JP2000163039A - デ―タ出力装置 - Google Patents

デ―タ出力装置

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JP2000163039A
JP2000163039A JP11320778A JP32077899A JP2000163039A JP 2000163039 A JP2000163039 A JP 2000163039A JP 11320778 A JP11320778 A JP 11320778A JP 32077899 A JP32077899 A JP 32077899A JP 2000163039 A JP2000163039 A JP 2000163039A
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直幸 川本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャラクタ構成線の幅がアウトラインデータに
対応する大きさとなるようにドットデータを設定するこ
とができるデータ出力装置を提供すること。 【解決手段】キャラクタを印字する際に、キャラクタを
アウトラインデータ形式で記憶しておく。アウトライン
データをドットデータ化するために画素スクリーンに重
ね合わせた時、キャラクタを構成するキャラクタ構成線
110に形成されるドットのキャラクタ構成線幅方向の
数が、キャラクタ構成線ごとに指定された幅と対応する
か否か判別し、対応しないときには当該キャラクタ構成
線の輪郭線(122、124、126、128など)を
移動させる。移動させることにより、形成されるドット
の構成線幅方向の数が対応したものとなる。こうしてド
ットデータ化された後に可視出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字・記号等のキ
ャラクタの輪郭を表すアウトラインデータをドットデー
タに変換して出力するデータ出力装置に関するものであ
り、特に、キャラクタを構成する線の幅の確保に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】文字・記号等キャラクタを表すデータを
コンピュータを用いて処理し、印字,ディスプレイ表示
など何等かの形で表示する場合、最小処理単位である画
素毎にドットデータを作成することが広く行われてい
る。この際、表示されるキャラクタ全部について予めド
ットデータを作成し、メモリに記憶させると極めて容量
の大きいメモリが必要となるため、特公昭63−410
17号公報に記載されているようにキャラクタをその輪
郭を表すアウトラインデータで記憶させ、印字,ディス
プレイ表示等の表示時にデータ変換手段を備えた装置に
よりドットデータに変換することが望ましい。
【0003】このアウトラインデータをドットデータに
変換するには画素スクリーンが用いられる。画素スクリ
ーンは、一平面内において互に直交するX軸とY軸とに
それぞれ平行な複数の規定線により画素を規定するもの
であり、データ変換手段は、画素スクリーンにキャラク
タの輪郭を重ね合わせた場合に、輪郭内に一定の基準以
上の部分が含まれる画素に対応するドットデータをキャ
ラクタ構成線の存在を表すデータに設定し、アウトライ
ンデータをドットデータに変換するのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにア
ウトラインデータをドットデータに変換し、キャラクタ
を表示する場合には、キャラクタが表示される位置によ
って同じキャラクタ構成線であってもその内側に一定の
基準以上含まれる画素の数,位置等が異なり、そのキャ
ラクタ構成線の幅、すなわちキャラクタ構成線を幅方向
において画定する2本の輪郭線内に幅方向において含ま
れる画素の数が常に同じになるとは限らない。キャラク
タ構成線の幅はデザイナがデザインする際にキャラクタ
が見映良く表示される大きさに決められるのであるが、
表示位置によってキャラクタ構成線の幅が異なり、予定
された幅が得られない場合にはキャラクタ全体のバラン
スが崩れ、見映が悪くなる。幅方向の画素数が多い場合
には幅の狂いは目立たないが、画素数が少ない場合には
顕著となり、表示品質が低下する問題が生ずる。
【0005】本発明は、キャラクタ構成線の幅がアウト
ラインデータに対応する大きさとなるようにドットデー
タを設定することができるデータ出力装置を提供するこ
とを課題として為されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、データ変換手段を備えたデ―タ出力装置
において、(a)キャラクタを構成する複数のキャラク
タ構成線の少なくとも一つを指定するとともにその構成
線の幅に対応する画素数を示す線幅設定データを記憶す
る線幅設定記憶手段と、(b)前記線幅設定データによ
