JP2000163532A - 指紋登録装置及びｉｃカード - Google Patents
指紋登録装置及びｉｃカードInfo
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- JP2000163532A JP2000163532A JP34154398A JP34154398A JP2000163532A JP 2000163532 A JP2000163532 A JP 2000163532A JP 34154398 A JP34154398 A JP 34154398A JP 34154398 A JP34154398 A JP 34154398A JP 2000163532 A JP2000163532 A JP 2000163532A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 セキュリティが高くプライバシーの守られる
指紋登録装置を提供することである。 【解決手段】 少なくとも２本以上の異なる指の指紋情
報を読み取り、少なくとも２以上の異なる登録指紋デー
タを作成する指紋情報読み取り装置３と、ＩＣカード１
へ、前記少なくとも２以上の異なる登録指紋データを書
き込み／読み取る機能を有するＩＣカードライタ／リー
ダ２と、前記各指紋情報に対応するＩＤデータ、及び、
前記登録指紋データからなる個人認証データをＩＣカー
ド１内に記録し、記録完了時には前記システム内から前
記個人認証データが消去されるように制御する制御コン
トローラ５を具備して構成される。
指紋登録装置を提供することである。 【解決手段】 少なくとも２本以上の異なる指の指紋情
報を読み取り、少なくとも２以上の異なる登録指紋デー
タを作成する指紋情報読み取り装置３と、ＩＣカード１
へ、前記少なくとも２以上の異なる登録指紋データを書
き込み／読み取る機能を有するＩＣカードライタ／リー
ダ２と、前記各指紋情報に対応するＩＤデータ、及び、
前記登録指紋データからなる個人認証データをＩＣカー
ド１内に記録し、記録完了時には前記システム内から前
記個人認証データが消去されるように制御する制御コン
トローラ５を具備して構成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はＩＣカードシステム
における本人識別方法に関し、特に指紋データを用いて
識別する指紋登録装置及びそれに用いられるＩＣカード
に関するものである。
における本人識別方法に関し、特に指紋データを用いて
識別する指紋登録装置及びそれに用いられるＩＣカード
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＩＣカード等を使用する際、カー
ド使用者が本来の所有者か否かの識別には、使用者がＩ
Ｄ番号等を入力し、あらかじめカード内に登録されてい
るデータと一致するかどうかを照合することにより行わ
れていた。
ド使用者が本来の所有者か否かの識別には、使用者がＩ
Ｄ番号等を入力し、あらかじめカード内に登録されてい
るデータと一致するかどうかを照合することにより行わ
れていた。
【０００３】しかし、使用者が登録したＩＤ番号等を忘
れてしまった場合使用不可能となり、また、他人に番号
を知られた場合、不正に使用される危険があるという問
題があった。
れてしまった場合使用不可能となり、また、他人に番号
を知られた場合、不正に使用される危険があるという問
題があった。
【０００４】そこで近年、指紋照合システムによるカー
ド使用者の識別方法が提案されている。即ち、ＩＣカー
ドを使用する際、使用者が自分の指を提示し、照合器等
にあらかじめ登録されているデータと一致するかどうか
を照合し、本人か否かをを識別する方法である。
ド使用者の識別方法が提案されている。即ち、ＩＣカー
ドを使用する際、使用者が自分の指を提示し、照合器等
にあらかじめ登録されているデータと一致するかどうか
を照合し、本人か否かをを識別する方法である。
【０００５】この指紋照合システムは、非常に高いセキ
ュリティが得られるが、指１本分の指紋データと照合す
る方法であるため、登録しておいた指を負傷した場合、
照合できなくなるという問題があった。
ュリティが得られるが、指１本分の指紋データと照合す
る方法であるため、登録しておいた指を負傷した場合、
照合できなくなるという問題があった。
【０００６】また、従来の指紋照合システムはホストコ
ンピュータ等に指紋データを蓄槓し、個人の指紋データ
と照合する方式を採用しているためホストコンピュータ
等に蓄積された指紋データが外部に漏れる危険性があ
り、また個人データを管理されるので、感情的には受け
入れがたいという問題があった。
ンピュータ等に指紋データを蓄槓し、個人の指紋データ
と照合する方式を採用しているためホストコンピュータ
等に蓄積された指紋データが外部に漏れる危険性があ
り、また個人データを管理されるので、感情的には受け
入れがたいという問題があった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決し、セキュリティが高くプライバシーの守られ
るＩＣカードと指紋登録装置を提供することにある。
点を解決し、セキュリティが高くプライバシーの守られ
るＩＣカードと指紋登録装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ＩＣカ
ードを用いた指紋照合システムにおいて、少なくとも２
本以上の異なる指の指紋情報を読み取り、少なくとも２
以上の異なる登録指紋データを作成する指紋情報読み取
り装置と、前記ＩＣカードへ、前記少なくとも２以上の
異なる登録指紋データを書き込み／読み取る機能を有す
る書き込み／読み取り装置と、前記各指紋情報と１対１
