JP2000166049A - 配線器具用プレート - Google Patents

配線器具用プレート

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JP2000166049A
JP2000166049A JP10340606A JP34060698A JP2000166049A JP 2000166049 A JP2000166049 A JP 2000166049A JP 10340606 A JP10340606 A JP 10340606A JP 34060698 A JP34060698 A JP 34060698A JP 2000166049 A JP2000166049 A JP 2000166049A
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plate
plate frame
locking
wiring device
opening
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Minoru Honda
稔 本田
Makoto Saka
真琴 阪
Kunihiro Kitazawa
国浩 北沢
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/08Distribution boxes; Connection or junction boxes

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  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
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  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】配線器具を造営面に設けた埋込孔に見栄え良く
配設する。 【解決手段】プレート枠A1の前面に取り付ける化粧プ
レートB1のプレート本体50は、プレート枠A1の前
面を覆う矩形の主部51と、主部51の全周縁から背面
側に突出する側壁52とを一体に形成した略箱形として
ある。プレート本体50の対向する側壁52間の幅寸法
がプレート枠本体1の各幅寸法よりも大きくしてある。
すなわち、造営面に配設したプレート枠A1の前面側に
化粧プレートB1を取着したとき、プレート枠本体1が
化粧プレートB1のプレート本体50の内側に収まり、
プレート本体50の側壁52の先端縁が造営面にほぼ当
接することになる。その結果、従来のようにプレート枠
A1と化粧プレートB1との突き合わせ面が造営面より
も前方へ出ることがなく、両者の突き合わせの線が側面
からは殆ど見えないようにして見栄えを良くすることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面等の造営面に
設けた埋込孔に配線器具を配設するための配線器具用プ
レートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、壁面等の造営面に設けた埋込
孔に埋込ボックス(スイッチボックス)を埋設し、スイ
ッチやコンセント等の配線器具が着脱自在に取り付けら
れるプレート枠を埋込孔の前面側から埋込ボックスに取
り付け、さらにプレート枠の前面に化粧プレートを取着
することで配線器具を壁等に見栄え良く埋込配設するよ
うにした配線器具用プレートが提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来構造
では、プレート枠と化粧プレートの突き合わせ面が壁面
よりも前方に出ているため、両者の突き合わせの線が側
面に見えたりあるいは両者が相対的にずれて見栄えが悪
くなってしまうという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、配線器具を造営面に設けた埋込孔に見栄え良
く配設することができる配線器具用プレートを提供しよ
うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、埋込型の配線器具を短幅方向に
3個並べた状態で配線器具の機能面を露出可能な開口
部、開口部の両側に位置する側片の一方に設けられ1〜
3個の配線器具の両側から突設された係止爪の一方がそ
れぞれ挿入係止される撓み可能な撓み片、側片の他方に
設けられ各配線器具の他方の係止爪が挿入係止される固
定部、両側片に設けられ造営面に設けられた埋込孔内に
配設される埋込ボックスに取り付けるための取付ねじが
挿通されるねじ挿通孔を具備して埋込孔の開口面側を覆
うプレート枠と、各配線器具の機能面を露出させる開口
窓を有しプレート枠の前面を覆う主部、主部の略全周縁
より突出させた側壁を具備してプレート枠の前面に取り
付けられる化粧プレートとを備え、化粧プレートの対向
する側壁間の幅寸法をプレート枠の各幅寸法よりも大き
くして成ることを特徴とし、プレート枠の前面側に化粧
プレートを取着したときにプレート枠が化粧プレートの
内側に収まり、化粧プレートの側壁の先端縁が造営面に
ほぼ当接することになるため、従来のようにプレート枠
と化粧プレートとの突き合わせ面が造営面よりも前方へ
出ることがなく、両者の突き合わせの線が側面からはほ
とんど見えないようにして見栄えを良くすることができ
る。
【0006】請求項2の発明は、埋込型の配線器具を短
幅方向に2個並べた状態で配線器具の機能面を露出可能
な開口部、開口部の両側に位置する側片の一方に設けら
れ1〜2個の配線器具の両側から突設された係止爪の一
方がそれぞれ挿入係止される撓み可能な撓み片、側片の
他方に設けられ各配線器具の他方の係止爪が挿入係止さ
れる固定部、両側片に設けられ造営面に設けられた埋込
孔内に配設される埋込ボックスに取り付けるための取付
ねじが挿通されるねじ挿通孔を具備して埋込孔の開口面
側を覆うプレート枠と、各配線器具の機能面を露出させ
る開口窓を有しプレート枠の前面を覆う主部、主部の略
全周縁より突出させた側壁を具備してプレート枠の前面
に取り付けられる化粧プレートとを備え、化粧プレート
の対向する側壁間の幅寸法をプレート枠の各幅寸法より
も大きくして成ることを特徴とし、プレート枠の前面側
に化粧プレートを取着したときにプレート枠が化粧プレ
ートの内側に収まり、化粧プレートの側壁の先端縁が造
営面にほぼ当接することになるため、従来のようにプレ
ート枠と化粧プレートとの突き合わせ面が造営面よりも
前方へ出ることがなく、両者の突き合わせの線が側面か
らはほとんど見えないようにして見栄えを良くすること
ができる。
【0007】請求項3の発明は、埋込型の配線器具の機
能面を露出させる開口部、配線器具が備える係止爪を係
止する係止溝を有し開口部の周縁に設けられる固定梁
部、係止爪を係止する係止溝を有し開口部の周縁に撓み
自在に設けられる可動梁部、固定梁部及び可動梁部の外
側にそれぞれ設けられ造営面に設けられた埋込孔内に配
設される埋込ボックスに取り付けるための取付ねじが挿
通されるねじ挿通孔を具備して埋込孔の開口面側を覆う
プレート枠と、配線器具の機能面を露出させる開口窓を
有しプレート枠の前面を覆う主部、主部の略全周縁より
突出させた側壁を具備してプレート枠の前面に取り付け
られる化粧プレートとを備え、化粧プレートの対向する
側壁間の幅寸法をプレート枠の各幅寸法よりも大きくし
て成ることを特徴とし、プレート枠の前面側に化粧プレ
ートを取着したときにプレート枠が化粧プレートの内側
に収まり、化粧プレートの側壁の先端縁が造営面にほぼ
当接することになるため、従来のようにプレート枠と化
粧プレートとの突き合わせ面が造営面よりも前方へ出る
ことがなく、両者の突き合わせの線が側面からはほとん
ど見えないようにして見栄えを良くすることができる。
【0008】請求項4の発明は、埋込型の配線器具の機
能面を露出させる開口部、配線器具が備える係止爪を係
止する係止溝を有し開口部の周縁に設けられる固定梁
部、係止爪を係止する係止溝を有し開口部の周縁に撓み
自在に設けられる可動梁部、固定梁部と可動梁部の対向
する方向に略直交する方向に沿った開口部の両側に設け
られ造営面に設けられた埋込孔内に配設される埋込ボッ
クスに取り付けるための取付ねじが挿通されるねじ挿通
孔を具備して埋込孔の開口面側を覆うプレート枠と、配
線器具の機能面を露出させる開口窓を有しプレート枠の
前面を覆う主部、主部の略全周縁より突出させた側壁を
具備してプレート枠の前面に取り付けられる化粧プレー
トとを備え、化粧プレートの対向する側壁間の幅寸法を
