JP2000168587A - 電動式パワーステアリング装置におけるecuの冷却構造 - Google Patents

電動式パワーステアリング装置におけるecuの冷却構造

Info

Publication number
JP2000168587A
JP2000168587A JP34864098A JP34864098A JP2000168587A JP 2000168587 A JP2000168587 A JP 2000168587A JP 34864098 A JP34864098 A JP 34864098A JP 34864098 A JP34864098 A JP 34864098A JP 2000168587 A JP2000168587 A JP 2000168587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ecu
housing
gear box
steering
power steering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34864098A
Other languages
English (en)
Inventor
洋平 ▲はま▼
Yohei Hama
Akira Fujisaki
晃 藤崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Corp
Original Assignee
Showa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Corp filed Critical Showa Corp
Priority to JP34864098A priority Critical patent/JP2000168587A/ja
Publication of JP2000168587A publication Critical patent/JP2000168587A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動式パワーステアリング装置におけるEC
Uの冷却構造において、ECUの冷却のために従来使用
されてきた専用部品(ヒートシンク)を不要にして、必
要な冷却能力を保持しつつ、ECUユニットのコンパク
ト化と軽量化、コストの低減等を図る。 【解決手段】 タイロッドを介して車輪に連結されるラ
ックシャフト4に、ステアリングホイールからの操舵力
を入力するギヤボックス部2と、電動機からの操舵補助
力を入力する電動機部3とがそれぞれ装架され、ギヤボ
ックス部2に、操舵トルクを検出するトルクセンサーが
設けられてなる電動式パワーステアリング装置1におけ
るECU10の冷却構造であって、ギヤボックス部2のハ
ウジング5に、ECU10を格納するスペースAが設けら
れ、ギヤボックス部2のハウジング5が、ECU10のヒ
ートシンクとされている。ギヤボックス部2のハウジン
グ5の外面に、冷却フィン15が一体に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願の発明は、電動式パワーステ
アリング装置におけるECUの冷却構造に関し、特にE
CUの冷却のために従来使用されてきた専用部品(ヒー
トシンク)の必要をなくして、ECUユニットのコンパ
クト化と軽量化、コストの低減等を図った電動式パワー
ステアリング装置におけるECUの冷却構造に関する。
【0002】
【従来技術】車両の電動式パワーステアリング装置にお
いて、タイロッドを介して車輪に連結されるラックシャ
フトに、ステアリングホイールからの操舵力を入力する
ギヤボックス部と、電動機からの操舵補助力を入力する
電動機部とがそれぞれ装架された電動式パワーステアリ
ング装置がある。
【0003】このような電動式パワーステアリング装置
の電動機部においては、操舵補助力を出力する電動機の
回転軸が中空シャフトにより形成され、該中空シャフト
の内部にラックシャフトが挿通され、中空シャフトの一
方端部とラックシャフトとの間にボールねじが介装され
て、操舵補助力が、該ボールねじを介して電動機からラ
ックシャフトに伝達される。
【0004】他方、ギヤボックス部においては、ステア
リングホイールに連動連結された操舵入力軸と、一端に
ピニオンを備えた操舵出力軸とが、トーションバーを介
して連結されており、ピニオンは、ラックシャフトの一
方端部寄りに形成されたラックと噛み合い、ステアリン
グホイールが転舵されたとき、このラックとピニオンと
の噛合を通じてラックシャフトが軸方向に移動して、左
右車輪が転舵される。
