JP2000165522A - ネットワークシステム及び付加高機能サービス提供方法 - Google Patents

ネットワークシステム及び付加高機能サービス提供方法

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JP2000165522A
JP2000165522A JP10337479A JP33747998A JP2000165522A JP 2000165522 A JP2000165522 A JP 2000165522A JP 10337479 A JP10337479 A JP 10337479A JP 33747998 A JP33747998 A JP 33747998A JP 2000165522 A JP2000165522 A JP 2000165522A
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Application number
JP10337479A
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Keizo Kusaba
圭三 草場
Hideyuki Sugai
秀行 菅井
Yusuke Takemichi
祐輔 竹道
Masahiro Ikeda
正博 池田
Tomoshi Kobori
智志 小堀
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Hitachi Ltd
Hitachi Information Technology Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インテリジェントネットワークを利用して、イ
ンテリジェントネットワークが提供しない、他の高機能
サービスを提供する 【解決手段】伝達レイヤノードbは、ユーザノードdか
ら高機能サービスを要求されると、要求を高機能レイヤ
ノードaに伝え、高機能レイヤノードaは、要求された高
機能サービスが、通信プロバイダノードcが提供するも
のであった場合に、通信プロバイダノードcに伝え、通
信プロバイダノードcは、要求された高機能サービスを
提供するための、伝達レイヤノードbが提供する伝達サ
ービスの利用形態を、高機能レイヤノードaとの間でネ
ゴシエーションを行って決定して、決定した利用形態に
従って、伝達レイヤノードbが提供する伝達サービスを
利用し、要求された高機能サービスをユーザノードdに
提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】インテリジェントネットワー
クを用いて、インテリジェントネットワークが提供しな
い、他の高機能サービスを提供する技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば回線交換を行う交換機な
どの、ユーザ間で情報を伝達する伝達サービスを提供す
る伝達レイヤと、伝達レイヤを介して単なる伝達サービ
ス以上のサービスを提供する高機能レイヤを備えたイン
テリジェントネットワークが知られている。
【0003】たとえば、伝達レイヤにおいて伝達サービ
スとして回線交換を行うインテリジェントネットワーク
では、インテリジェントネットワークのユーザが、他の
ユーザの番号を指定して発呼された呼を、伝達レイヤ
で、指定された番号の他のユーザに回線交換する、通常
の伝達サービスの他、さまざまな高機能サービスをユー
ザに提供する。高機能サービスは、このような伝達レイ
ヤで回線交換を行うインテリジェントネットワークで
は、たとえば、次のようにして利用者に提供される。
【0004】まず、インテリジェントネットワークのユ
ーザは、高機能サービスの要求を示す特殊番号を指定し
て発呼する。伝達レイヤは、特殊番号が指定された発呼
を受け取ると、その旨を、高機能レイヤに通知する。高
機能レイヤは、予め設定された対応に従い特殊番号に応
じて定まる高機能サービスの内容を決定し、その高機能
サービスが実現されるように、伝達レイヤにおける特殊
番号が指定された発呼についての回線交換動作を制御す
る。
【0005】たとえば、このような高機能サービスの一
つであるたとえばいわゆる日本電信電話株式会社より提
供のダイヤルQ2サービスとして知られる情報利用料金
徴収代行サービスでは、インテリジェントネットワーク
のユーザは、ダイヤルQ2サービスの要求を示す特殊番
号と情報提供者番号を着番として指定して発呼する。伝
達レイヤは、この特殊番号が着番として指定された発呼
を受け取ると、その旨を、高機能レイヤに通知する。高
機能レイヤは、予め設定された対応に従い、この特殊番
号よりダイヤルQ2サービスであることを認識すると共
に、情報提供者番号に対応する情報提供者の加入者番号
