JP2000160701A - 家屋の土台構造 - Google Patents

家屋の土台構造

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JP2000160701A
JP2000160701A JP10339568A JP33956898A JP2000160701A JP 2000160701 A JP2000160701 A JP 2000160701A JP 10339568 A JP10339568 A JP 10339568A JP 33956898 A JP33956898 A JP 33956898A JP 2000160701 A JP2000160701 A JP 2000160701A
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JP
Japan
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base
foundation
house
hole
vertical plate
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Application number
JP10339568A
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English (en)
Inventor
Satoshi Nakagawa
敏 中川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 土台を土台基礎に強固に固定できるととも
に、施工が簡単な家屋の土台構造を提供すること。 【解決手段】 上板1の略中央に縦板2を垂下して断面
略T字型の長尺鋼材3を形成し、この長尺鋼材3の上板
1上に木質端材4を設け、この木質端材4上に柱5端部
に設けたピン孔5aに嵌入されるほぞピン6を立設して
梁材7となし、縦板2下部を土台基礎8に埋設して土台
基礎8上に梁材7を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋の土台構造に
関し、土台基礎上に配置した土台上に柱が立設される家
屋の土台構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すように、家屋の土台構
造では、コンクリートの土台基礎8上に木質角材の梁材
7からなる土台を配置して取り付けている。この取付
は、土台基礎8上の所定の位置に立設したアンカーボル
トを土台のボルト貫通孔に貫通させてナット締めするこ
とにより行っている。そして、土台上に突出したアンカ
ーボルトの上部をほぞピン6として用い、ほぞピン6を
柱5端部に設けたピン孔5aに嵌入し、土台と柱5との
両側面に跨って接合金具を釘着することによって、土台
上に柱5を立設している。
【0003】また、土台基礎8には、屋外と床下とを連
通する基礎通気孔15が設けられ、この基礎通気孔15
を通じて床下の換気を行っている。この基礎通気孔15
は、土台基礎8施工時に基礎通気孔15形状の型枠を取
り付けた状態でコンクリートを打設することにより形成
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の家屋の土台構造では、アンカーボルトのナット締め
によってコンクリートの土台基礎上に土台を配置固定し
ているため、土台を土台基礎に強固に固定できないとい
う問題がある。
【0005】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、土台を土台基礎に強固に
固定できるとともに、施工が簡単な家屋の土台構造を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、上板の略中央に縦板を垂下
して断面略T字型の長尺鋼材を形成し、この長尺鋼材の
上板上に木質端材を設け、この木質端材上に柱端部に設
けたピン孔に嵌入されるほぞピンを立設して梁材とな
し、縦板下部を土台基礎に埋設して土台基礎上に梁材を
配置してなることを特徴として構成している。
【0007】このような家屋の土台構造では、縦板下部
を土台基礎に埋設して土台基礎上に梁材を配置している
ため、土台基礎に梁材からなる土台を強固に固定するこ
とができる。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、縦板の土台基礎上に突出する突出部
に屋外と床下とを連通する通気孔を設けてなることを特
徴として構成している。
【0009】このような家屋の土台構造では、屋外と床
下とを連通する通気孔を土台基礎に設けず、縦板の土台
基礎上に突出する突出部に設けているため、通気孔を設
けた長尺鋼材を用いることによって、土台基礎施工時に
通気孔形状の型枠を取り付けた状態でコンクリートを打
設する必要がなく、施工が簡単になっている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の家屋の
土台構造を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0011】図1は、本発明の実施形態の家屋の土台構
造を示す一部破断視した斜視図である。また、図2は、
同上の家屋の土台構造を示す縦断面図である。また、図
3は、同上の家屋の土台構造を示す正面図である。
【0012】図1乃至図3に示すように、この家屋の土
台構造は、上板1の略中央に縦板2を垂下して断面略T
字型の長尺鋼材3を形成し、この長尺鋼材3の上板1上
に木質端材4を設け、この木質端材4上に柱5端部に設
けたピン孔5aに嵌入されるほぞピン6を立設して梁材
7となし、縦板2下部を土台基礎8に埋設して土台基礎
8上に梁材7を配置している。
【0013】長尺鋼材3は、例えばH型鋼を用いて形成
され、柱5幅と略同寸の横幅を有する長尺の上板1と、
上板1よりも幅狭の横幅を有する長尺の下板14と、上
板1下面略中央と下板14上面略中央を一体に連結する
長尺の縦板2と、から形成されている。上板1の縦板2
両側には、それぞれ長尺鋼材3を梁材7として土台に用
いた場合の柱5が立設される位置に、ボルト12脚部1
2bが貫通できる内径を有するボルト孔1aが穿設され
ている。このボルト孔1aは、柱5端部の対向する2角
部にそれぞれ穿設されたほぞ孔にそれぞれ対向する位置
に設けられている。通気孔9は、円孔状に形成され、縦
板2上部に縦板2長手方向に亘って略均等間隔を隔てて
複数穿設されている。また、この通気孔9は、縦板2が
十分な強度を保てる内径と、隣り合う通気孔9間隔とに
設定されている。
【0014】木質端材4は、横幅が上板1横幅と略同寸
