JP2000165668A - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体

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JP2000165668A
JP2000165668A JP10337257A JP33725798A JP2000165668A JP 2000165668 A JP2000165668 A JP 2000165668A JP 10337257 A JP10337257 A JP 10337257A JP 33725798 A JP33725798 A JP 33725798A JP 2000165668 A JP2000165668 A JP 2000165668A
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JP10337257A
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Akihiko Sato
明彦 佐藤
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 著作物を確実に保護しつつ、著作物の種類に
よってコピー等の許可及び禁止を自動的に切り替えるこ
とが可能な画像処理システムを提供する。 【解決手段】 ユーザ側の端末装置101から画像デー
タが送信され、該画像データを出力装置103で出力す
る際、検知手段105にて、該画像データ中に所定情報
(著作権物情報)が存在するか否かを検知する。この検
知の結果、存在した場合は出力装置での該画像データの
出力を禁止する。このとき、ユーザ側の端末装置101
からの暗証番号と、該画像データ中に存在する暗証番号
との比較結果等に基づいて、上記の画像データの出力の
禁止を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、著作物の違
法コピー等を防止するための画像処理の技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル情報化された著作物に
ついては、その違法コピーを防止する手段がなく、実質
的に著作物を保護する手段が確立されていなかった。例
えば、ホストコンピュータからぺ一ジ記述言語で記述さ
れた画像データを受け取り、このデータをラスタ画像デ
ータに変換して画像形成装置に送信するプリントコント
ローラと、該プリントコントローラから送信されてきた
画像データに基づいて画像形成を行う画像形成装置とか
ら構成される画像形成システムにおいては、プリントコ
ントローラから送信される画像データが著作物であって
も、それを認識する手段がないため、その著作物の違法
コピーを防止することはできなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年のディ
ジタル情報化された著作物の法的保護が強化される背景
において、著作物の違法コピー防止のための技術手段
が、複写機(コピー機)やプリンタ等で法的に必要とさ
れてきている。そこで、著作物を保護して違法コピーを
防止するための手段として、例えば、著作物であること
を示す情報(著作物情報)を画像データに埋め込み、こ
の画像データを受け取った側(例えば、プリンタ)にお
いて、該画像データに対して著作物情報の検知を行うこ
とで、著作物の画像出力を禁止する手段が考慮されてい
る。
【0004】しかしながら、その一方で、著作物の中に
は、例えば、著作権元から著作権を買うことで、著作権
元からの許可をもらえば出力できるものもある。このよ
うな著作物については、著作物情報によりプロテクト
(コピープロテクト)された画像データに対して、その
禁止状態を解除して出力可能にする必要があるが、従来
これについては考慮されていなかった。このため、著作
権元から許可を得たにもかかわらず、著作物の出力を行
えない場合があった。
【0005】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、著作物を確実に保護しつつ、著
作物の種類によってコピー等の許可及び禁止を自動的に
切り替えることが可能な、画像処理装置、画像処理シス
テム、画像処理方法、及びそれを実施するための処理ス
テップをコンピュータが読出可能に格納した記憶媒体を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、入力された画像データに所定の画像処理
を行って、それを出力する画像処理装置であって、上記
画像データから第1の所定情報の存在を検知する検知手
段と、上記検知手段での検知結果に基づいて、上記画像
データの出力を禁止する画像出力禁止手段と、外部入力
された第2の所定情報に基づいて、上記画像出力手段に
よる画像データの出力禁止を解除する解除手段とを備え
ることを特徴とする。
【0007】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記第1の所定情報は、上記画像データが著作権物であ
ることを示す著作権情報、及びその出力許可を示す許可
情報を含み、上記第2の所定情報は、上記著作権元から
上記画像データの入力元に対して発行された許可情報を
含み、上記解除手段は、上記第1の所定情報に含まれる
許可情報と、上記第2の所定情報に含まれる所定情報と
を比較した結果に基づいて、上記画像出力禁止手段によ
る画像データの出力禁止を解除することを特徴とする。
【0008】第3の発明は、上記第2の発明において、
上記許可情報は、暗証番号情報を含み、上記解除手段
は、上記暗証番号情報の照合を行うことを特徴とする。
【0009】第4の発明は、上記第1の発明において、
上記第1の所定情報は、上記画像データが著作権物であ
ることを示す著作権情報を含み、上記第2の所定情報
は、上記著作権元から上記画像データの入力元に対して
発行された許可情報を含み、上記解除手段は、上記第2
の所定情報に含まれる許可情報を上記著作権元に対して
送信することによる返送情報に基づいて、上記画像出力
禁止手段による画像データの出力禁止を解除することを
特徴とする。
【0010】第5の発明は、上記第1の発明において、
上記第1の所定情報は、上記画像データが著作権物であ
ることを示す著作権情報を含み、上記第2の所定情報
は、上記画像データの入力元から送信されてきた、上記
画像データが著作権物であることを認識した上でその出
力を了承することを示す情報を含むことを特徴とする。
【0011】第6の発明は、上記第2、4、及び5の何
れかの発明において、上記著作権情報は、所定のマー
ク、バーコード、及びアドオン情報のうちの何れかの情
報を含むことを特徴とする。
【0012】第7の発明は、上記第2、4、及び5の何
れかの発明において、上記解除手段による画像データの
出力に関する画像出力情報を、上記画像データの入力元
及び上記著作権元に対して通知する通知手段を更に備え
ることを特徴とする。
【0013】第8の発明は、上記第7の発明において、
上記画像出力情報は、上記画像データを識別するための
情報、出力量、出力日時、及び課金情報の少なくとも何
れかを含むことを特徴とする。
【0014】第9の発明は、上記第1の発明において、
上記画像データの出力とは、プリント出力を含むことを
特徴とする。
【0015】第10の発明は、画像データの出力を依頼
する任意の端末装置と、該端末装置からの画像データを
出力する出力装置とを含む画像処理システムであって、
上記出力装置は、請求項1〜9の何れかに記載の画像処
理装置の機能を有することを特徴とする。
【0016】第11の発明は、画像データの出力を依頼
する任意の端末装置と、該端末装置からの画像データを
出力する出力装置と、該出力装置での出力動作を制御す
る制御装置とを含む画像処理システムであって、上記端
末装置から送信される、ぺ一ジ記述言語で記述された画
像データを翻訳し、ラスタ画像データに変換する処理手
段と、上記ラスタ画像データの中から、著作物であるこ
とを示す著作権情報の存在を検知する検知手段と、上記
検知手段により上記著作権情報を検知した場合に、上記
ラスタ画像データの上記出力装置への出力を禁止する画
