JP2000165913A - ジャンパチェッカ - Google Patents

ジャンパチェッカ

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JP2000165913A
JP2000165913A JP10334760A JP33476098A JP2000165913A JP 2000165913 A JP2000165913 A JP 2000165913A JP 10334760 A JP10334760 A JP 10334760A JP 33476098 A JP33476098 A JP 33476098A JP 2000165913 A JP2000165913 A JP 2000165913A
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signal
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checker
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Yasuyuki Kurihara
靖幸 栗原
Tadashi Imai
忠 今井
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NTT ME Corp
Original Assignee
NTT ME Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャンパ線施工やケーブル敷設の正常性等を
取り扱い容易な手段で現用回線に影響を与えずに確認す
る。 【解決手段】 配線架50において、下位装置51側の
ケーブルC12と接続された端子T4のジャンパ線J2接
続端にモニタ装置1を接続する。モニタ装置1内には、
入力信号からパルス信号を抽出するパルス選択部12、
その出力を増幅して発光ダイオード14を発光させるト
ランジスタ13が設けられている。そして、下位装置5
1から通常出力されているパルス信号がケーブルC1
1、ジャンパ線J1、ケーブルC21から上位装置52の
HW−LOOP機能によってケーブルC22、ジャンパ
線J2へと戻ってきたときにモニタ装置1へ入力され
る。モニタ装置1では、そのパルス信号が抽出増幅され
て発光ダイオード14が発光し、赤ランプL1が点灯す
ることによってジャンパ線施工の正常性等が確認され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジャンパ線により
交換機や伝送装置等の各装置間を結ぶ配線架において各
種試験を行うジャンパチェッカに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークを構成している交換機や伝
送装置等の装置はケーブル等の伝送線路によって所定の
もの同士が接続されているが、それらのケーブル接続を
形成するための手段として、ネットワーク中には各ケー
ブルの接続先を決定するための配線架(DF:distribu
ting frame)が設けられている。この配線架は、各装置
へとつながるケーブルがそれぞれ所定の端子と接続され
た端子盤を有する棚状のものとなっており、それらの端
子間をジャンパ線で接続することにより各ケーブルの接
続先を決定して所定の装置間を結ぶこととしている。
【0003】従来、かかる配線架においては、D2MC
(D2M形C同期端局試験装置)を用いて各装置から出
力されるパルス信号の有無を判定し、これにより、ジャ
ンパ線の施工や装置からのケーブル敷設における正常性
の確認作業を実施することとしていた。ここに、D2M
Cとは、ディジタル信号4Kbps〜8Mbps等の各
信号単位(或いはチャンネル単位)での伝送品質の試験
を実施するための装置であり、従来より伝送品質の試験
一般に広く用いられているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記D2M
Cは、伝送品質の試験一般に用いられるものであること
から、上記パルス信号の有無判定以外にも様々な機能を
有しており、その分大型で重量も大きい。このため、D
2MCは、上述したような確認作業等をするための配線
架における試験に対し、運搬することが容易でない上に
試験時の取り扱いも困難かつ煩雑であるという問題点を
有していた。
【0005】又、配線架における試験では、各装置側に
おけるケーブルの接続状態や配線架内の各ジャンパ線の
接続状態を確認する試験も行う必要があるが、D2MC
ではこのような試験を行うことはできず、他に効率よく
これを行うことができる手段もなかった。更に、上記各
試験を行うときには、試験対象とするジャンパ線を介し
ての通信が行われている場合、その通信中の現用回線に
影響を与えることは避けなければならない。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ジャンパ線の施工や装置からのケーブル敷設等
の正常性及び装置側における伝送線路の接続状態等を取
り扱い容易な手段によって確認することを可能とすると
共に、現用回線に影響を与えずにジャンパ線の施工確認
を行うことができるジャンパチェッカを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
