JP3346178B2 - 複数対地同時通信システム - Google Patents

複数対地同時通信システム

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JP3346178B2
JP3346178B2 JP19411696A JP19411696A JP3346178B2 JP 3346178 B2 JP3346178 B2 JP 3346178B2 JP 19411696 A JP19411696 A JP 19411696A JP 19411696 A JP19411696 A JP 19411696A JP 3346178 B2 JP3346178 B2 JP 3346178B2
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秀昭 山田
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    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/56Arrangements for connecting several subscribers to a common circuit, i.e. affording conference facilities
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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単一の通信回線を
介して複数の対地についての同時通信を可能とするシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信機能を有するパソコン等の各
種の情報端末機器が大幅に普及している。この普及に伴
い、ユーザがモデム等の機器を介して公衆網(電話網や
ISDN網等)にアクセスし、データ通信を行うケース
が急増している。また、通信サービスの多様化に伴い、
数種類の通信サービス、例えば電話、FAX、データ通
信サービス等を同時に利用することを希望するユーザも
増加している。
【0003】しかしながら、多くのユーザ、特に一般家
庭においては、加入している電話回線が1回線のみのこ
とが多いため、データ通信による回線の占有時間が増加
すると、従来の電話サービス(音声電話、FAX)の利
用が不可能となる場合が非常に多くなってしまう。この
ような不都合を回避する方法としては、電話回線を増設
して2回線とする、既存の一般加入者電話回線に対して
PHS(Personal Handyphone S
ystem)又は携帯電話による移動電話回線を増設し
て利用する、ISDN回線における幾つかの通信チャネ
ル(Bチャネル)を独立に使用する等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電話回線を2回線とす
る場合は、電話加入権及び基本料金が2回線分必要とな
り、さらに場合によっては、2種類の電話番号を使い分
ける必要があるので利用者の負担増加や利便性の低下を
招くこととなる。PHS又は携帯電話による移動電話回
線の増設は、利用料金が一般加入者電話に比べて割高で
あり、データ通信との競合のみの理由によって新規に増
設する利点は少ない。また、ISDN回線の利用は、基
本料金が増加し、さらに、回線に接続するための専用機
器を新たに設置する必要があることから、利用者の初期
設備投資が増加してしまう。なお、ISDN回線を利用
する場合においても、最近適用されつつある全ての複数
のBチャネルを1つの回線として使用(バルク使用)す
る場合には、1本の電話回線のみを使用している場合と
同様な問題が生じる。
【0005】従って本発明は、従来技術の上述した問題
点を解消しようとするものであり、本発明の目的は、単
一の通信回線と安価な機器のみを利用するのみで複数対
地に対して同時通信を行うことができるシステムを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、単一の
通信回線を介して2種類の情報を同時に通信可能とする
第1の同時通信機器を同時通信を行おうとする第1のユ
ーザ設備に設けると共に、単一の通信回線を介して2種
類の情報を同時に通信可能としており複数の第1のユー
ザ設備にそれぞれ対応する複数の第2の同時通信機器を
備えた同時通信サービス手段を第1のユーザ設備が加入
する網の内部に又は網の外部に設け、同時通信サービス
手段は第1の同時通信機器に単一の通信回線を介して接
続された第2の同時通信機器を用いて第1のユーザ設備
と第2及び第3のユーザ設備との間の通信を同時に行う
ことができるように構成されている複数対地同時通信シ
ステムが提供される。なお、本明細書において、2種類