り指定されたキャラクタ構成線を前記幅の方向において
画定する2本の輪郭線内に含まれる画素のその幅方向に
おける数が前記線幅設定データに対応する数ではない場
合に、前記輪郭線を前記画素の数が前記線幅設定データ
に対応する数となる向きおよび量で前記画素スクリーン
に対して相対移動させる輪郭線移動手段とを設け、か
つ、前記データ変換手段を、前記輪郭線移動手段の移動
により得られたアウトラインデータをドットデータに変
換するようにし、(c)変換されたドットデータを出力
する出力手段を更に設けたことを要旨とするものであ
る。
【0007】キャラクタ構成線を画定する輪郭線を画素
スクリーンに対して相対移動させれば、キャラクタ構成
線内に含まれる画素の数が変わる。したがって、キャラ
クタ構成線内に含まれる幅方向の画素の数が線幅設定デ
ータにより得られる数と異なる場合には、その数が得ら
れる向きおよび量で輪郭線を移動させる(輪郭線移動手
段の移動)。輪郭線の移動によりアウトラインデータは
ドットデータに変換され、出力手段によりドットデータ
が出力される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0009】実施の形態として、キャラクタ構成線の幅
を確保することができるデータ変換装置がある。このデ
ータ変換装置においては、キャラクタ構成線のうち幅が
設定される線についてはその線を指定するとともに幅を
示す線幅設定データが記憶され、指定されたキャラクタ
構成線を幅方向において画定する2本の輪郭線内に含ま
れる画素の幅方向における数が設定された数でないとき
には、2本の輪郭線の少なくとも一方を移動させ、輪郭
線内に設定された数の画素が含まれるようにされてい
る。
【0010】しかし、このように輪郭線を移動させてキ
ャラクタ構成線の線幅を維持する場合には、次のような
問題が生ずる。図12に示すように、漢字の“口”とア
ルファベットの“H”とがX軸方向に並べて表示される
場合を例に取って説明する。線幅設定データは、“口”
については、X紬に平行な横線100,102を線幅を
維持すべく指定するとともに、幅を2画素に維持するよ
うに作成され、“H”については横線104を指定する
とともに幅を2画素に維持するように作成されていると
する。そして、“口”の字が画素スクリーンに重ね合わ
されたとき、図13に示すように、その上側(Y軸方向
において座標値が大きい側)の横線100には幅方向に
おいて画素が1個しか含まれず、横線100を画定する
2本の輪郭線106,108のうち、Y座標値が大きい
方の輪郭線106が図14に二点鎖線で示すように移動
させられ、輪郭線108との間に画素が2個含まれるよ
うにされるとする。しかし、“H”はY軸方向に平行な
縦線110,112の上端の座標値がY軸方向の最大値
を有し、それら縦線110,112のY軸方向の長さの
修正は行われないため、“口”と“H”とが表示される
とき、図15に示すように上端位置(Y座標値の最大
値)にずれaが生じ、見映が悪くなる。
【0011】また、1個のキャラクタ内においても表示
の見映が悪くなることがある。図16に示す漢字の
「員」を例に取って説明する.“員”について線幅設定
データは、6本の横線110,112,114,11
6,118,120を線幅を維持すべく指定するととも
に、幅を2画素に維持するように作成されているとす
る。この場合、“員”のアウトラインを画素スクリーン
に重ね合わせたとき、図17に示すように、横線11
2,114についてそれぞれ画素が1個ずつしか含まれ
ないとすれば、それら横線112,114を画定する輪
郭線122と124とのいずれか一方、また、輪郭線1
26と128とのいずれか一方をそれぞれ移動させて線
幅を修正することとなる。その際、横線112について
はY座標値の小さい方の輪郭線124が移動させられ、
横線114についてはY座標値が大きい方の輪郭線12
6がそれぞれ移動させられたとすれば、図18に示すよ
うに横線112と114とが接触してしまうことがあ
り、見映が悪くなるのである。
【0012】従って、実施形態として次のようにしても
よい。即ち、データ変換手段を備えたデータ出力装置に
おいて、(a')キャラクタが、1以上のキャラクタ構成線
を構成単位とする1以上のグループに分割され、各グル
ープに含まれるキャラクタ構成線のアウトラインデータ
と、キャラクタ構成線の少なくとも一つを指定するとと
もに、その構成線の幅を示す線幅設定データとが各グル
ープ毎に格納されたグループ化アウトラインデータ記憶
手段と、(b')線幅設定データにより指定されたキャラク
タ構成線を幅方向において画定する2本の輪郭線内に含
まれる画素のその幅方向における数が前記線幅設定デー
タに対応する数ではない場合に、そのキャラクタ構成線
がグループ内では幅方向において一番外側に位置する構
成線である場合には、その構成線を画定する2本の輪郭
線のうち内側の輪郭線を画素の数が線幅設定データに対
応する数となる向きおよび量で画素スクリーンに対して
