JP2000168862A - ミニポンプ - Google Patents
ミニポンプInfo
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- JP2000168862A JP2000168862A JP10377312A JP37731298A JP2000168862A JP 2000168862 A JP2000168862 A JP 2000168862A JP 10377312 A JP10377312 A JP 10377312A JP 37731298 A JP37731298 A JP 37731298A JP 2000168862 A JP2000168862 A JP 2000168862A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- piston
- bottle
- piston head
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/0005—Components or details
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 抽出口が小さい容器に詰められた水溶液を、
容器を持ち上げて移動したり傾けるなどすることなく容
易に連続して抽出する。 【解決手段】 ボトル25に詰められた液体21をピス
トン作用にて吸い上げるピストンヘッド1及びピストン
弁11と、ボトル25から吸い上げられた液体21を滞
留保持するシリンダー2と、このシリンダー2内に取り
付けられ、前記ピストンヘッド1を常に最上端の位置に
押し上げ支持するバネ14と、前記シリンダー2の最下
端に取り付けられ、液体21を吸い上げる吸い込みホー
ス24とから構成され、また前記ピストンヘッド1はヘ
ッド部1aとロッド部1bから成り、このロッド部1b
の最下端に前記ピストン弁11が弁ブロック5aを介し
て取り付けられロッド部1bと一体化されてピストンヘ
ッド1を形成する。
容器を持ち上げて移動したり傾けるなどすることなく容
易に連続して抽出する。 【解決手段】 ボトル25に詰められた液体21をピス
トン作用にて吸い上げるピストンヘッド1及びピストン
弁11と、ボトル25から吸い上げられた液体21を滞
留保持するシリンダー2と、このシリンダー2内に取り
付けられ、前記ピストンヘッド1を常に最上端の位置に
押し上げ支持するバネ14と、前記シリンダー2の最下
端に取り付けられ、液体21を吸い上げる吸い込みホー
ス24とから構成され、また前記ピストンヘッド1はヘ
ッド部1aとロッド部1bから成り、このロッド部1b
の最下端に前記ピストン弁11が弁ブロック5aを介し
て取り付けられロッド部1bと一体化されてピストンヘ
ッド1を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抽出口が小さい容
器(以下、ボトルという)に詰められた水溶液(以下、
液体という)を容易に連続して抽出するためのミニポン
プに関するものである。
器(以下、ボトルという)に詰められた水溶液(以下、
液体という)を容易に連続して抽出するためのミニポン
プに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ボトルに詰められた液体を抽出す
る場合、ボトルが小形で軽量なためボトルを持ち上げて
移動したり傾けるなどして抽出しているが、近年ボトル
が大形化し重量化しているためボトルを持ち上げて移動
したり傾けるなどする行為が非常に困難になっている。
る場合、ボトルが小形で軽量なためボトルを持ち上げて
移動したり傾けるなどして抽出しているが、近年ボトル
が大形化し重量化しているためボトルを持ち上げて移動
したり傾けるなどする行為が非常に困難になっている。
【0003】また、ボトルの周囲状況が繁雑であった
り、あるいは狭い場所などではボトルを持ち上げて移動
したり傾けるなどする行為は、ボトルを落としたりボト
ル内の液体をこぼす要因になるなど、特にボトルが大形
化し重量化している近年においては小児や老人、病人に
とってはボトルの取扱が非常に困難であり場合によって
は第三者の介添えをも必要とする。
り、あるいは狭い場所などではボトルを持ち上げて移動
したり傾けるなどする行為は、ボトルを落としたりボト
ル内の液体をこぼす要因になるなど、特にボトルが大形
化し重量化している近年においては小児や老人、病人に
とってはボトルの取扱が非常に困難であり場合によって
は第三者の介添えをも必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ボトルに詰められた液
体を抽出する場合、ボトルが大形化し重量化しているた
め持ち上げて移動したり傾けるなどする行為が困難であ
り、またボトルの周囲状況が繁雑であったり、あるいは
狭い場所などではボトルを落としたりボトル内の液体を
こぼしたりするなど、特に小児や老人、病人にとっては
ボトルの取扱が非常に困難である。
体を抽出する場合、ボトルが大形化し重量化しているた
め持ち上げて移動したり傾けるなどする行為が困難であ
り、またボトルの周囲状況が繁雑であったり、あるいは
狭い場所などではボトルを落としたりボトル内の液体を
こぼしたりするなど、特に小児や老人、病人にとっては
ボトルの取扱が非常に困難である。
【0005】しかし、特殊な水中ポンプや真空ポンプ、
あるいは特殊ガスによる抽出設備では取扱や操作が難し
く、また非常に高価なものになり使用目的に合致しな
い。これを解決することを第1の目的とする。
あるいは特殊ガスによる抽出設備では取扱や操作が難し
く、また非常に高価なものになり使用目的に合致しな
い。これを解決することを第1の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、ボトルに詰められた液体を手動によるピスト
ン作用にて吸い上げるピストンヘッド及びピストン弁
と、このピストン弁を内蔵しボトルから吸い上げられた
液体を継続的に滞留保持するシリンダーと、このシリン
ダー内に取り付けられ、前記ピストンヘッドの初動作
(ピストン作用)を補助し常にピストンヘッドを最上端
の位置に押し上げ支持するバネと、前記シリンダーの最
下端に取り付けられて直接ボトル内の液体を吸い上げる
吸い込みホースとから構成され、そして前記ピストンヘ
ッドはヘッド部とロッド部から成り、このロッド部の最
下端に前記ピストン弁が弁ブロックを介して取り付けら