の情報とは、音声情報とデータ情報とからなる2種類の
情報の他に、音声情報と音声情報とからなる2つの情
報、データ情報とデータ情報とからなる2つの情報をも
含んでいる。また、同時通信サービス手段は、必ずしも
全ての第1のユーザ設備の数に等しい数の第2の同時通
信機器を有する必要はなく、例えば、10の第1のユー
ザ設備に対して1つの第2の同時通信機器を備えるよう
に構成してもよい。
【0007】同時通信を行おうとする第1のユーザ設備
に設けられた第1の同時通信機器と網の内部に又は網の
外部の例えばサービスノードに設けられた同時通信サー
ビス手段の備える第2の同時通信機器との間で同時通信
を行うことにより、第1のユーザ設備は、異なる対地で
ある第2及び第3のユーザ設備との間の通信を同時に行
うことができる。このように、同時通信を行おうとする
ユーザ設備のみが同時通信機器を用意するだけでこのよ
うな複数対地同時通信サービスが利用可能となり、その
他のユーザ設備及び通信回線契約に何等追加や変更を必
要としない。従って、安価な初期設備投資で、独立した
2対地通信を単一の通信回線で実現することができる。
【0008】
【0009】第1のユーザ設備宛の全ての接続要求が同
時通信サービス手段に転送されるように設定可能に構成
されていることが好ましい。
【0010】同時通信サービス手段は、第1のユーザ設
備宛の接続要求を受けた際に、網のダイヤルイン機能、
転送サービス機能における転送元端末番号情報、又は網
内の呼制御情報を利用して第1のユーザ設備を特定する
ように構成されていることが好ましい。特に、同時通信
サービス手段が網内に設けられている場合は、網内の呼
制御情報を直接利用できるので、転送サービス等を利用
する必要がなく、構成が簡単になる。
【0011】第1及び第2の同時通信機器が、多重機能
を有する機器であることが好ましい。なお本明細書にお
いて、多重機能とは、音声情報とデータとの多重機能
(SVD[Simultaneous Voice a
nd Data]機能)、音声情報と音声情報との多重
機能、データとデータとの多重機能を総称して示すもの
とする。
【0012】第1及び第2の同時通信機器が、多重機能
を有しないモデム機器と、このモデム機器に接続されて
おり、異なる通信アプリケーションを同時に動作させる
ことが可能な通信プロトコルを有するデータ通信処理装
置とを含むことも好ましい。
【0013】第1及び第2の同時通信機器が、単一のア
ナログ電話回線、ISDN回線、又はPHS又は携帯電
話等の移動電話回線を介して接続されていることも好ま
しい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明の実施形
態を詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施形態におけるシステ
ム構成を概略的に示すブロック図である。
【0016】同図において、Aは同時通信を行おうとす
るユーザa側の設備、B及びCはユーザ側設備Aと同時
に通信する互いに異なるユーザb及びc側の設備をそれ
ぞれ示している。ユーザ側設備Aは、例えば電話やFA
X等の通常の電話端末TA1と、パソコン通信等のデータ
通信端末TA2と、音声符号化情報とデータ通信情報とを
同時に通信可能とする多重機能を有する機器、例えば、
DSVD(Digital Simultaneous
Voice and Data)モデム又はこれと同
等の機能を有するユーザ側同時通信機器MA とを有して
おり、これら端末TA1及びTA2はユーザ側同時通信機器
A を介して例えば公衆電話網である網N1 に1回線の
通信回線LA で接続されるように構成されている。
【0017】なお、DSVDモデムは、同一の通信対地
に対して音声符号化情報やデータ通信情報等の2つの情
報を1回線を用いて同時に通信可能とするモデムであ
り、近年、注目を集めている技術である。このモデムを
利用した具体的なアプリケーションとしては、例えば、
双方のユーザが同じパソコン画面の図形データ等を共有
し、互いに相談しながら操作し合うパーソナル会議的な
もののほか、ユーザとオペレータとが会話しつつ、互い
に商品情報に関するデータ通信を行うホームショッピン
グや、複数のユーザが連係して(互いに声を掛け合いな
がら)同時に対戦するゲーム等が考えられている。現在
のところ、通信速度は例えば28.8Kbpsが想定さ
れ、音声及びデータの同時通信中は音声通信が最大で例
えば9.6Kbps程度を占有し、残りをデータ通信と
して使用する。通信中の利用モードとしては、音声のみ
の通信モード、データのみの通信モード、両者同時通信
モードの3つのモードが存在し、いずれの利用モードか
らも通信中に他の利用モードに任意に移行可能である。
また、このモデムは、従来の一般的なモデムと上位互換
機能を有しており、本モデム機能を有していない既存モ
デムとも対向接続して通信することができる。