に対応する識別符号であるＩＤデータ、及び、前記少な
くとも２以上の登録指紋データからなる個人認証データ
を前記ＩＣカード内に記録し、記録完了時には前記シス
テム内から前記個人認証データが消去されるように前記
指紋情報読み取り装置及び前記書き込み／読み取り装置
を制御する制御コントローラを具備して構成されている
ことを特徴とする指紋登録装置が得られる。
ードを用いた指紋照合システムにおいて、少なくとも２
本以上の異なる指の指紋情報を読み取り、少なくとも２
以上の異なる登録指紋データを作成する指紋情報読み取
り装置と、前記ＩＣカードへ、前記少なくとも２以上の
異なる登録指紋データを書き込み／読み取る機能を有す
る書き込み／読み取り装置と、前記各指紋情報と１対１
に対応する識別符号であるＩＤデータ、及び、前記少な
くとも２以上の登録指紋データからなる個人認証データ
を前記ＩＣカード内に記録し、記録完了時には前記シス
テム内から前記個人認証データが消去されるように前記
指紋情報読み取り装置及び前記書き込み／読み取り装置
を制御する制御コントローラを具備して構成されている
ことを特徴とする指紋登録装置が得られる。
【０００９】さらに、本発明によれば、前記ＩＣカード
において、個人識別情報のひとつである指紋情報を当該
ＩＣカード側にのみ有することを特徴とするＩＣカード
が得られる。
において、個人識別情報のひとつである指紋情報を当該
ＩＣカード側にのみ有することを特徴とするＩＣカード
が得られる。
【００１０】
【作用】カード作成者は登録時に立ち会って指紋データ
をカード内に記憶させ、他へ流出しないという安心感が
ある。
をカード内に記憶させ、他へ流出しないという安心感が
ある。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を用いて説明する。図１は、本発明のＩＣカードへの
指紋登録装置を説明するブロック図である。図１に示す
ように、本実施の形態に用いられるＩＣカードへの指紋
情報登録システムは、ＩＣカード１、ＩＣカードライタ
／リーダ２、指紋情報読み取り装置３、ＩＤ入力装置
４、制御コントローラ５を備えている。
面を用いて説明する。図１は、本発明のＩＣカードへの
指紋登録装置を説明するブロック図である。図１に示す
ように、本実施の形態に用いられるＩＣカードへの指紋
情報登録システムは、ＩＣカード１、ＩＣカードライタ
／リーダ２、指紋情報読み取り装置３、ＩＤ入力装置
４、制御コントローラ５を備えている。
【００１２】まず、使用者の１本目の指をＩＣカード１
内に登録する。そこで使用者は、ＩＣカード１をＩＣカ
ードライタ／リーダ２に挿入する。登録する１本目の指
を指紋情報読み取り装置３のスキャナに置くと、指紋情
報読み取り装置３で、当該登録する１本目の指の指紋が
読みとられ、この登録する１本目の指の登録指紋データ
が作成される。指紋情報読み取り装置３は作成した１本
目の指の登録指紋データを制御コントローラ５に送出す
る。前記１本目の指の登録指紋データを受信した制御コ
ントローラ５によって、内部のメモリ（図示せず）に当
該１本目の指の登録指紋データが一時的に記憶される。
内に登録する。そこで使用者は、ＩＣカード１をＩＣカ
ードライタ／リーダ２に挿入する。登録する１本目の指
を指紋情報読み取り装置３のスキャナに置くと、指紋情
報読み取り装置３で、当該登録する１本目の指の指紋が
読みとられ、この登録する１本目の指の登録指紋データ
が作成される。指紋情報読み取り装置３は作成した１本
目の指の登録指紋データを制御コントローラ５に送出す
る。前記１本目の指の登録指紋データを受信した制御コ
ントローラ５によって、内部のメモリ（図示せず）に当
該１本目の指の登録指紋データが一時的に記憶される。
【００１３】次に、使用者の２本目の指をＩＣカード１
内に登録する。上記同様に、指紋情報読み取り装置３の
スキャナにＩＣカード１内に登録する２本目の指を置く
と、指紋情報読み取り装置によって、２本目の指の指紋
が読みとられ、この登録する２本目の指の登録指紋デー
タが作成される。指紋情報読み取り装置３は作成した２
本目の指の登録指紋データを制御コントローラ５に送出
する。前記２本目の指の登録指紋データを受信した制御
コントローラ５によって、前記内部のメモリに前記２本
目の指の登録指紋データが、先に記憶されている前記１
本目の指の登録指紋データと共に一時的に記憶される。
内に登録する。上記同様に、指紋情報読み取り装置３の
スキャナにＩＣカード１内に登録する２本目の指を置く
と、指紋情報読み取り装置によって、２本目の指の指紋
が読みとられ、この登録する２本目の指の登録指紋デー
タが作成される。指紋情報読み取り装置３は作成した２
本目の指の登録指紋データを制御コントローラ５に送出
する。前記２本目の指の登録指紋データを受信した制御
コントローラ５によって、前記内部のメモリに前記２本
目の指の登録指紋データが、先に記憶されている前記１
本目の指の登録指紋データと共に一時的に記憶される。
【００１４】使用者の３本目以上の指を登録する場合
は、上記１本目、２本目の登録指紋データ作成と同様の
手順で行う。尚、登録する指をどの指にするかの選択は
使用者の自由である。
は、上記１本目、２本目の登録指紋データ作成と同様の
手順で行う。尚、登録する指をどの指にするかの選択は
使用者の自由である。
【００１５】次に、ＩＤ入力装置４にＩＣカード１に登
録する使用者のＩＤ番号を入力する。ＩＤ入力装置４
は、前記ＩＤ番号を制御コントローラ５に送出し、前記
ＩＤ番号を受けた制御コントローラ５は、送られてきた
ＩＤ番号と共に、すでに制御コントローラ５内に記憶さ
れている複数本の指の登録指紋データをＩＣカードライ
タ／リーダ２に送出する。
