JP2000167268A - 鋏 - Google Patents

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JP2000167268A
JP2000167268A JP10351263A JP35126398A JP2000167268A JP 2000167268 A JP2000167268 A JP 2000167268A JP 10351263 A JP10351263 A JP 10351263A JP 35126398 A JP35126398 A JP 35126398A JP 2000167268 A JP2000167268 A JP 2000167268A
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Japan
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scissors
hole
opening
blade
gas
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JP10351263A
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Michihiko Tsurumi
道彦 鶴見
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SANWA RIKI KK
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SANWA RIKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本来の鋏の切断機能を有することは勿論、簡単
に缶に孔を開けることができる鋏を提供する。 【解決手段】鋏1は一対の鋏片2、3を備えており、両
鋏片2、3は重ね合わされて開閉中心軸4により同軸4
を中心に開閉可能に支持されている。各鋏片2、3にお
いて開閉中心軸4よりも先端側には刃部11、31が形
成されており、基端側の嵌合部には指掛部材21、41
が嵌合されている。鋏片3において刃部31と嵌合部と
の間に位置する連結部32の非重合部51には孔開け部
52が形成されている。孔開け部52は、ガス封入缶の
底部周縁のリブに係止する係合部55と、ガス封入缶が
係合部55にて係合された状態で、ガス封入缶の側面を
押圧してガス封入缶に孔を形成する先鋭な孔形成部54
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋏に関し、特に、
ガス封入缶に孔を開けることができる鋏に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から紙等の被切断物を切断する道具
として鋏が知られている。鋏の中には、例えば、ペット
ボトル、紙パック、段ボール等のリサイクル可能な被切
断物を切断し、資源ゴミ(ペットボトル等)の回収時に
おける容量の減量化に貢献するものがある。
【0003】又、スプレー缶等のガス封入缶を資源ゴミ
として廃棄する際には、予め缶に孔を開けて缶内に残っ
ているガスを抜く必要がある。このような場合、孔開け
ピンを有するガス抜き道具等の専用の道具によって缶に
孔を開けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、鋏で切断可
能なペットボトル等の資源ゴミと、孔を開ける必要のあ
るスプレー缶等の資源ゴミとを分別するときには、鋏と
ガス抜き道具との両方が必要であった。従って、ペット
ボトル等を切断するときとスプレー缶等に孔を開けると
きとでは、使用する道具が異なるため、わざわざ持ち替
える必要があって、面倒であるという問題があった。
又、道具を持ち替えることにより資源ゴミの分別作業の
効率低下を招いていた。
【0005】さらに、鋏とガス抜き道具とのうちいずれ
か一方の道具を使用している間に他方の道具を紛失する
虞がある等、管理上の問題もあった。本発明の目的は、
本来の鋏の切断機能を有することは勿論、簡単に缶に孔
を開けることができる鋏を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、一対の鋏片を開閉中心軸により
開閉可能に支持し、前記開閉中心軸よりも先端側を刃部
とし、基端側を柄部とした鋏において、前記一対の鋏片