【0005】同時に、車輪側からの転舵抵抗に起因し
て、入力軸と出力軸との間に相対的な回転量差が生じ
て、トーションバーが捩れる。この捩れ量により、トル
クセンサーがトーションバーの両端に作用するトルクを
検出して、その信号を出力する。
【0006】トルクセンサーからの出力信号は、ECU
(電子制御ユニット)に入力され、ECUからの出力信
号により、前記電動機が制御されて、トーションバーの
両端に作用するトルクが解消される方向にラックシャフ
トが進められる。このようにして、ステアリングホイー
ルに感じる転舵抵抗が軽減されて、操舵の軽快感が得ら
れるようになっている。
【0007】以上のような型式の電動式パワーステアリ
ング装置において、ECUは、通常、内燃機関本体部近
傍に設置され、ECUとトルクセンサーとの間およびE
CUと電動機との間は、図4に図示されるように、配線
023 、0024と外部に露出した防水タイプカプラー020 、
021 とを介して接続されている。そして、これらの防水
タイプカプラー020 、021 により、ギヤボックス部02お
よび電動機部03の防水が図られている。図4において、
010 がECUである。
【0008】ところで、このECU010 は、発熱して高
温になるので、これを冷却するために、従来、ECU01
0 と一体にヒートシンク015 が設けられ、このヒートシ
ンク015 の冷却フィン部からECU010 の熱の放散が図
られていた。
【0009】なお、図4において、01は電動式パワース
テアリング装置、04はラックシャフト、011 はステアリ
ングホイールに連結される操舵入力軸であって、ギヤボ
ックス部02のハウジング05のうち、ラックシャフト04と
角度をなして延びるトルクセンサー収容部分05a 内にト
ルクセンサーが収容され、電動機部03内に電動機が収容
されている。ECU010 とヒートシンク015 との一体構
造体は、ECUユニット022 を構成している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動式パワース
テアリング装置01におけるECU010 の冷却構造は、前
記のように構成されているので、ECU010 の冷却のた
めに、ヒートシンク015として専用の部品が必要とされ
ていた。
【0011】このため、冷却に必要な放熱面積を有する
ヒートシンク015 の大きさによって、ECUユニット02
2 の大きさが左右され、ECUユニット022 のコンパク
ト化と軽量化とに限界があった。また、このことが、コ
ストアップの要因となっていた。
【0012】本願の発明は、従来の電動式パワーステア
リング装置におけるECUの冷却構造が備える前記のよ
うな問題点を解決して、ECUのヒートシンクとして専
用の部品を不要にして、必要な冷却能力を保持しつつ、
ECUユニットのコンパクト化と軽量化とを図ることが
でき、これにより、コストダウンを図ることができる電
動式パワーステアリング装置におけるECUの冷却構造
を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段および効果】本願の発明
は、前記のような課題を解決した電動式パワーステアリ
ング装置におけるECUの冷却構造に係り、その請求項
1に記載された発明は、タイロッドを介して車輪に連結
されるラックシャフトに、ステアリングホイールからの
操舵力を入力するギヤボックス部と、電動機からの操舵
補助力を入力する電動機部とがそれぞれ装架され、前記
ギヤボックス部に、操舵トルクを検出するトルクセンサ
ーが設けられてなる電動式パワーステアリング装置にお
けるECUの冷却構造であって、前記ギヤボックス部の
ハウジングに、前記ECUを格納するスペースが設けら
れ、前記ギヤボックス部のハウジングが、前記ECUの
ヒートシンクとされたことを特徴とする電動式パワース
テアリング装置におけるECUの冷却構造である。
【0014】請求項1に記載された発明は、前記のよう
に構成されているので、電動式パワーステアリング装置
におけるギヤボックス部のハウジングに、ECUを格納
するスペースが設けられ、該ギヤボックス部のハウジン
グが、ECUのヒートシンクとされる。
【0015】この結果、ECUのヒートシンクとして専
用の部品が不要になり、ギヤボックス部のハウジングの
広い表面積を利用して必要な冷却能力を保持しつつ、E
CUユニットのコンパクト化と軽量化とを図ることがで
きる。また、これにより、コストダウンを図ることがで
きる。
【0016】また、請求項2記載のように請求項1記載
の発明を構成することにより、ギヤボックス部のハウジ
ングの外面に、冷却フィンが一体に形成される。この結