録する使用者のＩＤ番号を入力する。ＩＤ入力装置４
は、前記ＩＤ番号を制御コントローラ５に送出し、前記
ＩＤ番号を受けた制御コントローラ５は、送られてきた
ＩＤ番号と共に、すでに制御コントローラ５内に記憶さ
れている複数本の指の登録指紋データをＩＣカードライ
タ／リーダ２に送出する。
【００１６】ＩＣカードライタ／リーダ２は、前記ＩＤ
番号と前記複数本の指の登録指紋データを受けて、これ
らのデータをＩＣカード１内のメモリ（図示せず）に書
き込む。ＩＣカード１へのデータ登録が全て完了した時
点で、制御コントローラ５内に一時的に記憶されていた
全ての登録指紋データは消去される。
番号と前記複数本の指の登録指紋データを受けて、これ
らのデータをＩＣカード１内のメモリ（図示せず）に書
き込む。ＩＣカード１へのデータ登録が全て完了した時
点で、制御コントローラ５内に一時的に記憶されていた
全ての登録指紋データは消去される。
【００１７】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、指紋情報をＩＣカード内に指複数本を登録しておく
ことで、指を負傷した場合にも指紋照合ができなくなる
ことが回避でき、さらに、使用者の希望に応じてどの指
を登録するのかは使用者の選択にまかされているので選
択の自由度が大きい。又、登録完了時には登録装置内に
個人認証データを残さない機能を有しているので、プラ
イバシーが護られ、セキュリティも高度にできる。
ば、指紋情報をＩＣカード内に指複数本を登録しておく
ことで、指を負傷した場合にも指紋照合ができなくなる
ことが回避でき、さらに、使用者の希望に応じてどの指
を登録するのかは使用者の選択にまかされているので選
択の自由度が大きい。又、登録完了時には登録装置内に
個人認証データを残さない機能を有しているので、プラ
イバシーが護られ、セキュリティも高度にできる。
【図１】本発明の指紋登録装置の一実施の形態を説明す
るブロック図である。
るブロック図である。
１ ＩＣカード ２ ＩＣカードライタ／リーダ ３ 指紋情報読み取り装置 ４ ＩＤ入力装置 ５ 制御コントローラ
Claims (2)
- 【請求項１】 ＩＣカードを用いた指紋照合システムに
おいて、少なくとも２本以上の異なる指の指紋情報を読
み取り、少なくとも２以上の異なる登録指紋データを作
成する指紋情報読み取り装置と、前記ＩＣカードへ、前
記少なくとも２以上の異なる登録指紋データを書き込み
／読み取る機能を有する書き込み／読み取り装置と、前
記各指紋情報と１対１に対応する識別符号であるＩＤデ
ータ、及び、前記少なくとも２以上の登録指紋データか
らなる個人認証データを前記ＩＣカード内に記録し、記
録完了時には前記システム内から前記個人認証データが
消去されるように前記指紋情報読み取り装置及び前記書
き込み／読み取り装置を制御する制御コントローラを具
備して構成されていることを特徴とする指紋登録装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のＩＣカードにおいて、個
人識別情報のひとつである指紋情報を当該ＩＣカード側
にのみ有することを特徴とするＩＣカード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34154398A JP2000163532A (ja) | 1998-12-01 | 1998-12-01 | 指紋登録装置及びｉｃカード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34154398A JP2000163532A (ja) | 1998-12-01 | 1998-12-01 | 指紋登録装置及びｉｃカード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000163532A true JP2000163532A (ja) | 2000-06-16 |
Family
ID=18346892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34154398A Pending JP2000163532A (ja) | 1998-12-01 | 1998-12-01 | 指紋登録装置及びｉｃカード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000163532A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100805283B1 (ko) | 2005-07-13 | 2008-02-20 | 히타치 오므론 터미널 솔루션즈 가부시키가이샤 | 생체정보등록장치 및 방법 |
-
1998
- 1998-12-01 JP JP34154398A patent/JP2000163532A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100805283B1 (ko) | 2005-07-13 | 2008-02-20 | 히타치 오므론 터미널 솔루션즈 가부시키가이샤 | 생체정보등록장치 및 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050301 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061128 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061220 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070516 |