JP2000164507A - デバイス製造システム - Google Patents

デバイス製造システム

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JP2000164507A
JP2000164507A JP10352167A JP35216798A JP2000164507A JP 2000164507 A JP2000164507 A JP 2000164507A JP 10352167 A JP10352167 A JP 10352167A JP 35216798 A JP35216798 A JP 35216798A JP 2000164507 A JP2000164507 A JP 2000164507A
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toxic gas
booth
gas
excimer laser
device manufacturing
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Shuji Aoki
修司 青木
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常検出時および緊急異常停止時に、現場に
遭遇した作業者に対する有毒ガスからの危険性を回避
し、安全域を確保する。また、現場での異常状態からの
復旧作業の着手を早め、システムの生産性を向上させ
る。 【解決手段】 ブース内にデバイス製造装置が設置され
たデバイス製造システムにおいて、該ブース内で特定ガ
スを検知するガス検知手段と、該検知に応じて該ブース
内から該特定ガスを除去するガス除去手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子や液晶
素子等のデバイスを製造するための装置をブース内に設
置してあるデバイス製造システムに関し、特にブース内
の特定ガスを除去する機能を有するデバイス製造システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば半導体露光装置において
は、半導体素子の微細化に伴ない、より微細なパターン
作成のため露光用の光源の短波長化が進み、Kr FやA
r Fなどの人体に有害なガスをレーザ媒質としてレーザ
発振するエキシマレーザ発振装置を半導体露光装置の一
部として使用するケースが増えている。
【0003】また、半導体露光装置の雰囲気中の酸素と
エキシマレーザ光との存在下における化学反応により生
成される化合物の半導体露光装置に与える悪影響が懸念
され始めているなか、それを回避する手段として、酸素
を含まないガスで、半導体露光装置を全体的または局部
的に覆う手段がとられてきている。
【0004】一方、エキシマレーザ発振装置において
は、レーザ発振に必要な有毒ガスが別途設置されたボン
ベから管路を通ってエキシマレーザ発振装置へ導入され
る。この導入経路に沿って有毒ガス検出器が配備されて
おり、異常が検出されると直ちに異常警報が出力され、
同時に導入経路の遮断を行う。
【0005】また、半導体露光装置およびエキシマレー
ザ発振装置においては、緊急停止用スイッチが押された
場合などの緊急停止状態になった場合に、半導体露光装
置およびエキシマレーザ発振装置の全電源を停止してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
例では、配備された有毒ガス検出器による異常検出時お
よび緊急異常停止時には、有毒ガスの導入経路の遮断と
装置電源の全電源停止のみを行っている。このため、人
体に影響を及ぼす可能性のある有毒ガスが半導体露光装
置およびエキシマレーザ発振装置の雰囲気中に停滞し、
配備された有毒ガス検出器による異常検出時および緊急
異常停止時に現場に遭遇した作業者は、有毒ガスからの
危険性に曝される状態に陥るという問題があった。ま
た、現場の状態が直ちに復旧作業に着手するには危険な
状態となっているため、復旧が遅れ、これによりデバイ
スの生産性が低下するという問題があった。
【0007】本発明は、異常検出時および緊急異常停止
時に、現場に遭遇した作業者に対する有毒ガスからの危
険性を直ちに回避し、安全域を確保すること、および現
場での異常状態からの復旧作業の着手を早め、システム
の生産性を向上させることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のデバイス製造システムは、ブース内にデ
バイス製造装置が設置されたデバイス製造システムであ
って、該ブース内で特定ガスを検知するガス検知手段
と、該検知に応じて該ブース内から該特定ガスを除去す
るガス除去手段を有することを特徴としている。
