JP2000166100A - 自家発電装置の制御装置 - Google Patents

自家発電装置の制御装置

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JP2000166100A JP10341458A JP34145898A JP2000166100A JP 2000166100 A JP2000166100 A JP 2000166100A JP 10341458 A JP10341458 A JP 10341458A JP 34145898 A JP34145898 A JP 34145898A JP 2000166100 A JP2000166100 A JP 2000166100A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発電電力の制御を高速化し、商用電力系統から
の受電電力を低減できる自家発電装置の制御装置を提供
すること。 【解決手段】発電機と、発電機を駆動する原動機と、原
動機の回転数を制御するガバナと、原動機の回転数基準
値を設定する設定器とからなるセットを複数台備え、発
電機を商用電力系統と連系して構内負荷に電力を供給
し、受電電力が一定になるように発電電力を調整する受
電電力一定制御を行う自家発電装置の制御装置におい
て、運転中の発電機の容量に基づいて受電電力削減量を
演算し、受電電力基準値から前記受電電力削減量を減算
して受電電力目標値を出力し、この信号により発電電力
指令値を調節しているので、構内負荷の急激な変動によ
り受電電力が減少した場合でも、ガバナへの回転数指令
を高速に変化させることにより高速に電力を制御し、速
やかに受電電力を設定値まで回復させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構内負荷に給電し
ながら商用電力系統と連系して運転される複数台の自家
発電装置の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】構内負荷に給電しながら商用電力系統と
連系して運転される複数台の自家発電装置の構成例を図
8に示す。以下、発電機2台の場合について説明する。
図8において、1は商用電源、2a,2bは発電機、3
a,3bはエンジン、4a,4bはエンジンの回転数を
制御するガバナ、6は構内負荷、7a,7bは発電電力
検出器、8は受電電力検出器、9a,9b,10は電流
検出器、11a,11b,12は電圧検出用トランス、
13は受電遮断器、14a,14bは発電機遮断器、1
5は負荷遮断器、16は発電電力演算回路、18a,1
8bは回転数設定器、39a,39bはガバナ制御回路
である。
【0003】上記のような商用電力系統と連系して運転
される自家発電装置においては、発電機2a,2bは原
動機3a,3bにより駆動され電力を発生し、その発電
電力は発電機遮断器14,負荷遮断器15を介して構内
負荷6で消費される。この消費電力が発電機2a,2b
の発生電力で不足する分は商用電源1から受電遮断器1
3を介して供給される。
【0004】通常、自家発電装置は特殊な保護継電器を
設置する場合を除いて、商用電源1に電力を逆潮流させ
ることはできない。必ず商用電源1からの受電電力が零
以上の値でなければならない。そのため構内負荷6の消
費電力が少ない場合は発電機2a,2bの電力を絞り、
逆潮流が発生しないようにしている。
【0005】上記発電電力演算回路16は、図9に示す
ように受電電力設定器30と、加算器31と、減算器3
2と、上下限リミッタ33と、比例増幅器34a,34
b及び電力制御回路39a,39bとから構成されてい
る。
【0006】図9において、受電電力設定器30は受電
電力の目標値を設定する。加算器31では受電電力検出
器8の検出値と発電電力検出器7aの検出値と発電電力
検出器7bの検出値を加算し、負荷電力の値を出力す
る。減算器32では前記負荷電力から受電電力目標値を
減算し、発電機の発電電力の目標値を出力する。上下限
リミッタ33では前記発電電力の目標値が、発電機が出
力可能な電力の範囲に収まるようにリミットする。比例
増幅器34a,34bは前記発電電力目標値を、発電機
2台の定格容量比に応じて発電機2aと発電機2bに割
り当て、電力制御回路39a,39bに出力する。発電
機2aの定格容量をPT1,発電機2bの定格容量をP
T2とする。
【0007】上記電力制御回路39aは、図10に示す
ように、電力制御回路39aは、減算器40と、パルス
制御器41と、回転数増スイッチ44及び回転数減スイ
ッチ45とから構成されている。なお、他方の電力制御
回路39bの構成は電力制御回路39aと同一であるの