像出力禁止手段と、上記画像出力禁止手段により画像デ
ータの出力が禁止になった場合に、上記画像出力禁止手
段による画像出力禁止を解除する解除手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0017】第12の発明は、著作権物である画像デー
タを提供する第1の端末装置と、該第1の端末装置から
取得した画像データの出力を依頼する第2の端末装置
と、該第2の端末装置からの画像データを出力する出力
装置と、該出力装置での出力動作を制御する制御装置と
が、ネットワークを介して接続されてなる画像処理シス
テムであって、上記第2の端末装置から送信される、ぺ
一ジ記述言語で記述された画像データを翻訳し、ラスタ
画像データに変換する処理手段と、上記ラスタ画像デー
タの中から、著作物であることを示す著作権情報の存在
を検知する検知手段と、上記検知手段により上記著作権
情報を検知した場合に、上記ラスタ画像データの上記出
力装置への出力を禁止する画像出力禁止手段と、上記画
像出力禁止手段により画像データの出力が禁止になった
場合に、上記第1の端末装置に対して、上記画像データ
の情報及び画像出力禁止解除情報を送信する送信手段
と、第1の端末装置から送信される情報に基づいて、上
記画像出力禁止手段による画像出力禁止を解除する解除
手段とを備えることを特徴とする。
【0018】第13の発明は、著作権物である画像デー
タを提供する第1の端末装置と、該第1の端末装置から
取得した画像データの出力を依頼する第2の端末装置
と、該第2の端末装置からの画像データを出力する出力
装置と、該出力装置での出力動作を制御する制御装置と
が、ネットワークを介して接続されてなる画像処理シス
テムであって、第2の端末装置から送信される、ぺ一ジ
記述言語で記述された画像データを翻訳し、ラスタ画像
データに変換する処理手段と、上記ラスタ画像データの
中から、著作物であることを示す著作権情報の存在を検
知する検知手段と、上記検知手段により著作権情報を検
知した場合に、第2の端末装置に対して、著作権物の画
像データを出力する旨の警告表示を行う警告手段と、上
記検知手段により著作権情報を検知した場合に、上記画
像データの出力後に、上記第1及び第2の端末装置に対
して、上記著作権物の画像データの出力情報を送信する
送信手段とを備えることを特徴とする。
【0019】第14の発明は、上記第11〜13の何れ
かの発明において、上記著作権情報は、上記画像データ
が著作権物であることを示す、マーク、バーコード、及
びアドオン情報の何れかの情報を含むことを特徴とす
る。
【0020】第15の発明は、上記第11又は12の発
明において、上記画像出力禁止解除手段は、暗証番号照
合を行うことを特徴とする。
【0021】第16の発明は、上記第13の発明におい
て、上記送信手段が送信する情報は、上記画像データを
識別するためのID番号、出力枚数、出力日時、及び課
金情報の少なくとも何れかを含む情報であることを特徴
とする。
【0022】第17の発明は、上記第13の発明におい
て、上記警告手段が表示する情報は、課金の承諾を確認
する情報を含むことを特徴とする。
【0023】第18の発明は、上記第11〜13の何れ
かの発明において、上記著作権物である画像データを出
力したときに、上記出力装置の操作部に、上記著作権物
の出力情報を表示させる表示手段を備えることを特徴と
する。
【0024】第19の発明は、第1の端末装置から出力
依頼された画像データに所定の処理を行って、それを出
力装置で出力するための画像処理方法であって、上記画
像データから所定情報の存在を検知する検知ステップ
と、上記検知ステップにより上記所定情報を検知した場
合に、上記画像データの上記出力装置での出力を禁止す
る画像出力禁止ステップと、上記画像出力禁止ステップ
により画像データの出力が禁止になった場合に、上記端
末装置からのユーザ情報に基づいて、上記画像出力禁止
ステップによる上記画像データの出力を解除する解除ス
テップとを含むことを特徴とする。
【0025】第20の発明は、上記第19の発明におい
て、上記所定情報は、上記画像データが著作権物である
ことを示す著作権情報、及びその出力許可を示す許可情
報を含み、上記ユーザ情報は、上記著作権元である第2
の端末装置から上記第1の端末装置に対して発行された
許可情報を含み、上記解除ステップは、上記所定情報に
含まれる許可情報と、上記ユーザ情報に含まれる許可情
報とを比較するステップと、該ステップでの比較結果に
基づいて、上記画像出力禁止ステップによる画像データ
の出力禁止を解除するステップとを含むことを特徴とす
る。
【0026】第21の発明は、上記第20の発明におい
て、上記許可情報は、暗証番号情報を含み、上記解除ス
テップは、上記暗証番号情報の照合を行うステップを含
むことを特徴とする。
【0027】第22の発明は、上記第19の発明におい
て、上記所定情報は、上記画像データが著作権物である
ことを示す著作権情報を含み、上記ユーザ情報は、上記
著作権元である第2の端末装置から上記第1の端末装置
に対して発行された許可情報を含み、上記解除ステップ
は、上記ユーザ情報に含まれる許可情報を上記第2の端
末装置に対して送信するステップと、該ステップによる
上記第2端末装置からの返送情報に基づいて、上記画像
出力禁止ステップによる画像データの出力禁止を解除す
るステップとを含むことを特徴とする。
【0028】第23の発明は、上記第19の発明におい
て、上記所定情報は、上記画像データが著作権物である
ことを示す著作権情報を含み、上記解除ステップは、上
記画像データが著作権物であることを警告するための警
告情報を上記第1の端末装置に対して送信するステップ
と、該ステップによる上記第1の端末装置からの返送情
報に基づいて、上記画像出力禁止ステップによる画像デ
ータの出力禁止を解除するステップとを含むことを特徴
とする。
【0029】第24の発明は、上記第20、22、及び
23の何れかの発明において、上記著作権情報は、所定
のマーク、バーコード、及びアドオン情報のうちの何れ
かの情報を含むことを特徴とする。
【0030】第25の発明は、上記第20、22、及び
23の何れかの発明において、上記解除ステップによる
画像データの出力に関する画像出力情報を、上記第1及
び第2の端末装置に対して通知する通知ステップを更に
含むことを特徴とする。
【0031】第26の発明は、上記第25の発明におい
て、上記画像出力情報は、上記画像データを識別するた
めの情報、出力量、出力日時、及び課金情報の少なくと
も何れかを含むことを特徴とする。
【0032】第27の発明は、上記第19の発明におい
て、上記画像データの出力とは、プリント出力を含むこ
とを特徴とする。
【0033】第28の発明は、請求項19〜27の何れ
かに記載の画像処理方法の処理ステップを、コンピュー
タが読出可能に格納した記憶媒体であることを特徴とす
る。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0035】(第1の実施の形態)本発明は、例えば、
図1に示すような画像形成システム100に適用され
る。この画像形成システム100は、ホストコンピュー
タ101と、プリントコントローラ102と、画像形成
装置としてのプリンタ103とを含んでなる。
【0036】プリンタ103は、詳細は後述するが、原
稿台にセットされた原稿をカラーで複写することができ
ると共に、プリントコントローラ102を経てホストコ
ンピュータ101から送信されてきた画像データをプリ
ント出力することもできるようになされている。ホスト
コンピュータ101は、画像データをぺ一ジ記述言語
(PDL等)で記述された情報(以下、「PDLデー
タ」と言う)に変換し、それを接続ケーブルを介してプ
リントコントローラ102に対して送信する。プリント
コントローラ102は、ホストコンピュータ101から
送信されてきたのPDLデータを解析し、それをラスタ
画像データに変換するラスタイメージ処理を行う。この
ラスタ画像データが、接続ケーブルを介してプリンタ1
03に送信され、プリンタ103にてプリント出力され
ることになる。
【0037】図2は、プリンタ103の内部構造を示し
たものである。例えば、プリンタ103は、その上部に