【0009】一例として、前記デバイス製造装置は、例
えば、エキシマレーザ装置を備えた半導体露光装置であ
り、前記特定ガスは、Kr FまたはAr F等の有毒ガス
からなるレーザ媒質ガスである。また、デバイス製造装
置を緊急停止させる停止手段と、該停止手段の停止指示
信号および前記ガス検知手段の検知信号の少なくとも一
方の信号に応じて前記ガス除去手段を動作させる制御手
段を具備している。この場合、前記ブースおよびガス除
去手段はこのシステムを構成する露光装置、エキシマレ
ーザ装置およびこのエキシマレーザ装置に前記有毒ガス
を供給するためのガスボンベを保管する保管所のそれぞ
れに対して設けられ、いずれかのブース内で有毒ガスが
検知されるか、停止手段が操作されたときは、そのブー
スのガス除去手段だけでなく、他のブースのガス除去手
段をも動作させることが好ましい。
【0010】
【作用】上記の構成によれば、異常検出時または緊急停
止時に、現場に遭遇した作業者が、該有毒ガスによる危
険性に晒されるという危険性が直ちに回避されて安全域
を確保することができる。また、有毒ガスがブース内の
雰囲気中に停滞するという異常状態が速かに排除され
て、直ちにデバイス装置等の復旧作業に着手することが
でき、該デバイスの生産性を向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態に係
る半導体製造システムは、図1を参照しながら説明する
と、半導体露光装置本体3を一定の環境に保つチャンバ
2と、外部(例えばエキシマレーザ発振装置制御部2
9)からの異常信号の入力および緊急停止用スイッチ3
1の操作等の半導体露光装置本体3および不図示の空調
機自体の緊急停止に至る異常状態を検出し、全電源停止
および緊急停止状態を外部に知らせるための緊急停止状
態出力信号を出力するチャンバ制御部27と、緊急停止
時に前記チャンバ2内の雰囲気を開放状態にする排気口
7と、半導体露光装置本体およびチャンバ2等からなる
半導体露光装置50が設置されているブース1と、ブー
ス1に設置された1個または複数個の有毒ガス検出器2
8と、緊急停止時にブース1の雰囲気を開放状態にする
排気口9と、半導体露光装置50の光源であるエキシマ
レーザ発振装置14と、前記エキシマレーザ発振装置1
4内に設置された1個または複数個の有毒ガス検出器3
8および外部(例えばチャンバ制御部27)からの異常
信号の入力ならびに緊急停止用スイッチ33の操作等の
前記エキシマレーザ発振装置14自体の緊急停止に至る
異常状態を検出することにより全電源停止および有毒ガ
スの異常を検出し有毒ガスの導入部17を遮断するとと
もに緊急停止状態を外部に知らせるための緊急停止状態
信号を出力するエキシマレーザ発振装置制御部29と、
前記エキシマレーザ発振装置14内の空気を排気してい
る排気口16と、前記エキシマレーザ発振装置14に使
用される有毒ガスのボンベ19が設置してある密閉保管
部18と、密閉保管部18内に設置された1個または複
数個の有毒ガス検出器39の検出信号に基づいて前記保
管部18内の有毒ガスの異常を検出しエキシマレーザ発
振装置14への有毒ガスの導入部17を遮断するととも
にその緊急遮断状態を外部に知らせるための緊急停止状
態信号を出力する前記保管部内制御部32と、前記保管
部18内の空気を排気している排気口21と、前記エキ
シマレーザ発振装置14が設置されているブース11
と、そのブース11に設置された1個または複数個の有
毒ガス検出器40と、緊急停止時および有毒ガス異常検
出時に前記ブース11の雰囲気を開放状態にする排気口
13と、前記チャンバ2の排気口7と緊急停止時に前記
半導体露光装置50が設置されているブース1の雰囲気
を開放状態にする排気口9と前記エキシマレーザ発振装
置14内の空気を排気している排気口16と前記保管部
18内の空気を排気している排気口21と緊急停止時お
よび有毒ガス異常検出時に前記エキシマレーザ発振装置
14が設置されているブース11の雰囲気を開放状態に
する排気口13の各排気口がエアーダクト8,10,1
2,22,24で接続された有毒ガス除去装置23と、
前記緊急停止状態信号を入力し最大限の有毒ガス除去処
理を稼動させる有毒ガス除去装置制御部30および前記
有毒ガス除去装置23において有毒ガスを除去した後に
排気する排気口60を具備する。
【0012】上記の構成において、上記チャンバ制御部
27からの緊急停止状態信号、上記半導体露光装置50
が設置されているブース1に設置された有毒ガス検出器
28からの有毒ガス異常信号、上記エキシマレーザ発振
装置制御部29からの緊急停止状態信号、上記エキシマ
レーザ発振装置14が設置されているブース11に設置
された有毒ガス検出器40からの有毒ガス異常信号およ
び前記保管部内制御部32からの緊急停止状態信号のい
