JP2000165118A - 高周波誘電体濾波器 - Google Patents
高周波誘電体濾波器Info
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P7/00—Resonators of the waveguide type
- H01P7/10—Dielectric resonators
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高周波誘電体濾波器において、高安定、低損
失、量産性を図ること。 【解決手段】 ＴＭモードを利用する高周波誘電体共振
器において、誘電体共振器２と金属筐体１の固定に共振
器固定板３を用いることで、共振器長手方向および垂直
方向に対して強固に固定することができる。これによっ
て、振動や衝撃に対して安定な高周波誘電体濾波器を提
供できる。
失、量産性を図ること。 【解決手段】 ＴＭモードを利用する高周波誘電体共振
器において、誘電体共振器２と金属筐体１の固定に共振
器固定板３を用いることで、共振器長手方向および垂直
方向に対して強固に固定することができる。これによっ
て、振動や衝撃に対して安定な高周波誘電体濾波器を提
供できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は誘電体共振器を使用
した高周波（マイクロ波）誘電体濾波器に関するもので
ある。
した高周波（マイクロ波）誘電体濾波器に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】金属筐体と誘電体共振器とから構成され
るＴＭモードを利用した誘電体濾波器の基本構造は学術
論文(Kobayashi et al.: IEEE MTT-S Digest, p233-235
(1978))に開示されている。しかし、振動や衝撃に対し
て誘電体共振器と筐体との相対的位置関係が変化し、そ
れによって特性変化すると、実用的とはいえない。ま
た、筐体と誘電体とを何らかの方法で固定することによ
って著しいＱ値の劣化があると、実用的とはいえない。
るＴＭモードを利用した誘電体濾波器の基本構造は学術
論文(Kobayashi et al.: IEEE MTT-S Digest, p233-235
(1978))に開示されている。しかし、振動や衝撃に対し
て誘電体共振器と筐体との相対的位置関係が変化し、そ
れによって特性変化すると、実用的とはいえない。ま
た、筐体と誘電体とを何らかの方法で固定することによ
って著しいＱ値の劣化があると、実用的とはいえない。
【０００３】このような観点から、従来は、筐体と誘電
体共振器とを導電性のペーストや接着剤で固定する方法
が取られてきた。
体共振器とを導電性のペーストや接着剤で固定する方法
が取られてきた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】数百ＭＨｚから数ＧＨ
ｚを中心とした周波数帯域は、移動体通信システムを主
に広く利用されている。受動素子である誘電体濾波器に
は、低損失で外的環境に対して安定であることが求めら
れる。
ｚを中心とした周波数帯域は、移動体通信システムを主
に広く利用されている。受動素子である誘電体濾波器に
は、低損失で外的環境に対して安定であることが求めら
れる。
【０００５】ＴＭモード共振を利用した誘電体濾波器
は、柱状の誘電体の両端を金属筐体と密着固定する構造
を有する。実用上、振動や衝撃に対して、誘電体共振器
と筐体との相対的位置関係が変化せず、特性上安定であ
ることが必要不可欠である。このような観点において、
従来の導電性のペーストや接着剤では安定性が十分でな
かったり、Ｑ値の劣化が生じやすく実用上問題であっ
た。
は、柱状の誘電体の両端を金属筐体と密着固定する構造
を有する。実用上、振動や衝撃に対して、誘電体共振器
と筐体との相対的位置関係が変化せず、特性上安定であ
ることが必要不可欠である。このような観点において、
従来の導電性のペーストや接着剤では安定性が十分でな
かったり、Ｑ値の劣化が生じやすく実用上問題であっ
た。
【０００６】上記従来例として説明したように、導電性
のペーストや接着剤で固定する方法は、その塗布加減に
より特性にばらつきが生じやすいため、経験に頼るとこ
ろが大きく、均一な製品を作るには適当でなく、また再
現性が悪いなどの問題があり、必ずしも量産には適さな
い。
のペーストや接着剤で固定する方法は、その塗布加減に
より特性にばらつきが生じやすいため、経験に頼るとこ
ろが大きく、均一な製品を作るには適当でなく、また再
現性が悪いなどの問題があり、必ずしも量産には適さな
い。
【０００７】このような問題を解消するには、ペースト
や接着剤を使用せず、機械的に固定する方法が必要であ
る。本発明の目的は、このような背景を基に行われたも
のであって、金属筐体と誘電体とを機械的に固定するこ
とで、振動や衝撃に対して安定性が高くかつ低損失な高
周波誘電体濾波器を提供することである。
や接着剤を使用せず、機械的に固定する方法が必要であ
る。本発明の目的は、このような背景を基に行われたも
のであって、金属筐体と誘電体とを機械的に固定するこ
とで、振動や衝撃に対して安定性が高くかつ低損失な高
周波誘電体濾波器を提供することである。
【０００８】本発明の他の目的は、従来の導電性のペー
ストや接着剤による固定方法に対して、可逆的で簡便に
固定し、均一かつ安定な高周波濾波器を提供することで
ある。
ストや接着剤による固定方法に対して、可逆的で簡便に
固定し、均一かつ安定な高周波濾波器を提供することで