ディジタルカラー画像リーダ部(以下、単に「リーダ
部」と言う)と、該リーダ部とエンジン部202の間に
画像処理部203を有する構成としている。そこで、プ
リンタ103が複写機として機能し、原稿台にセットさ
れた原稿上の画像を複写する場合の動作について説明す
る。
【0038】先ず、リーダ部において、原稿が原稿台ガ
ラス面31上に載置された後、ユーザからのコピースタ
ートの指示がなされると、照明が所定方向に往復動作す
る。これによる原稿の反射光が、ミラー32a、32
b、及び32cを介して、レンズ33によりRGB三色
分解フィルタと一体形成されたフルカラーセンサ(CC
D)34に集光することで、カラー色分解画像アナログ
信号が得られる。上記のカラー分解画像アナログ信号
は、図示しない増幅回路を経てディジタル化され、後述
する画像処理部203にて所定の処理が施された後、エ
ンジン部202に対して送出される。
【0039】エンジン部202では、像担持体である感
光ドラム1が上記図2中の矢印方向に回転自在に担持さ
れている。また、その感光ドラム1の周りには、前露光
ランプ11、コロナ帯電器2、レーザ露光光学系3c、
電位センサ12、4つの現像器4y,4c,4m,4B
k、ドラム上光量検知センサ13、転写装置5、及びク
リーニング器6が配置されている。したがって、上述の
リーダ部からの画像信号(カラー色分解画像アナログ信
号)は、レーザ露光光学系3cにより、不図示のレーザ
出力部にて光信号(レーザ光)に変換され、そのレーザ
光がポリゴンミラー3aで反射された後、レンズ3b及
びミラー3cを介して感光ドラム1の表面に投影され
る。このときの画像形成には、感光ドラム1を上記図2
中の矢印方向に回転させ、前露光ランプ11でドラム表
面を除電した後、コロナ帯電器2により一様に帯電させ
てから、各分解色ごとに光像Eを照射して潜像を形成す
る。そして、4つの現像器4y,4c,4m,4Bkの
うちの所定の現像器を動作させて、感光ドラム1上の潜
像を現像し、感光ドラム1上に樹脂を基体としたトナー
画像を形成する。尚、現像器は、偏心カム24y,24
c,24m,24Bkの動作により、各分解色に応じて
択一的に、感光ドラム1に接近されるようになされてい
る。
【0040】感光ドラム1上の現像されたトナー画像
は、記録材カセット7a、中間トレイ22又は記録材ト
レイ7b,7cから、搬送系及び転写装置5を介して感
光ドラム1との対向位置に供給された記録材7に転写さ
れる。
【0041】ここでの転写装置5は、記録材保持手段と
しての転写ドラム5a、転写帯電器5b、記録材7を静
電吸着させるための吸着帯電器5cと対向する吸着ロー
ラ5g、内側帯電器5d、外側帯電器5eとを有し、回
転駆動されるように軸支された転写ドラム5aの周面開
口域には、誘電体からなる記録材担持シート5fが円筒
状に一体的に張設されている。記録材担持シート5f
は、ポリカーボネートフィルム等の誘電体シート(以
下、「転写シート」と言う)が使用されている。したが
って、ドラム状とされる転写装置、すなわち転写ドラム
5aを回転させるに従って、感光ドラム1上のトナー像
は、転写帯電器5bにより転写シート5fに担持された
記録材7上に転写されることになる。
【0042】上述のようにして、転写シート5fに吸着
搬送される記録材7には、所望の色画像が転写され、フ
ルカラー画像が形成される。4色トナー像の転写が終了
した記録材7は、転写ドラム5aから分離爪8a、分離
押し上げコロ8b、及び分離帯電器5hの作用によって
転写シート5fから分離され、熱ローラ定着器9(以
下、単に「定着器」と言う)を介して、トレイ10に排
紙される。一方、転写終了後の感光ドラム1は、表面の
残留トナーがクリーニング器6で清掃された後、再度画
像形成工程に供される。
【0043】尚、記録材7の両面に画像を形成する場合
には、一方の面に画像を形成した記録材7を、定着器9
から排出した後、すぐに搬送パス切り替えガイド19を
駆動して、その記録材7を搬送パス20に一旦導いてか
ら、反転ローラ21bの逆転により、送り込まれた際の
後端を先頭にして送り込まれた方向と反対向きに退出さ
せ、中問トレイ22に収納する。その後、再び、上述し
た画像形成工程によってもう一方の面に画像を形成す
る。また、転写ドラム5の記録材担持シート5f上にお
ける粉体の飛散付着や、記録材上7におけるオイルの付
着等を防止するために、記録材担持シート5fを介して
対向するファーブラシ14及びファーバックアップブラ
シ15や、記録担持シート5fを介して対向するオイル
清掃ローラ16及びオイル清掃バックアップブラシ17
や、記録材担持シート5fを介して対向する研磨ローラ
18及び研磨ローラバックアップブラシ19を用いて清
掃を行う。このような清掃は、画像形成前、もしくは後
に行う。また、ジャム(紙づまり)発生時には随時行
う。また、ここでは、所望のタイミングで偏心カム25
を動作させ、転写ドラム5aと一体化しているカムフォ
ロア5iを作動させることにより、記録材担持シート5
fと感光ドラム1とのキャップが任意に設定可能な構成
としている。例えば、スタンバイ中又は電源オフ時に
は、転写ドラム5aと感光ドラム1の間隔を離すように
してある。
【0044】図3は、プリンタ103における画像処理
部203の内部構成を示したものである。
【0045】この図3に示す画像処理部203におい
て、まず、CCD読み取り部301は、上述したフルカ
ラーセンサ(CCD)34(上記図2参照)から入力さ
れたカラー色分解画像アナログ信号(以下、「アナログ
RGB信号」と言う)をそれぞれ増幅するための増幅器
(アンプ)、アナログRGB信号を例えば8ビットのデ
ィジタル信号へ変換するためのA/Dコンバータ、及び
所定のシェーディング補正を行うためのシェーディング
補正回路等で構成され、この構成により、原稿上の画像
のディジタルRGB画像信号を生成して出力する。
【0046】シフトメモリ302は、リーダコントロー
ラ120からのシフト量制御信号に応じて、CCD読み
取り部301から入力されたディジタルRGB画像信号
に対して、例えば、色間や画素間のずれを補正する処理
を行う。
【0047】補色変換回路303は、シフトメモリ30
2から入力されたディジタルRGB画像信号をMCY
(マゼンタ、シアン、イエロー)画像信号へ変換する。
【0048】黒抽出回路304は、リーダコントローラ
120から入力された黒抽出信号に応じて、補色変換回
路303から入力されたMCY画像信号から画像の黒色
領域を抽出し、その抽出した黒色領域に対するBk(ブ
ラック)画像信号を出力する。
【0049】UCR回路305は、黒抽出回路304か
ら入力されたBk画像信号と、リーダコントローラ12
0から入力されたUCR量制御信号とに応じて、補色変
換回路303から入力されたMCY画像信号に対して下
色除去(UCR)処理を施す。すなわち、黒抽出回路3
04とUCR回路305は、抽出した黒色頼域をMCY
3色のトナーを重ねるのではなく、Bkトナーに置き換
えて画像形成を行うことで、色再現性の向上を図るもの
である。
【0050】黒抽出回路304から出力されるBk画像
信号は、次の式(1)によって決定される。 Bk=A・min(C2,Y2,M2) ・・・ (1) 尚、上記式(1)式において、”A”は黒抽出係数を示
し、”C2,Y2,M2”は補色変換回路303から出
力されるMCY画像信号を示す。黒抽出係数Aは、リー
ダコントローラ120から指定される黒抽出量制御信号
によって決定されるものである。 M1=B1・(M2−D1・Bk) C1=B2・(C2−D2・Bk) Y1=B2・(Y2−D3・Bk) ・・・ (2) 尚、上記式(2)において、”M2,C2,Y2”は補
色変換回路303から出力されるMCY画像信号を示
し、”M1,C1,Y1”はUCR回路305から出力
されるMCY画像信号を示す。係数B1,B2,B3,
D1,D2,D3は、リーダコントローラ120から出
力されるUCR量制御信号によって決定されるものであ
る。
【0051】つぎに、マスキング回路306は、使用す
るトナーの濁り成分の除去や、CCD34のRGBフィ
ルタ特性の補正をするために、リーダコントローラ12
0から入力されたマスキング係数制御信号に応じて、U
