JP2000161230A - 真空装置及び真空排気方法 - Google Patents

真空装置及び真空排気方法

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JP2000161230A
JP2000161230A JP35692098A JP35692098A JP2000161230A JP 2000161230 A JP2000161230 A JP 2000161230A JP 35692098 A JP35692098 A JP 35692098A JP 35692098 A JP35692098 A JP 35692098A JP 2000161230 A JP2000161230 A JP 2000161230A
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Japan
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container
vacuum
evacuation
porous body
exhaust
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JP35692098A
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English (en)
Inventor
Yukifumi Imaizumi
幸文 今泉
Toyohiko Shindo
豊彦 進藤
Hiroyuki Ichikawa
浩行 市川
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Coorstek KK
Original Assignee
Toshiba Ceramics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器内を減圧する排気において、結露やパー
ティクルの舞上げを生じさせることなく、しかも、より
短時間に排気を実施できる真空装置、前記真空装置を用
いた真空排気方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 排気口部4を有する容器Aと、前記容器
内を所定時間内に真空化し得る能力を有する排気ライン
2を備えた真空装置において、前記容器A内に設けられ
た排気口部4に、前記容器の内容積1cm3 当たり1.
0×10-3cm2以上の有効面積を有する通気性多孔質
体3aが設置され、容器内雰囲気を、20000Pa迄
減圧する際の排気速度が、1分間当たり、容器Aの内容
積の10倍以下の容積を排気するようになされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空装置及びその
真空排気方法に関し、特に半導体製造工程にいて用いら
れるロードロック室と呼ばれる真空予備室等の真空装
置、及び前記真空装置の真空排気方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程においては、しばしば、
減圧下や大気と異なる組成のガス雰囲気下でウエハの処
理が行われる。従来、このような処理工程では、処理す
るウエハを大気中から、先ずウエハ導入用のロード側真
空予備室に収容した後、該真空予備室中の雰囲気ガスを
排気して減圧とする。次いで必要に応じて、真空予備室
に処理雰囲気ガスと同じガスを導入し、真空予備室に連
続する処理室とほぼ同じガス雰囲気とした後、ウエハを
真空予備室から処理室に移送し、ウエハの処理を行うの
が一般的である。
【0003】そして、処理室で所定に処理されたウエハ
は、処理室から処理されたウエハを取出すためのアンロ
ード側真空予備室に移送される。この場合、アンロード
側真空予備室は、ロード側真空予備室を併用する場合
と、ロード側真空予備室とは別に処理室に連続したアン
ロード専用の真空予備室を設ける場合とがある。この処
理されたウエハが移送収容されるアンロード側真空予備
室は、通常、予め処理室と同様の雰囲気条件に保持され
る。最後に、アンロード側真空予備室に収容された処理
されたウエハは、真空予備室内が有害雰囲気の場合は、
その雰囲気ガスを排気した後に、大気または窒素ガス等
のガスを真空予備室内に導入してから取り出される。
【0004】前記したロード側真空予備室やアンロード
側真空予備室は、一般にロードロックと呼ばれ、通常、
それらの室内は、真空等の減圧下に保持され得る構造に
なされている。また、前記ロードロック室、即ち真空予