で、その説明は省略する。
【0008】図10において、減算器40は発電電力目
標値から発電電力検出値を減算し、発電電力制御偏差Δ
Pを出力する。パルス制御器41は発電電力制御偏差Δ
Pを入力し、ΔP>0なら回転数増スイッチ44に操作
パルスを与えて発電電力を増加させる。ΔP<0なら回
転数減スイッチ45に操作パルスを与えて発電電力を減
少させる。
【0009】通常、発電機2aの電力を制御しているの
はガバナ4aである。ガバナ4aは原動機3aの回転数
を制御するが、原動機3aの出力、すなわち発電電力に
応じて原動機3aの回転数を垂下させるドループ特性を
有する。そのためガバナ4aへの回転数基準値が発電電
力の指令値となる。ガバナ4aの回転数基準値は、回転
数設定器18aで決められる。回転数基準値を変化させ
るには、回転数設定器18aへ回転数増スイッチ44ま
たは回転数減スイッチ45によりスイッチON期間に応
じた幅の操作パルスを与えて行う。回転数基準値は操作
パルスの時間的長さに応じた量だけ変化する。
【0010】また、発電電力は回転数基準値の変化に比
例して変化する。通常は操作パルスを間欠的に与える。
その様子を図11の実線で示す。発電電力を早く変化さ
せようとする場合は、図11中の破線のように連続した
パルスとする。このように発電電力を操作し、負荷電力
が減少した場合は発電電力も減少させて受電電力を零以
上に保っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の自家
発電装置において、構内負荷の一部が運転を停止し、急
激に負荷電力が減少した場合、逆潮流が発生しやすいと
いう問題があった。それは、負荷電力が急激に減少した
場合でも、発電機の発電電力は急に変化できないので、
負荷電力が発電電力より小さくなれば、その瞬間に逆潮
流が生じる。負荷電力の変化が緩やかな場合は図11の
実線で示すような操作で発電電力を絞ることで対応でき
るが、急な変化には対応できない。図11の破線のよう
に連続パルスで発電電力を絞っても、発電電力が負荷電
力に追従するまでの時間だけは逆潮流が継続する。
【0012】一方、需要家の受電点では、逆潮流が所定
時間以上継続すると、受電遮断器13をトリップして受
電を停止させる逆電力継電器が設置されている。この受
電遮断器のトリップは構内全停事故にまで波及する可能
性があり許されない。
【0013】図5(a)は後記する図6の自家発電装置
において、負荷が急減したときの受電電力の動きを表す
波形図である。例えば逆電力リレーの動作時限が2秒の
場合を考えると、図5(a)のように負荷急変後2秒間
では発電電力はほとんど変化しないので逆潮流が継続す
る。
【0014】従来はその防止法として予測される負荷変
化量を算出し、負荷が急変しても受電電力が0以下にな
らないように、あらかじめ急変する負荷電力の分だけ受
電電力を確保して運転が行われていた。
【0015】一般に、自家発電装置を設置する目的は、
商用電源からの電力を安価な発電電力で代替して電力コ
ストを削減することであり、運転中の受電電力はできる
だけ零に近い方が電力コストが安くなる。しかし、上記
のように常に所定の受電電力を確保して運転すること
は、自家発電装置の経済性を悪化させるという問題があ
った。
【0016】本発明(請求項1乃至請求項4対応)は上
記事情に鑑みてなされたもので、発電電力の制御を高速
化し、商用電力系統からの受電電力を低減できる自家発
電装置の制御装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、発電機と、前記発電機を駆動
する原動機と、前記原動機の回転数を制御するガバナ
と、前記原動機の回転数基準値を設定する設定器とから
なるセットを複数台備え、前記発電機を商用電力系統と
連系して構内負荷に電力を供給し、受電電力が一定にな
るように発電電力を調整する受電電力一定制御を行う自
家発電装置の制御装置において、運転中の発電機の容量
に基づいて受電電力削減量を演算し、受電電力基準値か
ら前記受電電力削減量を減算して受電電力目標値を出力
し、この信号により発電電力指令値を調節することを特
徴とする。
【0018】本発明の請求項2は、請求項1記載の自家
発電装置の制御装置において、発電電力の制御は発電電
力の指令値と実際の発電電力の差からガバナへの速度指
令を調節して行い、受電電力が所定の値を下回ったとき
に発電電力の目標値から補正設定値を減算して発電電力
を速く減らすことを特徴とする。
【0019】本発明の請求項3は、請求項1記載の自家
発電装置の制御装置において、発電電力の制御は発電電
力の指令値と実際の発電電力の差からガバナへの速度指