れ、ロッド部と一体化されてピストンヘッドを形成す
る。
るために、ボトルに詰められた液体を手動によるピスト
ン作用にて吸い上げるピストンヘッド及びピストン弁
と、このピストン弁を内蔵しボトルから吸い上げられた
液体を継続的に滞留保持するシリンダーと、このシリン
ダー内に取り付けられ、前記ピストンヘッドの初動作
(ピストン作用)を補助し常にピストンヘッドを最上端
の位置に押し上げ支持するバネと、前記シリンダーの最
下端に取り付けられて直接ボトル内の液体を吸い上げる
吸い込みホースとから構成され、そして前記ピストンヘ
ッドはヘッド部とロッド部から成り、このロッド部の最
下端に前記ピストン弁が弁ブロックを介して取り付けら
れ、ロッド部と一体化されてピストンヘッドを形成す
る。
【0007】また、ピストンヘッドを形成するヘッド部
は、ボトルから吸い上げられた液体を一時溜め置く液溜
めと、この液溜め内に位置し、液溜めに溜まった液体を
外部に吐き出す吐出羽根と、この吐出羽根を高速回転さ
せる駆動モータと、この駆動モータの駆動電源としての
乾電池と、前記駆動モータと乾電池を接続する配電プレ
ートと、この配電プレートを操作し駆動モータに通電さ
せるスイッチボタンと、前記吐出羽根から吐き出された
液体を所定の容器に注ぐノズルから構成され、またピス
トンヘッドを形成するロッド部は、ロッド中央の全長に
わたり、ボトルから吸い上げられてシリンダー内に滞留
保持されている液体をヘッド部に設けられた液溜めに流
入させる流動路が設けられ、そしてロッド部最下端には
液溜め及び流動路に一時滞留する液体がシリンダー内に
逆流せず、且つピストンヘッド及びピストン弁がピスト
ン作用にてボトル内の液体をシリンダー内に吸い上げる
とき、流動路が閉じてピストンヘッドがピストン作用を
なし得るための吐出弁が設けられている。
は、ボトルから吸い上げられた液体を一時溜め置く液溜
めと、この液溜め内に位置し、液溜めに溜まった液体を
外部に吐き出す吐出羽根と、この吐出羽根を高速回転さ
せる駆動モータと、この駆動モータの駆動電源としての
乾電池と、前記駆動モータと乾電池を接続する配電プレ
ートと、この配電プレートを操作し駆動モータに通電さ
せるスイッチボタンと、前記吐出羽根から吐き出された
液体を所定の容器に注ぐノズルから構成され、またピス
トンヘッドを形成するロッド部は、ロッド中央の全長に
わたり、ボトルから吸い上げられてシリンダー内に滞留
保持されている液体をヘッド部に設けられた液溜めに流
入させる流動路が設けられ、そしてロッド部最下端には
液溜め及び流動路に一時滞留する液体がシリンダー内に
逆流せず、且つピストンヘッド及びピストン弁がピスト
ン作用にてボトル内の液体をシリンダー内に吸い上げる
とき、流動路が閉じてピストンヘッドがピストン作用を
なし得るための吐出弁が設けられている。
【0008】さらに、ピストン弁を内蔵し、ボトルから
吸い上げられた液体を継続的に滞留保持するシリンダー
の上端には、ピストンヘッドがスムーズにピストン作用
できるようにロッド部をガイドし、且つ常にピストンヘ
ッドを最上端の位置にてストップ、支持するためのロッ
ドガイドが設けられ、また下端には、ボトルから液体を
吸い上げるとき液体がボトル内に逆流しないように吸込
弁が設けられている。
吸い上げられた液体を継続的に滞留保持するシリンダー
の上端には、ピストンヘッドがスムーズにピストン作用
できるようにロッド部をガイドし、且つ常にピストンヘ
ッドを最上端の位置にてストップ、支持するためのロッ
ドガイドが設けられ、また下端には、ボトルから液体を
吸い上げるとき液体がボトル内に逆流しないように吸込
弁が設けられている。
【0009】さらに、ピストンヘッドのヘッド部に内蔵
されている駆動モータのマイナス(またはプラス)端子
と乾電池のマイナス(またはプラス)極は配電プレート
で常に接続されており、また駆動モータのプラス(また
はマイナス)端子と乾電池のプラス(またはマイナス)
極は、一つの配電プレートを駆動モータ側に接続すると
ともに、他の配電プレートの一端をU字形に折り曲げ、
この折り曲げた箇所を駆動モータ側の配電プレートに常
に接触させるとともに、他端をU字形箇所の弾力性を利
用してスイッチボタンを介して乾電池のプラス(または
マイナス)極に接触、通電させて駆動モータを回転させ
る。
されている駆動モータのマイナス(またはプラス)端子
と乾電池のマイナス(またはプラス)極は配電プレート
で常に接続されており、また駆動モータのプラス(また
はマイナス)端子と乾電池のプラス(またはマイナス)
極は、一つの配電プレートを駆動モータ側に接続すると
ともに、他の配電プレートの一端をU字形に折り曲げ、
この折り曲げた箇所を駆動モータ側の配電プレートに常
に接触させるとともに、他端をU字形箇所の弾力性を利
用してスイッチボタンを介して乾電池のプラス(または
マイナス)極に接触、通電させて駆動モータを回転させ
る。
【0010】
【作用】ボトルに詰められた液体を抽出するとき、ボト
ルが小形で軽量な場合は直接ボトルを持ち上げて移動し
たり傾けるなどして抽出するが、近年ボトルが大形化し
重量化するとボトルの周囲状況が繁雑であったり、ある
いは狭い場所などでは取扱が困難となりボトルを落とし
たり、あるいはボトル内の液体をこぼす場合があり、特
に小児や老人、病人にとっては取扱が非常に困難であ
る。
ルが小形で軽量な場合は直接ボトルを持ち上げて移動し
たり傾けるなどして抽出するが、近年ボトルが大形化し
重量化するとボトルの周囲状況が繁雑であったり、ある
いは狭い場所などでは取扱が困難となりボトルを落とし
たり、あるいはボトル内の液体をこぼす場合があり、特
に小児や老人、病人にとっては取扱が非常に困難であ
る。
【0011】しかし、ミニポンプは小形で軽量であり、
よってどのような場所にでも持ち運びが可能なため場所
を選ばず使用でき、また取扱や操作が簡単なため老若男
女や病人を問わず誰にでも容易に使用できるため非常に
便利で使い勝手がよい。
よってどのような場所にでも持ち運びが可能なため場所
を選ばず使用でき、また取扱や操作が簡単なため老若男
女や病人を問わず誰にでも容易に使用できるため非常に
便利で使い勝手がよい。
【0012】また、ボトルを持ち上げて移動したり傾け
るなどしないでボトルに詰められた液体を抽出する場
合、一般的には電動式(または手動式)の小形水中ポン
プや小形真空ポンプを利用したり、あるいは特殊ガスを
利用するなどしてボトル内の液体を抽出することができ