備室は、処理されるウエハを外部から搬入、または処理
されたウエハを外部へ搬出する際に、その室内雰囲気を
外部雰囲気に合わせることになるため、通常、真空予備
室にはガス排気口部とガス導入口部が設けられている。
これらガス導入口部、ガス排気口部によって、真空予備
室内を雰囲気ガスを排出して減圧状態にしたり、ガスを
導入して減圧状態を解除することできるようになってい
る。
【0005】そして、真空予備室の減圧状態を作るため
のガスの排出において、真空予備室内での微小な埃等パ
ーティクルの舞上がりを防止するため、また結露の発生
を防ぐため、従来、バルブの開操作等をゆっくり行いガ
ス排気速度を小さくする、いわゆるスロー排気方式によ
る排気が行われていた。しかしながら、バルブの開操作
を注意深く、ゆっくり行ってもバルブを開いた瞬間には
圧力の変動や乱気流の発生が不可避的に生じる等の問題
があり、真空予備室内でのパーティクルの舞上がりや結
露の発生により、ウエハが汚染するという不都合があっ
た。
【0006】また、上記の排気方式では、排気速度が遅
いため排気に要する時間が長くかかり、スループットが
低下してウエハ処理の生産性に悪影響を及ぼしていた。
このため、最近においては、特開平9−92589号公
報に記載されているように、上記パーティクルの舞上が
りや結露の発生防止を考慮し、バルブを開いた瞬間に生
ずる急激な圧力変化を緩衝する目的で、真空予備室の底
面や壁面に設けられたガス排気口部にセラミックや金属
製の通気性多孔質体を配設した構成のものも提案されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、真空予備室
等の真空装置を排気する際、排気速度が速いと室内の気
体は断熱膨張して温度が低下する。そして、気体の温度
が低下すると気体の飽和水蒸気圧は低くなる。従って、
断熱膨張する前の状態で気体に含まれていた水蒸気の気
圧が、断熱膨張により低下した温度における飽和水蒸気
圧より高い場合には、該飽和水蒸気圧より高い分の水蒸
気は気相としてガス中に存在することができず、結露し
て水滴、エアロゾルとなる。この結露が多少発生しても
問題とならないが、増加すると、真空予備室内のウエハ
表面等に付着してウエハに悪影響を与える等の問題を引
き起こす。
【0008】これまで、真空予備室内での結露を低減す
るには、排気系統、即ち、排気ライン系に、細い配管と
太い配管とを設け、先ず細い配管のみを用いて結露が発
生し難いような遅い排気速度で、真空予備室内を常圧か
ら所定の低圧に達するまでまで排気し、室内が所定圧に
達した後に、太い配管を使用して速い排気速度で真空に
達するまで排気を行えばよいとされ、このような装置及
び方法が常用されてきた。しかし、前記装置、方法で
は、排気に時間がかかり、スル−プットの向上を図るこ
とができず、またバルブやMFC(マスフローコントロ
ーラー)等を利用しても初期の排気速度を充分に抑制調
節することができなかった。そのため、既に述べたよう
に真空予備室の排気口に通気性多孔体を設置した排気方
式が注目されるようになっている。
【0009】ところが、本発明者らが研究を重ねた結
果、前記した特開平9ー92589号公報に記載されて
いるような通気性多孔体による排気速度制御だけでは結
露の低減には未だ不十分であることが判ってきた。即
ち、本発明者等は、真空装置のガス排気について種々の
実験を実施した結果、同じ排気速度で容器内を真空化し
ても、排気口部近辺の温度低下に差があることを知っ
た。そして、ガス排気時の結露を低減するには、ガスの
排気速度の制御に加えて排気されるガスを分散させるこ
とが重要であること、つまり、ガス排気口の面積が重要
であることを知得し、この知見に基づき本発明を完成す
るに至った。
【0010】本発明は、上記した技術的課題を解決する
ためになされたものであり、容器内を真空化する排気に
おいて、排気時の結露の発生を低減させることができる
真空装置を提供することを目的とするものである。また
本発明は、前記真空装置を用いた真空排気方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るためになされた本発明にかかる真空装置は、排気口部
を有する容器と、前記容器内を真空化し得る能力を有す
る排気ラインを備えた真空装置において、前記容器内に
設けられた排気口部に、前記容器の内容積1cm3 当た
り、1.0×10-3cm2 以上の有効面積を有する通気
性多孔質体が設置されていることを特徴としている。
【0012】ここで、容器内雰囲気を、20000Pa
迄減圧する際の排気速度が、1分間当たり、容器の内容
積の10倍以下の容積を排気するように構成されている
ことが望ましく、特に、容器内雰囲気を、20000P
a迄減圧する際の排気速度が、1分間当たり、容器の内
容積の0.5乃至3倍の容積を排気するように構成され
ていることが望ましい。また、前記通気性多孔質体の気
孔の平均細孔径が5乃至15μm、気孔率が30乃至4
5%の各範囲にあることが望ましく、特に前記通気性多
孔質体の厚さが1乃至5mmの範囲にあることが望まし
く、前記通気性多孔質体が、セラミック、ガラス、金属
のいずれからなることが望ましい。
【0013】また、前記通気性多孔質体が、円盤形状、
あるいは両端部が開放された円筒形状、または一端部が
封止された円筒形状に形成されていることが望ましい。
更に、容器内に、前記通気性多孔質体が装着された一の
排気口部に加えて、他の排気口部が設けられ、他の排気
口部の接続された配管がバルブを介して、一の排気口部
の接続された配管に接続されていることが望ましい。
【0014】また、上記技術的課題を解決するためにな
された本発明にかかる真空排気方法は、排気口部に通気
性多孔質体を配設した容器を真空化する真空装置の真空
排気方法において、前記通気性多孔質体が、前記容器の
内容積1cm3 当たり、1.0×10-3cm2 以上の有
効面積を有し、その通気性多孔質体を介して排気を行
い、容器内を所定の真空度とすることを特徴としてい
る。ここで、容器内雰囲気を、20000Pa迄減圧す
る排気段階では、排気速度を1分間当たり、容器の内容
積の10倍以下の容積を排気する速度範囲とすることが
望ましく、特に、容器内雰囲気を、20000Pa迄減
圧する排気段階では、排気速度を1分間当たり、容器の
内容積の0.5乃至3倍の容積を排気する速度範囲とす
ることが望ましい。
【0015】また、前記20000Pa到達後の排気段
階においては、排気速度を1分間当たり、容器の内容積
の10倍を越える容積を排気する速度に上昇させること
が望ましく、特に、前記20000Pa到達後の排気段
階においては、排気速度を1分間当たり、容器の内容積
の35〜50倍の容積を排気する速度に上昇させること
が望ましい。ここで、真空排気方法において用いられる
排気口部に配設された通気性多孔質体は、その気孔の平
均細孔径が5乃至15μm、気孔率が30乃至45%の
各範囲にあることが望ましく、特に、その厚さが1乃至
5mmの範囲にあることが望ましい。
【0016】本発明にかかる真空装置は、容器内に設け
られた排気口部に、容器内容積に対して特定比率の有効
面積を有する通気性多孔質体が設置されていることが顕
著な構成上の特徴である。また、初期状態の圧力から上
記所定圧まで減圧する際の排気速度を、容器内容積に対
応した所定速度で排気するように構成されていることが
顕著な構成上の特徴である。そして、本発明の真空装置
を用いて、本発明の排気方法で容器内を真空化すること
により、室内排気時において従来しばしば生じた、結露
の発生を低減させることができる。また、排気速度を調
節することにより、従来に比べて排気真空化に要する時
間を短縮でき、ウエハ処理のスループットの向上、即
ち、生産性の向上を図ることができる。
【0017】真空装置のガス排気時にける結露の低減に
は、排気口部近傍の排気ガスをできる限り分散させて排
気配管に流入させること、またガスの排気速度を適正な
速度で行うことにより、減圧による排気口近傍の温度低
下を可及的に抑制することが重要である。
【0018】本発明の真空装置においては、容器内の排
気口部に設けられ、特定有効面積に設定された通気性多
孔質体が、流入する排気ガスを適正に分散させる作用を
奏する。このように流入する排気ガスを適正に分散させ
ながら、排気口部から排気されるため、局所的かつ瞬時
的に気体分子が密集、凝集しないため、また、気体分子
の移動距離が短くなるため、ガス温度の低下を緩和する
ことができる。即ち、ガスを排気口部から直接排気する
場合、あるいは容器内の排気口部に設けられた通気性多
孔質体の排気面積が小さい場合には、排気口近傍におい
て、局所的かつ瞬時的に気体分子が密集、凝集し、ま
た、気体分子の移動距離が長くなるため、ガス温度の低
下が起こる。したがって、本発明において、前記通気性
多孔質体の有効通気面積が、容器内容積に対して特定比
率以上であることが特に重要であって、設置する通気性
多孔質体の有効通気面積が本発明で規定した範囲より小
さい場合には、流入排気ガスの良好な分散状態を達成す
ることができない。
【0019】また、本発明の真空装置において、前記ガ
ス排気速度の制御は、用いる通気性多孔質体の平均気孔