を決定し、この情報提供者の加入者番号に、特殊番号が
指定された発呼を回線交換するように伝達レイヤを制御
する。そして、その呼を監視し、情報利用料金を課金す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したようなインテ
リジェントネットワークでは、インテリジェントネット
ワークを運営する事業者が高機能レイヤ、伝達レイヤを
介して提供する高機能サービスしかユーザに提供するこ
とができない。逆に言えば、高機能サービスを提供する
ためには、インテリジェントネットワークを運営する必
要がある。このため、インテリジェットネットワークを
運営していない事業者が、独自に高機能サービスを提供
するためには莫大な費用が必要となる。
【0007】そこで、本発明は、インテリジェントネッ
トワークを利用して、インテリジェントネットワークが
提供しない、他の高機能サービスを提供可能とすること
を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題達成のために、
本発明は、たとえば、複数のユーザノードを収容し、ユ
ーザ間で情報を伝達する伝達サービスをユーザノードに
提供する伝達レイヤノードと、伝達レイヤノードが提供
する伝達サービスを利用した高機能なサービスである高
機能サービスをユーザノードに提供する高機能レイヤノ
ードと、伝達レイヤノードが提供する伝達サービスを利
用した高機能なサービスであって高機能レイヤノードが
提供しない高機能なサービスである付加高機能サービス
を伝達レイヤノードを介して提供する付加高機能サービ
ス提供ノードを備え、前記伝達レイヤノードは、ユーザ
ノードから高機能サービスもしくは付加高機能サービス
を要求された場合に、当該要求を高機能レイヤノードに
伝え、前記高機能レイヤノードは、伝えられた要求が、
高機能サービスを要求するものであった場合に、伝達レ
イヤノードが提供する伝達サービスを利用して要求され
た高機能サービスをユーザノードに提供し、伝えられた
要求が、付加高機能サービスを要求するものであった場
合に、当該要求を付加高機能サービス提供ノードに伝
え、付加高機能サービス提供ノードは、前記要求が伝え
られた場合に、要求された付加高機能サービスをユーザ
ノードに提供するために用いる、伝達レイヤノードの伝
達サービスの利用形態を、高機能レイヤノードとの間で
ネゴシエーションを行って決定し、付加高機能サービス
提供ノードは、決定した利用形態に従って伝達レイヤノ
ードの伝達サービスを利用し、要求された付加高機能サ
ービスをユーザノードに提供することを特徴とするネッ
トワークシステムを提供する。
【0009】このようなネットワークシステムによれ
ば、付加高機能サービス提供ノードを設置するだけで、
他のインテリジェントネットワークを利用した、独自の
高機能サービスを提供することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て説明する。
【0011】図1に、本実施形態に係るネットワークシ
ステムの構成を示す。
【0012】図中、aは高機能レイヤノード、bは伝達レ
イヤノードであり、インテリジェントネットワークNを
構成する。また、d,j,k,lはインテリジェントネットワ
ークNのユーザである。
【0013】伝達レイヤノードbは、たとえば伝達サー
ビスとして回線交換サービスなどをユーザに提供する交
換機であり、ユーザ間で情報を伝達する伝達サービスを
ユーザに提供する。高機能レイヤaは、伝達レイヤノー
ドbの伝達サービスを利用して、単なる伝達サービス以
上のサービスを提供する。
【0014】次に、cは、インテリジェントネットワー
クNを利用して、インテリジェントネットワークNの高機
能レイヤノードaが提供しない、他の高機能サービスを
提供するプロバイダ通信ノードである。
【0015】以下、このようなネットワークシステムの
動作について説明する。
【0016】なお、高機能レイヤノードa、伝達レイヤ
ノードbより構成されるインテリジェントネットワーク
Nにおいて、伝達レイヤノードbが提供する回線交換な
どの伝達サービスや高機能レイヤノードaが提供する高
機能サービスをユーザd,j,k,iに提供する動作は、従来
のインテリジェントネットワークと同様であるので、説
明を省略し、以下では、プロバイダ通信ノードcが、イ
ンテリジェントネットワークNを利用して、高機能レイ
ヤノードaが提供しない、他の高機能サービスをユーザ
d,j,k,lに提供する動作について説明する。
【0017】以下では、プロバイダ通信ノードcが独自
に提供する高機能サービスが、一つのユーザから受け取
ったメールを複数のユーザに配信するメール配信サービ
スである場合を例にとり説明する。
【0018】ここで、インテリジェントネットワークN
