JPH02116565A - データ変換装置 - Google Patents

データ変換装置

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JPH02116565A
JPH02116565A JP63269074A JP26907488A JPH02116565A JP H02116565 A JPH02116565 A JP H02116565A JP 63269074 A JP63269074 A JP 63269074A JP 26907488 A JP26907488 A JP 26907488A JP H02116565 A JPH02116565 A JP H02116565A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、文字・記号等のキャラクタの輪郭を表すアウ
トラインデータをビットデータに変換するデータ変換装
置に関するものであり、特に、変換方式の改良に関する
ものである。
従来の技術 文字・記号等キャラクタに関連したデータをコンピュー
タを用いて処理し、印字あるいはデイスプレィ表示など
何等かの形で表示する場合、最小処理単位である画素毎
にビットデータを形成することが広く行われている。こ
の際、処理されるキャラクタ全部について予めビットデ
ータを作成し、メモリに記憶させると極めて容量の大き
いメモリが必要となるため、特公昭53−41017号
公報に記載されているように、キャラクタをその輪郭を
表すアウトラインデータで記憶させ、表示時にデータ変
換装置によりビットデータに変換することが望ましい。
このデータ変換装置においては、アウトラインデータを
規定する座標面上においてX、Y2軸のうちの一方に平
行な複数の走査線を想定し、各走査線とキャラクタの輪
郭線との交点を内包する画素(輪郭画素と称する)に対
応するビットデータをすべてキャラクタ構成線の存在を
表すビットデータ(以下、キャラクタ表示ビットデータ
と称する)に設定した後、それら輪郭画素に囲まれた画
素(内部画素と称する)に対応するピントデータをすべ
てキャラクタ表示ビットデータに設定するようにされて
いる。
発明が解決しようとする課題 しかし、このデータ変換装置においては、キャラクタ表
示ビットデータの設定が、輪郭画素に対して設定する段
階と内部画素に対して設定する段階との2段階に分けて
行うようにされている。しかも、内部画素に対するキャ
ラクタ表示ビットデータの設定が内部画素1個ずつにつ
いて順次行われる。すなわち、一走査線上に並ぶ画素に
対応する多数のビットの各々に対してそのビットのデー
タがキャラクタ表示ビットデータであるか否かが順次判
定され、最初のキャラクタ表示ビットデータが現れるま
では各ビットのデータはそれまで通りキャラクタ構成線
の不存在を表すデータのままとされ、最初のキャラクタ
表示ビットデータが現れてから次のキャラクタ表示ビッ
トデータが現れるまでの各ピントのデータはすべてキャ
ラクタ表示ビットデータに変更されるのである。そして
、2番目のキャラクタ表示ビットデータが現れて後のビ
ットのデータは再びキャラクタ構成線の不存在を表すデ
ータのままとされ、3番目のキャラクタ表示ビットデー
タが現れたならばそれに続くビットのデータがキャラク
タ表示ビットデータに変更される。このように、各ビッ
トのデータがキャラクタ表示ビットデータであるか否か
の判定を順次行ってすべての画素についてビットデータ
の設定を行う場合には処理に時間がかかり、迅速にビッ
トデータの設定を行うことができない。
そこで、請求項1の発明は、アウトラインデータのビッ
トデータへの変換を迅速に行うことができるデータ変換
装置を提供することを課題として為されたものである。
そして、請求項2の発明は、請求項1の発明の課題に加
えて、細いキャラクタ構成線を含むキャラクタのアウト
ラインデータでも正確にビットデータに変換されるデー
タ変換装置を提供することを課題として為されたもので
ある。
課題を解決するための手段 請求項1の発明は、上記の課題を解決するために第1図
に示されるように、(a)アウトラインデータを規定す
る座標面上に想定されるキャラクタの輪郭線と、互に平
行な複数の走査線との交点の座標を求める交点座標算出
手段と、(b)その交点座標算出手段により求められた
交点の座標を各走査線毎に座標値の大きさの順に並べた
場合に互に隣接する2個ずつの座標を取り出し、それら
を各々対にして記憶する交点座標記憶手段と、(C)そ
の交点座標記憶手段により記憶された各村の座標間のす
べての画素に対応するビットデータを、一挙にキャラク
タ構成線の存在を表すデータに設定するビットデータ設
定手段とを含むように構成される。
ここにおいて、rキャラクタの輪郭線と走査線との交点
の座標」とは、交点が画素の位置を表す点(例えば画素
の中心)であれば交点自体の座標であり、そうでなけれ
ば交点に最も近い画素の位置を表す座標であって、キャ
ラクタ構成線の輪郭線より内側に取っても外側に取って
もよい。そして、いずれの場合にもr各対の座標間のす
べての画素」なる表現は、各村の座標に対応する画素自
体を含める場合と含めない場合との両方の場合を含むも
のとする。
また、請求項2の発明に係るデータ変換装置においては
、交点座標記憶手段が、キャラクタ構成線が細いために
そのキャラクタ構成線に対して、交点座標算出手段が交
点の座標を2個求め得す1個のみ求め得る場合には、同
一の座標を2個対にして記憶するものとされる。
作用および発明の効果 請求項1の発明に係るデータ変換装置においては、前記
従来装置におけるようにまず輪郭画素についてキャラク
タ表示ビットデータの設定が行われ、次にそれらキャラ
クタ表示ビットデータに基づいて内部画素についてのキ
ャラクタ表示ビットデータの設定が行われるわけではな
く、ビットデータの設定がキャラクタの輪郭線と走査線
との交点の各村の座標に直接的に基づいて行われるよう
になっており、2個の座標間のすべての画素に対応する
ビットデータが一挙にキャラクタ表示ビットデータに設
定される。交点座標算出手段によって求められる交点の
座標は、大きさの順に並べた場合に互に隣接する2個ず
つが取り出され、対にされて記憶されているため、これ
ら対を成す2個ずつの座標の間には必ずキャラクタ構成
線が存在することとなるのであり、ビットデータを一挙
にキャラクタ表示ビットデータに設定しても間違いなく
キャラクタ構成線に対応するビットデータが得られる。
このように請求項1の発明によれば、ビットデータの設
定が1段階で行われ、しかも、画素毎にその画素に対応
するビットデータがキャラクタ表示ビットデータである
か否かの判定を行う必要がないため、アウトラインデー
タのビットデータへの変換が容易にかつ迅速に行われる
こととなる。
また、請求項2の発明においては、アウトラインデータ
が正確にキャラクタ表示ビットデータに変換される効果
が得られる。キャラクタ構成線の端が尖鋭状を成して部
分的に細い場合、あるいは1本のキャラクタ構成線全体
が細い場合には、キャラクタ構成線の輪郭線と走査線と
の交点が1木のキャラクタ構成線に対して2個求められ
るべきところ1個しか求められないことがあり、そのよ
うな場合、従来のデータ変換装置においてはその1個の
交点から別のキャラクタ構成線の輪郭線と走査線との交
点までの画素に対応するビットデータがキャラクタ表示
ビットデータとされてしまい、アウトラインデータが表
すのとは異なる形状のキャラクタを表すビットデータが
設定される事態が生ずることとなる。そのため、従来は
このような事態が発生しないようにアウトラインデータ
を注意して作成することが必要であった。
それに対し、請求項2のデータ変換装置によれば、輪郭
線と走査線との交点の座標が1個しか求められなくても
同じ座標が2個対にされて記憶されるため、対にされた
2個の座標は必ず同じキャラクタ構成線について得られ
たものであって、異なるキャラクタ構成線間の画素に対
応するビットデータが誤ってキャラクタ表示ビットデー
タに設定されることはなく、アウトラインデータで表さ
れる形状が正確に表示されることとなる。
実施例 以下、レーザプリンタにおいてアウトラインデータをビ
ットデータに変換する装置に本発明を適用した場合を例
に取り、図面に基づいて詳細に説明する。