果、冷却フィンの形成と取付けが簡単化されるととも
に、ECUの熱の放散が一層促進される。また、冷却フ
ィンは傷つき易いので、何らかの物体に衝突したとき、
目視による発見が容易であり、飛び石などに対する衝撃
も緩和される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1に図示される本願の請
求項1および請求項2に記載された発明の一実施形態
(実施形態1)について説明する。図1は、本実施形態
1におけるECUの冷却構造が適用された電動式パワー
ステアリング装置の側面図であって、一部を切断して示
した図である。
【0018】図1において、本実施形態1におけるEC
Uの冷却構造が適用された電動式パワーステアリング装
置1は、図示されないタイロッドを介して車輪に連結さ
れたラックシャフト4に、図示されないステアリングホ
イールからの操舵力を入力するギヤボックス部2と、図
示されない電動機からの操舵補助力を入力する電動機部
3とがそれぞれ装架されている。ラックシャフト4は、
その一方端部寄りにラック4a を備えている。
【0019】電動機部3には、詳細には図示されていな
いが、操舵補助力を出力する電動機が収容されている。
そして、この電動機の回転軸が中空シャフトにより形成
され、該中空シャフトの内部にラックシャフト4が挿通
され、中空シャフトの一方端部とラックシャフト4との
間にボールねじが介装されて、操舵補助力が、該ボール
ねじを介して電動機からラックシャフト4に伝達される
ようになっている。
【0020】ギヤボックス部2のハウジング5は、図示
されないトルクセンサーを収容するトルクセンサー収容
部分5a と、マウント部形成部分5b とからなってい
る。マウント部形成部分5b は、トルクセンサー収容部
分5a の軸方向と角度をなして電動機部3の方向に延
び、外部に車体への取付用マウント部6が突出形成され
ている。これらトルクセンサー収容部分5a とマウント
部形成部分5b とは、トルクセンサー収容部分5a の頂
部蓋体7が割面Bの位置において別体に形成されている
ほかは、全て一体に形成されている。
【0021】マウント部形成部分5b は、ラックシャフ
ト4の一部をその軸方向に移動自在に収容するととも
に、ECU(電子制御ユニット)10を格納するECU格
納部9を備えている。
【0022】トルクセンサー収容部分5a 内には、詳細
には図示されていないが、ステアリングホイールに連動
連結された操舵入力軸11と、一端にピニオンを備えた操
舵出力軸とが、トーションバーを介して連結されてお
り、ピニオンは、ラックシャフト4の一方端部寄りに形
成されたラック4a と噛み合い、ステアリングホイール
が転舵されたときには、このピニオンとラック4a との
噛合を通じてラックシャフト4が軸方向に移動して、左
右車輪が転舵されるようになっている。
【0023】同時に、車輪側からの転舵抵抗に起因し
て、入力軸11と出力軸との間に相対的な回転量差が生じ
て、トーションバーが捩れると、この捩れ量により、ト
ルクセンサーがトーションバーの両端に作用するトルク
を検出して、その信号をECU10に入力する。
【0024】そして、ECU10からの出力信号により電
動機が制御されて、該電動機の出力が、ボールねじを介
してラックシャフト4に伝達される。ラックシャフト4
は、トーションバーの両端に作用するトルクが解消され
るように、図1において左右いずれかの方向に移動す
る。
【0025】このようにして、ステアリングホイールに
感じる転舵抵抗が軽減されて、操舵の軽快感が得られる
ようになっている。このトルクセンサー収容部分5a 内
の構造およびトルクセンサーの作用は、従来のものと異
なるところはない。
【0026】ここで、ECU10を格納するECU格納部
9は、次のようにして形成されている。ギヤボックス部
2のハウジング5のマウント部形成部分5b 内におい
て、ラックシャフト4を挟んでマウント部6と反対側に
は、深さに比して面積が比較的広いスペースAが区画形
成されており、このスペースA内にECU10が格納され
ている。
【0027】スペースAの上方開口部は、カバー12によ
り覆われている。カバー12は、スペースAの開口部周縁
のカバー取付け面に、図示されないシール機構(Oリン
グ)を介して液密に固着されている。
【0028】スペースAの平面断面形状は、略矩形状を
なし、その長い方の辺は、トルクセンサー収容部分5a
からハウジング5の図1において左端フランジ部13に至
るまでの長さを有している。フランジ部13は、マウント
部形成部分5b の端部に形成されて、電動機部3のヨー
ク14との連結部をなしている。このようにして、スペー
