JP2000160977A - 掘削機 - Google Patents
掘削機Info
- Publication number
- JP2000160977A JP2000160977A JP10334661A JP33466198A JP2000160977A JP 2000160977 A JP2000160977 A JP 2000160977A JP 10334661 A JP10334661 A JP 10334661A JP 33466198 A JP33466198 A JP 33466198A JP 2000160977 A JP2000160977 A JP 2000160977A
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- JP
- Japan
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- machine frame
- rod
- motor
- excavator
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- Pending
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- Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 土質が硬質であっても、装置を大型化するこ
となくボーリングロッドの引き上げを容易にすることの
できる掘削機を提供する。 【解決手段】 下位固定機枠１ａ上に上位傾倒機枠１ｂ
を傾倒自在に取り付けた機枠本体１と、上位傾倒機枠１
ｂに、機枠本体１の軸線方向に摺動自在で、上面にモー
タ２を取り付けたモータ支持台３と、モータ２の出力軸
２ｂに、ロッド連結部５を介して連結された中空ボーリ
ングロッド４と、上位傾倒機枠１ｂの下面に取り付けら
れたロッド進退用シリンダ６と、一端がロッド進退用シ
リンダ６の伸縮ロッド７の基端に連結され他端がモータ
支持台３に連結されてロッド進退用シリンダ６の作動を
モータ支持台３に伝達する連結枠８とを備えた掘削機に
おいて、上位傾転機枠１ｂの先端部に滑車１３を回転自
在に取り付け、先端がモータ２側に固定されたワイヤ１
４を滑車１３を介して巻き上げるウインチ１５を下位固
定機枠１ａに固定した。
となくボーリングロッドの引き上げを容易にすることの
できる掘削機を提供する。 【解決手段】 下位固定機枠１ａ上に上位傾倒機枠１ｂ
を傾倒自在に取り付けた機枠本体１と、上位傾倒機枠１
ｂに、機枠本体１の軸線方向に摺動自在で、上面にモー
タ２を取り付けたモータ支持台３と、モータ２の出力軸
２ｂに、ロッド連結部５を介して連結された中空ボーリ
ングロッド４と、上位傾倒機枠１ｂの下面に取り付けら
れたロッド進退用シリンダ６と、一端がロッド進退用シ
リンダ６の伸縮ロッド７の基端に連結され他端がモータ
支持台３に連結されてロッド進退用シリンダ６の作動を
モータ支持台３に伝達する連結枠８とを備えた掘削機に
おいて、上位傾転機枠１ｂの先端部に滑車１３を回転自
在に取り付け、先端がモータ２側に固定されたワイヤ１
４を滑車１３を介して巻き上げるウインチ１５を下位固
定機枠１ａに固定した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中もしくは擁壁
等に掘削孔を設ける際に用いる掘削機に関する。
等に掘削孔を設ける際に用いる掘削機に関する。
【０００２】
【従来の技術】地中や擁壁等に掘削孔を設けるために、
従来より、各種形態の掘削機が開発、使用されている
が、小型化、操作性等の面でいまだ充分なものは開発さ
れていない。本発明者は、このような現状に鑑みて、先
に実願昭５６−１３４５９３号において、ロッド連結部
をスイベル機構とすることによって装置全体の小型化、
操作性等を著しく改善した掘削機を提案した。しかしな
がら、この実願昭５６−１３４５９３号に開示した掘削
機の構造では、構造が複雑であり、ロッド連結部におけ
る水密性及び加工性の面で問題を有していた。
従来より、各種形態の掘削機が開発、使用されている
