JP2000166811A - ポータブルトイレ - Google Patents

ポータブルトイレ

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JP2000166811A
JP2000166811A JP10352923A JP35292398A JP2000166811A JP 2000166811 A JP2000166811 A JP 2000166811A JP 10352923 A JP10352923 A JP 10352923A JP 35292398 A JP35292398 A JP 35292398A JP 2000166811 A JP2000166811 A JP 2000166811A
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JP
Japan
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container
excrement
opening
stool
toilet
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JP10352923A
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Shinichiro Nakamura
真一郎 中村
一雄 ▲徳▼島
Kazuo Tokushima
Katsunori Iwase
勝則 岩瀬
Yasushi Okamoto
泰志 岡本
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Denso Corp
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Denso Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

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  • Non-Flushing Toilets (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排泄物を分解する分解物に触れずに、これら
を容易に取り出すことができるポータブルトイレを提供
する。 【解決手段】 攪拌翼8がある程度回動すると、取り出
し容器15側の分解物5の高さがさらに高くなって、こ
の分解物5は開口部14を通じてに取り出し容器15に
落とし込まれ、収納される。このため、従来、スコップ
などで取り出す必要であった分解物5が、本例では自動
的に取り出し容器15に移送され、取り出し容器15を
便容器15から取り外すことで、分解物5に触れる心配
も無く、容易に分解物5が取り出し、廃棄可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポータブルトイレ
であって、特にその容器内に排泄された排泄物を生物学
的に分解処理するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポータブトイレとして、特開平8
−266445号公報に記載されているものが周知であ
る。この従来装置では、便器容器内に好気性発酵菌、植
物構成体、およびこれら排泄物と植物構成体とを攪拌す
る攪拌機を配置し、排泄物を発酵分解処理するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ポータ
ブルトイレでは、発酵分解処理を行なうのであるが、発
酵処理の後に発酵処理残さが生じる。便器内に存在する
物の容量は、発酵処理残さにより、初期時の植物構成体
の容量以上となる。このため、上記ポータブルトイレで
は、例えば、定期的にスコップなどを使用してかき出し
て、発酵処理残さを取り出す必要がある。
【0004】しかし、このような取り出し作業は、その
取り出し物の元が排泄物であることからして、非常に嫌
な作業である。
【0005】そこで、本発明は、上記問題に鑑みて、発
酵処理残さに触れずに、これらを容易に取り出すことが
できるポータブルトイレを提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1ないし4記載の発明では、便容器(1)に脱
着可能に設けられるととも、便容器(1)に開口した開