プレート枠の各幅寸法よりも大きくして成ることを特徴
とし、プレート枠の前面側に化粧プレートを取着したと
きにプレート枠が化粧プレートの内側に収まり、化粧プ
レートの側壁の先端縁が造営面にほぼ当接することにな
るため、従来のようにプレート枠と化粧プレートとの突
き合わせ面が造営面よりも前方へ出ることがなく、両者
の突き合わせの線が側面からはほとんど見えないように
して見栄えを良くすることができる。
【0009】請求項5の発明は、埋込型の配線器具の機
能面を露出させる開口部、配線器具が備える係止爪を係
止する係止溝を有し開口部の周縁に設けられる固定梁
部、係止爪を係止する係止溝を有し開口部の周縁に撓み
自在に設けられる可動梁部、固定梁部及び可動梁部の外
側にそれぞれ設けられ造営面に設けられた埋込孔内に配
設される埋込ボックスに取り付けるための取付ねじが挿
通されるねじ挿通孔を具備して埋込孔の開口面側を覆う
プレート枠と、配線器具の機能面を露出させる開口窓を
有しプレート枠の前面を覆う主部、主部の略全周縁より
突出させた側壁を具備してプレート枠の前面に取り付け
られる中プレートと、配線器具の機能面を露出させる露
出窓を有し中プレートの前面を覆う金属プレートとを備
え、中プレートの対向する側壁間の幅寸法をプレート枠
の各幅寸法よりも大きくして成ることを特徴とし、プレ
ート枠の前面側に中プレートを取着したときにプレート
枠が中プレートの内側に収まり、中プレートの側壁の先
端縁が造営面にほぼ当接することになるため、プレート
枠と中プレートとの突き合わせ面が造営面よりも前方へ
出ることがなく、両者の突き合わせの線が側面からはほ
とんど見えないようにして見栄えを良くすることができ
る。また、中プレートの前面を金属プレートで覆うこと
によって装飾あるいはデザイン上の見栄え並びに耐火性
能の向上が図れる。
【0010】請求項6の発明は、埋込型の配線器具の機
能面を露出させる開口部、配線器具が備える係止爪を係
止する係止手段を具備して埋込孔の開口面側を覆うプレ
ート枠と、配線器具の機能面を露出させる開口窓を有し
プレート枠の前面を覆う主部、主部の略全周縁より突出
させた側壁を具備してプレート枠の前面に取り付けられ
る化粧プレートとを備え、化粧プレートの対向する側壁
間の幅寸法をプレート枠の各幅寸法よりも大きくすると
ともに、プレート枠の前面に設けた凹部に挿入されてプ
レート枠に対する化粧プレートの取着方向を規制する規
制突起を化粧プレートの背面に突設したことを特徴と
し、プレート枠の前面側に化粧プレートを取着したとき
にプレート枠が化粧プレートの内側に収まり、化粧プレ
ートの側壁の先端縁が造営面にほぼ当接することになる
ため、従来のようにプレート枠と化粧プレートとの突き
合わせ面が造営面よりも前方へ出ることがなく、両者の
突き合わせの線が側面からはほとんど見えないようにし
て見栄えを良くすることができるとともに、プレート枠
に対して化粧プレートが誤った向きに取着されるのを防
止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1〜図7を参照
して本発明の実施形態1を詳細に説明する。
【0012】本発明の配線器具用プレートはプレート枠
A1と化粧プレートB1とで構成される。プレート枠本
体1は、絶縁性を有する合成樹脂(ABS樹脂のような
熱可塑性樹脂又は弾性を有する熱硬化性樹脂)により各
辺の長さが略等しい矩形枠状に各部材が一体に形成され
ており、その中央部には図4に示すようなスイッチ等の
配線器具Cの器体60の機能面(スイッチの操作体が設
けられた面やコンセントの差込み口が設けられた面)を
前面側へ露出させるために矩形の開口部2が設けてあ
る。なお、本実施形態における配線器具Cたるスイッチ
は、ボデイ60aとカバー60bとが一対の金属製の組
立枠61にて結合され、組立枠61の側端面からは一対
の係止爪62が夫々突設してある。
【0013】また、プレート枠本体1は壁面等に埋設さ
れた埋込ボックス(本実施形態においては所謂Bボック
ス)の開口面の前面に設置されるものであり、プレート
枠本体1の側片3,3’の外側に穿設されているねじ挿
通孔14に挿通されたボックスねじ(図示せず)にて上
記埋込ボックスに取着される。
【0014】図2に示すように、開口部2の左右両側に
位置するプレート枠本体1の一方の側片(以下、「左側
片」と呼ぶ。)3には配線器具Cの係止爪62の一方が
挿入係止される撓み可能な撓み片4が設けられ、プレー
ト枠本体1の他方の側片(以下、「右側片」と呼ぶ。)
3’には配線器具Cの他方の係止爪62が挿入係止され
る固定部10が設けられている。ここで、開口部2の寸
法は図4に示す配線器具Cの寸法を基準寸法(以下、こ
の寸法を「1個モジュール寸法」と呼ぶ。)としたとき
に、配線器具Cの長手方向を開口部2の長手方向と略直
交させた状態で1個モジュール寸法の配線器具Cを短幅
方向に3個並べて取り付けることができる寸法(以下、
この寸法を「3個モジュール対応寸法」と呼ぶ。)にし
てある。但し、上記1個モジュール寸法は適当な値に設
定すればよく、このようなモジュール寸法に適合した配
線器具であれば、共通にプレート枠A1に取り付けるこ
とができるものである。
【0015】プレート枠本体1の左側片3は、内側部位
3aと外側部位3bとが隙間6を介して平行に一体に形
成されていて、この両部位3a,3bの間の隙間6の奥
端で両端をプレート枠本体1の両端片5と一体に連結し
て可撓性を有する上記撓み片4が形成してある。
【0016】開口部2の中央の位置で撓み片4と左側片
3の内側部位3aとが架橋片7によって、また開口部2
の両端の位置で撓み片4と外側部位3bとが架橋片8に
よって、それぞれ結合してある。外側部位3bには上記
架橋片8の結合点を中心として両端方向に長孔状のスリ
ット9が形成されており、スリット9の内側の部分を薄
肉とし、この薄肉部位に上記架橋片8が結合し、撓み片
4を横方向に撓み易くしている。このようにスリット9
の中央に対応する位置で架橋片8によって外側部位3b
と撓み片4とが結合されているため、配線器具Cの装着
時の応力を分散してプレート枠本体1へのダメージを減
少させることができるという利点がある。なお、撓み片
4の内側面には一対の凹所16が3組形成してあり、図
4に示すように、この凹所16の背面側を配線器具Cの
係止爪62が係止する係止段部17としている。
【0017】プレート枠本体1の右側片3’には固定部
10が形成してある。すなわち、右側片3’の背面には
図2及び4に示すように、固定リブ19が一体に形成さ
れている。右側片3’には固定リブ19側に挿通する一
対の凹所20が3組設けられ、各凹所20の背面側に係
止段部21が形成されている。また、固定リブ19の側
面であって、係止段部21に対応する背方には傾斜面2
2が形成されていて、この傾斜面22に配線器具Cの係
止爪62が当接して沿うことにより、他方の係止爪62
にて撓み片4を外側に撓ませるようにしている。
【0018】プレート枠本体1の右側片3’の一対の凹
所20の間には配線器具Cを取り外す場合にドライバを
挿入するための挿通孔29が前後方向に貫通して設けて
ある。なお、図2(b)に示すように、固定リブ19の
係止段部21の両側には夫々リブ18が形成されてお
り、このリブ18により配線器具Cの係止爪62を係止
段部21に挿入係止した際の配線器具Cの嵌合後にがた
つき及びセンターずれを防ぐようにしている。更に、図
2(a)に示すように、撓み片4と内側部位3aとが対
面する側面には突起27が夫々一体に突設されており、
撓み片4と内側部位3aとの間の隙間6内に配線器具C
を外す際に使用されるドライバの先端を誤って挿入しよ
うとしても、ドライバの先端が突起27に当たって、ド
ライバのような異物の誤挿入を防止することができる。
【0019】次に、プレート枠本体1への配線器具Cの
着脱操作について説明する。まず、配線器具Cの一方の
係止爪62を撓み片4側の係止段部17に挿入係止し、
他方の係止爪62を固定リブ19の傾斜面22に沿って
前面側に移動させる。この傾斜面22に当接して沿わせ
ることにより、配線器具Cは撓み片4側に移動する。こ
のため、一方の係止爪62が撓み片4を外側へ付勢して
撓ませる。そして、他方の係止爪62が傾斜面22を乗
り越えて係止段部21に挿入係止されると、撓み片4の
復帰力により配線器具Cは図4の右方に復帰し、両係止
爪62が係止段部17,21に係止されると共に、プレ
ート枠本体1の背面に当接して、配線器具Cがプレート
枠本体1に装着されることになる。すなわち、可動側の
撓み片4側に先に配線器具Cの一方の係止爪62を挿入
し、固定側の傾斜面22により可動側の撓み片4を外側
に押し出して嵌め込むことができるものである。つま