CR回路305から入力されたMCY画像信号に対して
マスキング処理を施す。
【0052】マスキング回路306から出力されるMC
Y画像信号は、次の式(3)によって表現される。 |M0| |a11 a12 a13||M1| |C0|=|a21 a22 a23||C1| |Y0| |a31 a32 a33||Y1| ・・・ (3) 尚、上記式(3)において、”a11〜a33”はマス
キング係数を示し、”M1,C1,Y1”はUCR回路
305から出力されるMCY画像信号を示し、”M0,
C0,Y0”はマスキング回路306から出力されるM
CY画像信号を示す。マスキング係数all〜a33
は、リーダコントローラ120から指定されるマスキン
グ係数制御信号によって決定されるものである。
【0053】つぎに、セレクタ307は、リーダコント
ローラ120から選択端子Sに対して入力された色選択
信号に応じて、マスキング回路306と黒抽出回路30
4から入力されたM,C,Y,Bkの画像信号、及び外
部インターフェイス(I/F)回路308を介してプリ
ントコントローラ102から入力されたM,C,Y,B
kの画像信号の中から1色の画像信号を選択し、それを
画像信号V1として出力する。
【0054】リーダ階調補正回路309は、セレクタ3
07から入力された画像信号V1に対して、図4に示す
ような階調補正処理を行い、これにより得た画像信号V
2を出力する。具体的には例えば、リーダ階調補正回路
308は、リーダコントローラ120から指定された階
調補正選択信号に基づいて選択した上記図4に示す変換
特性a〜eの何れかによって、画像信号V1に対して濃
度補正処理を施す。このようなリーダ階調補正回路30
9での設定は、プリンタ103の上部等に設けられてい
る複写機操作部からの画像濃度設定によって決定され
る。
【0055】エンジン階調補正回路310は、エンジン
部202の出力特性を各色ごとにリニアにするために、
エンジンコントローラ110から入力されたエンジン色
選択信号に応じて、図5に示すようなガンマ変換特性を
有するm,c,y,bkの何れかの信号を選択して、リ
ーダ階調補正回路308から入力された画像信号V2に
対して補正処理を施し、これにより得た画像信号V3を
出力する。
【0056】レーザドライバ311は、上述したレーザ
露光光学系3(上記図2参照)に含まれる構成である。
このレーザドライバ311は、エンジン階調補正回路3
10から入力された画像信号V3に基づいて、半導体レ
ーザを変調駆動することにより、感光ドラム1上に潜像
を形成する。
【0057】プリントコントローラ102は、上記図3
に示すように、上述したプリンタ103の外部I/F回
路308及びホストコンピュータ101と接続されたメ
モリ106と、該メモリ106と接続された検知回路1
05及びCPU104とを含んでなる。
【0058】ここで、ホストコンピュータ101は、上
述したように、画像データをページ記述言語(ここでは
PDL)で記述された情報(PDLデータ)に変換し
て、プリントコントローラ102に対して送信するよう
になされている。具体的には、ホストコンピュータ10
1は、PDLデータをフルカラー画像に展開し、プリン
トコントローラ102のメモリ106に書き込む(PD
Lデータの展開動作)。このときのフルカラー画像は、
プリンタ103に合わせて、M,C,Y,Bkの4色に
色分解された画像データとしてメモリ106に格納され
る。尚、メモリ106には、後述の著作権情報検知処理
を行う検知回路105にて検知された画像出力禁止信号
と、それを解除するための暗証番号も書き込まれる。
【0059】このようにしてメモリ106に書き込まれ
た、4色に色分解された画像データは、メモリ106か
ら読み出され、プリンタ103に対して送信される。
尚、上記の画像出力禁止信号が発生されない場合は、プ
リンタ103に対して送信された画像データがプリント
アウトされるが、該プリントアウト動作では、メモリ1
06に格納されたフルカラー画像は、感光ドラム1の回
転に同期するように読み出され、レーザードライバに送
信される。これらの動作の制御は、プリントコントロー
ラ102のCPU104により行われる。
【0060】図6は、プリントコントローラ102での
PDLデータの展開処理を示したフローチャートであ
る。
【0061】ステップS401:ホストコンピュータ1
01からPDLデータを所定単位毎で受信する。ここで
の受信単位は、処理に適した単位であれば、例えば、数
バイトや1頁、或いは1行単位でもよい。
【0062】ステップS402:受信したPDLデータ
を解析して、ラスタ画像データ(RGBラスタ画像デー
タ)に変換するラスタイメージ処理(ラスタ画像処理を
行った後、メモリ106に書き込む。
【0063】ステップS403:1頁分のPDLデータ
を受信し該データの展開処理が終了したか否かを判別す
る。この判別の結果、1頁分のPDLデータの展開処理
が終了していない場合は、ステップS401に戻り、所
定単位分の受信したPDLデータに対して再度ステップ
S401〜403の処理を繰り返し実行する。そして、
1頁分のPDLデータの展開処理が終了した場合に、ス
テップS404へ進む。
【0064】ステップS404:ステップS402での
ラスタ画像処理により得られたRGBラスタ画像データ
(以下、単に「画像データ」と言う)内に、著作物情報
が含まれているか否かの検知処理を行う。この著作物情
報の検知処理は、詳細は後述するが、例えば、処理対象
の画像データから、著作権を示すマーク(著作物情報)
を検知する処理である。このとき、著作物情報と共に埋
め込まれている、該画像の暗証番号をも同時に検知す
る。
【0065】ステップS405:ステップS404の検
知処理により、画像データから著作物情報が検知された
か否か、すなわち対象画像データに著作物情報が付加さ
れており、該画像データが著作物であるか否かを判別す
る。この判別の結果、著作物の画像データである場合に
はステップS406からの処理に進み、そうでない場合
にはステップS412からの処理に進む。
【0066】ステップS406:対象画像データが著作
物であった場合、コピープロテクトがかかり、その画像
出力が禁止される。このため、ここでは先ず、上記のコ
ピープロテクト解除のための暗証番号照合を行うため
に、暗証照合カウンタを初期値”0”に戻す。
【0067】ステップS407:ホストコンピュータ1
01に対して、図7(a)に示すような、暗証番号入力
画面を表示させ、ユーザに対して暗証番号の入力を要求
する。
【0068】ステップS408:ステップS407にて
表示した暗証番号入力画面から入力されたユーザの暗証
番号と、ステップS404での検知処理により検知され
た暗証番号とを比較して、ユーザが入力した暗証番号
と、この画像データの暗証番号とが一致するか否かを判
別する。この判別の結果、一致しない場合はステップS
409からの処理に進み、一致した場合にはステップS
412からの処理に進む。
【0069】ステップS409:ユーザの暗証番号と画
像データの暗証番号が一致しなかった場合、ステップS
406にてクリアした暗証照合カウンタに対して”1”
プラスする。
【0070】ステップS410:ステップS409での
結果、暗証照合カウンタの値が”2”以上であるか否か
を判別する。これは暗証番号の入力ミスがあった場合
に、再度入力を許可するためである。この判別の結
果、”2”以上でなかった場合には、ステップS407
に戻り、ユーザからの暗証番号の再入力となる。一
方、”2”以上となった場合、すなわちユーザが暗証番
号入力を2回ミスした場合、ステップS411に進む。
【0071】ステップS411:ユーザが暗証番号入力
を2回ミスした場合には、対象画像データのプリンタ1
03に対する送信は行わない。これにより、該画像デー
タの出力が禁止される。そして、このかわりに、ホスト
コンピュータ101に対して、上記図7(b)に示すよ
うな、暗証番号不一致のため指定した画像データが出力
できない旨の警告を表示させる。その後、本処理終了と
なる。このように、この場合には、プリンタ103には
画像データが送信されず、本処理は全てプリントコント
ローラ102内で終了することになる。
【0072】ステップS412:一方、ステップS40