【0018】ユーザ側設備Bには、例えばパソコン通信
等のデータ通信端末TB が設けられており、この端末T
B は図示されていない一般的なモデム及び通信回線LB
を介して例えば公衆電話網である網N2 に接続されるよ
うに構成されている。さらに、ユーザ側設備Cには、例
えば電話やFAX等の通常の電話端末TC が設けられて
おり、この端末TC は通信回線LC を介して例えば公衆
電話網である網N3 に接続されるように構成されてい
る。なお、端末TB 及びTC は、加入者線に接続された
通常の電話端末であってもよいし、公衆電話端末であっ
ても移動端末であってもよい。
【0019】網N1 には、同時通信サービス設備Sがそ
の網N1 のサービスノードとして(網からは端末として
位置付けられるサービス処理施設として)接続されてい
る。同時通信サービス設備S内には、同時通信を行おう
とする複数のユーザのユーザ側同時通信機器MA にそれ
ぞれ対向する複数の網側同時通信機器MS が設けられて
いる。これら網側同時通信機器MS は、多重機能を有し
ているか又は多重機能を備えていないがこれと同等の同
時通信機能を有する機器である。同時通信サービス設備
Sは、さらに、ユーザ側設備Aの通信状態を監視し、ユ
ーザ側設備B又はユーザ側設備Cからユーザ側設備A宛
の呼が転送されてきた場合に、その転送された呼が含む
ユーザ側設備Aを特定する情報に基づいてその呼をユー
ザ側設備Aに接続する機能を有する処理部を備えてい
る。
【0020】図2は、この同時通信サービス設備Sの構
成例を示すブロック図である。同図において、S1 は複
数の網側同時通信機器MS を有する同時通信機能処理
部、S2 は各網に対応した信号送受信処理部、S3 は接
続制御処理部、S4 は接続する網に適した形式の情報
(例えば、アナログ音声情報)とIPデータグラムとの
間の情報変換を行う情報変換処理部、S5 は例えばユー
ザ識別子、ユーザ認証情報、ダイヤルイン情報、ユーザ
の通信状態管理情報等を格納しているユーザ情報データ
ベース、S6 は課金情報データベース、S7 は接続情報
ログデータベースをそれぞれ示している。
【0021】同時通信サービス設備Sは、本実施形態に
おいては、網N1 のサービスノードとしてこの網N1
外部に設けられているが、網N1 を提供する事業者の設
備としてこの網N1 の内部に設けてもよい。同時通信サ
ービス設備Sをサービスノード型設備として構築すれ
ば、既存電話網に対して改修を加えることなく、その機
能を実現することができる。網N1 を提供する事業者の
設備としてこの網N1 の内部に設ける場合は、交換設備
の改修を行うことによって実現可能である。例えば、イ
ンテリジェントネットワーク(IN)的なシステムにお
けるサービス制御機能において実行可能な新サービスと
して定義することによって実現する。
【0022】また、本実施形態においては、同時通信サ
ービス設備Sが、網N1 を介して網N2 及びN3 に接続
されているが、網N1 がない場合にその代わりとして図
1の破線に示すように、同時通信サービス設備Sがユー
ザ側設備Aが加入する網N1′に接続されると共に、網
2 及びN3 に直接的に接続されるような構成もあり得
る。さらに、網N1 、網N2 及び網N3 の一部又は全て
が同一網であってもよい。
【0023】図3は本発明の他の実施形態におけるシス
テム構成を概略的に示すブロック図である。
【0024】同図において、A′は同時通信を行おうと
するユーザa′側の設備、B及びCはユーザ側設備A′
と同時に通信する互いに異なるユーザb及びc側の設備
をそれぞれ示している。ユーザ側設備A′は、異なる通
信アプリケーションを同時に動作させることが可能な通
信プロトコルを有するデータ通信処理装置TA0と、多重
機能を有しない既存の一般的なモデム機器MA ′とを有
している。データ通信処理装置TA0は、例えば、データ
端末TA1′及びTA2′をソフトウエア的に実現させたパ
ソコンで構成されている。これら端末TA1′及びTA2
はモデム機器MA ′を介して例えば公衆電話網である網
1 に1回線の通信回線LA で接続されるように構成さ
れている。
【0025】ユーザ側設備Bには、例えばパソコン通信
等のデータ通信端末TB が設けられており、この端末T
B は図示されていない一般的なモデム及び通信回線LB
を介して例えば公衆電話網である網N2 に接続されるよ
うに構成されている。さらに、ユーザ側設備Cには、例
えば電話やFAX等の通常の電話端末TC が設けられて
おり、この端末TC は通信回線LC を介して例えば公衆
電話網である網N3 に接続されるように構成されてい
る。なお、端末TB 及びTC は、加入者線に接続された
通常の電話端末であってもよいし、公衆電話端末であっ
ても移動端末であってもよい。
【0026】網Nには、同時通信サービス設備S′が