スAとカバー12とにより、ECU格納部9が形成されて
いる。
【0029】ギヤボックス部2のハウジング5のマウン
ト部形成部分5b において、ECU格納部9が形成され
た部分を除くその外周面には、フランジ部13側からトル
クセンサー収容部分5a の方向に所定長にわたって、C
リング状の冷却フィン15が複数枚マウント部形成部分5
b と一体に形成されている。
【0030】この冷却フィン15は、ハウジング5が割面
Bにより分割されて別体とされる頂部蓋体7を除いて鋳
造により一体に形成されるときに、これと一体に形成さ
れる。そして、ECU格納部9に格納されたECU10の
ヒートシンクとして作用して、該ECU10に発生する熱
を効果的に外部に放散し、ECU10を冷却する。ECU
格納部9と冷却フィン15とが合わさって、ECUユニッ
トを構成している。
【0031】スペースAの周囲を囲むハウジング5の壁
部には、ECU10と電動機部3内に収容された電動機と
を接続する配線用の通路およびECU10とトルクセンサ
ー収容部分5a 内に収容されたトルクセンサーとを接続
する配線用の通路をそれぞれ貫通形成することができ
る。
【0032】このようにすれば、ECU10とトルクセン
サーとの接続部およびECU10と電動機との接続部は、
外部に露出することなく、ギヤボックス部2のハウジン
グ5内に収納されるので、これらの接続部にシール機構
は不要になり、シール機構をECU格納部9のカバー12
を被着させる部分のみに適用すればよいことになり、シ
ール機構が簡単化され、接合信頼性も向上する。
【0033】また、このようにすれば、これらの接続配
線は、ギヤボックス部2のハウジング5の内部通路を通
るようにされるので、外部からシールドされ、ノイズに
影響されることが少なくなり、これらの接続配線の耐ノ
イズ性を向上させることができる。
【0034】本実施形態1は、前記のように構成されて
いるので、さらに、次のような効果を奏することができ
る。電動式パワーステアリング装置1におけるギヤボッ
クス部2のハウジング5のマウント部形成部分5b 内
に、ECU10を格納するスペースAが設けられ、該マウ
ント部形成部分5b の外面に、ECU10のヒートシンク
としての冷却フィン15が一体に形成されている。
【0035】この結果、ECU10のヒートシンクとして
専用の部品が不要になり、ギヤボックス部2のハウジン
グ5の広い表面積、とりわけ冷却フィン15を利用してE
CU10の冷却に必要な冷却能力を保持しつつ、ECUユ
ニットのコンパクト化と軽量化とを図ることができ、ひ
いては電動式パワーステアリング装置1のコンパクト化
と軽量化とを図ることができる。また、これにより、コ
ストダウンを図ることができる。
【0036】また、冷却フィン15の形成と取付けが簡単
化されるとともに、ECU15の熱の放散が促進される。
さらに、冷却フィン15は傷つき易いので、何らかの物体
に衝突したとき、目視による発見が容易になり、飛び石
などに対する衝撃も緩和される。
【0037】次に、図2および図3に図示される本願の
請求項1および請求項2に記載された発明の他の実施形
態(実施形態2)について説明する。図2は、本実施形
態2におけるECUの冷却構造が適用された電動式パワ
ーステアリング装置の側面図であって、一部を切断して
示した図1と同様の図、図3は、図2のIII−III
線矢視拡大断面図である。なお、図2において、ECU
格納部は、図3のII−II線で切断した図を示してい
る。実施形態1と対応する部分には、同じ符号を付して
いる。
【0038】本実施形態2においては、ECU10を格納
するECU格納部9は、次のようにして形成されてい
る。ギヤボックス部2のハウジング5のフランジ部13側
に寄せて、マウント部形成部分5b の上方外周面上に
は、該外周面を180度を越える角度範囲にわたって囲
んで、所定深さと所定幅の湾曲状スペースAが区画形成
されており、このスペースA内にECU10が格納されて
いる。
【0039】スペースAを区画形成する半割リング状の
区画壁16と、該区画壁16の両端位置においてマウント部
形成部分5b の外周面上に軸方向に沿って略水平に張り
出された細長の2つの区画壁17とは、ハウジング5が割
面Bにより分割されて別体とされる頂部蓋体7を除いて
鋳造により一体に形成されるときに、これと一体に形成
されてもよく、また、溶接により、マウント部形成部分
5b の外周面上に固着されてもよい。
【0040】区画壁16と2つの区画壁17との上からは、
鍔付き半割円筒体形状のカバー18が冠着されている。こ
のカバー18は、好ましくは金属製とされ、フランジ部13