に形成された長尺角材から形成されている。また、木質
端材4側面を上板1側面と面一にして木質端材4を上板
1上面に配置したときに、木質端材4の上板1のボルト
孔1aと連通する位置に、ボルト12脚部12bが貫通
できる内径を有する円孔状の貫通孔4bが穿設されてい
る。また、貫通孔4b上端部がやや拡幅されてボルト1
2脚部12bに螺合する固定ナット13が収納できる大
きさの収納部4aが形成されている。
【0015】ボルト12は、木質端材4の縦幅の倍寸程
度の長さを有する脚部12bと、ボルト孔1aよりも大
きい外径を有する頭部12aとから形成されている。固
定ナット13は、外径が貫通孔4b内径よりも大きく、
収納部4a内径よりも小さく形成されている。
【0016】そして、ボルト孔1aと貫通孔4bとを連
通させた状態で上板1上面に木質端材4を重ね、ボルト
孔1a下方よりボルト孔1a及び貫通孔4bにボルト1
2脚部12bを貫通させ、貫通孔4b上部開口に突出す
るボルト12脚部12bの先端部に固定ナット13を螺
合させ、固定ナット13を収納部4aに収納してナット
締めを行うことによって、梁材7が形成される。このと
き、固定ナット13上端は収納部4a開口よりも下方に
位置し、木質端材4上面に固定ナット13上端が突出し
ないようになっている。また、木質端材4上面に突出す
るボルト12脚部12bの先端部は柱5端部のほぞ孔に
挿入されるほぞピン6を形成している。
【0017】梁材7は、下板14及び貫通孔4b下方の
縦板2下部がコンクリートの土台基礎8に埋設されて、
土台基礎8上に配置固定されて柱5が立設される土台を
形成している。この梁材7の固定は、まず、土台基礎8
の型枠施工を行い、次に、型枠内に梁材7を配置下状態
でコンクリートを流し込むことによって行われる。
【0018】土台上に柱5を立設するには、柱5端部の
ほぞ孔にほぞピン6を挿入して土台上に柱5を立てて柱
5及び土台の木質端材4の両側面を面一にした状態で、
柱5側面及び木質端材4側面に跨って接合金具10を当
てて釘着して接合することによって行う。接合金具10
は、例えば柱5幅と略同寸の横幅を有する矩形板状の両
側部10bと、この両側部10bを一体に連結した、両
側部10b横幅よりもやや短い矩形板状の中央部10a
と、からH型に形成されている。両側部10bには、全
面に亘って複数の釘孔が穿設され、この釘孔に固定釘1
1脚部12bを貫通させて柱5側面及び木質端材4側面
に打ち込むことによって、柱5と木質端材4とを接合固
定している。
【0019】このような家屋の土台構造では、縦板2下
部を土台基礎8に埋設して土台基礎8上に梁材7を配置
しているため、土台基礎8に梁材7からなる土台を強固
に固定することができる。また、屋外と床下とを連通す
る通気孔9を土台基礎8に設けず、縦板2の土台基礎8
上に突出する突出部に設けているため、通気孔9を設け
た長尺鋼材3を用いることによって、土台基礎8施工時
に通気孔9形状の型枠を取り付けた状態でコンクリート
を打設する必要がなく、施工が簡単になっている。した
がって、土台を土台基礎8に強固に固定できるととも
に、施工が簡単になっている。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、縦板下部を土
台基礎に埋設して土台基礎上に梁材を配置しているた
め、土台基礎に梁材からなる土台を強固に固定すること
ができる。
【0021】また、請求項2記載の発明では、屋外と床
下とを連通する通気孔を土台基礎に設けず、縦板の土台
基礎上に突出する突出部に設けているため、通気孔を設
けた長尺鋼材を用いることによって、土台基礎施工時に
通気孔形状の型枠を取り付けた状態でコンクリートを打
設する必要がなく、施工が簡単になっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の家屋の土台構造を示す一部
破断視した斜視図である。
【図2】同上の家屋の土台構造を示す縦断面図である。
【図3】同上の家屋の土台構造を示す正面図である。
【図4】従来の家屋の土台構造を示す一部破断視した斜
視図である。
【符号の説明】
1 上板 1a ボルト孔 2 縦板 3 長尺鋼材 4 木質端材 4a 収納部 4b 貫通孔 5 柱 5a ピン孔 6 ほぞピン 7 梁材 8 土台基礎 9 通気孔 10 接合金具 10a 中央部 10b 両側部 11 固定釘 12 ボルト 12a 頭部 12b 脚部 13 固定ナット 14 下板 15 基礎通気孔
フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DB02 EA06 EA09 FA12 FA21 FA35 GA52 GA56 HB02 HC01 NA07 NB01 ND01 2E125 AA03 AA13 AA46 AB01 AB04 AB12 AC15 AC23 AG03 AG04 AG12 BB01 BB22 BD01 BE02 BE05 CA05 CA79 EA01 EA24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上板の略中央に縦板を垂下して断面略T
    字型の長尺鋼材を形成し、この長尺鋼材の上板上に木質
    端材を設け、この木質端材上に柱端部に設けたピン孔に
    嵌入されるほぞピンを立設して梁材となし、縦板下部を
    土台基礎に埋設して土台基礎上に梁材を配置してなるこ
    とを特徴とする家屋の土台構造。
  2. 【請求項2】 縦板の土台基礎上に突出する突出部に屋
    外と床下とを連通する通気孔を設けてなることを特徴と
    する請求項1記載の家屋の土台構造。
JP10339568A 1998-11-30 1998-11-30 家屋の土台構造 Pending JP2000160701A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113062623A (zh) * 2021-03-19 2021-07-02 机械工业第九设计研究院有限公司 一种用于混凝土框架结构外立面不平齐节点的加固结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113062623A (zh) * 2021-03-19 2021-07-02 机械工业第九设计研究院有限公司 一种用于混凝土框架结构外立面不平齐节点的加固结构
CN113062623B (zh) * 2021-03-19 2022-11-11 机械工业第九设计研究院股份有限公司 一种用于混凝土框架结构外立面不平齐节点的加固结构

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