ずれかが上記有毒ガス除去装置制御部30に入力される
と、有毒ガス除去装置制御部30は定常状態における有
毒ガス除去の能力から異常状態での有毒ガス除去装置2
3の持っている最大限の有毒ガス除去能力に切換える処
理を行い、有毒ガス除去装置23自体はフル稼動状態に
入る。
【0013】有毒ガス除去装置23が最大限での有毒ガ
ス除去を行うことにより、現場に遭遇した作業者に対す
る有毒ガスからの危険性を直ちに回避し、安全域を確保
することができる。また、現場での異常状態からの復旧
作業の着手を早め、生産性を向上させることとなる。
【0014】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の一実施例に係る半導体製造システ
ムの構成図である。図1に示すように、本半導体製造シ
ステムは、半導体露光装置本体3および半導体露光装置
本体3の環境を保つ半導体露光装置チャンバ2を備えた
半導体露光装置50と、半導体露光装置50が設置され
た半導体露光装置ブース1と、チャンバ2から有毒ガス
を排気するための排気口7およびその管路8と、ブース
1から有毒ガスを排気するための排気口9およびその管
路10と、エキシマレーザ発振装置14と、半導体露光
装置本体3内の半導体露光装置露光部4とエキシマレー
ザ発振装置14とをエキシマレーザ光5で光学的に結合
する光学経路部6と、エキシマレーザを発振させるため
のレーザ媒質ガスを充填した有毒ガスボンベ19と、有
毒ガスボンベ19を保管してある保管部18と、有毒ガ
スボンベ19からエキシマレーザ発振装置14までレー
ザ媒質ガスである有毒ガスを導入する管路17と、エキ
シマレーザ発振装置14と保管部18とが設置されたエ
キシマレーザ発振装置ブース11と、ブース11から有
毒ガスを排気するための排気口13およびその管路12
と、エキシマレーザ発振装置14から有毒ガスを排気す
るための管路24と、保管部18から有毒ガスを排気す
るための管路22と、各部の有毒ガスを排気するための
各管路8,10,12,22,24から導入される有毒
ガスを除去するための有毒ガス除去装置23とを持つ。
【0015】チャンバ2は、チャンバ2に装備された緊
急停止用スイッチ31からの信号と、外部からの異常信
号の入力と緊急停止用スイッチ31の操作等の半導体露
光装置本体3および空調機自体の緊急停止に至る異常状
態を検出して、全電源停止および緊急停止状態を外部に
知らせるための緊急停止状態信号を出力するチャンバ制
御部27を持つ。
【0016】半導体露光装置50が設置されたブースに
は、1個または複数個の有毒ガス検出器28が配備さ
れ、これらの有毒ガス検出器28からの有毒ガス異常信
号が有毒ガス除去装置23の制御部30へ出力される。
【0017】エキシマレーザ発振装置14は、エキシマ
レーザ発振装置14に装備された緊急停止用スイッチ3
3からの信号や、エキシマレーザ発振装置14内に配置
された1個または複数個の有毒ガス検出器38からの有
毒ガス異常信号を入力し、エキシマレーザ発振装置14
の全電源を停止し、有毒ガス除去装置23の制御部30
へ緊急停止状態信号を出力する制御部29を持つ。
【0018】エキシマレーザ発振装置14と保管部18
とが設置されたブース11には、1個または複数個の有
毒ガス検出器40が配備され、これらの有毒ガス検出器
40からの有毒ガス異常信号が有毒ガス除去装置23の
制御部30へ出力される。
【0019】有毒ガスボンベ保管部18は、有毒ガスボ
ンベ保管部18内に配置された1個または複数個の有毒
ガス検出器39からの有毒ガス異常信号を入力し、有毒
ガス除去装置23の制御部30へ緊急停止状態信号を出
力する制御部32を持つ。
【0020】有毒ガス除去装置23は、チャンバ制御部
27からの緊急停止状態信号や、半導体露光装置50が
設置されたブース1内の1個または複数個の有毒ガス検
出器28からの有毒ガス異常信号や、エキシマレーザ発
振装置制御部29からの緊急停止状態信号や、エキシマ
レーザ発振装置14と保管部18が設置されたブース1
1内の1個または複数個の有毒ガス検出器40からの有
毒ガス異常信号や、有毒ガスボンベ保管部18の制御部
32からの緊急停止状態信号を入力し、有毒ガス除去装
置23内にある有毒ガス除去用ファン25,26を制御
する制御部30を持つ。
【0021】定常時、エキシマレーザ発振装置14は、
エキシマレーザ発振装置14内にある有毒ガス用排気フ
ァン15により排気口16から有毒ガス除去装置23へ
管路24を通って排気され、また、有毒ガスボンベ保管
部18は、保管部18内にある有毒ガス用排気ファン2
0により排気口21から有毒ガス除去装置23へ管路2
2を通って排気される。
【0022】緊急停止時または有毒ガス異常検出時、チ
ャンバ制御部27、半導体露光装置ブース1内の有毒ガ