り、係止爪62を先に挿入係止する係止段部17側の撓
み片4を横方向に撓ませ、後から挿入する係止段部21
側の固定リブ19側は撓まないようにしている。このよ
うにして対向する1〜3組の係止段部17,21に1個
モジュール寸法の配線器具Cを短幅方向に1〜3個並べ
て取り付けることができる。
【0020】次に、配線器具Cをプレート枠本体1から
外す場合には以下のように行う。すなわち、前面からド
ライバを挿通孔29に挿入し、ドライバの先端を係止爪
62間の組立枠61の端面に当接して、ドライバを右側
片3’の方へ倒す。すると、ドライバの先端によって配
線器具Cが撓み片4側に付勢され、係止爪62を係止段
部21より外すことで、配線器具Cをプレート枠本体1
から容易に取り外すことができる。なお、ドライバを用
いずに、配線器具Cを撓み片4側に手でずらせて取り外
すことも可能である。
【0021】プレート枠本体1の四隅には、化粧プレー
トB1のプレート本体50背面から突設した係止突起5
3を係止する化粧プレート係止孔25が設けてあり、こ
れらの化粧プレート係止孔25に係止突起53を挿入係
止することでプレート枠A1の前面側に化粧プレートB
1を着脱自在に取り付けることができるようになってい
る。
【0022】一方、化粧プレートB1のプレート本体5
0は、図3に示すように絶縁性を有する合成樹脂(AB
S樹脂のような熱可塑性樹脂又は弾性を有する熱硬化性
樹脂)により、プレート枠A1の前面を覆う矩形の主部
51と、主部51の全周縁から背面側に突出する側壁5
2とを一体に形成した略箱形としてある。上記係止突起
53は主部51の背面側の四隅に突設してある。また主
部51の略中央には、プレート枠A1に取り付けた配線
器具Cの機能面を露出する開口窓51aが設けてある。
ここで、プレート本体50の対向する側壁52間の幅寸
法がプレート枠本体1の各幅寸法よりも大きくしてあ
る。すなわち、図5〜図7に示すように、造営面に配設
したプレート枠A1の前面側に化粧プレートB1を取着
したとき、プレート枠本体1が化粧プレートB1のプレ
ート本体50の内側に収まり、プレート本体50の側壁
52の先端縁が造営面Wにほぼ当接することになる。そ
の結果、従来のようにプレート枠と化粧プレートとの突
き合わせ面が造営面Wよりも前方へ出ることがなく、両
者の突き合わせの線が側面からはほとんど見えないよう
にして見栄えを良くすることができる。さらに、ボック
スねじを締め付けることでプレート枠A1が多少撓んだ
状態になっても化粧プレートB1への影響が少なく、化
粧プレートB1が撓まずにプレート枠A1に取り付ける
ことができるという利点がある。
【0023】プレート本体50下側の側壁52には一対
の切欠部56が設けてあり、この切欠部56に治具(ド
ライバの先端等)を差し込んでプレート本体50に前面
側への力を加えることにより、プレート本体50の係止
突起53とプレート枠本体1の化粧プレート係止孔25
との係止を解除し、化粧プレートB1をプレート枠A1
から取り外すことができるようにしてある。ここで、プ
レート枠本体1の側片3,3’の切欠部56に対応する
位置には内側へ窪んだ逃がし部11が設けてあり、切欠
部56に差し込まれた治具を逃がすことで奥まで挿入で
き、化粧プレートB1を取り外す際に力が加え易くして
ある。さらに、逃がし部11の背面側端部からは薄肉の
リブ12が、化粧プレートB1の切欠部56から突出し
ない程度まで延設してある。すなわち、切欠部56に差
し込んだ治具に造営面に当接する部分を支点として力を
加えることで造営面に傷が付く虞があるが、リブ12を
設けることで切欠部56に差し込んだ治具がリブ12に
当接することになり、化粧プレートB1をプレート枠A
1から取り外す際に治具によって造営面に傷が付くのを
防ぐことができる。
【0024】またプレート本体50の背面側には、図3
(b)に示すように4つの突条片58が開口窓51aに
沿って列設されている。これらの突条片58は、化粧プ
レートB1がプレート枠A1に取着されたときにプレー
ト枠本体1の架橋片8によって3つに区切られた各隙間
6にそれぞれ嵌入されることになり、これによってプレ
ート枠A1の撓み片4の動き(撓み)が規制されること
になる。その結果、例えば配線器具Cとしてコンセント
を使用しているときにコンセントに差し込まれたプラグ
を異常に大きな力で引き抜く等の衝撃が加えられた場合
でも、上記の如く撓み片4の動きが規制されているため
に配線器具Cの係止爪62とプレート枠A1の係止段部
17,21との係止が外れ難くなるものである。また、
突条片58が隙間6に嵌入されることで抵抗が大きくな
り、化粧プレートB1がプレート枠A1から外れ難くな
るという利点もある。
【0025】ところで、本実施形態においては1個モジ
ュール寸法の3個の配線器具Cをプレート枠A1に短幅
方向に並べて取り付けた状態で全ての配線器具Cの機能
面が露出するように開口窓51aの寸法が設定されてい
る。但し、プレート枠A1には上中下の3つの取付位置
に1個から3個までの配線器具Cが任意の個数で取り付
けることができるから、配線器具Cの取付個数及び取付
位置に応じた寸法の開口窓51aを有する化粧プレート
を用意し、適宜選択して用いるようにすればよい。
【0026】ところで、化粧プレートB1の表面にはメ
ーカ名やブランド名あるいは製品名等のマーク(商標
等)が付される場合が多いため、プレート枠A1に対す
る化粧プレートB1の取着方向も上記マークの向きに合
わせて一義的に決まってしまうことになり、正規の向き
以外の向きで取着されると見栄えが悪くなってしまう。
【0027】そこで本実施形態では、プレート枠本体1
の右側片3’におけるねじ挿通孔14の上部に長円形の
貫通孔23を設けるとともに、この貫通孔23に挿入し
てプレート枠A1に対する化粧プレートB1の取付方向
を規制するための規制突起54を、化粧プレートB1の
プレート本体50裏面に突設してある。すなわち、化粧
プレートB1は、規制突起54が貫通孔23に挿入され
る向きにのみプレート枠A1に取り付けることができ、
プレート枠A1に対して化粧プレートB1が誤った向き
に取り付けられるのを防止することができる。
【0028】(実施形態2)図8〜図13を参照して本
発明の実施形態2を説明する。但し、本実施形態は、プ
レート枠B2のプレート枠本体1に設けられる開口部2
並びに化粧プレートB2のプレート本体50に設けられ
る開口窓51aの寸法が1個モジュール寸法の配線器具
Cを短幅方向に2個並べた状態で各配線器具Cの機能面
が露出可能な寸法である点を除き、プレート枠A2に対
する配線器具Cの取付構造等の基本的な構成が実施形態
1と共通である。よって、共通する部分については同一
の符号を付して説明を省略する。
【0029】本実施形態においても、開口部2の左右両
側に位置するプレート枠本体1の左側片3に撓み片4が
設けられるとともに、右側片3’には固定部10が設け
られ、さらに撓み片4及び固定部10には各々一対の係
止段部17,21が2組ずつ設けられている。而して、
本実施形態においては、各組の係止段部17,21に1
個モジュール寸法の配線器具Cを短幅方向に1又は2個
並べて取り付けることができる。
【0030】なお、実施形態1と同様に、造営面に配設
されたプレート枠A2が化粧プレートB2の内側に収ま
って両者の突き合わせの線が側面からはほとんど見えな
いようにして見栄えを良くすることができ、さらに化粧
プレートB2が撓まずにプレート枠A2に取り付けるこ
とができることはいうまでもない(図11〜図13参
照)。
【0031】(実施形態3)ところで、実施形態1で説
明した配線器具Cたるスイッチにおいては、操作用のハ
ンドルの大きさがプレート枠A1の開口部2に比較して
小さいために操作がし難いものである。そこで、図17
に示すように器体70上面への投影像が器体70の上面
とほぼ同じ大きさとなる寸法の操作ハンドル71を備え
たスイッチSが提案されている。このスイッチSの器体
70は、ボディ70aとカバー70bで構成され、カバ
ー70bの周縁四隅から垂設された組立脚72に穿設さ
れた組立孔72aを、ボディ70aの両側面に突設され
た組立突起73に係止することで組み立てられる。な
お、カバー70bの長手方向に対向する両側面にはそれ
ぞれ一対の係止爪74が突設されている。本発明の実施
形態3は、このように構成されたスイッチSに対応した
ものである。
【0032】以下、図14〜図21を参照して本実施形
態を説明する。
【0033】本実施形態の配線器具用プレートはプレー
ト枠A3と化粧プレートB3とで構成される。プレート
枠本体30は、実施形態1と同様に絶縁性を有する合成
樹脂により各辺の長さが略等しい矩形枠状に各部材が一