令を調節して行い、受電電力が所定の値を下回ったとき
にガバナへの速度指令値から補正設定値を減算して発電
電力を速く減らすことを特徴とする。
【0020】本発明の請求項4は、請求項1乃至請求項
3記載の自家発電装置の制御装置において、前記制御装
置構成要素の少なくとも一部を、マイクロコンピュータ
のソフトウェアにより実現することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本発明の第1実施例(請求項
1乃至請求項3対応)の自家発電装置の回路構成図であ
り、既に説明した図8の従来例と異なる構成は、発電電
力演算回路16、回転数設定器18a,18b及び電力
制御回路39a,39bの代わりに電力目標値演算回路
17及びガバナ制御回路5a,5bを用いた点である。
その他の構成は同一であるので、同一構成部分には同一
符号を付して、その説明は省略する。
【0022】図に示すように、本実施例の自家発電装置
の制御装置では、電力目標値演算回路17は発電電力の
目標値を演算し、その目標値をガバナ制御回路5a,5
bに入力する。ガバナ制御回路5a,5bは発電電力の
目標値に基づいてそれぞれのガバナ4a,4bに回転数
指令を出力し、原動機3a,3bを回転する。この原動
機3a,3bにより発電機2a,2bは駆動され電力を
発生し、その発電電力は発電機遮断器14,負荷遮断器
15を介して構内負荷6で消費される。この消費電力が
発電機2a,2bの発生電力で不足する分は商用電源1
から受電遮断器13を介して供給される。なお、本実施
例は発電機が2台の場合であるが、発電機が3台以上の
場合でも本実施例と同様に適用できる。
【0023】図2は図1の電力目標値演算回路の構成図
である。図に示すように、本実施例の電力目標値演算回
路17は、受電電力目標値演算回路20と、加算器31
と、減算器32と、上下限リミッタ33と、比例増幅器
34a,34b及び電力制御回路5a,5bとから構成
されている。また、受電電力目標値演算回路20は、受
電電力基準設定器30と、減算器35と、乗算器36
と、受電電力削減率設定器37と、スイッチ51,52
及び加算器53とから構成されている。
【0024】上記加算器31は受電電力検出器8の検出
値と発電電力検出器7aの検出値と発電電力検出器7b
の検出値を加算し、負荷電力の値を出力する。受電電力
基準設定器30は受電電力の基準値を出力する。スイッ
チ51は発電機2aが運転中のときオンし、スイッチ5
2は発電機2bが運転中のときオンする。加算器53は
スイッチ51,52の状態に応じて、運転中の発電機の
定格容量の合計を出力する。乗算器36は運転中の発電
機定格容量合計値と受電電力削減率設定器37の出力と
を乗算し、受電電力削減量を演算する。受電電力削減率
については後で述べる。減算器35は受電電力基準値か
ら受電電力削減量を減算し、受電電力目標値を得る。
【0025】また、減算器32は加算器31から出力さ
れた負荷電力から減算器35から出力された受電電力目
標値を減算し、発電機の発電電力の目標値を出力する。
上下限リミッタ33は前記発電電力の目標値が、発電機
が出力可能な電力の範囲に収まるようにリミットする。
比例増幅器34a,34bは前記発電電力目標値を、発
電機2台の定格容量比に応じて発電機2aと発電機2b
に割り当てる。電力制御回路5a,5bは、それぞれ発
電機2a,2bの電力を制御する。
【0026】上記電力制御回路5aは図3に示すよう
に、減算器40とPI制御器42と回転数指令換算器4
3とから構成されている。他方の電力制御回路5bは電
力制御回路5aと同一であるので、同一構成部分には同
一符号を付してその説明は省略する。
【0027】図において、減算器40は発電電力目標値
から発電電力検出値を減算して制御偏差ΔPをPI制御
器42へ出力する。PI制御器42は制御偏差ΔPを増
幅し回転数指令換算器43へ出力する。回転数指令換算
器43は前記増幅器の出力をガバナ4への回転数指令信
号に換算する。
【0028】例えば、受電電力が受電電力目標値(受電
電力設定器30の出力)に一致しているときに、構内負
荷6の負荷電力が急に減少する場合を考える。受電電力
目標値は一定値であり、発電電力は急には変化しないた
め、受電電力が減ってΔPが負となる。増幅器37は受
電電力が目標値に一致するまでΔPを増幅し続け、回復
後その値を維持するので、受電電力は目標値に制御・維
持される。この様子を示したのが図4である。すなわ
ち、図中破線は従来の制御装置で操作パルスを連続パル
スとして発電電力を絞った例であり、実線が本実施例の
制御装置により行った例である。ガバナ4a,4bの回
転数指令値をアナログ信号で与えることによりPI制御