ある。
【０００９】本発明の更に他の目的は、信頼性が高い高
周波濾波器を提供することである。
周波濾波器を提供することである。
【００１０】本発明の更に他の目的は、電気的特性が安
定であり、かつ電気的特性を均一に製造することができ
る高周波濾波器の提供することである。
定であり、かつ電気的特性を均一に製造することができ
る高周波濾波器の提供することである。
【００１１】本発明の更に他の目的は、量産により安価
に製造することができる高周波濾波器を提供することで
ある。
に製造することができる高周波濾波器を提供することで
ある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、誘電体
共振器と、複数の第１の貫通孔を有する筐体とが固定さ
れてなるＴＭモードを利用した高周波誘電体濾波器であ
って、中央に第２の貫通孔、その周辺に複数の第３の貫
通孔、及び外周から内周に亘って少なくとも２以上の第
４の貫通孔を有する中空の共振器固定板を設け、前記誘
電体共振器の先端部分を前記第２の貫通孔に通して横か
ら共振器固定ねじを前記第４の貫通孔にねじ込んで固定
し、固定板固定ねじを前記筐体を介して前記第１及び前
記第３の貫通孔にねじ込んで前記共振器固定板と前記筐
体とを固定していることを特徴とする高周波誘電体濾波
器が得られる。
共振器と、複数の第１の貫通孔を有する筐体とが固定さ
れてなるＴＭモードを利用した高周波誘電体濾波器であ
って、中央に第２の貫通孔、その周辺に複数の第３の貫
通孔、及び外周から内周に亘って少なくとも２以上の第
４の貫通孔を有する中空の共振器固定板を設け、前記誘
電体共振器の先端部分を前記第２の貫通孔に通して横か
ら共振器固定ねじを前記第４の貫通孔にねじ込んで固定
し、固定板固定ねじを前記筐体を介して前記第１及び前
記第３の貫通孔にねじ込んで前記共振器固定板と前記筐
体とを固定していることを特徴とする高周波誘電体濾波
器が得られる。
【００１３】さらに、本発明によれば、前記共振器固定
板と前記筐体との間に第１のスペーサが介在しているこ
とを特徴とする高周波誘電体濾波器が得られる。
板と前記筐体との間に第１のスペーサが介在しているこ
とを特徴とする高周波誘電体濾波器が得られる。
【００１４】さらに、本発明によれば、前記誘電体共振
器と前記共振器固定ねじの下端との間に第２のスペーサ
が介在していることを特徴とする高周波誘電体濾波器が
得られる。
器と前記共振器固定ねじの下端との間に第２のスペーサ
が介在していることを特徴とする高周波誘電体濾波器が
得られる。
【００１５】さらに、本発明によれば、前記共振器固定
板の厚さが、１ｃｍ以下であることを特徴とする高周波
誘電体濾波器が得られる。
板の厚さが、１ｃｍ以下であることを特徴とする高周波
誘電体濾波器が得られる。
【００１６】さらに、本発明によれば、前記共振器固定
板は金属、プラスチック、及びポリテトラフルオロエチ
レンのいずれか一つであることを特徴とする高周波誘電
体濾波器が得られる。
板は金属、プラスチック、及びポリテトラフルオロエチ
レンのいずれか一つであることを特徴とする高周波誘電
体濾波器が得られる。
【００１７】さらに、本発明によれば、前記筐体は金属
又はプラスチックであることを特徴とする高周波誘電体
濾波器が得られる。
又はプラスチックであることを特徴とする高周波誘電体
濾波器が得られる。
【００１８】さらに、本発明によれば、前記共振器固定
ねじは金属、プラスチック、及びポリテトラフルオロエ
チレンのいずれか一つであることを特徴とする高周波誘
電体濾波器が得られる。
ねじは金属、プラスチック、及びポリテトラフルオロエ
チレンのいずれか一つであることを特徴とする高周波誘
電体濾波器が得られる。
【００１９】又、本発明によれば、誘電体共振器と、複
数の第１の貫通孔を有する筐体とが固定されてなるＴＭ
モードを利用した高周波誘電体濾波器であって、複数の
第２の貫通孔、及び、内部を貫通している少なくとも２
以上の第３の貫通孔を有するコの字形状の共振器固定板
を一対設け、前記誘電体共振器を前記一対の共振器固定
板で挟んで、横から共振器固定ねじを前記第３の貫通孔
にねじ込んで固定し、固定板固定ねじを前記筐体を介し
て前記第１及び前記第２の貫通孔にねじ込んで前記共振
器固定板と前記筐体とを固定していることを特徴とする
高周波誘電体濾波器が得られる。
数の第１の貫通孔を有する筐体とが固定されてなるＴＭ
モードを利用した高周波誘電体濾波器であって、複数の
第２の貫通孔、及び、内部を貫通している少なくとも２
以上の第３の貫通孔を有するコの字形状の共振器固定板
を一対設け、前記誘電体共振器を前記一対の共振器固定
板で挟んで、横から共振器固定ねじを前記第３の貫通孔
にねじ込んで固定し、固定板固定ねじを前記筐体を介し
て前記第１及び前記第２の貫通孔にねじ込んで前記共振
器固定板と前記筐体とを固定していることを特徴とする
高周波誘電体濾波器が得られる。
【００２０】又、本発明によれば、誘電体共振器と、複
数の第１の貫通孔を有する筐体とが固定されてなるＴＭ
モードを利用した高周波誘電体濾波器であって、中央に
第２の貫通孔と、その周辺に複数の第３の貫通孔を有
し、内周面に複数の共振器固定用ばね板が取り付けられ
た中空の共振器固定板を設け、前記誘電体共振器の先端
部分を前記第２の貫通孔に通し、横から前記共振器固定
用ばね板により前記誘電体共振器を共振器固定板に固定
し、固定板固定ねじを前記筐体を介して前記第１及び前
記第３の貫通孔にねじ込んで前記共振器固定板と前記筐
体とを固定していることを特徴とする高周波誘電体濾波
器が得られる。