体に形成されており、その中央部には上記スイッチSの
操作ハンドル71を前面側へ露出させるための矩形の開
口部31が設けてある。
【0034】この開口部31の周縁背面側には、互いに
対向するように帯状の固定梁部34並びに可動梁部35
が設けてある。可動梁部35は、図15に示すようにプ
レート枠本体30の対向する一対の側片33,33’の
一方(図15(a)における左側)の側片33から離間
し、その両端において支点部36とともに側片33に一
体且つ揺動自在に形成してある。ここで、可動梁部35
並びに支点部36を含めてプレート枠本体30を形成し
ている合成樹脂は可撓性材料であり、プレート枠本体3
0に対して可動梁部35が支点部36を支点に撓み自在
となっている。
【0035】また、側片33から一体に延設された幅狭
の一対のリブ37によって可動梁部35が支持されてお
り、可動梁部35と側片33との間にできる隙間が上記
リブ37によって3つの部分(以下、各部分をスリット
38a〜38cと呼ぶ。)に分割されることになる。こ
のうち、両側のスリット38a,38cは外側端部が開
口部31の方へ屈曲させてある。さらに側片33の各リ
ブ37近傍の部位には、可動梁部35を撓み易くさせる
ために長孔状の溝39が一対設けてある。
【0036】一方、固定梁部34並びに可動梁部35の
開口部31側の面には、スイッチSの器体70の両側面
から一対ずつ突設された係止爪74が係止する係止溝3
4a,35aが各々3対ずつ設けてある。従って、スイ
ッチSの器体70に設けた係止爪74を各係止溝34
a,35aに係止することにより、スイッチSの操作ハ
ンドル71を開口部31から露出させた状態でプレート
枠本体30にスイッチSの器体70を取着することがで
きる。ここで固定梁部34並びに可動梁部35の先端部
分には、スイッチSの係止爪74をプレート枠本体30
の背面側から係止溝34a,35aに係止する際に、各
係止爪74を係止溝34a,35aにガイドするため、
各々外側に向けて傾斜したテーパ面を有するガイド部3
4b,35bが設けてある。すなわち、図18に示すよ
うにプレート枠A3にスイッチSを取り付ける際に、係
止爪74をガイド部34b,35bのテーパ面に当接し
た状態でスイッチSの器体70をプレート枠本体30の
背面側から前面側に押し込めば、係止爪74がガイド部
34b,35bのテーパ面に沿って移動することによ
り、ガイド部34b,35bにガイドされてスムーズに
係止溝34a,35aに係止することができるものであ
る。
【0037】また、固定梁部34並びに可動梁部35の
基部とプレート枠本体30の開口部31の端縁との間に
は、図18に示すように係止爪74を各係止溝34a,
35aに係止させた状態でスイッチSの器体70の前面
側の一部に当接する当接部34d,35dが設けてあ
る。このため、プレート枠A3に取り付けた状態でスイ
ッチSの器体70にプレート枠A3の前面方向へ力が加
わった場合に、器体70が前面側へ移動するのを当接部
34d,35dによって規制することができる。同様
に、スイッチSの器体70にプレート枠A3の背面方向
へ力が加わった場合には、係止爪74と係止溝34a,
35aとが当接しているために器体70の移動が規制で
きる。しかもプレート枠本体30の可動梁部35を側片
33に揺動自在に支持している支点部36が、スリット
38a,38cの外側端部を屈曲して形成することで係
止溝35aよりも開口部31寄りに位置しており、その
結果スイッチSの器体70に前面側から背面方向への強
い押圧力が加えられたときに可動梁部35が開口部31
側へ倒れるように撓むので、可動梁部35の係止溝35
aからスイッチSの器体70に設けた係止爪74が外れ
ることがなく、プレート枠A3からのスイッチSの脱落
を防止することができる。
【0038】さらに固定梁部34には各係止溝34aの
間にプレート枠本体30の前面側から貫通する器具外し
孔34cが穿設してあって、ドライバや取外し専用の治
具等の先端部分をこの器具外し孔34cに挿入し、治具
の先端部分で器体70を可動梁部35側へ押してやれ
ば、僅かな力で可動梁部35を撓ますことができ、固定
梁部34側の係止溝34aと器体70の係止爪74との
係止を解いてプレート枠本体30からスイッチSの器体
70を取り外すことができるようになっている。
【0039】ところで、開口部31の寸法は上記スイッ
チSの寸法を1個モジュール寸法としたときに、スイッ
チSの器体70の短幅方向寸法の略3倍に等しい寸法、
言い換えれば1個モジュール寸法のスイッチSを短幅方
向に3個並べて取り付けることのできる寸法にしてあ
る。同様にプレート枠本体30の固定梁部34及び可動
梁部35に設けた各一対の係止溝34a,35aのピッ
チは、1個モジュール寸法のスイッチSの器体70側面
に突設されている係止爪74のピッチと等しくなってい
る。
【0040】一方、固定梁部34並びに可動梁部35の
係止溝34a,35aの近傍には、図15(b)に示す
ように仕切リブ40が突設してある。これらの仕切リブ
40は、固定梁部34並びに可動梁部35の内側面に各
一対ずつ計3組が設けられた係止溝34a,35aの各
組の外側の位置にそれぞれ一対ずつがプレート枠本体3
0と一体に突設されている。すなわち、上記の3個並べ
て取り付けることができる取付位置以外でスイッチSを
取り付けようとしても、係止溝34a,35aの各組の
間に突出する仕切リブ40が器体70に干渉するために
取り付けることができないものである。また、上記取付
位置にスイッチSの器体70を取り付けたときに各仕切
リブ40が器体70側面の少なくとも一部に当接するよ
うな位置に突設してある。つまり、プレート枠A3に取
り付けた状態のスイッチSの器体70のがたつきを仕切
リブ40によって抑えることができる。そのため、取付
状態における器体70のがたつきを抑えることにより器
体70に不要な力が加えられた場合でも係止爪74が破
損する等の不具合の発生を防止することができる。
【0041】なお、実施形態1と同様にプレート枠本体
30の両側片33,33’には、その中央部にボックス
ねじ(図示せず)が挿通されるねじ挿通孔30aが設け
られ、その両端部に化粧プレートB3の係止突起53が
挿入係止される化粧プレート係止孔30bが設けられる
とともに、側片33’のねじ挿通孔30aの下部には長
円形の貫通孔30cが設けられている。さらに、両側片
33,33’の下部には、化粧プレートB3の切欠部5
6に差し込まれた治具を逃がす逃がし部41と、逃がし
部41の背面側端部から延出される薄肉のリブ42とが
設けてある。
【0042】一方、本実施形態における化粧プレートB
3は、図16に示すように、配線器具の機能面を露出さ
せる開口窓51aの幅寸法がスイッチSの操作ハンドル
71に合わせて大きくしてある点、並びにプレート枠本
体30の側片33’に設けられている貫通孔30cに挿
通される規制突起54の位置が異なる点を除けば、実施
形態1における化粧プレートB1と共通の構造を有して
いる。よって、共通する部分には同一の符号を付して説
明は省略する。
【0043】本実施形態においては、スイッチSを取り
付けたプレート枠A3に化粧プレートB3を取着した状
態で、図20及び図21に示すように3つの突条片58
a〜58cがプレート枠本体30の各スリット38a〜
38cに嵌入されるようになっており、スリット38a
〜38cの内周面と各突条片58a〜58cとの間には
僅かな隙間しか生じないことから、プレート枠本体30
の可動梁部35の動き(撓み)が規制されることにな
る。その結果、スイッチSに対して前後方向に大きな力
が加えられた場合でも、上記の如く可動梁部35の動き
が規制されているためにスイッチSの係止爪74と可動
梁部35及び固定梁部34の係止溝35a,34aとの
係止が外れ難くなるものである。
【0044】また、実施形態1と同様に、化粧プレート
B3は規制突起54が貫通孔30cに挿入される向きに
のみプレート枠A3に取り付けることができ、プレート
枠A3に対して化粧プレートB3が誤った向きに取り付
けられるのを防止することができる。ここで、実施形態
1と本実施形態とでは、化粧プレートB1の規制突起5
4が設けられる位置が異なっている。つまり、2種類の
化粧プレートB1,B3は上述した相違点を除けば共通
の構造を有しているから、規制突起54がなければ互い
に相手方のプレート枠A1,A3に取り付けることも可
能である。しかしながら、開口窓51aの幅寸法が大き
い本実施形態の化粧プレートB3を実施形態1のプレー
ト枠A1に取り付けると、開口窓51aからは配線器具
Cの機能面以外にプレート枠A1の前面までもが露出し
てしまい、見栄えが良くないものである。そこで、2種