その網Nのサービスノードとして(網からは端末とし
て位置付けられるサービス処理施設として)接続されて
いる。同時通信サービス設備S′内には、同時通信を行
おうとする複数のユーザのモデム機器M′にそれぞれ
対向する複数のモデム機器M′が設けられている。こ
れらモデム機器M′は、多重機能を有しない既存の一
般的なモデムである。同時通信サービス設備S′は、さ
らに、異なる通信アプリケーションを同時に動作させる
ことが可能な通信プロトコルを有するデータ通信処理部
や、ユーザ側設備A′の通信状態を監視し、ユーザ側設
備B又はユーザ側設備Cからユーザ側設備A′宛の呼が
転送されてきた場合に、その転送された呼が含むユーザ
側設備A′を特定する情報に基づいてその呼をユーザ側
設備A′に接続する機能を有する処理部を備えている。
【0027】次に、上述した実施形態における種々の動
作例を説明する。なお、以下の動作説明は、図1の実施
形態に基づいて行うが、ユーザ側設備と同時通信サービ
ス設備との間の動作を除いてほぼ同様の動作が、図3の
実施形態においても行われることは言うまでもない。
【0028】図4はユーザ側設備Aからの発信により、
ユーザ側設備B及びCの両方と同時通信を行う場合の動
作例を示す図であり、図5はそのアクセスシーケンス図
である。
【0029】ユーザ側設備Aからの発信によりユーザ側
設備Bと通信1を行う場合についてまず説明する。この
通信1は、ユーザ側設備Aのパソコン通信等のデータ通
信端末TA2から、ユーザ側同時通信機器MA 及び同時通
信サービス設備Sの網側同時通信機器MS を使用して、
ユーザ側設備Bのパソコン通信等のデータ通信端末TB
と通信を行うものである。
【0030】まず、図5に示すように、ユーザ側設備
Aは、網N1 における転送サービスや仮想私設網サービ
スにおける転送サービス等を利用して、ユーザ側設備B
若しくはC又はその他のユーザから自分宛の任意の接続
要求を全て同時通信サービス設備S宛に転送するように
設定する。この転送処理の設定は、同時通信サービス設
備Sへの発信処理等を行うソフトウエアの一部で自動的
に行うようにしてもよいし、その他の方法で行うように
してもよい。なお、この転送処理の解除についても、ユ
ーザ側設備Aと同時通信サービス設備S経由の全ての通
信を終了させる時点における通信の終了処理を行うソフ
トウエアの一部で自動的に行うようにしてもよいし、そ
の他の方法で行うようにしてもよい。例えば、呼の転送
設定/解除を、ユーザ側設備Aが同時通信サービス設備
Sにアクセスした後、この同時通信サービス設備Sがユ
ーザの代わりに行うようにしてもよい。
【0031】ユーザ側設備Aから網N1 に対して、同
時通信サービス設備S宛の呼を発信し、これが同時通信
サービス設備Sに着信する。同時通信サービス設備S
は、これを受け取り、ユーザaを識別する情報、ユーザ
aの認証情報、ユーザaの希望する着信先の情報等の送
信を督促する情報をユーザ側設備Aに送信する。この
同時通信サービス設備Sからの督促に呼応してユーザ側
設備Aは、ユーザaを識別する情報、ユーザaの認証情
報、ユーザaの希望する着信先の情報等を同時通信サー
ビス設備Sに送信する。同時通信サービス設備Sは、
上述のによって得られた情報を基にユーザaを検証す
る。検証結果が正しければ、ユーザaの希望する着信先
(この場合、網N2 のユーザ側設備B)に発呼する。ユ
ーザ側設備Bの呼出中やユーザ側設備Bが通信中である
場合は、例えばアナウンストーキーやトーン信号によ
り、その旨を同時通信サービス設備Sからユーザ側設備
Aに通知する。なお、この例では、ユーザaの希望する
着信先が網N2 のユーザ側設備Bであるが、ユーザaの
希望する着信先としては、インターネット等のネットワ
ーク等の場合もあり得る。
【0032】この状態で、ユーザ側設備Aからの発信に
よりユーザ側設備Cと通信2を行う場合について説明す
る。この通信2は、ユーザ側設備Aのまだ通信を行って
いない電話やFAX等の通常の電話端末TA1から、ユ
ーザ側同時通信機器M及び同時通信サービス設備Sの
網側同時通信機器Mを使用して、ユーザ側設備Cの電
話やFAX等の通常の電話端末Tと同時通信を行うも
のである。まず、ユーザ側設備Aは同時通信サービス
設備Sに対して新たな呼を発信する旨の情報を送信す
る。同時通信サービス設備Sは、ユーザaからの発呼
情報を受信すると、このユーザaの新たに希望する着信
先の情報等の送信を督促する情報をユーザ側設備Aに送
信する。ユーザ側設備Aは、の同時通信サービス設
備Sからの情報に呼応して新たに希望する着信先の情報
等を同時通信サービス設備Sに送信する。同時通信サ
ービス設備Sは、ユーザaの新たに希望する着信先(こ
の場合、網Nのユーザ側設備C)に発呼する。ユーザ
側設備Cの呼出中やユーザ側設備Cが通信中である場合
は、例えばアナウンストーキーやトーン信号により、そ
の旨を同時通信サービス設備Sからユーザ側設備Aに通