5の判別の結果、対象画像データが著作物でなかった場
合、又はステップS408の判別の結果、著作物である
画像データの暗証番号とユーザの暗証番号が一致した場
合、通常の画像処理の流れにより、メモリ106に格納
された画像データ(RGBラスタ画像データ)を読み出
した後、それを対数変換によりMCYK画像データに変
換する。
【0073】ステップS413:ステップS412によ
り得られたMCYK画像データを、プリンタ103に対
して送信する。これにより、1頁分の画像データに対す
る画像処理が終了する。
【0074】ステップS414:プリンタ103は、ス
テップS413により送信されてきた画像データを、上
述した画像形成手順に従って記録媒体上に形成して出力
する。
【0075】尚、複数頁の画像データである場合には、
再度ステップS401からの処理が実行されることにな
る。
【0076】ここで、上述したステップS404での著
作物情報の検知処理について具体的に説明する。尚、ラ
スタ画像処理された画像データが、著作物の画像データ
(著作権を有する画像データ)であるか否かを判別する
ために、ここでは、著作物の画像データには、著作物で
あることを示すなんらかの証明手段(著作物情報)を有
することを前提とする。
【0077】(証明手段1)例えば、図8の(a)〜
(d)に示すように、著作物を示すマークやバーコード
を予め決定し登録しておき、著作物である画像データに
は、これらのマークやバーコードの何れかを埋め込む。
この場合、上記の登録されているマークやバーコードの
画像データを、予めプリントコントローラ102内のメ
モリ106に格納しておく。そして、この格納したデー
タと、上記のラスタ画像処理されたデータとのパターン
マッチングを行うことで、該当するマークを検知して、
対象画像データが著作物であるか否かを判別する。
【0078】一方、著作物の画像データに対する暗証番
号については、マークやバーコード等の記号の代わり
に、例えば、上記図8の(e)のような、予め決められ
た該画像データ(著作画像)のID番号を埋め込む。こ
の場合、対象画像データから、それに埋め込まれている
ID番号を文字列データとして抽出し、文字認識手段を
用いて該当する文字列を認識し、その番号に対応する暗
証番号を確定(このID番号と対応する暗証番号は、一
種の暗号化されたデータであり、検知回路105にこの
暗号解析回路が含まれている。)することで、暗証番号
を認識する。尚、暗証番号のデータのみを、上記図8の
(d)に示すような、バーコードデータとしてもよい。
【0079】(証明手段2)上述のように著作物である
画像データに対して、マークや文字等、余計な可視画像
を加えたくない場合、例えば、該画像データに対して、
数ドット分のある決められたパターンのアドオン情報を
埋め込んでおく等して、著作物情報を隠蔽する。この場
合にも、上記のアドオン情報を予めメモリ106に格納
しておき、色及びアドオンパターンを検知することで、
著作物及びその暗証番号を検知する。
【0080】(証明手段3)著作物情報の隠蔽手段とし
て、各画素の画像データに対して、LSBから上位数ビ
ット分を証明手段として使用する。この場合は、各画素
毎について著作物情報の切り分けができるため、ある画
像データの一部分だけが著作画像で、残りは非著作画像
というように認識することができる。このため、後述す
るように、1頁分の画像データのうち非著作画像部分の
み出力し、著作物の画像データと判定した部分は出力し
ないようにすることもできる。
【0081】(証明手段4)上記の各画素ごとの数ビッ
トデータを、著作物画像認識のために1頁分トータルと
してパターンを形成することで、1頁分の画像データの
中に透かしのように、著作物禁止マーク等を各画素デー
タに隠蔽する。この場合は、各画素の著作物認識ビット
データを抽出し、1頁分の画像データを構成した後、上
記図8の(a)〜(d)に示したようなマークやバーコ
ードとのパターンマッチングを行うことで、著作物であ
ることを検知する。
【0082】尚、対象画像データから著作物情報や暗証
番号を検知する方法としては、上述した証明手段1〜4
における方法に限定されるものではなく、著作物である
と検知できる手段や暗証番号を検知する手段であれば、
どのような方法を用いてもよい。
【0083】(第2の実施の形態)本発明は、例えば、
図9に示すような画像形成システム500に適用され
る。この画像形成システム500は、上記図1に示した
画像形成システム100と同様の構成としているが、著
作物情報を検知したときに画像出力が禁止される場合
に、その画像出力禁止を解除するための手段として、プ
リントコントローラ102とネットワークを介し接続さ
れている著作権元のホストコンピュータ502にアクセ
スして、画像禁止の解除を行う構成が異なる。尚、上記
図9の画像形成システム500において、上記図1の画
像形成システム100と同様に動作する箇所には同じ符
号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0084】画像形成システム500において、上述の
著作権元のホストコンピュータ(以下、「第1のホスト
コンピュータ」と言う)502は、ネットワークを介し
てプリントコントローラ102と接続されている。プリ
ントコントローラ102は、第1のホストコンピュータ
502との間で著作物の画像データを識別するための情
報やその暗証番号等をやりとりすると共に、一般のユー
ザのホストコンピュータ(以下、「第2のホストコンピ
ュータ」と言う)501との間で、プリンタ103で出
力する画像データや著作物の画像データに対する出力許
可等をやりとりする。ホストコンピュータ502は、上
記図1のホストコンピュータ101と同様に、画像デー
タをぺ一ジ記述言語(ここではPDLとする)で記述さ
れた情報(PDLデータ)に変換し、それを接続ケーブ
ルを介してプリントコントローラ102に対して送信す
る。したがって、プリントコントローラ102は、第2
のホストコンピュータ501からのPDLデータを解析
し、ラスタ画像データに変換するラスタイメージ処理を
行い、それを接続ケーブルを介してプリンタ103に対
して送信する。このとき、該ラスタ画像データの中から
著作物情報を検知する検知処理により、著作物と判別さ
れた場合は、ネットワークを介しその著作権元の第1の
ホストコンピュータに対して、プリント出力許可の承諾
を得てから、プリンタ103への画像データの送信がな
される。
【0085】図10は、プリントコントローラ902で
のPDLデータの展開処理を示したフローチャートであ
る。尚、上記図10のフローチャートにおいて、上記図
6に示したフローチャートと同様に処理する箇所には同
じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0086】ステップS401〜ステップS405:第
2のホストコンピュータ501からPDLデータを受信
した後、それをラスタ画像データに変換して、その画像
データから著作物情報及び暗証番号を検知する。この検
知処理の結果、対象画像データが著作物であった場合、
ステップS601からの処理に進む。ここでの処理が上
述した第1の実施の形態と異なる。
【0087】ステップS601:対象画像データが著作
物であった場合、コピープロテクト解除のための暗証番
号照合を行うために、第2のホストコンピュータ501
に対して暗証番号入力画面を表示させ(上記図7の
(a)参照)、ユーザに対して暗証番号の入力を要求す
る。
【0088】ステップS602:ステップS601でお
暗証番号入力画面から入力されたユーザの暗証番号を、
それに対応する画像データを識別するためのID番号共
に、ネットワークを介して、著作権元の第1のホストコ
ンピュータ502に対して送信する。
【0089】ステップS603:ステップS602にて
送信された画像データのID番号に対する暗証番号の照
合は、第1のホストコンピュータ502内で行われる。
【0090】ステップS604:ステップS603での
第1のホストコンピュータ502での照合の結果、暗証
番号が照合されない場合、その画像データの出力を禁止
するために、該画像データのプリンタ103への送信を