相対移動させる輪郭線移動手段とを設け、かつ、データ
変換手投を、輪郭線移動手段の移動により得られたアウ
トラインデータをドットデータに変換するものとし、
(c)変換されたドットデータを出力する出力手段を更
に設けるようにしてもよい。
【0013】以上のように構成されたデータ出力装置に
おいては、線幅を修正する必要の生じたキャラクタ構成
線がグループ内で幅方向において一番外側に位置する構
成線である場合には、その構成線を画定する内側の輪郭
線が移動させられ、外側の輪郭線は移動させられない。
したがって、キャラクタを 1個のグループに分割した場
合、換言すれば分割しない場合には、キャラクタ全体の
高さや幅等、外形を規定する輪郭線は移動させられない
ため、隣接するキャラクタ同士はそのアウトラインデー
夕の作成時に予定された位置関係を保つこととなり、そ
のバランスが崩れることはなく、見映良く表示されるド
ットデ-タが得られる。
【0014】また、キャラクタが複数のグループに分割
されている場合には、各グループ中、幅方向において一
番外側の輪郭線は移動させられない。したがって、一つ
のグループにおいて一番外側に位置するキャラクタ構成
線について線幅を修正する必要が生じても、隣接するグ
ループのキャラクタ構成線との間の隙間が確保され、2
本のキャラクタ構成線が接触せず、見映良く表示される
ドットデータが得られる。
【0015】以下、アウトラインデ―タをドットデータ
に変換して出力するレーザプリンタに本発明を適用した
場合を例に取り、図面に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1はレーザプリンタの制御回路のうち、
デ―タ変換に関する部分を主として示す図である。この
制御回路の主体を成すマイクロコンピュータ部10は、
CPU12,キャラクタROM14,プログラムROM
16,テキストメモリ18,ワ―キングメモリ20,ド
ットデータメモリ22,線幅修正データメモリ24,グ
ループ化アウトラインデータメモリ26を備えている。
これらCPU12等はバス28により接続されており、
バス28には入力装置30および印字部32が接続され
ている。入力装置30は必要なデータをマイクロコンピ
ュータ部10に入力するものであり、出力手段としての
印字部32はマイクロコンピュータ部10からの指令に
基づいてレーザプリンタ方式により印字を行う部分であ
る。なお、本レーザプリンタの解像度は300ドット/
インチとする。
【0017】CPU12には、図2に槻念的に示すよう
に、データ読出部36,線幅を修正する線幅修正部3
8,アウトラインデータをドットデータに変換するデー
タ変換部40等が設けられている。テキストメモリ18
は、入力装置30から入力されるコ―ドデータから成る
キャラクタデータを記憶するものであり、ワーキングメ
モリ20は、プログラム実行時に必要なデータを一時的
に記憶するものである。また、線幅修正データメモリ2
4には線幅修正部38により求められる線幅の修正に関
するデータが記憶され、ドットデータメモリ22にはデ
ータ変換部40の変換により得られるドットデータが記
憶される.キャラクタROM14には、アルファベット
その他の文字や記号等キャラクタのアウトラインデ―タ
が記憶されている。キャラクタは、図4に漢字の“員”
を例にして示すように、少なくとも 1本のキャラクタ構
成線44から成り、各キャラクタ構成線44の幅方向の
画定は2本の輪郭線46により行われ、長さ方向の画定
もまた2本の輪郭線46により行われ、これら輪郭線4
6が集まってキャラクタの輪郭を構成する。輪郭線46
の集合は閉ループを形成し、図5に示すように“員“は
1〜L8の8個の閉ループを含む。アウトラインデータ
は、−つの閉ループ毎にその閉ループを画定するのに必
要な複数の点の座標を表すデータ群が記憶されて成る。
キャラクタの輪郭を決定する座標面は、図5に示すよう
に、縦(Y軸),横(X軸)がそれぞれ1000×10
00の大きさとされており、アルファベットの大文字は
Y軸の座標値の200から1000までの間で描かれ、
小文字は0から200の間も使って描かれる。この座標
面においては、例えば漢字の“員“のように複数の直線
により構成されるキャラクタについては、L1〜L8の各
ループ毎にそれぞれ角毎の座標が記憶され、アウトライ
ンデータが構成される。また、アルファベットの“D”
のように曲線を含むものについては、閉ループ毎にその
曲線を画定するの必要な複数の点が記憶され、アウトラ
インデータが構成される。これら閉ループ毎に記憶され
た座標群の先頭にはそれぞれ、各群の1番目の座標のX
座標値が格納されたアドレスが記憶され、いずれの閉ル
ープについての座標群であるかが区別されるようになっ
ている。
【0018】グループ化アウトラインデータメモリ26
には、キャラクタが少なくとも1以上のキャラクタ構成
線を構成単位とする1以上のグループに分割されると