知する。なお、以上説明した処理手順〜、及び〜
は単なる一例であり、本発明を限定するものではな
い。本発明を実際に実現するには、これら手順の統廃合
が行われる可能性があり、それらは全て本発明に含まれ
るものである。
【0033】このように、多重機能を有するユーザ側同
時通信機器MA 及び網側同時通信機器MS を介して通信
を行う場合(図1の実施形態の場合)、ユーザ側設備A
と同時通信サービス設備Sとの通信は、通信でやりとり
するデータパケット等がどの呼に属するかを識別子によ
って区別し、同時通信サービス設備Sが異なる識別子の
パケットをそれぞれ独立に扱うことによって2つの異な
る通信の呼を実現できることとなる。
【0034】図3の実施形態の場合のように多重機能を
有しない通常のモデム機器MA ′及びMS ′を介して通
信を行う場合、ユーザ側設備A′及び同時通信サービス
設備S′の両者をPPP(ポイントトゥポイントプロト
コル)等で接続し、このプロトコルに基づく通信中に、
例えば音声通信用アプリケーション及びインターネット
等のデータ通信用アプリケーションをモデム機器MA
及びMS ′に接続された別のデータ通信処理装置によっ
て動作させる。例えば、これら2つのアプリケーション
をパソコン等の1つのデータ通信処理装置によって動作
させる場合、TCP(伝送制御プロトコル)やUDP
(ユーザデータグラムプロトコル)等の通信プロトコル
において、異なる通信ポート番号を指定すればよい。こ
れによって、それぞれのアプリケーションで用いる通信
情報をユーザ側設備A′及び同時通信サービス設備S′
間で独立に取り扱うことができ、2つの異なる通信を行
うことができる。
【0035】図6は同時通信サービス設備Sがユーザ側
設備Aが加入する網N1 ′に接続されると共に、網N2
及びN3 に直接的に接続される網構成において、ユーザ
側設備Aからの発信により、ユーザ側設備B及びCの両
方と同時通信を行う場合の動作例を示す図である。この
場合の動作内容は、図4及び図5の場合と全く同様であ
るため、説明を省略する。
【0036】図7はユーザ側設備Aからの発信によりユ
ーザ側設備Bと通信を行い、ユーザ側設備Aへの着信に
よりユーザ側設備Cと同時通信を行う場合の動作例を示
す図であり、図8はそのアクセスシーケンス図である。
【0037】転送処理の設定及び通信1の操作手順(
〜)は、図4及び図5の動作例と全く同じである。
【0038】通信1が設定されている状態で、ユーザ側
設備Aの着信によりユーザ側設備Cと通信2を行う場合
について説明する。この通信2は、ユーザ側設備Aのま
だ通信を行っていない電話やFAX等の通常の電話端末
A1と、ユーザ側同時通信機器MA 及び同時通信サービ
ス設備Sの網側同時通信機器MS を使用して、ユーザ側
設備Cの電話やFAX等の通常の電話端末TC とが同時
通信を行うものである。まず、ユーザ側設備Cはユー
ザ側設備A宛の呼を発信する。網N1 における転送サー
ビスにより、この呼は同時通信サービス設備Sに転送さ
れる。同時通信サービス設備Sは、受け取った例えば
ダイヤルイン情報からユーザ情報データベースS5 内に
格納されている情報を基に、ユーザcの希望する着信先
であるユーザ側設備Aを検索して確認する。即ち、ユー
ザ側設備Cがダイヤルする番号は、ユーザaの番号であ
るが、網N1 内の転送処理によって同時通信サービス設
備Sへ転送する際の転送先番号を、ユーザ毎に割り当て
られたダイヤルイン番号とするのである。つまり、同時
通信サービス設備Sがダイヤルインサービスに加入し、
ダイヤルイン番号をユーザa毎に割り当て、ユーザ側設
備Aは転送設定時にそのダイヤルイン番号宛に転送がな
されるように設定を行う。その結果、同時通信サービス
設備Sは、網N1 から転送されてきた呼に付与されてい
るダイヤルイン番号情報を基に、ユーザ側設備Aを特定
することができるのである。なお、以上説明した処理手
順〜は単なる一例であり、本発明を限定するもので
はない。本発明を実際に実現するには、これら手順の統
廃合が行われる可能性があり、それらは全て本発明に含
まれるものである。
【0039】ユーザ側設備Aの特定する方法としては、
ダイヤルイン情報を利用する方法の他に種々のものが適
用可能である。例えば、転送サービス機能の1つとし
て、転送元(ユーザ側設備A)の端末番号情報を転送先
(同時通信サービス設備S)に通知する機能があるが、
この機能を利用して、通知を受けた番号情報から目的の
ユーザ側設備Aを特定してもよい。ただし、この場合、
同時通信サービス設備Sでは、各ユーザ側設備とその端
末番号とを対応付けてデータベース化して管理してお
く。他の方法として、同時通信サービス設備Sが網内に
設けられている場合等は、No.7信号情報等の網内の
呼制御情報を利用することにより、ユーザ側設備A宛の
着信端末番号を直接入手することができるので、この番