るが、この場合ポンプをボトルの抽出口径に合致させる
ことが必要であり、また特殊ガスを利用する場合でも特
殊な設備を必要とし、よっていずれの場合においても高
価なものとなる。また手動式の場合には連続的抽出性に
欠けるため非効率的であり使い勝手がよくない。
るなどしないでボトルに詰められた液体を抽出する場
合、一般的には電動式(または手動式)の小形水中ポン
プや小形真空ポンプを利用したり、あるいは特殊ガスを
利用するなどしてボトル内の液体を抽出することができ
るが、この場合ポンプをボトルの抽出口径に合致させる
ことが必要であり、また特殊ガスを利用する場合でも特
殊な設備を必要とし、よっていずれの場合においても高
価なものとなる。また手動式の場合には連続的抽出性に
欠けるため非効率的であり使い勝手がよくない。
【0013】このような状況においてミニポンプは、初
期動作(ボトルに取り付け直後、手動によるピストン作
用にてボトル内の液体を液留めまで吸い上げて液留めに
一時滞留させる)が必要であるが、その後は電動にて必
要な量の液体を容易に連続して抽出でき、しかも一般的
な駆動モータや吐出羽根を使用した構造であるため維持
管理を含め非常に安価で合理的、且つ効率的である。
期動作(ボトルに取り付け直後、手動によるピストン作
用にてボトル内の液体を液留めまで吸い上げて液留めに
一時滞留させる)が必要であるが、その後は電動にて必
要な量の液体を容易に連続して抽出でき、しかも一般的
な駆動モータや吐出羽根を使用した構造であるため維持
管理を含め非常に安価で合理的、且つ効率的である。
【0014】
【実施例】以下、図1を参照しながら第1実施例を詳細
に説明する。ピストン弁11を内蔵し、さらにボトル2
5から吸い上げられた液体21を外部に吐き出すまで継
続的に滞留保持するシリンダー2は、その内部に、ピス
トンヘッド1の手動によるピストン作用を補助し常にピ
ストンヘッド1を最上端の位置に押し上げ支持するバネ
14が設けられ、このバネ14の上部は吐出弁5を構成
する弁ブロック5aにガイドされ、また下部はボトル2
5から吸い上げられた液体21がシリンダー2内に流入
できるように複数の開口を有するバネガイド13にてガ
イドされており、シリンダー2内を移動しないように設
定されている。
に説明する。ピストン弁11を内蔵し、さらにボトル2
5から吸い上げられた液体21を外部に吐き出すまで継
続的に滞留保持するシリンダー2は、その内部に、ピス
トンヘッド1の手動によるピストン作用を補助し常にピ
ストンヘッド1を最上端の位置に押し上げ支持するバネ
14が設けられ、このバネ14の上部は吐出弁5を構成
する弁ブロック5aにガイドされ、また下部はボトル2
5から吸い上げられた液体21がシリンダー2内に流入
できるように複数の開口を有するバネガイド13にてガ
イドされており、シリンダー2内を移動しないように設
定されている。
【0015】また、シリンダー2上端にはボス2aと空
気穴2cが設けられ、このボス2aと、ピストンヘッド
1のロッド部1bをガイドするとともに常にピストンヘ
ッド1を最上端の位置でストップ、支持するために設け
られたロッドガイド3とが相互間に設けられたネジ18
にて固定され、そして前記ロッドガイド3をシリンダー
2から取り外す場合は、特に設けられたナット15にて
解放すると、シリンダー2に内蔵されているピストンヘ
ッド関係、バネ14、バネガイド13及び吸込弁6を構
成するボール6a等が各々分離される。
気穴2cが設けられ、このボス2aと、ピストンヘッド
1のロッド部1bをガイドするとともに常にピストンヘ
ッド1を最上端の位置でストップ、支持するために設け
られたロッドガイド3とが相互間に設けられたネジ18
にて固定され、そして前記ロッドガイド3をシリンダー
2から取り外す場合は、特に設けられたナット15にて
解放すると、シリンダー2に内蔵されているピストンヘ
ッド関係、バネ14、バネガイド13及び吸込弁6を構
成するボール6a等が各々分離される。
【0016】また、シリンダー2下端にはボス2bが設
けられ、ボトル25内の液体21を直接吸い上げる吸い
込みホース24が差し込まれ、前記ボス2bに設けられ
た凸形のリング状の抜け止め19にて固定され、さらに
このボス2bを利用して、吸い上げられた液体21がボ
トル25内に逆流しないように吸込弁6が設けられてお
り、またこの吸込弁6を構成するボール6aの動きはバ
ネガイド13にて一定範囲に限定されている。
けられ、ボトル25内の液体21を直接吸い上げる吸い
込みホース24が差し込まれ、前記ボス2bに設けられ
た凸形のリング状の抜け止め19にて固定され、さらに
このボス2bを利用して、吸い上げられた液体21がボ
トル25内に逆流しないように吸込弁6が設けられてお
り、またこの吸込弁6を構成するボール6aの動きはバ
ネガイド13にて一定範囲に限定されている。
【0017】上記のような構成の第1実施例において、
ボトル25の抽出口25aがネジ式キャップ(図示な
し)の場合は、図2に示すように、そのキャップ(図示
なし)を取り外してミニポンプの吸い込みホース24及
びシリンダー2迄をボトル25の抽出口25aに挿入
し、シリンダー2の上端に設けられたボス2aを利用し
てミニポンプ専用のキャップ22及びパッキン23にて
取り付ける。
ボトル25の抽出口25aがネジ式キャップ(図示な
し)の場合は、図2に示すように、そのキャップ(図示
なし)を取り外してミニポンプの吸い込みホース24及
びシリンダー2迄をボトル25の抽出口25aに挿入
し、シリンダー2の上端に設けられたボス2aを利用し
てミニポンプ専用のキャップ22及びパッキン23にて
取り付ける。
【0018】また、ボトル25の抽出口25aがコルク
式キャップ(図示なし)の場合は、図3に示すように、
そのキャップ(図示なし)を取り外してミニポンプの吸
い込みホース24及びシリンダー2迄をボトル25の抽
出口25aに挿入し、シリンダー2の上端に設けられた
ボス2aを利用してミニポンプ専用のキャップ28、内
キャップ28a、ザ29、及びパッキン30にて取り付
ける。
式キャップ(図示なし)の場合は、図3に示すように、
そのキャップ(図示なし)を取り外してミニポンプの吸
い込みホース24及びシリンダー2迄をボトル25の抽
出口25aに挿入し、シリンダー2の上端に設けられた
ボス2aを利用してミニポンプ専用のキャップ28、内
キャップ28a、ザ29、及びパッキン30にて取り付
ける。
【0019】このようにして取り付けられたミニポンプ
は、当初手でピストンヘッド1を軽く押し込むと一定ス