類の化粧プレートB1,B3で規制突起54の位置を変
えることにより、互いに種類の異なるプレート枠A1,
A3に誤って取り付けられるのを防ぐことができる。
【0045】なお、実施形態1と同様に、造営面に配設
されたプレート枠A3が化粧プレートB3の内側に収ま
って両者の突き合わせの線が側面からはほとんど見えな
いようにして見栄えを良くすることができ、さらに化粧
プレートB3が撓まずにプレート枠A3に取り付けるこ
とができることはいうまでもない(図19〜図21参
照)。
【0046】(実施形態4)図22〜図27を参照して
本発明の実施形態4を詳細に説明する。
【0047】本発明の配線器具用プレートはプレート枠
A4と化粧プレートB4とで構成される。プレート枠本
体81は、絶縁性を有する合成樹脂(ABS樹脂のよう
な熱可塑性樹脂又は弾性を有する熱硬化性樹脂)により
縦の辺が横の辺よりも長い矩形枠状に各部材が一体に形
成されており、その中央部には実施形態1で説明したス
イッチ等の配線器具Cの器体60の機能面を前面側へ露
出させるために矩形の開口部82が設けてある。なお、
開口部82の寸法は3個モジュール対応寸法にしてあ
る。
【0048】図23に示すように、開口部82の左右両
側に位置するプレート枠本体81の一方の側片83には
配線器具Cの係止爪62の一方が挿入係止される撓み可
能な撓み片84が設けられ、プレート枠本体81の他方
の側片83’には配線器具Cの他方の係止爪62が挿入
係止される固定部90が設けられている。ここで、撓み
片84並びに固定部90を含む配線器具Cの取付構造
は、以下に説明するように実施形態1とほぼ共通であ
る。
【0049】プレート枠本体81の側片83は、内側部
位83aと外側部位83bとが隙間86を介して平行に
一体に形成されていて、この両部位83a,83bの間
の隙間86の奥端で両端をプレート枠本体81の両端片
85と一体に連結して可撓性を有する上記撓み片84が
形成してある。
【0050】開口部82の中央の位置で撓み片84と側
片83の内側部位83aとが架橋片87によって、また
開口部82の両端の位置で撓み片84と内側部位83a
とが架橋片88によって、それぞれ結合してある。外側
部位83bには上記架橋片88の結合点を中心として両
端方向に長孔状のスリット89が形成されており、スリ
ット89の内側の部分を薄肉とし、この薄肉部位に上記
架橋片88が結合し、撓み片84を横方向に撓み易くし
ている。このようにスリット89の中央に対応する位置
で架橋片88によって外側部位83bと撓み片84とが
結合されているため、配線器具Cの装着時の応力を分散
してプレート枠本体81へのダメージを減少させること
ができるという利点がある。なお、撓み片84の内側面
には一対の凹所96が3組形成してあり、図26に示す
ように、この凹所96の背面側を配線器具Cの係止爪6
2が係止する係止段部97としている。
【0051】プレート枠本体81の側片83’には固定
部90が形成してある。すなわち、側片83’の背面に
は図23(b)に示すように、固定リブ99が一体に形
成されている。側片83’には固定リブ99側に挿通す
る一対の凹所100が3組設けられ、各凹所100の背
面側に係止段部101が形成されている。また、固定リ
ブ99の側面であって、係止段部101に対応する背方
には傾斜面102が形成されていて、この傾斜面102
に配線器具Cの係止爪62が当接して沿うことにより、
他方の係止爪62にて撓み片84を外側に撓ませるよう
にしている。
【0052】プレート枠本体81の側片83’の一対の
凹所100の間には配線器具Cを取り外す場合にドライ
バを挿入するための挿通孔109が前後方向に貫通して
設けてある。なお、図23(b)に示すように、固定リ
ブ99の係止段部101の両側には夫々リブ98が形成
されており、このリブ98により配線器具Cの係止爪6
2を係止段部101に挿入係止した際の配線器具Cの嵌
合後にがたつき及びセンターずれを防ぐようにしてい
る。更に、図23(a)に示すように、撓み片84と外
側部位83bとが対面する側面には突起107が夫々一
体に突設されており、撓み片84と内側部位83aとの
間の隙間86内に配線器具Cを外す際に使用されるドラ
イバの先端を誤って挿入しようとしても、ドライバの先
端が突起107に当たって、ドライバのような異物の誤
挿入を防止することができる。
【0053】上述のように構成されるプレート枠本体8
1への配線器具Cの着脱操作は実施形態1と同様に行う
ことができる。まず、配線器具Cの一方の係止爪62を
撓み片84側の係止段部97に挿入係止し、他方の係止
爪62を固定リブ99の傾斜面102に沿って前面側に
移動させる。この傾斜面102に当接して沿わせること
により、配線器具Cは撓み片84側に移動する。このた
め、一方の係止爪62が撓み片84を外側へ付勢して撓
ませる。そして、他方の係止爪62が傾斜面102を乗
り越えて係止段部101に挿入係止されると、撓み片8
4の復帰力により配線器具Cは右方(開口部82の方)
に復帰し、両係止爪62が係止段部97,101に係止
されると共に、プレート枠本体81の背面に当接して、
配線器具Cがプレート枠本体81に装着されることにな
る。すなわち、可動側の撓み片84側に先に配線器具C
の一方の係止爪62を挿入し、固定側の傾斜面102に
より可動側の撓み片84を外側に押し出して嵌め込むこ
とができるものである。つまり、係止爪62を先に挿入
係止する係止段部97側の撓み片84を横方向に撓ま
せ、後から挿入する係止段部101側の固定リブ99側
は撓まないようにしている。このようにして対向する1
〜3組の係止段部97,101に1個モジュール寸法の
配線器具Cを短幅方向に1〜3個並べて取り付けること
ができる。
【0054】次に、配線器具Cをプレート枠本体81か
ら外す場合には以下のように行う。すなわち、前面から
ドライバを挿通孔109に挿入し、ドライバの先端を係
止爪62間の組立枠61の端面に当接して、ドライバを
右側片83’の方へ倒す。すると、ドライバの先端によ
って配線器具Cが撓み片84側に付勢され、係止爪62
を係止段部101より外すことで、配線器具Cをプレー
ト枠本体81から容易に取り外すことができる。なお、
ドライバを用いずに、配線器具Cを撓み片84側に手で
ずらせて取り外すことも可能である。
【0055】また、プレート枠本体81は造営面に埋め
込まれた埋込ボックス(本実施形態においては所謂Aボ
ックス)の開口面の前面に設置されるものであり、開口
部82の上下方向両側に穿設されているねじ挿通孔94
に挿通されたボックスねじ(図示せず)にて上記埋込ボ
ックスに取着される。なお、このねじ挿通孔94の近傍
には、プレート枠本体81を造営面に直付けするための
固定ねじが挿通される孔95や、壁材等にプレート枠本
体81を固定するための挟み金具(図示せず)が取着さ
れる挟み金具取着孔93が設けてある。
【0056】さらに、プレート枠本体81の四隅には、
化粧プレートB4のプレート本体110背面から突設し
た係止突起113を係止する化粧プレート係止孔105
が設けてあり、これらの化粧プレート係止孔105に係
止突起113を挿入係止することでプレート枠A4の前
面側に化粧プレートB4を着脱自在に取り付けることが
できるようになっている。
【0057】一方、化粧プレートB4のプレート本体1
10は、図24に示すように絶縁性を有する合成樹脂
(ABS樹脂のような熱可塑性樹脂又は弾性を有する熱
硬化性樹脂)により、プレート枠A4の前面を覆う矩形
の主部111と、主部111の全周縁から背面側に突出
する側壁112とを一体に形成した略箱形としてある。
上記係止突起113は主部111の背面側の四隅に突設
してある。また主部111の略中央には、プレート枠A
4に取り付けた配線器具Cの機能面を露出する開口窓1
11aが設けてある。ここで、プレート本体110の対
向する側壁112間の幅寸法がプレート枠本体81の各
幅寸法よりも大きくしてある。すなわち、図25〜図2
7に示すように、造営面Wに配設したプレート枠A1の
前面側に化粧プレートB4を取着したとき、プレート枠
本体81が化粧プレートB4のプレート本体110の内
側に収まり、プレート本体110の側壁112の先端縁
が造営面Wにほぼ当接することになる。その結果、実施
形態1〜3と同様に両者の突き合わせの線が側面からは
ほとんど見えないようにして見栄えを良くすることがで
きる。さらに、ボックスねじを締め付けることでプレー
ト枠A4が多少撓んだ状態になっても化粧プレートB4
への影響が少なく、化粧プレートB4が撓まずにプレー
ト枠A4に取り付けることができるという利点がある。
【0058】プレート本体110下側の側壁112には
一対の切欠部116が設けてあり、この切欠部116に