口部(14)を通じて便容器(1)内と連通する容器状
の取り出し容器(15)と、便容器(1)内に設けら
れ、排泄物および分解物(5)を開口部(14)から自
動的に前記取り出し容器(15)に移送する移送部材
(6)を設けたことを特徴としている。
【0007】これにより、排泄物および分解物は、自動
的に取り出し容器に移送され、取り出し容器を便容器か
ら取り外すことで、分解物に触れる心配も無く、容易に
分解物が取り出し、廃棄可能となる。なお、ここで、お
よび以下でいう排泄物および分解物とは、上記発酵処理
残さである。また、ここでいう分解物とは、例えば微生
物で排泄物を分解処理する場合は、微生物が分解物を意
味する。
【0008】また、請求項2記載の発明では、移送部材
(6)は、排泄物と分解物(5)とを攪拌する攪拌部材
(6)であることを特徴としている。
【0009】これにより、分解物の移送を攪拌部材で行
なうようにしたため、特別な移送手段を設けずにすむ。
この結果、安価に分解物を取り出し容器内に移送でき
る。
【0010】また、請求項3記載の発明では、開口部
(14)を開閉する開閉部材(33)を備えることを特
徴としている。
【0011】これにより、取り出し容器を便容器から取
り外すと、開口部を通じて室内に異臭が漏れ出すが、こ
れは開閉部材を閉じることで、低減できるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面に基づき説明する。図1に本実施形態における
ポータブルトイレの側面外略図を示す。図2に本実施形
態におけるポータブルトイレの電気的構成を示す。
【0013】1は使用者が排泄を行なうための便容器で
あり、その上部1aは使用者の臀部および太股部が載る
便座1aとなっている。便容器1は,例えば軽量なプラ
スチックなどで容器状となっており、その上端開口部が
環状の上記便座1aとなる。
【0014】便容器1の上部には、便座1aの開口部を
蓋する便蓋部20が設けられている。便蓋部20の開閉
状態は、図2に示すマイクロコンピュータを主体とする
制御部10にて監視されている。具体的には便蓋部20
には、周知のマイクロスイッチ13(開閉状態検出手
段)が設けられており、 マイクロスイッチ13は、便蓋
部20が開けられたときには開信号を制御部10に出力
し、便蓋部20が閉じているときには、便座部1a押圧
されて、閉信号を出力するようになっている。
【0015】便容器1は、図1に示すように下方部がキ
ャスター部2となっている。キャスター部2は、便容器
1の下端部を収容する収容部3の下端部に設置された4
つのタイヤ4から構成されている。このキャスター部2
によって、便容器1は容易に移動可能となる。なお、収
容部3は、断熱材にて構成すると良い。
【0016】便容器1の底部には、使用者の排泄物を分
解処理(発酵分解)する分解物5が収容されている。便
容器1は、分解部5を収容する分解物容器をも構成して
いる。
【0017】分解物5は、本発明においてはどのような
ものを使用しても良い。本例では、分解物として、排泄
物中で増殖する好気的発酵菌(微生物)を使用してい
る。また、便容器1内には、植物構成体として例えば、
おがくずが入れられている。このおがくずは、水分調整
材としての機能を有する。以下、おがくずと微生物を含
めて、分解物5と呼ぶ。
【0018】便容器1内には、分解物5と排泄物とを攪
拌する攪拌機6が配置されている。攪拌機6は、分解物
5と排泄物とを攪拌することで、好気的分解を維持し、
分解に関与する微生物の活性の低下を防ぐためのもので
ある。また、攪拌機6は、攪拌移送する際に、分解物容
器内に酸素が供給されるため、生物分解が促進させるた
めのものである。
【0019】攪拌機6は、図1に示すように耐食性およ
び伝熱性に優れたステンレスなどにて形成された回転軸
7と、この回転軸7の外周部に設けられた複数の攪拌翼
8(ステンレス)とからなる。回転軸7の一端部は、便
容器1に回転可能に支持されており、他端部は便容器1
外部に突出している。便容器1外部に突出した回転軸7
の端部には、便容器1の外側で回転駆動手段としての電
動モータ9が設けられている。電動モータ9は、制御部
10によって駆動制御される。
【0020】分解物5および排泄物は、加熱手段である
電気ヒータ11で分解処理反応に適した温度(例えば5
0℃程度)に加熱される。電気ヒータ11は、本例で
は、周知の面状ヒータ(シーズヒータ)を用いており、