各装置からの伝送線路がジャンパ線によって接続された
配線架を有するネットワークにおける線路の接続状態に
ついての試験を行うジャンパチェッカであって、上位装
置と接続されるべき下位装置への信号を伝送する伝送線
路とジャンパ線とが接続された配線架の端子へ接続され
る入力端子と、前記入力端子から入力された信号中のパ
ルス信号の有無を検出し、検出結果を報知する報知手段
とを有することを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、各装置からの伝送
線路がジャンパ線によって接続された配線架を有するネ
ットワークにおける線路の接続状態についての試験を行
うジャンパチェッカであって、装置からの伝送線路が接
続された配線架の端子へ接続される入力端子と、前記入
力端子の一の電極と接続された直流電源と、前記入力端
子の他の電極から入力された信号中の直流信号の有無を
検出し、検出結果を報知する報知手段とを有することを
特徴としている。
【0009】請求項3記載の発明は、各装置からの伝送
線路がジャンパ線によって接続された配線架を有するネ
ットワークにおける線路の接続状態についての試験を行
うジャンパチェッカであって、ジャンパ線が接続された
配線架の端子へ接続される出力端子と、伝送線路及びジ
ャンパ線に比べて高い出力インピーダンスを有し、前記
出力端子へ所定のメロディを形成する音声信号を出力す
るメロディ出力手段と、配線架の前記端子以外の端子と
接続される入力端子と、前記入力端子から入力された信
号中の音声信号を抽出し、抽出した音声信号に従って発
音する発音手段とを有することを特徴としている。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1記載のジ
ャンパチェッカにおいて、前記入力端子の一の電極と接
続された直流電源と、前記入力端子の他の電極から入力
された信号中の直流信号の有無を検出し、検出結果を報
知する他の報知手段とを更に有することを特徴としてい
る。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項4記載のジ
ャンパチェッカにおいて、前記入力端子以外のジャンパ
線が接続された配線架の端子へ接続される出力端子と、
伝送線路及びジャンパ線に比べて高い出力インピーダン
スを有し、前記出力端子へ所定のメロディを形成する音
声信号を出力するメロディ出力手段と、前記入力端子か
ら入力された信号中の音声信号を抽出し、抽出した音声
信号に従って発音する発音手段とを更に有することを特
徴としている。
【0012】請求項6記載の発明は、各装置からの伝送
線路がジャンパ線によって接続された配線架を有するネ
ットワークにおける線路の接続状態についての試験を行
うジャンパチェッカであって、一端側が上位装置への信
号を伝送する伝送線路と接続されるべきジャンパ線の他
端側が接続された配線架の端子へ接続される出力端子
と、前記第2の出力端子へ所定のパルス信号を出力する
パルス出力手段と、一端側が前記上位装置からの信号を
伝送する伝送線路と接続されるべきジャンパ線の他端側
が接続された配線架の端子へ接続される入力端子と、前
記入力端子から入力された信号中のパルス信号の有無を
検出し、検出結果を報知する報知手段とを有することを
特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】<構成> (1)モニタ装置 以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説
明する。図1は、本発明の一実施形態によるディジタル
ジャンパチェッカの第1の構成要素であるモニタ装置1
の構成を示すブロック図である。尚、本ディジタルジャ
ンパチェッカは、このモニタ装置1と、後述するメロデ
ィ発生装置2及びパルス発生装置3とによって構成され
る。
【0014】図1において、10は配線架の端子と接続
される入力端子である。ネットワークを構成している交
換機や伝送装置等の各装置からのケーブルは、同軸ケー
ブルや平衡ケーブル等のような2つの電極を有するケー
ブルとなっているので、配線架の端子もそれらの電極と
対応する2つの電極を有するものとなっている。このた
め、入力端子10は、図中に小径の内円で示す内側電極
と大径の外円で示す外側電極とを有するものとなってお
り、内側電極が配線架端子の一方の電極と接続され、外
側電極が同配線架端子の他方の電極と接続されるように
なっている。
【0015】11−1、11−2、11−3は、一端が
入力端子10の内側電極と接続され、他端がそれぞれ後
段のパルス選択部12等(後述)と接続された抵抗であ
る。これらの抵抗は、各装置からのケーブルのケーブル
抵抗に比べて高い抵抗値を有し、モニタ装置1の出力イ
ンピーダンスを高くしている。例えば、装置からのケー
ブルがケーブル抵抗75Ωの同軸ケーブルやケーブル抵
抗110Ωの平衡ケーブルである場合には、抵抗11−
1、11−2及び11−3としては5KΩ程度の抵抗値
を有するものを用い、ケーブルに対するモニタ装置1の
インピーダンスを高くする。
【0016】パルス選択部12は、直流成分をカットす
るコンデンサ等からなり、入力端子10から抵抗11−
1を介して入力された信号に含まれる所定のパルス信号
(後述)を抽出してトランジスタ13へ出力する。トラ
ンジスタ13は、6Vの電源電圧と接続されており、パ