治具(ドライバの先端等)を差し込んでプレート本体1
10に前面側への力を加えることにより、プレート本体
110の係止突起113とプレート枠本体81の化粧プ
レート係止孔105との係止を解除し、化粧プレートB
4をプレート枠A4から取り外すことができるようにし
てある。ここで、プレート枠本体81の上記切欠部11
6に対応する位置には内側へ窪んだ逃がし部91が設け
てあり、切欠部116に差し込まれた治具を逃がすこと
で奥まで挿入でき、化粧プレートB4を取り外す際に力
が加え易くしてある。さらに、逃がし部91の背面側端
部からは薄肉のリブ92が、化粧プレートB4の切欠部
116から突出しない程度まで延設してある。すなわ
ち、切欠部116に差し込んだ治具に造営面に当接する
部分を支点として力を加えることで造営面に傷が付く虞
があるが、リブ92を設けることで切欠部116に差し
込んだ治具がリブ92に当接することになり、化粧プレ
ートB4をプレート枠A4から取り外す際に治具によっ
て造営面に傷が付くのを防ぐことができる。
【0059】またプレート本体110の背面側には、図
24(b)に示すように3つの突条片118が開口窓1
11aに沿って列設されている。これらの突条片118
は、化粧プレートB4がプレート枠A4に取着されたと
きにプレート枠本体81の架橋片88によって3つに区
切られた各隙間86にそれぞれ嵌入されることになり、
これによってプレート枠A4の撓み片84の動き(撓
み)が規制されることになる。その結果、例えば配線器
具Cとしてコンセントを使用しているときにコンセント
に差し込まれたプラグを異常に大きな力で引き抜く等の
衝撃が加えられた場合でも、上記の如く撓み片84の動
きが規制されているために配線器具Cの係止爪62とプ
レート枠A4の係止段部97,101との係止が外れ難
くなるものである。また、突条片118が隙間86に嵌
入されることで抵抗が大きくなり、化粧プレートB4を
プレート枠A4から外れ難くなるという利点もある。
【0060】ところで、本実施形態においては1個モジ
ュール寸法の3個の配線器具Cをプレート枠A4に短幅
方向に並べて取り付けた状態で全ての配線器具Cの機能
面が露出するように開口窓111aの寸法が設定されて
いる。但し、プレート枠A4には上中下の3つの取付位
置に1個から3個までの配線器具Cが任意の個数で取り
付けることができるから、配線器具Cの取付個数及び取
付位置に応じた寸法の開口窓111aを有する化粧プレ
ートを用意し、適宜選択して用いるようにすればよい。
【0061】また、本実施形態では、プレート枠本体8
1の側片83’における下側の化粧プレート係止孔10
5の上部に長円形の貫通孔103を設けるとともに、こ
の貫通孔103に挿入してプレート枠A4に対する化粧
プレートB4の取付方向を規制するための規制突起11
4を、化粧プレートB4のプレート本体110裏面に突
設してある。すなわち、化粧プレートB4は、規制突起
114が貫通孔103に挿入される向きにのみプレート
枠A4に取り付けることができ、プレート枠A4に対し
て化粧プレートB4が誤った向きに取り付けられるのを
防止することができる。
【0062】(実施形態5)図28〜図33を参照して
本発明の実施形態5を説明する。本発明の配線器具用プ
レートはプレート枠A3と中プレートDと金属プレート
Eとで構成される。但し、本実施形態におけるプレート
枠A3は、図29に示すように実施形態3におけるプレ
ート枠A3と全く同一のものであるから説明は省略す
る。
【0063】中プレートDのプレート本体120は、絶
縁性を有する合成樹脂(ABS樹脂のような熱可塑性樹
脂又は弾性を有する熱硬化性樹脂)により、プレート枠
A3の前面を覆う矩形の主部121と、主部121の全
周縁から背面側に突出する側壁122とを一体に形成し
た略箱形としてある。上記係止突起123は主部121
の背面側の四隅に突設してある。また主部121の略中
央には、プレート枠A3に取り付けた配線器具Cの機能
面を露出する開口窓121aが設けてある。ここで、プ
レート本体120の対向する側壁122間の幅寸法がプ
レート枠本体30の各幅寸法よりも大きくしてある。す
なわち、図31〜図33に示すように、造営面に配設し
たプレート枠A3の前面側に中プレートDを取着したと
き、プレート枠本体30が中プレートDのプレート本体
120の内側に収まり、プレート本体120の側壁12
2の先端縁が造営面Wにほぼ当接することになり、両者
の突き合わせの線が側面からはほとんど見えないように
して見栄えを良くすることができる。
【0064】プレート本体120の下側の側壁122に
は一対の切欠部126が設けてあり、この切欠部126
に治具(ドライバの先端等)を差し込んでプレート本体
120に前面側への力を加えることにより、プレート本
体120の係止突起123とプレート枠本体30の化粧
プレート係止孔30bとの係止を解除し、中プレートD
をプレート枠A3から取り外すことができるようにして
ある。
【0065】またプレート本体120の背面側には、プ
レート枠A3に取着したときにプレート枠本体30に設
けた3つのスリット38a〜38cにそれぞれ嵌入され
る4つの突条片128が列設してある。すなわち、配線
器具Cを取り付けたプレート枠A3に中プレートDを取
着した状態では、図32及び図33に示すように4つの
突条片128がプレート枠本体30の各スリット38a
〜38cに嵌入され、スリット38a〜38cの内周面
と各突条片128との間には僅かな隙間しか生じないこ
とから、プレート枠本体30の可動梁部35の動き(撓
み)が規制されることになる。その結果、スイッチSに
対して前後方向に大きな力が加えられた場合でも、上記
の如く可動梁部35の動きが規制されているためにスイ
ッチSの係止爪74と可動梁部35及び固定梁部34の
係止溝35a,34aとの係止が外れ難くなるものであ
る。なお、中プレートDのプレート本体120裏面に
は、実施形態3における化粧プレートB3と同じ位置に
規制突起121aが突設されている。
【0066】ところで、中プレートDの前面には装飾あ
るいはデザイン上の見栄え並びに耐火性能の向上のため
に金属プレートEが取着される。この金属プレートE
は、図30に示すように略中央に3個分の配線器具Cの
機能面を露出する(3個モジュール寸法に対応した)露
出窓131が形成され、長手方向に沿って背面側へ略弧
状に折曲された側部130aを有する金属プレート本体
130から成る。
【0067】金属プレート本体130の露出窓131を
挟んで対向する両側部130aには、略等間隔に各々3
つの取着片132が背面側に垂設されるとともに、各取
着片132の内側面には突起状の係止部133が突設さ
れている。
【0068】一方、中プレートDのプレート本体120
の前面側には金属プレート本体130が嵌合する嵌合凹
所(図示せず)が形成され、さらにプレート本体120
の左右両側壁122には金属プレート本体130の両側
部130aの先端部分が挿入される挿入溝129が形成
されている。ここで、金属プレート本体130の各取着
片132に対応する位置の両側壁122には取着片13
2を逃がすための凹部129aが設けてあり、さらにこ
の凹部129aに臨む先端に金属プレートCの係止部1
33が凹凸係合する撓み自在の係合片129bがプレー
ト本体120と一体に形成してある。
【0069】而して、図33に示すようにプレート本体
120の両側壁122に形成された挿入溝129に金属
プレートCの両側部130aの先端部分が挿入されると
ともに、金属プレートCの取着片132が凹部129a
に入り込む。このとき、取着片132の内側面に突設さ
れた係止部133のテーパ面が係合片129bに当接
し、取着片132が押し込まれるにつれて係止部133
からの押圧力を受けた係合片129bが撓み、やがて係
合片129bの先端と取着片132の係止部133とが
凹凸係合し、金属プレートCの金属プレート本体130
が中プレートDのプレート枠本体120前面の嵌合凹所
に嵌合され且つ係止部133と係合片129bとの凹凸
係合により固定(抜け止め)されるものである。
【0070】ところで、本実施形態においては、1個モ
ジュール寸法の3個の配線器具Cをプレート枠A3に短
幅方向に並べて取り付けた状態で全ての配線器具Cの機
能面が露出するように中プレートDの開口窓121a及
び金属プレートEの露出窓131の寸法が設定されてい
る。但し、プレート枠A3には上中下の3つの取付位置
に1個から3個までの配線器具Cが任意の個数で取り付
けることができるから、配線器具Cの取付個数及び取付
位置に応じた寸法の開口窓121a及び露出窓131を
有する中プレートD及び金属プレートEを用意し、適宜