き、各グループ毎に、線幅設定データおよびそのグルー
プに含まれるキャラクタ構成線のアウトラインデータが
記憶される。“員”を例に取れば、4本のキャラクタ構
成線から成る“口”を含む第1グループG1と、8本の
キャラクタ構成線から成る“貝”を含む第2グループG
2との2つのグループに分割され、X軸に平行な横線の
線幅を維持すべく線幅設定データが作成されている。グ
ループ化アウトラインデータメモリ26には、図6に示
すように、キャラクタ毎に、そのキャラクタ用の記憶領
域の先頭にグループ数NG(“員“の場合は2)が記憶
されるとともに、線幅設定データとして第1グループG1
中の線幅を維持すべきキャラクタ構成線44の幅の方
向,輪郭線46の座標値ならびに幅が記憶されている。
幅の方向とは、X軸に平行な横線の場合にはY軸方向で
あり、Y軸に平行な縦線の場合にはX軸方向であって、
それぞれX,Yで表される。また、座標値は、キャラク
タ構成線44を幅方向において画定する2本の輪郭線4
6のうちの一方の座標値であり、横線の場合にはY座標
値、縦線の場合にはX座標値となり、1グループ内での
キャラクタ構成線の位置によって大きい方あるいは小さ
い方の座標値が記憶される。本実施形態では、複数本の
キャラクタ構成線44のうち、座標値が最も大きいキャ
ラクタ構成線については座標値が大きい方(外側)の輪
郭線の座標値が記憶され、座標値が最も小さいキャラク
タ構成線44については座標値が小さい方(外側)の輪
郭線の座標値が記憶され、それらの間に位置するキャラ
クタ構成線44については、座標値が最も小さいキャラ
クタ構成線4 4と最も大きいキャラクタ構成線44との
うち近い方のキャラクタ構成線44と同様に座標値が記
憶される。また、幅とは、キャラクタ構成線44を画定
する2本の輪郭線46間の幅方向における距離であり、
2本の輪郭線46の座標値のうち大きい方の座標値が記
憶された場合には負の値で表され、小さい方の座標値が
記憶された場合には正の値で表される。さらに、グルー
プ毎に、線幅設定データの後にそのグループに含まれる
閉ループを指定するデータ、すなわち閉ループを規定す
る座標群毎に記憶されたアドレスが記憶される。なお、
“員”において線幅が確保される横線には、図5に示す
ように符号H3〜H8を付して区別することとする。ま
た、線幅設定データとして記憶された座標値ならびに幅
は、以下、設定座標値,設定幅と称する。
【0019】本レーザプリンタにおいてアウトラインデ
ータのドットデータヘの変換は、図7に示す画素スクリ
ーン52を用いて行われる。画素スクリーン52はアウ
トラインデータをドットデータに変換するための計算上
のものであるが、ここでは理解を容易にするために実在
するものとして図示することとする。また、ここにおい
て画素とは、レーザにより印字が行われる際の最小印字
単位であり、画素スクリーン52は、一平面内において
互に直交し、X軸方向とY軸方向とにそれぞれ平行であ
って、等間隔に設けられた複数の画素区画線pにより画
素を規定している。本実施形態において画素は正方形と
されており、画素毎に印字を行うか否かのドットデータ
が作成される。また、各画素の中心点(以下、画素中心
点と称する)を通り、X軸方向とY軸方向とにそれぞれ
平行なx方向規定線xとy方向規定線yとが設定されて
おり、各画素の位置は画素中心点の座標で表される。な
お、画素は矩形その他の形状とすることも可能である。
【0020】画素スクリーン52は印字用紙の印字面に
対応して想定されるものであるが、図7には理解を容易
にするために1キャラクタの一部分を取り出して示して
ある。したがって、画素スクリーン52全体においてx
方向規定線x,y方向規定線yに実際に付される目盛値
は、図7においてx方向規定線x,y方向規定線yに付
されている目盛値に適宜の整数をそれぞれ加えた値とな
るが、ここでは1キャラクタ分についてのみ考えること
とする。
【0021】アウトラインデータのドットデータヘの変
換は、キャラクタの輪郭を画素スクリーン52に重ね合
わせたと想定して行われ、本実施形態においてはキャラ
クタの輪郭内の各画素にドットが形成されるようになっ
ており、その画素のビットデータが1とされる。輪郭内
には1個の画素の全部または一部が含まれることとなる
が、本実施形態においては輪郭内に画素中心点が含まれ
る画素のビットデータが1に設定される。
【0022】また、本レーザプリンタは、キャラクタを
4.8ポイント,10ポイント,12ポイント,20ポ
イント,24ポイント,30ポイント等任意のサイズで
印字することができ、印字サイズに合わせて前記100
0×1000の座標面で作られた輪郭の座標値が換算さ
れる。1画素の1辺の長さを1で表す座標面を画素スクリ
ーン52上に想定して座標値の換算が行われるのであ
り、あるポイントのキャラクタがC×Cで表されるとす
れば、1000×1000の座標面上における輪郭を決
定する各点の座標値にC/1000を掛ければ上記画素