ルス選択部12から出力されたパルス信号を増幅して発
光ダイオード14へ供給する。発光ダイオード14は、
トランジスタ13から供給される電力によって赤色に発
光する発光ダイオードである。図1には示していない
が、モニタ装置1の外枠ケースには外観視し得る赤ラン
プが設けられており、発光ダイオード14は同赤ランプ
位置内部にその光源として設けられている。
【0017】15は抵抗11−2の上記他端と接続され
た直流選択部であり、入力端子10から抵抗11−2を
介して入力された信号の交流成分をカットし、同信号の
直流成分のみを抽出してトランジスタ16へ出力する。
トランジスタ16は、6Vの電源電圧と接続されてお
り、直流選択部15から出力された直流信号を増幅して
発光ダイオード17へ供給する。発光ダイオード17
は、トランジスタ16から供給される電力によって緑色
に発光する発光ダイオードである。上記同様図示してい
ないが、モニタ装置1の外枠ケースには外観視し得る緑
ランプが設けられており、発光ダイオード17は同緑ラ
ンプ位置内部にその光源として設けられている。
【0018】18は抵抗11−3の上記他端と接続され
たローパスフィルタであり、入力端子10から抵抗11
−3を介して入力された信号の高周波成分をカットし、
同信号の可聴周波数帯域の成分(周波数3KHz以下の
信号)を抽出して増幅器IC19へ出力する。増幅器I
C19は、6Vの電源電圧と接続されており、ローパス
フィルタ18から出力された可聴周波数帯域信号をスピ
ーカ20の駆動に適した形態で増幅し供給する。スピー
カ20は、増幅器IC19からの増幅された信号によっ
て駆動され、入力端子10への入力信号中に含まれてい
た音声信号に従って発音する。このスピーカ20は、外
枠ケースに設けられた開口部に発音部が位置し(ここで
は図示略)、発音音声を外部へ放出するようになってい
る。
【0019】21は入力端子10の外側電極にプラス極
が接続された起電力6Vの電池(装置内への内蔵及び携
帯が容易な小型電源。以下の各電池も同様)である。
尚、特に図示はしないが、上記トランジスタ13、16
及び増幅器IC19の各電源も電池21同様の電池とな
っている。
【0020】(2)メロディ発生装置 続いて、本ディジタルジャンパチェッカの第2の構成要
素であるメロディ発生装置2の構成を説明する。図2が
その構成を示すブロック図である。
【0021】この図において、30は配線架端子と接続
される出力端子である。上記モニタ装置1の入力端子1
0同様、出力端子30も図中に小径の内円で示す内側電
極と大径の外円で示す外側電極とを有しており、内側電
極が配線架端子の一方の電極と接続され、外側電極が同
配線架端子の他方の電極と接続されるようになってい
る。
【0022】31は一端が出力端子30の内側電極と接
続され、他端がメロディIC32と接続された抵抗であ
る。この抵抗31は、各装置からのケーブルのケーブル
抵抗に比べて高い抵抗値を有し、メロディ発生装置2の
出力インピーダンスを高くしている。例えば、装置から
のケーブルがケーブル抵抗75Ωの同軸ケーブルやケー
ブル抵抗110Ωの平衡ケーブルである場合には、5K
Ω程度の高い抵抗値を有するものを抵抗31として用
い、ケーブルに対するメロディ発生装置2のインピーダ
ンスを高くする。
【0023】メロディIC32は、所定のメロディを形
成する音声帯域信号(周波数300Hz〜3KHzの信
号)を生成するICである。このメロディIC32で生
成された音声帯域信号は、抵抗31を介して出力端子3
0から出力される。33はメロディIC32へ動作電源
を供給する起電力1.5Vの電池である。
【0024】(3)パルス発生装置 次に、本ディジタルジャンパチェッカの第3の構成要素
であるパルス発生装置3の構成を説明する。図3がその
構成を示すブロック図である。
【0025】この図において、40は配線架端子と接続
される出力端子である。この出力端子40も上記同様図
中に小径の内円で示す内側電極と大径の外円で示す外側
電極とを有しており、内側電極が配線架端子の一方の電
極と接続され、外側電極が同配線架端子の他方の電極と
接続されるようになっている。
【0026】41は一端の電極が出力端子40の内側電
極と接続され、他端の電極がタイムベース用IC42と
接続されたコンデンサであり、タームベース用IC42
と出力端子40との間における直流信号の伝達を遮断す
る。
【0027】タイムベース用IC42は、図4に示すよ
うな所定レベル‘E’ないし‘−E’のパルス信号を発
生するICである。図示のように、タイムベース用IC
42が発生するパルス信号は、その信号波形において
‘1’をパルス有り、‘0’をパルス無しで表現し、
‘1’を表現するパルスの極性を正極性と負極性に交互
に変化させて送出する伝送路符号形式に準拠したバイポ
ーラ信号となっている。
【0028】ここで、このような形式のパルス信号は、
一般に高速伝送の場合に多く用いられている。例えば、
伝送路として用いられる同軸ケーブルにおいてはこの形
式のパルス信号を利用して6.3Mbps、平衡ケーブ
ルにおいては同パルス信号を利用して1.5Mbpsと
いった高速伝送を行っている。そして、これら同様、タ
イムベース用IC42におけるパルス発生も高速で行わ
れるものとなっている。例えば、出力端子40を接続す
る配線架端子に同軸ケーブルが接続されている場合には
3MHz、平衡ケーブルが接続されている場合には0.