を適用できるので、高速な制御を実現できる。
【0029】図5(b)に示すように、第1実施例では
逆電力リレーの動作時限の2秒間で発電機定格電力の約
10%変化させることができる。また、自家発電装置に
おいて負荷が急減して受電電力が0を下回っても、逆電
力リレーの動作時限内に0以上に復帰できるように受電
電力目標値を決めればよいので、受電電力目標値を、受
電電力の設定器の設定値に対して発電機定格電力の10
%削減することができる。
【0030】さらに、複数台の発電機が運転時は運転中
の発電機の台数が一定ではないため、受電電力削減量
は、例えば発電機2aのみ運転中ならPT1×0.1,
発電機2a,2bが運転中なら(PT1+PT2)×
0.1となる。
【0031】図2の受電電力目標値演算回路20では、
受電電力基準値から受電電力削減量を減算して受電電力
目標値を演算するように構成している。一例では受電電
力目標値を、受電電力設定器の設定値に対して、運転中
の発電機定格電力の10%削減することができ、経済的
な運転を行えるようになっている。
【0032】図6は本発明の第2実施例(請求項1乃至
請求項3対応)である電力制御回路の構成図である。本
実施例が図3の第1実施例の電力制御回路と異なる構成
は、逆潮防止レベル設定器46と補正信号設定器47と
比較器48とスイッチ49と減算器50を設けた点であ
り、その他の構成は同一であるので、同一構成要素には
同一符号を付してその説明は省略する。
【0033】本実施例では、受電電力検出器8の検出値
(受電電力)と逆潮防止レベル設定器46の設定値を比
較器48で比較し、負荷の急減によって受電電力が逆潮
防止レベルより下がった場合は、補正信号設定器47の
設定値を減算器50により発電電力目標値から減算して
制御偏差ΔPをPI制御器42へ出力する。PI制御器
42は制御偏差ΔPを増幅し回転数指令換算器43へ出
力する。回転数指令換算器43は前記増幅器42の出力
をガバナ4への回転数指令信号に換算する。このように
本実施例によると、発電電力を絞ることで第1実施例よ
りさらに高速に行えるように構成している。
【0034】図7は本発明の第3実施例(請求項1乃至
請求項3対応)である電力制御回路の構成図である。本
実施例が図3の第1実施例と異なる構成は、逆潮防止レ
ベル設定器46と補正信号設定器47と比較器48とス
イッチ49と減算器54を設けた点であり、その他の構
成は同一であるので、同一構成要素には同一符号を付し
てその説明は省略する。
【0035】本実施例では、減算器40は発電電力目標
値から発電電力検出値を減算して制御偏差ΔPをPI制
御器42へ出力する。PI制御器42は制御偏差ΔPを
増幅し減算器54を経て回転数指令換算器43へ出力す
る。例えば受電電力検出器8の検出値(受電電力)と逆
潮防止レベル設定器46の設定値を比較し、負荷の急減
によって受電電力が逆潮防止レベルより下がった場合
は、補正信号設定器47の設定値を減算器54によりP
I制御器42の出力値から減算し、回転数指令換算器4
3へ出力する。回転数指令換算器43は前記減算器54
の出力をガバナ4への回転数指令信号に換算する。
【0036】このように本実施例によると、発電電力を
絞ることで第1実施例よりさらに高速に行えるように構
成している。以上説明した各実施例では、構成要素中の
各々のブロックを独立したハードウェアとして説明した
が、本発明はこれに限るものではなく、制御装置の一部
または全部をマイクロコンピュータのソフトウェア(請
求項4対応)により実現することも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明(請求項1
乃至請求項4対応)によると、構内負荷に給電しながら
商用電力系統と連系して運転される複数台の自家発電装
置において、構内負荷の急激な変動により受電電力が減
少した場合でも、ガバナへの回転数指令を高速に変化さ
せることにより、高速に電力を制御し、速やかに受電電
力を設定値まで回復させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である自家発電装置の制御
装置の構成図。
【図2】図1の電力目標値演算回路の構成図。
【図3】図1の電力制御回路の構成図。
【図4】本実施例と従来の制御装置による作用を示す波
形図。
【図5】同図(a)は従来の自家発電装置の受電電力波
形図、同図(b)は本発明の自家発電装置の受電電力波
形図。
【図6】本発明の第2実施例の電力制御回路の構成図。
【図7】本発明の第3実施例の電力制御回路の構成図。
【図8】従来の自家発電装置の制御装置の構成図。
【図9】図8の電力目標値演算回路の構成図。