のうち少なくともいずれか一方の鋏片に、ガス封入缶に
孔を開けるための孔開け部を設けた鋏を要旨としてい
る。従って、請求項1の発明では、孔開け部にてガス封
入缶に孔が開けられると、ガス封入缶内のガスは缶外に
放出される。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の発明
において、前記孔開け部は、ガス封入缶の底部の周縁の
リブに係止する係合部と、ガス封入缶が前記係合部にて
係合された状態で、ガス封入缶の側面を押圧してガス封
入缶に孔を形成する孔形成部とを備えたことを要旨とし
ている。従って、請求項2の発明では、前記請求項1の
発明の作用に加えて、係合部にてガス封入缶のリブが係
合された状態で、孔形成部にてガス封入缶の側面を押圧
すると、ガス封入缶に孔が形成される。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の発明において、前記一対の鋏片は、前記開閉中
心軸よりも先端側の刃部では互いに重なり合うように配
置されているとともに、前記開閉中心軸よりも基端側に
は互いに重なり合わない非重合部が形成され、前記孔開
け部は前記非重合部に設けられたことを要旨としてい
る。従って、請求項3の発明では、前記請求項1又は請
求項2の発明の作用に加えて、孔開け部は非重合部に設
けられているため、孔開け部に対して、その孔開け部が
設けられていない鋏片が干渉することはない。
【0009】請求項4の発明は、請求項1〜請求項3の
うち何れか一項に記載の発明において、前記柄部は前記
刃部の軸線上からオフセットされた位置に設けられ、前
記孔開け部は、前記柄部と前記刃部との間の連結部に形
成された切欠を含むことを要旨としている。従って、請
求項4の発明では、前記請求項1〜請求項3のうち何れ
か一項の発明の作用に加えて、切欠を含む孔開け部は柄
部と刃部との間の連結部に設けられており、孔開け部は
刃部からは突出していない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、ペットボトル等
を切断する鋏に具体化した一実施形態を図面に従って説
明する。
【0011】図1に示すように、鋏1は一対の鋏片2、
3を備えており、両鋏片2、3は重ね合わされて開閉中
心軸4により同軸4を中心に開閉可能に支持されてい
る。図4に示すように、金属板(本実施形態ではステン
レス板)からなる鋏片2は、前記開閉中心軸4よりも先
端側に形成された刃部11と、開閉中心軸4から基端側
に向かって湾曲形成された連結部12と、連結部12か
ら延出され、その先端部が棒状をなす嵌合部13とを備
えている。前記嵌合部13は刃部11の軸線α上からオ
フセットされた位置にある。
【0012】前記刃部11の内側には切刃14が形成さ
れている。切刃14の基端側には波形状部15が形成さ
れている。前記嵌合部13において棒状部分の基端部両
側には一対の突部16が形成されている。
【0013】図5に示すように、前記鋏片2の嵌合部1
3に対して柄部としての指掛部材21が嵌合されてい
る。合成樹脂からなる指掛部材21は指挿入孔22を有
するリング状に形成されている。指掛部材21には嵌合
凹部23が形成されている。嵌合凹部23の幅L1は前
記嵌合部13の棒状部分の幅と略同一に設定されてい
る。そして、前記嵌合部13の突部16が指掛部材21
に対して、その弾性力に抗して押圧されることにより、
嵌合部13が嵌合凹部23内に圧入されている。尚、嵌
合部13に対して指掛部材21を取り外すときには、指
掛部材21の弾性力に抗して鋏片2を装着方向とは反対
の方向に引き抜く。
【0014】図4に示すように、前記鋏片2と同様の金
属板からなる鋏片3は、前記開閉中心軸4よりも先端側
に形成された刃部31と、開閉中心軸4から基端側に向
かって湾曲形成された連結部32と、連結部32から延
出され、その先端部が棒状をなす嵌合部33とを備えて
いる。前記嵌合部33は刃部31の軸線β上からオフセ
ットされた位置にある。
【0015】前記刃部31の内側には前記鋏片2の切刃
14と対向するように切刃34が形成されている。前記
嵌合部33において棒状部分の基端部両側には一対の突
部36が形成されている。
【0016】図5に示すように、前記鋏片3の嵌合部3
3に対して、前記指掛部材21と同様の合成樹脂からな
る柄部としての指掛部材41が嵌合されている。指掛部
材41には指挿入孔42及び嵌合凹部43が形成されて
いる。嵌合凹部43の幅L2は前記嵌合部33の棒状部