第2図はレーザプリンタの制御回路のうち、データ変換
に関する部分を主として示す図である。
この制御回路の主体を成すマイクロコンピュータ部10
は、CPU12.キャラクタROM14゜プログラムR
OM16.テキストメモリ18.ワーキングメモリ20
.交点座標メモリ22.ビットデータメモリ24を備え
ている。これらCPU12等はバス28により接続され
ており、ハス28には入力装置30および印字部32が
接続されている。入力装置30は必要なデータをマイク
ロコンピュータ部10に入力するものであり、印字部3
2はマイクロコンピュータ部10からの指令に基づいて
レーザプリント方式により印字を行う部分である。なお
、木レーザプリンタの解像度は300 Dot/Inc
hとする。
CPU12には、第3図に概念的に示すようにデータ続
出部36.キャラクタの輪郭線とX方向規定線Xとの交
点の座標を求める交点座標算出部38、ビットデータの
設定を行うデータ設定部40等が設けられている。テキ
ストメモリ18は、入力装置30から入力されるコード
データから成る文字データを記憶するものであり、ワー
キングメモリ20は、プログラム実行時に必要なデータ
を記憶するものである。また、交点座標メモリ22には
交点座標算出部38により求められた座標値が記憶され
、ビットデータメモリ24にはデータ設定部40の設定
により得られるビットデータが記憶される。
キャラクタROM14には、アルファベットその他の文
字や記号等キャラクタのアウトラインデータが記憶され
ている。キャラクタの輪郭を決定する座標面は、第5図
に示されるように、縦(Y軸)、横(X軸)がそれぞれ
100OX100Oの大きさとされており、アルファベ
ットの大文字はY軸の座標値の200から1000まで
の間で描かれ、小文字は0から200の間も使って描か
れる。X軸方向に関しては座標面の中央と文字の中心と
が一致させられる。このような座標面上においてキャラ
クタの輪郭がデザインされるとき、キャラクタを構成す
るキャラクタ構成線44は幅を有し、輪郭線46によっ
て囲まれて成るものとされる。アウトラインデータは°
H”を例に取って示すように輪郭線46の図中丸印が付
されている点から点とを結ぶ線素毎に作成され、その線
素の種類および両端の点毎の座標等を含んでいる。
これら各点の座標は輪郭線46上に定められた一定の方
向(図中矢印で示されている)に沿って順番に記憶され
、各線素の両端の2点のうち、先に記憶される点が始点
であり、後に記憶される点が終点である。アウトライン
データは、線素が直線の場合には直線データおよび始点
、終点の各座標を含み、曲線の場合には曲線データ、曲
線の関数式および始点、終点、補助点の各座標を含み、
円弧の場合には円弧データおよび始点、終点1円の中心
点の各座標を含むものとされる。キャラクタROM14
にはまた、各キャラクタ毎に線素の数Nが記憶されてい
る。
本レーザプリンタにおいてアウトラインデータのビット
データへの変換は、第6図に示される画素スクリーン5
0を用いて行われる。画素スクリーン50はアウトライ
ンデータをビットデータに変換するための計算上のもの
であるが、ここでは理解を容易にするために実在するも
のとして図示することとする。また、ここにおいて画素
とは、レーザにより印字が行われる際の最小印字単位で
あり、画素スクリーン50は、−平面内において互に直
交し、X軸方向とY軸方向とにそれぞれ平行であって、
等間隔に設けられた複数の画素区間線pにより画素を規
定している。本実施例において画素は正方形とされてお
り、画素毎に印字を行うか否かのビットデータが作成さ
れる。また、各画素の中心点(以下、画素中心点と称す
る)を通り、X軸方向とY軸方向とにそれぞれ平行なX
方向規定線Xとy方向規定線yとが設定されており、各
画素の位置は画素中心点の座標で表される。なお、画素
は矩形その他の形状とすることも可能である。
画素スクリーン50は印字用紙の印字面に対応して想定
されるものであるが、第6図には理解を容易にするため
に1キャラクタ分を取り出して示しである。したがって
、画素スクリーン50全体においてX方向規定線x、 