トロークでピストンヘッド1が沈みシリンダー2内に取
り付けられたバネ14が圧縮されるとともに、シリンダ
ー2内に位置しピストンヘッド1の下端に取り付けられ
たピストン弁11がシリンダー2内を降下し、このとき
ピストンヘッド1を押す動作が初回(ミニポンプをボト
ル25に取り付け直後)であればシリンダー2内の空気
がピストン弁11にて押し込まれシリンダー2の下端に
設けられた吸込弁6を構成するボール6aがボス2bに
押し付けられて吸込弁6が閉じるとともに、ピストンヘ
ッド1のロッド部1bの下端に設けられ吐出弁5を構成
するボール5bが弁ブロック5aから浮き上がり吐出弁
5が開いてここからシリンダー2内の空気が外部に逃が
される。このとき吐出弁5のボール5bの浮き上がりは
ボールストッパー4にて一定範囲に限定されている。
は、当初手でピストンヘッド1を軽く押し込むと一定ス
トロークでピストンヘッド1が沈みシリンダー2内に取
り付けられたバネ14が圧縮されるとともに、シリンダ
ー2内に位置しピストンヘッド1の下端に取り付けられ
たピストン弁11がシリンダー2内を降下し、このとき
ピストンヘッド1を押す動作が初回(ミニポンプをボト
ル25に取り付け直後)であればシリンダー2内の空気
がピストン弁11にて押し込まれシリンダー2の下端に
設けられた吸込弁6を構成するボール6aがボス2bに
押し付けられて吸込弁6が閉じるとともに、ピストンヘ
ッド1のロッド部1bの下端に設けられ吐出弁5を構成
するボール5bが弁ブロック5aから浮き上がり吐出弁
5が開いてここからシリンダー2内の空気が外部に逃が
される。このとき吐出弁5のボール5bの浮き上がりは
ボールストッパー4にて一定範囲に限定されている。
【0020】そして、ピストンヘッド1を押す動作を停
止するとシリンダー2内に取り付けられ圧縮された状態
のバネ14の圧縮力によりピストンヘッド1がもとの位
置に復元(上昇)し、このとき前記吐出弁5のボール5
bが弁ブロック5aに吸い付けられて吐出弁5が閉じ、
またシリンダー2の下端に設けられた吸込弁6のボール
6aがボス2bから浮き上がり吸込弁6が開いてここか
らボトル25内の液体21が吸い込みホース24を通っ
てシリンダー2内に吸い込まれ滞留する。このとき、吸
込弁6のボール6bの浮き上がりはバネガイド13にて
一定範囲に限定されている。
止するとシリンダー2内に取り付けられ圧縮された状態
のバネ14の圧縮力によりピストンヘッド1がもとの位
置に復元(上昇)し、このとき前記吐出弁5のボール5
bが弁ブロック5aに吸い付けられて吐出弁5が閉じ、
またシリンダー2の下端に設けられた吸込弁6のボール
6aがボス2bから浮き上がり吸込弁6が開いてここか
らボトル25内の液体21が吸い込みホース24を通っ
てシリンダー2内に吸い込まれ滞留する。このとき、吸
込弁6のボール6bの浮き上がりはバネガイド13にて
一定範囲に限定されている。
【0021】このように、ミニポンプをボトルに取り付
け直後は、ピストンヘッド1の操作を数回繰り返すこと
でボトル25内の液体21が吸い込みホース24からシ
リンダー2内に吸い込まれて滞留し、さらにこの滞留し
た液体21がピストンヘッド1のロッド部1bに設けら
れた流動路1dに流入しヘッド部1aに設けられた液溜
め1eを通りノズル9から外部に吐き出される。
け直後は、ピストンヘッド1の操作を数回繰り返すこと
でボトル25内の液体21が吸い込みホース24からシ
リンダー2内に吸い込まれて滞留し、さらにこの滞留し
た液体21がピストンヘッド1のロッド部1bに設けら
れた流動路1dに流入しヘッド部1aに設けられた液溜
め1eを通りノズル9から外部に吐き出される。
【0022】この時点で、ピストンヘッド1を押す動作
を停止するとノズル9に設けられた空気穴9aから空気
が流入して吐出穴1f及びノズル9を通過中の液体21
がノズル9から流れ出て、ピストンヘッド1内には液溜
め1eに設けられた吐出穴1fレベルの液体21が残る
状態になるためノズル9からの液だれも生じない。
を停止するとノズル9に設けられた空気穴9aから空気
が流入して吐出穴1f及びノズル9を通過中の液体21
がノズル9から流れ出て、ピストンヘッド1内には液溜
め1eに設けられた吐出穴1fレベルの液体21が残る
状態になるためノズル9からの液だれも生じない。
【0023】つぎに、図4及び図5を参照しながら第2
実施例を詳細に説明する。ボトル25に詰められた液体
21を手動によるピストン作用にて吸い上げるピストン
ヘッド1は上部のヘッド部1aと下部のロッド部1bか
ら形成され、この内、下部のロッド部1bにはロッド中
央の全長にわたり,ボトル25から吸い上げられた液体
21をヘッド部1aに設けられた液溜め1eまで流入さ
せる流動路1dが設けられ、またロッド部1bの最下端
には前記液溜め1e及び流動路1dに一時的に滞留する
液体21がシリンダー2内に逆流しないように、且つピ
ストンヘッド1及びピストン弁11がピストン作用にて
ボトル25の液体21をシリンダー2内に吸い上げると
きに前記流動路1dが閉じて、もってピストンヘッド1
がピストン作用をなし得るための吐出弁5が設けられて
いる。
実施例を詳細に説明する。ボトル25に詰められた液体
21を手動によるピストン作用にて吸い上げるピストン
ヘッド1は上部のヘッド部1aと下部のロッド部1bか
ら形成され、この内、下部のロッド部1bにはロッド中
央の全長にわたり,ボトル25から吸い上げられた液体
21をヘッド部1aに設けられた液溜め1eまで流入さ
せる流動路1dが設けられ、またロッド部1bの最下端
には前記液溜め1e及び流動路1dに一時的に滞留する
液体21がシリンダー2内に逆流しないように、且つピ
ストンヘッド1及びピストン弁11がピストン作用にて
ボトル25の液体21をシリンダー2内に吸い上げると
きに前記流動路1dが閉じて、もってピストンヘッド1
がピストン作用をなし得るための吐出弁5が設けられて
いる。
【0024】そして、この吐出弁5は弁ブロック5aと
ボール5bから構成されているとともに吐出弁5とピス
トンヘッド1とは、吐出弁5の弁ブロック5aとピスト
ンヘッド1のロッド部1bにそれぞれ凹凸形のリング状
の抜け止め20を設けて差し込みにて取り付け、固定さ
れている。
ボール5bから構成されているとともに吐出弁5とピス
トンヘッド1とは、吐出弁5の弁ブロック5aとピスト
ンヘッド1のロッド部1bにそれぞれ凹凸形のリング状
の抜け止め20を設けて差し込みにて取り付け、固定さ
れている。
【0025】また、ロッド部1bの最下端には、ピスト