選択して用いるようにすればよい。
【0071】また、実施形態1と同様に、中プレートD
は規制突起131aが貫通孔30cに挿入される向きに
のみプレート枠A3に取り付けることができ、プレート
枠A3に対して中プレートDが誤った向きに取り付けら
れるのを防止することができる。ここで、実施形態1と
本実施形態とでは、中プレートDの規制突起131aが
設けられる位置が異なっており、開口窓121aの幅寸
法が大きい本実施形態の中プレートDを実施形態1のプ
レート枠A1に取り付けると、開口窓121aからは配
線器具Cの機能面以外にプレート枠A1の前面までもが
露出してしまい、見栄えが良くないものである。そこ
で、化粧プレートB1と中プレートDで規制突起131
aの位置を変えることにより、互いに種類の異なるプレ
ート枠A1,A3に誤って取り付けられるのを防ぐこと
ができる。
【0072】
【発明の効果】請求項1の発明は、埋込型の配線器具を
短幅方向に3個並べた状態で配線器具の機能面を露出可
能な開口部、開口部の両側に位置する側片の一方に設け
られ1〜3個の配線器具の両側から突設された係止爪の
一方がそれぞれ挿入係止される撓み可能な撓み片、側片
の他方に設けられ各配線器具の他方の係止爪が挿入係止
される固定部、両側片に設けられ造営面に設けられた埋
込孔内に配設される埋込ボックスに取り付けるための取
付ねじが挿通されるねじ挿通孔を具備して埋込孔の開口
面側を覆うプレート枠と、各配線器具の機能面を露出さ
せる開口窓を有しプレート枠の前面を覆う主部、主部の
略全周縁より突出させた側壁を具備してプレート枠の前
面に取り付けられる化粧プレートとを備え、化粧プレー
トの対向する側壁間の幅寸法をプレート枠の各幅寸法よ
りも大きくして成るので、プレート枠の前面側に化粧プ
レートを取着したときにプレート枠が化粧プレートの内
側に収まり、化粧プレートの側壁の先端縁が造営面にほ
ぼ当接することになるため、従来のようにプレート枠と
化粧プレートとの突き合わせ面が造営面よりも前方へ出
ることがなく、両者の突き合わせの線が側面からはほと
んど見えないようにして見栄えを良くすることができる
という効果がある。
【0073】請求項2の発明は、埋込型の配線器具を短
幅方向に2個並べた状態で配線器具の機能面を露出可能
な開口部、開口部の両側に位置する側片の一方に設けら
れ1〜2個の配線器具の両側から突設された係止爪の一
方がそれぞれ挿入係止される撓み可能な撓み片、側片の
他方に設けられ各配線器具の他方の係止爪が挿入係止さ
れる固定部、両側片に設けられ造営面に設けられた埋込
孔内に配設される埋込ボックスに取り付けるための取付
ねじが挿通されるねじ挿通孔を具備して埋込孔の開口面
側を覆うプレート枠と、各配線器具の機能面を露出させ
る開口窓を有しプレート枠の前面を覆う主部、主部の略
全周縁より突出させた側壁を具備してプレート枠の前面
に取り付けられる化粧プレートとを備え、化粧プレート
の対向する側壁間の幅寸法をプレート枠の各幅寸法より
も大きくして成るので、プレート枠の前面側に化粧プレ
ートを取着したときにプレート枠が化粧プレートの内側
に収まり、化粧プレートの側壁の先端縁が造営面にほぼ
当接することになるため、従来のようにプレート枠と化
粧プレートとの突き合わせ面が造営面よりも前方へ出る
ことがなく、両者の突き合わせの線が側面からはほとん
ど見えないようにして見栄えを良くすることができると
いう効果がある。
【0074】請求項3の発明は、埋込型の配線器具の機
能面を露出させる開口部、配線器具が備える係止爪を係
止する係止溝を有し開口部の周縁に設けられる固定梁
部、係止爪を係止する係止溝を有し開口部の周縁に撓み
自在に設けられる可動梁部、固定梁部及び可動梁部の外
側にそれぞれ設けられ造営面に設けられた埋込孔内に配
設される埋込ボックスに取り付けるための取付ねじが挿
通されるねじ挿通孔を具備して埋込孔の開口面側を覆う
プレート枠と、配線器具の機能面を露出させる開口窓を
有しプレート枠の前面を覆う主部、主部の略全周縁より
突出させた側壁を具備してプレート枠の前面に取り付け
られる化粧プレートとを備え、化粧プレートの対向する
側壁間の幅寸法をプレート枠の各幅寸法よりも大きくし
て成るので、プレート枠の前面側に化粧プレートを取着
したときにプレート枠が化粧プレートの内側に収まり、
化粧プレートの側壁の先端縁が造営面にほぼ当接するこ
とになるため、従来のようにプレート枠と化粧プレート
との突き合わせ面が造営面よりも前方へ出ることがな
く、両者の突き合わせの線が側面からはほとんど見えな
いようにして見栄えを良くすることができるという効果
がある。
【0075】請求項4の発明は、埋込型の配線器具の機
能面を露出させる開口部、配線器具が備える係止爪を係
止する係止溝を有し開口部の周縁に設けられる固定梁
部、係止爪を係止する係止溝を有し開口部の周縁に撓み
自在に設けられる可動梁部、固定梁部と可動梁部の対向
する方向に略直交する方向に沿った開口部の両側に設け
られ造営面に設けられた埋込孔内に配設される埋込ボッ
クスに取り付けるための取付ねじが挿通されるねじ挿通
孔を具備して埋込孔の開口面側を覆うプレート枠と、配
線器具の機能面を露出させる開口窓を有しプレート枠の
前面を覆う主部、主部の略全周縁より突出させた側壁を
具備してプレート枠の前面に取り付けられる化粧プレー
トとを備え、化粧プレートの対向する側壁間の幅寸法を
プレート枠の各幅寸法よりも大きくして成るので、プレ
ート枠の前面側に化粧プレートを取着したときにプレー
ト枠が化粧プレートの内側に収まり、化粧プレートの側
壁の先端縁が造営面にほぼ当接することになるため、従
来のようにプレート枠と化粧プレートとの突き合わせ面
が造営面よりも前方へ出ることがなく、両者の突き合わ
せの線が側面からはほとんど見えないようにして見栄え
を良くすることができるという効果がある。
【0076】請求項5の発明は、埋込型の配線器具の機
能面を露出させる開口部、配線器具が備える係止爪を係
止する係止溝を有し開口部の周縁に設けられる固定梁
部、係止爪を係止する係止溝を有し開口部の周縁に撓み
自在に設けられる可動梁部、固定梁部及び可動梁部の外
側にそれぞれ設けられ造営面に設けられた埋込孔内に配
設される埋込ボックスに取り付けるための取付ねじが挿
通されるねじ挿通孔を具備して埋込孔の開口面側を覆う
プレート枠と、配線器具の機能面を露出させる開口窓を
有しプレート枠の前面を覆う主部、主部の略全周縁より
突出させた側壁を具備してプレート枠の前面に取り付け
られる中プレートと、配線器具の機能面を露出させる露
出窓を有し中プレートの前面を覆う金属プレートとを備
え、中プレートの対向する側壁間の幅寸法をプレート枠
の各幅寸法よりも大きくして成るので、プレート枠の前
面側に中プレートを取着したときにプレート枠が中プレ
ートの内側に収まり、中プレートの側壁の先端縁が造営
面にほぼ当接することになるため、プレート枠と中プレ
ートとの突き合わせ面が造営面よりも前方へ出ることが
なく、両者の突き合わせの線が側面からはほとんど見え
ないようにして見栄えを良くすることができるという効
果がある。また、中プレートの前面を金属プレートで覆
うことによって装飾あるいはデザイン上の見栄え並びに
耐火性能の向上が図れるという効果がある。
【0077】請求項6の発明は、埋込型の配線器具の機
能面を露出させる開口部、配線器具が備える係止爪を係
止する係止手段を具備して埋込孔の開口面側を覆うプレ
ート枠と、配線器具の機能面を露出させる開口窓を有し
プレート枠の前面を覆う主部、主部の略全周縁より突出
させた側壁を具備してプレート枠の前面に取り付けられ
る化粧プレートとを備え、化粧プレートの対向する側壁
間の幅寸法をプレート枠の各幅寸法よりも大きくすると
ともに、プレート枠の前面に設けた凹部に挿入されてプ
レート枠に対する化粧プレートの取着方向を規制する規
制突起を化粧プレートの背面に突設したので、プレート
枠の前面側に化粧プレートを取着したときにプレート枠
が化粧プレートの内側に収まり、化粧プレートの側壁の
先端縁が造営面にほぼ当接することになるため、従来の
ようにプレート枠と化粧プレートとの突き合わせ面が造
営面よりも前方へ出ることがなく、両者の突き合わせの
線が側面からはほとんど見えないようにして見栄えを良
くすることができるとともに、プレート枠に対して化粧
プレートが誤った向きに取着されるのを防止することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す分解斜視図である。
【図2】同上におけるプレート枠を示し、(a)は正面
図、(b)は背面図である。
【図3】同上における化粧プレートを示し、(a)は正
面図、(b)は背面図である。