号からユーザ側設備Aを特定することができる。
【0040】さらに、同時通信サービス設備Sは、検索
した結果であるユーザ側設備Aの現在の通信状態を確認
する。このシーケンスでは、ユーザ側設備Aが同時通信
サービス設備Sと現在通信中である場合のみを扱う。通
信中である場合、同時通信サービス設備Sは、ユーザ側
設備Cからの着信を現在同時通信サービス設備Sと通信
中の回線を介してユーザ側設備Aに通知する。ユーザ側
設備Aの呼出中やユーザ側設備Aが同時通信サービス設
備S以外の対地と通信中である場合は、例えばアナウン
ストーキーやトーン信号により、その旨を同時通信サー
ビス設備Sからユーザ側設備Cに通知する。
【0041】図9はユーザ側設備Aへの着信によりユー
ザ側設備Bと通信を実行中に、ユーザ側設備Aからの発
信によりユーザ側設備Cと同時通信を行う場合の動作例
を示す図であり、図10はそのアクセスシーケンス図で
ある。
【0042】ユーザ側設備Aへの着信によりユーザ側設
備Bと通信1を行う場合についてまず説明する。この通
信1は、ユーザ側設備Bのパソコン通信等のデータ通信
端末TB から、同時通信サービス設備Sの網側同時通信
機器MS 及びユーザ側同時通信機器MA を使用して、ユ
ーザ側設備Aのパソコン通信等のデータ通信端末TA2
通信を行うものである。
【0043】まず、図10に示すように、ユーザ側設
備Aは、網Nにおける転送サービスや仮想私設網サー
ビスにおける転送サービス等を利用して、ユーザ側設備
B若しくはC又はその他のユーザから自分宛の任意の接
続要求を全て同時通信サービス設備S宛に転送するよう
に設定する。この転送処理の設定は、同時通信サービス
設備Sへの発信処理等を行うソフトウエアの一部で自動
的に行うようにしてもよいし、その他の方法で行うよう
にしてもよい。なお、この転送処理の解除についても、
ユーザ側設備Aと同時通信サービス設備S経由の全ての
通信を終了させる時点における通信の終了処理を行うソ
フトウエアの一部で自動的に行うようにしてもよいし、
その他の方法で行うようにしてもよい。例えば、呼の転
送設定/解除を、ユーザ側設備Aが同時通信サービス設
備Sにアクセスした後、この同時通信サービス設備Sが
ユーザの代わりに行うようにしてもよい。
【0044】ユーザ側設備Bはユーザ側設備A宛の呼
を発信する。網Nにおける転送サービスにより、この
呼は同時通信サービス設備Sに転送される。同時通信
サービス設備Sは、受け取った例えばダイヤルイン情報
からユーザ情報データベースS内に格納されている情
報を基に、ユーザbの希望する着信先であるユーザ側設
備Aを検索して確認する。即ち、ユーザ側設備Bがダイ
ヤルする番号は、ユーザaの番号であるが、網N内の
転送処理によって同時通信サービス設備Sへ転送する際
の転送先番号を、ユーザ毎に割り当てられたダイヤルイ
ン番号とするのである。つまり、同時通信サービス設備
Sがダイヤルインサービスに加入し、ダイヤルイン番号
をユーザa毎に割り当て、ユーザ側設備Aは転送設定時
にそのダイヤルイン番号宛に転送がなされるように設定
を行う。その結果、同時通信サービス設備Sは、網N
から転送されてきた呼に付与されているダイヤルイン番
号情報を基に、ユーザ側設備Aを特定することができる
のである。
【0045】さらに、同時通信サービス設備Sは、検索
した結果であるユーザ側設備Aの現在の通信状態を確認
する。このシーケンスでは、ユーザ側設備Aが現在同時
通信サービス設備Sと通信中でない場合のみを扱う。通
信中でない場合、新たに同時通信サービス設備Sからユ
ーザ側設備Aに発呼し、ユーザ側設備Bからの呼をこの
ユーザ側設備Aに着信させる。着信においては、ユーザ
側設備Aに対し、同時通信サービス設備S経由の着信で
あることを通知するような機能をこの同時通信サービス
設備Sに設けてもよい。ただし、このような通知機能は
設けなくともよい。通知内容の例としては、ユーザ側設
備Aに対して網N1 における同時通信サービス設備S宛
の転送解除を促すものがある。なおユーザ側設備Aの呼
出中やユーザ側設備Aが同時通信サービス設備S以外の
対地と通信中である場合は、例えばアナウンストーキー
やトーン信号により、その旨を同時通信サービス設備S
からユーザ側設備Bに通知する。
【0046】通信1が設定されている状態で、ユーザ側
設備Aからの発信によりユーザ側設備Cと通信2を行う
場合のその通信2の操作手順(〜)は、図4及び図
5の動作例(〜)と全く同じである。なお、以上説
明した処理手順〜は単なる一例であり、本発明を限
定するものではない。本発明を実際に実現するには、こ
れら手順の統廃合が行われる可能性があり、それらは全
て本発明に含まれるものである。
【0047】図11はユーザ側設備Aへの着信によりユ
ーザ側設備B及びCと同時通信を行う場合の動作例を示
す図であり、図12はそのアクセスシーケンス図であ
る。
【0048】転送処理の設定及び通信1の操作手順(