図1に示すように便容器1の外側で、丁度収容部3と便
容器1との間に配置されている。
【0021】電気ヒータ11は、制御部10により出力
が制御される。制御部10には、便容器1内の分解物5
および排泄物の温度を検出する温度センサ12が入力さ
れており、この温度センサ10の検出値が上記50℃と
なるように電気ヒ−タ11が通電制御される。
【0022】便容器1のうち上方部分には、外壁を貫通
して開口部14が形成されている。開口部14は、図1
に示すように攪拌翼8の上端部より高い位置に開口して
いる。開口部14は、便容器1の外側に設けられた開閉
ドア33(開閉部材)にて開閉されるようになってい
る。
【0023】便容器1の外側で、上記開口部14に対応
する位置には、図1に示すように取り出し容器15が取
付けられている。この取付け容器15内は、上記開口部
14を通じて便容器1内と連通している。取り出し容器
15は、便容器1に脱着可能に取付けられており、取り
外したときに移送を容易にする取っ手部16を有する。
また、取り出し容器15の上端部は、支軸17により開
閉可能な蓋部18となっている。
【0024】便容器1の上方部で後ろ側には、便容器1
内で発生する臭気(分解物5と排泄物自体の原臭、分解
発酵処理により生じる発酵臭)を取り除く脱臭装置19
が設けられている。
【0025】脱臭装置19は、熱触媒式のものを使用し
ており、便容器1内の臭気(上記ヒータ11により50
℃程度)の排気を行なうファン21、このファン21に
て吸い込まれた排気空気の水分を除去する水分除去部2
2、熱触媒部23、および中和消臭部26からなる。
【0026】ファン21は、電動ファンであって制御部
10に電源が投入されているときには常時駆動されるよ
うになっている。
【0027】水分除去部22は、室内空気取入用ファン
24と、アルミニウムなどの熱交換性の高い材質で形成
されたチューブよりなる熱交換器25、除去した水分を
溜める凝縮水容器50とからなる。
【0028】室内空気取入用ファン24は、図1に示す
ように上方から下方に室内空気が流れて、熱交換器25
内を流れるようになっている。一方、上述したファン2
1は、便容器1内の異臭空気を水平方向に熱交換熱25
の外表面近傍を流すようになっている。このように熱交
換器25は、冷却空気(異臭空気)と被冷却媒体(室内
空気)とが直交して流れる直交式熱交換器となってい
る。
【0029】熱交換器25にて異臭空気が冷却される
と、熱交換器25の外表面に異臭空気中の水分が凝縮
し、凝縮水容器50内に流れ落ちて溜留される。そし
て、凝縮水容器50は、脱臭装置19から容易に脱着可
能となっているため、内部に溜まった凝縮水は凝縮水容
器50を取り外すことで容易に捨てることができる。こ
の結果、便器1内の空気を室外にまで排出せずにすむた
め、ポータブルトイレの可搬性を良好に保つとともに、
室内に排気される水分を低減できる。
【0030】このように脱臭装置19では、先ず異臭
(排気)空気中の水分が除去され、次にこの異臭空気は
熱触媒部23を通過して異臭が除去される。熱触媒部2
3(熱触媒脱臭部)は、臭気成分を吸着する触媒を担持
した触媒担体と、この触媒担体を加熱して触媒作用を高
めるとともに、触媒を再生する図示しないヒ−タからな
るものである。本例では、上記触媒担体としては、アル
ミナなどの無機化合物担体に白金などの貴金属もしくは
二酸化マンガンなどの金属酸化物を担持したものを用い
ている。
【0031】本例では、脱臭装置19において先ず異臭
空気を冷却して水分を取り除いたのちに、触媒部23に
て異臭を取り除くようにしたことで以下の効果がある。
上記異臭空気の水分を除去しないと、水分の影響により
触媒本来の性能が発揮できなくなる。そこで、本例で
は、排気空気中の水分を除去してから、触媒部23に送
るため、触媒部23の性能を低下させずにすみ、脱臭能
力の低下を防止し、触媒の長寿命化がはかれる。
【0032】中和消臭部26は、容器内に中和消臭剤
(例えば、植物精油)が封入されている。上記中和消臭
剤は気化しやすい特性を有しており、中和消臭部26は
中和消臭剤を気化させて噴霧する装置である。上記触媒
部23にて脱臭された異臭空気は、気化した中和消臭剤
中を通過することで、さらに脱臭が行なわれる。
【0033】このように触媒部23を通過した空気をさ
らに中和消臭したのは、以下の理由がある。上述のよう
に高性能の熱触媒を使用して、悪臭成分の酸化分解を行
なっても、閾値の低い(低濃度)悪臭物質は完全に分解