行わず、第2のホストコンピュータ501に対して、暗
証番号不一致のため指定した画像データを出力できない
旨の警告を表示させる(上記図7の(b)参照)。その
後、本処理終了となる。
【0091】ステップS605:一方、ステップS60
3での第1のホストコンピュータ502での照合の結
果、暗証番号が照合された場合、第2のホストコンピュ
ータ605に対して出力許可を発行する。その後、上述
したステップS412〜ステップS414が実行される
ことで、対象画像データがプリンタ103から出力され
る。
【0092】(第3の実施の形態)上述した第2の実施
の形態では、画像データから著作物情報が検知されたこ
とにより、その画像データの出力が禁止される場合に、
その画像出力禁止を解除するための手段として、ネット
ワークを介してプリントコントローラ102と接続され
ている著作権元の第1のホストコンピュータ502にア
クセスして、画像禁止の解除を行う構成をとるものであ
った。本実施の形態では、画像データの出力を禁止せ
ず、第2のホストコンピュータ501側(ユーザ)に対
して著作物であると警告した上で、著作権元の第1のホ
ストコンピュータ502に対して課金を行う旨の承諾を
促し、第2のホストコンピュータ501(ユーザ)によ
るプリンタ103でのプリント出力枚数に応じて、著作
権元の第1のホストコンピュータ502に対して該出力
情報を通知し、自動的に課金を行うようにする。このた
め、プリントコントローラ102でのPDLデータの展
開処理を、例えば、図11に示すような処理とする。
尚、上記図11のフローチャートにおいて、上記図6及
び図10に示したフローチャートと同様に処理する箇所
には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0093】ステップS401〜ステップS405:第
2のホストコンピュータ501からPDLデータを受信
した後、それをラスタ画像データに変換して、その画像
データから著作物情報及び暗証番号を検知する。この検
知処理の結果、対象画像データが著作物であった場合、
ステップS701からの処理に進む。ここでの処理が上
述した第1及び第2の実施の形態と異なる。
【0094】ステップS701:対象画像データが著作
物であった場合、第2のホストコンピュータ501に対
して、指定した画像データ(プリント出力する画像)が
著作物であることを通知するために、例えば、図12に
示すような、プリント出力を実行すると課金される旨の
警告表示を行う。この警告画面は、プリントする画像デ
ータについての情報(プリントアウト情報)を、プリン
ト出力の実行と同時に、著作権元に自動的に通知するこ
との承諾をも促すものである。
【0095】ステップS702:ステップS701での
警告画面からのユーザの指示が、課金を了承し、画像デ
ータのプリント出力を行う旨の指示であるか否かを判別
する。この判別の結果、ユーザが課金を了承した場合に
は、上述したステップS412からの処理に進み、そう
でない場合には、ステップS703に進む。
【0096】ステップS703:ユーザが課金を了承し
ない場合は、画像データのプリンタ103に対する送信
を行わず、画像データの出力を中止する。その後、本処
理終了となる。
【0097】ステップS412〜ステップSS414:
一方、ユーザが課金を了承した場合は、上述したように
して、画像データをプリンタ103に対して送信する。
これにより、プリンタ103では、該画像データのプリ
ント出力(1頁分のプリント出力)が行われる。その
後、次のステップS704に進む。
【0098】ステップS704:このステップ処理は、
対象画像データが著作物でない場合にも実行される。こ
のため、プリンタ103でプリント出力された画像デー
タが著作物であるか否かを判別する。この判別の結果、
プリント出力された画像データが著作物であった場合に
のみ、次のステップS705に進み、そうでない場合に
は、そのまま本処理終了となる。
【0099】ステップS705:プリント出力された画
像データが著作物であった場合、例えば、ユーザ側の第
2のホストコンピュータ501に対して、図13の
(b)に示すような、課金情報を含めた著作物の出力情
報を表示させる。また、著作権元の第1のホストコンピ
ュータ502に対しては、上記図13の(a)のよう
な、著作物のプリント出力情報を表示させる。その後、
本処理終了となる。
【0100】尚、本発明の目的は、上述した各実施の形
態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプ
ログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは
装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ
(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読みだして実行することによっても、達成
されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から
読み出されたプログラムコード自体が各実施の形態の機
能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶
した記憶媒体は本発明を構成することとなる。プログラ
ムコードを供給するための記憶媒体としては、ROM、
フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光
ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることが
できる。また、コンピュータが読みだしたプログラムコ
ードを実行することにより、各実施の形態の機能が実現
されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理
の一部又は全部を行い、その処理によって各実施の形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコー
ドが、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコン
ピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリ
に書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づ
き、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるC
PUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理
によって各実施の形態の機能が実現される場合も含まれ
ることは言うまでもない。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ユーザ
側の端末装置から画像データが送信され、該画像データ
を出力装置(画像形成装置、プリンタ等)で出力する
際、該画像データ中に所定情報(著作権物であることを
示す情報等)が存在するか否かを検知する。この検知の
結果、存在した場合は、出力装置での該画像データの出
力を禁止する。このとき、ユーザ側の端末装置に対し
て、著作権元から発行された暗証番号入力や、対象画像
データが著作権物であることの確認を促す画面を表示さ
せること等による、ユーザ側の端末装置からの返送情報
(入力された暗証番号や課金の承諾情報等)に基づい
て、上記の画像データの出力の禁止を解除する。或い
は、このときのユーザ側からの返送情報を著作権元の端
末装置に対して送信し、その返送情報(暗証番号の照合
結果情報等)に基づいて、上記の画像データの出力の禁
止を解除する。
【0102】これにより、著作権物である画像データの
出力を依頼してきたユーザが、著作権元からの許可を得
ている場合は、該画像データの出力禁止が自動的に解除
され、出力装置で出力されることになる。具体的には例
えば、ディジタル情報化された著作権物を保護し、違法
コピーを防止するために、著作権物情報(所定情報)が
埋め込まれた画像データに対し、その著作権物情報を検
