JP2000166133A - 集中巻方式のブラシレスdcモータ - Google Patents
集中巻方式のブラシレスdcモータInfo
- Publication number
- JP2000166133A JP2000166133A JP34018198A JP34018198A JP2000166133A JP 2000166133 A JP2000166133 A JP 2000166133A JP 34018198 A JP34018198 A JP 34018198A JP 34018198 A JP34018198 A JP 34018198A JP 2000166133 A JP2000166133 A JP 2000166133A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- tooth
- rotor
- stator core
- magnetic flux
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
磁束を減少させ、効率の良いロータの磁石の着磁を行う
集中巻方式のブラシレスDCモータを提供する。 【構成】 図1はステータコア11の一部を拡大し、1
個の歯部12に注目したものであり、歯部12は所定の
歯幅を有し、歯部部分を除く開口部までの内径側歯部に
歯部先端部13が形成されている。そして、歯部12の
両脇に延長して形成される歯部先端部13に、その一部
に穴a、穴bを磁気短絡防止穴として穿孔し、ステータ
コア11の対向する歯部先端部13間の磁気抵抗を大き
する。このことにより、ブラシレスDCモータの着磁時
には、ステータの対向する歯部先端部13どうし間の短
絡磁束が減少され、ロータの磁石22に作用する磁束が
多くなる。その結果、モータのロータの磁石を着磁する
際に、ステータコアの対向する歯部先端部間での短絡磁
束を減少させ、ロータの磁石に作用する磁束を増加させ
て、効率よいロータの磁石の着磁を行なうことができ
る。
Description
構造に特徴を有し、密閉型圧縮機の駆動用モータに用い
るに適した集中巻方式のブラシレスDCモータに関す
る。
って、形状的には小型化が、省電力のためにはエネルギ
ー効率のアップが求められており、特に空調機器の密閉
型圧縮機に用いられる駆動用モータは小型化と高効率化
が望まれている。
には分布巻方式のブラシレスDCモータが用いられてい
るが、本出願人は製造工程の簡素化と小型化及び効率ア
ップのために集中巻方式のブラシレスDCモータを提案
した。
に示すようにステータ1とロータ2により構成されてい
て、ステータは図5(A)のような形状であり、ステー
タ板(珪素鋼板)を積層してステータコア11を形成し
ている。ステータコア11は歯部12が設けられ、歯部
12は所定の歯幅を有しその両脇にはロータの面に沿っ
て歯部先端部13が設けられている。この歯部12にス
ロット部の空間を利用して駆動コイル(図示せず)を直
接巻回し、所謂、集中直巻方式によってステータ1の磁
極を形成し、この例では4極6スロットのステータを示
している。
DCモータのステータに比して小型に形成することがで
きる。そしてステータコア1の形状は図6の平面図のよ
うになり、歯部12の両脇に歯部先端部13をロータの
面に沿ってロータとの距離が一様に等間隔になるように
形成される。
であり、珪素鋼板を積層してロータコア21を形成して
いる。ロータコア21には永久磁石22が埋め込まれて
いる。ロータ2の永久磁石22としては通常のフェライ
ト系の磁石でもよいが、モータの小型化のためにはBH
積の大きい磁石、即ち、ネオジューム、鉄、ボロンから
なるネオジ磁石、またサマリウムコバルト系磁石など
の、所謂、希土類磁石等を用いることができる。
ロータ2を挿入した後、ステータ1の駆動コイルに電流
を流してロータ2の磁石22の着磁を行って、集中巻方
式のブラシレスDCモータを完成する。かかるブラシレ
スDCモータの着磁時には、図7の磁束分布のように、
ステータの対向する歯部先端部13どうし間に短絡磁束
が多く発生し、ロータの磁石22に作用する磁束が少な
くなる欠点が有った。
束を減らすには、単純に、対向する歯部先端部13間の
距離を長く、即ち、歯部先端部13の長さを短くするこ
とが考えられるが、ステータコア11の歯部12にはス
ロット部の空間に駆動コイルを集中巻きするので、コイ
ルの抜け落ちを防止するために、歯部先端部13には所
定の長さが必要とされ、極端に短くして磁気短絡の防止
策とすることはできなかった。
ータのロータの磁石を着磁する際に、ステータコアの対
向する歯部先端部間での短絡磁束を減少させ、効率の良
いロータの磁石の着磁を行うことができる集中巻方式の
ブラシレスDCモータを提供することを目的とする。
めの手段としては、ステータコアの対向する歯部先端部
間の磁気抵抗を大きくすることにより達成するために、
本発明は次の構成とする。
ラシレスDCモータは、集中巻方式のモータのステータ
コアの歯部の先端形状において、歯部部分を除く歯部先
端部のスロット開口部付近に穴を設けた構成とする。
ラシレスDCモータは、集中巻方式のモータのステータ
コアの歯部の先端形状において、歯部部分を除く歯部先
端部のスロット開口部付近に溝を設けた構成とする。
ラシレスDCモータは、集中巻方式のモータのステータ