との当接部は溶接されるか、半割環状の凹溝にシール手
段を介装して嵌着される。このようにすることにより、
スペースA内への水の侵入が防止される。カバー18の鍔
18a は、区画壁16および区画壁17の外表面側を液密に覆
っている。このようにして、スペースAとカバー18とに
より、ECU格納部9が形成されている。
【0041】ギヤボックス部2のハウジング5のマウン
ト部形成部分5b において、ECU格納部9が形成され
た側と反対側の外周面には、略半割リング状の冷却フィ
ン15が複数枚マウント部形成部分5b と一体に形成され
ている。
【0042】この冷却フィン15は、ハウジング5が割面
Bにより分割されて別体とされる頂部蓋体7を除いて鋳
造により一体に形成されるときに、これと一体に形成さ
れる。そして、ECU格納部9に格納されたECU10の
ヒートシンクとして作用して、該ECU10に発生する熱
を効果的に外部に放散し、ECU10を冷却する。ECU
格納部9と冷却フィン15とが合わさって、ECUユニッ
トを構成している。
【0043】スペースAに臨むフランジ部13の壁部に
は、ECU10と電動機部3内に収容された電動機とを接
続する配線用の通路を貫通形成することができる。この
ようにすれば、ECU10と電動機との接続部は、外部に
露出することがなくなるので、この接続部にシール機構
は不要になり、シール機構が簡単化され、接合信頼性も
向上する。また、この接続配線の耐ノイズ性も向上す
る。本実施形態2は、以上の点において実施形態1と異
なるが、その他の点において異なるところはないので、
詳細な説明を省略する。
【0044】本実施形態2は、前記のように構成されて
いるので、実施形態1と略同様の効果を奏することがで
きるが、実施形態1と比べて、ECUユニットの一層の
コンパクト化と軽量化とを図ることができ、ひいては電
動式パワーステアリング装置1の一層のコンパクト化と
軽量化とを図ることができる。また、これにより、一層
のコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の請求項1および請求項2に記載された発
明の一実施形態(実施形態1)におけるECUの冷却構
造が適用された電動式パワーステアリング装置の側面図
であって、一部を切断して示した図である。
【図2】本願の請求項1および請求項2に記載された発
明の他の実施形態(実施形態2)におけるECUの冷却
構造が適用された電動式パワーステアリング装置の側面
図であって、一部を切断して示した図1と同様の図であ
る。なお、ECU格納部は、図3のII−II線で切断
した図を示している。
【図3】図2のIII−III線矢視拡大断面図であ
る。
【図4】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1…電動式パワーステアリング装置、2…ギヤボックス
部、3…電動機部、4…ラックシャフト、4a …ラッ
ク、5…ハウジング、5a …トルクセンサー収容部分、
5b …マウント部形成部分、6…マウント部、7…頂部
蓋体、9…ECU格納部、10…ECU(電子制御ユニッ
ト)、11…操舵入力軸、12…カバー、13…フランジ部、
14…ヨーク、15…冷却フィン、16、17…区画壁、18…カ
バー、18a…鍔、A…スペース、B…割面。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイロッドを介して車輪に連結されるラ
    ックシャフトに、ステアリングホイールからの操舵力を
    入力するギヤボックス部と、電動機からの操舵補助力を
    入力する電動機部とがそれぞれ装架され、 前記ギヤボックス部に、操舵トルクを検出するトルクセ
    ンサーが設けられてなる電動式パワーステアリング装置
    におけるECUの冷却構造であって、 前記ギヤボックス部のハウジングに、前記ECUを格納
    するスペースが設けられ、 前記ギヤボックス部のハウジングが、前記ECUのヒー
    トシンクとされたことを特徴とする電動式パワーステア
    リング装置におけるECUの冷却構造。
  2. 【請求項2】 前記ギヤボックス部のハウジングの外面
    に、冷却フィンが一体に形成されたことを特徴とする請
    求項1記載の電動式パワーステアリング装置におけるE
    CUの冷却構造。
