを断続的に開放し、乗りかごを最寄り階出入口まで下降させることにより、確実に乗客を救出することができる。
請求項11の発明によれば、駆動装置が停電あるいは故障により運転できなくなり、しかも乗りかご側の重量と釣合重り側の重量とが等しくなっている場合においても、確実に乗客を救出することができる。

Claims (11)

  1. 乗りかごと釣合重りとを懸架する吊りロープをシーブに巻きかけ、このシーブを駆動装置によって駆動することにより前記乗りかごを昇降させるエレベータにあって、
    前記駆動装置の運転ができない、前記乗りかごの天井に重りを載置して乗りかごを最寄りの救出階まで降下させることを特徴とするエレベータの乗客救出方法。
  2. 乗りかごの天井と当該乗りかごの上方に位置するエレベータ出入口との距離が離れている、ロープ状の用品を用いて前記重りを前記乗りかごの天井に載置することを特徴とする請求項1に記載のエレベータの乗客救出方法。
  3. 前記重りは、砂袋、水タンクまたは鎖を用いることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータの乗客救出方法。
  4. 前記ロープ状の用品をかける部分に段差を設けた重りを用いることを特徴とする請求項2に記載のエレベータの乗客救出方法。
  5. 乗りかごと釣合重りとを懸架する吊りロープをシーブに巻きかけ、このシーブを駆動装置によって駆動することにより前記乗りかごを昇降させるエレベータにあって、
    前記駆動装置の運転ができない、前記乗りかごの底部に重りを吊り下げて乗りかごを最寄りの救出階まで降下させることを特徴とするエレベータの乗客救出方法。
  6. 乗りかごと釣合重りとを懸架する吊りロープをシーブに巻きかけ、このシーブを駆動装置によって駆動することにより前記乗りかごを昇降させるエレベータにあって、
    前記駆動装置の運転ができない、前記乗りかごの底部と前記釣合重りの底部との間にロープを懸架し、このロープの前記乗りかご側に荷重が加わる位置に重りを吊り下げて当該乗りかごを最寄りの救出階まで降下させることを特徴とするエレベータの乗客救出方法。
  7. 前記ロープの前記乗りかご側に荷重が加わる位置の複数箇所にフックを設け、これらフックのうちいずれかに前記重りを引っかけることを特徴とする請求項6に記載のエレベータの乗客救出方法。
  8. 乗りかごと釣合重りとを懸架する吊りロープをシーブに巻きかけ、このシーブを駆動装置によって駆動することにより前記乗りかごを昇降させるエレベータにあって、前記駆動装置の運転ができない時、前記乗りかごの底部と前記釣合重りの底部との間に鎖を懸架し、この鎖の前記乗りかご側に荷重が加わる位置に重りを吊り下げて当該乗りかごを最寄りの救出階まで降下させることを特徴とするエレベータの乗客救出方法。
  9. 前記駆動装置は、昇降路の空きスペースに配置されていることを特徴とする請求項1、5、6、8のいずれかに記載のエレベータの乗客救出方法。
  10. 前記駆動装置は、昇降路の頂部の昇降路壁と乗りかごの投影面との隙間に配置されていることを特徴とする請求項1、5、6、8のいずれかに記載のエレベータの乗客救出方法。
  11. 最寄りの救出階まで前記乗りかごを降下させる時、前記駆動装置に設けられているブレーキを断続的に開放することで動作させることを特徴とする請求項1、5、6、8のいずれかに記載のエレベータの乗客救出方法。
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