コアの歯部の先端形状において、対向する歯部先端部間
の開口幅が実質的に大きくなるように切欠溝を設けた構
成とする。
先端部間の磁気抵抗を大きくして、モータのロータの磁
石を着磁する際に、ステータコアの対向する歯部先端部
間での短絡磁束を減少させて効率の良いロータの磁石の
着磁を行なうことができる。
部先端部間の磁気抵抗を大きくして、歯部先端部間での
短絡磁束を減少させた本発明の集中巻方式のブラシレス
DCモータの実施形態を図面を参照して説明する。
1個の歯部12に注目したものであり、歯部12は所定
の歯幅を有し、歯部部分を除く開口部までの内径側歯部
に歯部先端部13が形成されている。そして、歯部12
の両脇に延長して形成される歯部先端部13に、その一
部に穴a、穴bを磁気短絡防止穴として穿孔し、ステー
タコア11の対向する歯部先端部13間の磁気抵抗を大
きする。
着磁時には、図4の磁束分布のように、ステータの対向
する歯部先端部13どうし間の短絡磁束が減少され、ロ
ータの磁石22に作用する磁束が多くなる。その結果、
モータのロータの磁石を着磁する際に、ステータコアの
対向する歯部先端部間での短絡磁束を減少させ、ロータ
の磁石に作用する磁束を増加させて、効率の良いロータ
の磁石の着磁を行なうことができる。
12の両脇に延長して形成される歯部先端部13に、そ
の一部に溝c、溝dを磁気短絡防止溝としてスリット形
成し、ステータコア11の対向する歯部先端部13間の
磁気抵抗を大きする。
着磁時には、ステータの対向する歯部先端部13どうし
間の短絡磁束が減少され、ロータの磁石22に作用する
磁束が多くなる。その結果、モータのロータの磁石を着
磁する際に、ステータコアの対向する歯部先端部間での
短絡磁束を減少させ、ロータの磁石に作用する磁束を増
加させて、効率の良いロータの磁石の着磁を行なうこと
ができる。
12の両脇に延長して形成される歯部先端部13の対向
する面のその一部に切欠溝e、切欠溝fを磁気短絡防止
溝として形成し、ステータコア11の対向する歯部先端
部13間の開口幅が実質的に大きくなるようにして磁気
抵抗を大きする。
着磁時には、ステータの対向する歯部先端部13どうし
間の短絡磁束が減少され、ロータの磁石22に作用する
磁束が多くなる。その結果、モータのロータの磁石を着
磁する際に、ステータコアの対向する歯部先端部間での
短絡磁束を減少させ、ロータの磁石に作用する磁束を増
加させて、効率の良いロータの磁石の着磁を行なうこと
ができる。
モータのステータを小型に形成することができると共
に、集中巻方式のモータのステータコアの歯部の先端形
状において、ステータコアの対向する歯部先端部間の磁
気抵抗を大きくして、歯部先端部間での短絡磁束を減少
させた、ロータの磁石に作用する磁束を増加させて、効
率よいロータの磁石の着磁を行なうことができる。
とロータ。
Claims (3)
- 【請求項1】 集中巻方式のモータのステータコアの歯
部の先端形状において、歯部部分を除く歯部先端部のス
ロット開口部付近に穴を設けたことを特徴とする集中巻
方式のブラシレスDCモータ。 - 【請求項2】 集中巻方式のモータのステータコアの歯
部の先端形状において、歯部部分を除く歯部先端部のス
ロット開口部付近に溝を設けたことを特徴とする集中巻
方式のブラシレスDCモータ。 - 【請求項3】 集中巻方式のモータのステータコアの歯
部の先端形状において、対向する歯部先端部間の開口幅
が実質的に大きくなるように切欠溝を設けたことを特徴
とする集中巻方式のブラシレスDCモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34018198A JP3338390B2 (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 集中巻方式のブラシレスdcモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34018198A JP3338390B2 (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 集中巻方式のブラシレスdcモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000166133A true JP2000166133A (ja) | 2000-06-16 |
JP3338390B2 JP3338390B2 (ja) | 2002-10-28 |
Family
ID=18334505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34018198A Expired - Fee Related JP3338390B2 (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 集中巻方式のブラシレスdcモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3338390B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106953487A (zh) * | 2017-04-27 | 2017-07-14 | 哈尔滨工业大学 | 一种高转矩密度、高效率的永磁电机 |