径、気孔率、厚さ等の他に、排気用配管径、排気管長、
バルブの絞り程度、真空ポンプ能力等の諸要件を組み合
わせて該排気ライン系統のコンダクタンスを適正値にな
るように適宜設定することによってなされる。特に、容
器内に、前記通気性多孔質体が装着された一の排気口部
に加えて、他の排気口部を設けると共に、他の排気口部
に接続された配管がバルブを介して、一の排気口部の接
続された配管に接続されている場合には、例えば、2系
統の配管と、バルブを適宜選択操作することにより、上
記ガス排気速度の調節制御を容易に達成することができ
好都合である。
【0020】上記本発明の真空装置を使用して容器内を
真空排気する方法としては、先ず初期状態の容器内雰囲
気を、その初期圧から20000Pa迄減圧する第1の
排気段階と、前記20000Pa到達後に更に容器内を
減圧真空化する第2の排気段階からなる2段階減圧方式
を採用し、前記第1段階の排気速度を、1分間当たり、
容器内容積の10倍以下の容積を排気する速度範囲と
し、容器内真空化を達成する排気方法を用いることが好
ましい。この排気方法によれば、排気操作起動直後に発
生しやすいパーティクルの舞上がりを抑制できると共
に、減圧段階で発生する結露生成を低減できる。さら
に、前記第2排気段階においては、減圧速度を1分間当
たり、容器内容積の10倍を越える容積を排気する減圧
速度に上昇させることにより、容器の真空化に要する全
時間を従来法に比べて著しく短縮できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明の真空装置とその真
空排気方法を、添付図面を参照して更に詳細に説明す
る。なお、図1は、本発明にかかる真空装置を説明する
ための概略図である。また、図2は、図1の真空装置の
排気ラインの排気口部に設けられた通気性多孔質体から
なる圧力緩衝部材の構造を示した図であって、(a)は
断面図、(b)は平面図をそれぞれ示す。
【0022】図1において、真空装置A内、即ち、真空
容器A内には、ウエハWを載置するウエハ載置台1が、
その床面の中央部に設けられている。室内を排気減圧す
る排気ライン2は、通気性多孔質体からなる圧力緩衝部
材3を備えた排気口部4、それに接続された配管5及び
バルブ6からなり、該配管5の端末は真空ポンプ7に接
続されている。なお、通気性多孔質体からなる圧力緩衝
部材3を備えた排気口部4は、室内側壁の天井近傍隅部
に設けられている。
【0023】また、本発明の真空装置の特徴部分である
通気性多孔質体からなる圧力緩衝部材3を備えた排気口
部4は、図2(a)、(b)に図示されているように、
円盤状のセラミック通気性多孔質本体3aとそれを周縁
部で挟持して固定保持するハウジング3bとOリングと
から構成されている。
【0024】前記通気性多孔質体からなる圧力緩衝部材
3を備えた排気口部4は、図2に示したような形状構造
に限らず、例えば、図3(a)に示したように配管5の
端末(開放口部)に直接円盤状の通気性多孔質本体3a
を填め込んだもの、図3(b)に示すように、通気性多
孔質本体3aが半球状の形状のもの、更に、図3(c)
のように、両端が開放された円筒形状の通気性多孔質本
体3aを、ハウジング3bと固定プレート3cで該両端
部を固定した構造のもの、更にまた、図3(d)に示し
たように、通気性多孔質本体3aが一端部が封止された
円筒形状のもの等各種の形状、構造のものを用いること
ができる。更に、通気性多孔質体本体3aの厚さは、通
常1乃至5mm程度の範囲に設定されることが排気時の
圧損等の観点から好ましく、また、多孔質体は単層構造
でも多層構造でも良い。
【0025】通気性多孔質体3aに用いられる材料とし
ては、特に限定されるものではなく、ある程度の強度、
耐久性を有するものであれば良く、例えば、セラミック
ス、ガラス、金属等が用いられる。好適な材質として、
例えば、アルミナ、シリカ等のセラミックス、SUS3
16L、ニッケル等の不錆性金属材を挙げることができ
る。特に、腐食性の高いガスを使用する処理室用の真空
予備室等では、処理室から予備室へのガスの漏洩に備え
て耐腐食性を有するアルミナ、シリカ等のセラミックス
製の多孔質体の使用が望ましい。
【0026】用いる通気性多孔質体3aの気孔の平均細
孔径は、小さいほど後に述べるように排気速度制御効果
があり、結露の低減に有効である。しかし、あまりに細
孔径が小さすぎる場合は、排気時間が長くなり、また、
処理室から漏れたガス等のガス吸着量が増加し、これが
後に脱着してパーティクル発生の誘因となったり、吸着
ガスが腐食性ガス等の場合には予備室内を腐食する不都
合を招来する。したがって、以上のことを考慮して適当
な細孔径を適宜選択して用いることができるが、気孔の
平均細孔径としては、該通気性多孔質体が単層構造の場
合は、平均細孔径が5乃至15μm程度のものを用いる
ことが好ましい。また、多層構造の場合は、平均細孔径
が5乃至15μm程度の通気性多孔質支持体の表面に、
平均細孔径が0.2乃至0.8μm程度の通気性多孔質
膜を形成することが好ましい。また、気孔率としては、
30乃至45%が好ましい。
【0027】本発明の真空装置においては、上記通気性
多孔質体の有効通気面積が、該真空装置の内容積1cm
3 当たり、1.0×10-3cm2 以上に設定されること
が重要である。好ましくは容器内容積1cm3 当たり、
3.5×10-3cm3 以上とする。この有効通気面積
は、面積が大きい程吸入されるガスが分散されるため、
局所的、瞬時的な気体分子の密集、凝集の防止が図ら
れ、また、気体分子の移動距離が短くなるため、排気口
近傍の温度低下抑制効果がある。しかし、容器A内、例
えば図1の真空容器内に設置できるスペ−スの問題や、
面積が広いほど該通気性多孔質体自体が吸着するガス量
も多くなること等から通常その面積は150cm2 程度
以下が好ましい。
【0028】また、通気性多孔質体を設けた排気口部
は、一般に半導体製造におけるクリーンルームの湿度が
40乃至60%に制御されているため、装置の立ち上げ
時に排気条件を一旦確立してしまえば、その後、結露発
生が増加する可能性は低い。しかしながら、万一結露が
増加しても気流の流れ方向がウエハから遠ざかる方向で
あればより安全である。従って、ウエハが真空装置、例
えば真空予備室の底面に置かれている場合には、上記排
気口部4は予備室上部(例えば天井近傍)にあることが
好ましい。
【0029】本発明の真空装置において、容器内雰囲気
を所定圧迄減圧する際の排気速度の調節制御は、前記通
気性多孔質体の平均気孔径、気孔率、厚さ等の調整の他
に、排気用配管径、管長、バルブの絞り程度、真空ポン
プ能力等の諸要件を組み合わせて達成する。即ち、該排
気ライン系統のコンダクタンスを上記排気速度の調節に
適した条件になるように適宜設定し、所望のガス排気速
度を得る。
【0030】このような初期状態から所定圧までの、所
定条件に調節された低速排気と、その後の減圧排気段階
での比較的高速の排気速度との両方を比較的容易に実現
できると共にその切り替えをスムーズに行うためには、
本発明の真空装置の排気ラインとして、例えば図4に示
したように、通気性多孔質体3aを装着した排気口部4
に加えて、更に別の排気口部41を容器内に設置し、該
別の排気口41がバルブ42を介して排気ライン配管5
の途中に接続される態様のものを使用することがより好
ましい。例えば、低速排気の際にはバルブ42を閉じ、
バルブ6を開放し、所定圧力に到達後、バルブ42を開
放することにより、低速排気と高速排気を容易に実現で
き、その切り替えをスムーズに行うことができる。
【0031】次に、上記のように構成された本発明の真
空装置を用いて容器内を所定時間内に排気真空化する方
法について以下に述べる。即ち、この方法は、初期状態
から目的とする真空状態までの減圧を2段階に条件を変
えて達成するもので、先ず、湿度40乃至60%の初期
状態室内雰囲気を、初期圧から20000Pa迄減圧す
る第1の排気段階では、排気速度を、1分間当たり、容
器内容積の10倍以下の容積を排気する速度範囲とし
て、排気する。上記方法を用いることにより、パーティ
クルの舞上がりを抑制できると共に、減圧段階で発生す
る結露生成を低減できる。また、結露生成をより低減さ
せるためには、1分間当たり、容器内容積の0.5乃至
3倍の容積を排気する速度範囲とすることが好ましく、
1分間当たり、容器内容積の0.5乃至1.5倍の容積
を排気する速度範囲とすることがより好ましい。反対
に、排気時間を短縮し、生産性を向上させるためには、
1分間当たり、容器内容積の7乃至10倍の容積を排気
する速度範囲とすることが好ましい。
【0032】そして、前記20000Pa到達後の第2
の排気段階においては、排気速度を1分間当たり、容器
内容積の10倍を越える容積を排気する速度範囲に上昇
させ、所定の真空度に到達させる。上記方法を用いるこ
とにより、従来の排気方法に比べて著しく所要排気時間
を短縮することができる。また、好ましくは、第2の排
気段階において排気速度を1分間当たり、容器内容積の
35乃至50倍の容積を排気する速度範囲とすることに
より、排気時間をより短縮でき、かつ、結露の生成をよ
り低減できる。
【0033】
【実施例】図5に示した真空実験装置は、内容積10.