 y方向規定線yに実際に付される目盛値は、第6図に
おいてX方向規定線、X方向規定線に付されている目盛
値に適宜の整数をそれぞれ加えた値となるが、ここでは
1キャラクタ分についてのみ考えることとする。
アウトラインデータのビットデータへの変換は、キャラ
クタの輪郭を画素スクリーン50に重ね合わせたと想定
して行われ、本実施例においてはキャラクタの輪郭内の
各画素にドツトが形成されるようになっており、その画
素のビットデータが1とされる。輪郭内には1個の画素
の全部または一部が含まれることとなるが、ビットデー
タへの具体的な変換については後に詳述する。
また、本レーザプリンタは、キャラクタを4.8ポイン
ト、10ポイント、12ポイント、20ポイント、24
ポイント、30ポイント等任意のサイズで印字すること
ができ、印字サイズに合わせて前記1000xlO00
の座標面で作られた輪郭の座標値が換算される。Bポイ
ントのキャラクタがCxC画素で表されるとすれば、1
画素の1辺が1である座標面を画素スクリーン50上に
想定し、100OX100Oの座標面上において輪郭を
決定する点の座標値にC/1000を掛ければ上記画素
スクリーン50上に想定した座標面上の座標値が得られ
るのである。ここでは1個のキャラクタが20X20画
素で表される4、8ポイントで印字を行う場合について
説明する。第6図の画素スクリーン50に付されたOか
ら20までの数字はこの場合の座標値である。なお、キ
ャラクタの輪郭を画素スクリーン50に重ね合わせる際
には、印字位置データに基づいて各キャラクタの基準点
の画素スクリーン50上における座標値の決定も行われ
、得られた基準点の座標値と上記換算された座標値とを
用いて重ね合わせが行われる。
前記プログラムROM16にはさらに、第4図にフロー
チャートで示されるビットデータ変換用のプログラムを
始めとして、印字に必要な種々のプログラムが記憶され
ている。以下、アルファベットの“H“°を例に取り、
アウトラインデータのビットデータへの変換について説
明する。なお、印字については本発明を理解する上で不
可欠ではないため詳細な説明は省略するが、本レーザプ
リンタにおいては印字が1頁毎に行われる。テキストメ
モリ18に記憶された文書データのうち1頁分のデータ
が読み出され、そのデータを構成するキャラクタのアウ
トラインデータがビットデータに変換されて印字が行わ
れるのである。
まず、ステップ31(以下、Slと略記する。
他のステップについても同じ。)において処理されるキ
ャラクタのアウトラインデータ、線素の数および印字サ
イズが読み出された後、S2においてキャラクタの輪郭
線46とX方向規定線χとの交点のX座標が輪郭線46
を構成する線素毎に求められる。以下、このX座標を求
めるための規則を第7図ないし第12図に基づいて説明
する。
線素がX方向規定線x、  y方向規定線yのいずれと
も交差する直線の場合には、第7図に示されるように、
その線素の始点から終点に至るまで複数のX方向規定線
χと×印で示される位置において交差することとなるが
、交点のX座標は、X方向規定線Xと線素との実際の交
点のX座標ではなく、その線素が画定するキャラクタ構
成線の内側(図中斜線が施されている部分)にあって実
際の交点に最も近い画素の中心点(図中○印が付されて
いる点)のX座標が交点とされるのである。X方向規定
線Xと線素との実際の交点が画素の中心点と一致する場
合には、その交点のX座標がそのままχ方向規定線Xと
線素との交点とされる。
また、第8図に示されるように線素がX方向規定線Xと
平行な場合および第9図に示されるように線素のX方向
規定線Xに対する傾斜角度が小さく、かつ、短く、隣接
する2本のX方向規定線Xの間に位置する場合には、交
点はないものとして処理される。さらに、第10図に示
されるように、X方向規定線X上に位置する線素の両端
にそれぞれ傾斜線素がつながっている場合にはX方向規
定線X上の線素については交点がないものとされ、2木
の傾斜線素の両端の点については、それらのうち外側(
図において左側)の点についてのみ交点の座標を求め、
内側の点については交点はないものとする。さらにまた