WO2022070864A1 (ja) * | 2020-09-30 | 2022-04-07 | ダイキン工業株式会社 | モータ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104377844A (zh) * | 2013-08-13 | 2015-02-25 | 博世电动工具(中国)有限公司 | 电机的定子及其制造方法 |
-
1998
- 1998-11-30 JP JP34018198A patent/JP3338390B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106953487A (zh) * | 2017-04-27 | 2017-07-14 | 哈尔滨工业大学 | 一种高转矩密度、高效率的永磁电机 |
WO2022070864A1 (ja) * | 2020-09-30 | 2022-04-07 | ダイキン工業株式会社 | モータ |
JP2022057117A (ja) * | 2020-09-30 | 2022-04-11 | ダイキン工業株式会社 | モータ |
JP7082301B2 (ja) | 2020-09-30 | 2022-06-08 | ダイキン工業株式会社 | モータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3338390B2 (ja) | 2002-10-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100234587B1 (ko) | Dc 브러시리스 모터 및 제어 장치 | |
JP5398103B2 (ja) | 永久磁石式回転電機 | |
CN102593983B (zh) | 旋转电机 | |
KR20070005659A (ko) | 단상 전동기 및 밀폐형 압축기 | |
CA2080149A1 (en) | Permanent magnet brushless dc motor having reduced cogging | |
WO2008023413A1 (fr) | Moteur électrique de type à aimant permanent | |
JP2008289300A (ja) | 永久磁石式回転電機 | |
JP6139007B2 (ja) | 回転電気機械 | |
JP2003088071A (ja) | リラクタンス型回転電機 | |
JP2000245085A (ja) | モータ | |
JP3819211B2 (ja) | 永久磁石式リラクタンス型回転電機 | |
JP2002354766A (ja) | 永久磁石電動機 | |
US20030168924A1 (en) | Permanent magnet synchronous motor | |
EP1517428A2 (en) | magnetizer of a permanent magnetic rotor | |
JP3301979B2 (ja) | 集中巻方式のブラシレスdcモータ | |
JP3301981B2 (ja) | 集中巻方式のブラシレスdcモータ | |
JP2000184640A (ja) | 永久磁石回転子 | |
JP2003274591A (ja) | 集中巻式dcモータ及びそれを搭載したコンプレッサ | |
JP3338390B2 (ja) | 集中巻方式のブラシレスdcモータ | |
JPH104643A (ja) | 磁石回転子 | |
JP2002136009A (ja) | 永久磁石型回転子 | |
JP3857017B2 (ja) | 永久磁石式リラクタンス型回転電機 | |
JP2001178047A5 (ja) | ||
JPH05236686A (ja) | ブラシレスdcモータ | |
JP2000175385A (ja) | 集中巻方式のブラシレスdcモータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070809 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080809 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090809 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100809 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100809 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110809 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110809 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120809 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130809 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |