JP2000162260A - チップサイズパッケージ基板の断線検査装置およびその製造方法 - Google Patents
チップサイズパッケージ基板の断線検査装置およびその製造方法Info
- Publication number
- JP2000162260A JP2000162260A JP10341698A JP34169898A JP2000162260A JP 2000162260 A JP2000162260 A JP 2000162260A JP 10341698 A JP10341698 A JP 10341698A JP 34169898 A JP34169898 A JP 34169898A JP 2000162260 A JP2000162260 A JP 2000162260A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal foil
- convex
- size package
- bonding pad
- copper foil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Abstract
を有するチップサイズパッケージ等の導通試験を行う治
具を安価に構成できるチップサイズパッケージ基板の断
線検査装置を提供する。 【解決手段】 チップサイズパッケージ基板のソルダー
レジスト開口部101eを、銅箔をエッチングすること
により銅箔凸部2aを形成した治具(凸状銅箔成形板)
2と、異方性加圧導伝ゴム3によりワイヤボンディング
パッド101cを全ショートし、断線箇所を検出する。
Description
ケージ基板の断線検査装置およびその製造方法に関し、
特に微細ピッチ配置のワイヤボンディングパッドを有す
るチップサイズパッケージ基板の断線検査装置およびそ
の製造方法に関する。
ワイヤボンディングパッドを持つCSPプリント配線板
(以下、CSP基板)やBGA(ball grid array )基
板の電気導通検査では、その狭ピッチおよびキズ等のダ
メージの防止のためコンタクトプローブ(接触子)をボ
ンディングパッドに接触させることができず、導電性の
弾性体(導電性ゴムや導電性不織布)を用いてボンディ
ングパッドを電気的に全て短絡させる回路やスルーホー
ルの断線有無を検出する検査方法がとられている〔特開
平9−269351号公報等〕。この検査方法の概要を
図4,図5に示す。
1は、マザーボードへの実装面側(図4,図5の上面
側)の格子配列状電極(以下、ボールグリッドと記す)
101aからスルーホールパターン101bを経て半導
体実装面側(図4,図5の下面側)の電極(以下、ボン
ディングパッドと記す)101cへ繋がる回路構造が一
般的である。101dはソルダーレジスト、101eは
ボンディングパッド101bを露呈させるためのソルダ
ーレジスト開口部である。
側)に導電性の弾性体102を敷き、ボールグリッド1
01a側にコンタクトプローブ103を接触させ押圧す
ることにより、弾性変形で導電性弾性体102とボンデ
ィングパッド101cを接触させ、全短絡状態を作りだ
す。この際、断線した回路があれば導通の取れないコン
タクトプローブが発生し断線箇所が検出できる。この検
査方法では以上の原理より、全てのボンディングパッド
を如何に安定して短絡するかが検査信頼性および処理能
力(良品の検査ストレート通過率等)向上のポイントと
なる。
メラ等の最終製品の小型,軽量化の進展に伴い、これら
製品に用いられるCSP基板では二重配列ボンディング
パッドの採用やパッド部ソルダーレジスト開口の小型化
など、仕様の複雑化が顕著になってきている。このた
め、単に平面状の導電性ゴムでボンディングパッドを全
短絡させる従来の導通検査方法では、パッド周辺のソル
ダーレジスト層との干渉により安定して全短絡状態を得
ることが困難で、大幅な検査信頼性,能力の低下を招い
ている。
ルダーレジスト開口形状に合わせて導電性ゴムを凸状に
成型したボンディングパッド全ショート治具(特願平8
−202177号)や、コンタクトプローブヘッド側に
ソルダーレジスト開口形状で凸状突起を設けた治具(特
願平8−207453号)が提案されている。
ンディングパッド全ショート治具,凸状突起を設けた治
具等の手段は、先の問題点を解決し検査の安定性を解決
するには有効であるが、微細かつ高精度な加工を治具に
加える必要があり、治具製造リードタイムや経済性に課
題を残している。
ワイヤボンディングパッドを有するチップサイズパッケ
ージ等の導通試験を行う治具を安価に構成できるチップ
サイズパッケージ基板の断線検査装置およびその製造方
法を提供することである。
に請求項1に記載の発明は、微細ピッチ配置のワイヤボ
ンディングパッドを有するチップサイズパッケージ用プ
リント配線板の断線検出装置であって、前記プリント配
線板のボンディングパッド部のソルダーレジスト開口形
状に対応して金属箔凸部を残した凸状金属箔形成部材
と、該凸状金属箔形成部材と前記プリント配線板のボン
ディングパッド形成部側との間に介在させる導電性弾性
部材とを備え、前記凸状金属箔形成部材を、導電性弾性
部材を介して前記プリント配線板のボンディングパッド
に押し付け、前記ボンディングパッドと導電性弾性部材
と凸状金属箔形成部材との間の電気的導通を検出するよ
うにしたことを特徴とする。
ンディングパッドと導電性弾性部材と凸状金属箔形成部
材との間に電気導通経路が形成され、断線があれば不導
通となり、断線が無ければ導通するので、導通検査を行
うことができる。
に記載の発明は、チップサイズパッケージ基板の断線検
査装置の凸状金属箔形成部材の製造方法であって、該凸
状金属箔形成部材の製造方法は、金属箔付き絶縁材にソ
ルダーレジスト用のネガフォトフィルムを用いてパター
ンを焼き付けて不要金属箔部をエッチングすることを特
徴とする。
に基づいて、(1)検査治具の構造と、(2)該検査治
具を構成する凸状治具の製造方法に分けて説明する。な
お、既に説明した部分には同一符号を付し、重複記載を
省略する。
を説明する側断面図である。
状銅箔成形部材」である凸状銅箔成形板2、「導電性弾
性部材」である加圧導電性ゴム3、コンタクトプローブ
ヘッド4の4点を備えてなる。位置決めセット板1は、
検査対象である検査基板(CSP基板)101を位置決
めするための位置決めピン1aを、ベークライト等の絶
縁材からなる平板1bに立てたものである。
ンディングパッド101c周辺のソルダーレジスト開口
部101eの形状に対応した部分に銅箔凸部2aを残
し、他をエッチングにより除去した銅箔積層板(基材は
ガラスエポキシ材)である。凸状銅箔成形板2には、検
査基板101との位置合わせのために、検査基板101
と同様の位置に位置決め用貫通孔2bを設け、位置決め
セット板1の位置決めピン1aに通してセッティングす
る。
れた箇所がゴム内の導電性粒子(炭素や金属粉等)の接
触により電気的導通がとれるゴムシートである。これは
プッシュスイッチや電子ピアノの鍵盤部タッチセンサ等
に広く使用されている材料である。
うに、位置決めセット板1と凸状銅箔成形板2と加圧導
電性ゴム3とを組み合わせた治具Jの位置決めピン1a
に、検査基板101をセットし、コンタクトプローブヘ
ッド4をボールグリッド101aに接触させ押圧する。
このとき凸状銅箔成形板2の銅箔凸部2aは、ソルダー
レジスト開口部101eを局所的に加圧し、加圧導電性
ゴム3をボンディングパッド101cに接触させる。
加圧導電性ゴム3→凸状銅箔成形板2の銅箔凸部2aの
経路で電気導通回路が形成され、全てのボンディングパ
ッドが電気的に接続された状態となる。特に銅箔凸部2
aの形状はソルダーレジスト開口部101eの形状と一
致するため、ボンディングパッド101cへの加圧導電
性ゴム3のプレスが確実に行える。この状態で回路やス
ルーホールに断線箇所があれば、ボンディングパッド1
01c→コンタクトプローブ4間の電気導通がとれず、
不良箇所を検出することが可能となる。
箔)であるため電気的特性は良好である。しかし、酸化
などでの経時的な特性劣化を防止し加圧導電性ゴム3と
の電気導通性を更に良好とするため、凸部銅箔に対して
金めっきの実施は有効な手段となる。
めセット板1,凸状銅箔成形板2,加圧導電性ゴム3)
を組み合わせた構造であるので、劣化パーツの交換は容
易である。
スエポキシ板より製造する。
板を用意し、検査基板101との正確な位置決めのため
に、CSP基板(検査基板)製造時に形成する加工用基
準孔101fの位置と同位置にパターニング用基準孔,
外形加工用基準孔2bを穿設する(ステップS1)。
方法と同様に感光性ドライフィルムをガラスエポキシ板
に貼り付け(ステップS2)、検査基板のソルダーレジ
スト露光用フォトツール(ネガフォトフィルム)を用い
て露光する(ステップS3)。これによりソルダーレジ
スト開口部のドライフィルムが露光され、これを現像お
よびエッチングすると(ステップS4)、ソルダーレジ
スト開口部のみに銅箔の残ったプリント配線板が作られ
る。更に、先に加工した外形加工基準孔2bの位置でプ
レス打ち抜きを行えば(ステップS5)、検査基板と同
じ外形の治具板が完成する。
スト開口部と治具板凸部(銅箔凸部)の接触合わせを確
実とするため、エッチング時に若干過度にエッチングす
ることにより銅箔凸部の幅をソルダーレジスト開口部の
幅より狭くすることも有効である。
SP基板(検査基板)の断線検査において誤判定のない
確実な検査が可能となり、「検査信頼性の向上」および
「検査処理能力の大幅な向上」を計ることができる。
ント配線板と同様の製造方法で容易に制作できるため、
「治具製作リードタイムの短縮」および「専用検査治具
加工費の低減」など、製造コスト,リードタイム短縮
等、経済的な効果も期待できる。
の側断面図である。
る過程のフローチャートである。
装置の分解斜視図である。
装置の動作原理を説明する側断面図である。
銅箔成形板、2a…銅箔凸部、2b…加工用基準孔、3
…加圧導電性ゴム、4…コンタクトプローブヘッド、1
01…CSP基板、101a…ボールグリッド、101
b…スルーホール、101c…ボンディングパッド、1
01d…ソルダーレジスト、101e…ソルダーレジス
ト開口部、101f…加工用基準孔
Claims (2)
- 【請求項1】 微細ピッチ配置のワイヤボンディングパ
ッドを有するチップサイズパッケージ用プリント配線板
の断線検出装置であって、 前記プリント配線板のボンディングパッド部のソルダー
レジスト開口形状に対応して金属箔凸部を残した凸状金
属箔形成部材と、 該凸状金属箔形成部材と前記プリント配線板のボンディ
ングパッド形成部側との間に介在させる導電性弾性部材
とを備え、 前記凸状金属箔形成部材を、導電性弾性部材を介して前
記プリント配線板のボンディングパッドに押し付け、前
記ボンディングパッドと導電性弾性部材と凸状金属箔形
成部材との間の電気的導通を検出するようにしたことを
特徴とするチップサイズパッケージ基板の断線検査装
置。 - 【請求項2】 チップサイズパッケージ基板の断線検査
装置の凸状金属箔形成部材の製造方法であって、 該凸状金属箔形成部材の製造方法は、金属箔付き絶縁材
にソルダーレジスト用のネガフォトフィルムを用いてパ
ターンを焼き付けて不要金属箔部をエッチングすること
を特徴とする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10341698A JP2000162260A (ja) | 1998-12-01 | 1998-12-01 | チップサイズパッケージ基板の断線検査装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10341698A JP2000162260A (ja) | 1998-12-01 | 1998-12-01 | チップサイズパッケージ基板の断線検査装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000162260A true JP2000162260A (ja) | 2000-06-16 |
Family
ID=18348090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10341698A Pending JP2000162260A (ja) | 1998-12-01 | 1998-12-01 | チップサイズパッケージ基板の断線検査装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000162260A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100399532C (zh) * | 2006-07-24 | 2008-07-02 | 友达光电股份有限公司 | 对位精度检测装置 |
CN106771832A (zh) * | 2017-02-23 | 2017-05-31 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种电路检测装置、电路检测方法及应用其的显示装置 |
-
1998
- 1998-12-01 JP JP10341698A patent/JP2000162260A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100399532C (zh) * | 2006-07-24 | 2008-07-02 | 友达光电股份有限公司 | 对位精度检测装置 |
CN106771832A (zh) * | 2017-02-23 | 2017-05-31 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种电路检测装置、电路检测方法及应用其的显示装置 |
US10339846B2 (en) | 2017-02-23 | 2019-07-02 | Boe Technology Group Co., Ltd. | Device and method for circuit testing and display device applying the same |
CN106771832B (zh) * | 2017-02-23 | 2019-08-16 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种电路检测装置、电路检测方法及应用其的显示装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100385352B1 (ko) | 소켓 | |
JPH1164425A (ja) | 電子部品における導通検査方法及び装置 | |
JP2002118204A (ja) | 半導体装置、並びに半導体搭載用基板及びその製造方法 | |
JP2000183483A (ja) | 電子部品の検査用基板及びその製造方法並びに電子部品の検査方法 | |
JP2000162260A (ja) | チップサイズパッケージ基板の断線検査装置およびその製造方法 | |
JP3446607B2 (ja) | コンタクトピン及びコンタクトプローブの製造方法 | |
JP3204146B2 (ja) | コンタクトプローブおよびその製造方法、並びにコンタクトプローブを備えたプローブ装置 | |
US7028398B2 (en) | Contactor, a method of manufacturing the contactor and a device and method of testing electronic component using the contactor | |
JP3761479B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP4081309B2 (ja) | 電子部品用ソケット及びその製造方法並びに電子部品用ソケットを用いた実装構造 | |
JP2600745Y2 (ja) | 集積回路の検査装置用治具 | |
JP2004171905A (ja) | 電子デバイス検査用コンタクトシートおよびその製造方法 | |
JP2005209419A (ja) | 電子部品用接続端子、コネクタおよびその製造方法 | |
JP4359067B2 (ja) | スパイラルコンタクタおよびその製造方法 | |
JP2000002746A (ja) | プローブ構造 | |
JP4520689B2 (ja) | コンタクトプローブ、プローブ装置及びコンタクトプローブの製造方法 | |
JPH09159694A (ja) | Lsiテストプローブ装置 | |
JP4359193B2 (ja) | スパイラルコンタクタおよびその製造方法 | |
JP2003121470A (ja) | プローブの製造方法及びプローブ | |
JP3555344B2 (ja) | 回路基板の導通検査装置 | |
JP3589135B2 (ja) | 検査用プローブ基板およびその製造方法 | |
JP2002228707A (ja) | 突起状電極、その形成方法及び電子部品の検査装置 | |
JP2001004663A (ja) | テスト用基板 | |
JPH10150130A (ja) | 半導体装置用ソケット | |
JP2004117131A (ja) | 電子デバイス検査用コンタクトシートとその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040304 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Effective date: 20040618 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060712 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20060908 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20060911 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061004 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061106 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20061204 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 4 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222 Year of fee payment: 7 |