が、小型化、操作性等の面でいまだ充分なものは開発さ
れていない。本発明者は、このような現状に鑑みて、先
に実願昭５６−１３４５９３号において、ロッド連結部
をスイベル機構とすることによって装置全体の小型化、
操作性等を著しく改善した掘削機を提案した。しかしな
がら、この実願昭５６−１３４５９３号に開示した掘削
機の構造では、構造が複雑であり、ロッド連結部におけ
る水密性及び加工性の面で問題を有していた。
【０００３】そこで、本発明者は、実公昭６３−１２２
３１号公報において、充分な水密性を保持することがで
きるとともに容易に加工、組立できるロッド連結部構造
を開示した。これは、モータ支持台に一体的に固定され
た支持スリーブ内に、ソケットを回転自在に配設し、前
記モータ支持台にモータを取り付けるとともに該モータ
の出力軸を前記ソケットの一端と連結し、該ソケットの
他端に中空ボーリングロッドの基端を連結し、前記ソケ
ット内に、一端を前記中空ボーリングロッドの中空部と
連通する軸線方向孔と、該軸線方向孔の基端と連通する
直径方向孔と、前記支持スリーブの直径方向孔と対向す
る位置に設けた環状溝及び水流入孔とよりなる水供給通
路を設け、且つ前記支持スリーブの内面における前記水
流入孔の両側に、前記ソケット外周面と支持スリーブ内
周面との水密を図るためのシール部を設けた掘削機のロ
ッド連結部構造である。
３１号公報において、充分な水密性を保持することがで
きるとともに容易に加工、組立できるロッド連結部構造
を開示した。これは、モータ支持台に一体的に固定され
た支持スリーブ内に、ソケットを回転自在に配設し、前
記モータ支持台にモータを取り付けるとともに該モータ
の出力軸を前記ソケットの一端と連結し、該ソケットの
他端に中空ボーリングロッドの基端を連結し、前記ソケ
ット内に、一端を前記中空ボーリングロッドの中空部と
連通する軸線方向孔と、該軸線方向孔の基端と連通する
直径方向孔と、前記支持スリーブの直径方向孔と対向す
る位置に設けた環状溝及び水流入孔とよりなる水供給通
路を設け、且つ前記支持スリーブの内面における前記水
流入孔の両側に、前記ソケット外周面と支持スリーブ内
周面との水密を図るためのシール部を設けた掘削機のロ
ッド連結部構造である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この実
公昭６３−１２２３１号公報に開示した構造の掘削機に
おいては、土質の状況によっては、中空ボーリングロッ
ドの引き上げが困難となる場合があった。すなわち、装
置全体の小型化を図るためにロッド進退用シリンダも比
較的小型のものを使用した場合、土質が硬質であったり
すると、掘削後にロッド進退用シリンダを駆動して中空
ボーリングロッドを地盤から引き抜こうとしても、引き
抜きが困難である問題があった。そこで本発明が解決し
ようとする課題は、土質が硬質であっても、装置を大型
化することなくボーリングロッドの引き上げを容易にす
ることのできる掘削機を提供することにある。
公昭６３−１２２３１号公報に開示した構造の掘削機に
おいては、土質の状況によっては、中空ボーリングロッ
ドの引き上げが困難となる場合があった。すなわち、装
置全体の小型化を図るためにロッド進退用シリンダも比
較的小型のものを使用した場合、土質が硬質であったり
すると、掘削後にロッド進退用シリンダを駆動して中空
ボーリングロッドを地盤から引き抜こうとしても、引き
抜きが困難である問題があった。そこで本発明が解決し
ようとする課題は、土質が硬質であっても、装置を大型
化することなくボーリングロッドの引き上げを容易にす
ることのできる掘削機を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の掘削機は、下位固定機枠と同下位固定機枠
上に傾倒自在に取り付けられた上位傾倒機枠とより構成
される機枠本体と、前記上位傾倒機枠に、前記機枠本体
の軸線方向に摺動自在に取り付けられ、上面にモータを
取り付けたモータ支持台と、前記モータの出力軸に、ロ
ッド連結部を介して連結された中空ボーリングロッド
と、前記上位傾倒機枠の下面に取り付けられたロッド進