数の第１の貫通孔を有する筐体とが固定されてなるＴＭ
モードを利用した高周波誘電体濾波器であって、中央に
第２の貫通孔と、その周辺に複数の第３の貫通孔を有
し、内周面に複数の共振器固定用ばね板が取り付けられ
た中空の共振器固定板を設け、前記誘電体共振器の先端
部分を前記第２の貫通孔に通し、横から前記共振器固定
用ばね板により前記誘電体共振器を共振器固定板に固定
し、固定板固定ねじを前記筐体を介して前記第１及び前
記第３の貫通孔にねじ込んで前記共振器固定板と前記筐
体とを固定していることを特徴とする高周波誘電体濾波
器が得られる。
【００２１】
【発明の実施の形態】本発明は高周波濾波器の誘電体共
振器の固定方法について提案したものである。以下、本
発明の第１の実施の形態について図１〜図５を参照して
説明する。図１は本発明に係る高周波濾波器（１段）の
基本構造図である。図２（ａ）は図１の平面図であり、
図２（ｂ）は（ａ）のＡ1−Ａ2線断面図である。図３
（ａ）は誘電体共振器の筐体への取り付けの第１の実施
の形態を説明する図であり、図３（ｂ）は（ａ）の正面
図である。図４（ａ）は図３のスペーサの構造を示した
図であり、（ｂ）は（ａ）の正面図であり、（ｃ）は
（ａ）のＡ1−Ａ2線断面図である。図５（ａ）は図３の
共振器固定板の構造を示した図であり、（ｂ）は（ａ）
の正面図であり、（ｃ）は（ａ）のＡ1−Ａ2線断面図で
ある。
振器の固定方法について提案したものである。以下、本
発明の第１の実施の形態について図１〜図５を参照して
説明する。図１は本発明に係る高周波濾波器（１段）の
基本構造図である。図２（ａ）は図１の平面図であり、
図２（ｂ）は（ａ）のＡ1−Ａ2線断面図である。図３
（ａ）は誘電体共振器の筐体への取り付けの第１の実施
の形態を説明する図であり、図３（ｂ）は（ａ）の正面
図である。図４（ａ）は図３のスペーサの構造を示した
図であり、（ｂ）は（ａ）の正面図であり、（ｃ）は
（ａ）のＡ1−Ａ2線断面図である。図５（ａ）は図３の
共振器固定板の構造を示した図であり、（ｂ）は（ａ）
の正面図であり、（ｃ）は（ａ）のＡ1−Ａ2線断面図で
ある。
【００２２】振動や衝撃に対して誘電体共振器を固定す
るには、共振器長手方向に対して横方向の固定方法が重
要になる。図１及び図２に示すように、本発明に係る高
周波濾波器（１段）は、柱状の誘電体共振器２の両端面
が電気的に短絡するように金属筐体１と密着させると共
に、筐体両側面にはコネクタ３０が取り付けられ、誘電
体共振器２と金属筐体１の相対的位置関係が変化しない
よう固定治具である共振器固定板３で固定した構造とな
っている。尚、その固定治具は金属または有機材料・プ
ラスチックとすることが望ましく、筐体はプラスチック
筐体でもよい。
るには、共振器長手方向に対して横方向の固定方法が重
要になる。図１及び図２に示すように、本発明に係る高
周波濾波器（１段）は、柱状の誘電体共振器２の両端面
が電気的に短絡するように金属筐体１と密着させると共
に、筐体両側面にはコネクタ３０が取り付けられ、誘電
体共振器２と金属筐体１の相対的位置関係が変化しない
よう固定治具である共振器固定板３で固定した構造とな
っている。尚、その固定治具は金属または有機材料・プ
ラスチックとすることが望ましく、筐体はプラスチック
筐体でもよい。
【００２３】本実施の形態に係る高周波濾波器は、金属
筐体１の上面及び下面に共振器固定板３とスペーサ６が
積層されて配置されている。図４に示すように、スペー
サ６の４隅（よすみ）には、共振器固定板３に誘電体共
振器２を固定するための貫通孔９ａが開けられている。
筐体１の上面及び下面に共振器固定板３とスペーサ６が
積層されて配置されている。図４に示すように、スペー
サ６の４隅（よすみ）には、共振器固定板３に誘電体共
振器２を固定するための貫通孔９ａが開けられている。
【００２４】図５に示すように、共振器固定板３には、
誘電体共振器２が貫通するように貫通孔８が開けられ、
その４隅（よすみ）には、スペーサ６に開けられた貫通
孔９ａと同じ大きさの貫通孔９ｂが金属筐体１に共振器
固定板３を固定するために開けられ、共振器固定板３の
外周から内周にかけて共振器固定板３に誘電体共振器２
を固定するための貫通孔１０が開けられている。
誘電体共振器２が貫通するように貫通孔８が開けられ、
その４隅（よすみ）には、スペーサ６に開けられた貫通
孔９ａと同じ大きさの貫通孔９ｂが金属筐体１に共振器
固定板３を固定するために開けられ、共振器固定板３の
外周から内周にかけて共振器固定板３に誘電体共振器２
を固定するための貫通孔１０が開けられている。
【００２５】図３に示すように、金属筐体１（プラスチ
ック筐体でもよい）の上面には、貫通孔９ａ，９ｂと同
じ大きさの貫通孔が開けられている。誘電体共振器２の
先端部分を貫通孔８に通して横から共振器固定ねじ５を
貫通孔１０にねじ込んで固定する。このとき共振器固定
ねじ５が誘電体共振器２に損傷を与えないように、共振
器固定ねじ５と誘電体共振器２との間にはスペーサ４を
介在させる。その後、固定板固定ねじ７を、金属筐体１
を介して、貫通孔９ａ，９ｂにねじ込んで共振器固定板
３と金属筐体１とを固定する。このように板状治具であ
る共振器固定板３及びスペーサ６を金属筐体１に固定す
ることで誘電体共振器２を金属筐体１に強固に固定する
ことができる。尚、図面上の符号９は金属筐体１の貫通
孔と貫通孔９ａ，９ｂが連続した状態の貫通孔である。
ック筐体でもよい）の上面には、貫通孔９ａ，９ｂと同
じ大きさの貫通孔が開けられている。誘電体共振器２の
先端部分を貫通孔８に通して横から共振器固定ねじ５を
貫通孔１０にねじ込んで固定する。このとき共振器固定