知して、著作権物のプリント出力を禁止する装置やシス
テムにおいて、著作権元からの許可を得て、プリント出
力禁止を解除をすることができるため、著作権物の種類
によって、著作権画像出力の権利の有無によって、コピ
ー許可、禁止の切り分けができる。また、出力した著作
権物である画像に対して、自動的に課金することがで
き、課金情報についても著作権元及びユーザにその場で
確認させることができる。
【0103】よって、本発明によれば、著作権物を確実
に保護しつつ、著作権物の種類によってコピー等の許可
及び禁止を自動的に切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における、本発明を適用した
画像形成システムの構成を示す概観図である。
【図2】上記画像形成システムでのカラー画像形成装置
としてのプリンタの概略断面図である。
【図3】上記プリンタの画像処理部の内部構成を示すブ
ロック図である。
【図4】上記画像処理部のリーダ階調補正回路における
階調補正特性による入力/出力信号の一例を説明するた
めの図である。
【図5】上記画像処理部のエンジン階調補正回路におけ
る階調補正特性による入力/出力信号の一例を説明する
ための図である。
【図6】上記プリンタのコントローラでの画像データの
処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】上記画像データの処理において、ホストコンピ
ュータ上に表示される、暗証番号入力画面及び暗証番号
不一致時の警告画面の一例を説明するための図である。
【図8】著作物であることを示すためのマーク及び文字
列の一例を説明するための図である。
【図9】第2の実施の形態における、本発明を適用した
画像形成システムの構成を示す概観図である。
【図10】上記画像形成システムのプリンタのコントロ
ーラでの画像データの処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【図11】第3の実施の形態における、上記プリンタの
コントローラでの画像データの処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図12】上記画像データの処理において、著作物の課
金の承諾を確認するための警告画面を説明するための図
である。
【図13】上記画像データの処理において、著作物の課
金情報を確認するための著作物使用情報を表示する画面
を説明するための図である。
【符号の説明】 34 CCD 100 画像形成システム 101 ホストコンピュータ 102 プリントコントローラ 103 画像形成装置(プリンタ) 104 CPU 105 検知回路 106 メモリ 110 エンジンコントローラ 120 リーダコントローラ 202 エンジン部 203 画像処理部 301 CCD読取部 302 シフトメモリ 303 補色変換回路 304 黒抽出回路 305 UCR回路 306 マスキング回路 307 セレクタ 308 外部I/F 309 リーダ階調補正回路 310 エンジン階調補正回路 311 レーザドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/04 B41J 29/00 Z 5C076 G06F 3/12 G03G 21/00 392 5C077 H04N 1/387 550 Fターム(参考) 2C061 BB17 CL10 2C087 AA09 AA13 AB05 AC08 BA03 BA07 BA14 BB11 CB02 DA14 2H027 DA32 EE07 EF09 EJ03 EJ06 EJ13 EJ15 ZA07 2H034 FA01 5B021 AA01 NN16 NN18 5C076 AA14 AA16 5C077 LL14 NP07 PP65 PP66 PQ08 PQ20 TT02 TT06

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データに所定の画像処理
    を行って、それを出力する画像処理装置であって、 上記画像データから第1の所定情報の存在を検知する検
    知手段と、 上記検知手段での検知結果に基づいて、上記画像データ
    の出力を禁止する画像出力禁止手段と、 外部入力された第2の所定情報に基づいて、上記画像出
    力手段による画像データの出力禁止を解除する解除手段
    とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の所定情報は、上記画像データ
    が著作権物であることを示す著作権情報、及びその出力
    許可を示す許可情報を含み、 上記第2の所定情報は、上記著作権元から上記画像デー
    タの入力元に対して発行された許可情報を含み、 上記解除手段は、上記第1の所定情報に含まれる許可情
    報と、上記第2の所定情報に含まれる所定情報とを比較
    した結果に基づいて、上記画像出力禁止手段による画像
    データの出力禁止を解除することを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記許可情報は、暗証番号情報を含み、 上記解除手段は、上記暗証番号情報の照合を行うことを
    特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の所定情報は、上記画像データ
    が著作権物であることを示す著作権情報を含み、 上記第2の所定情報は、上記著作権元から上記画像デー
    タの入力元に対して発行された許可情報を含み、 上記解除手段は、上記第2の所定情報に含まれる許可情
    報を上記著作権元に対して送信することによる返送情報
    に基づいて、上記画像出力禁止手段による画像データの
    出力禁止を解除することを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
  5. 【請求項5】 上記第1の所定情報は、上記画像データ
    が著作権物であることを示す著作権情報を含み、 上記第2の所定情報は、上記画像データの入力元から送
    信されてきた、上記画像データが著作権物であることを
    認識した上でその出力を了承することを示す情報を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 上記著作権情報は、所定のマーク、バー
    コード、及びアドオン情報のうちの何れかの情報を含む
    ことを特徴とする請求項2、4、及び5の何れかに記載
    の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 上記解除手段による画像データの出力に
    関する画像出力情報を、上記画像データの入力元及び上
    記著作権元に対して通知する通知手段を更に備えること
    を特徴とする請求項2、4、及び5の何れかに記載の画
    像処理装置。
  8. 【請求項8】 上記画像出力情報は、上記画像データを
    識別するための情報、出力量、出力日時、及び課金情報
    の少なくとも何れかを含むことを特徴とする請求項7記
    載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 上記画像データの出力とは、プリント出
    力を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  10. 【請求項10】 画像データの出力を依頼する任意の端
    末装置と、該端末装置からの画像データを出力する出力
    装置とを含む画像処理システムであって、 上記出力装置は、請求項1〜9の何れかに記載の画像処
    理装置の機能を有することを特徴とする画像処理システ
    ム。
  11. 【請求項11】 画像データの出力を依頼する任意の端
    末装置と、該端末装置からの画像データを出力する出力
    装置と、該出力装置での出力動作を制御する制御装置と
    を含む画像処理システムであって、 上記端末装置から送信される、ぺ一ジ記述言語で記述さ
    れた画像データを翻訳し、ラスタ画像データに変換する