退用シリンダと、一端が前記ロッド進退用シリンダの伸
縮ロッドの基端に連結され他端が前記モータ支持台に連
結されて前記ロッド進退用シリンダの作動を前記モータ
支持台に伝達するための連結枠とを備えた掘削機におい
て、前記上位傾転機枠の先端部に滑車を回転自在に取り
付け、先端が前記モータ側に固定されたワイヤを前記滑
車を介して巻き上げるウインチを前記下位固定機枠に固
定したことを特徴とする。
め、本発明の掘削機は、下位固定機枠と同下位固定機枠
上に傾倒自在に取り付けられた上位傾倒機枠とより構成
される機枠本体と、前記上位傾倒機枠に、前記機枠本体
の軸線方向に摺動自在に取り付けられ、上面にモータを
取り付けたモータ支持台と、前記モータの出力軸に、ロ
ッド連結部を介して連結された中空ボーリングロッド
と、前記上位傾倒機枠の下面に取り付けられたロッド進
退用シリンダと、一端が前記ロッド進退用シリンダの伸
縮ロッドの基端に連結され他端が前記モータ支持台に連
結されて前記ロッド進退用シリンダの作動を前記モータ
支持台に伝達するための連結枠とを備えた掘削機におい
て、前記上位傾転機枠の先端部に滑車を回転自在に取り
付け、先端が前記モータ側に固定されたワイヤを前記滑
車を介して巻き上げるウインチを前記下位固定機枠に固
定したことを特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、添付図に示す一
実施例に基いて具体的に説明する。図１から図３に本発
明に係るロッド連結部構造を有する掘削機の全体が示さ
れている。１は機枠本体であり、この機枠本体１は、下
位固定機枠１ａと、同下位固定機枠１ａ上に支持ブラケ
ット１ｃを介して傾倒自在に取り付けられる上位傾倒機
枠１ｂとより構成される。上位傾倒機枠１ｂには、上面
にモータ２を取り付けたモータ支持台３が、機枠本体１
の軸線方向に摺動自在に取り付けられている。４は中空
ボーリングロッドであり、同中空ボーリングロッド４
は、後述するロッド連結部５によってモータ２の出力軸
２ｂに連結されている。上位傾倒機枠１ｂには、その下
面にロッド進退用シリンダ６が取り付けられており、同
ロッド進退用シリンダ６の伸縮ロッド７は中空ボーリン
グロッド４と反対の方向に伸延する。８はロッド進退用
シリンダ６の作動をモータ支持台３に伝達するための連
結枠であり、その一端を伸縮ロッド７の基端に連結する
とともに、他端をモータ支持台３に連結している。
実施例に基いて具体的に説明する。図１から図３に本発
明に係るロッド連結部構造を有する掘削機の全体が示さ
れている。１は機枠本体であり、この機枠本体１は、下
位固定機枠１ａと、同下位固定機枠１ａ上に支持ブラケ
ット１ｃを介して傾倒自在に取り付けられる上位傾倒機
枠１ｂとより構成される。上位傾倒機枠１ｂには、上面
にモータ２を取り付けたモータ支持台３が、機枠本体１
の軸線方向に摺動自在に取り付けられている。４は中空
ボーリングロッドであり、同中空ボーリングロッド４
は、後述するロッド連結部５によってモータ２の出力軸
２ｂに連結されている。上位傾倒機枠１ｂには、その下
面にロッド進退用シリンダ６が取り付けられており、同
ロッド進退用シリンダ６の伸縮ロッド７は中空ボーリン
グロッド４と反対の方向に伸延する。８はロッド進退用
シリンダ６の作動をモータ支持台３に伝達するための連
結枠であり、その一端を伸縮ロッド７の基端に連結する
とともに、他端をモータ支持台３に連結している。
【０００７】このような構成により、ロッド進退用シリ
ンダ６を作動させたとき、伸縮ロッド７が進退し、連結
枠８、モータ支持台３を介して、モータ２及び中空ボー
リングロッド４を、機枠本体１に対して一体的に進退さ
せることができる。また９は機枠傾倒機構であり、これ
は、下位固定機枠１ａと上位傾倒機枠１ｂ間に傾倒杆１
０を介在させ、同傾倒杆１０の一端を上位傾倒機枠１ａ
の下面に固設したブラケット１１に枢支し、一方、その
他端を下位固定機枠１ｂに所要ピッチにて穿設した複数
の支持孔１２のうちの一つに選択的に枢支することによ
って構成している。また、上位傾転機枠１ｂの先端部に
は滑車１３が回転自在に取り付けられており、この滑車