6リットルの石英ガラス製容器Aと、該容器Aに設けら
れたガス排気口部4と、前記排気口部4に接続する長さ
20cm、1/2インチ径の配管5と、前記配管5に設
けられたバルブ6と、排気能力1000リットル/分の
油回転式真空ポンプ7と、前記排気口部4近傍の雰囲気
ガス温度測定用熱電対10と、前記容器内ガス圧測定用
の圧力センサー11と、制御機構12から構成される。
この実験装置を用い、この排気口部4の状態(形状、構
造)、排気速度を種々変化させて、夫々の条件下にける
真空排気時の容器内状態(圧力、温度、結露状態等)を
経時的に測定した。
【0034】「実施例1、比較例1」図6に、測定した
結果を示す。このときの容器内湿度は50%であり、雰
囲気は空気である。図6において、比較例1、実施例1
は、夫々、装置の排気口部4が、比較例1は配管端末口
そのままの場合、実施例1は排気口部4に、図2と同型
の円盤状アルミナ製セラミック多孔質体(外径75m
m、有効通気面積38.5cm2 ;即ち、容器内容積1
cm3 当たり、3.6×10-3(cm2 );厚さ2m
m、平均細孔径10μm、気孔率35%)を装着した場
合であり、夫々の排気時間と圧力の関係を表す曲線、排
気口部4近傍(排気口からの距離3mm)での経時的測
温結果(排気時間と温度の関係を表す曲線)を示す。
【0035】ここで、大気圧から20000Paまでの
排気速度は、比較例1の場合は、1分間当たり、容器の
内容積の5.4倍である57リットル/分であり、実施
例1の場合は、1分間当たり、容器内容積の7.5倍で
ある79リットル/分で行った。図6から明らかなよう
に、20000Pa到達時の温度低下量(排気時間0秒
の初期状態の温度と20000Pa到達時の温度との
差)は、実施例1は排気速度が速いにも関わらず16℃
であり、温度低下が小さかった。しかし、比較例1は2
9℃と大きかった。また、結露状態(曇りの状態)を暗
室内で容器にライトをあてて肉眼で観察した。比較例1
は著しく曇っており結露が増加していたが、実施例1は
わずかに曇っていただけであり、結露の発生を大幅に低
減させることができた。尚、実施例1の場合、その有効
通気面積は比較例1の場合の排気口面積の約50倍であ
った。
【0036】「実施例2、比較例2〜4」次に、前記実
験装置を用い、用いるアルミナ製セラミック多孔質体の
有効通気面積を変化させた以外は実施例1と同様の条件
で排気を行い、同様の評価を行った。図7に排気時間と
圧力の関係を表す曲線と、それぞれの排気口部4近傍で
の経時的測温結果を示す。また、用いたアルミナ製セラ
ミック多孔質体の有効面積と、その容器内容積1cm3
当たりの有効面積、図7から求めた温度低下量、結露状
態の観察結果を併せて表1に示す。
【0037】
【表1】 結露状態記号 :わずかに曇る ×:著しく曇
【0038】図7及び表1から明らかなように、実施例
2は温度低下が小さく、わずかに曇っただけであり結露
の発生を大幅に低減させることができた。しかし、比較
例2〜4は温度低下が大きく、著しく曇っており結露が
増加していた。これらの結果から、前記容器の内容積1
cm3 当たり1.0×10-3cm2 以上の有効面積を有
する通気性多孔質体が設置されている場合が、温度低下
抑制効果があり、結露の発生を大幅に低減させることが
できることが判明した。
【0039】「実施例3〜10」次に、前記実験装置
に、図2と同型の円盤状アルミナ製セラミック多孔質体
(外径75mm、有効通気面積38.5cm2 ;即ち、
容器内容積1cm3 当たり、3.6×10-3(cm
2 );厚さ2mm、平均細孔径10μm、気孔率35
%)を装着し、排気速度を変化させた以外は、実施例1
と同様の条件で排気を行い、同様の評価を行った。その
結果を図8に示す。図8には、初期状態から所定圧まで
減圧する第1排気段階の排気速度(第1排気速度)、所
定圧到達後に排気速度を切り替えて行う第2排気段階の
排気速度(第2排気速度)、第1排気段階から第2排気
段階への切り替え時の圧力、第1及び第2排気段階にお
ける1分間に排気した容積の容器内容積10.6リット
ルに対する倍率、第1排気段階における温度低下量(排
気時間0秒の初期状態の温度と、第1排気段階から第2
排気段階への切り替え時の圧力における温度との差)、
第1及び第2排気段階における結露状態を示した。
【0040】実施例3〜10いずれも、まったく曇らな
かったり、曇りが発生しても薄く曇っただけで、前述し