ス検出器28、エキシマレーザ発振装置制御部29、エ
キシマレーザ発振装置ブース11内の有毒ガス検出器4
0および有毒ガスボンベ保管部制御部32のいずれかに
おいて検出された緊急停止状態は、緊急停止状態信号ま
たは有毒ガス異常検出信号として有毒ガス除去装置23
の制御部30へ入力される。これにより、有毒ガス除去
装置23は、有毒ガス除去用フィルタ34,35と有毒
ガス除去用排気ファン25,26を用いて有毒ガス除去
能力が最大になるように制御される。
【0023】このように半導体製造システムにおいて、
半導体製造装置の緊急停止状態や半導体製造装置が設置
してあるブースに配備した有毒ガス検出器からの有毒ガ
ス検出時に、半導体製造装置側の制御部からの緊急停止
状態信号および有毒ガス検出器からの有毒ガス異常信号
に基づいて、有毒ガス除去装置に最大限の能力での有毒
ガス除去動作を行わせることにより、現場に遭遇した作
業者に対する有毒ガスからの危険性を直ちに回避し、安
全域を確保することができる。また、現場での異常状態
からの復旧作業の着手を早めることができ、生産ライン
のロスタイムを削減して生産性を向上させることができ
る。
【0024】
【発明の適用範囲】なお、本発明は、上述の実施例に限
定されるものではなく、適宜変形して実施することがで
きる。例えば、上述においては、デバイスとして半導体
デバイスを対象とし、主に半導体露光装置を含むデバイ
ス製造システムに対する適用例について説明している
が、本発明は、半導体露光装置以外にも液晶デバイスの
ガラス基板等にパターンを転写する露光装置、またはこ
れらの半導体デバイスまたは液晶デバイス等に対応する
検査装置または組立て装置等を含む露光装置以外のデバ
イス製造装置を含むデバイス製造システムに対しても適
用可能である。
【0025】
【デバイス生産方法の実施例】次に上記説明した露光装
置または露光方法を利用したデバイスの生産方法の実施
例を説明する。図2は微小デバイス(ICやLSI等の
半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、
マイクロマシン等)の製造のフローを示す。ステップ1
(回路設計)ではデバイスのパターン設計を行なう。ス
テップ2(マスク製作)では設計したパターンを形成し
たマスクを製作する。一方、ステップ3(ウエハ製造)
ではシリコンやガラス等の材料を用いてウエハを製造す
る。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、
上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技
術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステ
ップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によ
って作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程
であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディン
グ)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含
む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された半
導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査
を行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完成
し、これが出荷(ステップ7)される。
【0026】図3は上記ウエハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁
膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上
に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン
打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上記説明した半導体製造システム
(半導体露光装置)によってマスクの回路パターンをウ
エハに焼付露光する。ステップ17(現像)では露光し
たウエハを現像する。ステップ18(エッチング)では
現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ1
9(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要となっ
たレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行
なうことによって、ウエハ上に多重に回路パターンが形
成される。
【0027】本実施例の生産方法を用いれば、従来は製
造が難しかった高集積度のデバイスを低コストに製造す
ることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、デバイス製造装置が設
置されているブース内で特定ガスを検知して該ブース内
から特定ガスを除去することにより、前記特定ガス検知
時等の異常検出時や緊急異常停止時に、現場に遭遇した
作業者を、当該特定ガスからの危険性から直ちに回避さ
せて安全域を確保することができる。また、同じく前記
異常検出時および緊急異常停止時に、現場における異常
状態からの復旧作業の着手を早めることが可能となり、
待機ロスタイムを削減することにより、デバイス製造シ
ステムの生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデバイス製造システムに含まれるデ
バイス製造装置の一実施例を示すブロック図である。
【図2】 微小デバイスの製造の流れを示す図である。
【図3】 図2におけるウエハプロセスの詳細な流れを
示す図である。
【符号の説明】
1:半導体露光装置ブース、2:半導体露光装置チャン
バ、3:半導体露光装置本体:4:半導体露光装置露光
部、5:エキシマレーザ光、6:光学経路部、7:半導
体露光装置チャンバ有毒ガス用排気口、8:半導体露光
装置チャンバ有毒ガス用排気管路、9:半導体露光装置
ブース有毒ガス用排気口、10:半導体露光装置ブース
有毒ガス用排気管路、11:エキシマレーザ発振装置ブ
ース、12:エキシマレーザ発振装置ブース有毒ガス用
排気管路、13:エキシマレーザ発振装置ブース有毒ガ
ス用排気口、14:エキシマレーザ発振装置、15:エ
キシマレーザ発振装置有毒ガス排気ファン、16:エキ
シマレーザ発振装置有毒ガス排気口、17:エキシマレ
ーザ発振装置有毒ガス導入管路、18:有毒ガスボンベ
保管部、19:有毒ガスボンベ、20:有毒ガスボンベ
保管部排気ファン、21:有毒ガスボンベ保管部排気
口、22:有毒ガスボンベ保管部排気管路、23:有毒
ガス除去装置、24:エキシマレーザ発振装置有毒ガス
用排気管路、25,26:有毒ガス用除去ファン、2
7:半導体露光装置チャンバ制御部、28,38,3
9,40:有毒ガス検出器、29:エキシマレーザ発振
装置制御部、30:有毒ガス除去装置制御部、31:半
導体露光装置チャンバ緊急停止用スイッチ、32:保管
部制御部、33:エキシマレーザ発振装置緊急停止用ス
イッチ、34,35:有毒ガス除去用フィルタ、50:
半導体露光装置、60:有毒ガス除去装置有毒ガス除去
後ガス排気口。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブース内にデバイス製造装置が設置され
    たデバイス製造システムであって、該ブース内で特定ガ
    スを検知するガス検知手段と、該検知に応じて該ブース
    内から該特定ガスを除去するガス除去手段とを具備する
    ことを特徴とするデバイス製造システム。
  2. 【請求項2】 前記デバイス製造装置は、エキシマレー
    ザ装置を備えた露光装置であり、前記特定ガスは有毒ガ
    スからなるレーザ媒質ガスであることを特徴とする請求
    項1記載のデバイス製造システム。
  3. 【請求項3】 前記有毒ガスは、Kr FまたはAr Fで
    あることを特徴とする請求項2記載のデバイス製造シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記ブースおよびガス除去手段を複数組
    備え、いずれかのブース内で有毒ガスが検知されたとき
    は、他のブースのガス除去手段をも動作させることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のデバイス製造
    システム。
  5. 【請求項5】 前記デバイス製造装置を緊急停止させる
    停止手段と、該停止手段の停止指示信号および前記ガス
    検知手段の検知信号の少なくとも一方の信号に応じて前
    記ガス除去手段を動作させる制御手段をさらに具備する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のデバ
    イス製造システム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載のデ
    バイス製造システムを用いてデバイスを製造することを
    特徴とするデバイス製造方法。
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