75MHzの上記パルス信号を発生するものをタイムベ
ース用IC42として用い、ケーブル内を高速伝送され
るパルス信号に類似した信号がパルス発生装置3におい
て発生されるようにする。
【0029】このようなタイムベース用IC42によっ
て発生されたパルス信号は、コンデンサ41を介して出
力端子40から出力される。尚、43はタイムベース用
IC42へ動作電源を供給する起電力4.5Vの電池で
ある。
【0030】本ディジタルジャンパチェッカは、以上の
モニタ装置1、メロディ発生装置2及びパルス発生装置
3によって構成されている。これらの装置は、図1〜図
3にも示されているようにそれぞれ簡単な構成となって
おり、AC電源等の定設電源を必要とせず、小型かつ軽
量で携帯容易なものとなっている。そして、以下の動作
説明で述べるように、試験内容に応じてどの装置を使用
するかを使い分けることにより、配線架において重要な
各種試験を実施可能とする。
【0031】<動作>次に、上記構成による本ディジタ
ルジャンパチェッカの動作(各種試験実施形態)につい
て説明するが、初めに試験対象とするネットワーク構成
について説明しておく。同ネットワーク構成は概略図5
に示すようになっており、各装置からのケーブルを配線
架で結び、装置間の接続を形成している。尚、図5及び
これ以降の図においては、説明簡略化のために2つの装
置のみを示すが、実際には多数の装置が存在し、それら
の装置それぞれからのケーブルが配線架において所定の
接続形態で接続される。
【0032】図5において、配線架50は、各装置へと
つながるケーブルがそれぞれ所定の端子と接続された端
子盤を有し、それらの端子間がジャンパ線で接続される
ことによって各ケーブルの接続先を決定し、所定の装置
間を結ぶ。そして、この配線架50の一の端子盤に設け
られた所定の端子に下位装置51からのケーブルC11
及びC12が接続され、他の端子盤に設けられた所定の
端子に上位装置52からのケーブルC21及びC22が接
続されている。
【0033】ここで、下位装置51は、交換機や伝送装
置或いはCNE等の装置であり、通常、パルス信号から
なる何等かの信号を出力している。一方、上位装置52
は、TCM等の装置であり、未使用時には入力信号をそ
のまま出力側へ返すHW−LOOP(ハイウェイ−ルー
プ)という交換機や伝送装置とは異なる機能を有し、こ
の時には出力側から入力側へ信号が通らないようになっ
ているものである。又、ケーブルC11、C12、C21
及びC22は、それぞれが接続された装置の信号伝送形
式に合致した伝送線路であり、ケーブルC11、C12が
それぞれ下位装置51の出力側、入力側と接続され、ケ
ーブルC21、C22がそれぞれ上位装置52の入力側、
出力側と接続されている。
【0034】そして、配線架50においては、下位装置
51と上位装置52との間を結ぶべくジャンパ線の施工
がなされる。この施工が誤りなく正常に行われれば、図
示のように、ケーブルC11が接続された端子とケーブ
ルC21が接続された端子とがジャンパ線J1によって接
続されると共に、ケーブルC22が接続された端子とケ
ーブルC12が接続された端子とがジャンパ線J2によっ
て接続され、下位装置51と上位装置52との間に上り
下り双方向の通信回線が確保される。尚、ここで用いる
ジャンパ線J1、J2は、それぞれケーブルC11及びC
21、C22及びC12に応じたものとし、ケーブルが同
軸ケーブルであればジャンパ線にも同軸ケーブルによっ
て構成された信号線を用い、ケーブルが平衡ケーブルで
あればジャンパ線にも平衡ケーブルによって構成された
信号線を用いることとする。
【0035】このようなジャンパ線の施工がなされた配
線架50において、本ディジタルジャンパチェッカを用
いた各種試験を行う。以下、それぞれの試験実施形態毎
に本ディジタルジャンパチェッカの動作を説明する。
【0036】(1)パルス検出試験 まず、ジャンパ線施工の正常性、すなわち、各装置から
のケーブルが配線架50において正しく接続されている
か否かをチェックするためのパルス検出試験を行う場合
について説明する。この試験では、上記装置のうちのモ
ニタ装置1のみを図6に示すように使用する。
【0037】図6は、上記図5の配線架50におけるジ
ャンパ線施工部分を模式的に示したものとなっている。
この図において、T1、T2、T3、T4は、それぞれケー
ブルC11、C21、C22、C12が接続された端子であ
り、その接続端がUリンクによってジャンパ線との接続
端と連結されている。モニタ装置1は、所定の信号線6
0によって上記図1の入力端子10を端子T4のジャン
パ線接続端へ挿入接続して用いる。尚、図6中のモニタ
装置1は、その概略的な外観によって表したもので、L
1、L2、Sがそれぞれ上記赤ランプ、緑ランプ、スピ
ーカ20の発音部である。
【0038】上述したように、下位装置51からは通常
何等かの出力(パルス信号)があるので、この特性を利
用してパルス検出試験を行う。すなわち、図6における
ジャンパ線J1及びJ2は誤りなく施工され、それぞれ下
位装置51側と上位装置52側とを正しく接続している
ので、下位装置51からのパルス信号は、図中の矢印で
示すように上記HW−LOOP機能によって上位装置5