１３に懸けられるワイヤ１４の先端がモータ２のケーシ
ングに固定され、ワイヤ１４の基端部は、下位固定機枠
１ａに固定したウインチ１５に巻き付けられている。
ンダ６を作動させたとき、伸縮ロッド７が進退し、連結
枠８、モータ支持台３を介して、モータ２及び中空ボー
リングロッド４を、機枠本体１に対して一体的に進退さ
せることができる。また９は機枠傾倒機構であり、これ
は、下位固定機枠１ａと上位傾倒機枠１ｂ間に傾倒杆１
０を介在させ、同傾倒杆１０の一端を上位傾倒機枠１ａ
の下面に固設したブラケット１１に枢支し、一方、その
他端を下位固定機枠１ｂに所要ピッチにて穿設した複数
の支持孔１２のうちの一つに選択的に枢支することによ
って構成している。また、上位傾転機枠１ｂの先端部に
は滑車１３が回転自在に取り付けられており、この滑車
１３に懸けられるワイヤ１４の先端がモータ２のケーシ
ングに固定され、ワイヤ１４の基端部は、下位固定機枠
１ａに固定したウインチ１５に巻き付けられている。
【０００８】図４にロッド連結部５の構造が示されてい
る。同図において、２０はモータ支持台３の上面にブラ
ケット２１を介して固定される支持スリーブであり、同
支持スリーブ２０は同時にその基端をモータ２のフラン
ジ２ａに固定している。また２２は支持スリーブ２０内
に回転自在に支持されるソケットであり、同ソケット２
２はその基端を連結ピン２３にてモータ２の出力軸２ｂ
に連結しており、その先端を中空ボーリングロッド４の
基端と連結している。
る。同図において、２０はモータ支持台３の上面にブラ
ケット２１を介して固定される支持スリーブであり、同
支持スリーブ２０は同時にその基端をモータ２のフラン
ジ２ａに固定している。また２２は支持スリーブ２０内
に回転自在に支持されるソケットであり、同ソケット２
２はその基端を連結ピン２３にてモータ２の出力軸２ｂ
に連結しており、その先端を中空ボーリングロッド４の
基端と連結している。
【０００９】ロッド連結部５は、その内部に外部からボ
ーリングロッド４へ水を供給するための水供給通路を形
成している。同水供給通路は、本実施例においては、ソ
ケット２２内に、軸線方向孔２４、直線方向孔２５、環
状溝２６及び流入孔２７を設けることによって形成して
いる。軸線方向孔２４は、一端が中空ボーリングロッド
４と連通し、同軸線方向孔２４の終端に直線方向孔２５
が連通するように形成されている。さらに、直線方向孔
２５は支持スリーブ１０に設けた環状溝２６と連通する
流入孔２７と連通している。
ーリングロッド４へ水を供給するための水供給通路を形
成している。同水供給通路は、本実施例においては、ソ
ケット２２内に、軸線方向孔２４、直線方向孔２５、環
状溝２６及び流入孔２７を設けることによって形成して
いる。軸線方向孔２４は、一端が中空ボーリングロッド
４と連通し、同軸線方向孔２４の終端に直線方向孔２５
が連通するように形成されている。さらに、直線方向孔
２５は支持スリーブ１０に設けた環状溝２６と連通する
流入孔２７と連通している。
【００１０】支持スリーブ２０の内周面には、環状溝２
６の両側の位置にＯリング２８，２９，３０，３１を取
り付けており、これによって、支持スリーブ２０とソケ
ット２２との間の充分な水密効果をあげることができ
る。３２は支持スリーブ２０の先端に設けられた軸受で
あり、ソケット２２の回転を円滑にするためのものであ
る。なお、図３において、３３は上位傾倒機枠１ｂの先
端に設けたロッドクランプ機構であり、中空ボーリング
ロッド４をその横振れを防止しながら摺動自在に支持す
るものである。
６の両側の位置にＯリング２８，２９，３０，３１を取
り付けており、これによって、支持スリーブ２０とソケ
ット２２との間の充分な水密効果をあげることができ
る。３２は支持スリーブ２０の先端に設けられた軸受で
あり、ソケット２２の回転を円滑にするためのものであ
る。なお、図３において、３３は上位傾倒機枠１ｂの先
端に設けたロッドクランプ機構であり、中空ボーリング
ロッド４をその横振れを防止しながら摺動自在に支持す
るものである。
【００１１】ついで上記構成を有する掘削機の作動につ
いて述べる。まず、図１に示すように、地面に対して掘