スクリーン52上に想定した座標面上の座標値が得られ
るのである。なお、キャラクタの輪郭を画素スクリーン
52に重ね合わせる際には、印字位置データに基づいて
各キャラクタの基準点の画素スクリーン52上における
座標値の決定も行われ、得られた基準点の座標値と上記
換算された座標値とを用いて重ね合わせが行われる。
【0023】このようにキャラクタの輪郭の画素スクリ
ーン52上における位置はキャラクタの大きさの他、印
字位置にも影響されるため、同じキャラクタを構成する
キャラクタ構成線4 4でも輪郭内に幅方向において含ま
れる画素数が異なり、幅に違いが生ずることがある。例
えば、1画素内に形成されるドットを円で表せば、図8
(a)に示すように幅方向の画素数が4画素となるよう
にアウトラインがデザインされたキャラクタ構成線は、
印字位置によって図8(b)に示すように幅が3画素と
なることもあるのであり、この違いは印字サイズが大き
い場合にはそれほど目立たないが、印字サイズが小さい
場合は顕著となる。図中×印は画素中心点を示す。
【0024】それに対し、本レーザプリンタにおいては
印字サイズが12ポイント以下の場合、線幅が設定幅と
異なる場合にアウトラインデータを修正してドットデー
タを設定し、キャラクタ構成線を設定された幅で印字し
得るようにされており、プログラムROM16には、図
3にフローチャートで示す線幅修正機能を備えたドット
データ変換用のプログラムを始めとして、印字に必要な
種々のプログラムが記憶されている。以下、漢字の
「員」を 4.8ポイントで印字する場合を例に取り、
アウトラインデータのドットデータヘの変換について説
明する。なお、印字については本発明を理解する上で不
可欠ではないため詳細な説明は省略するが、本レーザプ
リンタにおいては印字が1頁毎に行われる。テキストメ
モリ18に記憶された文書データのうち1頁分ずつデー
タが読み出され、そのデ―夕に対応する多数のキャラク
タのアウトラインデータがそれぞれドットデータに変換
されて印字が行われるのである。
【0025】まず、ステップS1(以下、S1と略記す
る。他のステップについても同じ。)において処理され
るキャラクタのアウトラインデータ,グループ化アウト
ラインデータおよび印字サイズが読み出され、ワーキン
グメモリ20に記憶される。
【0026】次いで、S2において印字サイズが12ポ
イント以下であるか否かの判定が行われる。線幅の修正
が必要であるか否かの判定が行われるのであり、印字サ
イズが20ポイント,24ポイント,30ポイント等1
2ポイントより大きい場合には判定結果はNOとなり、
S23においてドットデータの設定が行われる。キャラ
クタの輪郭がそのまま画素スクリーン52に重ね合わさ
れ、輪郭内に画素中心点が含まれる画素に対応するドッ
トデータが1に設定され、ドットデータメモリ22に記
憶されるのである。
【0027】それに対し、印字サイズが12ポイント以
下の場合にはS2はYESとなり、S3においてN1
グループ数NG(ここでは2)に設定されるとともに、
第一カウンタのカウント値C1が1にセットされる。第一
カウンタは線幅修正処理済みのグループ数を数えるもの
であり、S4においてカウント値C1がN1より大きいか
否か、すなわち全部のグループについて線幅修正処理が
済んだか否かの判定が行われるが、C1は1にセットさ
れているため判定はNOとなってS5が実行される。
S5では、第1グループG1中の線幅設定データに含まれ
るキャラクタ構成線の数NS(幅設定構成線数と称す
る)が検索されるとともに、N2が幅設定構成線数NS
セットされる。この検索は、第1グループG1の場合には
グループ数データとアウトライン指定データとの間に何
本のキャラクタ構成線についてデータが設定されている
かにより行われ、他のグループの場合には、隣接するグ
ループのアウトライン指定データとの間に何本のキャラ
クタ構成線についてデータが設定されているかにより行
われる。また、N2は、1グループのキャラクタ構成線の
数をカウントする第二カウンタのカウント値C2と比較
される値であり、その比較により1グループの全部のキ
ャラクタ構成線について後述するS8〜S11の処理が
済んだか否かが判定される。
【0028】そして、S6において第二カウンタのカウ
ント値C2が1にセットされた後、S7においてC2がN2
より大きいか否かの判定が行われるが、この判定はNO
となり、S8においてC2により指定されるキャラクタ
構成線、すなわち第1グループG1に含まれる1番目のキ
ャラクタ構成線H3の幅が負の値であるか否かの判定が
行われる。幅は−75であるため判定はYESとなる。
そして、S9においてキャラクタ構成線H3の設定座標
値(1000)に設定幅(−75)を加えた値が算出さ
れるとともに、S10において幅の絶対値|75|が算
出され、各算出値は算出前の設定座標値と設定幅とにそ
れぞれ置き換えられてワーキングメモリ20に記憶され
る。次いで、S11においてカウント値C2が1増加さ