、第11図に示されるように2本の傾斜線素が交差し、
それら線素の交点近傍においては1本のX方向規定線X
上に位置する画素の中心が1個しかないというようにキ
ャラクタ構成線が部分的に細い場合には、2木の傾斜線
素のそれぞれについて同じ画素の中心のX座標を交点の
X座標とする。したがって、これら2木の傾斜線素の端
がちょうどX方向規定線X上において一致する場合であ
っても、同一のX座標が2個交点のX座標として求めら
れることとなる。
さらに、第12図に示されるように2本の輪郭線素がy
方向規定線yに平行であって間隔が狭く、それらの間に
画素中心点が含まれない場合には次のようにして交点の
X座標を求める。2木の輪郭線素のうちX座標値の小さ
い方の輪郭線素とX方向規定線Xとの交点の座標を、そ
れら実際の交点よりキャラクタ構成線が存在する側の画
素中心点の座標とするとともに、他方の輪郭線素につい
ても同じ座標を交点のX座標とする。なお、上記2本の
輪郭線素の間に画素中心点が含まれている場合には、そ
の画素中心点のX座標が2個交点のX座標として求めら
れる。
このような規則に従ってアルファベットの“Hパの輪郭
線46を構成する各線素と各X方向規定線Xとの交点を
求めれば、第13図に示されるように黒丸が付された位
置が交点となる。本実施例の場合、X方向規定線Xは1
キヤラクタ毎に20本ずつあり、各X方向規定線Xの位
置を表すX座標に対応して各交点のX座標が記憶される
。交点の座標はS3において交点座標メモリ22に記憶
されるのであるが、X方向規定線X毎の記憶領域の先頭
には交点の数が記憶される。第14図には、′“H”に
ついて求められた交点の個数およびX座標値の一部がX
方向規定線X毎に表にして示されている。続いてS4に
おいてnが1増加させられた後、S5においてnがN以
上であるか、すなわち輪郭線46を構成するすべての線
素について交点のX座標の算出が終了したか否かの判定
が行われる。まだ終わっていない場合には判定結果はN
Oとなり、次の線素について交点のX座標が算出される
。また、終了した場合には判定結果はYESとなり、S
6においてnがクリアされる。
次に87において、S3で記憶された交点のX座標値が
X方向規定線X毎に小さい順に並べ変えられるとともに
、小さい順に2個ずつ取り出されて対にされる。交点の
X座標は線素毎に求められ、S3ではX座標の値が求め
られた順にメモリ22に記憶されるため、X座標の値が
大きい方の線素について小さい方の線素より先に求めら
れることがあり、大きさの順に記憶されているとは限ら
ないからである。本レーザプリンタにおいては、キャラ
クタ構成線が細く、そのキャラクタ構成線を画定する2
本の輪郭線素の間に交点の座標が1個しか含まれない場
合、あるいは1つも含まれない場合でも輪郭線素毎に同
一のX座標が記憶されるようになっているため、キャラ
クタ構成線のどの部分を取っても交点のX座標は2個ず
つ求められる。したがって、X座標を小さい順に並べ変
えて2個ずつ対にした場合、それら対にされた座標値の
間には必ずキャラクタ構成線が存在することとなり、そ
れら座標値間の画素に対応するビットデータを一挙に1
に設定することができる。なお、本実施例においては、
交点を画素中心点とする画素についてもピントデータが
設定されるものとする。
このように座標値が並べ変えられた後、S8においてビ
ットデータの設定が行われる。ビットデータの設定は、
1バイト単位でまとめて行われる。
マイクロコンピュータ部10は1バイトのデータを並列
に処理し得るものであり、1画素のデータは1ビツトで
表されるため、8個の画素のピントデータが一挙に設定
されることとなる。ここでは対にされた座標値が(5,
18)であるとし、第15図に基づいて説明する。なお
、この座標値(5□ 18)は画素スクリーン50上の
実際の画素の位置を表すものとする。
まず、ビットデータが1に設定されるべき画素の数を求
める。すなわち、1本のX方向規定線X上において、対
にされている2つの座標値(5゜18)によって規定さ
れる線分の終点の座標値18から始点の座標値5を引い
た上、1を加えるのである。次に、始点の座標値より大
きい座標値であって1バイトの区切となる座標値から始