ねじ５が誘電体共振器２に損傷を与えないように、共振
器固定ねじ５と誘電体共振器２との間にはスペーサ４を
介在させる。その後、固定板固定ねじ７を、金属筐体１
を介して、貫通孔９ａ，９ｂにねじ込んで共振器固定板
３と金属筐体１とを固定する。このように板状治具であ
る共振器固定板３及びスペーサ６を金属筐体１に固定す
ることで誘電体共振器２を金属筐体１に強固に固定する
ことができる。尚、図面上の符号９は金属筐体１の貫通
孔と貫通孔９ａ，９ｂが連続した状態の貫通孔である。
【００２６】次に、図６〜図８を参照して本発明の第２
の実施の形態について説明する。図６（ａ）は誘電体共
振器の筐体への取り付けの第２の実施の形態を説明する
図であり、図６（ｂ）は（ａ）の正面図である。図７
（ａ）は図６のスペーサの構造を示した図であり、
（ｂ）は（ａ）の正面図であり、（ｃ）は（ａ）のＡ1
−Ａ2線断面図である。図８（ａ）は図６の共振器固定
板の構造を示した図であり、（ｂ）は（ａ）の正面図で
あり、（ｃ）は（ａ）のＡ1−Ａ2線断面図である。
の実施の形態について説明する。図６（ａ）は誘電体共
振器の筐体への取り付けの第２の実施の形態を説明する
図であり、図６（ｂ）は（ａ）の正面図である。図７
（ａ）は図６のスペーサの構造を示した図であり、
（ｂ）は（ａ）の正面図であり、（ｃ）は（ａ）のＡ1
−Ａ2線断面図である。図８（ａ）は図６の共振器固定
板の構造を示した図であり、（ｂ）は（ａ）の正面図で
あり、（ｃ）は（ａ）のＡ1−Ａ2線断面図である。
【００２７】本実施の形態は、板状の治具を２枚用い、
誘電体共振器１２の先端部を両側から挟み込み、横方向
の固定を強化したものである。金属筐体１１の上面及び
下面には共振器固定板３とスペーサ６が積層されて配置
されている。図７に示すように、スペーサ１５の４隅
（よすみ）には、共振器固定板１３に誘電体共振器１２
を固定するための貫通孔１８ａが開けられている。
誘電体共振器１２の先端部を両側から挟み込み、横方向
の固定を強化したものである。金属筐体１１の上面及び
下面には共振器固定板３とスペーサ６が積層されて配置
されている。図７に示すように、スペーサ１５の４隅
（よすみ）には、共振器固定板１３に誘電体共振器１２
を固定するための貫通孔１８ａが開けられている。
【００２８】図６に示すように、共振器固定板１３には
誘電体共振器１２が貫通するように貫通孔１７が開けら
れ、その４隅（よすみ）には、スペーサ１５に開けられ
た貫通孔１８ａと同じ大きさの貫通孔１８ｂが金属筐体
１１に共振器固定板１３を固定するために開けられてい
る。共振器固定板１３の外周から内周にかけて、共振器
固定板１３に誘電体共振器１２を固定するための貫通孔
１９が開けられている。
誘電体共振器１２が貫通するように貫通孔１７が開けら
れ、その４隅（よすみ）には、スペーサ１５に開けられ
た貫通孔１８ａと同じ大きさの貫通孔１８ｂが金属筐体
１１に共振器固定板１３を固定するために開けられてい
る。共振器固定板１３の外周から内周にかけて、共振器
固定板１３に誘電体共振器１２を固定するための貫通孔
１９が開けられている。
【００２９】２枚の板状の治具、すなわち２枚の共振器
固定板１３は、図６に示すように誘電体共振器１２を挟
んだ状態で共振器固定ねじ１４により固定する。その
後、固定板固定ねじ１６を、金属筐体１１を介して、貫
通孔１８ａ，１８ｂにねじ込んで２枚の共振器固定板１
３と金属筐体１１とを固定する。以上より、誘電体共振
器１２を金属筐体１１に強固に固定することができる。
尚、図面上の符号１８は金属筐体１１の貫通孔と貫通孔
１８ａ，１８ｂが連続した状態の貫通孔である。
固定板１３は、図６に示すように誘電体共振器１２を挟
んだ状態で共振器固定ねじ１４により固定する。その
後、固定板固定ねじ１６を、金属筐体１１を介して、貫
通孔１８ａ，１８ｂにねじ込んで２枚の共振器固定板１
３と金属筐体１１とを固定する。以上より、誘電体共振
器１２を金属筐体１１に強固に固定することができる。
尚、図面上の符号１８は金属筐体１１の貫通孔と貫通孔
１８ａ，１８ｂが連続した状態の貫通孔である。
【００３０】次に、図９及び図１０を参照して本発明の
第３の実施の形態について説明する。図９（ａ）は誘電
体共振器の筐体への取り付けの第３の実施の形態を説明
する図であり、図９（ｂ）は（ａ）の正面図である。図
１０（ａ）は図９の共振器固定板の構造を示した図であ
り、（ｂ）は（ａ）の正面図であり、（ｃ）は（ａ）の
Ａ1−Ａ2線断面図である。
第３の実施の形態について説明する。図９（ａ）は誘電
体共振器の筐体への取り付けの第３の実施の形態を説明
する図であり、図９（ｂ）は（ａ）の正面図である。図
１０（ａ）は図９の共振器固定板の構造を示した図であ
り、（ｂ）は（ａ）の正面図であり、（ｃ）は（ａ）の
Ａ1−Ａ2線断面図である。
【００３１】本実施の形態は、図９に示すように共振器
固定板２３に、柱状の誘電体共振器２２を貫通させるよ
うに貫通孔を開け、その内周面にはばね板２４が形成さ
れている。前記貫通孔に誘電体共振器２２の先端部分を
通した後、誘電体共振器２２はその四方からのばね板２
４によって共振器固定板２３に固定される。その後、固
定板固定ねじ２５を、金属筐体２１及びスペーサ２６を
介して、貫通孔２７にねじ込んで共振器固定板２３と金
属筐体２１とを固定することで、誘電体共振器２２を金
属筐体２１に強固に固定することができる。
固定板２３に、柱状の誘電体共振器２２を貫通させるよ
うに貫通孔を開け、その内周面にはばね板２４が形成さ
れている。前記貫通孔に誘電体共振器２２の先端部分を