削機の機枠本体１を設置し、その後、例えば油圧で駆動
されるモータ２を駆動して中空ボーリングロッド４を回
転させるとともに、流入孔２７より水を注入し、さらに
ロッド進退用シリンダ６を作動して擁壁等に向けて中空
ボーリングロッド４を進行させ、これによってボーリン
グを行うものである。上記ボーリング作業においてモー
タ２とロッド連結部５とはコンパクトに一体化されてい
るので、掘削機を容易かつ確実に配置でき、さらにロッ
ド連結部５は充分な水密が図られているので漏水を生ず
ることなくボーリングを行うことができる。
いて述べる。まず、図１に示すように、地面に対して掘
削機の機枠本体１を設置し、その後、例えば油圧で駆動
されるモータ２を駆動して中空ボーリングロッド４を回
転させるとともに、流入孔２７より水を注入し、さらに
ロッド進退用シリンダ６を作動して擁壁等に向けて中空
ボーリングロッド４を進行させ、これによってボーリン
グを行うものである。上記ボーリング作業においてモー
タ２とロッド連結部５とはコンパクトに一体化されてい
るので、掘削機を容易かつ確実に配置でき、さらにロッ
ド連結部５は充分な水密が図られているので漏水を生ず
ることなくボーリングを行うことができる。
【００１２】掘削が終了して中空ボーリングロッド４を
引き上げるときは、モータ２を駆動して中空ボーリング
ロッド４を回転させると共に、ロッド進退用シリンダ６
を作動して中空ボーリングロッド４を後退させると、中
空ボーリングロッド４は地盤から引き抜かれる。このと
き、地盤の土質によって引き抜きが困難なときは、ウイ
ンチ１５を駆動してワイヤ１４を巻き上げ、モータ２の
ケーシングに引き上げ力を加えることで引き抜き力が増
加し、中空ボーリングロッド４を容易に引き抜くことが
できる。
引き上げるときは、モータ２を駆動して中空ボーリング
ロッド４を回転させると共に、ロッド進退用シリンダ６
を作動して中空ボーリングロッド４を後退させると、中
空ボーリングロッド４は地盤から引き抜かれる。このと
き、地盤の土質によって引き抜きが困難なときは、ウイ
ンチ１５を駆動してワイヤ１４を巻き上げ、モータ２の
ケーシングに引き上げ力を加えることで引き抜き力が増
加し、中空ボーリングロッド４を容易に引き抜くことが
できる。
【００１３】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、上位傾転機枠の先端部に滑車を回転自在に取り付
け、先端が前記モータ側に固定されたワイヤを前記滑車
を介して巻き上げるウインチを前記下位固定機枠に固定
したことにより、土質が硬質であっても、装置を大型化
することなくボーリングロッドの引き上げを容易にする
ことができる。
は、上位傾転機枠の先端部に滑車を回転自在に取り付
け、先端が前記モータ側に固定されたワイヤを前記滑車
を介して巻き上げるウインチを前記下位固定機枠に固定
したことにより、土質が硬質であっても、装置を大型化
することなくボーリングロッドの引き上げを容易にする
ことができる。
【図１】 本発明に係るロッド連結部構造を具備する掘
削機の実施例の正面図である。
削機の実施例の正面図である。
【図２】 本発明実施例の平面図である。
【図３】 本発明実施例の側面図である。
【図４】 本発明実施例の要部拡大説明図である。
１ 機枠本体、１ａ 下位固定機枠、１ｂ 上位傾倒機
枠、１ｃ 支持ブラケット、２ モータ、２ａ フラン
ジ、２ｂ 出力軸、３ モータ支持台、４ 中空ボーリ
ングロッド、５ ロッド連結部、６ ロッド進退用シリ
ンダ、７ 伸縮ロッド、８ 連結枠、９ 機枠傾倒機
構、１０ 傾斜杆、１１ ブラケット、１２支持孔、１
３ 滑車、１４ ワイヤ、１５ ウインチ、２０ 支持
スリーブ、２１ ブラケット、２２ ソケット、２３
連結ピン、２４ 軸線方向孔、２５直線方向孔、２６
環状溝、２７ 流入孔、２８〜３１ Ｏリング、３２
軸受、３３ ロッドクランプ機構
枠、１ｃ 支持ブラケット、２ モータ、２ａ フラン
ジ、２ｂ 出力軸、３ モータ支持台、４ 中空ボーリ
ングロッド、５ ロッド連結部、６ ロッド進退用シリ
ンダ、７ 伸縮ロッド、８ 連結枠、９ 機枠傾倒機
