JP2000160914A - チェッカ機能付きドアヒンジ構造 - Google Patents
チェッカ機能付きドアヒンジ構造Info
- Publication number
- JP2000160914A JP2000160914A JP10375697A JP37569798A JP2000160914A JP 2000160914 A JP2000160914 A JP 2000160914A JP 10375697 A JP10375697 A JP 10375697A JP 37569798 A JP37569798 A JP 37569798A JP 2000160914 A JP2000160914 A JP 2000160914A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- hinge structure
- checker
- roller
- door hinge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、乾燥炉における焼き付け塗装等高温
にも耐えうるチェッカ機能付きドアヒンジ構造を目的と
する。 【解決手段】ローラー（３）が凹凸部を有するチェック
プレート（４）上を廻動する事によりドアを保持するト
ルクを発生させることでチェッカ機能を有し、またチェ
ッカープレート（４）と車体側ヒンジブラケット（２）
の間の弾性体に耐熱性シリコンゴムを有する事により、
乾燥炉等の高温にも耐えうるチェッカ機能付きドアヒン
ジ構造である。
にも耐えうるチェッカ機能付きドアヒンジ構造を目的と
する。 【解決手段】ローラー（３）が凹凸部を有するチェック
プレート（４）上を廻動する事によりドアを保持するト
ルクを発生させることでチェッカ機能を有し、またチェ
ッカープレート（４）と車体側ヒンジブラケット（２）
の間の弾性体に耐熱性シリコンゴムを有する事により、
乾燥炉等の高温にも耐えうるチェッカ機能付きドアヒン
ジ構造である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の車
体に取り付けられる開閉ドア等に適用されるヒンジ装置
に係わり、特にチェッカ機能を付加させたヒンジ装置に
関するものである。
体に取り付けられる開閉ドア等に適用されるヒンジ装置
に係わり、特にチェッカ機能を付加させたヒンジ装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、自動車のドアヒンジ装置とチェ
ッカとは個々のものに分かれているものが主流だった。
ッカとは個々のものに分かれているものが主流だった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 （イ）チェッカとヒンジが個々のために、部品点数が多
かった。 （ロ）チェッカ一体のヒンジは構造が複雑で形状が大き
かった。 （ハ）チェッカ一体のヒンジ構造のものは、部品店数増
加のために重量が重かった。 （ニ）高温に耐えうる材料構造ではなかったため、車体
組み付け後の乾燥炉における焼き付け塗装が出来なかっ
た。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。
があった。 （イ）チェッカとヒンジが個々のために、部品点数が多
かった。 （ロ）チェッカ一体のヒンジは構造が複雑で形状が大き
かった。 （ハ）チェッカ一体のヒンジ構造のものは、部品店数増
加のために重量が重かった。 （ニ）高温に耐えうる材料構造ではなかったため、車体
組み付け後の乾燥炉における焼き付け塗装が出来なかっ
た。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドア側に取り
付けるヒンジブラケット（１）に自由に回転するローラ
ー（３）を有し、ローラーピン（６）で円滑な回転を促
すように固定する。
付けるヒンジブラケット（１）に自由に回転するローラ
ー（３）を有し、ローラーピン（６）で円滑な回転を促
すように固定する。
【０００５】また、車体側に取り付けるヒンジブラケッ
ト（２）のセンターにローラー（３）が廻動する事によ
ってドアを半開きに固定するためのチェックプレート
（４）を有し、ヒンジブラケット（２）とチェックプレ
ート（４）の間に、弾性体の耐熱性シリコンゴムを有す
る構造とした。
ト（２）のセンターにローラー（３）が廻動する事によ
ってドアを半開きに固定するためのチェックプレート
（４）を有し、ヒンジブラケット（２）とチェックプレ
ート（４）の間に、弾性体の耐熱性シリコンゴムを有す
る構造とした。
【０００６】チェックプレート（４）は、ヒンジ組立て
時に位置決めを容易にするために、車体側ヒンジブラケ
ット（２）にはダボ状の凸部を二個所設け、チェックプ
レート（４）側には穴部を二個所有する。本発明は、以
上のような構成よりなるチェッカ機能付ドアヒンジの構
造である。
時に位置決めを容易にするために、車体側ヒンジブラケ
ット（２）にはダボ状の凸部を二個所設け、チェックプ
レート（４）側には穴部を二個所有する。本発明は、以
上のような構成よりなるチェッカ機能付ドアヒンジの構
造である。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図１において、車体側ヒンジブラッケット