通した後、誘電体共振器２２はその四方からのばね板２
４によって共振器固定板２３に固定される。その後、固
定板固定ねじ２５を、金属筐体２１及びスペーサ２６を
介して、貫通孔２７にねじ込んで共振器固定板２３と金
属筐体２１とを固定することで、誘電体共振器２２を金
属筐体２１に強固に固定することができる。
【００３２】図１０に示すように、共振器固定板２３に
は誘電体共振器２２が貫通するように貫通孔が開けら
れ、その４隅（よすみ）には、スペーサ２６に開けられ
た貫通孔と同じ大きさの貫通孔２７が金属筐体２１に共
振器固定板２３を固定するために開けられている。尚、
スペーサ２６の形状、構造は上記した第１及び第２の実
施の形態と同じである。
は誘電体共振器２２が貫通するように貫通孔が開けら
れ、その４隅（よすみ）には、スペーサ２６に開けられ
た貫通孔と同じ大きさの貫通孔２７が金属筐体２１に共
振器固定板２３を固定するために開けられている。尚、
スペーサ２６の形状、構造は上記した第１及び第２の実
施の形態と同じである。
【００３３】
【実施例】以下、それぞれ上記した第１〜第３の実施の
形態に対応した第１〜第３の実施例について説明する。
第１の実施例において、金属筐体１および固定治具であ
る共振器固定板３とスペーサ６はアルミニウムであり、
誘電体共振器２には誘電率４０のバリウム系ペロブスカ
イト構造誘電体材料を使用した。
形態に対応した第１〜第３の実施例について説明する。
第１の実施例において、金属筐体１および固定治具であ
る共振器固定板３とスペーサ６はアルミニウムであり、
誘電体共振器２には誘電率４０のバリウム系ペロブスカ
イト構造誘電体材料を使用した。
【００３４】共振中心周波数をおよそ１ＧＨｚ帯に設定
した１段濾波器の金属筐体１の寸法は、およそ50mm×50
mm×50mmであり、その中央に設置された誘電体共振器２
の寸法はおよそ14mm×14mm×50mmである。金属筐体１の
向かい合う側面には、励振および検波用のプローブ・コ
ネクタが設けられている。前記固定治具として有機材料
あるいはプラスチックを用いる場合には、ポリテトラフ
ルオロエチレンがよい。
した１段濾波器の金属筐体１の寸法は、およそ50mm×50
mm×50mmであり、その中央に設置された誘電体共振器２
の寸法はおよそ14mm×14mm×50mmである。金属筐体１の
向かい合う側面には、励振および検波用のプローブ・コ
ネクタが設けられている。前記固定治具として有機材料
あるいはプラスチックを用いる場合には、ポリテトラフ
ルオロエチレンがよい。
【００３５】第２の実施例において、金属筐体１１およ
び固定治具である共振器固定板１３とスペーサ１５はア
ルミニウムであり、誘電体共振器１２には誘電率４０の
バリウム系ペロブスカイト構造誘電体材料を使用した。
び固定治具である共振器固定板１３とスペーサ１５はア
ルミニウムであり、誘電体共振器１２には誘電率４０の
バリウム系ペロブスカイト構造誘電体材料を使用した。
【００３６】共振中心周波数をおよそ１ＧＨｚ帯に設定
した１段濾波器の金属筐体１１の寸法は、およそ50mm×
50mm×50mmであり、その中央に設置された誘電体共振器
の寸法はおよそ14mm×14mm×50mmである。金属筐体１１
の向かい合う側面には、励振および検波用のプローブ・
コネクタが設けられている。
した１段濾波器の金属筐体１１の寸法は、およそ50mm×
50mm×50mmであり、その中央に設置された誘電体共振器
の寸法はおよそ14mm×14mm×50mmである。金属筐体１１
の向かい合う側面には、励振および検波用のプローブ・
コネクタが設けられている。
【００３７】第３の実施例において、金属筐体２１およ
び固定治具である共振器固定板２３とスペーサ２６はア
ルミニウムであり、誘電体共振器２２には誘電率４０の
バリウム系ペロブスカイト構造誘電体材料を使用した。
び固定治具である共振器固定板２３とスペーサ２６はア
ルミニウムであり、誘電体共振器２２には誘電率４０の
バリウム系ペロブスカイト構造誘電体材料を使用した。
【００３８】共振中心周波数をおよそ１ＧＨｚ帯に設定
した１段濾波器の金属筐体２１の寸法は、およそ50mm×
50mm×50mmであり、その中央に設置された誘電体共振器
の寸法はおよそ14mm×14mm×50mmである。金属筐体２１
の向かい合う側面には、励振および検波用のプローブ・
コネクタが設けられている。
した１段濾波器の金属筐体２１の寸法は、およそ50mm×
50mm×50mmであり、その中央に設置された誘電体共振器
の寸法はおよそ14mm×14mm×50mmである。金属筐体２１
の向かい合う側面には、励振および検波用のプローブ・
コネクタが設けられている。
【００３９】本発明は、特に、通信装置、レーダ装置、
計測装置、その他に利用し、数百ＭＨｚから数ＧＨｚの
高周波用の回路に利用することをねらったものである
が、特に利用周波数帯を限定するものではない。
計測装置、その他に利用し、数百ＭＨｚから数ＧＨｚの
高周波用の回路に利用することをねらったものである
が、特に利用周波数帯を限定するものではない。
【００４０】上記した固定治具の使用により、Ｑ値の著
しい低下つまり損失の著しい増大があっては実用的とは
いえない。したがって、これらの固定治具と誘電体共振
器との接触面積をできる限り小さくすることが必要であ
り、上記板状の固定治具においては、その厚さをできる
限り薄くすることが有効である。
しい低下つまり損失の著しい増大があっては実用的とは
いえない。したがって、これらの固定治具と誘電体共振
器との接触面積をできる限り小さくすることが必要であ
り、上記板状の固定治具においては、その厚さをできる