2を経由して下位装置51側へ戻ってくる。従って、そ
のパルス信号は端子T4から信号線60を介してモニタ
装置1へも入力される。
【0039】すると、モニタ装置1では、そのパルス信
号を含む信号が図1の抵抗11−1を介してパルス選択
部12へ入力され、コンデンサによる直流成分のカット
等がなされた後にトランジスタ13へ入力される。これ
により、トランジスタ13から増幅された信号が出力さ
れ、発光ダイオード14が赤色に発光して図6の赤ラン
プL1を点灯させる。
【0040】これに対し、ジャンパ線J1及びJ2の施工
に誤りがあり、下位装置51側と上位装置52側が正し
く接続されていない場合の例を図7に示す。この場合、
下位装置51からのパルス信号は、図中の矢印で示すよ
うに上位装置52側のケーブルC22へ送出されるが、
このケーブルが接続された上位装置52の出力側から入
力側へは信号が通らないようになっているので、配線架
50へは戻ってこない。従って、モニタ装置1には下位
装置51からのパルス信号は入力されず、赤ランプL1
は点灯しない。
【0041】又、ジャンパ線J1及びJ2の施工に誤りが
なくてもケーブルC12〜C22の敷設に誤りがあり、そ
れによって下位装置51側と上位装置52側が正しく接
続されていない場合もある。その場合も上記同様に下位
装置51からのパルス信号はモニタ装置1へ入力され
ず、赤ランプL1は点灯しない。
【0042】このように、配線架50におけるジャンパ
線施工や各装置から配線架50へのケーブル敷設が正常
か或いは誤っているかに応じてモニタ装置1でパルス信
号が検出され、赤ランプが点灯する。これにより、交換
機や伝送装置等からの出力の有無を配線架において確認
することが可能となり、配線架におけるジャンパ線施工
や各装置からのケーブル敷設等の正常性を回線開通の前
に把握することができる。
【0043】(2)導通判別試験 次に、各装置におけるパッケージやコネクタ挿入等の正
常性をチェックするための導通判別試験について説明す
る。この試験は、上記パルス検出試験と同様の試験形態
で同時に実施することができる。すなわち、図6ないし
図7に示したようにモニタ装置1を用いて行うことがで
きる。
【0044】一般に、交換機や伝送装置におけるパッケ
ージにはパルストランスが設けられており、そのパルス
トランスのそれぞれの片側巻線における両極は、図8に
示すように直流的に導通しているという特性がある。従
って、下位装置51において図8中右側のパルストラン
スがケーブルC12と接続されているものであるとする
と、図6のようにモニタ装置1を挿入接続した場合、入
力端子10の内側電極、外側電極はそれぞれ図8の電極
a、電極b(又は電極b、電極a)と直流的に接続され
ることになる。
【0045】そして、同外側電極には電池21のプラス
極が接続されているので、その起電力によって同外側電
極からケーブルC12の一方の導体、電極b(又は電極
a)、電極a(又は電極b)、ケーブルC12の他方の
導体、同内側電極へと直流信号が流れ、モニタ装置1へ
入力される。その直流信号は、抵抗11−2を介して直
流選択部15へ入力され(図1参照)、他の信号成分が
除去された後にトランジスタ16へ入力される。これに
より、トランジスタ16から増幅された信号が出力さ
れ、発光ダイオード17が緑色に発光して図6の緑ラン
プL2を点灯させる。
【0046】一方、図7に示した場合、ジャンパ線施工
は誤っているものの、配線架50と下位装置51との間
は直流的には接続されているので、上記同様に直流信号
が流れて緑ランプが点灯される。
【0047】これに対し、装置に異常がある場合、すな
わち、パッケージに上記パルストランスが搭載されてい
ない場合やコネクタが挿入されていない場合等には、上
述したように直流信号が流れない。従って、これらの異
常がある場合にはモニタ装置1へ直流信号が入力され
ず、緑ランプL2は点灯しない。
【0048】このように、配線架と装置との間が導通し
ているか否かに応じて緑ランプL2が点灯する。これに
より、各装置のパッケージの正常性や各装置におけるコ
ネクタの挿入/未挿入等を配線架において確認、把握す
ることができる。尚、この試験は上記パルス検出試験と
同時に行うことができるので、ジャンパ線施工、ケーブ
ル敷設及び装置パッケージ等の正常性並びに装置におけ
るコネクタの挿入/未挿入等を配線架において同時に確
認することができる。
【0049】(3)メロディ送受試験 次に、ジャンパ線の接続先を確認するためのメロディ送
受試験を行う場合について説明する。この試験では、上
記装置のうちのモニタ装置1とメロディ発生装置2を図
9に示すように使用する。
【0050】図示のように、メロディ発生装置2は、接
続先を確認しようとするジャンパ線が接続された端子へ
所定の信号線61を介して接続する。すなわち、ここで
は上位装置52側の端子盤における端子T3に接続され
たジャンパ線J2が下位装置51側の端子盤におけるい
ずれの端子へ接続されているかを確認しようとしてい
る。この状態でメロディ発生装置2のメロディIC32
を動作させ、端子T3のジャンパ線J2接続端へ所定のメ
ロディを形成する音声信号を入力して同メロディをジャ
ンパ線J2へ送出する。
【0051】そして、モニタ装置1を下位装置51側端