せられた後、ルーチンの実行はS7に戻る。第1グルー
プG1にはキャラクタ構成線が2本含まれているためS
7は NOとなり、キャラクタ構成線H4について記憶さ
れた設定幅は正の値であるためS9,S10は実行され
ず、設定座標値ならびに設定幅は修正されない。
【0029】次にS7が実行されるとき判定はYESと
なってS12が実行され、第1グループG1中の線幅設定
データがキャラクタ構成線の設定座標値が小さい順に並
べ変えられる。続いてS13において第二カウンタのカ
ウント値C2が1に設定された後、S14においてC2
2より大きいか否かの判定が行われる。第1グループG
1中において指定されたキャラクタ構成線の全部につい
て線幅修正の判定ならびに修正が済んだか否かの判定が
行われるのであるが、この判定はNOであり、S15が
実行される。S15においてはカウント値C2が1であ
るか否かの判定が行われる。カウント値C2はS13に
おいて1にセットされているためS15の判定はYES
となってS16が実行され、S12において並べ変えら
れたキャラクタ構成線のうち1番目のキャラクタ構成
線、すなわち幅方向の設定座標値が最も小さいキャラク
タ構成線について線幅修正が必要であるか否かの判定が
行われる。
【0030】この判定は、設定座標値および設定幅を印
字サイズおよび印字位置データに基づいて画素スクリ―
ン52上における座標値に換算して行われる。線幅設定
データを構成する座標値ならびに幅は、1000×10
00の座標面上において設定された値であるため、換算
が行われるのであり、幅は、 1画素の1辺の1000×
1000の座標における値(印字サイズが4.8ポイント
の場合は50)で除することにより換算される。幅につ
いては、少数第一位以下の値が出る場合には、少数第一
位以下の値が四捨五入されて整数値が求められる。この
整数値はキャラクタ構成線の幅方向において含まれるべ
き画素の数であり、四捨五入されない値(幅方向の2本
の輪郭線間の距離)と共にワーキングメモリ20に格納
される。なお、閉ループを規定する座標群の座標値も1
000×1000の座標面上において設定された値であ
るが、この値の換算は、後述するS21において、線幅
修正のために座標群の座標値を一斉に修正する際に行わ
れる。
【0031】設定座標値および設定幅の換算後、換算さ
れた座標値と、その座標値から換算された幅を加えた座
標値との間に算出された所定の画素数が含まれるか否か
が判定され、含まれる場合には線幅の修正は行われず、
画素数が不足し、あるいは余分な場合には2本の輪郭線
の一方が移動させられて所定数の画素を含むようにされ
る。1グループ内で設定座標値が最も小さいキャラクタ
構成線H4の幅を修正する場合には、設定座標値に設定
幅を加えた座標値を有する輪郭線が移動させられて線幅
が修正される。1グループ内で幅方向において一番外側
に位置するキャラクタ構成線については、内側の輪郭線
が移動させられて、キャラクタ構成線内に設定された数
の画素が含まれるようにされるのである。この内側の輪
郭線は所定数の画素が含まれるのに最小限必要な量移動
させられ、その移動により得られた座標値が修正座標値
とされて、修正前の座標の未修正座標値と共に線幅修正
データメモリ24に記憶される。
【0032】その後、S20において第二カウンタのカ
ウント値C2が1増加させられた後、ルーチンの実行はS
14に戻る。第一グループG1にはキャラク夕構成線が
2本含まれるためS14はNOとなり、また、S15も
NOとなってS17が実行される。S17においてはC
2が幅設定構成線数NSであるか否か、すなわち1グルー
プ内で設定座標値が最も大きいキャラクタ構成線につい
て線幅の修正判定を行うか否かの判定が行われる。カウ
ント値 C2は2であり、第1グループG1において幅設定
構成線数NSは2であるためS17はYESとなり、S
18が実行され、Ns(2)番目のキャラクタ構成線
(H3)について線幅の修正が必要であるか否かが判定
され、必要であれば修正される。この判定は、S16に
おけると同様にキャラクタ構成線H3の設定座標値なら
びに設定幅を印字サイズおよび印字位置データに基づい
て換算された後、行われ、線幅の修正が必要な場合には
設定座標値を有する輪郭線が移動させられる。この設定
座標値はS9において修正された値であり、 1グループ
内で設定座標値が最も大きく、一番外側に位置するキャ
ラクタ構成線H3の場合にも、そのキャラクタ構成線H3
を画定する2本の輪郭線のうち、内側の輪郭線が移動さ
せられて線幅が修正されるのである。
【0033】S20の実行後、次にS14が実行される
とき S14はYESとなり、S21において第1グル―
プG1に含まれる閉ループL1,L2の指定デ―タに基づ
いて、それら閉ループL1,L2を規定する座標値がアウ
トラインデータから読み出されるとともに、それら座標
値の中から未修正座標値(設定座標値)と同じY座標値