限り薄くすることが有効である。
【００４１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
固定治具を用いて機械的に固定する方法を利用している
ので、振動や衝撃に対して安定かつ低損失な高性能な高
周波誘電体濾波器を構成することができる。したがっ
て、数百ＭＨｚから数ＧＨｚの周波数領域で、特性の均
一な信頼性の高い高周波濾波器を大量に製造することが
できる。
固定治具を用いて機械的に固定する方法を利用している
ので、振動や衝撃に対して安定かつ低損失な高性能な高
周波誘電体濾波器を構成することができる。したがっ
て、数百ＭＨｚから数ＧＨｚの周波数領域で、特性の均
一な信頼性の高い高周波濾波器を大量に製造することが
できる。
【００４２】また、本発明のように固定治具を用いて機
械的に固定する方法を利用しているので、製品の製造歩
留りが向上するとともに、精度の高い製品を提供できる
という効果が得られる。
械的に固定する方法を利用しているので、製品の製造歩
留りが向上するとともに、精度の高い製品を提供できる
という効果が得られる。
【図１】本発明に係る高周波濾波器（１段）の基本構造
図である。
図である。
【図２】（ａ）は図１の平面図であり、（ｂ）は（ａ）
のＡ1−Ａ2線断面図である。
のＡ1−Ａ2線断面図である。
【図３】（ａ）は誘電体共振器の筐体への取り付けの第
１の実施の形態を説明する図であり、（ｂ）は（ａ）の
正面図である。
１の実施の形態を説明する図であり、（ｂ）は（ａ）の
正面図である。
【図４】（ａ）は図３のスペーサの構造を示した図であ
り、（ｂ）は（ａ）の正面図であり、（ｃ）は（ａ）の
Ａ1−Ａ2線断面図である。
り、（ｂ）は（ａ）の正面図であり、（ｃ）は（ａ）の
Ａ1−Ａ2線断面図である。
【図５】（ａ）は図３の共振器固定板の構造を示した図
であり、（ｂ）は（ａ）の正面図であり、（ｃ）は
（ａ）のＡ1−Ａ2線断面図である。
であり、（ｂ）は（ａ）の正面図であり、（ｃ）は
（ａ）のＡ1−Ａ2線断面図である。
【図６】（ａ）は誘電体共振器の筐体への取り付けの第
２の実施の形態を説明する図であり、（ｂ）は（ａ）の
正面図である。
２の実施の形態を説明する図であり、（ｂ）は（ａ）の
正面図である。
【図７】（ａ）は図６のスペーサの構造を示した図であ
り、（ｂ）は（ａ）の正面図であり、（ｃ）は（ａ）の
Ａ1−Ａ2線断面図である。
り、（ｂ）は（ａ）の正面図であり、（ｃ）は（ａ）の
Ａ1−Ａ2線断面図である。
【図８】（ａ）は図６の共振器固定板の構造を示した図
であり、（ｂ）は（ａ）の正面図であり、（ｃ）は
（ａ）のＡ1−Ａ2線断面図である。
であり、（ｂ）は（ａ）の正面図であり、（ｃ）は
（ａ）のＡ1−Ａ2線断面図である。
【図９】（ａ）は誘電体共振器の筐体への取り付けの第
３の実施の形態を説明する図であり、（ｂ）は（ａ）の
正面図である。
３の実施の形態を説明する図であり、（ｂ）は（ａ）の
正面図である。
【図１０】（ａ）は図９の共振器固定板の構造を示した
図であり、（ｂ）は（ａ）の正面図であり、（ｃ）は
（ａ）のＡ1−Ａ2線断面図である。
図であり、（ｂ）は（ａ）の正面図であり、（ｃ）は
（ａ）のＡ1−Ａ2線断面図である。
１ 金属筐体 ２ 誘電体共振器 ３ 共振器固定板 ４ スペーサ ５ 共振器固定ねじ ６ スペーサ ７ 固定板固定ねじ ８，９ａ，９ｂ，１０ 貫通孔 １１ 金属筐体 １２ 誘電体共振器 １３ 共振器固定板 １４ 共振器固定ねじ １５ スペーサ １６ 固定板固定ねじ １７，１８ａ，１８ｂ，１９ 貫通孔 ２１ 金属筐体 ２２ 誘電体共振器 ２３ 共振器固定板 ２４ 共振器固定用ばね板 ２５ 固定板固定ねじ ２６ スペーサ ３０ コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 嘉保 栃木県那須郡西那須野町井口1190番地 ア ンテン株式会社西那須野事業場内 Ｆターム(参考） 5J006 HC03 HC13 HC23 HC25 LA02 LA12 LA18 LA28 NA01 PA01 PA09
Claims (19)
- 【請求項１】 誘電体共振器と、複数の第１の貫通孔を
有する筐体とが固定されてなるＴＭモードを利用した高
周波誘電体濾波器であって、中央に第２の貫通孔、その
周辺に複数の第３の貫通孔、及び外周から内周に亘って
少なくとも２以上の第４の貫通孔を有する中空の共振器
固定板を設け、前記誘電体共振器の先端部分を前記第２
の貫通孔に通して横から共振器固定ねじを前記第４の貫
通孔にねじ込んで固定し、固定板固定ねじを前記筐体を
介して前記第１及び前記第３の貫通孔にねじ込んで前記
共振器固定板と前記筐体とを固定していることを特徴と
する高周波誘電体濾波器。 - 【請求項２】 前記共振器固定板と前記筐体との間に第
１のスペーサが介在していることを特徴とする請求項１
記載の高周波誘電体濾波器。 - 【請求項３】 前記誘電体共振器と前記共振器固定ねじ
の下端との間に第２のスペーサが介在していることを特
徴とする請求項２記載の高周波誘電体濾波器。 - 【請求項４】 前記共振器固定板の厚さが、１ｃｍ以下
であることを特徴とする請求項１記載の高周波誘電体濾
波器。 - 【請求項５】 前記共振器固定板は金属、プラスチッ
ク、及びポリテトラフルオロエチレンのいずれか一つで
あることを特徴とする請求項１記載の高周波誘電体濾波
器。 - 【請求項６】 前記筐体は金属又はプラスチックである
ことを特徴とする請求項１記載の高周波誘電体濾波器。 - 【請求項７】 前記共振器固定ねじは金属、プラスチッ