の伝達レイヤノードbは、伝達サービスの一つである多
者接続サービスをユーザに提供する多者接続機能を備え
ているものとする。多者接続サービスとは、複数のユー
ザノードの回線を接続し、相互に通信可能とする伝達サ
ービスである。また、この多者接続サービスは、高機能
レイヤノードaまたはプロバイダ通信ノードcから、伝達
レイヤノードbに使用シナリオ名=多者接続を送ること
により利用することができるものとする。
【0019】プロバイダ通信ノードcがメール配信サー
ビスをユーザに提供する場合の各ノード間の通信シーケ
ンスを図2に示す。
【0020】図示するように、まず、ユーザdがプロバ
イダ通信ノードcが提供するメール配信サービス提供を
受けたいとしたときに、ユーザdは、伝達レイヤノード
bに対してユーザ起動(1)を行う。ユーザ起動は、た
とえば、プロバイダ通信ノードcが提供するメール配信
サービスを要求することを表す特殊番号を含む着番を指
定して発呼することにより行う。伝達レイヤノードb
は、着番が、加入者番号ではなく高機能サービスを要求
する番号を含むものであることを、図3に示すルーティ
ングテーブルを参照して認識すると、この着番とユーザ
起動したユーザの加入者番号と共に高機能レイヤノード
aに問い合わせ(2)を行う。図3に示すルーティング
テーブルは、加入者番号に対して、そのユーザへ呼を接
続するための接続先が記述されているテーブルであり、
高機能レイヤノードaまたはプロバイダ通信ノードcが
提供する高機能サービスを要求する番号に対しては、高
機能レイヤノードへ問い合わせを行うべきことが記述さ
れている。
【0021】ここで、高機能レイヤノードaが行う処理
の手順を図2に加えて、図5をも参照して説明する。
【0022】高機能レイヤノードaでは、伝達レイヤノ
ードbから問い合わせ(2)を受けると(ステップ50
1)、特殊番号が高機能レイヤノードaが提供する高機
能サービスを要求する番号でない場合には、図4に示す
特殊番号とプロバイダ通信ノードcとの対応を予め記述
した問い合わせ先テーブルを参照し(ステップ50
2)、着番に含まれる特殊番号が要求する高機能サービ
スを提供するプロバイダ通信ノードcを認識すると(ス
テップ503)、プロバイダ通信ノードcにサービス照
会(3)を着番およびユーザ起動したユーザの加入者番
号と共に発行する(ステップ504)。問い合わせテー
ブルに、着番に含まれる特殊番号が要求する高機能サー
ビスを提供するプロバイダ通信ノードcを認識できなか
ったときには(ステップ503)、伝達レイヤノードc
に問い合わせ拒否を発行し(ステップ506)、ユーザ
dからの呼を着番不明として処理させる。
【0023】なお、高機能レイヤノードaとプロバイダ
通信ノードc間の通信は予め定めた所定の通信プロトコ
ルで行う。
【0024】さて、プロバイダ通信ノードcは、サービ
ス照会(3)を受け取ると、特殊番号とプロバイダ通信
ノードcが提供する高機能サービスとの対応を予め記述
したテーブルを参照し、着番に含まれる特殊番号がメー
ル配信サービスを要求するものであることを認識する
と、伝達レイヤノードbとの間の通信に使用したい通信
プロトコルと、提供する高機能サービス=メール配信に
利用しようとする伝達レイヤノードbの伝達サービスの
分類が多者接続系に分類されるサービスであることと
を、高機能レイヤノードaにサービス照会応答(4)と
して送る。
【0025】高機能レイヤノードaは、サービス照会応
答(4)を受け取ると(ステップ507)、図6に示す
利用形態選択テーブルを索引し、プロバイダ通信ノード
cから指定された通信プロトコルで、プロバイダ通信ノ
ードcから指定された分類の伝達サービスを提供できる
伝達レイヤノードbのノードアドレスと、これらノード
アドレスの伝達レイヤノードbが提供できる、プロバイ
ダ通信ノードcから指定された分類の伝達サービスのサ
ービス名(シナリオ名)と、そのサービス名の伝達サー
ビスを利用する上での制限の内容(制限無しを含む)を
抽出情報として抽出する(ステップ508)。図6に示
す利用形態選択テーブルは、プロバイダ通信ノードcか
ら指定された通信プロトコルがIPで、プロバイダ通信ノ
ードcから指定された伝達サービスの分類が多者接続系
である場合の索引のようすを示しており、まず、通信プ
ロトコルのテーブルを通信プロトコルIPで索引して、通
信プロトコルIPで利用できる伝達サービスの分類のテー
ブルを得、得た伝達サービスの分類のテーブルを索引し
て、プロバイダ通信ノードcから指定された分類の伝達
サービスを提供できる伝達レイヤノードbのノードアド
レスを、問い合わせ(2)を発行した伝達レイヤノード
bのノードアドレスとすべきことと、このノードアドレ
スの伝達レイヤノードbが提供できる、プロバイダ通信
ノードcから指定された分類の伝達サービスのサービス