できない。そこで、本例では、熱触媒による脱臭が行な
われた後に、低濃度の悪臭物質に効果がある中和消臭を
行なうことで、より一層悪臭を除去低減できる。
【0034】便容器1の外側で前方側には、スプレー缶
のような泡発生器27が取り付けられている。泡発生器
27は、内部に泡剤(例えば、界面活性剤)が封入され
ており、図2に示すバルブ28が開となると、ノズル2
7aから泡剤(遮視部材)が分解物5および排泄物に向
かって吹き出される。
【0035】便蓋部20には、リンク機構30を介して
遮視板31が連結されている。リンク機構30の一端
は、便蓋部20の回転軸31に連結されており、多端が
遮視板31に連結されている。便蓋部20が開けられる
と、リンク機構30および遮視板31は図1中実線位置
となり、便蓋部20が閉じられると、リンク機構30お
よび遮視板31は図1中破線位置となる。
【0036】次に上記ポータブルトイレの作動を説明す
る。なお、説明の前提としては、すでに便容器1内に排
泄物が入っており、分解物5による排泄物の発酵分解処
理が行なわれているとする。
【0037】先ず、使用者がポータブルトイレを使用す
る場合、便蓋部20が図1中実線位置に示すように開け
られる。すると、リンク機構30を介して遮視板31が
図1中実線位置に示すように下方に垂れ下がるようにな
ることで、丁度、使用者の視界から便容器1内の奥方
(一部)に位置する分解物5および排泄物を遮るように
配置される。
【0038】また、便蓋部20が開けられると、上記マ
イクロスイッチ13から開信号が制御部10に出力され
る。これを受けて、制御部10はバルブ28を所定時間
(数秒)だけ開とし、泡発生器27から分解部5および
排泄物に向けて泡剤27bが吹き付けられる。泡剤27
bは、本例では分解物5および排泄物のうち、遮視板3
1では隠し切れない残りの部分、すなわち便容器1内の
前方部(図1中左側)に吹出されるようになっている。
これにより、この泡剤27bにて、便容器1のうち前方
部分の分解物5および排泄物の上面に吹き付けられて、
これら分解物5および排泄物を覆い隠す。
【0039】以上のように遮視板31と泡剤bとの協動
により、便蓋部20が開けられたときに、便容器1内の
分解物5および排泄物(発酵処理残さ)りが使用者の視
界から遮られ、使用者に不快感を与えずに済む。また、
上記遮視板31と泡剤27bにより、分解物および排泄
物から立ち上がる異臭を遮ることができ、使用者に悪臭
による不快感を与えずにすむ。
【0040】ここで、本例では遮視板31にて全ての分
解物5および排泄物を、使用者の視界から遮ることは困
難であるが、泡剤27bではこれが可能となる。しか
し。泡剤27bにて全ての分解物5および排泄物を覆う
と、1回当りの泡材使用量が多くなり、補充、交換する
必要が早期に起こる。
【0041】そこで、本例では、遮視板31にて隠せる
部分は隠し、この遮視板31で隠せない部分は泡剤27
bにて隠すことで、1回当りの泡材使用量を少なくで
き、補充交換期間を延長できる。
【0042】次に使用者が用を終えると、便蓋部20が
閉じられる。すると、マイクロスイッチ13が閉信号を
制御部10に出力し、これを受けて、制御部10は攪拌
機6の電動モータ9を所定時間(数分)だけ駆動する。
これにより、排泄物が投入された便容器1内では、分解
物5と排泄物とが攪拌混合され、排泄物の発酵分解が進
行(促進)される。
【0043】また、この電動モータ9は、上記便容器1
が開から閉になったときだけでなく、所定時間(例えば
6〜12時間)に数分程度駆動制御されるようになって
いる。
【0044】本例では、攪拌機6が駆動されると、攪拌
翼8により発酵処理残さが徐々に図1中左側の取り出し
容器15に向かって移動するようになっている。すなわ
ち、本例では、攪拌翼8は雄ネジのようなスクリュウ機
構となっており、これが送る戻すの動作を繰り返すよう
に、一方向だけでなく両方向に回動する。例えば、送る
動作を戻す動作より長く行なうことで、自然に分解物5
(発酵処理残さ)を取り出し容器15に向かって移送
し、分解物5の堆積高さは図1に示すように便容器1内
の奥方の取り出し容器15側が高くなるようになってい
る。
【0045】なお、このように正逆方向の動作を繰り返
したのは、例えば送り動作だけに比べて、図1中左側が
右側に比べて極端に盛り上がることが未然に防止するた
めである。
【0046】そして、攪拌翼8がある程度回動すると、