〜)は、図9及び図10の動作例と全く同じであり、
通信1が設定されている状態で、ユーザ側設備Aへの着
信によりユーザ側設備Cと通信2を行う場合のその通信
2の操作手順(〜)は、図7及び図8の動作例(
〜)と全く同じである。
【0049】このように、1本の通信回線で網に接続さ
れているユーザが、1つの対地とデータ通信中であって
も、他の対地と電話やFAX等の独立した発着信が可能
となる。また逆に、1つの対地と電話やFAX等による
通信中であっても、他の対地と独立したデータ通信の発
着信が可能となる。このようにユーザは、2つの通信を
異なる対地と全く独立して行うことができるため、非常
に利便がよい。特に、同時通信を行おうとするユーザの
みが多重機能を備えた同時通信機器(例えばDSVDモ
デム)、又は多重機能を備えていないモデム機器に接続
された異なる通信アプリケーションを同時に動作させる
ことが可能な通信プロトコルを有する同時通信機器(デ
ータ通信処理装置)を用意するだけでこのような複数対
地同時通信サービスが利用可能となり、その他のユーザ
設備及び通信回線契約に何等追加や変更を必要としな
い。従って、安価な初期設備投資で、独立した2対地通
信を単一の通信回線で実現することができる。
【0050】以上の実施形態では、ユーザ側設備Aが例
えばパソコン通信等のデータ通信端末と例えば電話やF
AX等の通常の電話端末とを備えており、異なる2つの
対地との間でそれぞれ音声符号化情報及びデータ通信情
報を同時に通信できるように構成しているが、ユーザ側
設備Aの2つのデータ通信端末と異なる2つの対地との
間で異なるデータ通信情報を同時に通信できるように構
成してもよいし、また、ユーザ側設備Aの2つの通常の
電話端末と異なる2つの対地との間で異なる音声情報を
同時に通信できるように構成してもよい。
【0051】また、この実施形態では、ユーザ側設備A
と網Nとを接続する通信回線がアナログ電話回線の場
合であるが、ISDN回線のように同時通信可能な複数
のチャネルを有する回線で接続することにより、同時通
信可能な対地数をさらに増大することが可能である。な
お、ISDN回線においても、特に、全ての複数のBチ
ャネルを1つの回線として使用(バルク使用)している
場合等には、1本のアナログ電話回線のみを使用した場
合に生じる同様の問題を解決する効果が得られる。ま
た、例えば32Kbpsのデータ通信が可能なPHS又
は携帯電話等の移動電話回線で接続してもよい。
【0052】以上述べた実施形態は全て本発明を例示的
に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明
は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することがで
きる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均
等範囲によってのみ規定されるものである。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、同時通信を行おうとする第1のユーザ設備に設けら
れた第1の同時通信機器と網の内部に又は網の外部に設
けられた同時通信サービス手段の備える第2の同時通信
機器との間で同時通信を行うことにより、第1のユーザ
設備は、異なる対地である第2及び第3のユーザ設備と
の間の通信を同時に行うことができる。このように、同
時通信を行おうとするユーザ設備のみが同時通信機器を
用意するだけでこのような複数対地同時通信サービスが
利用可能となり、その他のユーザ設備及び通信回線契約
に何等追加や変更を必要としない。従って、安価な初期
設備投資で、独立した2対地通信を単一の通信回線で実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるシステム構成を概
略的に示すブロック図である。
【図2】図1の同時通信サービス設備Sの構成例を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の他の実施形態におけるシステム構成を
概略的に示すブロック図である。
【図4】ユーザ側設備Aからの発信により、ユーザ側設
備B及びCの両方と同時通信を行う場合の動作例を示す
図である。
【図5】図4の動作例におけるアクセスシーケンス図で
ある。
【図6】図4の場合と異なる網構成における動作例を示
す図である。
【図7】ユーザ側設備Aからの発信によりユーザ側設備
Bと通信を行い、ユーザ側設備Aへの着信によりユーザ
側設備Cと同時通信を行う場合の動作例を示す図であ
る。
【図8】図7の動作例におけるアクセスシーケンス図で
ある。
【図9】ユーザ側設備Aへの着信によりユーザ側設備B
と通信を行い、ユーザ側設備Aからの発信によりユーザ
側設備Cと同時通信を行う場合の動作例を示す図であ
る。