た比較例1〜4に比べて結露の発生を大幅に低減させる
ことができた。実施例3は第1排気速度が1分間当た
り、容器内容積の10倍を越える容積を排気する速度で
あったため、温度低下量が若干増加し、薄く曇った。よ
って、第1排気速度は1分間当たり、容器内容積の10
倍以下の容積を排気する速度が好ましいことが分かっ
た。
【0041】また、実施例8〜10では、全く曇りが発
生せず、結露をほぼ完全に抑制することができた。ま
た、第1排気段階から第2排気段階へ、40000Pa
の時点で切り替えた実施例4では、第1排気段階を1分
間当たり、容器内容積の10倍以下の容積を排気する速
度としても、第2排気段階で薄く曇った。よって、20
000Paまで、1分間当たり、容器内容積の10倍以
下の容積を排気する速度とすることが好ましいことが分
かった。
【0042】また、実施例3、5〜10では、2000
0Pa到達後の第2排気速度を1分間当たり、容器内容
積の10倍を越える容積を排気する速度に上昇させて
も、結露の発生が大幅に増加することはないことが分か
った。また、実施例6、9では、第2排気速度がある程
度速いにも関わらず、わずかに曇っただけであった。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかる真空装置
によれば、排気口部に上記特定有効面積を有する通気性
多孔質体を配設し、また初期状態の雰囲気圧から所定圧
迄減圧する間の排気速度を、特定速度以下で行うように
構成されているため、排気時の結露の発生を低減するこ
とができる。また同様に、本発明にかかる真空排気方法
によれば、排気時の結露の発生を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明にかかる真空装置を説明する
ための概略図である。
【図2】図2は、図1の排気口部に設けられた圧力緩衝
部材の構造を示した図であって、(a)は断面図、
(b)は平面図である。
【図3】図3は、本発明の真空装置に用いられる圧力緩
衝部材の通気性多孔質体の形状、構造例を示す図であっ
て、(a)は配管端末に直接円盤状多孔質体が填め込れ
たもの、(b)は多孔質体が半球形状のもの、(c)は
両端開放円筒状多孔質体の両端部をハウジングとプレー
トで固定した構造のもの、(d)は一端部が封止された
円筒形状のものを示す図である。
【図4】図4は、本発明にかかる真空装置の他の実施形
態を示す概略図である。
【図5】図5は、実施例において使用された実験装置の
概略図である。
【図6】図6は、測定排気曲線図(排気時間・圧力関係
図)である。
【図7】図7は、測定排気曲線図(排気時間・圧力・温
度関係図)である。
【図8】図8は、実施例3〜実施例10の測定結果を示
す図である。
【符号の説明】
1 ウエハ載置台 2 排気ライン 3 圧力緩衝部材 3a 通気性多孔質本体 3b ハウジング 4 排気口部 5 配管 6 バルブ 7 真空ポンプ 8 Oリング 10 熱電対 11 圧力センサー 12 制御機構 41 排気口部 42 バルブ A 真空容器 W ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 浩行 神奈川県秦野市曽屋30番地 東芝セラミッ クス株式会社開発研究所内 Fターム(参考) 3H003 AA01 AC02 AD01 AD02 BG00 CD00 CD06 CE02

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気口部を有する容器と、前記容器内を
    真空化し得る能力を有する排気ラインを備えた真空装置
    において、 前記容器内に設けられた排気口部に、前記容器の内容積
    1cm3 当たり、1.0×10-3cm2 以上の有効面積
    を有する通気性多孔質体が設置されていることを特徴と
    する真空装置。
  2. 【請求項2】 容器内雰囲気を、20000Pa迄減圧
    する際の排気速度が、1分間当たり、容器の内容積の1
    0倍以下の容積を排気するように構成されていることを
    特徴とする請求項1に記載された真空装置。
  3. 【請求項3】 容器内雰囲気を、20000Pa迄減圧
    する際の排気速度が、1分間当たり、容器の内容積の
    0.5乃至3倍の容積を排気するように構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載された真空装置。