ンヘッド1のピストン作用にてシリンダー2内を上下に
ピストン移動するピストン弁11が前記弁ブロック5a
を介して取り付け、固定されており、このピストン弁1
1とシリンダー2の内壁とは常に当接し水密性を保持す
るようになっている。
ンヘッド1のピストン作用にてシリンダー2内を上下に
ピストン移動するピストン弁11が前記弁ブロック5a
を介して取り付け、固定されており、このピストン弁1
1とシリンダー2の内壁とは常に当接し水密性を保持す
るようになっている。
【0026】また、ピストン弁11の直上に位置し、バ
ネ14にて押し上げられたピストンヘッド1をロッドガ
イド3にて常に最上端の位置でストップ、支持するため
のストッパー12が設けられており、このストッパー1
2と、ピストンヘッド1のロッド部1bとにそれぞれ凹
凸形のリング状の抜け止め20を設けて差し込みにて取
り付け、固定されている。
ネ14にて押し上げられたピストンヘッド1をロッドガ
イド3にて常に最上端の位置でストップ、支持するため
のストッパー12が設けられており、このストッパー1
2と、ピストンヘッド1のロッド部1bとにそれぞれ凹
凸形のリング状の抜け止め20を設けて差し込みにて取
り付け、固定されている。
【0027】また、吐出弁5の直上には吐出弁5を構成
するボール5bの動きを一定範囲に限定するためのボー
ルストッパー4が設けられており、このボールストッパ
ー4はボトル25から吸い上げられた液体21がピスト
ンロッド1のロッド部1bに設けられた流動路1d内を
流入できるように複数の開口を有し、ピストンロッド1
のロッド部1bの最下端に差し込みにて取り付けられ、
弁ブロック5aにて抜け止め固定されている。そして、
前記ストッパー12の上面にはボトル25内に気圧調整
用の外気を流入させる外気流入切り欠き31が放射状に
複数箇所設けられているが、この外気流入切り欠き31
はロッドガイド3との当接に対しては何の影響も受けな
い。
するボール5bの動きを一定範囲に限定するためのボー
ルストッパー4が設けられており、このボールストッパ
ー4はボトル25から吸い上げられた液体21がピスト
ンロッド1のロッド部1bに設けられた流動路1d内を
流入できるように複数の開口を有し、ピストンロッド1
のロッド部1bの最下端に差し込みにて取り付けられ、
弁ブロック5aにて抜け止め固定されている。そして、
前記ストッパー12の上面にはボトル25内に気圧調整
用の外気を流入させる外気流入切り欠き31が放射状に
複数箇所設けられているが、この外気流入切り欠き31
はロッドガイド3との当接に対しては何の影響も受けな
い。
【0028】また、ピストンヘッド1の上部のヘッド部
1aには、ボトル25から吸い上げられてシリンダー2
及びロッド部1bの流動路1dを流入してきた液体21
を外部に吐き出すために一時的に留め置く液溜め1e
と、この液溜め1e内に位置し液溜め1eに溜まった液
体21を高速回転にて外部に吐き出す吐出羽根8と、こ
の吐出羽根8にて吐き出された液体21を直接外部に導
き所定の容器に注ぐノズル9と、吐出羽根8を高速回転
させる駆動モータ16と、この駆動モータ16の駆動源
の乾電池17と、前記駆動モータ16と乾電池17とを
接続する配電プレート18a〜18dと、この配電プレ
ート18a〜18dを操作して駆動モータ16を駆動さ
せるスイッチボタン10とが設けられ、前記吐出羽根8
は直接駆動モータ16の出力軸16aにシマリバメにて
取り付けられており、また液溜め1eの液体21が吐出
羽根8から駆動モータ16側に侵入しないようにヘッド
部1aと吐出羽根8との間にOリング26が設けられ水
密シールされている。
1aには、ボトル25から吸い上げられてシリンダー2
及びロッド部1bの流動路1dを流入してきた液体21
を外部に吐き出すために一時的に留め置く液溜め1e
と、この液溜め1e内に位置し液溜め1eに溜まった液
体21を高速回転にて外部に吐き出す吐出羽根8と、こ
の吐出羽根8にて吐き出された液体21を直接外部に導
き所定の容器に注ぐノズル9と、吐出羽根8を高速回転
させる駆動モータ16と、この駆動モータ16の駆動源
の乾電池17と、前記駆動モータ16と乾電池17とを
接続する配電プレート18a〜18dと、この配電プレ
ート18a〜18dを操作して駆動モータ16を駆動さ
せるスイッチボタン10とが設けられ、前記吐出羽根8
は直接駆動モータ16の出力軸16aにシマリバメにて
取り付けられており、また液溜め1eの液体21が吐出
羽根8から駆動モータ16側に侵入しないようにヘッド
部1aと吐出羽根8との間にOリング26が設けられ水
密シールされている。
【0029】また、前記駆動モータ16はその機能及び
目的上ヘッド部1aに容易に取り付け、取り外しができ
るように、モータハウジング7を介して取り付けられて
おり、このモータハウジング7とヘッド部1aとは接合
する周囲4箇所にそれぞれ凹凸形の回り止め7aを設
け、またモータハウジング7と駆動モータ16とはやや
ゆるめのシマリバメにて取り付け、固定されている。
目的上ヘッド部1aに容易に取り付け、取り外しができ
るように、モータハウジング7を介して取り付けられて
おり、このモータハウジング7とヘッド部1aとは接合
する周囲4箇所にそれぞれ凹凸形の回り止め7aを設
け、またモータハウジング7と駆動モータ16とはやや
ゆるめのシマリバメにて取り付け、固定されている。
【0030】また、ノズル9は、液溜め1eの上部位置
(ヘッド部1aと吐出羽根8とのシール位置より下側)
に吐出穴1fを設け、この吐出穴1fと連通するように
ヘッド部1aに差し込みにて取り付けられており、各々
設けられた凹凸形のリング状の抜け止め9bにて固定さ
れ、さらに液溜め1eから吐き出される液体21が差し
込み箇所から漏れないようにOリング27にて水密シー
ルされている。
(ヘッド部1aと吐出羽根8とのシール位置より下側)
に吐出穴1fを設け、この吐出穴1fと連通するように
ヘッド部1aに差し込みにて取り付けられており、各々
設けられた凹凸形のリング状の抜け止め9bにて固定さ
れ、さらに液溜め1eから吐き出される液体21が差し
込み箇所から漏れないようにOリング27にて水密シー
ルされている。
【0031】ここで、配電プルート18a〜18dと駆
動モータ16と乾電池17の関係について説明する。ピ
ストンヘッド1のヘッド部1aの内部に取り付けられた
駆動モータ16のマイナス(またはプラス)端子(図示
なし)と乾電池17のマイナス(またはプラス)極(図
