JP2000161038A - ユニットスイングエンジンの潤滑構造 - Google Patents
ユニットスイングエンジンの潤滑構造Info
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Abstract
ルを共通に用い、管理を容易にするとともにユニットケ
ースを簡素化し、オイル貯留容量を大きくすることなく
互いに必要なオイル容量を確保することができるユニッ
トスイングエンジンの潤滑構造を供する。 【解決手段】 Vベルト自動変速機を備えるユニットス
イングエンジンにおいて、Vベルト収納空間の側方に隔
壁90を隔ててオイル収納空間22が一体に併設され、オイ
ル収納空間22は、仕切壁72,92によりクランク室23と一
体のクランク室側空間22aとミッション室24の前後に仕
切られるとともに、連通口92aを介してクランク室側空
間22aとミッション室24とをオイルが連通して共通のオ
イル溜めが形成され、オイル収納空間22のクランク室側
空間22aがクランク室23より低い底面を有して同クラン
ク室側空間22aの底部にエンジン各部へオイルを供給す
るオイルポンプ51のオイル吸入口74が設けられたユニッ
トスイングエンジンの潤滑構造。
Description
三輪車に採用されるVベルト自動変速機を備えるユニッ
トスイングエンジンの潤滑構造に関する。
ットスイングエンジンは、例えば特開平5−69877
号公報等に記載されているように、クランク室とミッシ
ョン室とは別個に形成されており、それぞれにエンジン
オイルとミッションオイルが貯留され、4サイクルエン
ジンのクランク室側空間ではオイルポンプにより動弁系
等へのオイル供給がなされ、ミッション室ではオイルに
浸漬したギアの回転によりオイルが掻き上げられ所要箇
所にオイルが供給されるようになっている。
側空間とミッション室側の2種類のオイルを管理しなけ
ればならないとともに、クランク室とミッション室のそ
れぞれに注入口やブリーザ等を設けなければならない。
において必要なオイル容量を確保するために各室のオイ
ルを貯留する下部形状が大きくなり、大型化するととも
に最低地上高への影響がある。
で、その目的とする処は、クランク室とミッション室と
で1種類のオイルを共通に用い、管理を容易にするとと
もにユニットケースを簡素化し、オイル貯留容量を大き
くすることなく互いに必要なオイル容量を確保すること
ができるユニットスイングエンジンの潤滑構造を供する
点にある。
を達成するために、本発明は、Vベルト自動変速機を備
えるユニットスイングエンジンにおいて、Vベルト収納
空間の側方に隔壁を隔ててオイル収納空間が一体に併設
され、前記オイル収納空間は、仕切壁によりクランク室
と一体のクランク室側空間とミッション室の前後に仕切
られるとともに、連通口を介してクランク室側空間とミ
ッション室とをオイルが連通して共通のオイル溜めが形
成され、前記オイル収納空間のクランク室側空間がクラ
ンク室より低い底面を有して同クランク室側空間の底部
にエンジン各部へオイルを供給するオイルポンプのオイ
ル吸入口が設けられたユニットスイングエンジンの潤滑
構造とした。
設されるオイル収納空間が、仕切壁で仕切られるととも
に連通口を介してクランク室側空間とミッション室とを
オイルが連通して共通のオイル溜めが形成されるので、
クランク室とミッション室とは1種類のオイルを共通に
用い管理を容易にするとともに、共通の注入口やブリー
ザ等によりユニットケースを簡素化することができる。
大きくすることなく互いに必要なオイル容量を確保する
ことができ、最低地上高への影響を回避することができ
る。また車両の加速・減速時のクランク室側空間とミッ
ション室側との間でのオイルの必要以上の大きな移動
は、仕切壁により回避され、クランク室側空間とミッシ
ョン室のそれぞれ必要なオイル貯留容量は常時確保され
る。
ンク室より低い底面を有するので、オイルはオイル収納
空間のクランク室側空間に溜まり、クランク室にはオイ
ルが常時溜まらないので、クランク軸の回転に対するフ
リクションの低減を図ることができる。そのクランク室
より低い底面を有するオイル収納空間のクランク室側空
間の底部にオイル吸入口を設けたので、常時オイルの吸
入が可能である。
ニットスイングエンジンの潤滑構造において、前記仕切