分の幅と略同一に設定されている。そして、前記嵌合部
33の突部36が指掛部材41に対して、その弾性力に
抗して押圧されることにより、嵌合部33が嵌合凹部4
3内に圧入されている。尚、嵌合部33に対して指掛部
材41を取り外すときには、指掛部材41の弾性力に抗
して鋏片3を装着方向とは反対の方向に引き抜く。
【0017】図1に示すように、本実施形態の鋏1にお
いては、鋏片2の刃部11と鋏片3の刃部31とは互い
に重なり合っているものの、連結部12と連結部32と
は開閉中心軸4近傍を除いて互いに重なり合わないよう
になっている。そして、前記連結部32の非重合部51
には孔開け部52が形成されている。
【0018】図2に示すように、孔開け部52は鋏片3
外側において非重合部51に形成された切欠53を含
み、先鋭な孔形成部54と、孔形成部54側に向かって
突出形成された係合部55とを備えている。前記切欠5
3の内端から鋏片3において切欠53が形成されていな
い方の側面までの距離L3(図4参照)は、切欠53に
よって鋏片3に必要な強度が損なわれない程度の大きさ
に設定されている。
【0019】又、前記切欠53の幅(孔形成部54と係
合部55との距離)は、後記するガス封入缶61(図3
(a)、(b)参照)の底部周縁のリブ62の厚みより
も大きく設定されている。従って、前記ガス封入缶61
のリブ62を切欠53内に配置し、前記リブ62の内側
面を係合部55の先端部56にて係合させた状態で、先
鋭な孔形成部54にてガス封入缶61の側面を押圧する
ことにより、ガス封入缶61の側壁63に孔64を形成
することができるようになっている。
【0020】次に、上記のように構成した鋏1の作用に
ついて説明する。鋏1の孔開け部52にてスプレー缶等
のガス封入缶61に孔を形成する際には、まず、鋏片3
の非重合部51に形成された切欠53内にガス封入缶6
1の底部周縁のリブ62を配置する。そして、図3
(a)に示すように、リブ62の内側面を係合部55の
先端部56にて係合させる。その後、前記先端部56を
中心にガス封入缶61又は鋏1を回転させると、ガス封
入缶61の側面が先鋭な孔形成部54にて押圧され、図
3(b)に示すように、ガス封入缶61の側壁63に孔
64が形成される。
【0021】従って、本実施形態によれば、以下のよう
な効果を得ることができる。 (1)本実施形態では、鋏1に孔開け部52を設けたた
め、本来の鋏の切断機能を有することは勿論、鋏であり
ながらガス封入缶61に孔64を開けることができる。
【0022】(2)本実施形態では、孔開け部52は係
合部55及び孔形成部54を備えており、ガス封入缶6
1のリブ62を係合部55にて係合させた状態で、孔形
成部54にてガス封入缶61の側面を押圧することによ
り、安定した状態で簡単にガス封入缶61の側壁63に
孔64を形成できる。
【0023】(3)本実施形態では、一対の鋏片2、3
のうち一方の鋏片3の非重合部51に孔開け部52を設
けたことにより、孔開け部52に対して、他方の鋏片2
が干渉することがないため、鋏片2が障害となることな
く孔開け部52にてガス封入缶61に確実に孔64を開
けることができる。
【0024】(4)本実施形態では、切欠53の内端か
ら鋏片3において切欠53が形成されていない方の側面
までの距離L3を、切欠53によって鋏片3に必要な強
度が損なわれない程度の大きさに設定したため、切欠5
3を形成しても鋏片3に必要な強度を維持できる。
【0025】(5)本実施形態では、一方の鋏片3のみ
に孔開け部52を設けたため、両方の鋏片2、3それぞ
れに同様の孔開け部52を設けたときに比べて、各孔開
け部52の位置ずれによる不具合等の問題を解消でき
る。
【0026】(6)本実施形態では、鋏片3において、
刃部31と刃部31の軸線上からオフセットされた位置
に設けられた嵌合部33との間の連結部32に切欠53
を含む孔開け部52を設けたため、孔開け部52は刃部
31からは突出していない。
【0027】従って、刃部11、31にて図示しない被
切断物を切断するとき、孔開け部52が刃部31から突
出して鋏本来の切断機能に支障をきたす虞を低減でき
る。 (7)本実施形態では、ステンレス製の鋏片2、3に対
して合成樹脂製の指掛部材21、41を着脱可能とした
ため、鋏片2、3と指掛部材21、41とを分別して廃
棄することにより、それぞれ資源ゴミとして活用でき、
リサイクルに貢献できる。又、塩素を含まない合成樹脂
製の指掛部材21、41とした場合には、焼却時に有害
ガスが発生するのを低減できる。