示なし)は配電プレート18b、18cにて常に接続さ
れており、駆動モータ16のプラス(またはマイナス)
端子(図示なし)と乾電池17のプラス(またはマイナ
ス)極(図示なし)は配電プレート18aを駆動モータ
16に接続するとともに、他の配電プレート18dの一
端をU字形に折り曲げ、このU字形に折り曲げた箇所を
前記配電プレート18aに常に接触させるとともに、U
字形箇所の弾力性を利用して他端をスイッチボタン10
を介して乾電池17のプラス(またはマイナス)極(図
示なし)と接触、通電させて駆動モータ16を高速回転
させる。
動モータ16と乾電池17の関係について説明する。ピ
ストンヘッド1のヘッド部1aの内部に取り付けられた
駆動モータ16のマイナス(またはプラス)端子(図示
なし)と乾電池17のマイナス(またはプラス)極(図
示なし)は配電プレート18b、18cにて常に接続さ
れており、駆動モータ16のプラス(またはマイナス)
端子(図示なし)と乾電池17のプラス(またはマイナ
ス)極(図示なし)は配電プレート18aを駆動モータ
16に接続するとともに、他の配電プレート18dの一
端をU字形に折り曲げ、このU字形に折り曲げた箇所を
前記配電プレート18aに常に接触させるとともに、U
字形箇所の弾力性を利用して他端をスイッチボタン10
を介して乾電池17のプラス(またはマイナス)極(図
示なし)と接触、通電させて駆動モータ16を高速回転
させる。
【0032】そして、駆動モータ16の取り付け、取り
外しや乾電池17の取り替えを容易に行うためにヘッド
部1aの上面にヘッドカバー1cを設け、このヘッドカ
バー1cに配電プレート18dとスイッチボタン10を
取り付けてヘッドカバー1cをピストンヘッド1に取り
付けることで駆動モータ16側に接続された配電プレー
ト18aとヘッドカバー1c側に取り付けられた配電プ
レート18dのU字形に折り曲げた箇所が常に接触し、
そしてスイッチボタン10の操作により乾電池17と接
触、通電される。
外しや乾電池17の取り替えを容易に行うためにヘッド
部1aの上面にヘッドカバー1cを設け、このヘッドカ
バー1cに配電プレート18dとスイッチボタン10を
取り付けてヘッドカバー1cをピストンヘッド1に取り
付けることで駆動モータ16側に接続された配電プレー
ト18aとヘッドカバー1c側に取り付けられた配電プ
レート18dのU字形に折り曲げた箇所が常に接触し、
そしてスイッチボタン10の操作により乾電池17と接
触、通電される。
【0033】また、ヘッドカバー1cは上方部からはめ
込み、そしてこのはめ込み箇所の一部に設けられた凹凸
形の抜け止め(図示なし)にて固定されるとともに、ヘ
ッドカバー1cの一部にカバー取り外しミゾ(図示な
し)が設けられている。
込み、そしてこのはめ込み箇所の一部に設けられた凹凸
形の抜け止め(図示なし)にて固定されるとともに、ヘ
ッドカバー1cの一部にカバー取り外しミゾ(図示な
し)が設けられている。
【0034】上記のような構成の第2実施例において、
ミニポンプの使用が初回(ミニポンプをボトル25に取
り付け直後)の場合は、必ず手動にてピストンヘッド1
をピストン作用させてボトル25内の液体21を液溜め
1eまで吸い上げて滞留させるか、あるいは一度ノズル
9から液体21を吐き出させて液溜め1eに液体21を
滞留させた後、ピストンヘッド1のヘッドカバー1cの
一端に設けられたスイッチボタン10を指で軽く押すと
ヘッドカバー1cの裏側に取り付けられた配電プレート
18dが乾電池17のプラス(またはマイナス)極(図
示なし)と接触し、乾電池17のマイナス(またはプラ
ス)極(図示なし)と常に接続されている駆動モータ1
6に通電され、この駆動モータ16の出力軸16aに取
り付けられた吐出羽根8が高速回転するとともに液溜め
1eに滞留している液体21が高速回転されて液溜め1
e内の圧力が上昇する。
ミニポンプの使用が初回(ミニポンプをボトル25に取
り付け直後)の場合は、必ず手動にてピストンヘッド1
をピストン作用させてボトル25内の液体21を液溜め
1eまで吸い上げて滞留させるか、あるいは一度ノズル
9から液体21を吐き出させて液溜め1eに液体21を
滞留させた後、ピストンヘッド1のヘッドカバー1cの
一端に設けられたスイッチボタン10を指で軽く押すと
ヘッドカバー1cの裏側に取り付けられた配電プレート
18dが乾電池17のプラス(またはマイナス)極(図
示なし)と接触し、乾電池17のマイナス(またはプラ
ス)極(図示なし)と常に接続されている駆動モータ1
6に通電され、この駆動モータ16の出力軸16aに取
り付けられた吐出羽根8が高速回転するとともに液溜め
1eに滞留している液体21が高速回転されて液溜め1
e内の圧力が上昇する。
【0035】このとき、ヘッド部1aと吐出羽根8との
間はOリング26にて水密シールされており、またピス
トンヘッド1のロッド部1b下端には吐出弁5が設けら
れ、しかもこの吐出弁5は閉じた状態になっているため
圧力上昇の状態にある液溜め1e内の液体21は、液溜
め1eの上部位置に設けられた吐出穴1fからノズル9
を通って外部に吐き出されるとともに液体21のもつ流
動性により流動路1d以下に滞留している液体21が液
溜め1eに流入するとともにボトル25内の液体21を
吸い上げる状態(現象)となる。そして、一度液留め1
eにおいて液体21の流動状態(現象)が発生するとス
イッチボタン10を操作し続ける間はノズル9から液体
21が連続して吐き出される。
間はOリング26にて水密シールされており、またピス
トンヘッド1のロッド部1b下端には吐出弁5が設けら
れ、しかもこの吐出弁5は閉じた状態になっているため
圧力上昇の状態にある液溜め1e内の液体21は、液溜
め1eの上部位置に設けられた吐出穴1fからノズル9
を通って外部に吐き出されるとともに液体21のもつ流
動性により流動路1d以下に滞留している液体21が液
溜め1eに流入するとともにボトル25内の液体21を
吸い上げる状態(現象)となる。そして、一度液留め1
eにおいて液体21の流動状態(現象)が発生するとス
イッチボタン10を操作し続ける間はノズル9から液体
21が連続して吐き出される。
【0036】このように、液留1eに液体21が滞留す
るときスイッチボタン10の操作にてボトル25内の液
体21を必要に応じて連続的に抽出することができる
が、このときボトル25内の液体21の吸い上げによる
気圧の低下については、図6に示すようにピストンヘッ
ド1のロッド部1bとロッドガイド3との隙間と、スト