【図10】図9の動作例におけるアクセスシーケンス図
である。
【図11】ユーザ側設備Aへの着信により、ユーザ側設
備B及びCの両方と同時通信を行う場合の動作例を示す
図である。
【図12】図11の動作例におけるアクセスシーケンス
図である。
【符号の説明】
A、A′ 同時通信を行おうとするユーザ側設備 B、C 対地のユーザ側設備 TA0 データ通信処理装置 TA1、TC 通常の電話端末 TA1′、TA2′ ソフトウエア的に実現されたデータ端
末 TA2、TB データ通信端末 MA ユーザ側同時通信機器 MS 網側同時通信機器 LA 1回線の通信回線 LB 、LC 通信回線 N1 、N2 、N3 網 S 同時通信サービス設備
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−71779(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04M 3/42 - 3/58 H04M 3/00 H04M 7/00 - 7/16

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一の通信回線を介して2種類の情報を
    同時に通信可能とする第1の同時通信機器を同時通信を
    行おうとする第1のユーザ設備に設けると共に、単一の
    通信回線を介して2種類の情報を同時に通信可能として
    おり複数の前記第1のユーザ設備にそれぞれ対応する複
    数の第2の同時通信機器を備えた同時通信サービス手段
    を前記第1のユーザ設備が加入する網の内部に又は該網
    の外部に設け、該同時通信サービス手段は前記第1の同
    時通信機器に単一の通信回線を介して接続された前記第
    2の同時通信機器を用いて前記第1のユーザ設備と互い
    に異なる第2及び第3のユーザ設備との間の通信を同時
    に行うことができるように構成されていることを特徴と
    する複数対地同時通信システム。
  2. 【請求項2】 前記第1のユーザ設備宛の全ての接続要
    求が前記同時通信サービス手段に転送されるように設定
    可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    のシステム。
  3. 【請求項3】 前記同時通信サービス手段は、前記第1
    のユーザ設備宛の接続要求を受けた際に、網のダイヤル
    イン機能を利用して該第1のユーザ設備を特定するよう
    に構成されていることを特徴とする請求項2に記載のシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記同時通信サービス手段は、前記第1
    のユーザ設備宛の接続要求を受けた際に、転送サービス
    機能における転送元端末番号情報を利用して該第1のユ
    ーザ設備を特定するように構成されていることを特徴と
    する請求項2に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 前記同時通信サービス手段は、前記第1
    のユーザ設備宛の接続要求を受けた際に、網内の呼制御
    情報を利用して該第1のユーザ設備を特定するように構
    成されていることを特徴とする請求項2に記載のシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2の同時通信機器が、多
    重機能を有する機器であることを特徴とする請求項1か
    ら5のいずれか1項に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2の同時通信機器が、多
    重機能を有しないモデム機器と、該モデム機器に接続さ
    れており、異なる通信アプリケーションを同時に動作さ
    せることが可能な通信プロトコルを有するデータ通信処
    理装置とを含むことを特徴とする請求項1から5のいず
    れか1項に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記第1及び第2の同時通信機器が、単
    一のアナログ電話回線を介して接続されていることを特
    徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2の同時通信機器が、I
    SDN回線を介して接続されていることを特徴とする請
    求項1から7のいずれか1項に記載のシステム。
  10. 【請求項10】 前記第1及び第2の同時通信機器が、
    移動電話回線を介して接続されていることを特徴とする
    請求項1から7のいずれか1項に記載のシステム。
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