JP34864098A 1998-12-08 1998-12-08 電動式パワーステアリング装置におけるecuの冷却構造 Pending JP2000168587A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34864098A JP2000168587A (ja) 1998-12-08 1998-12-08 電動式パワーステアリング装置におけるecuの冷却構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34864098A JP2000168587A (ja) 1998-12-08 1998-12-08 電動式パワーステアリング装置におけるecuの冷却構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000168587A true JP2000168587A (ja) 2000-06-20

Family

ID=18398367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34864098A Pending JP2000168587A (ja) 1998-12-08 1998-12-08 電動式パワーステアリング装置におけるecuの冷却構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000168587A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100448497B1 (ko) * 2002-05-01 2004-09-13 기아자동차주식회사 차열 기능을 향상시킨 파워 스티어링용 스티어링 기어 구조
JP2010221731A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置
KR101374947B1 (ko) 2007-10-18 2014-03-14 현대모비스 주식회사 모터 냉각 장치를 구비한 전동 파워 조향 시스템

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100448497B1 (ko) * 2002-05-01 2004-09-13 기아자동차주식회사 차열 기능을 향상시킨 파워 스티어링용 스티어링 기어 구조
KR101374947B1 (ko) 2007-10-18 2014-03-14 현대모비스 주식회사 모터 냉각 장치를 구비한 전동 파워 조향 시스템
JP2010221731A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5397658B2 (ja) 車両用操舵装置及びそのサブアセンブリの移送方法
EP2251243B1 (en) Vehicle steering device
EP0963900B1 (en) Electric steering motor with one piece metal shell
JP5397652B2 (ja) 車両用操舵装置
US20060055139A1 (en) Electric power steering apparatus
JP2006232214A (ja) 車両のパワーステアリング装置
JP2006232216A (ja) 低床式小型車両におけるパワーステアリング装置
JP2009247138A (ja) モータおよびこれを備える車両用操舵装置
JP2006205792A (ja) 電動舵取補助装置
JP2006232215A (ja) 車両のパワーステアリング装置
EP1842762A1 (en) Electric power steering device
JP2006143017A (ja) 電動舵取補助装置
JP2000168587A (ja) 電動式パワーステアリング装置におけるecuの冷却構造
JP5397657B2 (ja) 車両用操舵装置
JP2000168579A (ja) 電動式パワーステアリング装置におけるecuの設置構造
JP5931399B2 (ja) ブラシレスモータ
JP2009190479A (ja) 車両用操舵装置
JP5234331B2 (ja) 車両用操舵装置
US20060054378A1 (en) Electric power-steering apparatus
JP3982922B2 (ja) センターテイクオフ型電動式パワーステアリング装置におけるダストブーツの取付け構造
JP2004243995A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5158421B2 (ja) 車両用操舵装置
JP2011147291A (ja) モータ制御装置
JP5299664B2 (ja) 車両用操舵装置
JP5196237B2 (ja) 車両用操舵装置