（２）に弾性体である耐熱性シリコンゴム（５）を凹凸
部有するチェックプレート（４）で挟み込み、ローラー
（３）が廻動する事によって凹凸部の境目においてトル
クを発生させる構造を設ける。
て説明する。図１において、車体側ヒンジブラッケット
（２）に弾性体である耐熱性シリコンゴム（５）を凹凸
部有するチェックプレート（４）で挟み込み、ローラー
（３）が廻動する事によって凹凸部の境目においてトル
クを発生させる構造を設ける。
【０００８】また、チェックプレート（４）及び弾性体
の耐熱性シリコンゴム（５）を車体側ヒンジブラケット
（２）に組付ける際、上記の方法を用いて仮止めし、一
方のダボ状の凸部をカシメ止めする事によって位置決め
のしやすい構造を設ける。
の耐熱性シリコンゴム（５）を車体側ヒンジブラケット
（２）に組付ける際、上記の方法を用いて仮止めし、一
方のダボ状の凸部をカシメ止めする事によって位置決め
のしやすい構造を設ける。
【０００９】図１及び図６によりドア側ヒンジブラケッ
ト（１）において、ローラー（３）はローラーピン
（６）によって円滑な回転を有するように固定され、ロ
ーラーピン（６）は、回り止め及び抜け落ち防止のため
にセレーション形状（９）を有するものを設け、圧入す
る事により固定する。
ト（１）において、ローラー（３）はローラーピン
（６）によって円滑な回転を有するように固定され、ロ
ーラーピン（６）は、回り止め及び抜け落ち防止のため
にセレーション形状（９）を有するものを設け、圧入す
る事により固定する。
【００１０】上記のドア側ヒンジブラケット（１）及び
車体側ヒンジブラケット（２）は、ドアの開閉に伴う異
音防止及び円滑な回転を有するためヒンジビン軸受け部
にブッシュ（８）を設け、ヒンジピン（７）を挿入した
後に、カシメ止めをする事によって組立てる構造となっ
ている。
車体側ヒンジブラケット（２）は、ドアの開閉に伴う異
音防止及び円滑な回転を有するためヒンジビン軸受け部
にブッシュ（８）を設け、ヒンジピン（７）を挿入した
後に、カシメ止めをする事によって組立てる構造となっ
ている。
【００１０】図３を見ると分かるように、ドアが全平時
から半開きまでの間をチェックプレート凹部（４ａ）を
ローラーが低トルク負荷で廻動し、（４ａ）及び（４
ｂ）の間に設けられている凸部をローラーが乗り越える
事で、チェックプレート凹部（４ｂ）の位置において、
ドアが半開きの状態に保持される。
から半開きまでの間をチェックプレート凹部（４ａ）を
ローラーが低トルク負荷で廻動し、（４ａ）及び（４
ｂ）の間に設けられている凸部をローラーが乗り越える
事で、チェックプレート凹部（４ｂ）の位置において、
ドアが半開きの状態に保持される。
【００１１】チェックプレート凹部（４ｂ）及び（４
ｃ）の間に設けてある凸部をローラーが乗り越え、（４
ｃ）の位置においてローラー方向の押え力が半減し、全
開位置まで低トルクでドアを開ける事が出来る。
ｃ）の間に設けてある凸部をローラーが乗り越え、（４
ｃ）の位置においてローラー方向の押え力が半減し、全
開位置まで低トルクでドアを開ける事が出来る。
【００１２】チェックプレート凹部（４ｃ）及び（４
ｄ）の間に設けてある凸部をローラーが乗り越える事
で、ローラー方向の押え力が増大しローラーが（４ｄ）
の位置においてドアは全開の状態に保持される。
ｄ）の間に設けてある凸部をローラーが乗り越える事
で、ローラー方向の押え力が増大しローラーが（４ｄ）
の位置においてドアは全開の状態に保持される。
【００１３】また、ドアが全開位置で止まるようにドア
側ヒンジブラケット（１）にストッパー機能を設ける。
側ヒンジブラケット（１）にストッパー機能を設ける。
【００１４】
【発明の効果】本発明における主な特徴は、チェッカ機
能を持たせたドアヒンジ構造であるとともに、自動車の
車体及びドアに組み付けた状態で乾燥炉における焼き付
け塗装及び乾燥に耐えうる構造を有するため、トルクを
発生させる弾性体に耐熱性シリコンゴムを設けた。この
ことにより、摂氏２００度に達する焼き付け塗装及び乾
燥を経た後においても、ドアを保持するトルクに変化は
ないものである。
能を持たせたドアヒンジ構造であるとともに、自動車の
車体及びドアに組み付けた状態で乾燥炉における焼き付
け塗装及び乾燥に耐えうる構造を有するため、トルクを
発生させる弾性体に耐熱性シリコンゴムを設けた。この
ことにより、摂氏２００度に達する焼き付け塗装及び乾
燥を経た後においても、ドアを保持するトルクに変化は
ないものである。
【図１】本発明の斜視図である。
【図２】本発明の断面図である。
【図３】チェックプレートの断面図である。
【図４】チェックプレート上部から見た正面図である。
【図５】弾性体耐熱シリコンゴムの断面図である。
【図６】ローラーピンの外観正面図である。
１ ドア側ヒンジブラケット ２ 車体側ヒンジブラケット ３ ローラー ４ チェックプレート ４ａ ドア全閉部 ４ｂ ドア半開保持部 ４ｃ ドア全開部 ４ｄ ドア全開保持部 ５ 弾性体耐熱性シリコンゴム ６ ローラーピン ７ ヒンジピン ８ ブッシュ ９ セレーション形状部
Claims (2)
- 【請求項１】組付け後の乾燥炉における焼き付け塗装及
び乾燥を可能とするために、耐熱性の弾性シリコンゴム
を有するチェッカ機能付きドアヒンジ構造。 - 【請求項２】チェックプレート上をローラーが廻動する
事とともにチェックプレートの凹凸部によって、ドアを