ッパー12の上面に設けられた外気流入切り欠き31
と、シリンダー2の上端に設けられた空気穴2cとによ
って外気が流入するため何の影響も受けない。
るときスイッチボタン10の操作にてボトル25内の液
体21を必要に応じて連続的に抽出することができる
が、このときボトル25内の液体21の吸い上げによる
気圧の低下については、図6に示すようにピストンヘッ
ド1のロッド部1bとロッドガイド3との隙間と、スト
ッパー12の上面に設けられた外気流入切り欠き31
と、シリンダー2の上端に設けられた空気穴2cとによ
って外気が流入するため何の影響も受けない。
【0037】そして、スイッチボタン10の操作を止め
ると駆動モータ16及び吐出羽根8の回転が停止すると
ともにボトル25からの液体21の吸い上げやノズル9
からの吐き出しも止まり、このときノズル9に設けられ
た空気穴9aから空気が流入して吐出穴1f及びノズル
9に残留の液体21がノズル9から流出し液溜め1eに
は吐出穴1fレベルの液体21が滞留する状態になるた
めノズル9からの液だれも生じない。
ると駆動モータ16及び吐出羽根8の回転が停止すると
ともにボトル25からの液体21の吸い上げやノズル9
からの吐き出しも止まり、このときノズル9に設けられ
た空気穴9aから空気が流入して吐出穴1f及びノズル
9に残留の液体21がノズル9から流出し液溜め1eに
は吐出穴1fレベルの液体21が滞留する状態になるた
めノズル9からの液だれも生じない。
【0038】ここで、乾電池17の取り替えについて説
明する。ピストンヘッド1のヘッド部1aに収納されて
いる乾電池17は、ヘッドカバー1cの一部に設けられ
ているカバー取り外しミゾ(図示なし)にコイン等を差
し込み、かるくひねるとヘッドカバー1cが解放され上
部方向に取り外しが可能となる。
明する。ピストンヘッド1のヘッド部1aに収納されて
いる乾電池17は、ヘッドカバー1cの一部に設けられ
ているカバー取り外しミゾ(図示なし)にコイン等を差
し込み、かるくひねるとヘッドカバー1cが解放され上
部方向に取り外しが可能となる。
【0039】
【発明の効果】本発明によるミニポンプは、ボトルに詰
められた液体を抽出するとき、ボトルを持ち上げて移動
したり傾けるなどすることが不必要なためボトルの形
状、大きさ、重量などや周囲状況(繁雑な場所や狭い場
所)に影響されることなく容易に連続して抽出でき、非
常に便利で使い勝手がよい。特に取扱や操作が簡単なた
め小児や老人、病人にとっては使いやすい。
められた液体を抽出するとき、ボトルを持ち上げて移動
したり傾けるなどすることが不必要なためボトルの形
状、大きさ、重量などや周囲状況(繁雑な場所や狭い場
所)に影響されることなく容易に連続して抽出でき、非
常に便利で使い勝手がよい。特に取扱や操作が簡単なた
め小児や老人、病人にとっては使いやすい。
【0040】また、一般的な水中ポンプや真空ポンプに
よる抽出方法でなく、液溜めに溜めた液体を吐出羽根に
より吐出する抽出方法のため駆動モータの動力及び消費
電力が小さく、よって合理的、且つ経済的である。
よる抽出方法でなく、液溜めに溜めた液体を吐出羽根に
より吐出する抽出方法のため駆動モータの動力及び消費
電力が小さく、よって合理的、且つ経済的である。
【0041】また、特殊な水中ポンプや真空ポンプ、あ
るいは特殊ガス等を使用しないため維持管理が非常に簡
単で経済的である。
るいは特殊ガス等を使用しないため維持管理が非常に簡
単で経済的である。
【0042】また、全体の形状が小形で軽量、且つ操作
電源が乾電池のため持ち運びや取扱が容易であり、よっ
てあらゆる場所に対応できるため非常に利用価値が高
い。
電源が乾電池のため持ち運びや取扱が容易であり、よっ
てあらゆる場所に対応できるため非常に利用価値が高
い。
【図1】本発明の第1実施例を示すミニポンプの縦断面
図である。
図である。
【図2】本発明の抽出口がネジ式キャップのミニポンプ
取り付け部断面図である。
取り付け部断面図である。
【図3】本発明の抽出口がコルク式キャップのミニポン
プ取り付け部断面図である。
プ取り付け部断面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示すミニポンプの縦断面
図である。
図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】本発明の液体と外気の流れ関係を示す部分断面
拡大図である。
拡大図である。
【図7】本発明の吐出羽根の平面図である。
【図8】本発明のストッパーの外気流入切り欠きを示す
平面図である。
平面図である。
1 ピストンヘッド 1a ヘッド部 1b ロッド部 1c ヘッドカバー 1d 流動路 1e 液溜め 1f 吐出穴 2 シリンダー 2a、2b ボス 2c、9a 空気穴 3 ロッドガイド 4 ボールストッパー 5 吐出弁 5a 弁ブロック 5b、6a ボール 6 吸込弁 7 モータハウジング 7a、9b、19、20 抜け止め 8 吐出羽根 9 ノズル 10 スイッチボタン 11 ピストン弁 12 ストッパー 13 バネガイド 14 バネ 15 ナット 16 駆動モータ 16a 出力軸 17 乾電池 18 ネジ 18a、18b、18c、18d 配電プレート 21 液体 22、28 キャップ 23、30 パッキン 24 吸い込みホース 25 ボトル 25a 抽出口 26、27 Oリング 28a 内キャップ 29 ザ 31 外気流入切り欠き 32 液体の流れ方向 33 外気の流れ方向
Claims (4)
- 【請求項1】 ボトル(25)に詰められた液体(2
1)を手動によるピストン作用にて吸い上げるピストン
ヘッド(1)及びピストン弁(11)と、このピストン
弁(11)を内蔵しボトル(25)から吸い上げられた
液体(21)を継続的に滞留保持するシリンダー(2)
と、このシリンダー(2)内に取り付けられ、前記ピス
トンヘッド(1)の初動作(ピストン作用)を補助し常
にピストンヘッド(1)を最上端の位置に押し上げ支持
するバネ(14)と、前記シリンダー(2)の最下端に
取り付けられて直接ボトル(25)内の液体(21)を
吸い上げる吸い込みホース(24)とから構成され、そ
して前記ピストンヘッド(1)はヘッド部(1a)とロ
ッド部(1b)から成り、このロッド部(1b)の最下
端に前記ピストン弁(11)が弁ブロック(5a)を介
して取り付けられ、ロッド部(1b)と一体化されてピ
ストンヘッド(1)を形成することを特徴とするミニポ
ンプ。 - 【請求項2】 ピストンヘッド(1)を形成するヘッド