壁が、前記オイル収納空間の底壁まで延び、同底壁に沿
ったまたは近傍の仕切壁に前記連通口が形成されたこと
を特徴とする。
または近傍にあるので、車両の状態如何にかかわらずク
ランク室とミッション室とのオイルの連通は常時確保さ
れ、定常的には連通口を介してクランク室側空間とミッ
ション室側のオイルは適当に移動して両側においてオイ
ルレベルラインが同じ高さになるようにする。
ニットスイングエンジンの潤滑構造において、前記仕切
壁が、前記オイル収納空間の上壁まで延び、同上壁近傍
の仕切壁に連通路が形成されクランク室側空間とミッシ
ョン室側との上部空間を連通していることを特徴とす
る。
空間とミッション室側との上部空間を連通しているの
で、連通路は常時オイル面より上方にあって空気の流通
が確保され、クランク室側空間とミッション室側の一方
にのみブリーザ室を設ければよいとともに、前記連通口
を介するオイルの移動を円滑にする。
ついて図1ないし図4に図示し説明する。本実施の形態
はユニットスイングエンジンを備えた自動三輪車1に適
用したものであり、図1は同自動三輪車1の全体側面図
である。
部4を介して連結されており、車体の骨格をなす車体フ
レーム5は、車体前部をヘッドパイプ9から延出して下
降する前部フレーム5aと、同前部フレーム5aの下端
で2本に分岐してステップ部4の下方を後方へ水平に延
びる左右一対のステップフレーム5b,5bと、同ステ
ップフレーム5b,5bの各後部から若干斜め後方へ立
ち上がる左右一対の後部垂直フレーム5c,5cと、同
後部垂直フレーム5c,5cの上部が後方へ屈曲して水
平に延びた後部水平フレーム5d,5dとからなる。
ーム5c,5cの上方にシート6が設けられ、シート6
の下側に燃料タンク7が配設されている。車体前部2に
は、ヘッドパイプ9に軸支されたステアリングシャフト
上部にハンドル8を備え、下側はフロントフォーク10を
介して前輪11が懸架され、ハンドル8によって操向され
る。
ング軸13の前端がピボット12により枢支され後部にユニ
ットスイングエンジン15の前端下部が固着されている。
ユニットスイングエンジン15は、スイング軸13を介して
車体フレーム5に連結されて、上下に揺動自在であり、
スイング軸13の中央とその上方の後部垂直フレーム5c
間にはリヤクッション14が介装されている。
15を概ねII−O−II線に沿って切断し展開した断面図で
ある。右ユニットケース20と左ユニットケース21は、シ
リンダ軸心を含む鉛直面を割り面としている。
尺のクランクケースとミッションケースを部分的に構成
する右ユニットケース20と左ユニットケース21とを合体
させて内部にオイル収納空間22を形成し、その前部がク
ランク室23をなして内燃機関16が一体に設けられてお
り、後部はミッション室24をなして左右一対の後輪18,
18が軸支され、内燃機関16の動力は左ユニットケース21
のケース側壁を隔てた左側のVベルト収納空間25内のV
ベルト自動変速機17により後輪18,18に伝達される。
り、シリンダブロック30,シリンダヘッド31およびヘッ
ドカバー32が若干後傾気味に立設している。シリンダヘ
ッド31から後方へ延出した吸気管65に接続された気化器
66およびエアクリーナ67は右ユニットケース20と左ユニ
ットケース21の上に配設されている。
自在に軸支されて左右方向に延び、その両端は右ユニッ
トケース20から外方へ突出している。シリンダ内を往復
動するピストン34とクランク軸33のクランクピンとをコ
ネクティングロッド35が連結している。
ク室23の右半分を構成するとともに、ケース側壁70を隔
てた右側にカムチェーン室26とウオータポンプ室27がサ
イドカバー28を右側方から被せられて構成され、カムチ
ェーン室26内でクランク軸33にドライブスプロケット36
とドライブギア37が嵌着され、ウオータポンプ室27にマ
グネット式ウオータポンプ38が設けられる。
バルブシステムを採用しており、シリンダヘッド31に動
弁機構40が設けられ、カムシャフト41に嵌着されたドリ
ブンスプロケット42と前記クランク軸33のドライブスプ
ロケット36との間にカムチェーン43が架渡され、そのた
めのカムチェーン室26が右ユニットケース20,シリンダ
ブロック30,シリンダヘッド31に連通して設けられてい