名(シナリオ名)が多者接続であることとと、その伝達
サービスを利用する上での制限である多者接続数とを、
抽出情報として得ている。
【0026】高機能レイヤノードaは、利用形態選択テ
ーブルからこれらの抽出情報が得られなかったときには
(ステップ509)、サービス拒否をプロバイダ通信ノ
ードcに通知する(ステップ510)。
【0027】その他の場合は(ステップ509)、高機
能レイヤノードaは、サービス照会応答(4)を発行し
たプロバイダ通信ノードcのノードアドレスと、プロバ
イダ通信ノードcから指定された通信プロトコルと、抽
出情報に含まれる伝達サービスのサービス名(シナリオ
名)を、サービス指示準備(5)として、抽出情報に含
まれるノードアドレスの伝達レイヤノードbに通知する
(ステップ511)。また、抽出情報に含まれる伝達レ
イヤノードbのノードアドレスと、抽出情報に含まれる
伝達サービスのサービス名(シナリオ名)と、抽出情報
に含まれる制限を、サービス指示準備(6)としてプロ
バイダ通信ノードcに通知する(ステップ512)。そ
の後、プロバイダサービスの監視モードに移行し(ステ
ップ513)、図2のフローが終了する。
【0028】次に、サービス指示準備(6)を受けたプ
ロバイダ通信ノードcは、要求された高機能サービス=
メール配信を提供するための手順として、まず、通知さ
れたノードアドレスの伝達レイヤノードbと、サービス
照会応答(4)で指定した通信プロトコルで、図11に
示す伝送路または回線gを用いて接続し、通知された伝
達サービスのサービス名(シナリオ名)の実行を伝達レ
イヤノードbにサービス指示として送る。
【0029】この場合は、プロバイダ通信ノードcは、
まず、サービス照会(3)で通知された内容から、ユー
ザ起動(1)したユーザdからのメールを配信すべきユ
ーザj,k,lを特定する。メールを配信すべきユーザは、
たとえば、サービス照会(3)で通知されたユーザdの
加入者番号に対応して予めメールを配信すべき他のユー
ザを予め記述しておいたメーリングリストに基づいて特
定するようにしてもよい。または、ユーザdがユーザ起
動(1)の際の着番にメールを配信すべきユーザを特定
する番号を含めるようにし、サービス照会(3)で通知
された着番中のこの番号より、メールを配信すべきユー
ザを特定するようにしてもよい。
【0030】次に、プロバイダ通信ノードcは、行おう
とする高機能サービスの内容が、サービス指示準備
(6)で通知された制限を満たしているかどうかを調
べ、満たしていない場合には、所定のエラー処理を実行
する。この場合は、特定したメールを配信すべきユーザ
の数+2が、通知された多者接続機能の制限である多者
接続数を超えていないことを調べる。
【0031】そして、制限を超えていない場合には、要
求された高機能サービス=メール配信を提供するための
手順として、まず、通知されたサービス名(シナリオ
名)の伝達サービスの実行を伝達レイヤノードbに指示
する。ここでは、まず、使用シナリオ名=多者接続を、
メールを配信すべきユーザj,k,lの加入者番号とプロバ
イダ通信ノードcの加入者番号を多者接続先番号として
指定して伝達レイヤノードbにサービス指示(7)とし
て送る。
【0032】サービス指示準備(5)の後に、これに対
応するサービス指示として、使用シナリオ名=多者接続
のサービス指示(7)を受けた、伝達レイヤノードb
は、これに従い多者接続機能を実行して多者接続サービ
スを提供し、ユーザ起動(1)を行ったユーザdの回線
を、ユーザj,k,lの回線と、プロバイダ通信ノードcの
回線に多者接続する(8、9、10)。ここで、このプ
ロバイダ通信ノードcの回線は、図1のhに当たり、伝
達レイヤノードbが収容する加入者回線の一つであり、
プロバイダ通信ノードcと伝達ノードb間の通信に用い
た伝送路または回線gとは異なるものである。
【0033】これで、プロバイダ通信ノードcと、ユー
ザ起動を行ったユーザdと、メール配信を行うユーザj,
k,lは多者接続状態となり、伝達レイヤノードbを介し
て相互に自由に通信を行うことがきるようになったの
で、プロバイダ通信ノードcは、要求された高機能サー
ビス=メール配信を提供するための手順として、次に、
伝達レイヤノードbを介して、ユーザdにメール送信要
求を送る(11、12)。そして、プロバイダ通信ノー
ドcは、ユーザdから伝達レイヤノードbを介してメー
ルの送信(13、14)を受けたならば、伝達レイヤノ
ードbを介して、メールを配信すべきユーザj,k,lに、
メールを配信する(15、16、17、18)。
【0034】以上の実施形態によれば、インテリジェン
トネットワークを利用して、インテリジェントネットワ
ークが提供しない、他の高機能サービスをプロバイダ通
信ノードから提供することができるようになる。また、
このプロバイダ通信ノードのインテリジェントネットワ