  4. 【請求項4】 前記通気性多孔質体の気孔の平均細孔径
    が5乃至15μm、気孔率が30乃至45%の各範囲に
    あることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    に記載された真空装置。
  5. 【請求項5】 前記通気性多孔質体の厚さが1乃至5m
    mの範囲にあることを特徴とする請求項4に記載された
    真空装置。
  6. 【請求項6】 前記通気性多孔質体が、セラミック、ガ
    ラス、金属のいずれからなることを特徴とする請求項1
    乃至請求項5のいずれかに記載された真空装置。
  7. 【請求項7】 前記通気性多孔質体が、円盤形状に形成
    されていることを特徴とする請求項6に記載された真空
    装置。
  8. 【請求項8】 前記通気性多孔質体が、両端部が開放さ
    れた円筒形状、または一端部が封止された円筒形状に形
    成されていることを特徴とする請求項6に記載された真
    空装置。
  9. 【請求項9】 容器内に、前記通気性多孔質体が装着さ
    れた一の排気口部に加えて、他の排気口部が設けられ、
    他の排気口部の接続された配管がバルブを介して、一の
    排気口部の接続された配管に接続されていることを特徴
    とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載された真
    空装置。
  10. 【請求項10】 排気口部に通気性多孔質体を配設した
    容器を真空化する真空装置の真空排気方法において、 前記通気性多孔質体が、前記容器の内容積1cm3 当た
    り、1.0×10-3cm2 以上の有効面積を有し、その
    通気性多孔質体を介して排気を行い、容器内を所定の真
    空度とすることを特徴とする真空排気方法。
  11. 【請求項11】 容器内雰囲気を、20000Pa迄減
    圧する排気段階では、排気速度を1分間当たり、容器の
    内容積の10倍以下の容積を排気する速度範囲とするこ
    とを特徴とする請求項10に記載された真空排気方法。
  12. 【請求項12】 容器内雰囲気を、20000Pa迄減
    圧する排気段階では、排気速度を1分間当たり、容器の
    内容積の0.5乃至3倍の容積を排気する速度範囲とす
    ることを特徴とする請求項11に記載された真空排気方
    法。
  13. 【請求項13】 前記20000Pa到達後の排気段階
    においては、排気速度を1分間当たり、容器の内容積の
    10倍を越える容積を排気する速度に上昇させることを
    特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれかに記載
    された真空排気方法。
  14. 【請求項14】 前記20000Pa到達後の排気段階
    においては、排気速度を1分間当たり、容器の内容積の
    35〜50倍の容積を排気する速度に上昇させることを
    特徴とする請求項13に記載された真空排気方法。
  15. 【請求項15】 真空装置の真空排気方法において用い
    られる排気口部に配設された通気性多孔質体は、その気
    孔の平均細孔径が5乃至15μm、気孔率が30乃至4
    5%の各範囲にあることを特徴とする請求項10乃至請
    求項14のいずれかに記載された真空排気方法。
  16. 【請求項16】 前記通気性多孔質体は、その厚さが1
    乃至5mmの範囲にあることを特徴とする請求項15に
    記載された真空排気方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008064694A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Canon Inc 干渉計測装置

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JP2008064694A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Canon Inc 干渉計測装置

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