取り出し容器15側の分解物5の高さがさらに高くなっ
て、この分解物5は開口部14を通じてに取り出し容器
15に落とし込まれ、収納される。このため、従来、ス
コップなどで取り出す必要であった分解物5が、本例で
は自動的に取り出し容器15に移送される。そして、取
り出し容器15を便容器15から取り外すことで、分解
物5に触れる心配も無く、容易に分解物5が取り出し、
廃棄可能となる。例えば、取り出し容器15内の分解物
5を廃棄する場合、蓋部18を開けて、排出口を大きく
することで、容易に作業を行なうことができる。
【0047】なお、攪拌翼8の形状や角度などは、排泄
物が便容器1のうち前方が投入された場合に、十分発酵
分解処理されるに必要な時間経過したのち、取り出し容
器15内に収容されるように考慮する必要がある。
【0048】また、本例では、このような分解物5の移
送を攪拌機6で行なうようにしたため、特別な移送手段
を設けずにすむ。この結果、安価に自動的に分解物5を
取り出し容器15内に移送できる。
【0049】また、取り出し容器15を便容器1から取
り外すと、開口部14を通じて室内に異臭が漏れ出す
が、これは上記開閉ドア33を閉じることで、低減でき
る。
【0050】(変形例)本発明の移送部材は、上記実施
形態の形態に限定されるものでは無く、さらには移送部
材を攪拌機6と共用せずに、別個に設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のポータブルトイレの全体構
成を表す図である。
【図2】上記実施形態におけるポータブルトイレの電気
的構成を表す図である。
【符号の説明】
1…便容器、5…分解物、6…攪拌機(移送部材)、1
4…開口部、15…取り出し容器、33…開閉ドア(開
閉部材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩瀬 勝則 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 岡本 泰志 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 2D036 BA25 BA33 2D038 BB18 4D059 AA01 BA03 BA56 BJ02 BJ03 CA15 CA16 CB01 CB09 DB31 DB33 EA06 EB06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排泄物を分解処理する分解物(5)を収
    容する便容器(1)を備えるポータブルトイレであっ
    て、 前記便容器(1)に脱着可能に設けられるととも、前記
    便容器(1)に開口した開口部(14)を通じて前記便
    容器(1)内と連通する容器状の取り出し容器(15)
    と、 前記便容器(1)内に設けられ、前記排泄物および分解
    物(5)を前記開口部(14)から自動的に前記取り出
    し容器(15)に移送する移送部材(6)を設けたこと
    を特徴とするポータブルトイレ。
  2. 【請求項2】 前記移送部材(6)は、前記排泄物と前
    記分解物(5)とを攪拌する攪拌部材(6)であること
    を特徴とする請求項1記載のポータブルトイレ。
  3. 【請求項3】 前記開口部(14)を開閉する開閉部材
    (33)を備えることを特徴とする請求項1または2記
    載のポータブルトイレ。
  4. 【請求項4】 前記移送部材(6)は、スクリュウ機構
    であることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つ
    に記載のポータブルトイレ。
JP10352923A 1998-12-11 1998-12-11 ポータブルトイレ Withdrawn JP2000166811A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104912165A (zh) * 2015-06-05 2015-09-16 任宏兴 新型环保马桶及其工作方法

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CN104912165A (zh) * 2015-06-05 2015-09-16 任宏兴 新型环保马桶及其工作方法
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