ークの利用形態、すなわち、伝達レイヤノードbとの間
で使用する通信プロトコルや、利用する伝達レイヤノー
ドbの伝達サービスの分類などをプロバイダ通信ノード
cから指定することができるようになるので、プロバイ
ダ通信ノードcは、プロバイダ通信ノードが望む形態
で、高機能サービスを提供できるようになる。
【0035】なお、以上の実施形態におけるプロバイダ
通信ノードcが提供する高機能サービスとしては、たと
えば、ユーザ起動を行ったユーザdの回線を特定の回
線、たとえば、プロバイダ通信ノードcの運営者が設置
する音声応答装置などに接続するような高機能サービス
を設けるようにしてもよい。この場合は、高機能レイヤ
ノードaから得られるサービス名(シナリオ名)が通常
の1対1接続サービスに対応するものとなり、プロバイ
ダ通信ノードcが、このサービス名と接続先回線の加入
者番号を送ることにより、伝達レイヤノードbに、ユー
ザ起動を行ったユーザdの回線を特定の回線に接続させ
ることになる。
【0036】また、以上の実施形態において、図5ステ
ップ513に示したように、高機能レイヤノードaは、
プロバイダ通信ノードcの高機能サービスのユーザの利
用状況を、伝達レイヤノードcを介して監視し、ユーザ
の、この高機能サービスの利用料金を課金する処理を行
うようにしてもよい。これにより、高機能レイヤノード
aが、プロバイダ通信ノードcに代わりプロバイダ通信
ノードcの高機能サービスの利用料金を管理したり、イ
ンテリジェントネットワークの運営者が、プロバイダ通
信ノードcの運営者に代わり料金を徴収したりすること
ができるようになる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、インテ
リジェントネットワークを利用して、インテリジェント
ネットワークが提供しない、他の高機能サービスを提供
可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るネットワークシステム
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係るネットワークシステム
における通信シーケンスを示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係るルーティングテーブル
を示す図である。
【図4】本発明の実施形態に係る問い合わせ先テーブル
を示す図である。
【図5】本発明の実施形態に係る高機能レイヤノードの
処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態に係る利用形態選択テーブル
を示す図である。
【符号の説明】
a:高機能レイヤノード b:伝達レイヤノード c:プロバイダの通信ノード d〜l:ユーザノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅井 秀行 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 竹道 祐輔 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 池田 正博 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町180番地 日 立通信システム株式会社内 (72)発明者 小堀 智志 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町180番地 日 立通信システム株式会社内 Fターム(参考) 5K024 AA02 AA71 BB06 CC01 CC07 DD01 EE01 5K030 HA02 HB11 KX18 KX27 LB02 LD08 5K051 AA05 AA09 BB02 CC02 DD01 EE01 EE02 FF01 FF06 GG06 GG15 HH15 HH17 HH26 JJ04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のユーザノードを収容し、ユーザ間で
    情報を伝達する伝達サービスをユーザノードに提供する
    伝達レイヤノードと、伝達レイヤノードが提供する伝達
    サービスを利用した高機能なサービスである高機能サー
    ビスをユーザノードに提供する高機能レイヤノードと、
    伝達レイヤノードが提供する伝達サービスを利用した高
    機能なサービスであって高機能レイヤノードが提供しな
    い高機能なサービスである付加高機能サービスを伝達レ
    イヤノードを介して提供する付加高機能サービス提供ノ
    ードを備え、 前記伝達レイヤノードは、ユーザノードから高機能サー
    ビスもしくは付加高機能サービスを要求された場合に、