点の座標値を引く。互に隣接するハイド間の区切となる
ビットの座標値が区切となる座標値である。画素の番号
(この番号が座標値と一致している。)は0から付され
ており、区切の画素の番号は8の倍数となる。したがっ
て、8から5を引くこととなり、引いた値3は、0から
7までの画素を1単位とするグループに含まれる画素の
うち上記始点の画素より座標値が大きい画素の数である
。したがって、それら3個の画素に対応するビットデー
タがまとめて1に設定される。
次に、1のビットデータを設定すべき残りの画素の中に
8個を1単位とするグループが幾つあるかが算出される
。終点の座標値から区切の座標値のうち最小のものを引
いた後、1を加え、それにより得られる値を8で除する
のである。18がら8を引いた後、1を加え、これを8
で除せば1余り3となる。したがって、8画素を1単位
とするグループは1個であり、これら8画素についてま
とめてビットデータが1に設定された後、残りの3画素
分についてまとめてビットデータが1に設定される。以
上のようにしてX方向規定線X毎に記憶された座標値の
各々についてビットデータの設定が完了したならば、プ
ログラムの実行はメインルーチンに戻る。
このように本レーザプリンタによれば、キャラクタ構成
線が存在する画素に対応するビットデータの設定をまと
めて行うことができ、従来のように画素毎にその画素に
対応して設定されたビットデータが0か1かを判定しな
がらビットデータの設定を行わなくても済む上、ビット
データの設定が1バイト単位でまとめて行われるように
なっているため、1ビツトずつ設定する場合に比較して
処理速度が速く、データ変換を極めて迅速に行うことが
できる。
また、細いキャラクタ構成線についても交点の座標が2
個ずつ求められるようになっているため、キャラクタを
デザインする際に交点座標が2個得られるように特別な
考慮を払う必要がなく、デザインが容易になる効果が得
られる。
以上の説明から明らかなように、本実施例においては、
X方向規定線Xが走査線を構成し、プログラムROM1
6の82を記憶する部分およびCPU12のS2を実行
する部分、すなわち前記交点座標算出部38が交点座標
算出手段を構成し、交点座標メモリ22とプログラムR
OM16の37を記憶する部分およびCPU12のS7
を実行する部分とが交点座標記憶手段を構成し、プログ
ラムROM16の38を記憶する部分およびCPU12
のS8を実行する部分、すなわち前記データ設定部40
がデータ設定手段を構成しているのである。
なお、上記実施例においてはX方向規定線Xが走査線と
されていたが、y方向規定線7笠他の直線を走査線とし
てもよい。
また、上記実施例においては細いキャラクタ構成線につ
いて走査線との交点が2個ずつ求められ、キャラクタデ
ザインが容易となる効果が得られるようにされていたが
、予め輪郭が交点の座標が2個ずつ求められるようにデ
ザインされているのであれば、細いキャラクタ構成線に
ついて同一の座標を2個ずつ求める機能を省略すること
ができる。
さらに、アウトラインデータは、座標のみで表すなど、
他の手段により構成してもよい。座標のみで表す場合、
複数の直線により構成されるキャラクタについては、そ
の輪郭の線素毎の座標データ群によってアウトラインデ
ータを構成し、曲線を含むキャラクタについては、その
曲線を画定するのに必要な複数の点の座標データ群を含
むようにアウトラインデータを構成する。
さらにまた、レーザプリンタ以外のプリンタに本発明を
適用し得ることは勿論、プリンタ以外にも文字、記号等
のキャラクタのアウトラインデータをビットデータに変
換する必要のある装置に一般的に本発明を適用すること
ができる。
その他、いちいち例示することはしないが、当業者の知
識に基づいて種々の変形、改良を施した態様で本発明を
実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るデータ変換装置の構成を概念的に
示すブロック図である。第2図は本発明の一実施例であ
るデータ変換装置を備えたレーザプリンタの制御回路を
示すブロック図である。第3図は上記制御回路を構成す