【0028】(8)本実施形態では、鋏片2の切刃14
に波形状部15を形成したため、波形状部15における
山と谷のうち山の部分と、鋏片3の切刃34との間の被
切断物を切断するとき、前記山の部分によって被切断物
を切断し易い。従って、ペットボトル、紙パック、段ボ
ール等の比較的分厚い物を容易に切断できる。
【0029】なお、前記実施形態は以下のように変更し
てもよい。 ・前記実施形態では、鋏片2の連結部12と鋏片3の連
結部32とが重なり合わない部位(連結部32の非重合
部51)に孔開け部52を設けたが、次のようにしても
よい。
【0030】即ち、図6に示すように、鋏片2、3にお
いて互いに重なり合う部位にそれぞれが対応するように
同様の孔開け部52を設けてもよい。このようにした場
合には、前記実施形態の鋏1と比較して次のような不利
があるが、ガス封入缶61に孔64を開けることができ
るとともに、2つの係合部55にてガス封入缶61のリ
ブ62を係合させた状態で2つの孔形成部54にてガス
封入缶61に孔64を開けることになり、1つの孔開け
部52にかかる負荷を低減できるという効果が得られ
る。
【0031】不利な点の1つ目として、一対の鋏片2、
3それぞれに孔開け部52を設ける必要があるため、い
ずれか一方の鋏片に孔開け部52を設けるときに比べ
て、製造工程が煩雑になり、製造コストがかかってしま
う。
【0032】2つ目に、鋏片2の孔開け部52と鋏片3
の孔開け部52との加工寸法に差が生じた場合、一方の
孔開け部52に対して他方の孔開け部52が干渉してし
まい、ガス封入缶61に孔64を開けるとき、その作業
が行い難くなる。
【0033】3つ目に、前記両孔開け部52の加工寸法
に差がない場合でも、両鋏片2、3を重ね合わせて開閉
中心軸4により支持するときに、組付誤差によって一方
の孔開け部52に対して他方の孔開け部52が干渉して
しまい、2つ目と同様の問題が発生する。又、前記両孔
開け部52同士の干渉を防ぐために、前記両鋏片2、3
を重ね合わせて開閉中心軸4により支持するときに、位
置合わせを確実に行えば組付作業に多大な時間及び労力
がかかって製造コストがかかってしまう。
【0034】4つ目に、切欠53の内端から鋏片2(鋏
片3)において切欠53が形成されていない方の側面ま
での距離L4が短いため、切欠53によって鋏片2(鋏
片3)に必要な強度が損なわれる虞がある。
【0035】・また、図7に示すように、刃部11から
突出形成された孔開け部52を有する鋏1に具体化して
もよい。このようにした場合には、前記実施形態の鋏1
と比較して、被切断物を切断する際等に、物に引っ掛か
る場合もあり得るが、このようにした場合にも、ガス封
入缶61に孔64を開けることができるという効果が得
られる。
【0036】・さらに、前記実施形態では、孔開け部5
2を開閉中心軸4よりも基端側(指掛部材41側)に設
けたが、孔開け部52を開閉中心軸4よりも先端側の刃
部11、31にそれぞれ設けてもよい。このようにした
場合には、指掛部材21、41から孔開け部52までの
距離が長くなることにより、小さい力で簡単にガス封入
缶61に孔64を開けることができるという効果が得ら
れる。
【0037】・さらに又、前記実施形態では、孔開け部
52を1つのみ有する鋏1に具体化したが、鋏片2や鋏
片3の複数箇所に孔開け部52が形成された鋏1に具体
化してもよい。このようにした場合には、複数の孔開け
部52のうち1つの孔開け部52が使用できなくなって
も、他の孔開け部52を使用することができ、鋏1を長
持ちさせることができるという効果が得られる。
【0038】・また、前記実施形態では、鋏片2、3に
対して指掛部材21、41を着脱可能としたが、鋏片
2、3を用いたインサート成形により両者を一体化して
もよい。このようにした場合には、鋏1の製造時におい
て、鋏片2、3に対して指掛部材21、41を嵌合させ
る作業を省略することができ、製造コストを低減できる
という効果が得られる。
【0039】・さらに、前記実施形態では、鋏片2の切
刃14に波形状部15を形成したが、この波形状部15
を省略してもよい。このようにした場合には、切刃14
に波形状部15を形成する手間がかからないため、製造
コストを低減できるという効果が得られる。
【0040】次に、前記実施形態及び別例から把握でき
る請求項に記載した発明以外の技術的思想について、そ
れらの効果と共に以下に記載する。 (イ)前記柄部は前記鋏片に対して着脱可能である請求