半開き及び全開時に固定する事を特徴とする請求項１に
おけるドアヒンジ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10375697A JP2000160914A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | チェッカ機能付きドアヒンジ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10375697A JP2000160914A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | チェッカ機能付きドアヒンジ構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000160914A true JP2000160914A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=18505916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10375697A Pending JP2000160914A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | チェッカ機能付きドアヒンジ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000160914A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020082354A (ko) * | 2001-04-23 | 2002-10-31 | 현대자동차주식회사 | 자동차 도어의 힌지 조립체 |
| KR20030000635A (ko) * | 2001-06-26 | 2003-01-06 | 현대자동차주식회사 | 체커 기능을 갖는 스윙타입 테일게이트 힌지 |
| KR20030097214A (ko) * | 2002-06-20 | 2003-12-31 | 현대자동차주식회사 | 도어체커 기능을 갖는 도어힌지장치 |
| KR100448063B1 (ko) * | 2002-05-21 | 2004-09-10 | 현대자동차주식회사 | 체커기능을 갖는 자동차용 도어힌지장치 |
| KR20040100744A (ko) * | 2003-05-24 | 2004-12-02 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 도어 힌지 |
| JP2006027553A (ja) * | 2004-07-21 | 2006-02-02 | Fuji Heavy Ind Ltd | ドアヒンジ装置及びその製造方法 |
| US7076836B1 (en) * | 2004-06-28 | 2006-07-18 | Honda Motor Co., Ltd. | Integrated hinge and temporary door checker |
| JP2008536740A (ja) * | 2005-03-31 | 2008-09-11 | 本田技研工業株式会社 | 組み立て型ヒンジ及び仮ドアチェック装置 |
-
1998
- 1998-11-27 JP JP10375697A patent/JP2000160914A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020082354A (ko) * | 2001-04-23 | 2002-10-31 | 현대자동차주식회사 | 자동차 도어의 힌지 조립체 |
| KR20030000635A (ko) * | 2001-06-26 | 2003-01-06 | 현대자동차주식회사 | 체커 기능을 갖는 스윙타입 테일게이트 힌지 |
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| KR20040100744A (ko) * | 2003-05-24 | 2004-12-02 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 도어 힌지 |
| US7076836B1 (en) * | 2004-06-28 | 2006-07-18 | Honda Motor Co., Ltd. | Integrated hinge and temporary door checker |
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| JP2008536740A (ja) * | 2005-03-31 | 2008-09-11 | 本田技研工業株式会社 | 組み立て型ヒンジ及び仮ドアチェック装置 |
| JP4719268B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2011-07-06 | 本田技研工業株式会社 | 自動車ドア用のヒンジシステム及びその使用方法 |
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