子盤の各端子へ順次接続していく。このとき、図示のよ
うにモニタ装置1がジャンパ線J2の接続先である端子
T4の接続端に接続されると、上記メロディの音声信号
がモニタ装置1へ入力される。
【0052】すると、モニタ装置1では、その音声信号
を含む信号が図1の抵抗11−3を介してローパスフィ
ルタ18へ入力され、高周波成分をカットした可聴周波
数帯域の信号とされた後に増幅器IC19へ入力され
る。これにより、増幅器IC19から増幅された可聴周
波数帯域信号が出力されてスピーカ20が駆動され、図
9の発音部Sから上記メロディが放出される。このこと
から、ジャンパ線J2の接続先が端子T4の接続端である
ことが確認される。
【0053】ここで、ケーブルとジャンパ線によって伝
送されている各装置間の信号は、多重されているため
1.5MHzや6.3MHz等の高周波信号である。こ
れに対し、メロディ発生装置2からモニタ装置1へ伝送
される音声信号は300Hz〜3KHzの低周波信号で
ある。従って、ジャンパ線を介して上記メロディを送受
することとしても、各装置間で送受されている信号周波
数帯域には何等影響を与えない。
【0054】又、上述したように、メロディ発生装置2
内では、メロディIC32と出力端子30との間に5K
Ω等の高抵抗値の抵抗31が直列に介挿接続されてお
り、モニタ装置1内にも高抵抗値の抵抗11−1〜11
−3が入力端子以降直列に介挿接続されている(図2及
び図3参照)。このため、メロディ発生装置2とモニタ
装置1を図9のように接続したときには、ケーブル抵抗
75Ωの同軸ケーブルや110Ωの平衡ケーブル等から
なるケーブルないしジャンパ線に対し、非常に高いイン
ピーダンスの抵抗を並列に接続することになる。従っ
て、これらメロディ発生装置2及びモニタ装置1を配線
架50の端子に接続しても、各装置間で送受されている
信号レベルには何等影響を与えない。
【0055】すなわち、上述したメロディ送受試験によ
れば、現用回線に何等影響を与えることなく、ジャンパ
線の接続先を確認することができる。尚、ある回線の廃
止時においては、上述したパルス検出試験及び導通判別
試験に併せて本メロディ送受試験を行うこととすれば、
現用回線においてパルス信号、装置導通及びメロディの
3方面からの事前チェックが可能となり、ジャンパ線の
誤撤去等を防止して人為的ミスによる故障の発生を防止
することができる。
【0056】(4)パルス送受試験 次に、パルス発生装置3を利用してジャンパ線施工の正
常性等を確認するパルス送受試験を行う場合について説
明する。この試験では、上記装置のうちのモニタ装置1
とパルス発生装置3を図10に示すように使用する。
【0057】図10においては、上記図6等で下位装置
51側であった側が上位装置52′側となっている。す
なわち、ここでは、ケーブルC11及びC12の接続元が
上記下位装置51ではなく、他の上位装置52′である
場合を想定している。
【0058】上記パルス検出試験においては、ジャンパ
線の一端に下位装置からのケーブルが接続されているこ
ととしたので、その下位装置からのパルス信号が検出さ
れるか否かによって試験を行うことができた。ジャンパ
線は、通常そのように接続するのが一般的であるが、稀
に図10に示すように両端とも上位装置からのケーブル
と接続する場合がある。この場合、上位装置は下位装置
のようにパルス信号を出力しないので、上記パルス検出
試験ではジャンパ線施工の正常性確認等を行うことがで
きない。
【0059】そこで、所定の信号線62を介してパルス
発生装置3を端子T1のジャンパ線J1接続端へ接続し、
タイムベース用IC42を動作させて端子T1のジャン
パ線J1接続端へパルス信号を出力する。尚、ここで出
力するパルス信号は、上述したようにケーブル内伝送パ
ルス信号に類似した周波数3MHzや0.75MHz等
のバイポーラ信号であるので、ジャンパ線J1、ケーブ
ルC21、上位装置52、ケーブルC22及びジャンパ線
J2をケーブル内伝送パルス信号と同じように伝送され
る。
【0060】このとき、ジャンパ線J1及びJ2が誤りな
く施工され、上位装置52側のケーブル敷設も正しくな
されていれば、パルス発生装置3からのパルス信号は、
図中の矢印で示すように上位装置52のHW−LOOP
機能によって戻ってくる。従って、そのパルス信号は端
子T4からモニタ装置1へ入力され、以後、上記パルス
検出試験同様に抵抗11−1からパルス選択部12、ト
ランジスタ13へ入力されて発光ダイオード14が赤色
に発光し、赤ランプL1が点灯する。
【0061】これに対し、上記図7同様にジャンパ線J
1及びJ2の施工に誤りがあったり、ケーブルC21及び
C22の敷設に誤りがあったりすると、パルス発生装置
3から出力されたパルス信号は配線架50へ戻ってこな
い。従って、モニタ装置1にはパルス信号が入力され
ず、赤ランプL1は点灯しない。
【0062】このように、パルス発生装置3からパルス
信号を送ることにより、ジャンパ線施工やケーブル敷設
が正常か或いは誤っているかに応じてモニタ装置1でパ
ルス信号が検出され、赤ランプが点灯する。これによ
り、ジャンパ線が両端とも上位装置からのケーブルと接
続されている場合にあっても、配線架においてジャンパ