項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の鋏。従って、
この(イ)に記載の発明によれば、柄部と鋏片とを分別
して廃棄することにより、それぞれ資源ゴミとして活用
できるという効果が得られる。
【0041】(ロ)前記一対の鋏片のうちいずれか一方
の鋏片の刃部に波形状部を形成したことを特徴とする請
求項1〜請求項4、(イ)のうち何れか一項に記載の
鋏。従って、この(ロ)に記載の発明によれば、波形状
部における山と谷のうち山の部分と、他方の鋏片の刃部
との間の被切断物を切断するとき、前記山の部分によっ
て被切断物を切断し易い。従って、ペットボトル、紙パ
ック、段ボール等の比較的分厚い物を容易に切断できる
という効果が得られる。
【0042】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、本来の
鋏の切断機能を有することは勿論、孔開け部によってガ
ス封入缶に孔を開けることができる。
【0043】請求項2に記載の発明によれば、前記請求
項1に記載の発明の効果に加えて、係合部にてガス封入
缶を係合しながら孔形成部にて孔を形成することによ
り、安定した状態で簡単にガス封入缶に孔を形成でき
る。
【0044】請求項3に記載の発明によれば、前記請求
項1又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、孔開け
部に対して、その孔開け部が設けられていない鋏片が干
渉することがないため、前記鋏片が障害となることなく
孔開け部にてガス封入缶に確実に孔を開けることができ
る。
【0045】請求項4に記載の発明によれば、前記請求
項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の発明の効果に
加えて、切欠を含む孔開け部としたため、刃部にて被切
断物を切断するとき、孔開け部が刃部から突出して鋏本
来の切断機能に支障をきたす虞を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の鋏を示す正面図。
【図2】 同じく鋏の要部正面図。
【図3】 (a)、(b)は鋏を用いてガス封入缶に孔
を開けるときの状態を示す正断面図。
【図4】 本実施形態の鋏の構成を示す分解正面図。
【図5】 同じく鋏の構成を示す一部破断正面図。
【図6】 別実施形態の鋏の正面図。
【図7】 別実施形態の鋏の正面図。
【符号の説明】
1…鋏、2…鋏片、3…鋏片、4…開閉中心軸、11…
刃部、12…連結部、21…柄部としての指掛部材、3
1…刃部、32…連結部、41…柄部としての指掛部
材、51…非重合部、52…孔開け部、53…切欠、5
4…孔形成部、55…係合部、61…ガス封入缶、62
…リブ、64…孔、α…軸線、β…軸線。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の鋏片を開閉中心軸により開閉可能
    に支持し、前記開閉中心軸よりも先端側を刃部とし、基
    端側を柄部とした鋏において、 前記一対の鋏片のうち少なくともいずれか一方の鋏片
    に、ガス封入缶に孔を開けるための孔開け部を設けた
    鋏。
  2. 【請求項2】 前記孔開け部は、ガス封入缶の底部の周
    縁のリブに係止する係合部と、ガス封入缶が前記係合部
    にて係合された状態で、ガス封入缶の側面を押圧してガ
    ス封入缶に孔を形成する孔形成部とを備えた請求項1に
    記載の鋏。
  3. 【請求項3】 前記一対の鋏片は、前記開閉中心軸より
    も先端側の刃部では互いに重なり合うように配置されて
    いるとともに、前記開閉中心軸よりも基端側には互いに
    重なり合わない非重合部が形成され、前記孔開け部は前
    記非重合部に設けられた請求項1又は請求項2に記載の
    鋏。
  4. 【請求項4】 前記柄部は前記刃部の軸線上からオフセ
    ットされた位置に設けられ、前記孔開け部は、前記柄部
    と前記刃部との間の連結部に形成された切欠を含む請求
    項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の鋏。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5511111U (ja) * 1978-07-06 1980-01-24
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