【図4】同上の配線器具が取り付けられた状態の側面断
面図である。
【図5】同上におけるプレート枠の正面図である。
【図6】(a)は同上の分解半断面図、(b)は同上の
半断面図である。
【図7】同上の一部破断した側断面図である。
【図8】実施形態2を示す分解斜視図である。
【図9】同上におけるプレート枠を示し、(a)は正面
図、(b)は背面図である。
【図10】同上における化粧プレートを示し、(a)は
正面図、(b)は背面図である。
【図11】同上におけるプレート枠の正面図である。
【図12】(a)は同上の分解半断面図、(b)は同上
の半断面図である。
【図13】同上の一部破断した側断面図である。
【図14】実施形態3を示す分解斜視図である。
【図15】同上におけるプレート枠を示し、(a)は正
面図、(b)は背面図である。
【図16】同上における化粧プレートを示し、(a)は
正面図、(b)は背面図である。
【図17】同上におけるスイッチの斜視図である。
【図18】(a)及び(b)はプレート枠へのスイッチ
の取付方を説明するための説明図である。
【図19】同上におけるプレート枠の正面図である。
【図20】(a)は同上の分解半断面図、(b)は同上
の半断面図である。
【図21】同上の一部破断した側断面図である。
【図22】実施形態4を示す分解斜視図である。
【図23】同上におけるプレート枠を示し、(a)は正
面図、(b)は背面図である。
【図24】同上における化粧プレートを示し、(a)は
正面図、(b)は背面図である。
【図25】同上におけるプレート枠の正面図である。
【図26】(a)は同上の分解半断面図、(b)は同上
の半断面図である。
【図27】同上の一部破断した側断面図である。
【図28】実施形態5を示す分解斜視図である。
【図29】同上におけるプレート枠を示し、(a)は正
面図、(b)は背面図である。
【図30】同上における化粧プレートを示し、(a)は
正面図、(b)は背面図である。
【図31】同上におけるプレート枠の正面図である。
【図32】(a)は同上の分解半断面図、(b)は同上
の半断面図である。
【図33】同上の一部破断した側断面図である。
【符号の説明】
A1 プレート枠 B1 化粧プレート 1 プレート枠本体 2 開口部 3 側片 4 撓み片 10 固定部 50 プレート本体 51 主部 52 側壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北沢 国浩 三重県津市大字野田字鎌切856番地 株式 会社オームズ内 Fターム(参考) 5G052 AA12 HA18 HC08 5G357 CA05 CB04 CC01 CD03 CE01 CF02 CF03 5G361 AA02 AC01 AC02 AC13 AD01 AE01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 埋込型の配線器具を短幅方向に3個並べ
    た状態で配線器具の機能面を露出可能な開口部、開口部
    の両側に位置する側片の一方に設けられ1〜3個の配線
    器具の両側から突設された係止爪の一方がそれぞれ挿入
    係止される撓み可能な撓み片、側片の他方に設けられ各
    配線器具の他方の係止爪が挿入係止される固定部、両側
    片に設けられ造営面に設けられた埋込孔内に配設される
    埋込ボックスに取り付けるための取付ねじが挿通される
    ねじ挿通孔を具備して埋込孔の開口面側を覆うプレート
    枠と、各配線器具の機能面を露出させる開口窓を有しプ
    レート枠の前面を覆う主部、主部の略全周縁より突出さ
    せた側壁を具備してプレート枠の前面に取り付けられる
    化粧プレートとを備え、化粧プレートの対向する側壁間
    の幅寸法をプレート枠の各幅寸法よりも大きくして成る
    ことを特徴とする配線器具用プレート。
  2. 【請求項2】 埋込型の配線器具を短幅方向に2個並べ
    た状態で配線器具の機能面を露出可能な開口部、開口部
    の両側に位置する側片の一方に設けられ1〜2個の配線
    器具の両側から突設された係止爪の一方がそれぞれ挿入
    係止される撓み可能な撓み片、側片の他方に設けられ各
    配線器具の他方の係止爪が挿入係止される固定部、両側
    片に設けられ造営面に設けられた埋込孔内に配設される
    埋込ボックスに取り付けるための取付ねじが挿通される
    ねじ挿通孔を具備して埋込孔の開口面側を覆うプレート
    枠と、各配線器具の機能面を露出させる開口窓を有しプ
    レート枠の前面を覆う主部、主部の略全周縁より突出さ
    せた側壁を具備してプレート枠の前面に取り付けられる
    化粧プレートとを備え、化粧プレートの対向する側壁間
    の幅寸法をプレート枠の各幅寸法よりも大きくして成る
    ことを特徴とする配線器具用プレート。
  3. 【請求項3】 埋込型の配線器具の機能面を露出させる
    開口部、配線器具が備える係止爪を係止する係止溝を有
    し開口部の周縁に設けられる固定梁部、係止爪を係止す
    る係止溝を有し開口部の周縁に撓み自在に設けられる可
    動梁部、固定梁部及び可動梁部の外側にそれぞれ設けら
    れ造営面に設けられた埋込孔内に配設される埋込ボック
    スに取り付けるための取付ねじが挿通されるねじ挿通孔
    を具備して埋込孔の開口面側を覆うプレート枠と、配線
    器具の機能面を露出させる開口窓を有しプレート枠の前
    面を覆う主部、主部の略全周縁より突出させた側壁を具
    備してプレート枠の前面に取り付けられる化粧プレート
    とを備え、化粧プレートの対向する側壁間の幅寸法をプ
    レート枠の各幅寸法よりも大きくして成ることを特徴と
    する配線器具用プレート。
  4. 【請求項4】 埋込型の配線器具の機能面を露出させる
    開口部、配線器具が備える係止爪を係止する係止溝を有
    し開口部の周縁に設けられる固定梁部、係止爪を係止す
    る係止溝を有し開口部の周縁に撓み自在に設けられる可
    動梁部、固定梁部と可動梁部の対向する方向に略直交す
    る方向に沿った開口部の両側に設けられ造営面に設けら
    れた埋込孔内に配設される埋込ボックスに取り付けるた
    めの取付ねじが挿通されるねじ挿通孔を具備して埋込孔
    の開口面側を覆うプレート枠と、配線器具の機能面を露
    出させる開口窓を有しプレート枠の前面を覆う主部、主
    部の略全周縁より突出させた側壁を具備してプレート枠
    の前面に取り付けられる化粧プレートとを備え、化粧プ
    レートの対向する側壁間の幅寸法をプレート枠の各幅寸
    法よりも大きくして成ることを特徴とする配線器具用プ
    レート。
  5. 【請求項5】 埋込型の配線器具の機能面を露出させる
    開口部、配線器具が備える係止爪を係止する係止溝を有
    し開口部の周縁に設けられる固定梁部、係止爪を係止す
    る係止溝を有し開口部の周縁に撓み自在に設けられる可
    動梁部、固定梁部及び可動梁部の外側にそれぞれ設けら
    れ造営面に設けられた埋込孔内に配設される埋込ボック
    スに取り付けるための取付ねじが挿通されるねじ挿通孔
    を具備して埋込孔の開口面側を覆うプレート枠と、配線
    器具の機能面を露出させる開口窓を有しプレート枠の前
    面を覆う主部、主部の略全周縁より突出させた側壁を具
    備してプレート枠の前面に取り付けられる中プレート
    と、配線器具の機能面を露出させる露出窓を有し中プレ
    ートの前面を覆う金属プレートとを備え、中プレートの
    対向する側壁間の幅寸法をプレート枠の各幅寸法よりも
    大きくして成ることを特徴とする配線器具用プレート。
  6. 【請求項6】 埋込型の配線器具の機能面を露出させる
    開口部、配線器具が備える係止爪を係止する係止手段を
    具備して埋込孔の開口面側を覆うプレート枠と、配線器
    具の機能面を露出させる開口窓を有しプレート枠の前面
    を覆う主部、主部の略全周縁より突出させた側壁を具備
    してプレート枠の前面に取り付けられる化粧プレートと
    を備え、化粧プレートの対向する側壁間の幅寸法をプレ
    ート枠の各幅寸法よりも大きくするとともに、プレート
    枠の前面に設けた凹部に挿入されてプレート枠に対する
    化粧プレートの取着方向を規制する規制突起を化粧プレ
    ートの背面に突設したことを特徴とする配線器具用プレ
    ート。
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