る。カムシャフト41の右端には加給ポンプ45が取り付け
られており、シリンダヘッドの頂端にはブリーザ室46を
形成するヘッドカバー32が取り付けられる。
ータポンプ38は、そのアウタロータ38aに嵌着されたド
リブンギア49が前記クランク軸33に嵌着されたドライブ
ギア37と噛合している。アウタロータ38aの回転は、磁
石を介してインナーロータ38bを回転させてマグネット
式ウオータポンプ38が駆動されるとともに、アウタロー
タ38aを嵌着軸支した駆動軸50を介して左ユニットケー
ス21に設けられたトロコイド式のオイルポンプ51を駆動
する。
右端部には始動兼発電機48が取付けられ、左端にはVベ
ルト自動変速機17のドライブプーリ52が取付けられてい
る。前後に長尺の左ユニットケース21の左側開放面は、
外周縁にパッキンを介して伝動ケースカバー39によって
覆われ、その内部にVベルト自動変速機17が納められ、
クランク軸33の回転がドライブプーリ52,Vベルト53,
ドリブンプーリ54,遠心クラッチ55を経てミッション室
24内から突出した入力軸56に伝えられる。
ョンが収納されており、前記入力軸56に伝達された動力
はギア56a,ギア57の噛合により中間軸58に伝達され、
中間軸58の回転はギア58a,ギア59の噛合により円筒軸
60に伝達される。円筒軸60の回転は差動機構61を介して
左右の出力軸62,62を回転させる。各出力軸62,62がそ
れぞれ後輪18,18の車軸であり、上記ミッション室24の
ギア列により減速され差動機構61により適当な回転比で
左右の後輪18.18が駆動される。
との合体によって構成されるオイル収納空間22内部の構
造を図3および図4の各内側から見た側面図に基づき説
明する。まず右ユニットケース20(図3参照)は、ケー
ス側壁70の周囲をケース周壁71が囲っており、その内部
中央に鉛直に仕切壁72が形成されてオイル収納空間22を
クランク室側空間22aとミッション室24とに仕切ってい
る。
は、クランク室23と一体になっており、クランク室23の
底面よりさらに低い位置にクランク室側空間22aの底面
22bを有し、通常オイルはこのクランク室側空間22aの
低い底面22bに溜まり、クランク室23には溜まらずクラ
ンク軸33の回転に対してオイルがフリクションを生じる
のを低減している。
22aの底部に底面22bに沿って平行に突出されたリブ73
により底面22bとリブ73との間でオイル吸入口74が形成
されている。同オイル吸入口74の上に有底円筒状をした
オイルストレーナ室75が形成され、同オイルストレーナ
室75の底壁に左ユニットケース21のオイルポンプ51に通
じる連通管76が延出している。
周壁71の上壁に沿って複雑に突出したリブ77が左ユニッ
トケース21との合体で迷路構造のクランク室側空間22a
とミッション室24とを連通する連通路78を形成するよう
になっており、さらにその下にオイル注入口79が形成さ
れている。
貫通する円孔80、入力軸56および中間軸58の軸受穴81,
82およびパーキング用のギア軸が支持される円孔83,軸
受穴84が形成されており、円孔80の内側に収容される差
動機構61をケース周壁71が上側から後側を経て下側に連
続して囲み、さらにケース周壁71から内側に分岐して円
弧リブ85が前方斜め上向きに延出して囲み、円弧リブ85
の前端とケース周壁71の上壁との間に前方に大きく開い
た開口が形成されている。
に切欠き85aが設けられており、通常ミッション室24の
ケース周壁71の底面24aと円弧リブ85との間にオイルが
溜まり、上記切欠き85aより差動機構61およびギア59が
回転する円弧内にオイルが浸入し、ギア59および差動機
構61により掻き上げられる。
ットケース21の内側(右側面側)は、図4に示すように
概ね対称な構造をしており、右ユニットケース20のケー
ス側壁70、ケース周壁71、仕切壁72、リブ73、連通管7
6、リブ77および円弧リブ85に対応して左ユニットケー
ス21にケース側壁90、ケース周壁91、仕切壁92、リブ9
3、連通管96、リブ97および円弧リブ105 が形成されて
いて、互いにガスケットを介して接合し、右ユニットケ
ース20の円孔80、軸受穴81,82等に対応して左ユニット
ケース21に円孔100 、軸受穴101 ,102 等が形成されて
いる。