が検索され、それらY座標値が一斉に修正座標値に置換
されてワ―キングメモリ20に記憶される。閉ループL
1,L2を規定する座標値は1000×1000の座標値
であり、印字サイズおよび印字位置データに基づいて画
素スクリーン52上の座標値に換算された後、修正され
る。その後、S22において第一カウンタのカウント値
1が1増加させられてルーチンの実行はS4に戻る。
【0034】今、C1=2であり、N1=2であってS4
はNOとなり、以下、S5〜S11が前述のように実行
され、第2グループG2に含まれるキャラク夕構成線H5
〜H8について必要であれば設定座標値ならびに設定幅
が修正される。修正後、S12〜S20が実行され、線
幅の修正が行われる。第2グールプG2には、キャラク
タ構成線が4本含まれ、NS=4であるため、幅設定構成
線数NSがそれぞれ2あるいは3であってキャラクタ構
成線H6,H7が指定されるときS17がNOとなり、S
19が実行されて線幅の修正判定ならびに修正が行われ
る。キャラクタ構成線H6,H7は1グループ内で幅方向
において一番外側に位置するキャラクタ構成線ではな
く、構成線を画定する2本の輪郭線のうちいずれを移動
させて線幅を修正してもよいのであるが、本実施形態で
は、設定座標値を有する輪郭線、すなわち座標値が小さ
い方の輪郭線を移動させて幅を修正するものとする。そ
して、設定座標値と修正座標植とがワーキングメモリ2
0に格納され、S21において閉ループL3〜L6を規定
する座標値のうち、設定座標値と同じ座標値が修正座標
値に置換される。
【0035】第2グループG2において指定された全部の
キャラクタ構成線H5〜H8について線幅の修正が終了す
れば、S4の判定がYESとなり、S23が実行されて
アウトラインデータがドットデータに変換される。この
変換されるアウトラインデータの座標値は、キャラクタ
構成線の幅が設定幅となるように修正された値であり、
変換されたドットデータに基づいて印字されるキャラク
タは線幅が確保された見映のよいものとなる。また、キ
ャラクタはグループに分割され、各グループの幅方向に
おいて一番外側に位置するキャラクタ構成線については
内側の輪郭線が移動させられて線幅が修正されるため、
線幅の修正により隣接するグル―プの一番外側のキャラ
クタ構成線が接触することがなく、図9に示すように、
線幅を確保しつつキャラクタ構成線間の隙間が確保され
た見映の良い印字を得ることができる。
【0036】以上、キャラクタが複数のグループに分割
された場合について説明したが、図10に示す漢字の
“口”のように、“口”全部を含み、1個のグループに
分割される場合もある。この場合にも横線(H10
11)について線幅が確保されるものとし、グループ化
アウトラインデータは図11に示すように作成される。
そして、データ変換ル―チンにおいては、複数のグルー
プに分割されている場合と同様にS5〜S11が実行さ
れ、設定座標値および設定幅についてそれぞれ、必要で
あれば設定幅を加えた座標値および設定幅の絶対値が求
められる。また、S12〜S22の実行により、線幅修
正の判定ならびに修正が行われるのであるが、キャラク
タ構成線H10,Hllはそれぞれ 1グループ内で幅方向に
おいて一番外側に位置する構成線であり、それぞれ内側
の輪郭線が移動させられて線幅が修正される。したがっ
て、線幅が修正されても“口”の字の外形は変わらず、
隣接するキャラクタとのバランスが崩れることなく、見
映の良い印字が得られる。このようにキャラクタを1グ
ループに分割し、一番外側のキャラクタ構成線について
は内側の輪郭線を移動させるということは、線幅の修正
にあたり、キャラクタの最も外側の形を規定する輪郭線
は移動させないという規制を設けたことと同じである。
なお、キャラクタが1個のグループに分割された場合に
は、S5〜S22が1回実行されればS4はYESとな
り、S23が実行されてアウトラインデータがドットデ
ータに変換されることとなる。
【0037】以上の説明から明らかなように、本実施形
態においては、プログラムROM16のS23を記憶す
る部分およびCPU12のS23を実行する部分、すな
わちドットデー夕変換部40がデータ変換手段を構成
し、グループ化アウトラインデータメモリ26がグルー
プ化アウトラインデータ記憶手段を構成し、プログラム
ROM16のS3〜S20を記憶する部分およびCPU
12のそれらステップを実行する部分、すなわち線幅修
正部38が輪郭線移動手段を構成しているのである。
【0038】なお、上記実施形態においては、グループ
を構成する複数のキャラクタ構成線のうち、横線の幅が
修正される場合について説明したが、縦線の幅が修正さ
れるようにしてもよい。
【0039】また、上記実施形態においてグループ化ア
ウトラインデータメモリ26においてアウトラインデー
タは、閉ループ指定アドレスにより記憶されていたが、
閉ループを規定する座標値そのものをグル―プ化して記
憶させるようにしてもよい。