構、１０ 傾斜杆、１１ ブラケット、１２支持孔、１
３ 滑車、１４ ワイヤ、１５ ウインチ、２０ 支持
スリーブ、２１ ブラケット、２２ ソケット、２３
連結ピン、２４ 軸線方向孔、２５直線方向孔、２６
環状溝、２７ 流入孔、２８〜３１ Ｏリング、３２
軸受、３３ ロッドクランプ機構
Claims (1)
- 【請求項１】 下位固定機枠と同下位固定機枠上に傾倒
自在に取り付けられた上位傾倒機枠とより構成される機
枠本体と、前記上位傾倒機枠に、前記機枠本体の軸線方
向に摺動自在に取り付けられ、上面にモータを取り付け
たモータ支持台と、前記モータの出力軸に、ロッド連結
部を介して連結された中空ボーリングロッドと、前記上
位傾倒機枠の下面に取り付けられたロッド進退用シリン
ダと、一端が前記ロッド進退用シリンダの伸縮ロッドの
基端に連結され他端が前記モータ支持台に連結されて前
記ロッド進退用シリンダの作動を前記モータ支持台に伝
達するための連結枠とを備えた掘削機において、 前記上位傾転機枠の先端部に滑車を回転自在に取り付
け、先端が前記モータ側に固定されたワイヤを前記滑車
を介して巻き上げるウインチを前記下位固定機枠に固定
したことを特徴とする掘削機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10334661A JP2000160977A (ja) | 1998-11-25 | 1998-11-25 | 掘削機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10334661A JP2000160977A (ja) | 1998-11-25 | 1998-11-25 | 掘削機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000160977A true JP2000160977A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=18279859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10334661A Pending JP2000160977A (ja) | 1998-11-25 | 1998-11-25 | 掘削機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000160977A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012106750A1 (en) * | 2011-02-07 | 2012-08-16 | Strange Investments (Wa) Pty Ltd | Drill rig and associated drill rig traverse system |
-
1998
- 1998-11-25 JP JP10334661A patent/JP2000160977A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012106750A1 (en) * | 2011-02-07 | 2012-08-16 | Strange Investments (Wa) Pty Ltd | Drill rig and associated drill rig traverse system |
| US8997892B2 (en) | 2011-02-07 | 2015-04-07 | Strada Design Limited | Drill rig and associated drill rig traverse system |
| US9260928B2 (en) | 2011-02-07 | 2016-02-16 | Strada Design Limited | Drill rig and associated drill rig traverse system |
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