    処理手段と、 上記ラスタ画像データの中から、著作物であることを示
    す著作権情報の存在を検知する検知手段と、 上記検知手段により上記著作権情報を検知した場合に、
    上記ラスタ画像データの上記出力装置への出力を禁止す
    る画像出力禁止手段と、 上記画像出力禁止手段により画像データの出力が禁止に
    なった場合に、上記画像出力禁止手段による画像出力禁
    止を解除する解除手段とを備えることを特徴とする画像
    処理システム。
  12. 【請求項12】 著作権物である画像データを提供する
    第1の端末装置と、該第1の端末装置から取得した画像
    データの出力を依頼する第2の端末装置と、該第2の端
    末装置からの画像データを出力する出力装置と、該出力
    装置での出力動作を制御する制御装置とが、ネットワー
    クを介して接続されてなる画像処理システムであって、 上記第2の端末装置から送信される、ぺ一ジ記述言語で
    記述された画像データを翻訳し、ラスタ画像データに変
    換する処理手段と、 上記ラスタ画像データの中から、著作物であることを示
    す著作権情報の存在を検知する検知手段と、 上記検知手段により上記著作権情報を検知した場合に、
    上記ラスタ画像データの上記出力装置への出力を禁止す
    る画像出力禁止手段と、 上記画像出力禁止手段により画像データの出力が禁止に
    なった場合に、上記第1の端末装置に対して、上記画像
    データの情報及び画像出力禁止解除情報を送信する送信
    手段と、 第1の端末装置から送信される情報に基づい
    て、上記画像出力禁止手段による画像出力禁止を解除す
    る解除手段とを備えることを特徴とする画像処理システ
    ム。
  13. 【請求項13】 著作権物である画像データを提供する
    第1の端末装置と、該第1の端末装置から取得した画像
    データの出力を依頼する第2の端末装置と、該第2の端
    末装置からの画像データを出力する出力装置と、該出力
    装置での出力動作を制御する制御装置とが、ネットワー
    クを介して接続されてなる画像処理システムであって、 第2の端末装置から送信される、ぺ一ジ記述言語で記述
    された画像データを翻訳し、ラスタ画像データに変換す
    る処理手段と、 上記ラスタ画像データの中から、著作物であることを示
    す著作権情報の存在を検知する検知手段と、 上記検知手段により著作権情報を検知した場合に、第2
    の端末装置に対して、著作権物の画像データを出力する
    旨の警告表示を行う警告手段と、 上記検知手段により著作権情報を検知した場合に、上記
    画像データの出力後に、上記第1及び第2の端末装置に
    対して、上記著作権物の画像データの出力情報を送信す
    る送信手段とを備えることを特徴とする画像処理システ
    ム。
  14. 【請求項14】 上記著作権情報は、上記画像データが
    著作権物であることを示す、マーク、バーコード、及び
    アドオン情報の何れかの情報を含むことを特徴とする請
    求項11〜13の何れかに記載の画像処理システム。
  15. 【請求項15】 上記画像出力禁止解除手段は、暗証番
    号照合を行うことを特徴とする請求項11又は12に記
    載の画像処理システム。
  16. 【請求項16】 上記送信手段が送信する情報は、上記
    画像データを識別するためのID番号、出力枚数、出力
    日時、及び課金情報の少なくとも何れかを含む情報であ
    ることを特徴とする請求項13記載の画像処理システ
    ム。
  17. 【請求項17】 上記警告手段が表示する情報は、課金
    の承諾を確認する情報を含むことを特徴とする請求項1
    3記載の画像処理システム。
  18. 【請求項18】 上記著作権物である画像データを出力
    したときに、上記出力装置の操作部に、上記著作権物の
    出力情報を表示させる表示手段を備えることを特徴とす
    る請求項11〜13の何れかに記載の画像処理システ
    ム。
  19. 【請求項19】 第1の端末装置から出力依頼された画
    像データに所定の処理を行って、それを出力装置で出力
    するための画像処理方法であって、 上記画像データから所定情報の存在を検知する検知ステ
    ップと、 上記検知ステップにより上記所定情報を検知した場合
    に、上記画像データの上記出力装置での出力を禁止する
    画像出力禁止ステップと、 上記画像出力禁止ステップにより画像データの出力が禁
    止になった場合に、上記端末装置からのユーザ情報に基
    づいて、上記画像出力禁止ステップによる上記画像デー
    タの出力を解除する解除ステップとを含むことを特徴と
    する画像処理方法。
  20. 【請求項20】 上記所定情報は、上記画像データが著
    作権物であることを示す著作権情報、及びその出力許可
    を示す許可情報を含み、 上記ユーザ情報は、上記著作権元である第2の端末装置
    から上記第1の端末装置に対して発行された許可情報を
    含み、 上記解除ステップは、上記所定情報に含まれる許可情報
    と、上記ユーザ情報に含まれる許可情報とを比較するス
    テップと、該ステップでの比較結果に基づいて、上記画
    像出力禁止ステップによる画像データの出力禁止を解除
    するステップとを含むことを特徴とする請求項19記載
    の画像処理方法。
  21. 【請求項21】 上記許可情報は、暗証番号情報を含
    み、 上記解除ステップは、上記暗証番号情報の照合を行うス
    テップを含むことを特徴とする請求項20記載の画像処
    理方法。
  22. 【請求項22】 上記所定情報は、上記画像データが著
    作権物であることを示す著作権情報を含み、 上記ユーザ情報は、上記著作権元である第2の端末装置
    から上記第1の端末装置に対して発行された許可情報を
    含み、 上記解除ステップは、上記ユーザ情報に含まれる許可情
    報を上記第2の端末装置に対して送信するステップと、
    該ステップによる上記第2端末装置からの返送情報に基
    づいて、上記画像出力禁止ステップによる画像データの
    出力禁止を解除するステップとを含むことを特徴とする
    請求項19記載の画像処理方法。
  23. 【請求項23】 上記所定情報は、上記画像データが著
    作権物であることを示す著作権情報を含み、 上記解除ステップは、上記画像データが著作権物である
    ことを警告するための警告情報を上記第1の端末装置に
    対して送信するステップと、該ステップによる上記第1
    の端末装置からの返送情報に基づいて、上記画像出力禁
    止ステップによる画像データの出力禁止を解除するステ
    ップとを含むことを特徴とする請求項19記載の画像処
    理方法。
  24. 【請求項24】 上記著作権情報は、所定のマーク、バ
    ーコード、及びアドオン情報のうちの何れかの情報を含
    むことを特徴とする請求項20、22、及び23の何れ
    かに記載の画像処理方法。
  25. 【請求項25】 上記解除ステップによる画像データの
    出力に関する画像出力情報を、上記第1及び第2の端末
    装置に対して通知する通知ステップを更に含むことを特
    徴とする請求項20、22、及び23の何れかに記載の
    画像処理方法。
  26. 【請求項26】 上記画像出力情報は、上記画像データ
    を識別するための情報、出力量、出力日時、及び課金情
    報の少なくとも何れかを含むことを特徴とする請求項2
    5記載の画像処理方法。
  27. 【請求項27】 上記画像データの出力とは、プリント
    出力を含むことを特徴とする請求項19記載の画像処理
    方法。
  28. 【請求項28】 請求項19〜27の何れかに記載の画
    像処理方法の処理ステップを、コンピュータが読出可能
    に格納したことを特徴とする記憶媒体。
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