【0040】さらに、上記実施形態においてキャラクタ
の分割は、1グループに独立した複数本のキャラクタ構
成線が含まれるように行われていたが、1本のキャラク
タ構成線が別々のグループに属するようにキャラクタを
分割してもよい。
【0041】その他、特許請求の範囲を逸脱することな
く、当業者の知識に基づいて種々の変形,改良を施した
態様で本発明を実施することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
請求項1記載のデータ出力装置においては、キャラクタ
構成線を画定する輪郭線を画素スクリーンに対して相対
移動させれば、キャラクタ構成線内に含まれる画素の数
が変わる。したがって、キャラクタ構成線内に含まれる
幅方向の画素の数が線幅設定データにより得られる数と
異なる場合には、その数が得られる向きおよび量で輪郭
線を移動させる(輪郭線移動手段の移動)。輪郭線の移
動によりアウトラインデータはドットデータに変換さ
れ、出力手段によりドットデータが出力される。したが
って、キャラクタ構成線をアウトラインデータに対応す
る幅で出力することができ、出力位置の違いによる幅の
不揃いがなくなってキャラクタを見映え良く出力するこ
とができるという、大変優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるデータ変換装置を備
えたレーザプリンタの制御回路を示すブロック図であ
る。
【図2】上記制御回路の構成要素であるCPUを概念的
に示す図である。
【図3】上記制御回路のプログラムROMに記憶された
ルーチンのうち、データ変換ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図4】上記データ変換装置により変換される漢字の
“員”を示す図である。
【図5】上記“員”の線幅設定データの設定を説明する
図である。
【図6】上記“員”を分割して設定されたグループ化ア
ウトラインデー夕を示す図である。
【図7】上記“員”を画素スクリーンに重ねて示す図で
ある。
【図8】キャラクタ構成線を画定するアウトラインの印
字位置による違いを説明する図である。
【図9】上記“員”のアウトラインデー夕を上記データ
変換ルーチンに基づいて変換した場合の印字を示す図で
ある。
【図10】上記データ変換ルーチンにより変換される
“口”を示す図である。
【図11】上記“口”について設定されたグループ化ア
ウトラインデータを示す表である。
【図12】アウトラインデータのドットデータヘの変換
を説明する図である。
【図13】アウトラインデータのドットデータヘの変換
を説明する図である。
【図14】アウトラインデータのドットデータヘの変換
を説明する図である。
【図15】アウトラインデータのドットデータヘの変換
を説明する図である。
【図16】アウトラインデータのドットデータヘの変換
を説明する図である。
【図17】アウトラインデータのドットデータヘの変換
を説明する図である。
【図18】アウトラインデータのドットデータヘの変換
を説明する図である。
【符号の説明】
10 マイクロコンピュータ部 44 キャラクタ構成線 46 輪郭線 52 画素スクリーン X X方向規定線 Y Y方向規定線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウトラインデータによって表されるキ
    ャラクタの輪郭を、互に直交するX軸方向とY軸方向と
    にそれぞれ平行な複数の規定線により画素を規定する画
    素スクリーンに重ね合わせたと想定した場合に、キャラ
    クタを構成するキャラクタ構成線内に一定基準を満たす
    状態で含まれる画素に対応するドットデータをキャラク
    タ構成線の存在を表すデータに設定し、アウトラインデ
    ータをドットデータに変換するデータ変換手段を備えた
    デ―タ出力装置において、 前記キャラクタを構成する複数のキャラクタ構成線の少
    なくとも一つを指定するとともにその構成線の幅に対応
    する画素数を示す線幅設定データを記憶する線幅設定記
    憶手段と、 前記線幅設定データにより指定されたキャラクタ構成線
    を前記幅の方向において画定する2本の輪郭線内に含ま
    れる画素のその幅方向における数が前記線幅設定データ
    に対応する数ではない場合に、前記輪郭線を前記画素の
    数が前記線幅設定データに対応する数となる向きおよび
    量で前記画素スクリーンに対して相対移動させる輪郭線
    移動手段とを設け、かつ、前記データ変換手段を、前記
    輪郭線移動手段の移動により得られたアウトラインデー
    タをドットデータに変換するようにし、 変換されたドットデータを出力する出力手段を更に設け
    たことを特徴とするデータ出力装置。
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