ク、及びポリテトラフルオロエチレンのいずれか一つで
あることを特徴とする請求項１記載の高周波誘電体濾波
器。 - 【請求項８】 誘電体共振器と、複数の第１の貫通孔を
有する筐体とが固定されてなるＴＭモードを利用した高
周波誘電体濾波器であって、複数の第２の貫通孔、及
び、内部を貫通している少なくとも２以上の第３の貫通
孔を有するコの字形状の共振器固定板を一対設け、前記
誘電体共振器を前記一対の共振器固定板で挟んで、横か
ら共振器固定ねじを前記第３の貫通孔にねじ込んで固定
し、固定板固定ねじを前記筐体を介して前記第１及び前
記第２の貫通孔にねじ込んで前記共振器固定板と前記筐
体とを固定していることを特徴とする高周波誘電体濾波
器。 - 【請求項９】 前記共振器固定板と前記筐体との間に第
１のスペーサが介在していることを特徴とする請求項８
記載の高周波誘電体濾波器。 - 【請求項１０】 前記共振器固定板の厚さが、１ｃｍ以
下であることを特徴とする請求項８記載の高周波誘電体
濾波器。 - 【請求項１１】 前記共振器固定板は金属、プラスチッ
ク、及びポリテトラフルオロエチレンのいずれか一つで
あることを特徴とする請求項８記載の高周波誘電体濾波
器。 - 【請求項１２】 前記筐体は金属又はプラスチックであ
ることを特徴とする請求項８記載の高周波誘電体濾波
器。 - 【請求項１３】 前記共振器固定ねじは金属、プラスチ
ック、及びポリテトラフルオロエチレンのいずれか一つ
であることを特徴とする請求項８記載の高周波誘電体濾
波器。 - 【請求項１４】 誘電体共振器と、複数の第１の貫通孔
を有する筐体とが固定されてなるＴＭモードを利用した
高周波誘電体濾波器であって、中央に第２の貫通孔と、
その周辺に複数の第３の貫通孔を有し、内周面に複数の
共振器固定用ばね板が取り付けられた中空の共振器固定
板を設け、前記誘電体共振器の先端部分を前記第２の貫
通孔に通し、横から前記共振器固定用ばね板により前記
誘電体共振器を共振器固定板に固定し、固定板固定ねじ
を前記筐体を介して前記第１及び前記第３の貫通孔にね
じ込んで前記共振器固定板と前記筐体とを固定している
ことを特徴とする高周波誘電体濾波器。 - 【請求項１５】 前記共振器固定板と前記筐体との間に
第１のスペーサが介在していることを特徴とする請求項
１４記載の高周波誘電体濾波器。 - 【請求項１６】 前記共振器固定板の厚さが、１ｃｍ以
下であることを特徴とする請求項１４記載の高周波誘電
体濾波器。 - 【請求項１７】 前記共振器固定板は金属、プラスチッ
ク、及びポリテトラフルオロエチレンのいずれか一つで
あることを特徴とする請求項１４記載の高周波誘電体濾
波器。 - 【請求項１８】 前記筐体は金属又はプラスチックであ
ることを特徴とする請求項１４記載の高周波誘電体濾波
器。 - 【請求項１９】 前記共振器固定ねじは金属、プラスチ
ック、及びポリテトラフルオロエチレンのいずれか一つ
であることを特徴とする請求項１４記載の高周波誘電体
濾波器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33925298A JP3241671B2 (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 高周波誘電体濾波器 |
| US09/449,885 US6320484B1 (en) | 1998-11-30 | 1999-11-30 | High frequency dielectric filter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33925298A JP3241671B2 (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 高周波誘電体濾波器 |
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|---|---|
| JP2000165118A true JP2000165118A (ja) | 2000-06-16 |
| JP3241671B2 JP3241671B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=18325702
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP33925298A Expired - Fee Related JP3241671B2 (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 高周波誘電体濾波器 |
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| JP (1) | JP3241671B2 (ja) |
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| WO2010013982A3 (en) * | 2008-08-01 | 2010-06-03 | Kmw Inc. | Dielectric resonator in rf filter and assembly method therefor |
| WO2014027461A1 (ja) | 2012-08-13 | 2014-02-20 | パナソニック株式会社 | 誘電体フィルタ |
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| KR101555943B1 (ko) | 2015-08-28 | 2015-09-30 | 주식회사 이너트론 | 공진기 및 이를 포함하는 필터 |