線施工やケーブル敷設等の正常性を確認することができ
る。
【0063】以上本発明の一実施形態について説明した
が、本発明によるジャンパチェッカは上述の形態に限ら
れるものではない。例えば、上記モニタ装置1の入力端
子10から各抵抗へ分岐した接続線に所定のスイッチ等
を設けて試験内容に応じた部分のみ動作するよう制御し
たり、上記赤ランプL1や緑ランプL2を他の報知手段
によって構成したりすることとしてもよい。又、配線架
ではなく、加入者系装置に直接アクセスするモニタ盤等
において上記各試験を行うこともできる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、上
位装置と接続されるべき下位装置への信号を伝送する伝
送線路とジャンパ線とが接続された配線架の端子におい
て信号中のパルス信号の有無を検出し、検出結果を報知
することとしたので、下位装置及び上位装置と配線架と
の間のケーブル敷設等と配線架におけるジャンパ線施工
とが誤りのない正常な状態であれば、下位装置から通常
出力されているパルス信号が伝送線路とジャンパ線を介
して上位装置へ伝送され、上位装置から再び伝送線路と
ジャンパ線を介して前記端子へ戻されてパルス信号有り
の報知がなされる。これにより、ジャンパ線施工及びケ
ーブル敷設等の正常性を確認することができるという効
果が得られる。そして、この確認は、下位装置から通常
出力されているパルス信号を利用し、その検出及び報知
のみによって行うので、取り扱い容易で簡易かつ小型軽
量の手段によって実現することができる。
【0065】又、請求項2記載の発明によれば、装置か
らの伝送線路が接続された配線架の端子へ接続される入
力端子の一の電極を直流電源と接続し、他の電極を直流
信号の有無検出及びその結果報知をする報知手段と接続
することとしたので、配線架、伝送線路及び装置の間が
直流的に導通していれば、直流信号有りの報知がなされ
る。これにより、装置のパッケージの正常性や装置にお
けるコネクタの挿入/未挿入等の装置側における伝送線
路の接続状態を確認することができるという効果が得ら
れる。ここで、直流電源としては小型の電池等で足りる
ので、上記同様、この確認も簡易な手段によって実現で
きる。
【0066】一方、請求項3記載の発明によれば、ジャ
ンパ線が接続された配線架の端子から所定のメロディを
形成する音声信号を送り、前記端子以外の端子で信号中
から音声信号を抽出してその発音をすることとしたの
で、前記ジャンパ線の接続先である端子において前記所
定のメロディが発音されることになる。これにより、配
線架におけるジャンパ線の接続先を確認することができ
るという効果が得られる。ここで、音声信号は伝送線路
やジャンパ線を介して装置間で送受されている信号(高
周波信号)と周波数帯域が異なり、かつ、メロディ発生
手段に出力インピーダンスの高いものを用いることとし
ているので、ジャンパ線の接続先確認は現用回線に何等
影響を与えずにこれを行うことができる。尚、このよう
な確認も所定の抵抗や集積回路等の簡易でかつ小型軽量
の手段によって実現できる。
【0067】更に、請求項4記載の発明によれば、請求
項1記載のジャンパチェッカにおいて請求項2同様の直
流電源と報知手段とを更に有することとしたので、ジャ
ンパ線施工及びケーブル敷設等の正常性と装置側におけ
る伝送線路の接続状態とを簡易な手段で同時に確認する
ことができる。又、請求項5記載の発明によれば、これ
に更に加えて請求項3同様のメロディ出力手段と発音手
段を有することとしたので、メロディ聴取によるジャン
パ線接続先確認をも同時に行うことができる。尚、これ
により現用回線においてパルス信号、装置導通及びメロ
ディの3方面からの事前チェックが可能となるので、例
えば、ジャンパ線の誤撤去等を防止して人為的ミスによ
る故障の発生を防止することもできる。
【0068】又、請求項6記載の発明によれば、上位装
置への伝送線路と接続されるべきジャンパ線を介して所
定のパルス信号を送ると共に、前記上位装置からの伝送
線路と接続されるべきジャンパ線からの信号におけるパ
ルス信号の有無を検出して結果を報知することとしたの
で、前記上位装置と配線架との間のケーブル敷設等とジ
ャンパ線施工とが誤りのない正常な状態であれば、送っ
たパルス信号が上位装置から戻されてパルス信号有りの
報知がなされる。これにより、ジャンパ線が両端側とも
上位装置からの伝送線路と接続されている場合にあって
も、配線架においてジャンパ線施工やケーブル敷設等の
正常性を確認することができるという効果が得られる。
尚、この確認も上記同様に簡易な手段によって実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるディジタルジャン
パチェッカの第1の構成要素であるモニタ装置1の構成
を示すブロック図である。
【図2】 同ディジタルジャンパチェッカの第2の構成
要素であるメロディ発生装置2の構成を示すブロック図
である。
【図3】 同ディジタルジャンパチェッカの第3の構成
要素であるパルス発生装置3の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】 パルス発生装置3内のタイムベース用IC4
2が発生するパルス信号を示す図である。