部(1a)は、ボトル(25)から吸い上げられた液体
(21)を一時溜め置く液溜め(1e)と、この液溜め
(1e)内に位置し、液溜め(1e)に溜まった液体
(21)を外部に吐き出す吐出羽根(8)と、この吐出
羽根(8)を高速回転させる駆動モータ(16)と、こ
の駆動モータ(16)の駆動電源としての乾電池(1
7)と、前記駆動モータ(16)と乾電池(17)を接
続する配電プレート(18a〜18d)と、この配電プ
レート(18a〜18d)を操作し駆動モータ(16)
に通電させるスイッチボタン(10)と、前記吐出羽根
(8)から吐き出された液体(21)を所定の容器に注
ぐノズル(9)から構成され、またピストンヘッド
(1)を形成するロッド部(1b)は、ロッド中央の全
長にわたり、ボトル(25)から吸い上げられてシリン
ダー(2)内に滞留保持されている液体(21)をヘッ
ド部(1a)に設けられた液溜め(1e)に流入させる
流動路(1d)が設けられ、そしてロッド部(1b)最
下端には液溜め(1e)及び流動路(1d)に一時滞留
する液体(21)がシリンダー(2)内に逆流せず、且
つピストンヘッド(1)及びピストン弁(11)がピス
トン作用にてボトル(25)内の液体(21)をシリン
ダー(2)内に吸い上げるとき、流動路(1d)が閉じ
てピストンヘッド(1)がピストン作用をなし得るため
の吐出弁(5)が設けられていることを特徴とする請求
項1記載のミニポンプ。 - 【請求項3】 ピストン弁(11)を内蔵し、ボトル
(25)から吸い上げられた液体(21)を継続的に滞
留保持するシリンダー(2)の上端には、ピストンヘッ
ド(1)がスムーズにピストン作用できるようにロッド
部(1b)をガイドし、且つ常にピストンヘッド(1)
を最上端の位置にてストップ、支持するためのロッドガ
イド(3)が設けられ、また下端には、ボトル(25)
から液体(21)を吸い上げるとき、液体(21)がボ
トル(25)内に逆流しないように吸込弁(6)が設け
られていることを特徴とする請求項1記載のミニポン
プ。 - 【請求項4】 ピストンヘッド(1)のヘッド部(1
a)に内蔵されている駆動モータ(16)のマイナス
(またはプラス)端子(図示なし)と乾電池(17)の
マイナス(またはプラス)極(図示なし)は配電プレー
ト(18b、18c)で常に接続されており、また駆動
モータ(16)のプラス(またはマイナス)端子(図示
なし)と乾電池(17)のプラス(またはマイナス)極
(図示なし)は、一つの配電プレート(18a)を駆動
モータ(16)側に接続するとともに、他の配電プレー
ト(18d)の一端をU字形に折り曲げ、この折り曲げ
た箇所を駆動モータ側の配電プレート(18a)に常に
接触させるとともに、他端をU字形箇所の弾力性を利用
してスイッチボタン(10)を介して乾電池(17)の
プラス(またはマイナス)極(図示なし)に接触、通電
させて駆動モータ(16)を回転させることを特徴とす
る請求項2記載のミニポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10377312A JP2000168862A (ja) | 1998-12-07 | 1998-12-07 | ミニポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10377312A JP2000168862A (ja) | 1998-12-07 | 1998-12-07 | ミニポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000168862A true JP2000168862A (ja) | 2000-06-20 |
Family
ID=18508604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10377312A Pending JP2000168862A (ja) | 1998-12-07 | 1998-12-07 | ミニポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000168862A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002255261A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | エアゾール式噴霧器 |
KR100733006B1 (ko) | 2006-09-01 | 2007-06-28 | 이영규 | 유체토출장치 |
JP2009286414A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Mitani Valve Co Ltd | 電動式内容物吐出機構および、電動式内容物吐出機構を備えた内容物吐出製品 |
CN107374465A (zh) * | 2017-09-04 | 2017-11-24 | 开平市澳佳卫浴有限公司 | 一种锌合金皂液器 |
CN115009704A (zh) * | 2022-06-27 | 2022-09-06 | 广州侍美科技有限公司 | 一种双管路取液装置 |
-
1998
- 1998-12-07 JP JP10377312A patent/JP2000168862A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002255261A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | エアゾール式噴霧器 |
KR100733006B1 (ko) | 2006-09-01 | 2007-06-28 | 이영규 | 유체토출장치 |
JP2009286414A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Mitani Valve Co Ltd | 電動式内容物吐出機構および、電動式内容物吐出機構を備えた内容物吐出製品 |
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CN115009704A (zh) * | 2022-06-27 | 2022-09-06 | 广州侍美科技有限公司 | 一种双管路取液装置 |
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