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| CN101933193B (zh) * | 2008-01-31 | 2013-04-24 | 艾利森电话股份有限公司 | 滤波器组件 |
| US8031036B2 (en) * | 2008-10-15 | 2011-10-04 | Com Dev International Ltd. | Dielectric resonator and filter with low permittivity material |
| US9190705B2 (en) * | 2012-03-26 | 2015-11-17 | The Chinese University Of Hong Kong | Dual mode dielectric resonator filter having plural holes formed therein for receiving tuning and coupling screws |
| US20140132372A1 (en) | 2012-11-13 | 2014-05-15 | Communication Components Inc. | Intermodulation distortion reduction system using insulated tuning elements |
| DE102013018484B4 (de) * | 2013-11-06 | 2023-12-07 | Tesat-Spacecom Gmbh & Co.Kg | Dielektrisch gefüllter Resonator für 30GHz-Imux-Applikationen |
| EP3062386B1 (en) | 2013-11-18 | 2020-05-20 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Resonator, filter, duplexer and multiplexer |
| KR20170103315A (ko) * | 2016-03-03 | 2017-09-13 | 엘지전자 주식회사 | 이동 단말기 |
| CN106450645A (zh) * | 2016-08-03 | 2017-02-22 | 武汉凡谷电子技术股份有限公司 | 一种tm模介质谐振器和介质滤波器 |
| EP3324480B1 (en) * | 2016-11-17 | 2020-06-24 | Alcatel Lucent | Resonator, resonator assembly and filter |
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|---|---|---|---|---|
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| JPS6161503A (ja) * | 1984-08-31 | 1986-03-29 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体共振器 |
| JPS61121502A (ja) * | 1984-11-16 | 1986-06-09 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体共振装置 |
| JPS63250201A (ja) | 1987-04-06 | 1988-10-18 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体共振器 |
| JPS63266902A (ja) | 1987-04-23 | 1988-11-04 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体共振器 |
| US4839773A (en) * | 1987-06-22 | 1989-06-13 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Dielectric filter |
| JP3044938B2 (ja) | 1992-07-17 | 2000-05-22 | オムロン株式会社 | 静電容量形変位センサ |
| JP3518656B2 (ja) | 1997-08-19 | 2004-04-12 | アルプス電気株式会社 | 誘電体フィルタ及びそれを用いた電子機器 |
| JP3634619B2 (ja) * | 1998-04-06 | 2005-03-30 | アルプス電気株式会社 | 誘電体共振器およびこれを用いた誘電体フィルタ |
-
1998
- 1998-11-30 JP JP33925298A patent/JP3241671B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-11-30 US US09/449,885 patent/US6320484B1/en not_active Expired - Lifetime
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|---|---|
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