るCPUを概念的に示す図である。第4図は上記制御回
路のプログラムROMに記憶されたプログラムのうち、
データ変換用プログラムを示すフローチャートである。 第5図は上記データ変換装置により変換される文字Hの
輪郭を示す図である。第6図は上記文字Hを画素スクリ
ーンに重ねて示す図である。第7図。 第8図、第9図、第10図1第11図および第12図は
それぞれ、上記データ変換装置により変換されるキャラ
クタの輪郭を構成する線素と走査線との交点の座標の求
め方を説明する図である。第13図は文字Hについて求
められる交点の位置を画素スクリーン上において示す図
であり、第14図はその交点のX座標値をX方向規定線
X毎に表にして示す図である。第15図は上記交点の座
標に基づいて行われるビットデータの設定を説明する図
である。 10:マイクロコンピュータ部 44:キャラクタ構成線 46:輪郭線50:画素スク
リーン  x:x方向規定線y:y方向規定線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)文字・記号等キャラクタの輪郭を表すアウトライ
    ンデータを、画素毎のビットデータに変換するデータ変
    換装置であって、 前記アウトラインデータを規定する座標面上に想定され
    る前記キャラクタの輪郭線と、互に平行な複数の走査線
    との交点の座標を求める交点座標算出手段と、 その交点座標算出手段により求められた交点の座標を各
    走査線毎に座標値の大きさの順に並べた場合に互に隣接
    する2個ずつの座標を取り出し、それらを各々対にして
    記憶する交点座標記憶手段と、 その交点座標記憶手段により記憶された各対の座標間の
    すべての画素に対応するビットデータを、一挙にキャラ
    クタを構成するキャラクタ構成線の存在を表すデータに
    設定するビットデータ設定手段と を含むことを特徴とするデータ変換装置。
  2. (2)前記交点座標記憶手段が、前記キャラクタ構成線
    が細いためにそのキャラクタ構成線に対して、前記交点
    座標算出手段が前記交点の座標を2個求め得ず1個のみ
    求め得る場合には、同一の座標を2個対にして記憶する
    ものである請求項1記載のデータ変換装置。
JP63269074A 1988-10-25 1988-10-25 データ変換装置 Expired - Fee Related JPH0747339B2 (ja)

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US07/425,604 US5073956A (en) 1988-10-25 1989-10-23 Apparatus for converting image outline data into dot data representative of dots to be formed
FR898913972A FR2638263B1 (fr) 1988-10-25 1989-10-25 Appareil pour la conversion de donnees de contour d'image en donnees de point representatives de points a former
DE3935558A DE3935558C2 (de) 1988-10-25 1989-10-25 Datenkonvertierungsvorrichtung
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US5671295A (en) * 1994-10-20 1997-09-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Apparatus for converting image outline data into dot data representative of dots to be formed

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