【図5】 同ディジタルジャンパチェッカが試験対象と
するネットワーク構成の概略を示す図である。
【図6】 同ディジタルジャンパチェッカによるパルス
検出試験の形態を示す図である。
【図7】 同パルス検出試験においてジャンパ線の施工
に誤りがある場合の様子を示す図である。
【図8】 交換機等のパッケージに設けられたパルスト
ランスを示す図である。
【図9】 同ディジタルジャンパチェッカによるメロデ
ィ送受試験の形態を示す図である。
【図10】 同ディジタルジャンパチェッカによるパル
ス送受試験の形態を示す図である。
【符号の説明】
1 モニタ装置 2 メロディ発生装置 3 パルス発生装置 10 入力端子 11−1〜11−3、31 抵抗 12 パルス選択部 15 直流選択部 18 ローパスフィルタ 20 スピーカ 30、40 出力端子 32 メロディIC 42 タイムベース用IC 50 配線架 51 下位装置 52、52′ 上位装置 C11、C12、C21、C22 ケーブル J1、J2 ジャンパ線 L1 赤ランプ L2 緑ランプ S 発音部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K019 AA02 AC02 BA42 BB55 CC09 CC14 CC15 CC16 CC17 DB07 DC05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各装置からの伝送線路がジャンパ線によ
    って接続された配線架を有するネットワークにおける線
    路の接続状態についての試験を行うジャンパチェッカで
    あって、 上位装置と接続されるべき下位装置への信号を伝送する
    伝送線路とジャンパ線とが接続された配線架の端子へ接
    続される入力端子と、 前記入力端子から入力された信号中のパルス信号の有無
    を検出し、検出結果を報知する報知手段とを有すること
    を特徴とするジャンパチェッカ。
  2. 【請求項2】 各装置からの伝送線路がジャンパ線によ
    って接続された配線架を有するネットワークにおける線
    路の接続状態についての試験を行うジャンパチェッカで
    あって、 装置からの伝送線路が接続された配線架の端子へ接続さ
    れる入力端子と、 前記入力端子の一の電極と接続された直流電源と、 前記入力端子の他の電極から入力された信号中の直流信
    号の有無を検出し、検出結果を報知する報知手段とを有
    することを特徴とするジャンパチェッカ。
  3. 【請求項3】 各装置からの伝送線路がジャンパ線によ
    って接続された配線架を有するネットワークにおける線
    路の接続状態についての試験を行うジャンパチェッカで
    あって、 ジャンパ線が接続された配線架の端子へ接続される出力
    端子と、 伝送線路及びジャンパ線に比べて高い出力インピーダン
    スを有し、前記出力端子へ所定のメロディを形成する音
    声信号を出力するメロディ出力手段と、 配線架の前記端子以外の端子と接続される入力端子と、 前記入力端子から入力された信号中の音声信号を抽出
    し、抽出した音声信号に従って発音する発音手段とを有
    することを特徴とするジャンパチェッカ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のジャンパチェッカにおい
    て、 前記入力端子の一の電極と接続された直流電源と、 前記入力端子の他の電極から入力された信号中の直流信
    号の有無を検出し、検出結果を報知する他の報知手段と
    を更に有することを特徴とするジャンパチェッカ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のジャンパチェッカにおい
    て、 前記入力端子以外のジャンパ線が接続された配線架の端
    子へ接続される出力端子と、 伝送線路及びジャンパ線に比べて高い出力インピーダン
    スを有し、前記出力端子へ所定のメロディを形成する音
    声信号を出力するメロディ出力手段と、 前記入力端子から入力された信号中の音声信号を抽出
    し、抽出した音声信号に従って発音する発音手段とを更
    に有することを特徴とするジャンパチェッカ。
  6. 【請求項6】 各装置からの伝送線路がジャンパ線によ
    って接続された配線架を有するネットワークにおける線
    路の接続状態についての試験を行うジャンパチェッカで
    あって、 一端側が上位装置への信号を伝送する伝送線路と接続さ
    れるべきジャンパ線の他端側が接続された配線架の端子
    へ接続される出力端子と、 前記第2の出力端子へ所定のパルス信号を出力するパル
    ス出力手段と、 一端側が前記上位装置からの信号を伝送する伝送線路と
    接続されるべきジャンパ線の他端側が接続された配線架
    の端子へ接続される入力端子と、 前記入力端子から入力された信号中のパルス信号の有無
    を検出し、検出結果を報知する報知手段とを有すること
    を特徴とするジャンパチェッカ。
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