ランク室側空間22aとミッション室24とに仕切られる
が、左ユニットケース21側の仕切壁92の下側のケース周
壁91に接する下端が切欠かれて連通口92aが形成されて
おり、連通口92aを介してクランク室側空間22aとミッ
ション室24とをオイルが連通して共通のオイル溜めが形
成される。
74が形成され、同オイル吸入口74から吸入されたオイル
はオイルストレーナ室75に嵌装されたオイルストレーナ
を経て接合された連通管76,96を通り、左ユニットケー
ス21のケース側壁90に沿って形成された油路106 を経由
してオイルポンプ51に至る。
切欠き77a,97aが設けられて迷路構造を構成して共通
の連通路78が形成され、クランク室23とミッション室24
とをオイル収納空間22の上部で迷路状の連通路78を介し
て連通している。
うな構造をしており、オイル注入口74から注入されたオ
イルは、オイル収納空間22の下部に溜まり、通常は図3
および図4に1点鎖線で示す高さ位置にオイルレベルラ
インLがある。クランク室側空間22aとミッション室24
とを連通口92aが連通して共通のオイル溜めとなってお
り、上部も連通路78により連通しているので、前後の室
とも同じオイルレベルラインLをなしている。
のオイルを共通に用い管理を容易にするとともに、オイ
ル注入口74やブリーザ室46を共通に1つ有すればよく、
右ユニットケース20,左ユニットケース21を簡素化する
ことができる。
大きくすることなく互いに必要なオイル容量を確保する
ことができ、最低地上高への影響を回避することができ
る。オイル吸入口74は、クランク室側空間22aの底面に
沿って形成されているので、常時オイルの吸入が可能で
あり、オイルポンプ51の駆動でオイルをオイル吸入口74
からオイルストレーナを経て吸入し、シリンダブロック
30,シリンダヘッド31の油路を通って動弁機構40に給油
を行うことができる。
105 の基端部に形成された切欠き85a,105aを連通して
オイルが切欠き85a,105aより差動機構61およびギア59
が回転する円弧内に浸入し、ギア59および差動機構61の
回転により掻き上げられる。走行時に、ギア59および差
動機構61によりオイルはケース周壁71,91の後部内周面
に沿って掻き上げられてミッション室24の上部から前方
へ散布され、ミッションギア列にオイルが供給される。
が高いクランク室23にはオイルが常時溜まらないので、
クランク軸33の回転に対するフリクションの低減を図る
ことができる。共通のオイル溜めによりオイル貯留容量
を大きくすることなく互いに必要なオイル容量を確保す
ることができ、最低地上高への影響を回避することがで
きる。
側空間22aのオイルも後方へ移動しようとするが、仕切
壁72,92により阻止されてミッション室24側への移動が
規制されクランク室側空間22aの必要なオイル量は確保
され、オイル吸入口74には常時オイルが溜まった状態に
することができる。
るが、ミッション室24内のオイルは仕切壁72,92により
阻止されてオイル室側空間22aに移動せずミッション室
24内の必要なオイル量は確保される。
ルの大きな移動は、仕切壁72,92により阻止され、定常
的には連通口92aを介してクランク室側空間22aとミッ
ション室24のオイルは適当に移動して両側においてオイ
ルレベルラインLが同じ高さになるようにする。
室側空間22aとミッション室24との上部空間を連通して
いるので、連通路78は常時オイルレベルラインLより上
方にあって空気の流通が確保され、前記連通口92aを介
するオイルの移動を円滑にする。
造をなしているので、ミッション室24でギア等で掻き上
げられ散布したオイルによりミスト状になったオイルは
迷路構造の連通路78で遮断されるため、オイルがクラン
ク室23を経てヘッドカバー32に設けられたブリーザ室46
から外部に排出されるのを防止することができる。
側面図である。
O−II線で切断した断面図である。
テップ部、5…車体フレーム、6…シート、7…燃料タ
ンク、8…ハンドル、9…ヘッドパイプ、10…フロント
フォーク、11…前輪、12…ピボット、13…スイング軸、
14…リヤクッション、15…ユニットスイングエンジン、
16…内燃機関、17…Vベルト自動変速機、18…後輪、20
…右ユニットケース、21…左ユニットケース、22…オイ