【図10】図8の電力制御回路の構成図。
【図11】従来の自家発電装置の発電電力の特性図。
【符号の説明】
1…商用電源、2a,2b…発電機、3a,3b…原動
機、4a,4b…ガバナ、5a,5b…電力制御回路、
6…構内負荷、7a,7b…発電電力検出器、8…受電
電力検出器、9a,9b,10…電流検出CT、11
a,11b,12…電圧検出トランス、13…受電遮断
器、14a,14b…発電機遮断器、15…負荷遮断
器、16,17…電力目標値演算回路、18a,18b
…回転数設定器、20…受電電力目標値演算回路、30
…受電電力基準設定器、31,53…加算器、32,3
5,40…減算器、33…上下限リミッタ、34a,3
4b…比例増幅器、37…受電電力削減率設定器、39
a,39b…電力制御回路、41…パルス制御器、42
…PI制御器、43…回転数指令換算器、44…回転数
増スイッチ、45…回転数減スイッチ、46…逆潮防止
レベル設定器、47…補正信号設定器、48…比較器、
49,51,52…スイッチ、50,54…減算器。
フロントページの続き Fターム(参考) 5G066 HA10 HA15 HB01 HB02 5H590 AA21 CA07 CA21 CA28 CE02 EA14 EA16 EB14 EB21 EB29 FA01 FB02 FC25 FC26 GA06 GA10 GB05 HA02 HA04 HA06 HB02 HB03 JA02 JA08 JA12 JA13 JB18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電機と、前記発電機を駆動する原動機
    と、前記原動機の回転数を制御するガバナと、前記原動
    機の回転数基準値を設定する設定器とからなるセットを
    複数台備え、前記発電機を商用電力系統と連系して構内
    負荷に電力を供給し、受電電力が一定になるように発電
    電力を調整する受電電力一定制御を行う自家発電装置の
    制御装置において、運転中の発電機の容量に基づいて受
    電電力削減量を演算し、受電電力基準値から前記受電電
    力削減量を減算して受電電力目標値を出力し、この信号
    により発電電力指令値を調節することを特徴とする自家
    発電装置の制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自家発電装置の制御装置
    において、発電電力の制御は発電電力の指令値と実際の
    発電電力の差からガバナへの速度指令を調節して行い、
    受電電力が所定の値を下回ったときに発電電力の目標値
    から補正設定値を減算して発電電力を速く減らすことを
    特徴とする自家発電装置の制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自家発電装置の制御装置
    において、発電電力の制御は発電電力の指令値と実際の
    発電電力の差からガバナへの速度指令を調節して行い、
    受電電力が所定の値を下回ったときにガバナへの速度指
    令値から補正設定値を減算して発電電力を速く減らすこ
    とを特徴とする自家発電装置の制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3記載の自家発電装
    置の制御装置において、前記制御装置構成要素の少なく
    とも一部を、マイクロコンピュータのソフトウェアによ
    り実現することを特徴とする自家発電装置の制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005304180A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Nishishiba Electric Co Ltd 発電装置の制御装置
CN102738832A (zh) * 2011-03-31 2012-10-17 株式会社神户制钢所 具备发电系统的局部电力系统的控制方法及局部电力系统
WO2014016466A1 (en) * 2012-07-26 2014-01-30 Wärtsilä Finland Oy Method and arrangement to control powers of at least two generator sets
WO2022218270A1 (zh) * 2021-04-15 2022-10-20 深圳市正浩创新科技股份有限公司 发电机的输出功率控制方法、装置及发电机系统

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