    当該要求を高機能レイヤノードに伝え、 前記高機能レイヤノードは、伝えられた要求が高機能サ
    ービスを要求するものであった場合に、伝達レイヤノー
    ドが提供する伝達サービスを利用して要求された高機能
    サービスをユーザノードに提供し、伝えられた要求が、
    付加高機能サービスを要求するものであった場合に、当
    該要求を付加高機能サービス提供ノードに伝え、 付加高機能サービス提供ノードは、前記要求が伝えられ
    た場合に、要求された付加高機能サービスをユーザノー
    ドに提供するために用いる、伝達レイヤノードの伝達サ
    ービスの利用形態を、高機能レイヤノードとの間でネゴ
    シエーションを行って決定し、 付加高機能サービス提供ノードは、決定した利用形態に
    従って伝達レイヤノードの伝達サービスを利用し、要求
    された付加高機能サービスをユーザノードに提供するこ
    とを特徴とするネットワークシステム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のネットワークシステムであ
    って、 前記利用形態は、付加高機能サービス提供ノードと伝達
    レイヤノードとの間の通信に用いる通信プロトコルの形
    態を含むことを特徴とするネットワークシステム。
  3. 【請求項3】請求項2記載のネットワークシステムであ
    って、 前記通信プロトコルの形態は、前記ネゴシエーションに
    おいて、高機能レイヤノードが管理する、要求された付
    加高機能サービスを提供するための付加高機能サービス
    提供ノードと伝達レイヤノードとの間の通信に用いるこ
    とのできる複数種の通信プロトコルの内から、付加高機
    能サービス提供ノードが通信プロトコルを選択すること
    により行われることを特徴とするネットワークシステ
    ム。
  4. 【請求項4】請求項1記載のネットワークシステムであ
    って、 前記利用形態は、付加高機能サービスを要求したユーザ
    ノードと、特定のユーザ間で情報を伝達する伝達サービ
    スを、前記伝達レイヤノード提供させる形態を含むこと
    を特徴とするネットワークシステム。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3または4記載のネットワ
    ークシステムであって、 前記高機能レイヤノードは、前記付加高機能サービスを
    提供する付加高機能サービスのユーザノードの利用状況
    に応じて、当該ユーザノードに付加高機能サービスの利
    用料金を課金することを特徴とするネットワークシステ
    ム。
  6. 【請求項6】複数のユーザノードを収容し、ユーザ間で
    情報を伝達する伝達サービスをユーザノードに提供する
    伝達レイヤノードと、伝達レイヤノードが提供する伝達
    サービスを利用した高機能なサービスである高機能サー
    ビスをユーザノードに提供する高機能レイヤノードとを
    有するインテリジェントネットワークを用いて、伝達レ
    イヤノードが提供する伝達サービスを利用した高機能な
    サービスであって高機能レイヤノードが提供しない高機
    能なサービスである付加高機能サービスを提供する付加
    高機能サービス提供方法であって、 前記付加高機能サービスを提供する付加高機能サービス
    提供ノードを設け、 前記伝達レイヤノードにおいて、ユーザノードから高機
    能サービスもしくは付加高機能サービスを要求された場
    合に、当該要求を高機能レイヤノードに伝え、 前記高機能レイヤノードにおいて、伝えられた要求が、
    高機能サービスを要求するものであった場合に、伝達レ
    イヤノードを制御することにより、伝達レイヤノードが
    提供する伝達サービスを利用して要求された高機能サー
    ビスをユーザノードに提供し、伝えられた要求が、付加
    高機能サービスが要求するものであった場合に、当該要
    求を付加高機能サービス提供ノードに伝え、 付加高機能サービス提供ノードにおいて、前記要求が伝
    えられた場合に、要求された付加高機能サービスをユー
    ザノードに提供するために用いる、伝達レイヤノードの
    伝達サービスの利用形態を、高機能レイヤノードとの間
    でネゴシエーションを行って決定し、 付加高機能サービス提供ノードは、決定した利用形態に
    従って伝達レイヤノードの伝達サービスを利用し、要求
    された付加高機能サービスをユーザノードに提供するこ
    とを特徴とする付加高機能サービス提供方法。
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