ル収納空間、23…クランク室、24…ミッション室、25…
Vベルト収納空間、26…カムチェーン室、27…ウオータ
ポンプ室、28…サイドカバー、30…シリンダブロック、
31…シリンダヘッド、32…ヘッドカバー、33…クランク
軸、34…ピストン、35…コネクティングロッド、36…ド
ライブスプロケット、37…ドライブギア、38…マグネッ
ト式ウオータポンプ、39…伝動ケースカバー、40…動弁
機構、41…カムシャフト、42…ドリブンスプロケット、
43…カムチェーン、45…加給ポンプ、46…ブリーザ室、
48…始動兼発電機、49…ドリブンギア、50…駆動軸、51
…オイルポンプ、52…ドライブプーリ、53…Vベルト、
54…ドリブンプーリ、55…遠心クラッチ、56…入力軸、
57…ギア、58…中間軸、59…ギア、60…円筒軸、61…差
動機構、62…出力軸、65…吸気管、66…気化器、67…エ
アクリーナ、70…ケース側壁、71…ケース周壁、72…仕
切壁、73…リブ、74…オイル吸入口、75…オイルストレ
ーナ室、76…連通管、77…リブ、78…連通路、79…オイ
ル注入口、80,81…軸受穴、83…円孔、84…軸受穴、85
…円弧リブ、90…ケース側壁、91…ケース周壁、92…仕
切壁、92a…連通口、93…リブ、96…連通管、97…リ
ブ、100 ,101 …軸受穴、103 …円孔、104 …軸受穴、
105 …円弧リブ、106 …油路。
Claims (3)
- 【請求項1】 Vベルト自動変速機を備えるユニットス
イングエンジンにおいて、 Vベルト収納空間の側方に隔壁を隔ててオイル収納空間
が一体に併設され、 前記オイル収納空間は、仕切壁によりクランク室と一体
のクランク室側空間とミッション室との前後に仕切られ
るとともに、連通口を介してクランク室側空間とミッシ
ョン室とをオイルが連通して共通のオイル溜めが形成さ
れ、 前記オイル収納空間のクランク室側空間がクランク室よ
り低い底面を有して同クランク室側空間の底部にエンジ
ン各部へオイルを供給するオイルポンプのオイル吸入口
が設けられたことを特徴とするユニットスイングエンジ
ンの潤滑構造。 - 【請求項2】 前記仕切壁は、前記オイル収納空間の底
壁まで延び、同底壁に沿ったまたは近傍の仕切壁に前記
連通口が形成されたことを特徴とする請求項1記載のユ
ニットスイングエンジンの潤滑構造。 - 【請求項3】 前記仕切壁は、前記オイル収納空間の上
壁まで延び、同上壁近傍の仕切壁に連通路が形成されク
ランク室側空間とミッション室側との上部空間を連通し
ていることを特徴とする請求項1記載のユニットスイン
グエンジンの潤滑構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP33682298A JP4175709B2 (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | ユニットスイングエンジンの潤滑構造 |
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---|---|---|---|
JP33682298A JP4175709B2 (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | ユニットスイングエンジンの潤滑構造 |
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JP4175709B2 JP4175709B2 (ja) | 2008-11-05 |
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Cited By (3)
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-
1998
- 1998-11-27 JP JP33682298A patent/JP4175709B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4175709B2 (ja) | 2008-11-05 |
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